JP2006086588A - 画像供給デバイス及び該デバイスの制御方法及び印刷システム - Google Patents

画像供給デバイス及び該デバイスの制御方法及び印刷システム Download PDF

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Takuya Matsuno
卓也 松野
Masao Kato
真夫 加藤
Futoshi Sasaki
太 佐々木
Yoshio Onuma
宣雄 大沼
Tomoyuki Watanabe
知行 渡辺
Hirokazu Ishii
宏和 石井
Yoshiro Udagawa
善郎 宇田川
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Abstract

【課題】 高解像度DSCでの撮影した画像を、出力レイアウトに合わせるために、プリンタ側で回転処理を行った場合、プリンタに備えるメモリ容量の問題および回転処理の処理速度の問題から、実用上に耐えうる時間で印刷を行うことが出来ない。
【解決手段】 PDプリンタより取得するデバイス情報「情報1」と、DSCのUIにて設定されるプリンタ機能に関するユーザ設定情報「情報2」に対応するレイアウト情報を、DSCにあらかじめ記憶する対応するレイアウト情報テーブル「情報3」を検索して参照することにより、DSC側で印刷対象画像の回転要否および回転方向、回転角度を適切い決定し、DSC側で画像回転処理を施した上で、PDプリンタに送信する。
【選択図】 図13

Description

本発明は、画像供給デバイスと印刷装置とを有し、前記画像供給デバイスから供給される画像データに基づいて前記印刷装置により画像を印刷する印刷システム、及びその画像供給デバイス及び該デバイスの制御方法に関するものである。
プリンタとデジタルスチルカメラ(以下DSC)をUSB等のインタフェースを介して直接接続し、DSCの記憶媒体(メモリカード)に記憶されている写真画像をプリンタに送信して印刷する、所謂、デジタルカメラダイレクトプリントシステムが一般的となってきている。
このようなプリントシステムでは、一般的にはDSCから、印刷対象となる画像のJPEGファイルをプリンタに送信し、プリンタ側で、そのJPEGファイルの解凍、色変換、リサイズ、回転等を行ってプリント可能なデータ形式へ変換して印刷を行っている。
一方、DSCで、撮影画像をプリント専用に処理した後プリンタに送信して印刷するシステムが提案されている(特許文献1〜3)。
特許文献1では、一般性の低い固有のプリントプロトコルを用いて、DSCからの画像と、プリンタ側の用紙サイズ等の印刷態様に応じた画像の印刷を可能とするデジタルカメラダイレクトプリントシステムが提案されている。
特許文献2では、プリンタでの処理負荷の低減を目的とし、DSCでJPEGファイルの解凍、色変換、リサイズ、回転等を行ってプリント可能なデータ形式へ変換処理を行い、プリント可能なデータとしてプリンタに送信し、プリンタでの画像処理負荷の低減を図っている。
更に特許文献3では、プリンタ毎の色再現特性のばらつきをDSC側で補正し、JPEGなどの一般的な画像ファイルに変換してプリンタに送信している。これによりプリンタ毎の印刷特性に依存しない安定した画像を得ることが記載されている。
特開平8−32911号公報 特開平10−290470号公報 特開2003−134457号公報
上述のデジタルカメラダイレクトプリントシステムが益々普及してきており、更に、DSCにおける画像の高画質化の進歩も著しいものがある。DSCで撮像されて記憶される画像データは、数年前までは最大100〜200万画素/画像だったのもが、近年では、一画像当り800万画素以上の高解像度の画像を撮影して記憶できるDSCが販売されている。
このようなDSCの撮影画素数の増大に伴い、上述のデジタルカメラダイレクトプリントシステムにおいて、本願発明者は以下のような新たな課題を見つけるに至った。
(1)プリンタ側での処理すべき画素数が大きくなり、プリンタの負荷が増大する。その結果、プリンタ側で画像回転を行う場合において、プリンタの負荷がさらに負荷が増大する。
(2)画素数に合わせて画像ファイルサイズが大きくなり、DSC−プリンタ間での画像ファイルの転送負荷が増大する。プリンタ側で画像回転を行う場合、ページメモリを持てない環境においては、ファイルのパーシャルリードの回数が大幅に増える。その結果、DSC−プリンタ間での画像ファイルの転送負荷がさらに転送負荷が増大する。
これらが要因となり、印刷時にプリント速度が低下するという問題が発生している。
先述の公知例のような処理の負荷分散を目的として、印刷用の画像データの画像処理の一部をDSC側で処理する場合の問題点があることが新たに解った。また、いずれの公知例においても、プリンタにおける印刷態様や印刷特性をプリンタから取得する旨の記載があるが、そのプリンタの印刷特性に関する情報をプリンタとDSC間での通信する方法について具体的な記載が無い。例えば、プリンタの印刷能力をDSCに伝える手法では、プリンタでの印刷時のサイズ/レイアウト等の形態を、そのプリンタのCapabilityで許容する範囲内であれば、DSC側でユーザが任意に設定及び選択できる。
このようなシステムでは、設定されたレイアウト情報と印刷対象画像の縦横アスペクト比から、例えば縦長画像を2UPであれば、画像を右方向に90度回転させ、2UP以外では画像の回転をしないように、一意的に処理がなされていた。回転方向、角度についても、用紙サイズなどに関係なく回転処理をおこなっていた。また、DSCと異なるメーカのプリンタが接続されている環境においては、プリンタの印刷特性を知ることができないため、ベンダー名を判定して、同ベンダーでないような場合においては、DSC側での画像回転処理を行わないようにしていた。従って、このよう接続環境においては、高解像度の画像を高速に適切なレイアウトで印刷できないという問題があった。
