JP2006089325A - ガラス板切断方法及びその装置並びにプラズマディスプレイパネルの製造方法及びその装置 - Google Patents

ガラス板切断方法及びその装置並びにプラズマディスプレイパネルの製造方法及びその装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 ガラス板の切断時に発生するガラス屑の効率良い除去等を図る。
【解決手段】 吸着テーブル16にガラス基板Pを吸着してガラス基板Pの切断予定線Lをカッター12の真上に移動させる。クランプ機構14によりガラス基板Pを把持しつつ、カッター12を切断予定線Lに沿って移動させる。クランプ機構14を吸引ノッズル18の方へ回動させてガラス基板Pを切断予定線Lで切断する。その切断時に発生するガラス屑に対してブローノッズル20から帯状の気体流を吹き出しつつ、ガラス屑混じりの気体流を吸引ノッズル18で吸引排出する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ガラス板切断方法及びその装置、プラズマディスプレイパネルの製造方法及びその装置並びにプラズマ表示装置の製造方法及びその装置に関し、詳しくはガラス板の切断時に発生するガラス屑を効率良く除去するガラス板切断方法及びその装置、そのガラス板を用いるプラズマディスプレイパネルの製造方法及びその装置並びにそのプラズマディスプレイパネルを用いるプラズマ表示装置の製造方法及びその装置に関する。
近年、映像表示装置の1つとして、プラズマ表示装置(プラズマディスプレイ(PDP))の開発が盛んに行われている。
このプラズマ表示装置は、一般に、薄型で大画面表示が比較的に容易にできること、視野角が広いこと、応答速度が速いこと等、数多くの特長を備えているディスプレイである。
プラズマ表示装置は、その表示画面部にプラズマディスプレイパネルが用いられる。このプラズマディスプレイパネルを構成するのにガラス基板が用いられる。
ガラス基板は、1枚ずつ製造されるのではなく、複数のプラズマディスプレイパネル分のガラス基板を大きいガラス板に形成した後に、1個のプラズマディスプレイパネルのガラス基板を切り出し、そのガラス基板をプラズマディスプレイパネルの製造に用いるようにしている。
ガラス基板の各々には、走査電極等の形成物が予め形成されている。
上述のガラス基板の切り出しは、その切断予定線で切断する方法が用いられている。
この方法による1つのガラス基板切断装置には、加熱手段と冷却手段とによって熱応力をガラス基板の切断予定線に沿って印加してその熱応力により亀裂を切断予定線に沿って生じさせ、そして、その亀裂の切断予定線に沿っての進行により、ガラス基板を切断予定線によって切断するというものがある。
このガラス基板切断装置では、切断面をガラス基板の面に垂直で、平面に形成することが困難であるという技術的課題がある。
この技術的課題を解決する手段として、図7及び図8に示すようなガラス基板切断装置を構成することも考えられる。
このガラス基板切断装置は、吸着テーブル102でガラス基板104を吸着し、そのガラス基板104をクランプ機構106で把持する。ガラス基板104の切断予定線Lをカッター108の真上に位置させるようにその吸着テーブル102及びクランプ機構106を移動させる。
この移動後に、カッター108を切断予定線Lに沿って移動させて切断予定線に溝を形成する。
溝を形成してから、クランプ機構106を上方に回動させてガラス基板102を切断予定線Lで切断する。この切断でガラス屑が大量に発生する。
そして、発生するガラス屑を吸引ノッズル110で吸引排気するようにして構成しようとするのが、図7及び図8に示すガラス基板切断装置である。
ここでの吸引ノッズル110の排気ダクト口112は、ダクトホース114を経て集塵部(図示せず)に接続して構成される。
特開2000−281375
上述したガラス基板切断装置は、そのガラス屑の除去手段を単に吸引ノッズル110で構成したたけではその吸気室110Cの容積が小さいため、排気抵抗が大きいばかりでなく、吸引量に吸引位置によるばらつきがあることから、ガラス基板102上に付着したガラス屑の除去につき、期待通りの結果が得られないという技術的課題がある。
