JP2006094255A - 携帯無線機 - Google Patents

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Senhime Kato
千姫 加藤
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Abstract

【課題】使用時における電波の放射や受信特性の低下を抑制し且つアンテナを筐体に確実に固定した携帯無線機を提供する。
【解決手段】筐体7を構成する外殻後部12のボス16に締結されるアンテナ8の延出部17をヘリカルコイル軸線Aに対して斜めに延ばし、携帯無線機使用時にヘリカルコイル9が利用者の頭部から離れるようにする。
また、アンテナ8の延出部17にねじ挿入孔18を斜めに穿設し、当該ねじ挿入孔18に通したねじ14を、ボス16に仕込んであるナット15に螺合して延出部17を筐体7に押し付けるときに、アンテナ8をボス16端面に沿わせながら筐体7の下端側へ向けて付勢する引き込み力が働くようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は固定アンテナを有する携帯無線機に関するものである。
図6は携帯無線機(携帯電話機)の一例を示すもので、スピーカが組み込んであるイヤーピース31をはじめとして、通話用のマイクロホンや送信先番号を入力設定するためのキーなどを前面に備えた矩形板状の筐体32と、当該筐体32から上向きに突出する姿勢を呈したアンテナ33を有している。
アンテナ33は、電波を放射し且つ受信するエレメントとしてのヘリカルコイル34と、当該ヘリカルコイル34を保持して前記筐体32に固定するためのホルダ35と、前記ヘリカルコイル34を覆うカバー36により構成されている(例えば、特許文献1参照)。
ホルダ35は導電性材料により形成され、ヘリカルコイル34とは反対に下向きに突出する延出部37を有し、当該延出部37にねじ挿入孔38を穿設している。
そして、ねじを延出部37のねじ挿入孔38に通したうえ、筐体32内部に設けてあるボスのねじ穴に螺合することで、アンテナ33が筐体32の長手方向に突出するように固定している。
特開2004−23407号公報
このような携帯無線機では、アンテナ33が筐体32に対して位置固定であるため、使用時にヘリカルコイル34が利用者の頭部に近接し過ぎて、電波の放射や受信特性が低下することが懸念される。
これを解消するためには、ヘリカルコイル34の軸線をアンテナ33の先端に向けて筐体32の背面R側へ傾け、使用時にアンテナ33をできるだけ利用者の頭部に近接させないようにするなど対策を講じる必要がある。
ところが前記軸線を傾けるために、延出部37が締結されるボス端面を斜めに形成する手法を採るとなると、筐体32の製作が難しくなる。
また、ボス端面が斜めに形成されていると、ねじを螺合する際、ねじを斜めに保持した状態でしめつけなければならず、組み立て作業性が悪いといった課題もあった。
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、使用時における電波の放射や受信特性の低下を抑制し且つアンテナの筺体への組み付け作業性に優れた携帯無線機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、ヘリカルコイルと、該ヘリカルコイルを保持するホルダとを有するアンテナと、平面視略矩形状をした筐体とを備え、前記ホルダには、前記ヘリカルコイルの軸線に対して斜めに延びる延出部と、該延出部に穿設されたねじ挿入孔を有すると共に、前記筐体には、その長手方向に対して斜めに開口して前記アンテナのホルダを収納する凹部と、前記筐体内に設けられたねじ穴を有するボスを備え、前記アンテナのホルダを前記凹部に挿入し、前記ボス端面に前記延出部を当接させた状態で、ねじを前記ねじ挿入孔に通して前記ねじ穴に螺合することで前記アンテナと前記筐体とを固定してなり、前記ねじ挿入孔は、その径を前記ねじ穴の径よりも大きくしている。
更に、前記ねじ挿入穴は、その軸線が前記ボスと当接する延出部の面に対して斜めに交差するように穿設すると共に、前記アンテナのホルダを前記凹部に収納し、前記ホルダの延出部を前記ボス端面に当接させたとき、前記ねじ挿入孔のボス側開口又はボスと反対側開口のうち延出部先端寄り部位が、前記ボスのねじ穴開口の内側に位置するようにしている。
本発明の携帯無線機によれば、下記のような優れた効果を奏し得る。
(1)携帯無線機使用時にアンテナが利用者の頭部から離れるようにしたので、電波の放射や受信特性の低下を抑制することができ、また、アンテナの延出部をヘリカルコイルの軸線に対して斜めに延ばしたので、筐体のボス端面を斜めにする必要がなく、且つねじ挿入孔の径をねじ穴の径より大きくしたことから、アンテナの筐体への取り付けを容易に行なえる。
(2)アンテナの延出部にねじ挿入孔を斜めに穿設し、ねじをねじ穴に螺合するときにボス端面に沿う方向への引き込み力が前記延出部に働くようにしたので、アンテナを筐体に確実に固定することができる。
以下、本発明の実施の形態を図示例とともに説明する。
図1乃至図5は本発明の携帯無線機の一例を示すもので、送信先番号を入力設定するためのキー1、通話用のマイクロホン2、スピーカが組み込んであるイヤーピース3などを前面F側に備えた矩形板状の筐体7と、当該筐体7から上向きに突出する姿勢を呈したアンテナ8を有している。
