JP2006083563A - 屋根瓦及び屋根瓦の固定構造 - Google Patents

屋根瓦及び屋根瓦の固定構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 製造時,搬送時,施工時及び施工後においても割れや欠けが生ずることなく、且つ、強固に敷設することができ耐風性に優れた新規な屋根瓦を提供する。
【解決手段】 尻部10d側上に頭部10c側が位置するよう重ね合わされるように軒側から棟側に亘って敷設されるとともに、裏面には、野地板等の下地材Uの上面に固定された桟木Wに掛合する掛合部10gが形成されてなるとともに、釘,ネジ等の固定具Nにより固定される屋根瓦10であって、上記掛合部10gの形成位置よりもやや頭部10c側には、上記桟木Wに打ち込まれ又はねじ込まれる固定具Nが挿通される第1の挿通孔10hが形成されてなるとともに、少なくとも一側には隣に敷設される屋根瓦の他側側が重ね合わされる薄肉部10aが形成され、この薄肉部10aには、上記固定具Nが挿通される第2の挿通孔10iが形成され、該挿通孔10iは、上記第1の挿通孔10hの形成位置よりも頭部10c側である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、屋根に敷設される屋根瓦に関し、特に、野地板等の下地材の上面に固定された桟木に対して掛合した状態で敷設される屋根瓦に関するものである。
従来、屋根瓦は、所謂日本瓦であろうと洋風瓦であろうと、軒側に敷設された屋根瓦の尻部(棟側の端部)側上に頭部(軒側の端部)が重なり合わせられるように軒側から棟側に順次敷設される。そして、こうした屋根瓦が敷設される屋根には、野地板等の下地材上に軒及び棟の方向と平行して多数の桟木が固定され、これらの桟木に屋根瓦を掛合させながら敷設される。
ところで、屋根瓦は、これまで強風により位置ずれを生ずる場合があり、こうした耐風性能を向上させる屋根瓦が提案されている(特許文献1,2参照)。これらの屋根瓦は、基本的に屋根瓦に凸部と、この凸部に係合する係合部をそれぞれ形成し、耐風性能を向上させようとするものである。
特開2001−40821号公報 特開2002−88980号公報
しかしながら、上述した従来の屋根瓦では、製造時,搬送時,施工時において、さらには施工後における地震等の発生により、上記凸部が割れたり欠けたりする場合が多い。特に、地震等の発生により施工後に割れてしまった場合には、耐風性能が著しく低減することとなり、強風の発生により敷設された屋根瓦が位置ずれを生じたりめくれてしまったりする危険性がある。
そこで、本発明は、上述した従来の屋根瓦が有する課題を解決するために提案されたものであって、製造時,搬送時,施工時及び施工後においても割れや欠けが生ずることなく、且つ、強固に敷設することができ耐風性に優れた新規な屋根瓦を提供することを目的とするものである。
本発明は上記課題を解決するために提案されたものであって、第1の発明(請求項1記載の発明)は、尻部側上に頭部側が位置するよう重ね合わされるように軒側から棟側に亘って敷設されるとともに、裏面には、野地板等の下地材の上面に固定された桟木に掛合する掛合部が形成されてなるとともに、釘,ネジ等の固定具により固定される屋根瓦であって、上記掛合部の形成位置よりもやや頭部側には、上記桟木に打ち込まれ又はねじ込まれる固定具が挿通される第1の挿通孔が形成されてなるとともに、少なくとも一側には隣に敷設される屋根瓦の他側側が重ね合わされる薄肉部が形成され、この薄肉部には、上記固定具が挿通される第2の挿通孔が形成され、該挿通孔は、上記第1の挿通孔の形成位置よりも頭部側であることを特徴とするものである。