また、ガラス基板104の切断時に発生するガラス屑が吸引ノッズル110とガラス基板104との間を通り抜けてガラス基板104の形成物上に飛散してしまうという技術的課題がある。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、ガラス板の切断時に発生するガラス屑の効率良い除去及びガラス板上の他の部分への飛散防止を達成し得るガラス板切断方法及びその装置、そのガラス板を用いるプラズマディスプレイパネルの製造方法及びその装置並びにそのプラズマディスプレイパネルを用いるプラズマ表示装置の製造方法及びその装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、ガラス板の切断予定線を形成し、形成された切断予定線に切断力を印加して上記ガラス板を上記切断予定線で切断するガラス板切断方法に係り、上記切断予定線から所定距離だけ離れた位置から上記切断予定線に向けて流体を吹き付けつつ、上記切断予定線に流れる流体を吸引して上記切断で発生するガラス屑を排出することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のガラス板切断方法に係り、上記流体の吹き付け角度は、上記ガラス板に対して所定の角度に設定されることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のガラス板切断方法に係り、上記所定の角度は、20乃至40度の範囲で設定されることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載のガラス板切断方法に係り、上記流体を吹き付ける角度は調整可能であることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1、2、3又は4記載のガラス板切断方法に係り、上記流体は帯状に吹き付けられることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一に記載のガラス板切断方法に係り、上記流体を吸引する位置と上記ガラス板との間隙は調整可能であることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一に記載のガラス板切断方法に係り、上記流体を吸引する角度は、上記ガラス板に対して所定の角度に設定されることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、前面ガラス基板又は背面ガラス基板を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法に係り、上記プラズマディスプレイパネルの前面ガラス基板又は背面ガラス基板に請求項1乃至7のいずれか一に記載のガラス板切断方法により製造される上記ガラス板を用いることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、プラズマディスプレイパネルを製造する第1工程と、上記プラズマディスプレイパネルを駆動する回路と共に、上記プラズマディスプレイパネルを1つのモジュールとして製造する第2工程と、アナログ画像信号の処理をして出力するインタフェースを上記回路に電気的に接続する第3工程を含むプラズマ表示装置の製造方法に係り、上記第1工程に請求項8記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法が用いられることを特徴としている。
請求項10記載の発明は、ガラス板の切断予定線を形成する形成手段と、該形成手段によって形成された切断予定線に切断力を印加する印加手段とを有して上記ガラス板を上記切断予定線で切断するガラス板切断装置に係り、上記切断予定線から所定距離だけ離れた位置から上記切断予定線に向けて流体を吹き付ける吹き付け手段と、該吹き付け手段によって吹き付けられ上記切断予定線に流れる流体を吸引する吸引手段と、該吸引手段によって吸引されるガラス屑混じりの流体を排出する排出手段とを備えることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項10記載のガラス板切断装置に係り、上記吹き付け手段の吹き付け角度は、上記ガラス板に対して所定の角度に設定されることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項10又は11記載のガラス板切断装置に係り、上記所定の角度は、20乃至40度の範囲で設定されることを特徴としている。
請求項13記載の発明は、請求項10、11又は12記載のガラス板切断装置に係り、上記吹き付け手段の吹き付け角度は調整可能であることを特徴としている。
請求項14記載の発明は、請求項10、11、12又は13記載のガラス板切断装置に係り、上記吹き付け手段によって吹き付けられる上記流体は帯状をなしていることを特徴としている。
請求項15記載の発明は、請求項10乃至14のいずれか一に記載のガラス板切断装置に係り、上記吸引手段は、吸引ノッズルであり、該吸引ノッズルの吸引位置と上記ガラス板との間隙を調整する間隙調整機構を含むことを特徴としている。
