JP2006087739A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】図柄表示装置を連続的に回転可能で、かつ回転時に図柄表示装置での演出に及ぼす影響を低減し得る。
【解決手段】遊技盤に回転自在に配設した図柄表示装置と、該図柄表示装置を電気的に制御する表示制御装置とを回転コネクタを介して電気的に接続する。そして、前記回転コネクタを、複数の帯状トラック34を同心円状に設けた第1接触部材32と、第1接触部材32に対し相対的に回転可能で、回転時に前記夫々の帯状トラック34に対応的に摺接する複数のスライダ38を設けた第2接触部材36とから構成し、夫々のスライダ38を第1接触部材32の周方向に分散するよう配置した。
【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に関し、更に詳細には、遊技盤に回転自在に配設した図柄表示装置と、該図柄表示装置を電気的に制御する制御装置とをコネクタを介して電気的に接続するよう構成された遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、機内にセットされる遊技盤に画成した遊技領域の略中央位置に装飾部材が設けられ、該装飾部材に形成した開口部から各種図柄を変動および停止表示可能な液晶式やドラム式等の図柄表示装置が前方に臨むよう配設されている。そして、前記図柄表示装置を表示制御装置に配線を介して電気的に接続し、該表示制御装置からの制御信号に基づいて図柄表示装置の図柄を変動および停止表示して図柄変動ゲームを行なうよう構成される。更に、近年では、前記図柄表示装置で図柄変動ゲームを行なうだけでなく、該図柄表示装置自体を回転等させて、遊技の興趣をより増大させるようにしたパチンコ機も提案されている(例えば、特許文献1参照)。前記特許文献1に記載のパチンコ機では、前記図柄表示装置を回転自在な複数の図柄表示器で構成し、各図柄表示器で図柄を停止および変動表示して図柄変動ゲームを行ない得るよう構成されている。このように、前記図柄表示器で行なわれる図柄変動ゲームに合わせて、各図柄表示器を回転させることで、遊技者の興趣を惹くことができる。
特開平9−19552号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載されたパチンコ機のように、図柄表示装置を回転させるよう構成した場合には、該図柄表示装置の回転時に前記表示制御装置に接続する配線にねじれが生ずる。このため、前記図柄表示装置を、ねじれにより配線に断線等が生じない範囲で回転させる必要がある。すなわち、前記図柄表示装置を回転し得る範囲が限定されるため、該図柄表示装置の回転による演出効果は限定的なものとなる問題を内在している。なお、前記表示制御装置に接続する配線を長くすることで図柄表示装置の回転可能な範囲を大きくし得るが、この場合であってもその回転可能な範囲には限界があり、また配線を長くすることで配線の取扱いが不便になる欠点も指摘される。
そこで、本願の発明者は、図柄表示装置を一定方向に連続して回転可能で、かつ容易に配線を取扱い得る手段として、該図柄表示装置と表示制御装置とを回転式のコネクタを介して接続する構成を案出した。すなわち、前記図柄表示装置および表示制御装置の一方を、複数の帯状トラックを同心円状に形成した第1接触部材に接続し、図柄表示装置および表示制御装置の他方を、該帯状トラックにスライダを接触した状態で該第1接触部材に対して相対的に回転可能な第2接触部材に接続することで、配線がねじれることなく図柄表示装置を回転させ得ると共に、必要以上に配線を長くする必要がないから配線の取扱いが容易となる利点がある。しかし、近年では図柄表示装置での図柄変動ゲームの演出内容の多様化に伴い、前記表示制御装置は多数の制御信号を図柄表示装置に送信する必要があり、該表示制御装置と図柄表示装置とを接続する配線の信号線数が多くなってきている。従って、前記回転式のコネクタに形成される帯状トラックやスライダの形成数も増大するため、第1接触部材と第2接触部材とをスムーズに回転するのは困難となってノイズの発生等を招来し、図柄表示装置での演出に悪影響を及ぼす可能性があった。
そこで、本発明は、図柄表示装置を連続的に回転可能で、かつ回転時に図柄表示装置での演出に及ぼす影響を低減し得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、
