JP2006087033A - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】原稿の再出力時に特に操作者の操作性を低下させることなく、原稿の種別に応じた動作モードを再度判定せずに原稿を複写できること。
【解決手段】原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取りユニット111と、前記読み取りユニット111から出力された画像データの属性を判定する原稿属性判定部114と、前記画像データと、前記原稿属性判定部114によって判定された前記画像データの属性データとを関連づけるプリンタコントローラ116と、前記プリンタコントローラ116により関連づけられた画像データと属性を蓄積するハードディスク120と、前記ハードディスク120に蓄積された前記画像データを前記属性データに基づき出力する作像ユニット124を備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、原稿を画像データとして読み取り、画像データに画像処理を施して複写を行う画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。特に、同一原稿を複数回複写する画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
従来、カラー複写機は、複写処理しようとする原稿に応じて、カラー複写処理を行うか、白黒複写処理を行うかを、操作者が任意に設定することが可能である。また、カラー印刷、カラーハードコピーの原稿としてはカラー原稿、白黒原稿が混在する場合があるが、白黒原稿の場合は、白黒複写処理を施すことで高品質の出力が得られる。さらに、白黒原稿においてはK(Black)版のみで作像を行うため、CMYK(Cyan,Magenta,Yellow,Black)版で作像する場合よりも出力時間を短縮することができる。このようなカラー複写機としては、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを判定するカラー/白黒判定を自動的に行い、その判定結果に応じて動作モードを自動的に切り替えるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、読み取った画像データを一時的にメモリに格納することにより、印刷画像に不備があった場合でも、再度原稿を読み直さずに再出力ができる機能を搭載したカラー複写機も知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開昭63−107274号公報 特開平9−191379号公報
しかしながら、原稿の種別に応じてユーザが原稿を1枚ずつ原稿に適した動作モードを設定することは操作上不便であった。前記特許文献1に記載の技術によれば、原稿の種別に応じて動作モードを切り替えることができるが、例えば、プリントアウト時に用紙が詰まる等で出力が正常に終了しなかったときには、再度原稿を読み取る必要が生じ手間がかかった。
また、前記特許文献2に記載の技術のように、画像データをメモリに格納する構成としても、再出力するときにはメモリから画像データを読み出した後に、読み出した原稿の種別に応じた動作モードを再度判定しなければならず、処理効率を改善できなかった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、再出力時に特に操作者の操作性を低下させることなく、原稿の種別に応じた動作モードを再度判定せずに原稿を複写できる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる画像処理装置は、原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取り手段と、前記読み取り手段から出力された前記画像データの属性を判定する属性判定手段と、前記画像データと前記属性判定手段によって判定された当該画像データの属性データとを関連づける制御手段と、前記制御手段により関連づけられた前記画像データと、前記属性データを蓄積する記憶手段と、前記記憶手段に蓄積された前記画像データを前記属性データに基づき出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
この請求項1に記載の発明によれば、読み取った画像データの属性を画像データと関連づけて記憶手段に蓄積するため、再出力時に、原稿の種別に対応した動作モードを再度判定することなく、同一原稿を複写することができる。
また、請求項2の発明にかかる画像処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記属性判定手段は、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかの判定を行うことを特徴とする。
