JP2006090141A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置 Download PDF

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Kotaro Watanabe
孝太郎 渡辺
Hideshi Miyasaka
英志 宮坂
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    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • F01L1/344Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
    • F01L1/3442Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
    • F01L2001/3445Details relating to the hydraulic means for changing the angular relationship
    • F01L2001/34483Phaser return springs

Abstract

【課題】 油路構成を簡略化して生産性を向上させ、コストを低減した内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供する。
【解決手段】 遅角油室及び/または進角油室のそれぞれ1つの油室に複数設けられたスプリングと、スプリングを保持可能に構成されるとともに、ベーンの周方向側面に少なくとも回転軸方向に移動可能に設けられたホルダ部材と、ベーン内から突出するよう移動自在に設けられ、大径部と小径部とを有し、遅角油室及び/または進角油室の油圧が導入されてベーン内に退出するロックピンと、ロックピンが前記ベーン内から突出した際に係合可能となっているロックピン収容孔と、で構成されるロック機構と、遅角油室及び/または進角油室からホルダ部材を貫通し、ベーンから前記ロックピンに連通するロック解除油路と、を有することとした。
【選択図】 図10

Description

本発明は、内燃機関のバルブタイミング制御装置に関し、特にハウジングとベーンロータにより隔成された遅角・進角油室内に設けられたコイルスプリングを保持するホルダ部材に関する。
従来、バルブタイミング制御装置においては、エンジン停止時にはバルブタイミングをエンジン再始動可能な位相とするため、ベーン内部にベーンロータとハウジングとの相対回転を固定するロックピンを設け、作動室内に設けたコイルスプリングによりベーンロータをロックピン嵌合位置まで付勢することで、エンジン再始動に適した位置とするものがある。また、この技術にあっては、スプリングの組み付けを容易なものとするため、スプリング両端にホルダ部材を設けている(例えば、特許文献1参照。)。
WO01−055562号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、作動油を導入することでロックピンの嵌合または解放を行うため、ロックピンが設けられたベーン内に油路を形成する必要があるが、遅角及び/または進角油室内にはスプリングを保持するホルダ部材が設けられており、遅角及び/または進角油室から油路を導入するためにはこのホルダ部材を迂回しなければならず、油路構成が複雑となるという問題があった。
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、油路構成を簡略化して生産性を向上させ、コストを低減した内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、内燃機関のクランクシャフトから回転が伝達される回転伝達部材と、前記回転伝達部材もしくはカムシャフトの一方に固定され、少なくとも軸方向一端側に開口を有するハウジング本体と、このハウジング本体の開口を封止する少なくとも1枚のプレートとによって構成されるハウジングと、前記ハウジング本体の内周側に突出するように形成されることにより作動室が隔成されるシューと、前記回転伝達部材もしくはカムシャフトの他方に固定され、径方向に突出するベーンを有するとともに前記ハウジング内に配置されるベーンロータと、前記作動室を前記ベーンロータによって隔成することで形成される遅角油室と進角油室と、前記遅角油室と進角油室への油の供給及び排出を行う流体給排手段と、前記遅角油室及び/または前記進角油室内に配置され、前記ベーンと前記シューが互いに離れる方向に付勢力を作用させるように、前記遅角油室及び/または前記進角油室のそれぞれ1つの油室に複数設けられたスプリングと、前記スプリングを保持可能に構成されるとともに、前記ベーンの周方向側面に少なくとも回転軸方向に移動可能に設けられたホルダ部材と、前記ベーン内から突出するよう移動自在に設けられ、大径部と小径部とを有し、前記遅角油室及び/または前記進角油室の油圧が導入されて前記ベーン内に退出するロックピンと、該ロックピンが前記ベーン内から突出した際に係合可能となっているロックピン収容孔と、で構成されるロック機構と、前記遅角油室及び/または前記進角油室から前記ホルダ部材を貫通し、前記ベーンから前記ロックピンに連通するロック解除油路と、を有することとした。