遊技盤(10)に回転自在に配設した図柄表示装置(18)と、該図柄表示装置(18)を電気的に制御する制御装置(20)と、図柄表示装置(18)および制御装置(20)を電気的に接続するコネクタ(30)とからなる遊技機において、
前記コネクタ(30)を、
複数の帯状トラック(34)を同心円状に設けた第1接触部材(32)と、
前記第1接触部材(32)に対し相対的に回転可能で、回転時に前記夫々の帯状トラック(34)に対応的に摺接する複数のスライダ(38)を設けた第2接触部材(36)とから構成し、
前記夫々のスライダ(38)を前記第1接触部材(32)の周方向に分散するよう配置したことを特徴とする。
また、前記スライダ(38)を複数のグループ(G1〜G3)に区分すると共に、各グループ(G1〜G3)を周方向に略均等に配置することで、各スライダ(38)を第1接触部材(32)の周方向に分散させるようにしてもよい。
更に、前記スライダ(38)を、第1グループ(G1)と第2グループ(G2)とに区分することもできる。
そして、前記各グループ(G1〜G3)に含まれる前記スライダ(38)の数を夫々異ならせると共に、前記第2接触部材(36)におけるスライダ(38)の形成側と反対側に各グループ(G1〜G3)に対応するコネクタ受部(40,41)を設け、該コネクタ受部(40,41)に対して前記図柄表示装置(18)または制御装置(20)の配線に設けたコネクタ(26a,26b)が取付けられるよう構成してもよい。
本発明の請求項1に係る遊技機によれば、図柄表示装置と制御装置とを接続するコネクタを相対的に回転自在な第1および第2接触部材から構成したことで、図柄表示装置を一定方向に連続して回転した際に、配線にねじれが生ずるのを防止し得る。また、前記第2接触部材に形成した複数のスライダを第1接触部材の周方向に分散して配置したことで、第1および第2接触部材を相対的に回転した際のガタツキを抑え、スムーズに回転させ得る。更に、前記第1および第2接触部材をスムーズに回転させることで、ノイズの発生を抑制でき、図柄表示装置での演出に及ぼす影響を低減し得る利点がある。
そして、請求項2に係る遊技機によれば、前記第2接触部材に形成した複数のスライダを複数のグループに区分すると共に、各グループを第1接触部材の周方向に略均等に位置するよう配置することで、該第1および第2接触部材を相対的に回転した際のガタツキを抑え、スムーズに回転させ得る。
また、請求項3に係る遊技機によれば、前記スライダを第1グループおよび第2グループに区分することで、前記第1および第2接触部材をスムーズに回転可能な状態を維持しつつ、スライダを多数のグループに区分する場合に較べて第2接触部材に対するスライダの形成コストを抑制し得る利点がある。
更に、請求項4に係る遊技機によれば、前記各グループに含まれる前記スライダの数を夫々異ならせ、各グループのスライダに対応するコネクタ受部に、前記図柄表示装置または制御装置の配線のコネクタを取付けるようにしたことで、各コネクタ受部に対するコネクタの誤接続を防止できる。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施例では、遊技機としてパチンコ球を遊技媒体として使用する一般的なパチンコ機を例にして説明する。
図1はパチンコ機に設けられる遊技盤10の正面図を示す。実施例の遊技盤10は、その前面側に略円形状に湾曲するレール11が取付けられており、該レール11により画成された遊技領域12にパチンコ球を打出して遊技を行なうようになっている。また、前記遊技盤10の略中央位置には、大型の装飾部材13が配設されており、該装飾部材13に開設した可視表示部13aを介して遊技盤10裏側に配置した図柄表示装置18が前方に臨むよう構成されている。そして、前記遊技盤10における装飾部材13の下方位置に設けた始動入賞具14にパチンコ球が入賞することで、前記図柄表示装置18において所要の図柄変動ゲームが行なわれ、その結果、該図柄表示装置18に特定の図柄組合わせ(例えば、同一図柄の三つ揃)が表示された場合に、遊技盤10の下方位置に設けた入賞装置15が開放するようになっている。なお、前記図柄表示装置18は、遊技盤10の裏側に配設した表示制御装置(制御装置)20に電気的に接続されており、該表示制御装置20からの制御信号に基づいて図柄変動ゲームが行なわれる。