この請求項2に記載の発明によれば、原稿がカラー原稿である場合も白黒原稿である場合も、原稿の属性を判定することができ、当該属性に対応した複写をすることができる。
また、請求項3の発明にかかる画像処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記読み取り手段から出力した前記画像データを入力デバイスに依存しない色空間の画像データに変換し、前記制御手段に出力する第1の色変換手段を備えることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明によれば、画像データを入力デバイスの装置特性に依存しない色空間の画像データに変換することができ、色変換された画像データを記憶手段に蓄積し、複写することができる。
また、請求項4の発明にかかる画像処理装置は、請求項1に記載の発明において、前記記憶手段に蓄積した前記画像データと前記属性データを読み出し、当該画像データを出力デバイスに依存する色空間に変換し、出力デバイスに出力する第2の色変換手段を備えることを特徴とする。
この請求項4に記載の発明によれば、記憶手段から画像データと属性データを読み出した際、画像データをプリンタ固有の色空間に変換し、複写することができる。
また、請求項5の発明にかかる画像処理装置は、請求項4に記載の発明において、前記第2の色変換手段は、前記記憶手段から読み出した前記属性データに基づいて色変換パラメータを切り替えることを特徴とする。
この請求項5に記載の発明によれば、カラー複写処理をするか白黒複写処理をするかの動作モードを自動的に切り替えることができるため、操作者に負担をかけずに、高品質な出力画像を得ることができる。
また、請求項6の発明にかかる画像処理方法は、原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取り工程と、前記読み取り工程によって読み取られた前記画像データの属性を判定する属性判定工程と、前記画像データと前記属性判定工程によって判定された当該画像データの属性データとを関連づける制御工程と、前記制御工程によって前記属性データと関連づけられた前記画像データを当該属性データに基づき出力する出力工程と、を含むことを特徴とする。
この請求項6に記載の発明によれば、制御工程によって読み取った画像データの属性を画像データと関連づけて記憶するため、再出力時に、原稿の種別に対応した動作モードを再度判定することなく、同一原稿を複写することができる。
また、請求項7の発明にかかる画像処理方法は、請求項6に記載の発明において、前記属性判定工程は、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかの判定を行うことを特徴とする。
この請求項7に記載の発明によれば、原稿がカラー原稿である場合も白黒原稿である場合も、原稿の属性を判定することができ、当該属性に対応した複写をすることができる。
また、請求項8の発明にかかる画像処理方法は、請求項6に記載の発明において、前記読み取り工程によって読み取られた前記画像データを入力デバイスに依存しない色空間の画像データに変換する第1の色変換工程を含むことを特徴とする。
この請求項8に記載の発明によれば、画像データを入力デバイスの装置特性に依存しない色空間の画像データに変換することができ、色変換された画像データを記憶し、複写することができる。
また、請求項9の発明にかかる画像処理方法は、請求項6に記載の発明において、前記制御工程によって関連づけられた前記画像データと前記属性データを読み出し、当該画像データを出力デバイスに依存する色空間に変換する第2の色変換工程を含むことを特徴とする。
この請求項9に記載の発明によれば、制御工程から画像データと属性データを読み出した際、画像データをプリンタ固有の色空間に変換し、複写することができる。
また、請求項10の発明にかかる画像処理方法は、請求項9に記載の発明において、前記第2の色変換工程は、前記制御工程によって前記画像データと関連づけられた前記属性データに基づいて、色変換パラメータを自動的に切り替えることを特徴とする。
この請求項10に記載の発明によれば、カラー複写処理をするか白黒複写処理をするかの動作モードを自動的に切り替えることができるため、操作者に負担をかけずに、高品質な出力画像を得ることができる。
また、請求項11の発明にかかる画像処理プログラムは、請求項6〜10のいずれか一つに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項11に記載の発明によれば、請求項6〜10のいずれか一つに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることができる。
