JP2006085046A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車椅子使用者が容易に操作することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置1の本体部20には、コントロールパネル部30を傾斜させるためのパネル傾斜ボタン50Aと、読取部10を画像形成装置1の前面側へ移動させるための移動ボタン51Aとを有している。パネル傾斜ボタン50Aが押下されると、コントロールパネル部30のユーザ側の端部の位置が奥側の端部の位置より低くなる。また、移動ボタン51Aが押下されると、読取部10が画像形成装置1の前面側へ移動する。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像形成装置1の本体部20には、コントロールパネル部30を傾斜させるためのパネル傾斜ボタン50Aと、読取部10を画像形成装置1の前面側へ移動させるための移動ボタン51Aとを有している。パネル傾斜ボタン50Aが押下されると、コントロールパネル部30のユーザ側の端部の位置が奥側の端部の位置より低くなる。また、移動ボタン51Aが押下されると、読取部10が画像形成装置1の前面側へ移動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成装置の操作を容易にする技術に関する。
近年、身体に障害を持つ者の雇用を進める企業が増えており、例えば、車椅子を使用している者がオフィスにおいて複写機を使用する機会も増えている。しかしながら、このオフィスにおいて使用される複写機は、シートを読取るスキャナ部や各種情報を表示する表示部の高さが約1m程であるものが多く、車椅子使用者にとっては、表示が見ずらく各種操作が不便であったり、スキャナ部への原稿の載置が不便であるという問題があった。
そこで、このような問題を解決する技術として、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているものがある。特許文献1に開示されている画像形成装置は、画像形成装置の操作状態を表示すると共にユーザの操作指示を受け付けるタッチパネルと画像形成装置を操作するための各種キーとが配設されたコントロールパネルを有している。このコントロールパネルは、画像形成装置の前側面に回動軸を介して回動自在に取り付けられている。コントロールパネルの下面には操作レバーが設けられており、ユーザが操作レバーを手で引き下げると、操作レバーの引き下げに伴ってコントロールパネルの手前側が下方向へ傾斜する。このため、ユーザはコントロールパネルを容易に視認して操作することができる。
特許文献2に開示されている画像形成装置は、原稿を読取る原稿読取装置と、読取った原稿の画像に基づいて画像形成を行う画像形成装置本体とで構成されており、原稿読取装置には各種操作を行うための操作部が設けられている。原稿読取装置は、画像形成装置本体に配設された操作ボタンにより移動させることが可能となっており、ユーザの操作により、画像形成装置本体の上方の第1の位置と、画像形成装置本体の横方向であり第1の位置より下方の第2の位置とに移動する。画像形成装置本体に配設された操作ボタンを押下すると、原稿読取装置が下降するため、車椅子使用者は原稿読取装置と、操作部とを容易に操作することができる。
特開平11−119498号公報
特開2002−142052号公報
しかしながら、上記従来技術においては、次のような問題点があった。
特許文献1に開示されている画像形成装置は、コントロールパネルに設けられているレバーを操作することにより、コントロールパネルの角度を可変することが可能となっている。しかしながら、レバーがコントロールパネルの下面に設けられており、その位置が分かりづらくなっているため、レバーを操作するためには下面を覗き込まなくてはならず甚だ不便であった。
特許文献1に開示されている画像形成装置は、コントロールパネルに設けられているレバーを操作することにより、コントロールパネルの角度を可変することが可能となっている。しかしながら、レバーがコントロールパネルの下面に設けられており、その位置が分かりづらくなっているため、レバーを操作するためには下面を覗き込まなくてはならず甚だ不便であった。