よって、油路構成を簡略化して生産性を向上させ、コストを低減した内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供できる。
以下、本発明の内燃機関のバルブタイミング制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1ないし実施例4に基づいて説明する。
[バルブタイミング制御装置の概略]
実施例1につき図1ないし図10に基づき説明する。図1は、エンジン始動時におけるバルブタイミング制御装置1(以下、VTC1と記載する。)の軸方向断面図及び制御構成を示す図である。図1におけるx軸は、カムシャフト2と平行とする。VTC1はエンジンと接続するカムシャフト2のx軸負方向端部に設けられ、チェーンを介してクランクシャフトから回転が伝達される。
VTC1はハウジング10とベーンロータ20を有する。ベーンロータ20は、カムシャフト2に対しカムボルト3により一体的に固定され、ハウジング10内に設けられてハウジング10の回転軸に対し相対回転自在に収容されている。また、ハウジング10のx軸正方向側にはスプロケット30が隣接して設けられ、巻装されたチェーンによりクランクシャフトの回転が伝達される。
ベーンロータ20とハウジング10の間には複数の油室が隔成され、シール40により液密とされている。また、このシール40は内径方向からシールスプリング41により外径方向に付勢されて液密性を確保する。これにより液密とされた油室にオイルポンプ4から供給される作動油を導入し、作動油を介してベーンロータ20とハウジング10との間の回転伝達を行う。
その際、作動油の給排を調整して油室容積を変更することにより、ベーンロータ20とハウジング10を相対回転可能に設けている。すなわち、ベーンロータ20に対してハウジング10が相対回転された状態で両者間の回転力伝達が行われることにより、クランクシャフトの回転に対するカムシャフト2の回転位相を変更する。
また、エンジン停止時にはバルブタイミングをエンジン再始動可能な位相とするため、ベーンロータ20内にはロックピン21が設けられている。エンジン停止時にはこのロックピン21をハウジング10のスリーブ11に嵌め込むことで、ベーンロータ20とハウジング10の相対回転を規制し、バルブタイミングをエンジン再始動に適した位相とする。
このロックピン21はリテーナ22に保持されたスプリング23によってx軸正方向に付勢されており、供給された作動油が作用することによってスプリング力に抗して係合を解除するよう構成される。ベーンロータ20は他のスプリングによって周方向に付勢されているため、エンジンが停止して作動油圧が解消するとベーンロータ20は付勢力に従って径方向に移動し、ハウジング10とベーンロータ20の相対回転によってロックピン21がスリーブ11に対応する位置に達するとスリーブ11に嵌め込まれる構成となっている。
このように、エンジン再始動に最適な位置にスリーブ11を設けることで、エンジン停止に伴ってロックピン21はスリーブ11に嵌め込まれ、バルブタイミングの位相をエンジン再始動に好適な位相としている。また、油圧が発生しない状態であってもハウジング10とベーンロータ20とを保持状態とし、吸気及び排気バルブに設けられたバルブスプリングとカムの作用により発生する交番トルクに伴って生じるベーンロータ20のばたつきを防止する。
オイルポンプ4とVTC1の間には油圧制御アクチュエータ5が設けられ、ベーンロータ20とハウジング10の間に隔成された油室に給排される作動油圧を制御する。油圧制御アクチュエータ5は、エンジンの作動状態、すなわち水温センサ、クランク角センサ、スロットル開度センサにより検出されるエンジンの温度、エンジン回転数、エンジン負荷等をコントローラ6に入力し、算出された指令信号に応じて駆動され、ベーンロータ20内部に設けられた油圧供給ブロック7を介して作動油の給排を行う。コントローラ6からの指令信号に基づき油圧制御アクチュエータ5が駆動され、複数の油室に作動油が選択的に給排される。
油圧供給ブロック7内には、油圧制御アクチュエータ5から供給される油圧を進角油室500及び遅角油室600に連通する進角油路72及び遅角油路71が形成されている。油圧供給ブロック7を用いることで、カムシャフト2側に軸心油路等を構成する必要が無く、カムシャフト2の加工工数を低減することができるが特に限定しない。