また特許文献2及び3には、プリンタにおける印刷特性をプリンタから取得する旨の記載があるが、その取得した印刷特性だけに基づいてプリンタに送信する画像データの回転処理を実行しているため、レイアウトが複雑な場合において、また、DSCと異なるベンダーのプリンタが接続されている環境においては、DSC側での回転処理が適切に行われないで印刷されてしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、本願発明の特徴は、高解像度DSCで撮影した画像を、用紙サイズや複雑なレイアウトに対しても適切にDSC側で回転処理を行い、かつ高速に印刷できる画像供給デバイス及びその制御方法及び、印刷システムを提供することにある。さらに、DSCと異なるベンダーのプリンタが接続される環境においても、用紙サイズや複雑なレイアウトに対しても適切にDSC側で回転処理を行い、かつ高速に印刷できる画像供給デバイス及びその制御方法及び、印刷システムを提供することにある。
本発明の一態様に係る印刷システムは以下のような構成を備える。
即ち、画像供給デバイスに印刷装置機種毎のレイアウト情報リストを備える手段と、画像供給デバイスと印刷装置との間の通信接続に応じて、印刷装置の機種情報および機能情報を取得する手段と、機能情報に基づいてユーザインターフェース(UI)を構築して表示する手段と、機種情報と、前記ユーザインターフェース(UI)に基づいて設定された印刷仕様と機種情報と、レイアウト情報リストに応じて、印刷対象の画像ファイルの画像データを回転する変換手段と、印刷装置からのデータ要求に応じて、画像供給デバイス側で回転処理を行った画像データを印刷装置に送信する送信手段とを備える。
また、本発明の一態様に係る印刷システムは以下のような構成を備える。
即ち、画像供給デバイスに印刷装置機種毎のレイアウト情報リストを備える手段と、画像供給デバイスと印刷装置との間の通信接続に応じて、印刷装置の機種情報および機能情報を取得する手段と、機能情報に基づいてUIを構築して表示する手段と、機種情報と、前記UIに基づいて設定された印刷仕様と機種情報と、レイアウト情報リストに応じて、印刷対象の画像ファイルの画像データを回転する変換手段と、印刷装置からのデータ要求に応じて、画像供給デバイス側で回転処理を行った画像データを印刷装置に送信する送信手段とを備える。
本発明によれば、高解像度DSCで撮影した画像を、用紙サイズや複雑なレイアウトに対しても適切にDSC側で回転処理を行い、かつ高速に印刷できる画像供給デバイス及びその制御方法及び、印刷システムを提供することが可能となる格別の効果が生まれる。さらに、DSCと異なるベンダーのプリンタが接続される環境においても、用紙サイズや複雑なレイアウトに対しても適切にDSC側で回転処理を行い、かつ高速に印刷できる画像供給デバイス及びその制御方法及び、印刷システムを提供することが可能となる格別の効果が生まれる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、本実施の形態では、デジタルカメラ(DSC)とプリンタとの間でダイレクトプリントを実現する場合で説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置(以下、PDプリンタ)1000の概観斜視図である。このPDプリンタ1000は、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信して印刷する通常のPCプリンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に記憶されている画像データを直接読取って印刷したり、或いはデジタルカメラやPDAなどからの画像データを受信して印刷する機能を備えている。
図1において、本実施の形態に係るPDプリンタ1000の外殻をなす本体は、下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、PDプリンタ1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部がされている。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回転自在に保持され、その回転によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回転させて開口部を開成させることにより、ここから記録されたシート(普通紙、専用紙、樹脂シート等を含む。以下単にシートとする)が排出可能となると共に、排出されたシートを順次積載し得るようになっている。また排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、シートの支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)或いはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。尚、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバー1003の開閉状態を検出し得るようになっている。
また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が設けられている。また、上ケース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられている。この操作パネル1010の構造は、図2を参照して詳しく後述する。1007は自動給送部で、シートを装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間選択レバーで、プリントヘッドとシートとの間隔を調整するためのレバーである。1009はカードスロットで、ここにメモリカードを装着可能なアダプタが挿入され、このアダプタを介してメモリカードに記憶されている画像データを直接取り込んで印刷することができる。このメモリカード(PC)としては、例えばコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ、スマートメディア、メモリスティック等がある。1011はビューワ(液晶表示部)で、このPDプリンタ1000の本体に着脱可能であり、PCカードに記憶されている画像の中からプリントしたい画像を検索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像などを表示するのに使用される。1012は後述するデジタルカメラを接続するためのUSB端子である。また、このPD装置1000の後面には、パーソナルコンピュータ(PC)を接続するためのUSBコネクタが設けられている。