本発明にかかる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムによれば、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを自動的に判定し、その判定結果を画像データとともに記憶手段に蓄積することで、操作者に負担をかけずに高品質な出力画像を得ることと、再出力時の処理効率の向上を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明における画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(画像処理装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる画像処理装置の内容について説明する。ここでは、sRGBの蓄積方式を採用するフルカラー画像処理装置を例示して説明する。
図1は、この発明の実施の形態にかかる画像処理装置100の機能的構成の一例を示すブロック図である。
画像処理装置100は、エンジン部101とプリンタコントローラ部102を有する。
エンジン部101は、読み取りユニット(入力デバイス)111ならびに作像ユニット(出力デバイス)124を中心として、画像処理装置100の画像入出力を行う。読み取りユニット111は、原稿台にセットされた写真や文書などの原稿を走査し、原稿上の画像情報をR,G,B(Red,Green,Blue)各色8ビットの電気信号として読み取り、スキャナ補正部112と原稿属性判定部114に出力する。
スキャナ補正部112は、読み取りユニット111から出力されたRGB形式の画像データに対して色変換処理、フィルタ処理、変倍処理を行い、処理後の画像データを固定長多値圧縮器113に出力する。
ここで、スキャナ補正部112で画像データに行われる処理の詳細について、図2を参照して説明する。
図2は、スキャナ補正部112の構成を示す図である。スキャナ補正部112は、色変換部(LUT)(第1の色変換部)201、フィルタ処理部202、変倍処理部203で構成される。
色変換部201は、読み取りユニット111から出力されたRGB形式の画像データをsRGB色空間に変換し、フィルタ処理部202に出力する。なお、この色空間の変換には、例えば、多次元のルックアップテーブル(LUT:Look Up Table)を用いたメモリアップ補間法等を使用する(例えば、特開2002−1885804号公報参照。)。ここで、ルックアップテーブルとは、入力の色空間を複数の単位補間立法群に分割し、入力色データが含まれる単位補間立方体を選択、選択した単位補間立方体の複数頂点に対応する出力値をテーブル化したものである。
フィルタ処理部202は、各種フィルタで構成され、色変換部201から出力された画像データにフィルタ処理を行い、フィルタ処理後の画像データを変倍処理部203に出力する。変倍処理部203は、フィルタ処理部202から出力されたフィルタ処理後の画像データに変倍処理を行い、固定長多値圧縮器113に出力する。
図1の説明にもどり、固定長多値圧縮器113は、スキャナ補正部112から出力された変倍処理後の各色8ビットのsRGB画像データを各色nビット(n<=8)のsRGB画像データに変換する。
原稿属性判定部114は、読み取りユニット111から出力されたRGB形式の画像データに基づいて、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを判定するカラー/白黒判定を行う。
固定長多値伸張器121は、各色nビット(n<=8)のsRGB画像データを各色8ビットのsRGB画像データに復号する。また、固定長多値圧縮器113、原稿属性判定部114および固定長多値伸張器121はそれぞれ汎用バス115に接続されている。
プリンタ補正部122は、固定長多値伸張器121により復号された画像データに対して色変換処理、プリンタγ補正、中間調処理を行い、GAVD123に出力する。
ここで、プリンタ補正部122で画像データに行われる処理の詳細について、図3および図4を参照して説明する。
図3および図4は、プリンタ補正部122の構成を示す図である。プリンタ補正部122は、色変換部(LUT)(第2の色変換部)301、プリンタγ補正部302、中間調処理部303で構成される。
色変換部301は、固定長多値伸張器121により復号された各色8ビットのsRGB画像データを、属性データに応じて各色8ビットのCMYK色信号あるいはK信号に色変換し、プリンタγ補正部302に出力する。すなわち、カラー出力の際には、図3に示すようにCMYK色信号に色変換され、白黒出力の際には、図4に示すようにK信号に色変換される。そして、プリンタγ補正部302において、色変換された色信号に対してプリンタγ補正が行われ、中間調処理部303で中間調処理が施され、GAVD123に出力される。
図1の説明にもどり、GAVD(ゲート・アレイ・ビデオ・ドライバ)123は、プリンタ補正部122から出力された画像データをもとに、作像ユニット124のLD(レーザーダイオード)を制御するLD制御信号を出力する。作像ユニット124は、LDを用いた光走査装置により画像を形成し、転写紙上に出力する。このLDは、GAVD123から出力されるLD制御信号により制御される。また、エンジンコントローラ110は、汎用バス115によりスキャナ補正部112ならびにプリンタ補正部122と接続され、スキャナ補正部112ならびにプリンタ補正部122を制御している。