請求項16記載の発明は、請求項10乃至15のいずれか一に記載のガラス板切断装置に係り、上記吸引ノッズルの吸気室は、上記吸引ノッズルのノッズル口から排気抵抗を所定値に減らすだけ拡がり縮小して形成されることを特徴としている。
請求項17記載の発明は、請求項10乃至16のいずれか一に記載のガラス板切断装置に係り、上記吸引手段の吸引角度は、上記ガラス板に対して所定の角度に設定されることを特徴としている。
請求項18記載の発明は、前面ガラス基板又は背面ガラス基板を有するプラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造装置に係り、前面ガラス基板又は背面ガラス基板に上記請求項10乃至17のいずれか一に記載のガラス板切断装置により製造される上記ガラス板を用いることを特徴としている。
請求項19記載の発明は、プラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造装置と、上記プラズマディスプレイパネルを駆動する回路と共に、上記プラズマディスプレイパネルを1つのモジュールとして製造するモジュール製造装置と、アナログ画像信号の処理をして出力するインタフェースを上記回路に電気的に接続するインタフェース製造装置とを有するプラズマ表示装置の製造装置に係り、上記プラズマディスプレイパネルの製造装置に請求項18記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置を用いることを特徴としている。
この発明において、ガラス板に形成された切断予定線に切断力を印加してガラス板を切断予定線で切断する際に、切断予定線から所定距離だけ離れた位置から切断予定線に向けて流体を吹き付けつつ切断予定線に流れるガラス屑混じりの流体を吸引して排出するように構成しているから、ガラス基板の切断の際に発生するガラス屑を効率良く除去し得る。
また、流体を帯状にして吹き付けることにより、ガラス屑に作用する流体のカーテン効果がガラス屑の除去に相乗的に作用するので、ガラス屑のガラス基板の形成物上への飛散の低減度を高めることができる。
この発明は、ガラス板に形成された切断予定線で切断する際に、切断予定線から所定距離だけ離れた位置から切断予定線に向けて流体を帯状に吹き付けつつ切断予定線に流れるガラス屑混じりの流体を吸引して排出するようにして構成される。
図1は、この発明の実施例1であるプラズマディスプレイパネルの製造に用いるガラス基板切断装置の拡大断面図、図2は、同ガラス基板切断装置の要部の斜視図、また、図3は、同ガラス基板切断装置で用いるブローノズルのノズル角度対残存率を示す図である。
この実施例のプラズマディスプレイパネルの製造に用いるガラス基板の切断装置1は、プラズマディスプレイパネルのガラス基板の折り割りの際に生ずるガラス屑の効率良い除去等を達成する装置に係り、図1及び図2に示すように、カッター12と、クランプ(吸着パッド)14と、吸着テーブル16と、吸引ノッズル18と、ブローノッズル20とから構成されている。
カッター12は、図1の紙面に垂直方向に駆動機構(図示せず)によって移動可能に構成されている。
クランプ14は、ガラス基板Pの筋入れ時に、ガラス基板Pの上面及び下面の方へ把持板14U及び把持板14Lが移動させられてガラス基板Pの上面及び下面の双方からガラス基板Pを把持し、そしてガラス基板Pの切断時にガラス基板Pを把持した状態で吸引ノッズル18の方向に切断が生ずる角度だけガラス基板Pを回動させる機構である。
吸着テーブル16は、テーブル移動機構(図示せず)によって図1の紙面方向に移動可能にされており、ガラス基板Pを吸着してその切断予定線Lをカッター12の刃の真上に位置させるように構成されている。
吸引ノッズル18は、その支持機構(図示せず)に取り付けられ、そのノッズル口が切断予定線上方に位置するように構成されている。吸引ノズル21は、その排気ダクト口18Mが排気ダクト22を経て集塵部(図示せず)へ連通している。
ブローノッズル20は、吸引ノッズル18の吸気室の室壁18Wとの間にノッズル口の吹き付け角度を吹き付け角度調整機構(図示せず)により調整可能に構成されている。ブローノズル20は、給気ダクト21を経て気体供給部(図示せず)に連通している。
上記吹き付け角度と後述するガラス屑の除去率とは、図3に示すような関係にあり、吹き付け角度の調整範囲は、20乃至40度で選定するのがよい。吹き付け角度を30度に選定すると望ましい結果が得られる。
次に、図1乃至図3を参照して、この実施例についての動作を説明する。
プラズマディスプレイパネルを構成するのに必要な走査電極、維持電極等からなる形成物領域又はプラズマディスプレイパネルを構成するのに必要なデータ電極等からなる形成物領域が複数形成されたガラス基板Pが吸着テーブル16によって吸着され、ガラス基板Pの1つの形成物領域とこれに隣り合う他の形成物領域との間の切断予定線Lをカッター12の刃の真上へ移動される。
