JP2006083980A - 液体封入式マウント - Google Patents

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Abstract

【課題】第一液室Aの容積が拡大される過程でのマイナスの流れの流量を増大させ、優れた防振効果を発揮し得る液体封入式マウントを提供する。
【解決手段】第一取付部材1と第二取付部材2とを連結している弾性体3と、第一取付部材1の内周に密封的に設けられたダイアフラム4との間の液封空間が、隔壁5によって弾性体3側の第一液室Aとダイアフラム4側の第二液室Bに仕切られ、第一液室Aと第二液室Bを常時連通するオリフィス6と、一方向弁31によって第二液室Bから第一液室A側への作動液の流れのみが許容された第二オリフィス7を有する。このため、第一液室Aの容積が拡大ることによりオリフィス6内を第二液室Bから第一液室Aへ作動液が移動する半周期においては、一方向弁31が開いて、オリフィス6と第二オリフィス7を作動液が流れるため、流量が増大する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のエンジンマウントとして用いられ、オリフィス内を流れる液体によって緩衝及び振動低減を行う液体封入式マウントに関する。
自動車において、エンジンやトランスミッションを含むパワーユニットを防振支持するエンジンマウントとして、弾性体の変形と、これに伴う作動液の移動により緩衝及び振動低減を行う液体封入式マウントがあり、その典型的な従来技術としては、例えば下記の特許文献1に記載されたものが知られている。
特公昭59−24294号公報
すなわち、この種の液体封入式マウントは、エンジン側ブラケットと車体フレーム側ブラケットとの間に弾性体(筒体)を介在させ、この弾性体により画成された第一液室(内部室)と、ダイアフラム(シート状部)で画成された第二液室(外部室)との間を、オリフィス(小孔)によって連通し、これら第一液室及び第二液室に作動液を封入したものである。このため、振動の入力によって弾性体の変形を伴いながらエンジン側ブラケットと車体フレーム側ブラケットが相対変位されると、所定の振動周波数域において、オリフィス内の作動液をマスとし、弾性体及びダイアフラム等をバネとする液柱共振系が共振して、作動液が第一液室と第二液室との間でオリフィス内を反復流動し、大きな減衰力が得られるようになっている。
ここで、上述の振動変位において、エンジン側ブラケットと車体フレーム側ブラケットが互いに接近する過程では、弾性体内周の第一液室の容積が強制縮小されるので、その内圧が大きく上昇する。弾性体の形状にもよるが、このときの第一液室の圧力は、0.3〜0.5MPaにもなるため、この圧力によって、第一液室の作動液は、オリフィスを通じて第二液室へ流出される(以下、この流れを「プラスの流れ」という)。
また、エンジン側ブラケットと車体フレーム側ブラケットが互いに離間する過程では、弾性体内周の第一液室の容積が拡大されるので、その内圧は負圧(大気圧未満)となる。このため、常に大気圧の状態にある第二液室が相対的に高圧になり、第二液室の作動液は、オリフィスを通じて第一液室へ流入される(以下、この流れを「マイナスの流れ」という)。
上述の動作において、プラスの流れの過程では、第一液室の圧力(0.3〜0.5MPa)と第二液室の圧力(0.1MPaすなわち大気圧)によって、オリフィスの両端間に作用する圧力差(0.2〜0.4MPa)が大きいことから、オリフィス内は、第一液室の容積減少分に相当する作動液の流量が確保される。これに対し、マイナスの流れの過程では、負圧になる第一液室と大気圧にある第二液室によって、オリフィスの両端間に作用する圧力差は0.1MPa以下であり、このためオリフィス内の流量が小さくなる。したがって、液体封入式マウントの動的な特性は、これらプラスの流れとマイナスの流れを交互に発生するにも拘らず、プラスの流れによる防振効果が支配的であり、マイナスの流れは防振効果に殆ど寄与していなかった。
そして、マイナスの流れとなる振動変位の半周期においては、第一液室の容積がオリフィス内の流量を超えて急速に拡大された場合、第一液室の圧力が作動液の飽和蒸気圧より低くなることによって気泡を生じる(キャビテーション現象)。この気泡発生は、液柱共振系を構成する弾性体及びダイアフラム等によるバネ定数を低下させるものであり、その結果、液柱共振周波数が変化してしまう問題がある。しかも、このようなキャビテーション現象による気泡の生成や消滅、あるいは気泡が混在した作動液が、オリフィス内を移動する過程では、音が発生し、車室の静粛性が損なわれる問題も指摘されている。