図2は本実施の形態に係るPDプリンタ1000の操作パネル1010の概観図である。
図において、液晶表示部1006には、その左右に印刷されている項目に関するデータを各種設定するためのメニュー項目が表示される。ここに表示される項目としては、例えば、複数ある写真画像ファイルの内、印刷したい写真画像の先頭番号、指定コマ番号(開始コマ指定/印刷コマ指定)、印刷を終了したい最後の写真番号(終了)、印刷部数(部数)、印刷に使用するシートの種類(用紙種類)、1枚のシートに印刷する写真の枚数設定(レイアウト)、印刷の品位の指定(品位)、撮影した日付を印刷するかどうかの指定(日付印刷)、写真を補正して印刷するかどうかの指定(画像補正)、印刷に必要なシートの枚数表示(用紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー2001を用いて選択、或いは指定される。2002はモードキーで、このキーを押下する毎に、印刷の種類(インデックス印刷、全コマ印刷、1コマ印刷、指定コマ印刷等)を切り替えることができ、これに応じてLED2003の対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンスキーで、プリントヘッドのクリーニング等、プリンタのメンテナンスを行わせるためのキーである。2005は印刷開始キーで、印刷の開始を指示する時、或いはメンテナンスの設定を確立する際に押下される。2006は印刷中止キーで、印刷を中止させる時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下される。
次に図3を参照して、本実施の形態に係るPDプリンタ1000の制御に係る主要部の構成を説明する。尚、この図3において、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
図3は、本実施の形態に係るPDプリンタの制御に係る主要部の構成を示すブロック図である。
図3において、3000は制御部(制御基板)を示している。3001はASIC(専用カスタムLSI)を示している。3002はDSP(デジタル信号処理プロセッサ)で、内部にCPUを有し、後述する各種制御処理及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等を担当している。3003はメモリで、DSP3002のCPUの制御プログラムを記憶するプログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを記憶するRAMエリア、画像データなどを記憶するワークメモリとして機能するメモリエリアを有している。3004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を印刷するインクジェットプリンタのプリンタエンジンが搭載されている。3005はデジタルカメラ(DSC)3012を接続するためのポートとしてのUSBコネクタである。3006はビューワ1011を接続するためのコネクタである。3008はUSBハブ(USBHUB)で、このPDプリンタ1000がPC3010からの画像データに基づいて印刷を行う際には、PC3010からのデータをそのままスルーし、USB3021を介してプリンタエンジン3004に出力する。これにより、接続されているPC3010は、プリンタエンジン3004と直接、データや信号のやり取りを行って印刷を実行することができる(一般的なPCプリンタとして機能する)。3009は電源コネクタで、電源3019により、商用ACから変換された直流電圧を入力している。PC3010は一般的なパーソナルコンピュータ、3011は前述したメモリカード(PCカード)、3012はデジタルカメラ(DSC:DigitalStillCamera)である。
尚、この制御部3000とプリンタエンジン3004との間の信号のやり取りは、前述したUSB3021又はIEEE1284バス3022を介して行われる。
<デジタルカメラの概要説明>
図4は、本実施の形態に係るDSC(デジタルカメラ)3012の構成を示すブロック図である。
同図において、3100はDSC3012全体の制御を司るCPUであり、3101はCPU3100による処理手順を記憶しているROMである。3102はCPU3100のワークエリアとして使用されるRAMであり、3103は各種操作を行うスイッチ群で、シャッター、モード切替スイッチ、選択スイッチやカーソルキー等が含まれている。2700は液晶表示部であり、現時点で撮影している映像や、撮像されてメモリカードに記憶されている画像を表示したり、各種設定を行う際のメニューを表示するために使用される。3105は光学ユニットであり、主としてレンズ及びその駆動系で構成される。3106はCCD素子であり、3107はCPU3100の制御下において光学ユニット3105を駆動制御するドライバである。3108は記憶媒体3109(コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリカード等)を接続するためのコネクタであり、3110はPC或いは実施の形態におけるPDプリンタ1000と接続するためのUSB(Universal Serial Bus)インターフェース(USBのスレーブ側)である。
<ダイレクトプリント概要説明>
