JP6492201B2 - 内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁 - Google Patents
内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6492201B2 JP6492201B2 JP2018019778A JP2018019778A JP6492201B2 JP 6492201 B2 JP6492201 B2 JP 6492201B2 JP 2018019778 A JP2018019778 A JP 2018019778A JP 2018019778 A JP2018019778 A JP 2018019778A JP 6492201 B2 JP6492201 B2 JP 6492201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- valve
- advance
- retard
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
周壁の径方向に作動油を通流させる遅角ポート、進角ポート、再導入ポートが貫通形成され、軸方向の先端側に形成されて、前記カムシャフトに螺着する雄ねじ部を有する筒状のバルブボディと、
該バルブボディの内部に軸方向へ摺動自在に設けられ、摺動位置に応じて前記再導入ポートと前記遅角ポートと前記進角ポートの開閉切り換えを行う筒状のスプール弁と、
前記バルブボディの外周面に軸方向に沿って配置固定され、周壁の径方向に貫通形成されて、前記遅角ポートと前記遅角作動室を連通する遅角通路孔と、前記進角ポートと前記進角作動室を連通する進角通路孔と、前記周壁の内周面の軸方向に形成されて、前記再導入ポートに連通する連通路を有する円筒状のスリーブと、
を備え、
前記バルブボディの外周に、該バルブボディに対する前記スリーブの位置決めをするための突部が嵌合する凹部が前記連通路に対して離れて形成されており、かつ、前記凹部は、前記バルブボディの軸方向において前記遅角ポート及び前記進角ポートよりも前記雄ねじ部側に形成されていることを特徴としている。
〔本実施形態の作動〕
以下、本実施形態のバルブタイミング制御装置の具体的な作動を説明する。
〔請求項a〕請求項3に記載の油圧制御弁において、
前記スリーブは、単一の筒状部材によって形成されていることを特徴とする油圧制御弁。
〔請求項b〕請求項1に記載の油圧制御弁において、
前記スリーブは、金属材を鋳造成形によって形成したことを特徴とする油圧制御弁。
〔請求項c〕請求項5に記載の油圧制御弁において、
前記スリーブの内周面の所定位置に突部が設けられている一方、前記カムボルトの外周面の所定位置に前記突部が嵌合して前記スリーブの位置決めを行う凹部が形成されていることを特徴とする油圧制御弁。
2…カムシャフト
2a…一端部
3…位相変更機構
4…ロック機構
5…油圧回路
6…ボルト孔
6a…雌ねじ部
6b…縮径段差部
6c…油圧導入室
7…ハウジング
7a…ハウジング本体
9…ベーンロータ
11…遅角油圧室
12…進角油圧室
16a〜16d…ベーン
18…遅角通路
19…進角通路
18a…遅角ポート
19a…進角ポート
20…オイルポンプ
20a…吐出通路
21…電磁切換弁(制御弁)
37…コントロールユニット(ECU)
50…バルブボディ(カムボルト)
50a…頭部
50b…円筒軸部
50c…大径円筒部
50d…雄ねじ部
50e…摺動用孔
50f…位置決め用穴(凹部)
51…スプール弁
51a、51b…第1,第2ランド部
52…スリーブ
52c…位置決め突部(突部)
53…ドレンプラグ
54…バルブスプリング(付勢部材)
55…ソレノイド部(アクチュエータ)
59…導入通路
60…ドレン通路
61…グルーブ溝
62…排出用通路
63…ドレン孔
64a…遅角通路孔(連通孔)
64b…進角通路孔(連通孔)
65…連通溝(連通路)
66a…遅角通路溝(環状溝)
66b…進角通路溝(環状溝)
67…ドレン室
Claims (5)
- 作動油を進角作動室と遅角作動室に給排することによって可動部材を作動させてクランクシャフトに対するカムシャフトの相対回転位相を制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁であって、
周壁の径方向に作動油を通流させる遅角ポート、進角ポート、再導入ポートが貫通形成され、軸方向の先端側に形成されて、前記カムシャフトに螺着する雄ねじ部を有する筒状のバルブボディと、
該バルブボディの内部に軸方向へ摺動自在に設けられ、摺動位置に応じて前記再導入ポートと前記遅角ポートと前記進角ポートの開閉切り換えを行う筒状のスプール弁と、
前記バルブボディの外周面に軸方向に沿って配置固定され、周壁の径方向に貫通形成されて、前記遅角ポートと前記遅角作動室を連通する遅角通路孔と、前記進角ポートと前記進角作動室を連通する進角通路孔と、前記周壁の内周面の軸方向に形成されて、前記再導入ポートに連通する連通路を有する円筒状のスリーブと、
を備え、
前記バルブボディの外周に、該バルブボディに対する前記スリーブの位置決めをするための突部が嵌合する凹部が前記連通路に対して離れて形成されており、かつ、前記凹部は、前記バルブボディの軸方向において前記遅角ポート及び前記進角ポートよりも前記雄ねじ部側に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁において、
前記凹部は、前記連通路に対して前記バルブボディの周方向へ離れた位置にあることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁において、
前記スリーブは、単一の筒状部材によって形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁において、
前記突部は、前記スリーブの内周面の所定位置に設けられている一方、
前記凹部は、前記バルブボディの外周面の所定位置に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁。 - クランクシャフトから回転力が伝達され、内部に作動室が形成された駆動回転体と、
カムシャフトの軸方向一端部に固定されていると共に、前記駆動回転体の内部に回転自在に収容配置され、前記作動室を進角作動室と遅角作動室に隔成し、該両作動室に作動油が給排されることによって前記駆動回転体に対して進角側あるいは遅角側に相対回転する従動回転体と、
オイルポンプから圧送された作動油を前記両作動室に給排制御する油圧制御弁と、
該油圧制御弁を作動させるアクチュエータと、
を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
前記油圧制御弁は、
前記カムシャフトの軸方向の一端部に前記従動回転体を固定すると共に、周壁の径方向に作動油を通流させる遅角ポート、進角ポート、再導入ポートが貫通形成され、軸方向の先端側に形成されて、前記カムシャフトに螺着する雄ねじ部を有する内部中空状のカムボルトと、
該カムボルトの内部に軸方向へ摺動自在に設けられ、摺動位置に応じて前記再導入ポートと前記遅角ポートと前記進角ポートの開閉切り換えを行う筒状のスプール弁と、