つぎに、プリンタコントローラ部102の構成について説明する。プリンタコントローラ部102はプリンタコントローラ(制御部)116を中心として構成される。プリンタコントローラ116は、汎用バス115、ハードディスク(HDD)120、NIC(Network Interface Card)125と接続され、それぞれに画像データと属性データの入出力を行っている。ここで、属性データとは、上述の原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを判定した属性判定信号のことである。また、プリンタコントローラ116は、R,G,Bの各色毎に独立した半導体メモリ117〜119を有している。
プリンタコントローラ116は、画像データとその属性データを関連づけてハードディスク120に随時蓄積する。NIC125は、外部PCまたはサーバー126等とのデータの送受信を可能としている。
(画像処理装置の動作)
つぎに、この発明の実施の形態にかかる画像処理装置の動作について、図1を参照して説明する。なお、図中に示された矢印は複写時のデータの流れを示している。操作者が読み取りユニット111に原稿をセットし、図示しない操作パネルに設けられた印刷ボタンを押下すると、読み取りユニット111においてこの原稿の内容が読み取られる。そして、読み取られた内容はR,G,Bに色分解された各色8ビットの画像データとしてスキャナ補正部112と原稿属性判定部114に供給される。
つぎに、図2に示すように、読み取りユニット111から供給されたRGB形式の画像データは、色変換部201を介してsRGB色空間に変換され、さらにフィルタ処理部202および変倍処理部203を順次介して固定長多値圧縮器113に供給される。
図1にもどり、固定長多値圧縮器113においては、変倍処理後の各色8ビットのsRGB画像データが各色nビット(n<=8)のsRGB画像データに変換され、汎用バス115を介してプリンタコントローラ116に供給される。この画像データの圧縮により、ハードディスク120に蓄積される画像データ量が小さくなる。
原稿属性判定部114においては、読み取りユニット111から供給されたRGB形式の画像データに基づき、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを判定するカラー/白黒判定が行われ、その判定結果は属性データとして汎用バス115を介し、プリンタコントローラ116に供給される。
ここで、原稿属性判定部114の動作の詳細について、図5〜図7を参照して説明する。
図5は、原稿属性判定部114の構成を示す図である。原稿属性判定部114は、色画素ブロック判定部501と彩色画像判定部502で構成される。色画素ブロック判定部501においては、読み取りユニット111から供給されたRGB形式の画像データに基づき、有彩ブロック判定が行われ、その判定信号が彩色画像判定部502に供給される。
ここで、色画素ブロック判定部501の動作について、図6を参照して説明する。
図6は、単位ブロックの最大色差のマトリックスを示す図である。色画素ブロック判定部501では、RGBの差の最大値ΔRGB=d[i,j](最大色差)(d[i,j]=max{rij,gij,bij}−min{rij,gij,bij};i,j=0,1,2,3)が算出される。つぎに、最大色差d[i,j]が4ライン×4画素の単位ブロックで定められた閾値Th1よりも大きい画素数、すなわち、有彩画素数|C|が単位ブロック内の16画素について数えられる(C={d[i,j]|d[i,j]>Th1})。この有彩画素数|C|が予め定められた閾値Th2よりも大きいときに、この単位ブロックは有彩ブロックと判定され、有彩ブロック信号SG2=Hが彩色画像判定部502に供給される。
つぎに、彩色画像判定部502の動作について、図7を参照して説明する。
図7は、彩色画像判定部502の構成を示す図である。彩色画像判定部502は判定カウンタ701と判定比較器702で構成される。判定カウンタ701は色画素ブロック判定部501から供給される有彩ブロック信号SG2=Hのブロック数をカウントし、判定比較器702は判定カウンタ701の計数値と比較値を比較し、計数値が比較値を超えたときに、画層彩色信号SG1=Hが汎用バス115を介し、プリンタコントローラ116に供給される。すなわち、SG1=Hとなる原稿はカラー原稿、SG1=Lとなる原稿は白黒原稿と判定される。