アンテナ8は、ヘリカルコイル9と、当該ヘリカルコイル9を保持し且つ前記筐体7に固定するためのホルダ10と、前記ヘリカルコイル9を覆うカバー11により構成されている。
筐体7の背面R側を構成する外殻後部12の上端部には、アンテナ8のホルダ10とカバー11の基端部が嵌まり込む凹部13が形成され、その開口部が筐体7の長手方向に対して斜めに開口するように構成してある。
また、外殻後部12の内壁面は、前面F側から背面R側へ向けてねじ14が螺合可能なナット(ねじ穴)15を仕込んだボス16が設けてあり、Dはナット15の中心を表している。
ホルダ10は導電性材料により形成され、ボス16端面に覆い被さるように凹部13を突き抜け且つヘリカルコイル9とは反対に向きに突出する板状の延出部17を有しており、当該延出部17にねじ挿入孔18を、ナット15に相対するように穿設している。
カバー11は、ヘリカルコイル9を覆うようにホルダ10に外嵌され、ホルダ10の長手方向中間部分の全周にわたって形成した溝19にはOリング20が装着してあり、凹部13とホルダ10の間をシールするようになっている。
ホルダ10の延出部17は、ヘリカルコイル9の軸線Aに対して斜めに延び、前記ボス16端面に当接すると、ヘリカルコイル9の軸線A(アンテナ8の先端)が筐体7の背面R側へ傾いた状態になる。
ねじ挿入孔18の向きは、ホルダ10を凹部13に嵌め込んだときに、ねじ挿入孔18の軸線Bが前記ボス16端面と当接する延出部17の平面Cに対して斜めに交差し(図4参照)、且つ延出部17の長手方向に沿って設けられており、ねじ挿入孔18のボス16と反対側開口のうち延出部17先端寄りの部位Pが、ナット15開口内側に位置するように形成してある(図5の(a)参照)。
即ち、ねじ挿入孔18の軸線Bは、延出部17の平面Cに対して斜めに延びると共に、延出部17の長手方向に沿って設けられているため、図4に示すように、ねじ挿入孔18のボス16と反対側開口のうち延出部先端寄り部位Pは、ねじ挿入孔18のボス16側開口のうち延出部先端寄り部位Qよりも延出部17の根元側に位置することになる。
そして図5(a)に示すように、ねじ14を締め付ける前の段階において、ねじ挿入孔18のボス16と反対側開口のうち延出部17寄りの部位Pが、ナット15開口のうち延出部17の先端側部位Sよりαだけ内側に位置した状態となるように構成してある。
また、ねじ挿入孔18の内径は、ナット15の雌ねじ孔の内径よりも大きくしてあり、斜めに穿設されたねじ孔18に対して真っ直ぐにねじ14をナット15に螺合することができるようにしてある。
その為、携帯無線機の組立時に、ホルダ10の延出部17を外殻後部12の凹部13に嵌め込んだうえ、ねじ挿入孔18にねじ14を通してボス16に仕込んであるナット15に螺合させると、ねじ14の外周面がねじ挿入孔18の延出部17先端寄りの部位に押し付けられることになる。
この時、ねじの位置はナット15により規制されるため、延出部17をボス16端面に沿わせながら筐体7の下端側へ向けて付勢する引き込み力が働き、ねじ挿入孔18の部位Pは、移動量αでホルダ10が下方へ移動し(図5の(b)参照)、ホルダ10が凹部13に強固に嵌まり込むのでアンテナ8がぐらつかず、当該アンテナ8を筐体7に確実に固定できる。
これに加えて、凹部13を筐体7の長手方向に対して斜めに開口させてあるため、携帯無線機使用時にヘリカルコイル9を利用者の頭部から離すことができ、電波の放射や受信特性の低下を抑制できる。
更に、ねじ14自体を傾けないで外殻後部12のナット15に螺合させることができるため、組立時の作業性が損なわれず、また、ボス16端面を斜めにする必要がなく、筐体7を構成する外殻後部12の製作を容易に行なえる。
なお、本実施形態では、ねじ挿入孔18の軸線Bは、ボス側が延出部先端側に向かって延び、ボスと反対側が延出部根元側に向かって延びる例を示したが、これとは逆に、ねじ挿入孔18の軸線Bを、ボス側が延出部根元側に向かって延び、ボスと反対側が延出部先端側に向かって延びるようにしてもよく、この場合、ねじ挿入孔18のボス側開口のうち延出部先端寄り部位Qは、ねじ挿入孔18のボスと反対側開口のうち延出部先端寄り部位Pよりも延出部の根元側に位置することになるため、ねじ14を締め付ける前の段階においては、ねじ挿入孔18のボス側開口のうち延出部17の先端寄り部位Qが、ナット15開口のうち延出部17の先端側部位Sよりもαだけ内側に位置した状態となるように構成すれば、ねじ14の締め付け時に本実施形態と同様に引き込み力を発生させ、アンテナ8を凹部13内に強固に固定することができる。
また、なお、本発明の携帯無線機は、上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加え得ることは勿論である。
本発明の携帯無線機は、様々な機種に適用することができる。
本発明の携帯無線機の実施の形態の一例の正面図である。 図1のII−II矢視図である。 本発明の携帯無線機の実施の形態の一例におけるアンテナ付近の縦断面図である。 図3に関連するホルダの延出部の拡大図である。 図3に関連するねじ螺合前と後のホルダの延出部の位置変化を示す概念図である。 携帯無線機の一例の構成図である。
符号の説明
7 筐体
8 アンテナ
9 ヘリカルコイル
10 ホルダ
13 凹部
15 ナット(ねじ穴)
16 ボス
17 延出部
18 ねじ挿入孔
A 軸線
B 軸線
C 平面