この移動完了後に、ガラス基板Pの形成物領域以外の基板領域をクランプ14で把持する。
この状態において、カッター12がガラス基板Pの上記移動方向とは直角にガラス基板Pの切断予定線上の一端から他端へ移動される。これにより、上記切断予定線Lに筋入れが行われる。
そして、クランプ14は、筋入れされた切断予定線でガラス基板Pの切断が生じ得るのに必要な所定の角度だけ、図1の紙面上において時計式方向に回動される。この回動により、ガラス基板Pは、切断予定線Lに沿って切断される。
上述のようにして、ガラス基板Pは切断されるが、その切断の際に、ブローノズル20からエアー、窒素等の気体が切断予定線に向けて吹き出される一方、吸引ノズル18によって切断予定線を横切って流れるガラス屑混じりの気体流を吸引する。
ブローノズル20の吹き出し口は、切断予定線全長に亘って形成されているから、吹き出し口から吹き出される気体流は、ガラス基板P上の切断予定線全域に亘って帯状に(カーテン状に)吹き付けられる。
その際の気体流の吹き付け角度は、20乃至40度のうちの選定された角度、好ましくは30度に設定されている。
ブローノズル20の吹き出し口と同様、吸引ノズル18の吸引口も、切断予定線全長に亘って形成され、これと同時に、ガラス基板P上を流れて来るガラス屑混じりの帯状気体流に対する吸引ノッズル18による吸引も生ぜしめられる。
上述したカーテン状の気体流の上述吹き付け角度での吹き出しと切断予定線に沿ったガラス屑混じりの気体流に対する吸引とにより、上記切断によって発生するガラス屑が、ブローノズル20を通り過ぎてガラス基板P上に形成されている形成物(プラズマディスプレイパネルの走査電極等)の方へ飛散するのを飛躍的に防ぎつつ、そのガラス屑は、吸引ノズル18の方へ推し遣られ、こうして吸引ノッズル18の方へ推し遣られて来たガラス屑混じりの帯状気体流は、吸引ノズル18によって吸引される。
これに加えて、吸引ノズル18の吸気室の容積は大きいから、排気抵抗は小さく、吸引力の位置によるばらつきはない。
したがって、切断で発生するガラス屑が混じっている帯状気体流は、発生位置を問わず一様な吸引力で、吸引ノズル18のノズル口から勢い良く吸気室へ吸込まれ、排気ダクト22を経て集塵部へ排出されてそこに貯まる。
このようにして、ガラス基板Pの切断の際に発生するガラス屑は、効率良く除去される。また、このガラス屑の効率的な除去は、気体流をカーテン状にして得られるが、その際のカーテン効果がガラス屑のガラス基板の形成物上への飛散の低減にも相乗的に作用するから、ガラス屑のガラス基板の形成物上への飛散の低減度を高めることができる。
このように、この実施例の構成によれば、カーテン状の気体流をガラス屑の除去効果を高め得る吹き付け角度で吹き出すブローノズルを切断予定線に沿って配設すると共に、ブローノズルの働きによってガラス基板上を経て運ばれて来るガラス屑混じりの帯状気体流に対し吸引性を良く作用し得る構造の吸引ノズルを切断予定線に沿って配設する構成を採用しているから、ガラス基板の切断の際に発生するガラス屑を効率良く除去し得ると同時に、発生して来るガラス屑に作用するカーテン効果がガラス屑の除去に相乗的に作用するので、ガラス屑のガラス基板の形成物上への飛散の低減度を高めることができる。
図4は、この発明の実施例2であるプラズマディスプレイパネルの製造に用いるガラス基板切断装置の拡大断面図である。
この実施例の構成が、実施例1のそれと大きく異なる点は、ガラス基板の形成物形成面と吸引ノズルのノイズ口との間隙を調整するようにした点である。
すなわち、この実施例のガラス板切断装置1Aは、実施例1における吸引ノズル18のノズル本体に間隙調整機構24を設け、この間隙調整機構24によりガラス基板Pの形成物形成面と吸引ノズル口との間隙を調整可能に構成したことにその特徴部分がある。
この構成以外のこの実施例の構成は、実施例1と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
次に、図4を参照して、この実施例についての動作について説明する。
この実施例におけるガラス基板Pの切断自体は、実施例1と同様なので、その逐一の説明は省略する。
上述した切断が行われるのに先立って、間隙調整機構24によってガラス基板Pの形成物形成面と吸引ノズル口との間隙をガラス屑の除去効果を高め得る間隙に調整する。
その後に、ガラス基板Pの切断予定線にカッターで筋入れを行った後、クランプ(吸着パッド)14でガラス基板Pの、図4の左側部分を把持しながら、図4の紙面上において時計式方向に回動させてガラス基板Pの切断を行う。