本願実施例において、VTC1は吸気カムシャフトもしくは排気カムシャフトのいずれか一方または両方に設けられていればよく、特に限定しない。また、クランクシャフトの回転がチェーンにより直接両方のカムシャフトに伝達される構成としてもよく、一方のカムシャフトに伝達された後、別途回転伝達部材によって他方のカムシャフトに回転が伝達される構成でもよく、特に限定しない。
[バルブタイミング制御装置の構成]
図2は、VTC1の分解斜視図である。上述のようにVTC1はハウジング10、ベーンロータ20、及びスプロケット30を有する。ベーンロータ20は外周部において略等間隔に設けられた第1、第2ベーン210,220を有し、第1ベーン210は3枚、第2ベーン220は1枚設けられている。第2ベーン220は第1ベーン210よりも周方向幅を大きく設けられており、この第2ベーン220にはx軸方向貫通孔が設けられてロックピン21を軸方向摺動可能に収装する。また、第1、第2ベーン210,220の外径面にはシール40が設けられてハウジング10の内周面と液密に摺接する。
ハウジング10は内周面において径方向内側に突出するシュー110を有し、このシュー110の内径面にはシール50が設けられてベーンロータ20のロータ部230と液密に摺接する。これにより、シュー110と第1、第2ベーン210,220により複数(8
つ)の油室が液密に隔成される。
また、図中x軸を回転軸として反時計回りの回転を正とすれば、第1、第2ベーン210,220とシュー110により隔成される油室のうち、回転正方向をシュー110に、回転負方向を第1または第2ベーン210,220により隔成される4つの油室にはスプリングユニット300が設けられている。本願実施例ではこのスプリングユニット300が設けられている油室を進角油室500、スプリングユニット300が設けられていない油室を遅角油室600と定義する(図3参照)。なお、スプリングユニット300を遅角油室600に設けてもよく特に限定しない。
スプリングユニット300は2つの第1、第2コイルスプリング310,320及びホルダ部材330から形成され、第1、第2コイルスプリング310,320は同一の付勢力に設けられている。また、シュー110及び第1、第2ベーン210,220の進角油室500側側面111及び211,221にはそれぞれx軸方向の溝112,212,222が設けられ、ホルダ部材330の径方向移動を規制する。
第1、第2コイルスプリング310,320はそれぞれ両端においてホルダ部材330と嵌合して保持され、スプリングユニット300を形成している。ユニット化することで組み付けを容易なものとする。本願実施例1においては、第1、第2コイルスプリング310,320は同径同長とされ、互いに巻線方向が逆向きとなるよう設けられている。
このホルダ部材330は金属薄板をプレス加工することで形成される長方形状部材であり、短辺は曲げ加工により内側に曲げられている。また、円筒状かつ同一方向に垂直に突出する突出部331(図5参照)が2つ設けられ、この突出部331は第1、第2コイルスプリング310,320を嵌合可能な径に設けられている。
突出部331を第1、第2コイルスプリング310,320の両端と嵌合させることで第1、第2コイルスプリング310,320をそれぞれホルダ部材330に対し垂直に嵌合させる。この突出部331により各コイルスプリングの傾きを極力防止し、圧縮した際にコイルスプリング同士が接触することを極力回避して耐久性を向上させた構成となっている。
また、第1、第2コイルスプリング310,320は同径であり、かつ互いに巻線方向が逆巻きに設けられているため、伸縮時における第1、第2コイルスプリング310,320同士の絡み合うことがない。なお、ホルダ部材330は金型成型であってもよく、さらに樹脂により形成されることとしてもよく特に限定しない。
組み付け時にはスプリングユニット300を進角油室500にx軸負方向から挿入し、ホルダ部材330を各溝112,212,222に係合させて組み付けを行う。すなわち、1つの進角油室500に2つの第1、第2コイルスプリング310,320が設けられることとなる。
また、この第1、第2コイルスプリング310,320は、VTC1の回転方向に対し並列、かつx軸に対し対称に設けられる。したがって、スプリングユニット300の付勢力はVTC1の回転方向に作用する。なお、本願実施例では1つのスプリングユニット300に設けられるコイルスプリングは2つであるが、1つまたは3つ以上であってもよく特に限定しない。