特許文献2に開示されている画像形成装置は、ボタン操作により操作部を備えた原稿読取装置の位置を移動させることが可能となっている。しかしながら、特許文献2に開示されている画像形成装置は、原稿読取装置を本体の横方向に移動させるため、広い場所が必要となりオフィス内の場所をとることになる。また、原稿読取装置を左右方向に加え、上下方向にも動かす構成となっているため、大掛かりで複雑な機構が必要となっていた。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、車椅子使用者が容易に操作することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明は、少なくとも操作キーまたは画像を表示する表示部が配設されているコントロールパネルと、前記コントロールパネルの向きを指示する方向指示を受け付ける方向指示入力手段と、前記コントロールパネルを回動させる駆動装置と、前記方向指示入力手段に入力された方向指示に基づいて前記駆動装置を制御し、前記方向指示に対応した方向へコントロールパネルの向きを変化させる制御手段とを有する画像形成装置を提供する。
本発明によれば、方向指示入力手段が受け付けた方向指示に応じてコントロールパネルの向きが変化する。
本発明によれば、方向指示入力手段が受け付けた方向指示に応じてコントロールパネルの向きが変化する。
また本発明は、シートの画像を読取る読取部と、前記読取部により読取られた画像をシートに形成する画像形成部と、前記読取部の移動方向を指示する移動指示を受け付ける移動指示入力手段と、前記移動指示入力手段に入力された移動指示に応じて、前記読取部を前記画像形成部の前側方向、または前記画像形成部の奥側方向へ移動させる移動手段とを有する画像形成装置を提供する。
本発明によれば、移動指示入力手段に入力された移動指示に応じて、読取部が移動する。
本発明によれば、移動指示入力手段に入力された移動指示に応じて、読取部が移動する。
また本発明は、シートの画像を読取る読取部と、前記読取部により読取られた画像をシートに形成する画像形成部と、前記読取部の移動方向を指示する移動指示を受け付ける移動指示入力手段と、前記移動指示入力手段に入力された移動指示に応じて、前記読取部を前記画像形成部の前側方向、または前記画像形成部の奥側方向へ移動させる移動手段と、少なくとも前記画像形成部を操作するための操作キーまたは画像を表示する表示部が配設されているコントロールパネルと、前記コントロールパネルの向きを指示する方向指示を受け付ける方向指示入力手段と、前記コントロールパネルを回動させる駆動装置と、前記方向指示入力手段に入力された方向指示に基づいて前記駆動装置を制御し、前記方向指示に対応した方向へコントロールパネルの向きを変化させる制御手段とを有する画像形成装置を提供する。
本発明によれば、方向指示入力手段が受け付けた方向指示に応じてコントロールパネルの向きが変化する。また、移動指示入力手段に入力された移動指示に応じて、読取部が移動する。
本発明によれば、方向指示入力手段が受け付けた方向指示に応じてコントロールパネルの向きが変化する。また、移動指示入力手段に入力された移動指示に応じて、読取部が移動する。
本発明によれば、車椅子使用者は画像形成装置を用意に操作することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[構成]
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の外観を示した図である。この画像形成装置1は、複写機/ファクシミリ/スキャナ/プリンタの機能を兼ね備えており、床面に設置した状態で使用される。
[構成]
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の外観を示した図である。この画像形成装置1は、複写機/ファクシミリ/スキャナ/プリンタの機能を兼ね備えており、床面に設置した状態で使用される。
読取部10は、プラテンガラス、プラテンガラス上にあるシートに光を照射する光源、シートで反射した光を電気信号に変換する光電変換素子などを備えた、所謂イメージスキャナ機構を具備している。読取部10は、プラテンガラス上にあるシートを光学的に読取り、読取った画像を表す画像データを生成し、この画像データを本体部20へ供給する。また、読取部10は、所謂ADF(Auto Document Feeder)と呼ばれる自動原稿送り機構を備えている。読取部10は、複数枚のシートを積み重ねたシート束が載置された場合、シート束のうち一番上にあるシートをシート束から分離させ、分離したシートの画像を読取る。
また、読取部10は、コントロールパネル部30を具備している。図2に示したように、このコントロールパネル部30は、ユーザが画像形成装置1を操作する際に使用する各種キーや、画像形成装置1を操作するためのメニュー画面等を表示する液晶ディスプレイ31を具備している。コントロールパネル部30の側面には、図2に示したように軸60Aと軸60Bとが設けられており、これらの軸は支持部70A,70Bにより支持されている。また、軸60Aには、図2に示したように、歯車61Aが取り付けられており、この歯車61Aにはモータ62Aの回転軸に取り付けられた歯車61Bが係合している。モータ62Aは、モータを駆動させるモータ駆動回路(図示略)を介して制御部21に接続されており、制御部21の制御の下、正転または逆転する。