その切断で発生するガラス屑は、実施例1と同様にして除去される。ガラス屑の除去は、上述したように、ガラス基板の形成物形成面と吸引ノズル口との間隙が除去効果を高め得る間隙に調整されているから、ガラス屑の除去をより効率良く行うことができる。
このように、この実施例の構成によれば、ガラス基板の切断に先立って、ガラス基板の形成物形成面と吸引ノズル口との間隙を、除去効果を高め得る間隙に調整し得る構成としているから、カーテン効果も享受しつつガラス屑の除去をより効率良く行うことができる。
図5は、この発明の実施例3であるプラズマディスプレイパネルの斜視図である。
この実施例は、実施例1又は実施例2のガラス基板切断装置によって製造されたガラス基板が組み込んで製造されるプラズマディスプレイパネル(PDP)に係る。
このプラズマディスプレイパネルは、正面構造板31と背面構造板32とから成る。
正面構造板31は、実施例1又は実施例2のガラス基板切断装置によって製造される第1透明ガラス基板33と、第1透明ガラス基板33の背面側に接合する透明誘電体層34と、透明誘電体34の背面側に接合する表面保護層35とから構成されている。
第1透明ガラス基板33と透明誘電体層34との間には、走査電極36と維持電極37とが配置されている。走査電極36と維持電極37は、互いに平行に配置されている。走査電極36と維持電極37とは、それぞれ、透明電極とバス電極とで構成されている。透明誘電体層34は、走査電極36と維持電極37を被覆している。
背面構造板32は、実施例1又は実施例2のガラス基板切断装置によって製造される第2透明ガラス基板38と、第2透明ガラス基板38の正面側に接合する白色誘電体層39と、白色誘電体層39の正面側に接合する複数条の隔壁41とから構成されている。
隔壁41は、表示セルを区画している。第2透明ガラス基板38と白色誘電体層39との間には、データ電極42が配置されている。データ電極42は、走査電極36と維持電極37とに直交している。白色誘電体層39は、データ電極42を被覆している。隔壁41の側面と白色誘電体層39の正面側表面には、放電ガスの放電により発生する紫外線を可視光に変換する蛍光体層43が形成されている。蛍光体層43には、セル毎に3原色R、G、Bに塗り分けられている。
正面構造板31と背面構造板32は、互いの間に間隙が与えられて互いに密着して組み立てられている。その間隙の幅は、100μmの程度に設計される。正面構造板31及び背面構造板32の側面周辺は、封着材料で密封封止され、その間隙は密閉空間とされている。その密閉空間には、ヘリウム、ネオン、キセノン又はこれらを含む混合ガスが封入される。
背面構造板32には、第2透明ガラス基板38を貫通し、密閉空間で開口する通気管(図示せず)が通されている。その通気管の外側端開口は、排気・ガス充填装置(図示せず)に連通され、空気その他のガスがその開口から吸引されて排気された後にその開口から既述のガスが既述の密閉空間に注入され、その開口はその注入の後に加熱手段によりチップオンされてその開口端部が閉塞され、注入された既述のガスは密閉空間に密封的に充填される。
このような密閉性が要求されるプラズマディスプレイパネルの第1透明ガラス基板33及び第2透明ガラス基板38の側周面44は、ガラス基板31及びガラス基板32の一面P1と直交し、特には、曲面でなく平面として形成されることが重要である。側周面44は、実施例1又は実施例2のガラス基板切断方法によりガラス基板31及びガラス基板32の一面P1と直交し、かつ、平面に形成されている。その側周面には、融着用材料が塗布される。
このように、この実施例によれば、プラズマディスプレイパネルの製造に用いられるガラス基板は、実施例1又は実施例2のガラス基板切断方法により製造されているから、ガラス基板の側周面は、その平面と直交し、かつ、平面に形成されている上、形成物上へのガラス屑の付着は高度に除かれた、高性能のプラズマディスプレイパネルを提供することができる。
図6は、この発明の実施例4であるプラズ表示装置の電気的構成を示す図である。
この実施例は、実施例1又は実施例2のガラス基板切断装置によって製造されたガラス基板が組み込んで製造されるプラズマディスプレイパネル(PDP)を用いたプラズマ表示装置に係る。
すなわち、プラズマ表示装置50は、アナログインタフェース51とプラズマディスプレイパネルモジュール52とで構成される。そのプラズマディスプレイパネルモジュール52に、実施例1又は実施例2のガラス基板切断装置によって製造されたガラス基板が組み込んで製造されるプラズマディスプレイパネルが用いられている。
アナログインタフェース51は、クロマデコーダを備えるY/C分離回路53と、A/D変換回路54と、画像フォーマット変換回路55と、PLL回路56を備える同期信号制御回路57と、逆γ変換回路58と、システムコントロール回路59と、PLE制御回路61とから構成されている。