なお、この発明に係る屋根瓦の素材は、これまで多用されているセラミック素材に限定されるものではなく、コンクリートや樹脂等の素材であっても良い。また、この第1の発明では、薄肉部は、少なくとも一側に形成されていれば足り、後述する請求項2記載の発明のように、他側にも(第2の)薄肉部が形成されている必要はない。また、この第1の発明においては、上述したように、上記薄肉部に第2の挿通孔が形成されている必要があるばかりではなく、この第2の挿通孔は、上記第1の挿通孔の形成位置よりも頭部側に形成されていなければならないが、頭部側は、軒側に敷設される屋根瓦の尻部側上に重なり合わさられることから、該第2の挿通孔の形成位置は、軒側に敷設される屋根瓦の尻部側と重ならない部位とする必要がある。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)は、上記第1の発明において、他側には、隣に敷設される屋根瓦の一側に形成された前記薄肉部上に重ねられる第2の薄肉部が形成されてなるとともに、前記挿通孔は、上記第2の薄肉部側に形成されてなることを特徴とするものである。
なお、この第2発明を構成する挿通孔は、上記第2の薄肉部側に形成されていなければならないが、この挿通孔が複数形成されている場合には、そのうちの1つの挿通孔が第2の薄肉部側に形成されていれば良い。また、上記挿通孔の角度は、傾斜して敷設された下地材に対して垂直であるものばかりではなく、該挿通孔と下地材との間で形成される角度が鈍角又は鋭角となるものであっても良い。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)は、上記第1の発明又は第2の発明において、前記薄肉部には、下面が該薄肉部の下面よりも下方に形成された段差部が形成され、この段差部の中央に前記第2挿通孔が形成されてなることを特徴とするものである。
この第3の発明を構成する段差部は、少なくとも下面が薄肉部の下面よりも下方に形成されているものであれば良く、該段差部の周囲全体が囲まれている必要はない。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)は、尻部側上に頭部側が位置するよう重ね合わされるように軒側から棟側に亘ってそれぞれ敷設されるとともに、裏面には、野地板等の下地材の上面に固定された桟木に掛合する掛合部が形成されてなるとともに、釘,ネジ等の固定具により固定される屋根瓦の固定構造であって、上記掛合部に掛合する桟木と桟木との間に第2の桟木を固定するとともに、前記請求項1,2又は3記載の屋根瓦は、前記挿通孔に挿通され上記桟木に打ち込まれ又はねじ込まれた固定具により固定されてなるとともに、前記第2の挿通孔に挿通され上記第2の桟木に打ち込まれ又はねじ込まれた固定具により固定されてなることを特徴とするものである。
なお、上記桟木と桟木との間に固定される第2の桟木は、棟や軒の長さ方向と同じ方向に長さを有するものばかりではなく、直交する方向に長さを有するよう固定されたものであっても良い。すなわち、第2の桟木は、桟木と平行に固定されたものばかりではなく、互いに平行に固定された桟木間に垂直に固定されたものであっても良い。
第1の発明(請求項1記載の発明)は、掛合部の形成位置よりもやや頭部側には第1の挿通孔が形成され、薄肉部には第1の挿通孔の形成位置よりも頭部側に第2の挿通孔が形成されたものであり、従来の屋根瓦のように、凸部が形成されているものではないことから、製造時,搬送時,施工時及び施工後においても割れや欠けが生ずることなく、且つ、強固に敷設することができ耐風性に優れたものとすることができる。すなわち、この発明によれば、上記第1及び第2の挿通孔からそれぞれ挿通された各固定具により固定されるものであり、上記第1の挿通孔は、掛合部の頭部形成位置よりもやや側(尻部側)に、また、第2の挿通孔は、第1の挿通孔の形成位置よりも頭部側であることから、頭部側から強風等により上方に力が作用した場合(めくれる方向に力が作用した場合)であっても、安定的な固定状態を維持することができ、また、地震等が発生した場合であっても位置ずれや脱落を有効に防止することができる。
また、第2の発明(請求項2記載の発明)では、他側には、隣に敷設される屋根瓦の一側に形成された前記薄肉部上に重ねられる第2の薄肉部が形成されてなるとともに、前記挿通孔は、上記第2の薄肉部側に形成されてなることから、上記第1の発明と同じように、安定的な固定状態を維持することができる。特に、上記第2の薄肉部側に形成された挿通孔が単一であり、第2の挿通孔も単一である場合(挿通孔と第2の挿通孔とがそれぞれ1つ形成されている場合)には、合計2つの固定具を用いるだけで安定的な固定状態を維持することができる屋根瓦とすることができる。
また、第3の発明(請求項3記載の発明)では、前記薄肉部には、下面が該薄肉部の下面よりも下方に形成された段差部が形成され、この段差部の中央に前記第2挿通孔が形成されてなることから、この第2の挿通孔に挿通される固定具をより長く下地材に打ち込み又はねじ込むことが可能となり一層安定的な固定状態を維持することができる屋根瓦とすることができる。
また、第4の発明(請求項4記載の発明)に係る屋根瓦の固定構造では、掛合部に掛合する桟木と桟木との間に第2の桟木を固定するとともに、第2の挿通孔に挿通された固定具をこの第2の桟木に打ち込み又はねじ込むことにより前記第1,第2又は第3の発明に係る屋根瓦を固定するものであることから、より一層安定的に屋根瓦を固定することができる。
以下、本発明の各実施の形態に係る屋根瓦又は屋根瓦の固定構造について、それぞれ図面を参照しながら詳細に説明する。
先ず、第1の実施の形態に係る屋根瓦10及びこの屋根瓦の固定構造について詳細に説明する。この屋根瓦10は、従来のセラミックスが素材とされてなるとともに図示しない金型により一体成形されてなるものであり、頭部10c側の端面の下方には、下端が軒側に敷設された屋根瓦10の上面に当接する頭部側突条10eが形成され、尻部10d側の端面の下方には、桟木Wの側面に棟側から掛合する掛合部10gが形成されている。そして、この屋根瓦10の一側には、図2又は図3に示すように、一方の薄肉部10aが形成され、他側には隣に敷設される屋根瓦10に形成された一方の薄肉部10aが上方から重なり合わせられる他方の薄肉部10bが形成されている。また、上記掛合部10gの形成位置よりも僅かに頭部10c側には、桟木Wに打ち込まれる釘Nが挿通される第1の挿通孔10hが形成されている。なお、この屋根瓦10においては、上記第1の挿通孔は、図1に示すように、棟側に敷設される屋根瓦10の頭部10c側か重ね合わされる部位であるばかりではなく、図3に示すように、上記他方の薄肉部10b側に近接した位置に1つ形成されている。また、上記一方の薄肉部10aであってやや頭部10c側には、下地材Uに打ち込まれる釘Nが挿通される第2の挿通孔10iが形成されている。なお、この第2の挿通孔10iは、上記釘Nの軸部(符号は省略する。)が挿通される部位ばかりではなく、皿状の頭部(符号は省略する。)が収容される大径状の凹部(符号は省略する。)も形成されている。
この第1の実施の形態に係る屋根瓦10では、上記桟木Wに下面が当接し支持されている部位において上記第1の挿通孔10hに挿通される釘Nにより固定されているばかりではなく、この第1の挿通孔10hの形成位置よりも頭部10c側に形成された第2挿通孔10iに挿通される釘Nにより固定されるものであることから、安定した固定状態を実現することができる。なお、この第1の実施の形態に係る屋根瓦10においては、上記第2の挿通孔10iに対応した位置であって、図1に示す中央の屋根瓦10の下方に示されるように、上記桟木Wに対して平行に他の桟木Wを固定し、この他の桟木Wに上記釘Nを打ち込むことにより該屋根瓦10を固定するようにしても良い。このように、他の桟木Wに釘Nを打ち込むことによる屋根瓦10の固定構造によれば、屋根瓦10は、掛合部10gの形成位置よりやや頭部10c側において当接するとともに、該第1の当接部から頭部10c側に形成され他の桟木Wの上面に下面が当接するとともに、上記第2の挿通孔10iの形成位置は、第1の挿通孔10hの形成位置よりも頭部10c側であることから、より安定した固定状態を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る屋根瓦11について詳細に説明する。この屋根瓦11は、上記第1の実施の形態に係る屋根瓦10において、図5に示すように、上記一方の薄肉部11aに、段差部(符号は省略する。)を形成し、この段差部を構成する底板部11jに釘Nが挿通される第2の挿通孔11kを形成した所に特徴を有する。