第2ベーン220にはx軸方向貫通孔223が設けられ、ロックピン21をx軸方向摺動可能に収装する。ロックピン21には、スプリング23及びリテーナ22が嵌め込まれてx軸正方向に付勢される。さらに、スプロケット30にはスリーブ11をx軸正方向に規制するスリーブ係止部31が設けられ、スリーブ11はスリーブ係止部31においてスプロケット30と当接して係止される。
組みつけの際には、まずハウジング10にベーンロータ20を挿入し、ロックピン21をx軸方向貫通孔223に挿入し、スプリング23、リテーナ22をロックピン21に挿入する。次に4つの進角油室500にスプリングユニット300をそれぞれ係合させ、x軸正方向からスプロケット30をハウジング10に当接させる。その際、スリーブ11及びスリーブ係止部31がx軸方向貫通孔223と同軸上となるよう当接させる。そして、ハウジング10のx軸負方向からフロントプレート60を当接させ、ボルト61により締結し、各部材を一体とする。
[VTC径方向断面]
図3及び図4は図2に示すA−A断面図であり、図3はVTC1の最進角位置における径方向断面図、図4は最遅角位置における径方向断面図である。上述のように各進角油室500にはスプリングユニット300が設けられ、ベーンロータ20を負方向回転側に付勢している。
図3においてはVTC1は最進角状態であり、進角及び遅角油室500,600に油圧が作用していない、または進角油室500の作動油圧とスプリングユニット300の付勢力の和が遅角油室600の作動油圧よりも大きい状態である。この進角状態においては、ハウジング10は正回転方向に付勢され、ベーンロータ20は負回転方向に付勢されるため進角油室500の容積は最大となり、遅角油室600の容積は最小となってVTC1は最進角状態となる。
図4においてはVTC1は最遅角状態であり、遅角油室600の作動油圧が進角油室500の作動油圧とスプリングユニット300の付勢力の和よりも大きい状態である。この遅角状態においては、ハウジング10は負回転方向に付勢され、ベーンロータ20は正回転方向に付勢されるため遅角油室600の容積は最大となり、進角油室500の容積は最小となってVTC1は最遅角状態となる。
[ベーンロータの詳細]
図5は、ホルダ部材330を装着したベーンロータ20の斜視図である。ベーンロータ20のロータ部230には油圧供給ブロック7の進角及び遅角油路71,72と連通する進角及び遅角油路250、260が設けられている。この進角油路250、遅角油路72は、VTC1組み付け時においてそれぞれ進角油室500、遅角油室600に連通する位置に設けられている。
また、ホルダ部材330の底面略中央部であって突出部331の間には、ロックピン21を収装する軸方向貫通孔223への作動油の給排を行う給排孔337が設けられている。この給排孔337を介して、進角油室500内の作動油を軸方向貫通孔223へ供給し、ロックピン21をx軸方向移動させてスリーブ11との嵌合/解放を行う。
[進角油路におけるVTC径方向断面図]
図6は、進角油路250におけるVTC1の径方向断面図、すなわち図2に示すB−B断面図である。図6に示すように、ベーンロータ20の第2ベーン220には軸方向貫通孔223と進角油室500を連通する連通孔224が設けられている。この連通孔224はホルダ部材330の給排孔337と連通する位置に設けられており、この給排孔337及びロック解除油路を介して進角油室500内の作動油が軸方向貫通孔223に供給/排出され、ロックピン21を軸方向に移動させる。
[ロック解除油路におけるVTC軸方向断面図]
図7及び図8は、図6に示すC−C断面図、すなわち連通孔224におけるVTC1の軸方向断面図である。図7ではロックピン21の嵌合状態を示し、図8ではロックピン21の解放状態を示す。上述のように、ロックピン21は軸方向貫通孔223に軸方向移動可能に嵌合し、リテーナ22との間に介在するスプリング23によってx軸正方向に付勢されている。
ロックピン21はx軸負方向から順に大径部21a、小径部21b、嵌合部21cを有し、大径部21aと小径部21bとの間には段部が形成されて進角側受圧部21dとなる。また、小径部21bと嵌合部21cとの間にも段部が形成されて遅角側受圧部21eとなる。一方、軸方向貫通孔223は大径部223a及び小径部223bを有し、大径部223aにおいてリテーナ22及びロックピン大径部21aと嵌合するとともに、小径部223bにおいてロックピン小径部21bと嵌合する。
図7及び図8に示すように、軸方向貫通孔223の大径部223aはロックピン21の小径部21bより大径であり、軸方向貫通孔大径部223aとロックピン小径部21bとの間にはクリアランスが設けられて進角側ロックピン駆動油室225が形成される。また、軸方向貫通孔223は大径部223aにおいて連通孔224と連通しており、進角油室500内の作動油が進角側ロックピン駆動油室225に導入される構成となっている。また、軸方向貫通孔小径部223bとロックピン嵌合部21cとの間には遅角側ロックピン駆動油室227が形成され、遅角油室600と連通する油路(図示せず)により遅角油室600の油圧が導入される。
