JP2006080590A - 音声信号処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロホンユニットのレベル差や周波数特性により、指向性合成回路に入力される音声信号の特性が異なるため、指向性や音声出力レベルにばらつきを生じるという課題を持つ。
【解決手段】n個のマイクロホンユニットから出力される音声信号をマイクロホンユニット毎にm個の帯域に分割するn個の帯域分割回路と、帯域分割された音声信号を、n個の内基準となる1つのマイクロホンユニットから出力される音声信号から分割された同じ帯域毎の音声信号と音声信号レベルを比較するm個の音声レベル比較回路と、前記音声レベル比較回路から出力された音声信号のレベル差を元に前記帯域分割回路から出力される音声信号のレベルを制御する音声レベル制御回路と、前記音声レベル制御回路からの出力される帯域分割されている音声信号を合成するn個の帯域合成回路と、前記n個の帯域合成回路の出力から指向性を生成する指向性合成回路とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラやボイスレコーダなどに内蔵される音声記録装置に関する。
近年、例えばビデオカメラに使用されるマイクロホンなどでは、複数のマイクロホンユニットを使用し、指向性特性を生成するようなマイクロホン装置が使用されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来のマイクロホン装置について、図面を参照しながら説明する。
図4は従来のマイクロホン装置の実施の形態の構成を示す図である。全て無指向性マイクロホンユニットであるユニット61、ユニット62、ユニット63を、ユニット61とユニット62との間隔と、ユニット62とユニット63との間隔がそれぞれdとなるように、同一直線上に配置する。ハイパスフィルタ64のカットオフ周波数をf1とし、ハイパスフィルタ65のカットオフ周波数をf2として、f1をf2よりも高い周波数に設定する。ハイパスフィルタ64を用いてユニット61の出力信号の低周波成分を除去する。
また、ハイパスフィルタ65を用いてユニット62の出力信号の低周波成分を除去し、ハイパスフィルタ65の出力信号を移相器68を用いてユニット間隔dに応じた移相遅れを施した後、減算器70を用いてハイパスフィルタ64の出力信号より減算する。減算器70の出力信号は、f1以下の周波数帯域では無指向性、f1以上の周波数帯域では1次音圧傾度型単一指向性となる。同様に、ユニット62、ユニット63、カットオフ周波数がf1であるハイパスフィルタ66、カットオフ周波数がf2であるハイパスフィルタ67、移相器69、減算器71を用いて、f1以下の周波数帯域では無指向性、f1以上の帯域では1次音圧傾度型単一指向性となる信号を得る。
更に、ハイパスフィルタ12を用いて減算器70の出力信号の低周波成分を除去した後、減算器73を用いてハイパスフィルタ72の出力信号と減算器71の出力信号の差信号をとることによって、f1以下の周波数帯域では無指向性、f1以上の周波数帯域では2次音圧傾度型単一指向性となるマイクロホンを得る。
特開平5−145986号公報
しかしながら、上記従来の構成では、マイクロホンユニットから出力される音声信号のレベル差や、マイクロホンユニットが持つ周波数特性により、指向性合成回路に入力される音声信号の特性が異なるため、指向性や音声出力レベルにばらつきを生じるという課題を持つ。
上記課題を解決するために、本発明の音声信号処理装置は、互いに間隔をおいて配置された、第1から第nのマイクロホンユニットと、前記マイクロホンユニットから出力される音声信号をマイクロホンユニット毎にm個の帯域に分割するn個の帯域分割回路と、帯域分割された音声信号を、n個の内基準となる1つのマイクロホンユニットから出力される音声信号から分割された同じ帯域毎の音声信号と音声信号レベルを比較するm個の音声レベル比較回路と、前記音声レベル比較回路から出力された音声信号のレベル差を元に前記帯域分割回路から出力される音声信号のレベルを制御する音声レベル制御回路と、前記音声レベル制御回路からの出力される帯域分割されている音声信号を合成するn個の帯域合成回路と、前記n個の帯域合成回路の出力から指向性を生成する指向性合成回路とを有している。
本発明は、マイクロホンユニットから出力される音声信号のレベル差や、マイクロホンユニットが持つ周波数特性により、指向性合成回路に入力される音声信号の特性が異なった場合でも、指向性や音声出力レベルにばらつきを生じさせないという利点を持つ。