図5は、DSC3012からPDプリンタ1000に対してプリント要求を発行して印刷を行う場合の大まかな信号フローを説明する図である。
この処理手順は、PDプリンタ1000とDSC3012とがUSBケーブルを介して接続された後、或は無線により通信を行うことにより互いにDPS仕様に準拠していることを確認した後に実行される。まずDSC3012は「ConfigurePrintService」をPDプリンタ1000に送信して、PDプリンタ1000の状態をチェックする(600)。これに対してPDプリンタ1000から、その時点でのPDプリンタ1000の状態(ここでは「アイドル」状態)が通知される(601)。ここでは「アイドル」状態であるため、DSC3012はPDプリンタ1000のCapabilityを問合せ(602)、そのCapabilityに応じたプリント開始要求(StartJob)を発行する(603)。尚、このプリント開始要求は、601で、後述するPDプリンタ1000からのステータス情報の中の「newJobOK」が「True(真)」になっていることを条件に、DSC3012からPDプリンタ1000に発行される。
このプリント開始要求に対してPDプリンタ1000は、印刷が指示された画像データのファイルIDに基づいてファイル情報をDSC3012に要求する(GetFileInfo)(604)。これに応答してDSC3012から、そのファイル情報(FileInfo)が送信される。このファイル情報にはファイル容量等の情報が含まれる。そしてPDプリンタ1000がそのファイル情報を受信して処理可能であると判断すると、そのファイル情報をDSC3012に要求する(GetFile)(605)。これによりその要求されたファイルの画像データ(ImageFile)がDSC3012からPDプリンタ1000に送られる。これによりPDプリンタ1000がプリント処理を開始すると、606で「印刷中(Printing)」を示すステータス情報が、PDプリンタ1000からDSC3012に「NotifyDeviceStatus」によって送られる。そして1頁のプリント処理が終了すると、次のページの処理開始時にPDプリンタ1000から「NotifyJobStatus」607により、それが通知される。そして1頁だけの印刷であれば、そのプリント要求した1頁の印刷が終了すると、次に「NotifyDviceStatus」608によりPDプリンタ1000が「アイドル」状態になったことが通知される(NotifyDeviceStatus(Idle))。
尚、例えば、1頁に複数(N)の画像をレイアウトして印刷するN−up印刷の場合には、N枚の画像を印刷する度に、「NotifyJobStatus」607がPDプリンタ1000からDSC3012に送られることになる。本実施の形態での「NotifyJobStatus」及び「NotifyDeviceStatus」の発行タイミングと画像データの取得の順番は一例であり、製品の実装によっては様々なケースが起こりうる。
図6は、本発明の実施の形態1に係るデジタルカメラ(DSC)3012とPDプリンタ1000との間で通信を行って、DSC3012からPDプリンタ1000に画像データを供給して印刷を行う場合の処理を説明する図である。図において、ステップS1〜S15はDSC3012における処理を示し、ステップS21〜S31はPDプリンタ1000における処理を示している。
ステップS1及びステップS21では、DSC3012とPDプリンタ1000との間で、互いにDPS仕様に準拠していることを確認する。この状態でDSC3012はPDプリンタ1000に対して、プリンタの状態やデバイス情報を問合せる。これに対してPDプリンタ1000から、その時点でのPDプリンタ1000の状態やデバイス情報が通知される。このデバイス情報には、例えば接続プロトコルのバージョンや、プリンタのベンダー名や機種名等が通知される。こうしてステップS2で、DSC3012は、プリンタの状態及びデバイス情報の中で必要とする「情報1」をRAM3102に記憶する。この「情報1」には、後に、DSC3012で画像ファイルを変換する際に必要となる情報が含まれている。次にDSC3012は、図5の602で示すように、PDプリンタ1000に対して、そのCapabilityを要求する。
これによりPDプリンタ1000は、ステップS22で、PDプリンタ1000の印刷機能に関する能力情報(Capability)を作成してDSC3012に送信する。DSC3012はこのCapabilityを受信する(ステップS3)。そしてステップS4で、このCapabilityを基にユーザインターフェース(UI)を構築して表示部2700に表示する。ここでは、例えば、用紙サイズがA4判とB5判で、PDプリンタ1000が普通紙と写真用用紙を装着しており、1−up、2−up,4−upのレイアウト印刷が「縁なし」、或は「縁あり」で可能で、更に日付印刷が可能な場合は、これらの項目を任意に選択可能で、それ以外の項目は選択できないようなUI画面が表示部2700に表示される。
次にステップS5では、DSC3012のユーザは、その構築されたUI画面を参照して、印刷したい画像を選択し、それら画像の印刷形式を設定する。この画像の印刷形式の設定とは、印刷枚数や、用紙サイズ、レイアウト、日付印刷の有無等といった、ステップS3で受信したPDプリンタ1000のCapabilityに基づいたものとなる。次にステップS6で、こうしてユーザにより設定された「情報2」をRAM3102に記憶する。この「情報2」は、UIを使用してユーザにより設定された用紙サイズ、レイアウト等の情報が含まれる。
そして、このUIを使用してユーザにより印刷開始が指示されるとステップS7に進み、その印刷を指示するための印刷ジョブファイルを作成し、ステップS8で、その作成した印刷ジョブファイルをPDプリンタ1000に送信する。この印刷ジョブファイルはステップS23でPDプリンタ1000により受信される。次にステップS24で、PDプリンタ1000は、その受信した印刷ジョブファイルを解析してプリントの準備を行う。そして、その印刷ジョブファイルに記載されている印刷対象の「画像ファイル情報の取得要求」(画像ファイル名)をDSC3012に対して発行する。