[軸方向貫通孔内における作動油の流れ]
進角油室500内の作動油圧は給排孔337及び連通孔224を介して進角側ロックピン駆動油室225に導入され、ロックピン21の小径部21b及びロックピン小径部21bとロックピン大径部21aとの間に形成される進角側受圧部21dに作用する。ロックピン小径部21bにかかる油圧は径方向に相殺しあうが、進角側受圧部21dにはx軸負方向の油圧が作用するためロックピン21は作動油圧によりx軸負方向に付勢される。また、遅角油室600内の作動油圧は遅角側ロックピン駆動油室227に導入されて遅角側受圧部21eに作用し,ロックピン嵌合部21cをx軸負方向に付勢する。
したがって、進角側受圧部21d及びロックピン嵌合部21cへ作用するx軸負方向の油圧がスプリング23によるx軸正方向の付勢力を上回れば、ロックピン21はスプリング23の付勢力に抗してx軸負方向に移動し、図8に示すようにスリーブ11とロックピン嵌合部21cは非嵌合状態となる。また、進角側受圧部21d及びロックピン嵌合部21cへ作用するx軸負方向の油圧がスプリング23によるx軸正方向の付勢力を下回れば、スプリング23の付勢力によりロックピン21はx軸正方向に付勢され、ロックピン嵌合部21cとスリーブ11が嵌合して図7に示すようにロックピン21は嵌合状態となる。進角、遅角油室500,600内の作動油圧を制御することにより、進角側受圧部21d及びロックピン嵌合部21cに作用する油圧を変更してロックピン21とスリーブ11との嵌合/解放が可能な構成となっている。
[第2ベーンの詳細]
図9はホルダ部材330を装着した第2ベーン220の斜視図、図10は軸方向貫通孔223及び連通孔224における部分断面図である。上述のように、給排孔337はホルダ部材330の略中央部に点対称に設けられ、連通孔224は軸方向貫通孔223の大径部223aにおいて開口して互いに連通する。ロータ部230に設けられた進角油路250から供給された作動油圧が給排孔337及び連通孔224を介して軸方向貫通孔223に導入される構成となっており、簡単な油路構成により連通孔224を形成するものである。
図10に示すように、ホルダ部材330の給排孔337は連通孔224よりも開口面積が大きくなるよう設けられている。給排孔337の開口面積を大きくすることで、ホルダ部材330の位置が第2ベーン220に対しずれたとしても連通孔224が絞られて作動油の流れを妨げないよう形成されている。
また、給排孔337をホルダ部材330の底面333中心に対し点対称に設けることで、ホルダ部材330の挿入方向にかかわらず給排孔337の位置は同一となり、誤組み付けの防止を達成している。さらに、給排孔337を孔とすることで、ホルダ部材底面333における給排孔337の周囲に肉を残し、ホルダ部材330の強度を確保する。
[従来例と本願実施例1における作用効果の対比]
従来、バルブタイミング制御装置においては、ベーン内部にベーンロータとハウジングとの相対回転を固定するロックピンを設け、作動室内に設けたコイルスプリングによりベーンロータをロックピン嵌合位置まて付勢することで、エンジン再始動に適した位置とするものがある。また、スプリングの組み付けを容易なものとするため、スプリング両端にホルダ部材を設けている。
しかしながら上記従来技術にあっては、作動油を導入することでロックピンの嵌合または解放を行うため、ロックピンが設けられたベーン内に油路を形成する必要があるが、遅角及び/または進角油室内にはスプリングを保持するホルダ部材が介在するため、遅角及び/または進角油室から油路を導入するためにはこのホルダ部材を迂回しなければならず、油路構成が複雑となるという問題があった。
これに対し本願実施例1では、ホルダ部材330を貫通する給排孔337を設け、この給排孔337及び第2ベーン220に設けられた連通孔224をロック解除油路として進角油室500と軸方向貫通孔223を連通し、進角油室500の作動油圧を軸方向貫通孔223に導入してロックピン21の進角側受圧部21dに作用させることとした。
これにより、ロック解除油路をホルダ部材330を迂回させずに簡単な油路構成とすることが可能となり、加工工数を低減した安価な内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供することができる(請求項1に対応。)。
また、ホルダ部材330の給排孔337は連通孔224よりも開口面積が大きくなるよう設けたことで、ホルダ部材330の位置が第2ベーン220に対しずれたとしても連通孔224が絞られることを回避することが可能となり、作動油の流れを妨げないものとすることができる(請求項2に対応。)。