すなわち、この段差部は、図4に示すように、上記一方の薄肉部11aの下面よりも下方に位置する上記底板部11jと、この底板部11jと一方の薄肉部11aに連続してなる3つの連続部11lとから構成され、該底板部11jの中央には、上記第2の挿通孔11kが形成されている。なお、この屋根瓦11においても、前記頭部側突条11e,掛合部材11g,他方の薄肉部11b,第1の挿通孔11hが形成されている。そして、こうした構成に係る屋根瓦11による場合であっても、上記第1の実施の形態に係る屋根瓦10と同じように、安定した固定状態を実現することができる。なお、この第2の実施の形態に係る屋根瓦11においては、上記底板部11jの下面が下地材Uの上面に当接するように成形し、または、この底板部11jの下面に上面が当接する図示しない他の桟木(本発明を構成する第2の桟木)を固定し、この他の桟木の上面に当接・支持されるような固定構造としても良い。こうした屋根瓦又は屋根瓦の固定構造とすることにより、より一層安定した固定状態を実現することができる。
また、上記各実施の形態に係る屋根瓦10,11では、それぞれ所謂平瓦(洋瓦)に本発明を適用したものであるが、日本瓦に適用したものであっても良い。図6及び図7は、第3の実施の形態に係る屋根瓦12を示すものであり、該屋根瓦12には、図6に示すように、背面形状が波状に成形されてなるものであり、尻部12dの端面の下方には、桟木Wに棟側から掛合する掛合部12gが2つ形成されている。これらの掛合部12gは、下方に湾曲した2つの部位の各端部に形成されてなるものであり、一側には、薄肉部12aが形成されている。この薄肉部12aは、平板状に成形されてなるものであり、図7に示すように、屋根瓦12の長さよりも僅かに短い長さとなされている。そして、この屋根瓦12には、図7に示すように、上記桟木Wに打ち込まれる釘Nが挿通される第1の挿通孔12hが形成されている。この第1の挿通孔12hは、上記2つの掛合部12gのうちの上記薄肉部12aが形成された側とは反対側に形成された掛合部12gの形成位置よりもやや頭部12c側であり且つ他側側に形成されている。また、上記薄肉部12aには、図7に示すように、下地材Uに打ち込まれる釘Nが挿通される第2の挿通孔12iが形成されている。この第2の挿通孔12iは、該薄肉部12aのやや頭部12c側であり、図3に示した挿通孔10iと同じように、釘Nの軸部(符号は省略する。)が挿通される部位ばかりではなく、皿状の頭部(符号は省略する。)が収容される大径状の凹部(符号は省略する。)も形成されている。
上記第3の実施の形態に係る屋根瓦12であっても、該屋根瓦12は、上記掛合部12gの形成位置よりも僅かに頭部12c側の下面(第1の当接部)において桟木Wの上面に当接し且つ固定され、この第1の当接部から頭部12c側に離間した上記第2の挿通孔12iの形成位置においても釘Nにより固定されることから、やはり安定した固定状態を実現することができる。なお、上記第2の挿通孔12iの形成位置においては、尻部12d側よりも上方に位置し下地材Uの上面から離間することから、該第2の挿通孔12iが形成された位置の下方にも図示しない他の桟木(本発明を構成する第2の桟木)を固定し、この他の桟木により屋根瓦12を支持するとともに該第2の挿通孔12iに挿通される釘Nを該桟木及び下地材Uに打ち込むことにより固定する屋根瓦の固定構造としても良い。
このように、上記各実施の形態に係る屋根瓦10,11,12やこうした屋根瓦(符号は省略する。)の固定構造によれば、従来の屋根瓦のように、凸部が形成されているものではないことから、製造時,搬送時,施工時及び施工後においても該凸部の割れや欠けが生ずることなく、且つ、強固に敷設することができ耐風性に優れたものとすることができるとともに、安定した固定状態を実現することができ、頭部側から強風等により上方に力が作用した場合(めくれる方向に力が作用した場合)であっても、また、地震等が発生した場合であっても位置ずれや脱落を有効に防止することができる。