載置台40は、読取部10を本体部20の上方に置くための台である。図3に載置台40の外観図を示す。移動部材41は、読取部10が載置される台となる部材であり、その側面部41Aにはラック(図示略)が取り付けられている。支持部材42A,42Bは、移動部材41を床面から所定の高さに位置させるための部材である。支持部材42Aは、移動部材41の側面部41Aに取り付けられているラックに係合するピニオン(図示略)と、このピニオンを回転させるモータ62B(図示略)とをその内部に有している。このモータ62Bも、モータ駆動回路(図示略)を介して制御部21に接続されており、制御部21の制御の下、正転または逆転する。
本体部20は、CPUやROM、RAM、不揮発性メモリ等を備えた制御部21を有しており、制御部21には画像形成装置1の各部が接続されている。画像形成装置1の各部は制御部21の制御の下、各種動作を行う。
また本体部20は、電子写真方式の画像形成ユニット(図示略)を備えている。読取部10にて読取ったシートの複写を行う際には、本体部20は、読取部10で生成された画像データに基づいて、この画像データが表す画像のトナー像を形成する。そして、このトナー像を給紙トレイ22から搬送されるシートに転写し、読取部10で読取ったシートと同じシートを生成する。本体部20においてトナー像が転写されたシートは、本体部20の上面に設けられている排紙トレイ23に排出される。
また本体部20には、パネル傾斜ボタン50A,50Bと、移動ボタン51A,51Bとが配設されている。パネル傾斜ボタン50A,50Bは、コントロールパネル部30を傾斜させるためのボタンであり、制御部21に接続されている。制御部21は、パネル傾斜ボタン50Aが押下されたことを検知し、支持部70Aにあるモータ62Aを正転させる。これによりコントロールパネル部30は、軸60Aと軸60Bとを中心に回動し、図4(b)に示したように傾斜する。また制御部21は、パネル傾斜ボタン50Bが押下されたことを検知し、支持部70Aにあるモータ62Aを逆転させる。これによりコントロールパネル部30は、軸60Aと軸60Bとを中心に回動し、図4(a)示したように水平となる。
移動ボタン51A,51Bは、載置台40の移動部材41を移動させるためのボタンであり、制御部21に接続されている。制御部21は、移動ボタン51Aが押下されたことを検知し、支持部材42Aに設けられているモータ62Bを正転させ、モータ62Bのシャフトに取り付けられているピニオンを回転させて移動部材41のラックを移動させる。これにより、図5(b)に示したように、移動部材41がユーザ側へ移動する。また制御部21は、移動ボタン51Bが押下されたことを検知し、支持部材42Aに設けられているモータ62Bを逆転させ、モータ62Bのシャフトに取り付けられているピニオンを回転させて移動部材41ラックを移動させる。これにより、図5(c)に示したように、移動部材41がユーザから見て奥側へ移動する。
[動作]
次に本実施形態の動作について説明する。車椅子使用者がパネル傾斜ボタン50Aを押下すると、制御部21は支持部70Aに設けられているモータ62Aを正転させる。モータ62Aが正転すると、コントロールパネル部30が軸60Aと軸60Bを中心にして回動し、図4(b)に示したように、コントロールパネル部30の車椅子使用者側の端部の位置が奥側の端部の位置より低くなる。次にユーザが移動ボタン51Aを押下すると、制御部21は支持部材42Aにあるモータ62Bを正転させ、移動部材41を図6に示したように車椅子使用者側へ移動させる。ここで、コントロールパネル部30は車椅子使用者側の方へ移動し、且つ、車椅子使用者が視認しやすいように傾斜しているため、車椅子使用者は用意に画像形成装置1の操作を行うことができる。
次に本実施形態の動作について説明する。車椅子使用者がパネル傾斜ボタン50Aを押下すると、制御部21は支持部70Aに設けられているモータ62Aを正転させる。モータ62Aが正転すると、コントロールパネル部30が軸60Aと軸60Bを中心にして回動し、図4(b)に示したように、コントロールパネル部30の車椅子使用者側の端部の位置が奥側の端部の位置より低くなる。次にユーザが移動ボタン51Aを押下すると、制御部21は支持部材42Aにあるモータ62Bを正転させ、移動部材41を図6に示したように車椅子使用者側へ移動させる。ここで、コントロールパネル部30は車椅子使用者側の方へ移動し、且つ、車椅子使用者が視認しやすいように傾斜しているため、車椅子使用者は用意に画像形成装置1の操作を行うことができる。