実施例における前記装飾部材13の可視表示部13aは、図1に示すように、正面視において略円形に形成されている。これに対して前記図柄表示装置18は、一対の長辺と、これと直交する一対の短辺とから長方形に形成され、前記可視表示部13aを介して図柄表示装置18が長方形状であることが遊技者(正面側)から視認し得るよう設定される。また、前記図柄表示装置18は、前記可視表示部13aの内側を、遊技盤10の表面と略平行な姿勢で回転自在に構成され、該図柄表示装置18での図柄変動ゲームに合わせてモータ等の駆動手段(図示せず)を介して正逆方向へ回転するようになっている。なお、前記図柄表示装置18の裏側には、その回転中心に支軸18aが後方に向けて立設されている。
図2に示すように、前記図柄表示装置18と表示制御装置20とは、回転式のコネクタ30(以下、回転コネクタと云う)を介して電気的に接続されて、該図柄表示装置18を一定方向に連続して回転し得るよう構成されている。前記回転コネクタ30は、電気的に接続した状態で相対的に回転可能な第1接触部材32および第2接触部材36からなり、該第1接触部材32と前記図柄表示装置18とを接続すると共に、該第2接触部材36と表示制御装置20とを接続するようになっている。
ここで、前記表示制御装置20には、図2に示すように、シリアル信号とパラレル信号とを変換する第1シリアル/パラレル変換手段22が設けられており、該表示制御装置20と第1シリアル/パラレル変換手段22とをパラレル信号を伝達可能な第1の配線24を介して接続すると共に、該第1シリアル/パラレル変換手段22と第2接触部材36とをシリアル信号を伝達可能な第2の配線25で接続するようになっている。同様に、前記図柄表示装置18には、その裏側にシリアル信号とパラレル信号とを変換する第2シリアル/パラレル変換手段23が設けられており、該図柄表示装置18と第2シリアル/パラレル変換手段23とをパラレル信号を伝達可能な第1の配線24を介して接続すると共に、該第2シリアル/パラレル変換手段23と第1接触部材32とをシリアル信号を伝達可能な第2の配線25を介して接続している。すなわち、前記表示制御装置20から出力したパラレル信号を前記第1シリアル/パラレル変換手段22によりシリアル信号に変換し、前記回転コネクタ30(第1および第2接触部材32,36)を介して伝達される該シリアル信号を前記第2シリアル/パラレル変換手段23によりパラレル信号に変換して前記図柄表示装置18に入力するよう構成される。なお、前記表示制御装置20側の第2の配線25は、第1中継基板27を介して2本の配線束25a,25bに分けて、前記第2接触部材36に接続するようになっている。
図3に示すように、前記第1接触部材32は、前記図柄表示装置18に設けた前記支軸18aの後端部に、前記第2接触部材36との対向面32aが図柄表示装置18と略平行となる姿勢で取付けられており、該図柄表示装置18の正逆方向への回転に伴って第1接触部材32が一体的に回転するようになっている。また、前記第1接触部材32の対向面32aには、複数(実施例では13本)の帯状トラック34が同心円状に設けられている(図3においてハッチングを施した部位)。ここで、前記帯状トラック34の中心点CPは、前記第1接触部材32(図柄表示装置18)の軸心に位置するよう設定されて、該第1接触部材32を回転した際に、各帯状トラック34が夫々所定の円を描くよう構成される。なお、前記図柄表示装置18における支軸18aの形成位置には第2中継基板28が設けられており、該図柄表示装置18側の第2の配線25を第2中継基板28に一旦接続すると共に支軸18a内を挿通させて前記第1接触部材32に接続してある。
また、前記第2接触部材36は、前記第1接触部材32に対して一定間隔だけ離間する状態で適宜の固定部(図示せず)に位置決め固定される。図4に示すように、前記第2接触部材36は、前記第1接触部材32との対向面36a側に、複数(実施例では13個)のスライダ38が第1接触部材32側に突出するよう設けられている。前記各スライダ38は、前記帯状トラック34に対応的に摺接するよう構成されて、該第1接触部材32の回転時に各帯状トラック34に対応するスライダ38が常に接触するようになっている。ここで、前記複数のスライダ38は、第1グループG1と第2グループG2とに区分されて、該第1および第2グループG1,G2が第1接触部材32の周方向に略均等に位置するよう配置してある。なお、実施例では、前記第1および第2グループG1,G2に含まれるスライダ38の数が夫々異なるよう設定してある。具体的には、前記第1グループG1に含まれるスライダ38は7個に設定されると共に、第2グループG2に含まれるスライダ38は6個に設定され、各グループG1,G2の各スライダ38が前記第1接触部材32の径方向に沿うよう一列に配置してある。このとき、第1グループG1の各スライダ38を結んで形成される想像線IL1と、第2グループG2の各スライダ38を結んで形成される想像線IL2とのなす角度θが180°となるよう設定される。
