JP2006081777A - ファスナー - Google Patents

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三男 井上
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Abstract

【課題】簡単な構造で、容易に被服等が確実に掛け止めされうるファスナー2の提供。
【解決手段】本発明の一実施形態に係るファスナー2は、一対の留め具4及び6で構成されている。一方の留め具4の形状と他方の留め具6の形状とは、同一である。留め具4及び6は、差し込み部8及び34とソケット部10及び30とを備える。ソケット部10及び30は、1枚のベース16と、その端に起立する2枚の側壁18と、その側壁18からソケット部10及び30の中央に向かって伸びる庇部20とを備える。一方の留め具4の差し込み部8が他方の留め具6のソケット部30に挿入され、他方の留め具6の差し込み部34が一方の留め具4のソケット部10に挿入されうるよう構成される。このファスナー2の使用により、誰でも容易に被服等を確実に掛け止めできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、掛け外しが容易にできるファスナーに関する。特に被服、袋、アウトドアグッズ等に使用されるファスナーに関する。
被服等に用いられる従来の一般的な止め方は、被服に糸で縫いつけられたボタンをボタン穴に挿通することによっている。また、閉鎖して止める場合は、帯状のスライドファスナーが用いられている。
老齢者や手の不自由な人にとっては、ボタン穴にボタンを挿通することや、スライドファスナーの溝にファスナーを噛み込ませることは容易ではない。本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、誰でも容易に被服等を確実に掛け止めることができるファスナーの提供を目的とする。
本発明に係るファスナーは、一対の留め具で構成される。この留め具は、差し込み部とソケット部とを備える。一方の留め具の差し込み部が他方の留め具のソケット部に挿入され、他方の留め具の差し込み部が一方の留め具のソケット部に挿入される。
好ましくは、上記ソケット部は、1枚のベースとこのベースの端に起立する2枚の側壁とこの側壁からソケット部の中心に向かって伸びる庇部とをさらに備える。
好ましくは、ファスナーは、上記留め具の差し込み部とソケット部の間に取り付け部を備える。
好ましくは、上記取り付け部は、留め具固定のために巻き付けられる糸によって凸部が形成されうるように構成されている。
好ましくは、上記取り付け部は、留め具の幅方向に形成される切り欠きまたはこの幅方向に配列される2以上の貫通孔である。
このファスナーは簡単な構造である。このファスナーが用いられることにより、老齢者や手の不自由な人が、容易に被服等を確実に掛け止めることができる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るファスナー2が示された斜視図である。このファスナー2は、一対の留め具4及び6で構成されている。一方の留め具4の形状と他方の留め具6の形状とは、同一である。ファスナー2の材質は金属又はプラスチックが、機能面及びコスト面から好ましい。
図2(a)は図1のファスナー2の構成要素である留め具4が示された正面図であり、図2(b)はその底面図であり、図2(c)はその側面図である。この留め具4は、差し込み部8とソケット部10と取り付け部12とを備えている。この差し込み部8とソケット部10と取り付け部12とは、一体化している。このファスナー2の構造は簡単である。
上記差し込み部8は、人への安全性及び留め具4の挿入性の観点から、面取りされた角14を備えている。上記ソケット部10は、1枚のベース16とこのベース16の端に起立する2枚の側壁18とその側壁18からソケット部10中央に向かって伸びる庇部20とを備えている。差し込み部8の幅W1は、ソケット部10の内幅W2よりも小さい。差し込み部8の厚みTは、ソケット部10の側壁18の高さHよりも小さい。
上記取り付け部12は、差し込み部8とソケット部10の間にある。この取り付け部12で、留め具4が衣服に取り付けられる。留め具4の衣服への取り付け方法として、糸による縫いつけ又は接着等があるが、取り付けやすさの観点から、糸による縫いつけが好ましい。糸による縫いつけのしやすさから、この取り付け部12は、留め具4の幅方向に形成される切り欠き22を備えている。
図3は、上記ファスナー2が用いられてシャツ24が掛け止めされている様子が示された正面図である。図4は、図3のA−Aに沿った断面図である。一方の留め具4は、左前身頃26の表面に、差し込み部8が上側になるように取り付けられている。他方の留め具6は、右前身頃28の裏面に、ソケット部30が上側になるように取り付けられている。取り付けには、糸32が用いられている。この糸32は、前身頃の裏面から一方の切り欠きを通過した後、前身頃の表面から他方の切り欠きを通過し、前身頃の裏面に戻る。これが繰り返されて、留め具4及び6は前身頃に取り付けられる。糸32が通過する取り付け部は切り欠きが存在するため、留め具4及び6の中で最も幅の狭い箇所になっている。この取り付け部を介して、留め具4及び6が糸32で前身頃に取り付けられると、留め具4及び6は容易にその位置を変えることはできない。留め具4及び6は前身頃にしっかりと取り付けられる。
ファスナー2は、一方の留め具4の差し込み部8が他方の留め具6のソケット部30に挿入され、他方の留め具6の差し込み部34が一方の留め具4のソケット部10に挿入されうるように構成されている。前述のように、差し込み部8及び34の幅W1がソケット部10及び30の内幅W2よりも小さく、差し込み部8及び34の厚みTがソケット部10及び30の側壁高さHよりも小さいので、右前身頃28と左前身頃26とが合わされて、留め具4及び6が上下されるだけの操作で、ファスナー2は、容易にシャツ24を掛け止めすることができる。
差し込み部8及び34は、ソケット部10及び30の側壁に沿って挿入されているので、ソケット部10及び30の側壁に沿わない外力で、ファスナー2が外れることはない。前述のように、差し込み部8及び34の角が面取されているので、ファスナー2が人の手を傷つけることもない。
一方の留め具4の取り付け部には、シャツ24の左前身頃26との固定のために巻き付けられる糸32によって、凸部36が形成されている。他方の留め具6の取り付け部には、シャツ24の右前身頃28との固定のために巻き付けられる糸32によって、凸部40が形成されている。この凸部36及び40は高さを有しているので、凸部36及び40は掛け止めされている互いの留め具4及び6の引っ掛かりとして作用する。シャツ24が掛け止められているファスナー2の留め具4及び6は、不用意に抜けることはない。凸部36及び40の高さが高くなると、一方の差し込み部8が他方のソケット部30に挿入できなくなる。他方の差し込み部34が一方のソケット部10に挿入できなくなる。凸部36及び40の高さは、2mm以下であればよいが、この挿入性の観点から、1mm以下であるのが好ましい。さらに凸部36及び40の高さは、0.1mm以上あればよいが、この凸部36及び40が、留め具4及び6の不用意な抜けを防ぐための引っ掛かりとして作用するために、0.3mm以上あるのが好ましい。
このファスナー2によるシャツ24の掛け止めは、簡単である。この凸部36及び40による引っ掛かりが外れる程度の力で、シャツ24の右前身頃28を下に、シャツ24の左前身頃26を上に操作すれば、簡単にシャツ24が掛け止めされる。このファスナー2によるシャツ24の掛け止めの解除も、簡単である。この凸部36及び40による引っ掛かりが外れる程度の力で、シャツ24の右前身頃28を上に、シャツ24の左前身頃26を下に操作すれば、簡単に掛け止めが解除される。
留め具4及び6は簡単に製造できる。まず、金属性の板材から予備成型品が刃型で打ち抜かれる。次いでこの予備成型品に曲げ加工が施され、ソケット部10及び30が形成され、製品が完成する。ファスナー2の材質がプラスチックであれば、この留め具4及び6は射出成形で製造される。
図5は、本発明の他の実施形態に係るファスナーの構成要素である留め具42が示された平面図である。この留め具42は、差し込み部46とソケット部48と取り付け部50とを備えている。この取り付け部50は、留め具42の幅方向に配列する2の貫通孔52を備えている。この留め具42は、貫通孔52に糸が通されて、衣服に固定される。この留め具42で構成されるファスナーも、構造は簡単であり、衣服を容易に掛け止めできる。
本発明に係るファスナーは、構造が簡単であり、従来のボタン等に比べて、手や指の不自由な人でも容易に衣類等の掛け止めがされうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るファスナーが示された斜視図である。 図2(a)は図1のファスナーの構成要素である留め具が示された正面図であり、図2(b)はその底面図であり、図2(c)はその側面図である。 図3は、図1のファスナーが用いられて掛け止めがなされている様子が示された正面図である。 図4は、図3のA−Aに沿った断面図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係るファスナーの構成要素である留め具が示された平面図である。
符号の説明
2・・・ファスナー
4、6、42・・・留め具
8、34、46・・・差し込み部
10、30、48・・・ソケット部
12、38、50・・・取り付け部
14・・・角
16・・・ベース
18・・・側壁
20・・・庇部
22・・・切り欠き
24・・・シャツ
26・・・左前身頃
28・・・右前身頃
32・・・糸
36、40・・・凸部
52・・・貫通孔

Claims (5)

  1. 一対の留め具で構成され、
    この留め具は、差し込み部とソケット部とを備えており、
    一方の留め具の差し込み部が他方の留め具のソケット部に挿入され、他方の留め具の差し込み部が一方の留め具のソケット部に挿入されうるように構成されているファスナー。
  2. 上記ソケット部が、1枚のベースとこのベースの端に起立する2枚の側壁とこの側壁からソケット部の中心に向かって伸びる庇部とを備えている請求項1に記載のファスナー。
  3. 上記留め具の差し込み部とソケット部の間に、取り付け部を備えている請求項1又は2に記載のファスナー。
  4. 上記取り付け部が、留め具固定のために巻き付けられる糸によって、凸部が形成されうるように構成されている請求項3に記載のファスナー。
  5. 上記取り付け部が、留め具の幅方向に形成される切り欠き又はこの幅方向に配列される2以上の貫通孔である請求項3又は4に記載のファスナー。
JP2004270760A 2004-09-17 2004-09-17 ファスナー Withdrawn JP2006081777A (ja)

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Effective date: 20071204