JP2006090101A - フリーサイズワンタッチポールスタンド。 - Google Patents

Abstract

【課題】 旗や表示板、照明機器などに使われるポールを立てるスタンドにおいて、折り畳みが可能で差し込むポールの径も自由なスタンドを提供する。
【解決手段】 台になる板を二枚重ねて、ポールを貫通させる穴を同じ位置に開ける。二枚の板の一部を可動できるように接合し、二枚の板は平行な状態から開いて、互いに角度が自由に変わる構造にする。二枚の板を平行にした状態でポールを穴に差し込んだ後に二枚の板を開いて角度を設けると、直角に差し込んだポールに対して穴の角度が変わり、穴が狭くなるのを利用して、ポールを固定する。二枚の板にはばねを利用して、開く力を加えておけばワンタッチでポールを固定できるし、ポールの太さが少々違っていても固定できる。二枚の板の角度が変わり、持ち上がったように台は立体になり、デザインの変化も加えられる。
【選択図】 図４

Description

本発明は、ポールを立てるスタンド台に関するものである。

従来のスタンド台では、その台の専用ポールを立てるか、叉は立てるポールの太さに合わせた専用の台がほとんどで、一つの台で太さの違うパイプをフリーサイズでワンタッチで差し換えられるスタンド台は無かった。また三脚式はデザイン面で自由が無く、基台式は折り畳みに不自由である。

旗や表示板、照明機具などを取り付けるスタンドで、ポールと台をワンタッチで着脱でき、折り畳めれば設置や保管が楽になる。また太さの違うパイプや棒などを一つの台で共用できるようにし、台も使用時に立体になりデザインが自由にできるスタンド台が望まれる。

そこで本発明は、台に二枚の板を配置して、互いに角度が変わる構造とし、二枚の板を平行にした時にそれぞれの板に開けた穴に一本のポールを通した後、二枚の板の角度を変えると、通したポールに対して穴が狭くなり、ポールが固定される。板の角度によりポールに対する穴の大きさが変化して、通すポールの太さが違っても固定される。台の板を足で踏むなどして操作すれば、ワンタッチでポールを交換でき、またそのまま畳むことが出来る。

本発明は、つぎに記載する効果を奏する。

ポールと台をワンタッチで着脱できるので、保管性に優れたスタンド台である。

長さの違うポールをワンタッチで差し換えて使うことができるスタンドである。

太さの違うポールでもワンタッチで差し換え、固定できるフリーサイズのポールスタンドである。

ワンタッチの操作は上部保持板を軽く踏み、手に持ったポールを保持板の穴に差し込んで、保持板から足を放すとポールは固定されるワンタッチタンドである。

発明の実施図、図１は本発明のスタンドの側面図で、上下二枚の保持板の一端を可動できるように接合し、互いに角度を持って開く構造にする。二枚の保持板にはポールを通すための穴を貫通させ、互いに反発するようにばねを設ける。二枚の保持板を平行にした状態で貫通穴にポールを通した後に保持板をばねの力で反発させると、穴に通したポールは固定される。また、二枚の保持板を平行の状態にすると、穴からポールを抜き取る事が出来る。

本スタンドの実施形態を示す側面図、ばねＤにより互いに反発した保持板Ａ，Ｂの貫通穴Ｆ，Ｆ′に通したポールＣが保持されて立っている状態を示した図である。 本スタンドの側面図で、保持板Ａ，Ｂを平行に閉じた状態を示した図で、穴の向きが同じ方向を向いていて、ポールＣと穴Ｆの外周に隙間出来てＣを抜き取れる。 本スタンドの側面図で、ポールＣを保持板Ａ，Ｂから抜き取った状態を示し、保持板Ａ，Ｂが、ばねＤの反発で開いている状態を示す図で、保持板の穴Ｆ，Ｆ′の向きがそれぞれ違う方向を向いている。 本スタンドの実施の斜視図である。支持板Ａ，Ｂが開いて、ポールＣが固定されて立っている。

符号の説明

Ａ 上部保持板
Ｂ 下部保持板
Ｃ ポール
Ｄ 蝶番
Ｅ ばね
Ｆ 上部保持板の穴
Ｆ′下部保持板の穴

Claims (1)

1. スタンド台に立てるポールをワンタッチで固定できるスタンド台において、ポールを通す穴をそれぞれに開けた上部支持板と下部支持板の一部をを接合して、その接合部付近を支点にして自由な角度に開くように配置し、相互の板の角度を変えて、相互の穴に通したポールを固定する事を特徴とするスタンド台。

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