前記カムボルトの外周面に軸方向に沿って配置固定され、周壁の径方向に貫通形成されて、前記遅角ポートと前記遅角作動室を連通する遅角通路孔と、前記進角ポートと前記進角作動室を連通する進角通路孔と、前記周壁の内周面の軸方向に形成されて前記再導入ポートに連通する連通路を有し、前記周壁の外周面に前記進角通路孔と前記遅角通路孔にそれぞれ連通する環状溝が形成されている内部中空状のスリーブと、
を備え、
前記バルブボディは、前記バルブボディに対する前記スリーブの位置決めをするための突部が嵌合する凹部が前記連通路に対して離れて形成されており、かつ、前記凹部は、前記バルブボディの軸方向において前記遅角ポート及び前記進角ポートよりも前記雄ねじ部側に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018019778A JP6492201B2 (ja) | 2018-02-07 | 2018-02-07 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018019778A JP6492201B2 (ja) | 2018-02-07 | 2018-02-07 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014226551A Division JP6290068B2 (ja) | 2014-11-07 | 2014-11-07 | 油圧制御弁及び該油圧制御弁が用いられた内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018105304A JP2018105304A (ja) | 2018-07-05 |
JP6492201B2 true JP6492201B2 (ja) | 2019-03-27 |
Family
ID=62787038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018019778A Active JP6492201B2 (ja) | 2018-02-07 | 2018-02-07 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6492201B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8397687B2 (en) * | 2010-10-26 | 2013-03-19 | Delphi Technologies, Inc. | Axially compact camshaft phaser |
JP6264260B2 (ja) * | 2014-10-31 | 2018-01-24 | アイシン精機株式会社 | 弁開閉時期制御装置 |
-
2018
- 2018-02-07 JP JP2018019778A patent/JP6492201B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018105304A (ja) | 2018-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6373464B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
US6053139A (en) | Valve timing control device | |
US10145273B2 (en) | Control valve for valve timing control device and valve timing control device for internal combustion engine | |
EP1703087B1 (en) | Valve opening/closing timing control device | |
JP6396851B2 (ja) | 油圧制御弁及び該油圧制御弁が用いられた内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP6084562B2 (ja) | 油圧制御バルブ及び内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御バルブ | |
JP2013064380A (ja) | バルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御機構及び該油圧制御機構のコントローラ | |
JP4019614B2 (ja) | 内燃機関の吸気弁駆動制御装置 | |
JP3823451B2 (ja) | 弁開閉時期制御装置 | |
JP2016200031A (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
WO2016021328A1 (ja) | 油圧制御弁及び該油圧制御弁が用いられた内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP2018059415A (ja) | 油圧制御弁及び内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
US7415952B2 (en) | Valve timing control device | |
JP6295160B2 (ja) | 電磁弁と、内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる電磁弁並びに電磁アクチュエータ | |
JP6290068B2 (ja) | 油圧制御弁及び該油圧制御弁が用いられた内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP6492201B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置に用いられる油圧制御弁 | |
JP6581475B2 (ja) | 電磁弁 | |
JP4389259B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP2010190159A (ja) | カム位相可変装置 | |
JP4008318B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
JP4000127B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
WO2018168302A1 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP6720069B2 (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置及びその製造方法 | |
WO2019171720A1 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP2007270715A (ja) | 内燃機関の可変バルブタイミング機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6492201 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |