JP2006086164A - 発光ダイオードの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光ダイオードの構造の提供。
【解決手段】 表面にn型窒化ガリウム系材料で形成されたn型コンタクト層を具えた基板上に堆積され、順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層、窒化シリコン(Sixy )層及びもう一つ窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具えたバリア層と、該バリア層の上に堆積された発光層と、該発光層の上に位置し順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム層、窒化シリコン層、及びもう一つの窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具えたもう一つのバリア層と、最上層のバリア層の上に堆積され且つマグネシウムドープのp型窒化ガリウム(GaN)材料で形成されて上端にオームコンタクトのp型電極層が形成されたp型コンタクト層と、前述のn型コンタクト層の一側に形成されたオームコンタクトのn型電極層とを具えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は一種の発光ダイオードの構造に係り、特にバリア層と発光層を具えた発光ダイオードの構造に関する。
伝統的な窒化ガリウム(GaN)系発光ダイオードの構造は、その発光層がシリコン(Si)ドープ窒化ガリウムをバリアとする多重量子井戸構造とされ、電子正孔対を窒化インジウムガリウム(InGaN)井戸で結合するよう局限して、内部量子効率(internal quantum efficiency)を向上し装置の操作電圧を下げている。ただしこの部分の光子はこのシリコンドープ窒化ガリウムのバリアに吸収され、全体の多重量子井戸構造から脱出することができず、外部量子効率(external quantum efficiency)が下がる。このほか、圧電効果が多重量子井戸構造応力の増加を形成してV形欠陥を発生する。
上述の従来の構造の欠点を克服するため、本発明は提供される。本発明の目的は、窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)/窒化シリコン(Sixy )を伝統的なシリコンドープ窒化ガリウムをバリアとする多重量子井戸構造の代わりに採用し、有効にバリアと井戸の界面を粗化できるようにし、光子のこの多重量子井戸からの脱出の確率を増し、外部量子効率を高められるようにすることにある。更に窒化シリコン中のシリコンを窒化アルミニウムインジウムガリウムバリア層に拡散させて装置の操作電圧を下げる。更には窒化アルミニウムインジウムガリウム層の格子定数と井戸をマッチングさせ、圧電効果により形成される多重量子井戸構造応力増加の問題を解決できるようにする。
請求項1の発明は、表面にn型窒化ガリウム系材料で形成されたn型コンタクト層を具えた基板上に堆積される発光ダイオードの構造であり、バリア層、発光層、もう一つのバリア層、p型コンタクト層を具え、
該バリア層は、該n型コンタクト層の上に堆積され、順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層(そのうちx≧0、y≧0、1≧x+y≧0)、窒化シリコン(Sixy )層(そのうちx≧0、y≧0)、及びもう一つの窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具え、
該発光層は該バリア層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層の上に堆積され、窒化アルミニウムインジウムガリウム層を形成し、且つ該発光層の上に前述と同じバリア層が更に形成され、
該もう一つのバリア層は、該発光層の上に堆積され、順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム層、窒化シリコン層、及びもう一つの窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具え、
該p型コンタクト層は、最上層のバリア層の上に堆積され、且つマグネシウムドープのp型窒化ガリウム(GaN)材料で形成され、並びにその上端にオームコンタクトのp型電極層が形成され、
各バリア層中の各窒化アルミニウムインジウムガリウム層のバンドギャップが発光層の窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層より大きく、且つ前述のn型コンタクト層の一側にn型電極層が形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の発光ダイオードの構造において、各バリア層が、複数層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層及び複数層の窒化シリコン層を具え、各窒化アルミニウムインジウムガリウム層と窒化シリコン層が反復する周期性構造を形成し、且つ最上層の窒化シリコン層の上に窒化アルミニウムインジウムガリウム層が形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の発光ダイオードの構造において、各バリア層中の窒化アルミニウムインジウムガリウム層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウムで形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項4の発明は、請求項1記載の発光ダイオードの構造において、各窒化シリコン層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化シリコン(Sixy )層とされ、そのうち、x≧0、y≧0であることを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項5の発明は、請求項1記載の発光ダイオードの構造において、発光層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜100Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウムで形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項6の発明は、表面にn型窒化ガリウム系材料で形成されたn型コンタクト層を具えた基板上に堆積される発光ダイオードの構造であり、複数のバリア層、複数の発光層、一つのp型コンタクト層を具え、
