JP2002161610A - 釘打ち治具 - Google Patents

釘打ち治具

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JP2002161610A
JP2002161610A JP2000357721A JP2000357721A JP2002161610A JP 2002161610 A JP2002161610 A JP 2002161610A JP 2000357721 A JP2000357721 A JP 2000357721A JP 2000357721 A JP2000357721 A JP 2000357721A JP 2002161610 A JP2002161610 A JP 2002161610A
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JP
Japan
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ridge
nailing
jig
nailing jig
base material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000357721A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Matsuo
松尾  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棟包みを棟下地材の端面に略直角に打ち込め
る釘打ち冶具を提供するものである。 【解決手段】 勾配屋根5の棟部6に載置される棟包み
15を対向する一対の棟下地材16の端面161への釘
打ち固定に用いる釘打ち冶具10であって、前記釘打ち
冶具10は、板片を折り曲げて形成され、前記棟包み1
5の外面を覆えるように同一形状の勾配面11と、該勾
配面11の下端を折り曲げ、前記棟包み15の端部15
1を係止できる係止部12とが設けられ、前記係止部1
2の一部に前記棟下地材16の端面161に軸芯が略直
角な案内溝13が設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、瓦屋根の棟部分の
施工に用いる釘打ち治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、瓦屋根を板金役物で収める場合、
板金棟、ケラバ板金役物等の固定用下地材として木材若
しくは、合成木材が使用されるが、これらの下地材に棟
包み等の板金役物を固定する場合、板金の形状が釘打ち
し難い場合が多く、釘打ちすると釘が曲がったり、下地
材の縁面の端に打つ打ち込まれたりして施工することが
多い。このような板金役物の固定では、固定強度が弱
く、台風等の強い風が吹くと板金役物が剥がれて、飛散
する恐れがある。
【0003】換気棟構造として、特許第3043158
号公報に記載がある。上記公報では、所定の屋根勾配を
もって葺設された左右の屋根瓦のうちの最上部に位置す
るもの同士の間に屋根裏に通じる換気用間隙が形成さ
れ、上記左右の屋根瓦上にそれぞれ面戸を介して笠木が
併置されるとともに、この併置された左右の笠木上に、
それら双方に跨乗する所要数の換気用スペーサが適宜の
間隔をあけて配され、その換気用スペーサ上に、板金製
の棟包が上記換気用間隙及び左右の笠木を覆うように被
せられてなり、上記換気用スペーサが、上記棟包みと上
記左右の笠木の上面及び反対向側の側面との間に介在せ
しめられる、屈曲もしくは撓曲可能とされた上辺部及び
その左右端から下向きに折れ曲がる一対の側辺部を有し
ていて、該換気用のスペーサにより上記棟包が上記笠木
から離隔せしめられてそれらの間に上記換気用間隔と外
部との連通させる換気通路が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、瓦屋根
を板金役物からなる棟包みで収め、棟包み、ケラバの板
金役物等を、棟下地材に棟包みの板金役物を固定する場
合には、棟包みの端部の釘打ち面が狭く、且つ、打ち込
み面が傾斜勾配である等、棟下地材の端面に直角に釘打
ちし難い場合が多い。そのために、釘打ちすると釘が曲
がったり、棟下地材の縁端に打ち込まれ、充分な取り付
け強度が確保できないといった問題があった。
【0005】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的は、棟包みを棟下地
材の端面に略直角に打ち込める釘打ち冶具を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の釘打ち冶具は、
勾配屋根の棟部に載置される棟包みを対向する一対の棟
下地材の端面への釘打ち固定に用いる釘打ち冶具であっ
て、前記釘打ち冶具は、板片を折り曲げて形成され、前
記棟包みの外面を覆えるように同一形状の勾配面と、該
勾配面の下端を折り曲げ、前記棟包みの端部を係止でき
る係止部とが設けられ、前記係止部の一部に前記棟下地
材の端面に軸芯が略直角な案内溝が設けられているもの
である。
【0007】
【作用】本発明の釘打ち冶具は、板片を折り曲げて形成
され、前記棟包みの外面を覆えるように同一形状の勾配
面と、該勾配面の下端を折り曲げ、前記棟包みの端部を
係止できる係止部とが設けられ、前記係止部の一部に前
記棟下地材の端面に軸芯が略直角な案内溝が設けられて
いるので、釘打ち冶具の案内溝に釘を挿入しながら棟下
地材の下端縁面に略直角に釘を打ち込むことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の釘打ち冶具を用
いて屋根棟部に棟包みを取り付けている状態を示す斜視
図、図2は、本発明の釘打ち冶具を棟包みに取り付けて
いる状態を示す斜視図、図3は、本発明の釘打ち冶具を
示す斜視図、図4は、本発明の釘打ち冶具の側面を示す
斜視図、図5は、本発明の釘打ち冶具を棟包みに取り付
けている状態を示す断面図である。
【0009】図1に示す様に、本発明の釘打ち冶具10
は、勾配屋根5の棟部6に載置される棟包み15を対向
する一対の棟下地材16の端面161への釘打ち固定に
用いられている。
【0010】勾配屋根5は、勾配面に垂木等の屋根構造