また、マイナスの流れにおいて、上述のようなキャビテーション現象の発生に至らない場合は、第一液室の容積拡大は、オリフィスの両端間の圧力差(0.1MPa以下)によるオリフィス内の作動液の流量相当分にとどまる。その結果、エンジン側から入力された強制変位力が、十分に吸収されず、車体フレーム側への振動伝達率が大きくなり、乗り心地の悪化を来すことになる。
また、プラスの流れとマイナスの流れを交互に発生する連続した流れとして考えた場合、マイナスの流れを生じる半周期では、オリフィス流量が小さいので、第一液室の容積が十分に拡大されないうちにプラスの流れを生じる半周期に移行してしまうことになる。したがって、プラスの流れの過程でも、第一液室から第二液室へ向けての排除流量が小さくなってしまい、その結果、オリフィス内を反復流動する作動液の流量が全体として小さく、十分な防振効果を得ることが困難であった。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題は、第一液室の容積が拡大される半周期において、マイナスの流れの流量を増大させることによって、優れた防振効果を発揮し得る液体封入式マウントを提供することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の発明に係る液体封入式マウントは、第一取付部材と第二取付部材とを連結している弾性体と、前記第一取付部材の内周に密封的に設けられた従動体との間の液封空間が、隔壁によって前記弾性体側の第一液室と前記従動体側の第二液室に仕切られ、前記第一液室と第二液室を常時連通するオリフィスと、一方向弁によって前記第二液室から前記第一液室側への作動液の流れのみが許容された第二オリフィスを有するものである。
この構成によれば、マイナスの流れとなる振動変位の半周期、すなわち弾性体側の第一液室の容積が拡大されて負圧となることによりオリフィス内を第二液室から第一液室へ作動液が移動する半周期においては、第二液室の作動液は、一方向弁によって、第二オリフィスでも第一液室へ移動する。このため、マイナスの流れにおける流量が増大し、したがって、キャビテーション現象による気泡の発生を伴わずに、第一液室の容積の急速な拡大が可能となり、しかもその結果、第一液室の容積が十分に拡大されることによって、プラスの流れの過程での第一液室から第二液室への十分な流量が確保される。
本発明に係る液体封入式マウントによれば、マイナスの流れにおける流量が増大するので、従来は期待できなかったマイナスの流れによる防振効果を得ることができる。また、キャビテーション現象が起こらないので、気泡による特性変化や、異音の発生を防止することができ、更には、マイナスの流れの過程で、第一液室の容積が十分に拡大されるので、プラスの流れへ移行した時の十分な流量が確保され、その結果、防振効果を著しく向上することができる。
以下、本発明に係る液体封入式マウントを、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係る液体封入式マウントの好ましい実施の形態を示す縦断面図、図2は、図1における一方向弁の開弁状態を示す部分断面図である。
この液体封入式マウントは、図1に示されるように、第一取付部材1と、その内周側の上方に配置された第二取付部材2と、これら第一取付部材1と第二取付部材2の間に接合された弾性体3と、その下方にあって外周縁4aが第一取付部材1に封着されたダイアフラム4と、弾性体3とダイアフラム4の間の液封空間を弾性体3側(上側)の第一液室Aとダイアフラム4側(下側)の第二液室Bに分離するように配置された隔壁5とを備える。なお、ダイアフラム4は、請求項1に記載された従動体に相当するものである。
第一取付部材1は、下側のカップ状部材11と、その上部フランジ11aにカシメ部12aにおいて結合された外筒12と、カップ状部材11に設けられた取付ボルト13からなり、この取付ボルト13を介して、不図示の車体フレーム側に連結されるものである。なお、カップ状部材11及び外筒12は、金属板を打ち抜きプレス成形することによって製作されている。
第二取付部材2は、金属あるいは合成樹脂等で製作され、外周面21aが下方ほど小径になる略円錐状を呈するボス部材21と、その上面に突出された取付ボルト22からなり、この取付ボルト22によって、例えば被支持体であるエンジン側に連結されるものである。
第二取付部材2におけるボス部材21と、第一取付部材1における外筒12との間には、ゴム状弾性材料で成形された弾性体3が接合されている。この弾性体3は、外周側が第一取付部材1における外筒12へ向けて低くなる略円錐台状を呈するものであって、エンジン側の荷重を弾性的に支持する主体であるため、その肉厚が十分に大きく、かつ歪を均一化するために内周ほど厚肉に形成されている。そして、上部内周が前記ボス部材21の円錐状外周面21aに加硫接着されると共に、下部外周が第一取付部材1における外筒12の上部を埋設した状態に加硫接着されている。