また、給排孔337をホルダ部材330の底面333中心に対し点対称に設けることで、ホルダ部材330の挿入方向にかかわらず給排孔337の位置は同一とすることができ、誤組み付けの防止を達成できる(請求項3に対応。)。
実施例2につき図11に基づき説明する。基本的な構成は実施例1と同様であるため異なる点についてのみ説明する。図11は、実施例2においてホルダ部材330を装着した第2ベーン220の軸方向貫通孔223及び連通孔224における部分断面図である。実施例1のホルダ部材330における給排孔337はホルダ部材底面333に貫通孔を設けたのみであった。
これに対し実施例2では、第2ベーン220と当接する側の給排孔337開口部に突出する給排孔突出部338を設け、また第2ベーン220における連通孔224のホルダ部材330側開口部に連通孔開口凹部226を設ける。この給排孔突出部338と連通孔開口凹部226を嵌合させてホルダ部材330を第2ベーン220に固定する点で実施例1と異なる。なお、連通孔224の開口部に凸部を設け、ホルダ部材330の給排孔337をこの凸部に嵌合させてもよく特に限定しない。
[実施例2における作用効果]
実施例2においては、給排孔突出部338と連通孔開口凹部226を嵌合させてホルダ部材330を第2ベーン220に固定する。これにより、VTC1作動時にホルダ部材330がx軸方向に移動してスプロケット30及びフロントプレート60と強く接触することを防止し、摩耗紛の発生を抑制するとともに耐久性を向上させることができる。
実施例3につき図12に基づいて説明する。基本的な構成は実施例1と同様であるため異なる点についてのみ説明する。実施例1ではホルダ部材330の突出部331と給排孔337は互いに重なり合わないよう設けられていたが、実施例3のホルダ部材330'においては突出部331'と給排孔337'を重なり合わせ、給排孔337'がコイルスプリング310'の内周に配置されるよう設ける点で実施例1と異なる。
図12は、実施例3においてホルダ部材330を装着した第2ベーン220の軸方向貫通孔223及び連通孔224における部分断面図である。上述のように突出部331'と給排孔337'を重なり合わせ、給排孔337'がコイルスプリング310'の内周に配置されるよう設けられている。なお、実施例3においてはスプリングユニット300には突出部331'及びコイルスプリング310'をそれぞれ1つのみ設けているが、実施例1と同様に2つ設けてもよく特に限定しない。
また、実施例2と同様に給排孔突出部338'と連通孔開口凹部226'を嵌合させてホルダ部材330'を第2ベーン220に固定しているが、給排孔突出部338'と連通孔開口凹部226'を設けず、ホルダ部材330'を第2ベーン220に固定させずともよく特に限定しない。
[実施例3における作用効果]
実施例3においては、ホルダ部材330'の突出部331'と給排孔337'を重なり合わせ、給排孔337'がコイルスプリング310'の内周に配置されるよう設けた。これにより、VTC1の作動に伴う摺動により摩耗紛が発生したとしても、コイルスプリング310'の線間がフィルタの機能を果たすことで、給排孔337'及び連通孔224からなるロック解除油路への摩耗紛の進入を抑制することが可能となり、VTC1における摩耗紛の影響を抑制することができる。
実施例4につき図13及び図14に基づき説明する。図13は、実施例4におけるホルダ部材330''を装着した第2ベーン220の斜視図、図14は軸方向貫通孔223及び連通孔224における部分断面図である。基本的な構成は実施例1と同様である。実施例1ではホルダ部材330の略中心部に貫通孔である給排孔337を設けた。
これに対し実施例4では、ホルダ部材330''の長辺に貫通溝である給排溝337''を設け、この給排溝337''と連通孔224によりロック解除油路を形成して進角油室500と軸方向貫通孔223とを連通する点で実施例1と異なる。なお、給排溝337''を短辺に設けてもよく特に限定しない。
[実施例4における作用効果]
実施例4においては、ホルダ部材330''の長辺に貫通溝である給排溝337''を設け、この給排溝337''と連通孔224によりロック解除油路を形成して進角油室500と軸方向貫通孔223とを連通することとした。これにより、孔加工よりも簡易な溝加工により給排溝337''を形成することでホルダ部材330''を形成し、加工工数を低減するとともに実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
とりわけ、図15に示されるように、ホルダ部材330''の隅部に相当する位置に連通孔224''を設ける場合、ホルダ部材330''の隅部に孔加工を施すことは困難である。そのため給排溝337a''を隅部に設けることで、容易な加工によりロック解除油路を形成することができる。このように、ホルダ部材におけるロック解除油路を給排溝とすることで、第2ベーン220における連通孔の位置に応じてホルダ部材の給排溝の位置を容易に変更できる。