Claims (2)

  1. ヘリカルコイルと、該ヘリカルコイルを保持するホルダとを有するアンテナと、平面視略矩形状をした筐体とを備え、前記ホルダには、前記ヘリカルコイルの軸線に対して斜めに延びる延出部と、該延出部に穿設されたねじ挿入孔を有すると共に、前記筐体には、その長手方向に対して斜めに開口して前記アンテナのホルダを収納する凹部と、前記筐体内に設けられたねじ穴を有するボスを備え、前記アンテナのホルダを前記凹部に挿入し、前記ボス端面に前記延出部を当接させた状態で、ねじを前記ねじ挿入孔に通して前記ねじ穴に螺合することで前記アンテナと前記筐体とを固定してなり、前記ねじ挿入孔は、その径を前記ねじ穴の径よりも大きくしてあることを特徴とする携帯無線機。
  2. 前記ねじ挿入穴は、その軸線が前記ボスと当接する延出部の面に対して斜めに交差するように穿設すると共に、前記アンテナのホルダを前記凹部に収納し、前記ホルダの延出部を前記ボス端面に当接させたとき、前記ねじ挿入孔のボス側開口又はボスと反対側開口のうち延出部先端寄り部位が、前記ボスのねじ穴開口の内側に位置することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021044781A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 シャープ株式会社 板状部材の固定構造および電子機器
CN113488760A (zh) * 2021-06-17 2021-10-08 深圳市中天迅通信技术股份有限公司 一种独立式手机天线

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