また、前記第2接触部材36の対向面36aの反対側には、図5に示すように、前記第1および第2グループG1,G2の夫々に電気的に接続したコネクタ受部40,41が設けられており、該コネクタ受部40,41に対して前記表示制御装置20側の第1中継基板27からの前記配線束25a,25bに設けたコネクタ26a,26bが着脱自在に差込まれている。すなわち、前記一方の配線束25aは、第1グループG1の各スライダ38に対応する7本の信号線を有すると共に、他方の配線束25bは、第2グループG2の各スライダ38に対応する6本の信号線を有しており、これら2つの配線束25a,25bのコネクタ26a,26bを異なるコネクタ受部40,41には差すことができないようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る遊技機の作用につき説明する。実施例のパチンコ機では、前記遊技盤10に設けた始動入賞具14にパチンコ球が入賞すると、前記表示制御装置20からの制御信号に基づいて、前記図柄表示装置18で所要の図柄変動ゲームが行なわれる。このとき、前記図柄表示装置18に連繋する駆動手段が駆動されると、前記遊技盤10と略平行な姿勢で図柄表示装置18が正逆方向に回転されて、遊技者の興趣を強く惹き付ける。ここで、前記図柄表示装置18は、電気的に接続した状態で回転可能な回転コネクタ30を介して前記表示制御装置20に接続されているから、配線24,25がねじれることなく図柄表示装置18を一定方向に連続して回転させ得ると共に、必要以上に配線24,25を長くする必要がないから取扱いを容易とし得る。
また、実施例では、前記第2接触部材36のスライダ38を、第1グループG1と、第2グループG2とに区分し、該第1および第2グループG1,G2を第1接触部材32の周方向に略均等に分散して配置するようにしたから、第1および第2接触部材32,36を相対的に回転した際のガタツキを抑え、スムーズに回転させ得る。更に、前記第1および第2接触部材32,36をスムーズに回転させることで、回転によるノイズ発生を抑制でき、前記図柄表示装置18での演出に及ぼす影響を抑制し得る利点がある。なお、前記第2接触部材36に形成する前記スライダ38を、より多くのグループに区分して、第1接触部材32の周方向に分散して配置することで、第1および第2接触部材32,36をよりスムーズに回転し得る効果が期待される。但し、この場合には、前記スライダ38の形成コストが嵩むおそれがあるから、実施例のように、スライダ38を第1および第2グループG1,G2の2つのグループに区分する構成が、前記第1および第2接触部材32,36をスムーズに回転可能な状態を維持しつつ、第2接触部材36に対するスライダ38の形成コストを抑制し得るので好適である。
また、実施例では、前記第1グループG1に含まれるスライダ38の数(7個)と、第2グループG2に含まれるスライダ38の数(6個)とを異ならせ、各グループG1,G2のスライダ38の数に対応するようコネクタ受部40,41を夫々設けてある。従って、前記コネクタ受部40,41には、対応する配線束25a,25bのコネクタ26a,26bのみを接続できるから、各コネクタ受部40,41に対するコネクタ26a,26bの誤接続を確実に防止し得る。