各バリア層は、順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層(そのうちx≧0、y≧0、1≧x+y≧0)、窒化シリコン(Sixy )層(そのうちx≧0、y≧0)、及びもう一つの窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具え、
各発光層は、窒化アルミニウムインジウムガリウム層で形成され、
該p型コンタクト層は、最上層のバリア層の上に堆積され、且つマグネシウムドープのp型窒化ガリウム(GaN)材料で形成され、並びにその上端にオームコンタクトのp型電極層が形成され、
該n型コンタクト層の一側にオームコンタクトのn型電極層が形成され、
前述の各バリア層中の各窒化アルミニウムインジウムガリウム層のバンドギャップが発光層の窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層より大きく、且つ前述の各バリア層と発光層が順に反復して周期性構造を形成し、且つ最底層のバリア層はn型コンタクト層の上に形成され、最上層の発光層の上にバリア層が形成され、並びに最上層のバリア層の上に該p型コンタクト層が形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項7の発明は、請求項6記載の発光ダイオードの構造において、各バリア層が、複数層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層及び複数層の窒化シリコン層を具え、各窒化アルミニウムインジウムガリウム層と窒化シリコン層が反復する周期性構造を形成し、且つ最上層の窒化シリコン層の上に窒化アルミニウムインジウムガリウム層が形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項8の発明は、請求項6記載の発光ダイオードの構造において、各バリア層中の窒化アルミニウムインジウムガリウム層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウムで形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項9の発明は、請求項6記載の発光ダイオードの構造において、各窒化シリコン層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化シリコン(Sixy )層とされ、そのうち、x≧0、y≧0であることを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
請求項10の発明は、請求項6記載の発光ダイオードの構造において、発光層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜100Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウムで形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造としている。
本発明は従来の構造の欠点を克服し、本発明は窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)/窒化シリコン(Sixy )を伝統的なシリコンドープ窒化ガリウムをバリアとする多重量子井戸構造の代わりに採用し、有効にバリアと井戸の界面を粗化できるようにし、光子のこの多重量子井戸からの脱出の確率を増し、外部量子効率を高められるようにする。更に窒化シリコン中のシリコンを窒化アルミニウムインジウムガリウムバリア層に拡散させて装置の操作電圧を下げる。更には窒化アルミニウムインジウムガリウム層の格子定数と井戸をマッチングさせ、圧電効果により形成される多重量子井戸構造応力増加の問題を解決する。
上述の目的を達成するため、本発明は発光ダイオードの量子井戸構造を提供し、それは、表面にn型窒化ガリウム系材料で形成されたn型コンタクト層を具えた基板上に堆積される構造であり、順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層、窒化シリコン(Sixy )層、及びもう一つの窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具えた一つ或いは複数のバリア層と、該バリア層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層の上に堆積された一つ或いは複数の発光層と、最上層のバリア層の上に堆積されマグネシウムドープのp型窒化ガリウム(GaN)材料で形成されて上端にオームコンタクトのp型電極層が形成されたp型コンタクト層と、上記n型コンタクト層の一側に形成されたオームコンタクトのn型電極層と、を具えている。
本発明の目的及び機能は以下の具体的実施例と添付の図面により更に説明されるが、理解を助けるために図面中、ある部分の寸法とその他の部分の関係する寸法の比は誇張表示されている。
図1は本発明の発光ダイオードの構造の第1実施例を示し、図2は図1のバリア層の断面図である。
図1に示されるように、本発明の発光ダイオードの構造の第1実施例は、基板101、n型コンタクト層102、バリア層103、発光層104及びp型コンタクト層105を具えている。