図1にもどり、プリンタコントローラ116においては、固定長多値圧縮器113から供給された各色nビット(n<=8)のsRGB画像データと、原稿属性判定部114から供給された属性データが関連づけられて保持され、各色毎に独立した半導体メモリ(メモリB117、メモリG118およびメモリR119)に蓄積される。このように、画像データと属性データを関連づけることにより、画像データを指定するだけで、属性データも一緒に読み出すことができる。そして、プリンタコントローラ116により関連づけられた画像データと属性データは随時ハードディスク120に書き込まれる。これは、画像処理装置100によるプリントアウト時に用紙が詰まり、出力が正常に終了しなかった場合でも、再び原稿を読み直すのを避けるためであり、また、電子ソートを行うためである。
つぎに、画像データを出力する場合は、ハードディスク120内の各色nビット(n<=8)のsRGB画像データと属性データは一度半導体メモリ(メモリB117、メモリG118およびメモリR119)に展開され、つぎに汎用バス115を通り固定長多値伸張器121に供給される。固定長多値伸張器121においては、各色nビット(n<=8)のsRGB画像データが再び各色8ビットのsRGB画像データに復号され、属性データとともにプリンタ補正部122に供給される。
図3および図4に示すように、プリンタ補正部122においては、属性データに応じて、各色8ビットのsRGBの色信号が色変換部301を介して各色8ビットのCMYK色信号あるいはK信号へ色変換される。このときのプリンタ補正部122のパラメータは、各色8ビットのsRGB画像データとともに供給される属性データに基づき、色変換部301における最適なルックアップテーブルのパラメータが自動的に選択される。このようにパラメータを自動的に選択するため、操作者に負担をかけずに高画質な出力を得ることができる。
つぎに、各色8ビットのCMYK色信号あるいはK信号に対してプリンタγ補正が行われ、GAVD123および作像ユニット124にあわせた中間調処理が行われる。ここで、プリンタγ補正部302においても、属性データに基づいて補正のパラメータを自動的に選択して補正を行ってもよい。
図1にもどり、プリンタ補正部122による処理が行われた画像データは、GAVD123によりLD制御信号に変換され、作像ユニット124により転写紙に出力される。
つぎに、ハードディスク120に蓄積されている画像データを複写処理する際の動作について説明する。例えば、1.プリントアウト時に用紙が詰まり、出力が正常に終了しなかったときに原稿の再出力をする場合、2.複数の画像データを並べ替えて電子ソートを行う場合、3.必要になったときにハードディスク120に蓄積されているデータを出力する場合等の複写処理である。
操作者が図示しない操作パネルによって、ハードディスク120に蓄積されている画像データの複写を要求すると、ハードディスク120内の各色nビット(n<=8)のsRGB画像データとその属性データは一度半導体メモリ(メモリB117、メモリG118およびメモリR119)に展開され、つぎに汎用バス115を通り固定長多値伸張器121に供給される。このように画像データとその属性データをハードディスク120から読み出すことができるため、再度カラー/白黒判定を行う必要がなくなる。そして、固定長多値伸張器121においては、各色nビット(n<=8)のsRGB画像データが、各色8ビットのsRGB画像データに復号され、属性データとともにプリンタ補正部122に供給される。
図3および図4に示すように、プリンタ補正部122においては、ハードディスク120から読み出された属性データに応じて、各色8ビットのsRGBの色信号が色変換部301を介して各色8ビットのCMYK色信号あるいはK信号へ色変換される。このときのプリンタ補正部122のパラメータは、各色8ビットのsRGB画像データとともに供給される属性データに基づき、色変換部301における最適なルックアップテーブルのパラメータが自動的に選択される。つぎに、各色8ビットのCMYK色信号あるいはK信号に対してプリンタγ補正が行われ、GAVD123および作像ユニット124にあわせた中間調処理が行われる。
図1にもどり、プリンタ補正部122による処理が行われた画像データは、GAVD123によりLD制御信号に変換され、作像ユニット124により転写紙に出力される。
本実施の形態では、蓄積時の色空間として、PCでの標準色空間として認知されており、PCやその周辺機器とのカラーマッチングなどの親和性がよいsRGBを使用したが、もちろん他の色空間を使用してもよい。しかし、何らかの定められた色空間にすることにより、機器間やアプリケーション間においてデータの受け渡しがやり易くなる。
以上説明したように、本発明にかかる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムによれば、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかを自動的に判定し、その判定結果を画像データとともに記憶手段に蓄積することで、操作者に負担をかけずに高品質な出力画像を得ることと、再出力時の処理効率の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態で説明した画像処理方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