また、弾性体3の下部外周に埋設された第一取付部材1の外筒12の上部は、上側へ凸の折り返し部12bとなっており、その内周部は第二取付部材2のボス部材21の円錐状外周面21aと対応する円錐面状を呈する。したがって、振動Vの入力によって第一取付部材1と第二取付部材2が上下方向に相対変位した場合、弾性体3が、外筒12の折り返し部12bとボス部材21の円錐状外周面21aとの間で変形を受けるようになっている。
第一取付部材1における外筒12のカシメ部12aには、カップ状部材11の上部フランジ11aと、ダイアフラム4の外周部4aと、その上側に配置された隔壁5の外周部5aが互いに密接重合状態で固定されている。ダイアフラム4は、弾性体3に比較して十分に薄肉のゴム状弾性材料からなり、容易に変位可能となるように蛇行した断面形状に形成されている。隔壁5は、金属の打ち抜きプレス成形等によって製作されたものであって、円盤状を呈するものである。また、第一取付部材1におけるカップ状部材11には、ダイアフラム4の円滑な変位を許容するための複数の通気孔11bが開設されている。
第一取付部材1における外筒12の折り返し部12bの内側に廻り込んだ弾性体3の一部3aと、その下側にある隔壁5の外周部との間には、円周方向へ略C字状に延びるオリフィス6が形成されている。
オリフィス6は、円周方向一端が第一取付部材1における外筒12の折り返し部12bの内周部を、弾性体3の外周部と共に貫通するように形成された切欠部12cを通じて第一液室Aに開放され、円周方向他端が隔壁5の外周近傍に開設した開口51を通じて第二液室Bに開放されている。したがって、第一液室Aと第二液室Bは、切欠部12c、オリフィス6、及び開口51からなる連続した流路を介して互いに連通している。
第一液室A、第二液室B及びこれを連通するオリフィス6からなる液封空間には、例えばシリコーンオイル等、適当な粘性を有する非圧縮性の液体が充填されている。この作動液は、弾性体3と第二取付部材2及び外筒12からなる加硫成形体の前記外筒12に、隔壁5の外周部5a、ダイアフラム4の外周部4a及びカップ状部材11の上部フランジ11aを組み込んで、外筒12の下端を内周側へカシメることによる組立作業を、液槽に貯留した前記シリコーンオイル等の液体中で行うことによって、その一部が、前記液封空間に閉じ込められたものである。
オリフィス6は、円周方向の長さ及び断面積によって、その内部に存在する作動液の液柱共振周波数が、例えば車両走行中の路面からのショック入力等による低周波大振幅の上下振動変位の周波数と略合致するように同調されている。そして、内部を作動液が高速で流れる際に、流動抵抗による有効な減衰力を発生するものである。
隔壁5には、先に説明したオリフィス6の一端を第二液室Bに開放する開口51のほかに、第一取付部材1における外筒12の折り返し部12bよりも内周側に位置する第二オリフィス7が開設されている。この第二オリフィス7は、前記開口51と同様の貫通孔からなる。
第一取付部材1における外筒12の折り返し部12bの内周に廻り込んだ弾性体3の一部には、内周側へ舌状に突出した一方向弁31が形成され、第二オリフィス7を閉塞するように隔壁5に密接されている。そして、この一方向弁31は、第二液室Bが第一液室Aよりも相対的に高圧になった時に、その圧力差によって、図2に示されるように開弁動作して、第二オリフィス7を第二液室Bから第一液室Aへ向かう作動液の流れを許容し、それ以外は第二オリフィス7を閉塞するものである。なお、一方向弁31が第二オリフィス7を開く時の第二液室Bと第一液室Aの圧力差は、一方向弁31のゴムの肉厚や長さ、形状等によって適宜に設定することができる。
以上のように構成された液体封入式マウントは、車体フレーム側とエンジン側との間で上下方向の振動Vが入力されると、第一取付部材1と第二取付部材2が上下方向に反復して相対変位され、両取付部材1,2間で弾性体3が反復変形を受ける。
ここで、入力振動Vが、例えば車両走行時における路面からのショック入力等による低周波域の大振幅の振動である場合は、第一取付部材1と第二取付部材2の上下相対変位によって第一液室Aの容積が大きく変化する。そして、オリフィス6内の液柱共振周波数は、このような振動の周波数域に設定されているので、作動液は、ダイアフラム4の変位を伴いながら、オリフィス6を介して、第一液室Aと第二液室Bとの間を液柱共振により反復移動する。したがって、流動抵抗による高減衰を発生して良好な緩衝性を得ることができ、第一取付部材1と第二取付部材2の相対的な反復変位を短時間で制止する。