なお、上記各実施の形態に係る屋根瓦10,11,12やこうした屋根瓦(符号は省略する。)の固定構造では、全て釘Nにより固定したが、本発明は、必ずしもこうした釘Nに限定されるものではなく、例えば図示しないネジを使用しても良いばかりではなく、これら釘Nやネジの頭部の下方に軸部に挿通された図示しない緩衝材を介在させた状態で上記屋根瓦を固定しても良い。こうした緩衝材を介在させることにより、地震等の振動が屋根瓦に生じても、その振動によるがたつきの発生をより一層防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る屋根瓦の固定状態を示す側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る屋根瓦の固定状態を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る屋根瓦の固定状態を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る屋根瓦の固定状態を示す側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る屋根瓦を拡大して示す平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る屋根瓦の固定状態を示す側面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る屋根瓦の固定状態を示す平面図である。
符号の説明
10 屋根瓦
10a 一方の薄肉部
10b 他方の薄肉部
10c 頭部
10d 尻部
10e 頭部側突条
10g 掛合部
10h 第1の挿通孔
10i 第2の挿通孔
11 屋根瓦
11a 一方の薄肉部
11b 他方の薄肉部
11c 頭部
11d 尻部
11e 頭部側突条
11g 掛合部
11h 第1の挿通孔
11k 第2の挿通孔
12 屋根瓦
12a 一方の薄肉部
12c 頭部
12d 尻部
12g 掛合部
12h 第1の挿通孔
12i 第2に挿通孔
W 桟木
U 下地材
N 釘

Claims (4)

  1. 尻部側上に頭部側が位置するよう重ね合わされるように軒側から棟側に亘って敷設されるとともに、裏面には、野地板等の下地材の上面に固定された桟木に掛合する掛合部が形成されてなるとともに、釘,ネジ等の固定具により固定される屋根瓦であって、
    上記掛合部の形成位置よりもやや頭部側には、上記桟木に打ち込まれ又はねじ込まれる固定具が挿通される第1の挿通孔が形成されてなるとともに、
    少なくとも一側には隣に敷設される屋根瓦の他側側が重ね合わされる薄肉部が形成され、この薄肉部には、上記固定具が挿通される第2の挿通孔が形成され、該挿通孔は、上記第1の挿通孔の形成位置よりも頭部側であることを特徴とする屋根瓦。
  2. 前記請求項1記載の屋根瓦において、他側には、隣に敷設される屋根瓦の一側に形成された前記薄肉部上に重ねられる第2の薄肉部が形成されてなるとともに、前記挿通孔は、上記第2の薄肉部側に形成されてなることを特徴とする屋根瓦。
  3. 前記請求項1又は2記載の屋根瓦において、前記薄肉部には、下面が該薄肉部の下面よりも下方に形成された段差部が形成され、この段差部の中央に前記第2挿通孔が形成されてなることを特徴とする屋根瓦。
  4. 尻部側上に頭部側が位置するよう重ね合わされるように軒側から棟側に亘ってそれぞれ敷設されるとともに、裏面には、野地板等の下地材の上面に固定された桟木に掛合する掛合部が形成されてなるとともに、釘,ネジ等の固定具により固定される屋根瓦の固定構造であって、
    上記掛合部に掛合する桟木と桟木との間に第2の桟木を固定するとともに、
    前記請求項1,2又は3記載の屋根瓦は、前記挿通孔に挿通され上記桟木に打ち込まれ又はねじ込まれた固定具により固定されてなるとともに、前記第2の挿通孔に挿通され上記第2の桟木に打ち込まれ又はねじ込まれた固定具により固定されてなることを特徴とする屋根瓦の固定構造。
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