尚、この「画像ファイル情報の取得要求」は、例えばUSB上のPTP(Pictutre Transfer Protocol)で動作するサービスでは、そのPTPで規定されている「GetObjectInfo」に相当している。しかしながら、この実施の形態における「画像ファイル情報の取得要求」の役割は、画像ファイルの作成タイミングをPDプリンタ1000からDSC3012に伝えることにある。本実施の形態では、この作成タイミングを伝える一つの手段として「画像ファイル情報の取得要求」を用いたが、このような手段はこれに限定されるものでなく、他の専用のコマンドや既存の通信コマンドを利用しても良い。この実施の形態では、「印刷用の画像ファイル作成」のタイミングをPDプリンタ1000からDSC3012に対して通知することを特徴としている。
そしてステップS9で、この「画像ファイル情報の取得要求」がDSC3012により受信されるとステップS10に進み、本実施の形態の特徴である、PDプリンタ1000に対して送信する印刷用の画像ファイルを作成する処理を実行する。このステップS10の処理は詳しく後述する。次にステップS11で、その作成した印刷用の画像ファイルの情報(ObjectInfo Dataset:画像ファイル名、データサイズ、ディレクトリ、日付などを含む)を、ステップS11でPDプリンタ1000に送信する。
次にステップS25で、PDプリンタ1000は、その印刷用の画像ファイルの情報を受信すると、その指定された印刷用の画像ファイルそのものの取得要求をDSC3012に送信する(ステップS26)。DSC3012は、この画像ファイルの取得要求を受信すると(ステップS12)、ステップS13で、その要求された印刷用の画像ファイルをPDプリンタ1000に送信する。
PDプリンタ1000は、ステップS27で、その印刷用の画像ファイルを受信すると、その画像ファイルの画像データを復号して画像処理を行い、PDプリンタ1000で出力できる形式の画像に変換する(ステップS28)。そしてステップS29で、その変換した画像データに基づいて印刷を行う。ステップS30では、その画像データの最後まで印刷が完了しているかを判定する。ここで印刷が完成していない場合は、例えばPDプリンタ1000で、受信した画像データ格納するためのバッファ領域が十分に確保できず、ステップS27で、その画像ファイルの画像データを分割して受信して処理している場合等が考えられる。その場合はステップS24に戻り、再び「画像ファイル情報の取得要求」をDSC3012に送信し、前述と同様の手順で、ステップS27で、画像ファイルの画像データの部分データを受信して印刷する。
こうしてステップS30で、その画像ファイルの画像データの印刷が完了するとステップS31に進み、その画像ファイルの印刷が完了した旨をDSC3012に通知する。
この印刷終了通知を受信したDSC3012は、ステップS10で作成した印刷用の画像ファイルをRAM3102から削除して(ステップS15)処理を終了する。但し、メモリカード3109に記憶されている元の画像ファイルはそのまま保存される。
尚、前述のステップS29で、取得した画像データの量が十分でない状況、例えば記録ヘッドの一走査で記録するデータ量よりも少ない場合には、ステップS28での画像処理が可能であってもステップS29での印刷処理ができない。この場合は、ステップS29での印刷動作を行わずに、ステップS30の判定を行ってステップS24へ進むことになる。
尚、ステップS10で画像ファイルの作成が終了した後、ステップS11で、「画像ファイル情報」をDSC3012からPDプリンタ1000に送信しているが、これは前述のステップS24で、PDプリンタ1000からの「画像ファイル情報の取得要求」(GetObjectInfo)(ステップS24)に対する返答である。この「画像ファイル情報」も前述の「画像ファイル情報の取得要求」と同様に、DSC3012で画像ファイルの変換及び作成処理が完了したことをPDプリンタ1000に伝える役割がある。従って本実施の形態における「画像ファイル情報」の送信は、これに限定されるものでなく、他の専用コマンドや既存の通信コマンドを利用しても良い。
図7は、本実施の形態1に係るDSC3012における画像ファイルの作成処理(ステップS10)を説明するフローチャートである。
まずステップS41で、メモリカード3109に記憶されている処理対象の画像ファイルの画像データを読み取る。次にステップS42で、その画像データに対して、回転処理が必要かどうかを判定する。回転処理の判定方法については、[0052]において詳細に詳説する。
こうしてステップS42で、元の画像データに対して回転処理が必要であると判定するとステップS43に進む。即ち、DSC3012でその元の画像データを回転してからPDプリンタ1000に送信すると判定する。回転処理が不要であると反転した場合は、何もせずにこの処理を終了する。即ち、元の画像をそのままPDプリンタ1000に送信すると判定する。
ステップS43では、元の画像ファイルは、例えばJPEGにより符号化されているので、それを復号して生の画像データに変換する。ステップS44ではその画像データに対して回転処理を行い、ステップS45に進む。
ステップS45では、処理済みの画像データを再度JPEG符号化する。次にステップS46に進み、その画像データが「EXIF」タグ付きの画像データかどうかを調べ、そうであればステップS47で、その「EXIF」タグを、ステップS44などで変換した内容に従って更新する。一方、ステップS46で、その画像データが「EXIF」タグ付きの画像データでないときはステップS48に進み、その画像データに「EXIF」タグを付加する。