材(不図示)に野地板17を敷いて、野地板17上に瓦
18が葺かれて形成されている。
【0011】勾配屋根5の上端は棟部6が形成されてい
る。棟部6は、板金製からなる棟包み15で被覆されて
いる。
【0012】棟包み15は、長尺板片の長手方向の中央
部より折り曲げて勾配面152、152が形成されてい
る。勾配面152、152の下端は、更に折り曲げられ
縁部151、151が形成されている。
【0013】棟包み15は、野地板17に固定された棟
下地材16に棟包み15の下端に釘打ち冶具10を介し
て釘14固定されている。
【0014】棟下地材16は、天然木片、合成木材から
なる木片で形成され、釘が打ち込み易い材質で形成され
ている。棟下地材16は野地板17に固定されている。
【0015】図2に示す様に、釘打ち冶具10は、棟包
み15の勾配面152、152に釘打ち冶具10の勾配
面11、11を合わせるようになされ、勾配面152、
152の端部に設けられた縁部151、151の位置に
係止部12、12が当接できる幅寸法になされている。
【0016】このように、釘打ち冶具10は、棟包み1
5の勾配面と略同一の勾配面11が形成され、下端の係
止部12は、棟包み15の縁部151を係止できるよう
になされている。
【0017】係止部12は、勾配面11、11に略直角
に折り曲げられ、係止部12の内面は棟下地材16の端
部161に略直角に当接するようになされている。
【0018】図3に示す様に、前記釘打ち冶具10は、
板片を折り曲げて形成され、前記棟包み15の勾配面1
52、152を覆えるように同一形状の勾配面11、1
1が両側に形成されている。
【0019】そのため、釘打ち冶具10は、棟包み15
を外面から緩やかに嵌合できるようになされている。
【0020】又、釘打ち冶具10には、該勾配面11、
11の下端を更に折り曲げ、前記棟包み15の縁部15
1、151を係止できる位置に係止部12、12が両端
に設けられている。係止部12には、釘14が打ち込め
る案内溝13が設けられている。
【0021】図4に示す様に、案内溝13は、係止部1
2を切り欠いて設けられ、溝の軸方向は、係止部12の
裏面に当接する棟下地材16の端面161に直角になる
ように、係止部12の板面に直角に形成されている。
【0022】案内溝13は、係止部12に釘打ち込み冶
具10の板厚みが大きい程、釘14の直進性はよくな
る。
【0023】板厚みが薄い場合には、係止部12の裏面
に当て板、円筒等を設け、案内溝13の厚みを増すこと
ができる。
【0024】図5に示す様に、釘打ち冶具10は、棟包
み15の外面に嵌合するように被せ、棟包み15の端部
151に釘打ち冶具10の係止部12を合わせ、棟下地
材16の端面161に略直角に当接させている。
【0025】打ち込まれる釘14は、釘打ち冶具10の
係止部12の案内溝13に挿入して棟下地材16に金槌
で打ち込むようになされている。打ち込まれる釘14
は、その他螺子でも同様に用いることができる。
【0026】案内溝13の溝内面が棟下地材16に略直
角になされているので、打ち込まれる釘14は、棟下地
材16の端面161に略直角に打ち込むことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の釘打ち冶具は、板片を折り曲げ
て形成され、前記棟包みの外面を覆えるように同一形状
の勾配面と、該勾配面の下端を折り曲げ、前記棟包みの
端部を係止できる係止部とが設けられ、前記係止部の一
部に前記棟下地材の端面に軸芯が略直角な案内溝が設け
られているので、釘打ち冶具の案内溝に釘を挿入しなが
ら棟下地材の下端縁面に略直角に釘を打ち込むことがで
きる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の釘打ち冶具を用いて屋根棟部に棟包み
を取り付けている状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の釘打ち冶具を棟包みに取り付けている
状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の釘打ち冶具を示す斜視図である。
【図4】本発明の釘打ち冶具の側面を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の釘打ち冶具を棟包みに取り付けている
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 釘打ち冶具 11 勾配面 12 係止部 13 案内溝 14 釘 15 棟包み 151 縁部 152 勾配面 16 棟下地材 161 端面 17 野地板 18 瓦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 勾配屋根の棟部に載置される棟包みを対
    向する一対の棟下地材の端面への釘打ち固定に用いる釘
    打ち冶具であって、 前記釘打ち冶具は、板片を折り曲げて形成され、 前記棟包みの外面を覆えるように同一形状の勾配面と、
    該勾配面の下端を折り曲げ、前記棟包みの端部を係止で
    きる係止部とが設けられ、 前記係止部の一部に前記棟下地材の端面に軸芯が略直角
    な案内溝が設けられていることを特徴とする釘打ち治
    具。
JP2000357721A 2000-11-24 2000-11-24 釘打ち治具 Pending JP2002161610A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU770335B2 (en) * 2001-10-10 2004-02-19 Boral Montoro Pty Ltd Roof capping
CN103061457A (zh) * 2012-12-31 2013-04-24 天津二建机施钢结构工程有限公司 带棱的屋脊盖板及其施工工艺

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU770335B2 (en) * 2001-10-10 2004-02-19 Boral Montoro Pty Ltd Roof capping
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