また、近年のパチンコ機は、前記図柄表示装置18でより多彩な演出を行ない得るよう前記表示制御装置20からより多くの情報を伝達可能なパラレル信号が出力される。しかし、パラレル信号を出力する場合には、情報量の増大を図り得る反面、信号線の数も増加するため、信号線の増加に伴い前記第1接触部材32に対する帯状トラック34の形成数および第2接触部材36に対するスライダ38の形成数も増大し、前記回転コネクタ30の大型化を招来する問題がある。そこで、実施例では、前記表示制御装置20から出力されるパラレル信号を、第1シリアル/パラレル変換手段22によりシリアル信号に変換したもとで、前記回転コネクタ30に接続するよう構成してある。これにより、前記第1接触部材32に対する帯状トラック34の形成数および第2接触部材36に対するスライダ38の形成数を減少し得る。すなわち、第1シリアル/パラレル変換手段22によりパラレル信号をシリアル信号に変換することで、これら第1および第2接触部材32,36の小型化を図り得ると共に、第1および第2接触部材32,36を相対的に回転した際のガタツキを抑え、よりスムーズに回転させ得る。ところで、一般的にパチンコ機に用いられる図柄表示装置は、パラレル信号される。そこで、実施例では、前記第1シリアル/パラレル変換手段22により変換されたシリアル信号を、第2シリアル/パラレル変換手段23によりパラレル信号に再変換したもとで前記図柄表示装置18に入力するよう構成したから、該図柄表示装置18において多彩な演出を行なうことができる。このように、第1および第2シリアル/パラレル変換手段22,23を用いてパラレル信号とシリアル信号とを変換することにより、図柄表示装置18を回転させる場合であっても一般的な図柄表示装置を使用し得るから、コストの増大を抑制しつつ多彩な演出が可能となる。
〔変更例〕
なお、本発明に係る遊技機としては、実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。実施例では、各グループに含まれるスライダを第1接触部材の径方向に沿うよう一列に配置したが、これに限られるものではない。例えば、図6に示すように、各グループG1,G2を、第1接触部材32の回転中心を挟むよう配置したもとで、各グループG1,G2のスライダ38を第1接触部材32の周方向に分散するよう配置することも可能である。このように、各スライダ38を第1接触部材32の周方向に分散して配置することで、実施例と同様に、第1および第2接触部材32,36を相対的に回転させた際のガタツキを抑えて、スムーズに回転させることができる。
また、実施例では、回転コネクタにおける第2接触部材のスライダを2つのグループに区分するようにしたが、該スライダを3つ以上のグループに区分することも可能である。例えば、図7に示すように、第2接触部材36のスライダ38を3つの第1〜第3グループG1〜G3に区分した場合は、各グループG1〜G3のスライダ38を第1接触部材32の径方向に沿うよう一列に配置すると共に、各グループG1〜G3におけるスライダ38を結んで形成される想像線IL1〜IL3のなす角度θが120°となるよう構成する。なお、この変更例においては、第1グループG1は5個のスライダ38からなり、第2グループG2は3個のスライダ38からなり、第3グループG3は4個のスライダから構成されている(この変更例では、第1接触部材32の帯状トラック34は12本)。これにより、各グループG1〜G3のスライダ38が第1接触部材32の周方向に略均等に配置されて、第1および第2接触部材32,36を、ガタツキを抑えてスムーズに回転させ得る。すなわち、前記第2接触部材36のスライダ38をN個のグループに区分する場合には、各グループのスライダ38を結んで形成される想像線ILのなす角度θを略「360°/N」となるよう構成することで、各グループを第1接触部材32の周方向に略均等に位置させることができる。なお、図6および図7において、実施例と同一の部材には同一の符号を付している。
また、前記各グループに含まれるスライダの数は、実施例のものに限定されず、任意に決定することができる。このとき、各グループに含まれるスライダの数を夫々異ならせると共に、各グループに対応するコネクタ受部を設けるようにすれば、各コネクタ受部に対するコネクタの誤接続を防止することができる。このとき、前記各グループに含まれるスライダの数を、できる限り均等にすることで、スライダを第1接触部材の周方向に略均等に配置でき、第1および第2接触部材を、ガタツキを抑えてスムーズに回転させ得る。例えば、スライダを2つのグループに区分する場合であれば、第2接触部材に形成するスライダの総数が奇数の場合には、一方のグループに含まれるスライダをn個に設定すると共に、他方のグループに含まれるスライダを(n+1)個に設定すればよい。また、第2接触部材に形成するスライダの総数が偶数の場合には、一方のグループに含まれるスライダを(n−1)個に設定すると共に、他方のグループに含まれるスライダを(n+1)個に設定すればよい。