アナログインタフェース51は、概括的に言えば、受信したアナログ映像信号(アナログRGB信号62とアナログ映像信号63)をディジタル映像信号64に変換した後に、そのディジタル映像信号64をプラズマディスプレイパネルモジュール52に出力するものである。
より詳しくは、TVチュナーから出力されたアナログ映像信号63は、Y/C分離回路53でRGBの各色の輝度信号に分離された後、A/D変換回路54でディジタル映像信号64に変換される。ディジタル映像信号64は、プラズマディスプレイパネルモジュール52の画素構成とアナログ映像信号の画素構成とが異なる場合には、画像フォーマット変換回路55でプラズマディスプレイパネル52の画素構成の画像フォーマットに変換される。
アナログ映像信号63には、A/D変換用のサンプリングクロックとデータクロック信号は含まれていない。同期信号制御回路57に含まれているPLL回路56は、アナログ映像信号63と同時に供給される水平同期信号を基準にしてサンプリングクロック65とデータクロック信号66を生成する。サンプリングクロック65とデータクロック信号66は、アナログインタフェース51からプラズマディスプレイパネルモジュール52へ供給される。
PLE制御回路61は、平均輝度レベルが所定値未満である場合には表示輝度を上昇させ、平均輝度レベルが所定値以上である場合には表示輝度を低下させる。
システムコントロール回路59は、各種の制御信号67を生成する。制御信号67は、アナログインタフェース51からプラズマディスプレイパネルモジュール52へ供給される。
プラズマディスプレイパネルモジュール52は、ディジタル信号処理・制御回路68と、パネル部位69と、DC/DCコンバータを内臓するモジュール内電源回路71とから構成されている。
このプラズマディスプレイパネルモジュール52のパネル部位69は、実施例1又は実施例2のガラス基板切断装置で製造されたガラス板を組み込んだプラズマディスプレイパネル30を含んでいる。
ディジタル信号処理・制御回路68は、入力インタフェース信号処理回路72と、フレームメモリ73と、メモリ制御回路74と、ドライバ制御回路75とから構成されている。
入力インタフェース信号処理回路72にアナログインタフェース51から入力されるディジタル映像信号64の平均輝度レベルは、入力インタフェース信号処理回路72の中の入力信号平均輝度レベル演算回路(図示せず)により計算されて適正ビット(例えば、5ビット)のデータとして出力される。アナログインタフェース51により平均輝度レベルに対応して設定されるPLE制御データ76は、入力インタフェース信号処理回路72中の輝度レベル制御回路(図示せず)に入力される。
ディジタル信号処理・制御回路68は、入力インタフェース信号処理回路72で上述の信号を処理してその処理後制御信号77をパネル部位69に出力する。
メモリ制御回路74及びドライバ制御回路75は、処理後制御信号77の送信と同時に、それぞれメモリ制御信号78及びドライバ制御信号79を生成してパネル部位69に出力する。
パネル部位69は、プラズマディスプレイパネル30と、走査電極36(図5参照)を駆動する走査ドライバ(パネル部位69と同体に実装されている)81と、データ電極42(図5参照)を駆動するデータドライバ(パネル部位69と同体に実装されている)82とから構成されている。
パネル部位69は、更に、プラズマディスプレイパネル30、走査ドライバ81及びデータドライバ82にパルス電圧を供給する高圧パルス回路83を備えている。高圧パルス回路83は、パネル部位69の一部分としてパネル部位69の複数部位に配置されて実装されている。
プラズマディスプレイパネル30は、行列に配列された1365×768個の画素を有している。
プラズマディスプレイパネル30では、走査ドライバ81が走査電極36を制御し、データドライバ82がデータ電極42を制御することにより、その個数の画素のうちの所定の画素の点灯又は非点灯の制御を実行して所定の表示を行う。
ロジック電源(図示せず)は、電力入力端子84を介して、ディジタル信号処理・制御回路68とパネル部位69にロジック電力を供給する。モジュール内電源回路71は、表示用電源(図示せず)から電力入力端子85を介して直流電源を供給され、その直流電源の電圧を所定の電圧に変換してパネル部位69に供給している。
プラズマディスプレイパネル30、走査ドライバ81、データドライバ82及び高圧パルス回路83は、電力回収回路86と共に、パネル部位69の本体と共通の1枚の基板上に配置されて一体的に実装構成されている。ディジタル信号処理・制御回路68は、パネル部位69から分離され機械的には独立して形成されている。