以上のように、本発明にかかる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムは、同一原稿を複数回複写する画像処理に有用であり、特に、デジタル複写機、ファクシミリ、スキャナやプリンタが接続される機器等に適している。
この発明の実施の形態にかかる画像処理装置100の機能的構成の一例を 示すブロック図である。 スキャナ補正部112の構成を示す図である。 プリンタ補正部122の構成を示す図である。 プリンタ補正部122の構成を示す図である。 原稿属性判定部114の構成を示す図である。 単位ブロックの最大色差のマトリックスを示す図である。 彩色画像判定部502の構成を示す図である。
符号の説明
101 エンジン部
102 プリンタコントローラ部
111 読み取りユニット
112 スキャナ補正部
113 固定長多値圧縮器
114 原稿属性判定部
115 汎用バス
116 プリンタコントローラ
117〜119 メモリ
120 ハードディスク
121 固定長多値伸張器
122 プリンタ補正部
201,301 色変換部(LUT)
501 色画素ブロック判定部
502 彩色画像判定部
701 判定カウンタ
702 判定比較器

Claims (11)

  1. 原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取り手段と、
    前記読み取り手段から出力された前記画像データの属性を判定する属性判定手段と、
    前記画像データと前記属性判定手段によって判定された当該画像データの属性データとを関連づける制御手段と、
    前記制御手段により関連づけられた前記画像データと、前記属性データを蓄積する記憶手段と、
    前記記憶手段に蓄積された前記画像データを前記属性データに基づき出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記属性判定手段は、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかの判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記読み取り手段から出力した前記画像データを入力デバイスに依存しない色空間の画像データに変換し、前記制御手段に出力する第1の色変換手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記記憶手段に蓄積した前記画像データと前記属性データを読み出し、当該画像データを出力デバイスに依存する色空間に変換し、出力デバイスに出力する第2の色変換手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2の色変換手段は、前記記憶手段から読み出した前記属性データに基づいて色変換パラメータを切り替えることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 原稿を読み取り画像データに変換して出力する読み取り工程と、
    前記読み取り工程によって読み取られた前記画像データの属性を判定する属性判定工程と、
    前記画像データと前記属性判定工程によって判定された当該画像データの属性データとを関連づける制御工程と、
    前記制御工程によって前記属性データと関連づけられた前記画像データを当該属性データに基づき出力する出力工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記属性判定工程は、原稿がカラー原稿であるか白黒原稿であるかの判定を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記読み取り工程によって読み取られた前記画像データを入力デバイスに依存しない色空間の画像データに変換する第1の色変換工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  9. 前記制御工程によって関連づけられた前記画像データと前記属性データを読み出し、当該画像データを出力デバイスに依存する色空間に変換する第2の色変換工程を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  10. 前記第2の色変換工程は、前記制御工程によって前記画像データと関連づけられた前記属性データに基づいて、色変換パラメータを自動的に切り替えることを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 請求項6〜10のいずれか一つに記載の画像処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
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