また、実施例では、図柄表示装置側に帯状トラックを形成した第1接触部材を設け、表示制御装置側にスライダを形成した第2接触部材を設けたが、図柄表示装置側に第2接触部材を一体的に回転するよう設け、表示制御装置側に第1接触部材を固定的に設けるようにすることも可能である。なお、実施例では、パチンコ機の図柄表示装置と表示制御装置とを回転コネクタで接続する場合を例にして説明したが、これに限られるものではなく、スロットマシンやアレンジボール機等の遊技機に採用することも可能で、回転自在に設けた図柄表示装置と制御装置とを接続するよう構成された遊技機であれば何れのものにも採用し得る。
〔付記〕
なお、本発明に係る遊技機の具体的構成としては、以下のような限定が可能である。
請求項1〜4の何れかに記載の遊技機に関し、前記制御装置(20)は、第1シリアル/パラレル変換手段(22)を介して前記第1または第2接触部材(32,36)に接続されると共に、前記図柄表示装置(18)は、第2シリアル/パラレル変換手段(23)を介して前記第1および第2接触部材(32,36)の他方に接続され、前記制御装置(20)から出力されたパラレル信号を前記第1シリアル/パラレル変換手段(22)よりシリアル信号に変換し、前記第1および第2接触部材(32,36)を介して伝達された該シリアル信号を前記第2シリアル/パラレル変換手段(23)により変換したパラレル信号を前記図柄表示装置(18)に入力するよう構成される。
このように、制御装置から出力されるパラレル信号を、一度シリアル信号に変換したもとで前記第1または第2接触部材に接続するようにしたことで、第1接触部材の帯状トラックおよび第2接触部材のスライダの形成数を減少し得るから、これら第1および第2接触部材の小型化を図り得る利点がある。
本発明の実施例に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る図柄表示装置と表示制御装置とを、回転コネクタを介して電気的に接続した状態を示す概略図である。 実施例に係る回転コネクタにおける第1接触部材の第2接触部材との対向面を示す説明図である。 実施例に係る回転コネクタにおける第2接触部材の第1接触部材との対向面を示す説明図である。 実施例に係る回転コネクタの第2接触部材に対する配線接続を示す説明図である。 変更例に係る回転コネクタにおける第2接触部材の第1接触部材との対向面を示す説明図である。 変更例に係る回転コネクタにおける第2接触部材の第1接触部材との対向面を示す説明図である。
符号の説明
10 遊技盤
18 図柄表示装置
20 表示制御装置(制御装置)
26a コネクタ
26b コネクタ
30 回転コネクタ(コネクタ)
32 第1接触部材
34 帯状トラック
36 第2接触部材
38 スライダ
40 コネクタ受部
41 コネクタ受部
G1 第1グループ
G2 第2グループ
G3 第3グループ

Claims (4)

  1. 遊技盤に回転自在に配設した図柄表示装置と、該図柄表示装置を電気的に制御する制御装置と、図柄表示装置および制御装置を電気的に接続するコネクタとからなる遊技機において、
    前記コネクタを、
    複数の帯状トラックを同心円状に設けた第1接触部材と、
    前記第1接触部材に対し相対的に回転可能で、回転時に前記夫々の帯状トラックに対応的に摺接する複数のスライダを設けた第2接触部材とから構成し、
    前記夫々のスライダを前記第1接触部材の周方向に分散するよう配置した
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記スライダを複数のグループに区分すると共に、各グループを周方向に略均等に配置することで、各スライダを第1接触部材の周方向に分散させた請求項1記載の遊技機。
  3. 前記スライダは、第1グループと第2グループとに区分される請求項2記載の遊技機。
  4. 前記各グループに含まれる前記スライダの数を夫々異ならせると共に、前記第2接触部材におけるスライダの形成側と反対側に各グループに対応するコネクタ受部を設け、該コネクタ受部に対して前記図柄表示装置または制御装置の配線に設けたコネクタが取付けられる請求項2または3記載の遊技機。
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