モジュール内電源回路71は、ディジタル信号処理・制御回路68とパネル部位69とから分離され機械的には独立して形成されている。
ディジタル信号処理・制御回路68とパネル部位69とモジュール内電源回路71とは、1つのモジュール、すなわち、プラズマディスプレイパネルモジュール52として組み立てられている。
アナログインタフェース51は、プラズマディスプレイパネルモジュール52から分離され機械的には独立して構成されている。
プラズマディスプレイパネルモジュール52は、制御信号67、ディジタル映像信号64、サンプリングクロック65、データクロック信号及びPLE信号並びにその他の信号を供給する電気配線により電気的にアナログインタフェース51と接続されている。
アナログインタフェース51とプラズマディスプレイパネルモジュール52とが別個に製造された後に、アナログインタフェース51とプラズマディスプレイパネルモジュール52とが1つの示装置筐体内に組み込まれ、固定されてプラズマ表示装置として組み立てられる。
このように、モジュール化されるプラズマ表示装置50は、アナログインタフェース51とプラズマディスプレイパネル52とをその他の機器部分とは別個に製造することができる。
このように、この実施例によれば、実施例1又は実施例2の切断方法により製造されるガラス基板を用いるプラズマディスプレイパネルを使用してプラズマ表示装置の製造をしているから、表示性能の良いプラズマ表示装置を提供することができる。
また、プラズマディスプレイパネルモジュールを別個に製造し、交換可能にすれば、表示性能を享受しつつ、プラズマ表示装置の補修を簡素化し、その補修時間の短縮化を達成することができる。
以上、この発明の実施例を、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明に含まれる。
例えば、上述のいずれの実施例においても、ブローノズルの吹き出し位置を固定にした例を説明したが、所定の距離範囲で調整可能に構成してもよい。
また、上述したブローノズルの吹き出し口の吹き出し角度の調整に加えて、吸引ノズルの吸引口の吸引角度を最適値に調整可能に構成してもよい。
これらの調整に合わせてブローノズルの吹き出し口及び/又は吸引ノズルの吸引口の大きさを最適値に調整可能にしてもよい。
さらに、これらにノズル口とガラス基板の形成物形成面との間の間隙の調整を考慮に入れて調整し得るようにしてもよい。
また、ガラス屑の除去機構は、ガラス基板の切断の際にガラス屑が発生してしまう他の形式のガラス基板切断装置においても実施し得る。
ここに開示しているガラス板切断方法及びその装置は、ガラス基板以外の通常の板ガラスの切断の際にガラス屑が発生し、その除去を必要とする他のガラス板切断装置においても利用し得る。
この発明の実施例1であるプラズマディスプレイパネルの製造に用いるガラス基板切断装置の拡大断面図である。 同ガラス基板切断装置の要部の斜視図である。 同ガラス基板切断装置で用いるブローノズルのノズル角度対残存率を示す図である。 この発明の実施例2であるプラズマディスプレイパネルの製造に用いるガラス基板切断装置の拡大断面図である。 この発明の実施例3であるプラズマディスプレイパネルの斜視図である。 この発明の実施例4であるプラズ表示装置の電気的構成を示す図である。 ガラス屑の除去機能を備えたガラス基板の切断装置の構成例の斜視図である。 同ガラス基板切断装置の構成例の拡大断面図である。
符号の説明
1、1A ガラス基板の切断装置
P ガラス基板
12 カッター(形成手段の一部)
14 クランプ(印加手段)
16 吸着テーブル(形成手段の残部)
18 吸引ノズル(吸引手段の一部)
20 ブローノズル(吹き付け手段)
22 排気ダクト(吸引手段の残部)
24 間隙調整機構

Claims (19)

  1. ガラス板の切断予定線を形成し、形成された切断予定線に切断力を印加して前記ガラス板を前記切断予定線で切断するガラス板切断方法であって、
    前記切断予定線から所定距離だけ離れた位置から前記切断予定線に向けて流体を吹き付けつつ、
    前記切断予定線に流れる流体を吸引して前記切断で発生するガラス屑を排出することを特徴とするガラス板切断方法。
  2. 前記流体の吹き付け角度は、前記ガラス板に対して所定の角度に設定されることを特徴とする請求項1記載のガラス板切断方法。
  3. 前記所定の角度は、20乃至40度の範囲で設定されることを特徴とする請求項1又は2記載のガラス板切断方法。
  4. 前記流体を吹き付ける角度は調整可能であることを特徴とする請求項1、2又は3記載のガラス板切断方法。
  5. 前記流体は帯状に吹き付けられることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のガラス板切断方法。