例えばステップS47では、EXIFで用いるTIFFRev.6.0の付属情報として、画像方向(タグ番号「274」:Orientation)が規定されており、それによれば「1」(デフォルト)は、「0番目の行が目で見たときの画像の上、0番目の列が目で見たときの画像の右側となる」と規定されている。この「1」で画像方向が規定された画像を左に90°回転させると、その画像のEXIFタグの画像方向は「8」、即ち「0番目の行が目で見たときの画像の左側、0番目の列が目で見たときの画像の下となる」に変更される。尚、このEXIFタグの詳細については、JEIDA規格の「デジタルカメラスチルカメラ用画像フォーマット規格(Exif)」を参照されたい。
次に、本実施の形態1に係る図7における画像データの回転処理が必要か否かの判断処理(ステップS42)と、画像データの回転処理(ステップS44)について、図9〜図13を用いて更に詳しく説明する。
図13は図7における画像データの回転処理が必要か否かの判断処理(ステップS42)を表すフローチャートである。まずステップS71において、RAM3102に記憶していた「情報1」と「情報2」「情報3」を取得する。「情報1」は図9に示すデバイス情報であり、例えばVendor名、プリンタ名、Version情報等であり、「情報2」は図10に示すユーザにより設定された情報であり、例えば用紙サイズ、紙種、レイアウト、縁あり/なしの情報等である。「情報3」は図11および図12に示すレイアウト、用紙サイズ毎の矩形形式がPortrait/Landscapeかを定義した情報であり、機種毎に存在する情報である。基本的に、レイアウト情報テーブルはDSC3012内のROM3101上に配置されているが、PDプリンタ1000からのCapability送信により受信される構成も考えられる。
次にステップS72においてレイアウト情報テーブルの検索を行う。図11および図12はレイアウト情報テーブルの例であり、レイアウト情報テーブルはROM3101もしくはRAM3102上に配置されている。またレイアウト情報テーブルは機種依存の情報を含む場合もあるため、複数のレイアウト情報テーブルが存在する場合もある。S71において取得した「情報1」を用いて対象プリンタのレイアウト情報テーブルを決定し、同じく「情報2」を用いて、決定したレイアウト情報テーブル内の検索を行う。この検索により、例えば本例ではModel−Aを用いて、「A4」、「1up」という「情報2」からテーブル内を検索し、出力矩形の形状をPortrait(縦長矩形)を取得する。そしてUIで設定された印刷対象の画像ファイルから当該画像の幅と高さ情報を取得し、印刷対象画像の矩形形状が縦長矩形か横長矩形か決定する。次に、印刷対象画像の矩形形状と出力矩形の形状から回転の要否および回転角度を決定する。具体的には、印刷対象画像の矩形形状と出力矩形の形状が同じである場合は回転不要と判断し、形状が相反する場合は回転要と判断する。回転角度は、図11の(1)および(2)で示すように矩形形状が「Portrait」あるいは「Landscape」と設定されている場合は、無条件に右方向に印刷対象画像90度回転するように決定される。また、図11の(3)で示すように矩形形状が「Port270」あるいは「Land270」と設定されている場合は、右方向に印刷対象画像270度回転するように決定される結果となる。
これがステップS73での処理である。なおレイアウト情報の構成には本例に限らず、たとえば「Port180」「Land180」などのような他の情報を含めることが可能であることは言うまでもない。
次にステップS74に進み、S73で決定された回転要否情報を判定し、その判定結果に基づいて、S75およびS76で、戻り値に、該当する回転角度を設定する処理を行った後に、図7のステップ43に戻る。
以上がステップS42の処理である。
尚、以上の説明において、DSC3012は、プリンタのデバイス情報などの「情報1」を取得し、プリンタの有する機能に応じたUIに基づいてカメラのユーザが設定した情報として「情報2」を取得してメモリに記憶しておき、これら情報に基づいて、印刷するべき画像データを回転処理を施した結果をプリンタに送信することができる。これにより、プリンタ側での回転処理を不要とすることができる。一般的に高解像度カメラなどの画像供給デバイスにおいては、回転処理のためのメモリを十分に備えており、また回転処理を行うハードウェアを備えている。一方、コンシューマ系プリンタにおいては、回転処理のためのメモリを十分に持っておらず、また回転処理を行うハードウェアを備えていない。以上のことから、画像供給デバイス側で画像の回転処理を行い、その結果をプリンタ側に送信することにより、回転処理に要する時間を大幅な
減少が可能となる。
図8は、本実施の形態に係るPDプリンタ1000における画像データの処理(ステップS28)を説明するフローチャートである。
まずステップS61で、DSC3012から受信した画像データを復号する。次にステップS62で、その復号したデータを、プリンタエンジン3004の記録ヘッド(インクジェットヘッド)に出力するために、画像データを並び替える。そしてステップS63で、その並び替えたデータをプリントバッファに展開する。
このように本実施の形態によれば、PDプリンタ1000における画像データの処理において、画像データの回転処理が不要となるため、PDプリンタ1000における画像処理が簡単になり、PDプリンタ1000による負荷を軽減できる。
以上説明したように本実施の形態1によれば、以下のような効果がある。
(1)DSC3012において画像データの回転処理を行った後、PDプリンタ1000に、その画像データを送信するため、PDプリンタ1000では特別で高価な画像回転処理のための大容量のメモリおよびハードウェアによる高速画像回転機能を設ける必要が無く、かつ画像処理が簡略化できる。これにより、画像を回転する必要性がある場合において、高速に印刷が可能となる。
(2)DSC3012で回転処理を施した画像ファイルを作成する際に、PDプリンタ1000から取得する機種情報に対応した、DSC3012にあらかじめ備える複数のレイアウト情報テーブルから、機種情報に対応したレイアウト情報テーブルを参照することにより、印刷を行うため、PDプリンタ1000の印刷機能などを生かした印刷処理を行うことができる。