車椅子使用者は、シートの複写等の作業を終了すると、移動ボタン51Bを押下する。移動ボタン51Bが押下されると、制御部21は支持部材42Aに設けられているモータ62Bを逆転させ、図6(b)に示したように移動部材41をユーザから見て奥側へ移動させる。次にユーザがパネル傾斜ボタン50Bを押下すると、制御部21は支持部70Aに設けられているモータ62Aを逆転させる。モータ62Aが逆転すると、コントロールパネル部30が軸60Aと軸60Bを中心にして回動して水平になる。ここでコントロールパネル部30と読取部10は奥側へ移動し、本体部20の上方にスペースができるため、車椅子使用者は、排出トレイに排出されたシートを容易に取り出すことができる。
このように本実施形態においては、コントロールパネル部30を車椅子使用者の方へ移動させ、且つ、車椅子使用者が視認しやすいように傾斜させることができるため、車椅子使用者は、用意に画像形成装置の操作を行うことができる。また、読取部10は画像形成装置1を正面から見て前後に移動するため、車椅子使用者は横に移動する必要がなく、正面を向いたまま操作を行うことができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
読取部10をユーザ側へ移動させた際には、移動と共にコントロールパネル部30を回動させて傾斜させるようにし、奥側へ移動させた際には、コントロールパネル部30を回動させて水平になるようにしてもよい。また、本体部20の側面に設けられた排紙トレイにシートが排出される場合、移動部材41を固定し、コントロールパネル部30の向きのみを変化させるようにしてもよい。
上述した実施形態では、液晶ディスプレイ31を備えたコントロールパネル部30を傾斜させるようにしているが、コントロールパネル部30を傾斜させる機構と同様の機構により液晶ディスプレイ31を傾斜させるようにしてもよい。
コントロールパネル部30を所定の角度まで傾斜させた時は、それ以上可変しないことをメッセージ、音、音声ガイド等でユーザに報知するようにしてもよい。また、同様に移動部材41を所定の位置まで移動させた際には、それ以上移動しないことをメッセージ、音、音声ガイド等でユーザに報知するようにしてもよい。
移動部材41を移動させた後、一定時間が経過した場合、例えば図5(a)に示した位置に移動部材41を移動させるようにしてもよい。また、コントロールパネル部30に関しても、傾斜させてから一定時間が経過した場合、コントロールパネル部30を水平にするようにしてもよい。また、本体部20が複写処理をしている間や、読取部10がシートの読取りをしている間など、何らかの処理を実行されている間は、パネル傾斜ボタン50A,50Bや移動ボタン51A,51Bの入力を受け付けないようにしてもよい。
パネル傾斜ボタン50A,50Bおよび移動ボタン51A,51Bを配設する位置は、支持部材42A,42Bの側面や、支持部70A,70Bなど、本体部20以外の場所であってもよい。なお、ボタンを配設する位置は移動部材41やコントロールパネル部30のように可動する部材ではなく画像形成装置1を設置した時に固定するものに配設するのが好ましい。また、図7に示したように、ボタンをシーソ式のボタン50Cにし、このボタンの上部が押下された場合には、例えば、移動部材41をユーザ側へ移動させ、このボタンの下部が押下された場合には、移動部材41を奥側へ移動させるようにしてもよい。
読取部10が本体部20とが一体となっている画像形成装置の場合、読取部10のみをスライドさせる機構を設け、上述した実施形態と同様に読取部10のみをユーザ側または奥側にスライドさせるようにしてもよい。
図8に例示したように、液晶ディスプレイを備えた表示部が垂直に設けられている画像形成装置においても、パネル傾斜ボタン50A,50Bの操作により、表示部を傾斜させるようにしてもよい。なお、表示部が垂直に設けられている画像形成装置においては、上下左右のボタンまたはジョイスティックの操作により、表示部を垂直方向の軸を中心に回動させたり、水平方向の軸を中心に回動させたりするようにしてもよい。
上述した実施形態においては、移動部材41をモータにより移動させているが、移動部材41は手動により移動させるようにしてもよい。図9は、この変形例に係る載置台40の外観図である。本変形例に係る載置台40の支持部材42A,42Bは、図9に示したように移動部材41を支えるガイド部43を有しており、このガイド部43には、支持部材に沿って水平方向にガイド溝が設けられている。移動部材41は、移動部材41をガイド部43のガイド溝に沿って移動させるための車輪44を有している。この車輪44の幅はガイド溝の幅より小となっており、ガイド溝上を移動する。