  6. 前記流体を吸引する位置と前記ガラス板との間隙は調整可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載のガラス板切断方法。
  7. 前記流体を吸引する角度は、前記ガラス板に対して所定の角度に設定されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のガラス板切断方法。
  8. 前面ガラス基板及び背面ガラス基板を有するプラズマディスプレイパネルの製造方法であって、
    前記プラズマディスプレイパネルの前面ガラス基板又は背面ガラス基板に請求項1乃至7のいずれか一に記載のガラス板切断方法により製造される前記ガラス板を用いることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  9. プラズマディスプレイパネルを製造する第1工程と、
    前記プラズマディスプレイパネルを駆動する回路と共に、前記プラズマディスプレイパネルを1つのモジュールとして製造する第2工程と、
    アナログ画像信号の処理をして出力するインタフェースを前記回路に電気的に接続する第3工程を含むプラズマ表示装置の製造方法であって、
    前記第1工程に請求項8記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法が用いられることを特徴とするプラズマ表示装置の製造方法。
  10. ガラス板の切断予定線を形成する形成手段と、該形成手段によって形成された切断予定線に切断力を印加する印加手段とを有して前記ガラス板を前記切断予定線で切断するガラス板切断装置であって、
    前記切断予定線から所定距離だけ離れた位置から前記切断予定線に向けて流体を吹き付ける吹き付け手段と、
    該吹き付け手段によって吹き付けられ前記切断予定線に流れる流体を吸引する吸引手段と、
    該吸引手段によって吸引されるガラス屑混じりの流体を排出する排出手段とを備えることを特徴とするガラス板切断装置。
  11. 前記吹き付け手段の吹き付け角度は、前記ガラス板に対して所定の角度に設定されることを特徴とする請求項10記載のガラス板切断装置。
  12. 前記所定の角度は、20乃至40度の範囲で設定されることを特徴とする請求項10又は11記載のガラス板切断装置。
  13. 前記吹き付け手段の吹き付け角度は調整可能であることを特徴とする請求項10、11又は12記載のガラス板切断装置。
  14. 前記吹き付け手段によって吹き付けられる前記流体は帯状をなしていることを特徴とする請求項10、11、12又は13記載のガラス板切断装置。
  15. 前記吸引手段は、吸引ノッズルであり、該吸引ノッズルの吸引位置と前記ガラス板との間隙を調整する間隙調整機構を含むことを特徴とする請求項10乃至14のいずれか一に記載のガラス板切断装置。
  16. 前記吸引ノッズルの吸気室は、前記吸引ノッズルのノッズル口から排気抵抗を所定値に減らすだけ拡がり縮小して形成されることを特徴とする請求項10乃至15のいずれか一に記載のガラス板切断装置。
  17. 前記吸引手段の吸引角度は、前記ガラス板に対して所定の角度に設定されることを特徴とする請求項10乃至16のいずれか一に記載のガラス板切断装置。
  18. 前面ガラス基板及び背面ガラス基板を有するプラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造装置であって、
    前面ガラス基板又は背面ガラス基板に前記請求項10乃至17のいずれか一に記載のガラス板切断装置により製造される前記ガラス板を用いることを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造装置。
  19. プラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造装置と、
    前記プラズマディスプレイパネルを駆動する回路と共に、前記プラズマディスプレイパネルを1つのモジュールとして製造するモジュール製造装置と、
    アナログ画像信号の処理をして出力するインタフェースを前記回路に電気的に接続するインタフェース製造装置とを有するプラズマ表示装置の製造装置であって、
    前記プラズマディスプレイパネルの製造装置に請求項18記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置を用いることを特徴とするプラズマ表示装置の製造装置。
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