(実施の形態2)
実施形態1においては、レイアウト情報テーブルはDSC3012内のROM3101もしくはRAM3102上に配置されている構成であり、PDプリンタ1000から取得しRAM3102に記憶する「情報1」のVender名、プリンタ名、Version情報と一致するレイアウト情報がレイアウト情報テーブルに存在する場合において、DSC3012において画像回転の判定、回転方向および角度の決定、その結果に基づく画像回転処理を行うことが可能となる。
言い換えると、レイアウト情報テーブルに登録されていないプリンタに対しては、DSC3012において実施形態1の画像回転処理を行うことができないことになる。具体的には、将来発売の自社PDプリンタおよび他社のPDプリンタに対しては、実施形態1におけるDSC3012での回転処理が行えない結果となり、ここに改善の必要性があることが言える。
実施形態2では、前記欠点を解決する形態、すなわち、将来発売の自社PDプリンタ1000および他社のPDプリンタに対しても、実施形態1におけるDSC3012での回転処理が行える形態を提供するものである。
以下に、実施形態2の説明を行う。
実施形態1においては、レイアウト情報テーブルはDSC3012内のROM3101もしくはRAM3102上に配置されている構成であったが、実施形態2においては、レイアウト情報テーブルの情報を、図6のステップS22のCapability送信にてPDプリンタ1000より送信し、ステップS3のCapability受信にてDSC3012にて受信し、受信した結果をRAM3102上に記憶する処理を追加することを特徴とするものである。実施形態1に本処理を加えることにより、将来発売の自社PDプリンタおよび他社のPDプリンタに対しても、実施形態1におけるDSC3012での回転処理が行うことが可能となり、実施形態1の課題を改善することが可能となる。
図14は、本実施形態の特徴であるプリンタからDSCに送信されるCapability情報を示したschemaの一例を示している。本Capability情報は図7のS22-S3のタイミングでプリンタからDSCに送信される。このschemaでは、プリンタが印刷時の画像出力方向が横長(landscape)であるかについての情報である。行(2)の記載部分が、
<landscape paperSize="80010000" layout="90010000"> FCAA0001
画像出力方向の情報を表している。プリンタにおいての画像出力方向は紙サイズに対するレイアウトの組み合わせから決定される。行(2)の部分で、それらの組み合わせを既定しいる。紙サイズ(paperSize)情報は“8001000”、レイアウト(layout)情報は“9001000”である。
このschemaを受信したDSCは、予めプリンタとDSC間で取り決めてあるコードを参照して、紙サイズが"80010000" は“A4“、レイアウトが"90010000"が”1upフチなし“の場合の出力サイズ情報であること知る。実際の画像出力方向(landscape)情報は8桁の
FCAA0001
文字列は、横長出力(landscape)を示している。また縦長出力(portrate)には、コードFCAA0002が割り当てられている。図14記載のschemaでは説明を簡略化するために、紙サイズ:A4、レイアウト:1UPフチなしの場合についてのみ記載したが、実際のプリンタでは紙サイズとレイアウトの組み合わせは1種類ではなく、多くの組み合わせが存在し、各々の組み合わせ毎に出力サイズは異なる。その場合でも、その組み合わせ毎に、同様なschemaをプリンタからDSCに送信することで、DSC側が確実にプリンタ側の出力サイズに関する情報を知ることが可能となる。
本発明の実施の形態に係るPDプリンタの概観斜視図である。 本実施の形態に係るPDプリンタの操作パネルの概観図である。 本実施の形態に係るPDプリンタの制御に係る主要部の構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るDSCの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る印刷システムにおいて、DSCからPDプリンタに対してプリント要求を発行して印刷を行う場合の大まかな信号フローを説明する図である。 本発明の実施の形態に係るデジタルカメラ(DSC)とPDプリンタとの間で通信を行って、DSCからPDプリンタに画像データを供給して印刷を行う場合の処理を説明する図である。 本実施の形態に係るDSCにおける画像ファイルの作成処理(ステップS10)を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係るPDプリンタ1000における画像データの処理(ステップS28)を説明するフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るPDプリンタから送信される情報1の構成例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るDSCのUIで設定される情報2の構成例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るレイアウト情報テーブルの構成例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るレイアウト情報テーブルの構成例2を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像データの回転処理判定処理(ステップS42)を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る、スキーマの説明図である。

Claims (15)

  1. 画像供給デバイスと印刷装置とを有し、前記画像供給デバイスから供給される画像データに基づいて前記印刷装置により画像を印刷する印刷システムであって、
    前記画像供給デバイスは、