図10(a)〜図10(d)は、図9のA−A線に沿った移動部材41とガイド部43の断面を示す図である。図10(a)に示したように、移動部材41を所定の位置で停止させるためのレバー45が移動部材41の下面に取り付けられている。このレバー45は、図10(a)に示したように側面から見てL字状の形状をしており、移動部材41の下面にあるレバー支持部46が有する軸47に取り付けられている。そしてレバー45は、バネ48により図中の矢印P方向に付勢されている。レバー45の一方の端部はバネ48により付勢されることにより、図10(a)に示したように、移動部材41に設けられている貫通孔81を通り、ガイド部43に設けられている凹部80に嵌合する。これにより、移動部材41はガイド部43に対して固定され、ユーザ側−奥側方向の位置決めがされる。
ユーザは、読取部10が載置された移動部材41を移動させる際には、レバー45に設けられている孔82に指を通し、図10(b)に示したようにレバー45を下方へ回動させる。レバー45を下方に回動させると、レバー45の端部がガイド部43の凹部80から外れ、移動部材41がガイド部43の溝に沿って移動自在となる。ユーザは、各種操作を各種操作や読取部10の操作を行う際には、図10(c)に示したように移動部材41をユーザ側へ移動させて固定する。また、排紙トレイ23に排出されたシートを取り出す際には、図10(d)に示したように移動部材41を奥側へ移動させて固定する。このように手動によっても、ユーザが操作しやすいように読取部10を移動させることができる。なお、移動部材41を移動させる方法は上述した方法に限定されるものではなく、ガイド部43にボールベアリングやローラを配置し、これらの回転により移動部材41を移動させるようにしてもよい。
上述した実施形態において、液晶ディスプレイをタッチパネルに替えて、画像形成装置1の操作をタッチパネルにより行うようにしてもよい。
1・・・画像形成装置、10・・・読取部、20・・・本体部、21・・・制御部、22・・・給紙トレイ、23・・・排紙トレイ、30・・・コントロールパネル部、31・・・液晶ディスプレイ、32・・・表示部、40・・・載置台、41・・・移動部材、41A・・・側面部、42A,42B・・・支持部材、43・・・ガイド部、44・・・車輪、45・・・レバー、46・・・レバー支持部、47・・・軸、48・・・バネ、50A,50B・・・パネル傾斜ボタン、51A,51B・・・移動ボタン60A,60B・・・軸、61A,61B・・・歯車、62A,62B・・・モータ、70A,70B・・・支持部、80・・・凹部、81・・・貫通孔、82・・・孔。
Claims (5)
- 少なくとも操作キーまたは画像を表示する表示部が配設されているコントロールパネルと、
前記コントロールパネルの向きを指示する方向指示を受け付ける方向指示入力手段と、
前記コントロールパネルを回動させる駆動装置と、
前記方向指示入力手段に入力された方向指示に基づいて前記駆動装置を制御し、前記方向指示に対応した方向へコントロールパネルの向きを変化させる制御手段と
を有する画像形成装置。 - シートの画像を読取る読取部と、前記読取部により読取られた画像をシートに形成する画像形成部とを有し、
前記制御手段は、前記読取部がシートの画像を読取っている間においては、前記コントロールパネルの向きを変化させるための前記駆動装置の制御をしないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - シートの画像を読取る読取部と、
前記読取部により読取られた画像をシートに形成する画像形成部と、
前記読取部の移動方向を指示する移動指示を受け付ける移動指示入力手段と、
前記移動指示入力手段に入力された移動指示に応じて、前記読取部を前記画像形成部の前側方向、または前記画像形成部の奥側方向へ移動させる移動手段と
を有する画像形成装置。 - シートの画像を読取る読取部と、
前記読取部により読取られた画像をシートに形成する画像形成部と、
前記読取部の移動方向を指示する移動指示を受け付ける移動指示入力手段と、
前記移動指示入力手段に入力された移動指示に応じて、前記読取部を前記画像形成部の前側方向、または前記画像形成部の奥側方向へ移動させる移動手段と、
少なくとも前記画像形成部を操作するための操作キーまたは画像を表示する表示部が配設されているコントロールパネルと、
前記コントロールパネルの向きを指示する方向指示を受け付ける方向指示入力手段と、
前記コントロールパネルを回動させる駆動装置と、
前記方向指示入力手段に入力された方向指示に基づいて前記駆動装置を制御し、前記方向指示に対応した方向へコントロールパネルの向きを変化させる制御手段と
を有する画像形成装置。 - 前記移動手段は、前記画像形成部がシートへの画像形成を行っている間においては、前記読取部の移動を行わないことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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