ここで、振動Vにおけるエンジン荷重方向の半周期では、車体フレーム側の第一取付部材1とエンジン側の第二取付部材2が互いに接近して、第一液室Aの容積を縮小させるので、第一液室Aには最大0.3〜0.5MPa程度の大きな正圧が発生する。このため、第一液室Aの作動液は、第二液室Bの圧力差(0.2〜0.4MPa)によって、オリフィス6を通じて第二液室Bへ押し出され(以下、この流れを「プラスの流れ」という)、したがって、第一液室Aの容積減少分に相当する流量でオリフィス6内を作動液が流れる。
また、次の半周期では、車体フレーム側の第一取付部材1とエンジン側の第二取付部材2が互いに離間して、第一液室Aの容積を拡大させるので、その内圧は負圧(大気圧未満)となる。このため、第一取付部材1におけるカップ状部材11の通気孔11b及びダイアフラム4を介して常に大気圧の状態にある第二液室Bが相対的に高圧になり、第二液室Bの作動液は、オリフィス6を通じて第一液室Aへ流入される(以下、この流れを「マイナスの流れ」という)。
このとき、負圧になった第一液室Aと、大気圧である第二液室Bとの圧力差は0.1MPa以下の小さいものであるため、オリフィス6内のマイナスの流れの流量は、プラスの流れに比較して小さい。しかし、前記圧力差は、第二オリフィス7を介して一方向弁31を第一液室A側へ押し開くように作用するので、第二液室Bの作動液は、オリフィス6と第二オリフィス7の双方から、第一液室Aへ流動する。このため、オリフィス6と第二オリフィス7の双方で流動抵抗による減衰が行われ、従来は殆ど得られなかったマイナスの流れでの防振効果を得ることができる。
また、第二オリフィス7の開放によってマイナスの流れによる第一液室Aへの流量が増大する結果、第一液室Aの圧力が作動液の飽和蒸気圧より低くなることによるキャビテーション現象の発生を防止することができる。このため、弾性体3及びダイアフラム4等によるバネ定数が、第一液室Aに気泡や真空部を生じることにより低下するのを防止し、ひいては、液柱共振周波数が変化して防振特性が不安定になるのを防止することができる。しかも、キャビテーション現象による気泡の生成や消滅が起こらないので、それに伴う音の発生もなく、車室の静粛性を確保することができる。
そして、マイナスの流れとなる半周期での第一液室Aの容積拡大の速度は、オリフィス6の両端間の圧力差(0.1MPa以下)によるオリフィス6内の作動液の流量相当分よりも、第二オリフィス7内の作動液の流量相当分だけ大きくなる。その結果、エンジン側から入力された第一取付部材1と第二取付部材2の離間方向への強制変位力が十分に吸収され、車体フレーム側への振動伝達率が低減されて、乗り心地を向上させることができる。
更には、マイナスの流れの流量が増大する結果、その半周期で第一液室Aの容積が十分に拡大されるため、プラスの流れを生じる半周期へ移行したときの第一液室Aから第二液室Bへ向けての十分な排除流量が確保され、その結果、プラスの流れにおいても、防振効果を向上することができる。
なお、一方向弁31の形状は、図示のものには特に限定されない。例えば、弾性体3とは別体として設けることもできる。
また、第二液室Bを画成する従動体として、ダイアフラム4の代わりにフリーピストン等を用いたものについても、本発明を同様に実施することができる。
本発明に係る液体封入式マウントの好ましい実施の形態を示す縦断面図である。 図1における一方向弁の開弁状態を示す部分断面図である。
符号の説明
1 第一取付部材
11 カップ状部材
12 外筒
2 第二取付部材
3 弾性体
31 一方向弁
4 ダイアフラム(従動体)
5 隔壁
51 開口
6 オリフィス
7 第二オリフィス
A 第一液室
B 第二液室

Claims (1)

  1. 第一取付部材(1)と第二取付部材(2)とを連結している弾性体(3)と、前記第一取付部材(1)の内周に密封的に設けられた従動体(4)との間の液封空間が、隔壁(5)によって前記弾性体(3)側の第一液室(A)と前記従動体(4)側の第二液室(B)に仕切られ、前記第一液室(A)と第二液室(B)を常時連通するオリフィス(6)と、一方向弁(31)によって前記第二液室(B)から前記第一液室(A)側への作動液の流れのみが許容された第二オリフィス(7)を有することを特徴とする液体封入式マウント。
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KR20170138602A (ko) * 2016-06-07 2017-12-18 현대자동차주식회사 개선된 하우징 구조

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