該基板101は、その材質がC−Plane或いはR−Plane或いはA−Planeno酸化アルミニウム単結晶(Sapphire)で形成されるか、或いはSiC(6H−SiC或いは4H−SiC)、Si、ZnO、GaAs或いはMgAl24 で形成されるか、或いは格子定数が窒化物半導体に接近する単結晶酸化物で形成され、そのうち一般に常用されるのはサファイヤ或いはSiCであり、この基板101の上にn型コンタクト層102が形成される。該n型コンタクト層102は、窒化ガリウム(GaN)材料で形成され、その一側にオームコンタクトのn型電極層102aが形成され、且つ上方にバリア層103が形成される。
図2を参照されたい。該バリア層103は、第1窒化アルミニウムインジウムガリウム層103a、窒化シリコン層103b、及び第2窒化アルミニウムインジウムガリウム層103cを具え、該第1窒化アルミニウムインジウムガリウム層は、摂氏400〜1000度の成長温度で、該n型コンタクト層102の上に厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層で、そのうちx≧0、y≧0、1≧x+y≧0であり、そのバンドギャップは発光層104より大きい。該窒化シリコン層103bは、摂氏400〜1000度の成長温度で、該第1窒化アルミニウムインジウムガリウム層103aの上に厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化シリコン(Sixy )層であり、そのうちx≧0、y≧0であり、該第2窒化アルミニウムインジウムガリウム層103cは、摂氏400〜1000度の成長温度で、該窒化シリコン層103bの上に厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層である。
該発光層104は、摂氏400〜1000度の成長温度で、該バリア層103の上に厚さ5〜100Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層で、そのうちx≧0、y≧0、1≧x+y≧0であり、且つ該発光層104の上に更に前述と同じバリア層103が形成される。
該p型コンタクト層105は、マグネシウムドープのp型窒化ガリウム(GaN)材料で形成され、その上端にオームコンタクトのp型電極層105aが形成される。
図3に示されるのは図1の実施例のバリア層の別の実施方式の断面図である。図3に示されるように、該バリア層103は、複数層の第1窒化アルミニウムインジウムガリウム層103a、複数層の窒化シリコン層103b、及び一つの第2窒化アルミニウムインジウムガリウム層103cを具え、各第1窒化アルミニウムインジウムガリウム層103aは摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層で、そのうちx≧0、y≧0、1≧x+y≧0であり、各窒化シリコン層103bは摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化シリコン(Sixy )層であり、そのうちx≧0、y≧0であり、該第2窒化アルミニウムインジウムガリウム層103cは、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層である。そのうち、各第1窒化アルミニウムインジウムガリウム層103aと窒化シリコン層103bは順に反復形成された周期性構造をなし(成長周期重複回数≧2回)、且つ最底層の第1窒化アルミニウムインジウムガリウム層103aはn型コンタクト層102の上に形成され、最上層の窒化シリコン層103bの上に第2窒化アルミニウムインジウムガリウム層103cが形成される。
図3に示されるバリア層103の実施例に基づき、前述の図1に示される本発明の発光ダイオードの構造の実施例中、少なくとも一つのバリア層103は周期性の構造(成長周期重複回数≧2回)を形成するものとされる。
図4は本発明の発光ダイオードの構造の別の実施例を示す。それは、基板101、n型コンタクト層102、複数のバリア層103、複数の発光層104、及びp型コンタクト層105を具え、且つ各層の形成は前述の実施例と同じ方式とされる。そのうち、各バリア層103と発光層104は順に反復形成された周期性構造(成長周期重複回数≧2回)とされ、且つ最底層のバリア層103は該n型コンタクト層102の上に形成され、最上層の発光層104の上にもう一つのバリア層103が形成され、最上層のバリア層103の上にp型コンタクト層105が形成される。
前述の各バリア層103中の各窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層は、そのバンドギャップが発光層104の窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層より大きい。
前述の図4に示される各バリア層103は、図2に示される簡単な構造を形成するか、或いは図3に示される周期性構造(成長周期重複回数≧2回)を形成する。
以上は本発明の好ましい実施例の説明であって本発明の範囲を限定するものではなく、同じ発明の精神の下でなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
本発明の発光ダイオードの構造の第1実施例の表示図である。 図1の実施例のバリア層の断面図である。 図1の実施例のバリア層の別の実施方式の断面図である。 本発明の発光ダイオードの構造の第2実施例の表示図である。
符号の説明
101 基板
102 n型コンタクト層
102a n型電極層
103 バリア層
103a 第1窒化アルミニウムインジウムガリウム層
103b 窒化シリコン層
103c 第2窒化アルミニウムインジウムガリウム層
104 発光層
105 p型コンタクト層
105a p型電極層

Claims (10)

  1. 表面にn型窒化ガリウム系材料で形成されたn型コンタクト層を具えた基板上に堆積される発光ダイオードの構造であり、バリア層、発光層、もう一つのバリア層、p型コンタクト層を具え、
    該バリア層は、該n型コンタクト層の上に堆積され、順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層(そのうちx≧0、y≧0、1≧x+y≧0)、窒化シリコン(Sixy )層(そのうちx≧0、y≧0)、及びもう一つの窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具え、