[他の実施例]
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明してきたが、本発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
実施例2においては第2ベーン220と当接する側の給排孔337開口部に突出する給排孔突出部338を設け、また第2ベーン220における連通孔224のホルダ部材330側開口部に連通孔開口凹部226を設けたが、連通孔224の開口部に凸部を設け、ホルダ部材330の給排孔337をこの凸部に嵌合させてもよい。ホルダ部材330に特別な加工を施さずとも、第2ベーン220に凸部を形成するだけでホルダ部材330を第2ベーン220に固定することができる。
更に、上記実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ) 請求項1及び請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ホルダ部材に形成された前記ロック解除用油路の一部は孔であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
孔の周囲にはホルダ部材の材料が残っているため、強度不足を極力防止できる。
(ロ) 上記(イ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記スプリングはコイルスプリングであり、前記孔はこのコイルスプリングの内周に配置されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
コイルスプリングの線間がフィルタの作用をもたらし、摩耗紛がロック解除油路に進入しにくくなる。
(ハ) 請求項1ないし請求項3及び上記(イ)、(ロ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ホルダ部材は、前記シューの周方向側面にも設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
ホルダ部材とスプリングをユニット化できるため、組み付けが容易となる。
(ニ) 請求項1ないし請求項3及び上記(イ)、(ロ)、(ハ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ホルダ部材に形成された前記ロック解除油路の一部は、前記ベーン側に突出するように設けられ、この突出した部位は、前記ベーンに設けられた凹部に嵌合固定されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
ホルダ部材の一部が凹部に嵌合されて長手方向の移動が規制されるため、ベーンがハウジングに対し移動する際、ホルダ部材がハウジングと強く接触することを防止できる。
(ホ) 上記(イ)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記孔における前記ベーン側面は突出するように設けられ、この突出した部位は、前記ベーンに形成された前記ロック解除油路開口に嵌合されることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
ホルダ部材の一部がベーンに形成されたロック解除油路開口に嵌合されるため、特別に凹部を設けなくともホルダ部材がハウジングと強く接触することを防止できる。
(へ) 請求項1及び請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ホルダ部材に形成された前記ロック部解除油路の一部は溝であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
溝とすることにより、ホルダ部材の角部にもロック解除油路を設けることができる。
実施例1のバルブタイミング制御装置におけるエンジン始動時の側面断面図を含むバルブタイミング制御装置の構成を表す図である。 実施例1におけるバルブタイミング制御装置の分解斜視図である。 実施例1におけるバルブタイミング制御装置の最進角位置における径方向断面図である。 実施例1におけるバルブタイミング制御装置の最遅角位置における径方向断面図である。 実施例1におけるホルダ部材を装着したベーンロータの斜視図である。 実施例1における進角油路におけるVTCの径方向断面図である。 図6のC−C断面におけるVTC(ロックピン嵌合時)の軸方向断面図である。 図6のC−C断面におけるVTC(ロックピン解放時)の軸方向断面図である。 実施例1におけるホルダ部材を装着した第2ベーンの斜視図である。 実施例1におけるホルダ部材を装着した第2ベーンの軸方向貫通孔及び連通路における部分断面図である。 実施例2におけるホルダ部材を装着した第2ベーンの軸方向貫通孔及び連通路における部分断面図である。 実施例3におけるホルダ部材を装着した第2ベーンの軸方向貫通孔及び連通路における部分断面図である。 実施例4におけるホルダ部材を装着した第2ベーンの斜視図である。 実施例4におけるホルダ部材を装着した第2ベーンの軸方向貫通孔及び連通路における部分断面図である。 実施例4において隅部に給排溝を有するホルダ部材を装着した第2ベーンの斜視図である。