    前記印刷装置機種毎のレイアウト情報リストを備える手段と、
    前記画像供給デバイスと前記印刷装置との間の通信接続に応じて、前記印刷装置の機種情報および機能情報を取得する手段と、
    前記機能情報に基づいてユーザインターフェースを構築して表示する手段と、
    前記機種情報と、前記ユーザインターフェースに基づいて設定された印刷仕様と前記機種情報と、前記レイアウト情報リストに応じて、印刷対象の画像ファイルの画像データを変換する変換手段と、
    前記印刷装置からのデータ要求に応じて、前記変換手段により変換した画像データを前記印刷装置に送信する送信手段とを有し、
    前記印刷装置は前記データ要求に応じて前記送信手段により送信された前記画像データに基づいて画像を印刷することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記レイアウト情報リスト手段は、レイアウト種別と紙サイズ種別に応じた画像出力方向で構成されることを特徴とする手段であり、前記画像出力方向には、画像が回転される場合の回転角度および回転方向を設定できることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記変換手段による変換は、画像データの回転処理であることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  4. 前記レイアウト情報リストは、前記印刷装置からの機能情報の取得要求に応じて、前記印刷装置から取得できる手段を備え、機能情報にレイアウト情報リストが含まれる場合は、前記画像供給デバイス内に備えるレイアウト情報リストより優先して使用することを特徴とする印刷システム。
  5. 前記変換手段は、前記印刷装置からの機種情報の取得要求に応じて、前記印刷対象の画像ファイルの画像データの変換を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷システム。
  6. 印刷装置と直接通信し、当該印刷装置に画像データを供給する画像供給デバイスであって、
    前記画像供給デバイスは、
    前記印刷装置機種毎のレイアウト情報リストを備える手段と、
    前記画像供給デバイスと前記印刷装置との間の通信接続に応じて、前記印刷装置の機種情報および機能情報を取得する手段と、
    前記機能情報に基づいてユーザインターフェースを構築して表示する手段と、
    前記機種情報と、前記ユーザインターフェースに基づいて設定された印刷仕様と前記機種情報と、前記レイアウト情報リストに応じて、印刷対象の画像ファイルの画像データを変換する変換手段と、
    前記印刷装置からのデータ要求に応じて、前記変換手段により変換した画像データを前記印刷装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする画像供給デバイス。
  7. 前記レイアウト情報リスト手段は、レイアウト種別と紙サイズ種別に応じた画像出力方向で構成されることを特徴とする手段であり、前記画像出力方向には、画像が回転される場合の回転角度および回転方向を設定できることを特徴とする請求項6に記載の画像供給デバイス。
  8. 前記変換手段による変換は、画像データの回転処理であることを特徴とする請求項6に記載の画像供給デバイス。
  9. 前記レイアウト情報リストは、前記印刷装置からの機能情報の取得要求に応じて、前記印刷装置から取得できる手段を備え、機能情報にレイアウト情報リストが含まれる場合は、前記画像供給デバイス内に備えるレイアウト情報リストより優先して使用することを特徴とする請求項6に記載の画像供給デバイス。
  10. 前記変換手段は、前記印刷装置からの機種情報の取得要求に応じて、前記印刷対象の画像ファイルの画像データの変換を開始することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像供給デバイス。
  11. 印刷装置と直接通信し、当該印刷装置に画像データを供給する画像供給デバイスの制御方法であって、
    前記画像供給デバイスは、
    前記印刷装置機種毎のレイアウト情報リストを備える工程と、
    前記画像供給デバイスと前記印刷装置との間の通信接続に応じて、前記印刷装置の機種情報および機能情報を取得する工程手段と、
    前記機能情報に基づいてユーザインターフェースを構築して表示する工程と、
    前記機種情報と、前記ユーザインターフェースに基づいて設定された印刷仕様と前記機種情報と、前記レイアウト情報リストに応じて、印刷対象の画像ファイルの画像データを変換する工程と、
    前記印刷装置からのデータ要求に応じて、前記変換手段により変換した画像データを前記印刷装置に送信する送信工程と、
    を有することを特徴とする画像供給デバイスの制御方法。
  12. 前記レイアウト情報リストを参照して行う画像変換工程は、レイアウト種別と紙サイズ種別に応じた画像出力方向でを参照して画像変換を行うことを特徴とする請求項11に記載の画像供給デバイスの制御方法。
  13. 前記変換工程による変換は、画像データの回転処理であることを特徴とする請求項11に記載の画像供給デバイスの制御方法。
  14. 前記レイアウト情報リストは、前記印刷装置からの機能情報の取得要求に応じて、前記印刷装置から取得できる工程を備え、機種情報にレイアウト情報リストが含まれる場合は、前記画像供給デバイス内に備えるレイアウト情報リストより優先して使用する工程を備えることを特徴とする請求項11に記載の画像供給デバイスの制御方法。
  15. 前記変換工程は、前記印刷装置からの機能情報の取得要求に応じて、前記印刷対象の画像ファイルの画像データの変換を開始することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像供給デバイスの制御方法。
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