    該発光層は該バリア層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層の上に堆積され、窒化アルミニウムインジウムガリウム層を形成し、且つ該発光層の上に前述と同じバリア層が更に形成され、
    該もう一つのバリア層は、該発光層の上に堆積され、順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム層、窒化シリコン層、及びもう一つの窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具え、
    該p型コンタクト層は、最上層のバリア層の上に堆積され、且つマグネシウムドープのp型窒化ガリウム(GaN)材料で形成され、並びにその上端にオームコンタクトのp型電極層が形成され、
    各バリア層中の各窒化アルミニウムインジウムガリウム層のバンドギャップが発光層の窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層より大きく、且つ前述のn型コンタクト層の一側にn型電極層が形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  2. 請求項1記載の発光ダイオードの構造において、各バリア層が、複数層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層及び複数層の窒化シリコン層を具え、各窒化アルミニウムインジウムガリウム層と窒化シリコン層が反復する周期性構造を形成し、且つ最上層の窒化シリコン層の上に窒化アルミニウムインジウムガリウム層が形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  3. 請求項1記載の発光ダイオードの構造において、各バリア層中の窒化アルミニウムインジウムガリウム層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウムで形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  4. 請求項1記載の発光ダイオードの構造において、各窒化シリコン層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化シリコン(Sixy )層とされ、そのうち、x≧0、y≧0であることを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  5. 請求項1記載の発光ダイオードの構造において、発光層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜100Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウムで形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  6. 表面にn型窒化ガリウム系材料で形成されたn型コンタクト層を具えた基板上に堆積される発光ダイオードの構造であり、複数のバリア層、複数の発光層、一つのp型コンタクト層を具え、
    各バリア層は、順に堆積された窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層(そのうちx≧0、y≧0、1≧x+y≧0)、窒化シリコン(Sixy )層(そのうちx≧0、y≧0)、及びもう一つの窒化アルミニウムインジウムガリウム層を具え、
    各発光層は、窒化アルミニウムインジウムガリウム層で形成され、
    該p型コンタクト層は、最上層のバリア層の上に堆積され、且つマグネシウムドープのp型窒化ガリウム(GaN)材料で形成され、並びにその上端にオームコンタクトのp型電極層が形成され、
    該n型コンタクト層の一側にオームコンタクトのn型電極層が形成され、
    前述の各バリア層中の各窒化アルミニウムインジウムガリウム層のバンドギャップが発光層の窒化アルミニウムインジウムガリウム(Al1-x-y Gax Iny N)層より大きく、且つ前述の各バリア層と発光層が順に反復して周期性構造を形成し、且つ最底層のバリア層はn型コンタクト層の上に形成され、最上層の発光層の上にバリア層が形成され、並びに最上層のバリア層の上に該p型コンタクト層が形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  7. 請求項6記載の発光ダイオードの構造において、各バリア層が、複数層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層及び複数層の窒化シリコン層を具え、各窒化アルミニウムインジウムガリウム層と窒化シリコン層が反復する周期性構造を形成し、且つ最上層の窒化シリコン層の上に窒化アルミニウムインジウムガリウム層が形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  8. 請求項6記載の発光ダイオードの構造において、各バリア層中の窒化アルミニウムインジウムガリウム層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウムで形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  9. 請求項6記載の発光ダイオードの構造において、各窒化シリコン層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜300Åでエピタキシャル成長した窒化シリコン(Sixy )層とされ、そのうち、x≧0、y≧0であることを特徴とする、発光ダイオードの構造。
  10. 請求項6記載の発光ダイオードの構造において、発光層の窒化アルミニウムインジウムガリウム層が、摂氏400〜1000度の成長温度で、厚さ5〜100Åでエピタキシャル成長した窒化アルミニウムインジウムガリウムで形成されたことを特徴とする、発光ダイオードの構造。
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