符号の説明
1 バルブタイミング制御装置
2 カムシャフト
3 カムボルト
4 オイルポンプ
5 油圧制御アクチュエータ
6 コントローラ
7 油圧供給ブロック
10 ハウジング
11 スリーブ
20 ベーンロータ
21 ロックピン
21a 大径部
21b 小径部
21c 嵌合部
21d 進角側受圧部
21e 遅角側受圧部
22 リテーナ
23 スプリング
30 スプロケット
31 スリーブ係止部
40 シール
41 シールスプリング
50 シール
60 フロントプレート
61 ボルト
11 シュー
111 遅角油室側側面
112,212,222 溝
120 コイルスプリング
210 第1ベーン
220 第2ベーン
223 軸方向貫通孔
223a 大径部
223b 小径部
224 連通孔
225 進角側ロックピン駆動油室
226 連通孔開口凹部
227 遅角側ロックピン駆動油室
230 ロータ部
250 進角油路
260 遅角油路
300 スプリングユニット
310 第1コイルスプリング
320 第2コイルスプリング
330 ホルダ部材
331 突出部
333 底面
337 給排孔
500 進角油室
600 遅角油室

Claims (3)

  1. 内燃機関のクランクシャフトから回転が伝達される回転伝達部材と、
    前記回転伝達部材もしくはカムシャフトの一方に固定され、少なくとも軸方向一端側に開口を有するハウジング本体と、このハウジング本体の開口を封止する少なくとも1枚のプレートとによって構成されるハウジングと、
    前記ハウジング本体の内周側に突出するように形成されることにより作動室が隔成されるシューと、
    前記回転伝達部材もしくはカムシャフトの他方に固定され、径方向に突出するベーンを有するとともに前記ハウジング内に配置されるベーンロータと、
    前記作動室を前記ベーンロータによって隔成することで形成される遅角油室と進角油室と、
    前記遅角油室と進角油室への油の供給及び排出を行う流体給排手段と、
    前記遅角油室及び/または前記進角油室内に配置され、前記ベーンと前記シューが互いに離れる方向に付勢力を作用させるように、前記遅角油室及び/または前記進角油室のそれぞれ1つの油室に複数設けられたスプリングと、
    前記スプリングを保持可能に構成されるとともに、前記ベーンの周方向側面に少なくとも回転軸方向に移動可能に設けられたホルダ部材と、
    前記ベーン内から突出するよう移動自在に設けられ、大径部と小径部とを有し、前記遅角油室及び/または前記進角油室の油圧が導入されて前記ベーン内に退出するロックピンと、該ロックピンが前記ベーン内から突出した際に係合可能となっているロックピン収容孔と、で構成されるロック機構と、
    前記遅角油室及び/または前記進角油室から前記ホルダ部材を貫通し、前記ベーンから前記ロックピンに連通するロック解除油路と、
    を有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記ホルダ部材に形成された前記ロック解除油路の一部の面積は、前記ベーンに形成された前記ロック解除油路の一部の面積より大きく形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  3. 請求項1及び請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
    前記ホルダ部材における前記ロック解除油路は、前記ホルダ部材の底面中心に対し点対称に設けられた孔であることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009162118A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Hitachi Ltd 内燃機関のバルブタイミング制御装置及び該バルブタイミング制御装置の組付方法
JP2010071165A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の可変バルブタイミング機構

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