本発明の請求項1に記載の発明は、互いに間隔をおいて配置された、第1から第n(nは2以上の整数)のマイクロホンと、前記マイクロホンから出力される音声信号をマイクロホン毎にm個(mは2以上の整数)の周波数帯域に分割するn個の帯域分割回路と、前記n個のマイクロホンのうち1つを音声信号レベルを比較する基準マイクロホンとし、この基準マイクロホンから出力される音声信号をm個の周波数帯域に分割した音声信号と、前記基準マイクロホン以外のマイクロホンから出力された音声信号をm個(mは2以上の整数)の周波数帯域に分割した音声信号とを、同じ周波数帯域毎に音声信号レベルを比較する音声レベル比較回路と、前記音声レベル比較回路から出力された音声信号のレベル差を元に前記帯域分割回路から出力される音声信号の音声信号レベルを制御する音声レベル制御回路と、前記音声レベル制御回路から出力される帯域分割されている音声信号を合成するn個の帯域合成回路と、前記n個の帯域合成回路の出力からk(kは1以上の整数)個の単一指向性等の指向性を生成する指向性合成回路を有するものである。
これにより、指向性合成回路で作られる音声信号の指向性や出力信号のばらつきを生じさせないという目的を、複数の周波数帯域に分割する帯域分割回路と、それぞれの音声信号のレベル差を比較する音声レベル比較回路と、音声レベル比較回路から出力された音声信号のレベル差を元に、帯域分割回路から出力される音声信号のレベルを制御する音声レベル制御回路と、音声レベル制御回路からの出力される帯域分割されている音声信号を合成する帯域合成回路と、この帯域合成回路の出力から指向性を生成する指向性合成回路とを用いることにより実現する。
(実施の形態1)
図1は本発明の音声信号処理装置の実施の形態を示す図である。
図1に示すように、1及び2はマイクロホンユニットで、本実施の形態では無指向性マイクロホンを用いた。3及び4はマイクロホンユニット1及び2から出力される音声信号を入力しn個(n=2以上の整数。本実施の形態ではn=2)の周波数帯域に分割するm個の帯域分割手段である周波数帯域分割回路(以下、帯域分割回路と記す)で、本実施の形態では分割個数を4としたがこれに限定されるものではない。5〜8はn個のうち基準となる1つのマイクロホンユニットから出力される音声信号から分割された同じ帯域毎の音声信号と音声信号レベルを比較する音声レベル比較手段である音声レベル比較回路で、本実施の形態では音声レベル比較回路は4個としたが、この数個に限定されるものではない。9〜12は音声レベル比較回路5〜8から出力された音声信号のレベル差を元に帯域分割回路3から出力される音声信号のレベルを制御する音声レベル制御手段である音声レベル制御回路で、本実施の形態では音声レベル制御回路は4個としたが、この数個に限定されるものではない。13及び14は音声レベル制御回路9〜12からの出力される帯域分割されている音声信号を合成する帯域合成手段である帯域合成回路、15は帯域合成回路13及び14の出力からk(kは1以上の整数)個の指向性(たとえばステレオの単一指向性等)を生成する指向性合成手段である指向性合成回路、16及び17は指向性合成回路15から音声信号を出力する出力端子であり、本構成ではステレオ出力であるため出力端子を2個設けたが、この数に限定されるものではない。
以上の構成要素からなる音声信号処理装置について、図面を用いてその各構成要素の関係と動作を説明する。
マイクロホンユニット1、2は、それぞれ無指向性のマイクロホンユニットである。それぞれのマイクロホンユニット1及び2の出力は、帯域分割回路3及び4へと入力される。
帯域分割回路3及び4は、例えば図2に示すような回路で構成されており、図において21〜29は遅延器、30〜38は乗算器であり、2aは音声信号入力端子、2b〜2eは帯域分割された音声信号の出力端子である。2aから入力された音声信号は、この帯域分割回路を通過させることにより、図3に示すような2bの出力端子から出力される低域の音声信号301、2cの出力端子から出力される中低域の音声信号302、2dの出力端子から出力される中高域の音声信号303、2eの出力端子から出力される高域の音声信号304というような4つの帯域に分割された音声出力信号を得ることができる。
図1に示す回路の場合、マイクロホンユニット2に入力され、帯域分割回路4から出力される音声信号を基準信号とし、帯域分割回路3から出力される信号を比較対象の音声信号として、同じ周波数帯域毎に音声レベル比較回路5〜8で音声信号レベルが比較される。
音声レベル制御回路9〜12では、音声レベル比較回路5〜8から出力された音声信号のレベル差を元に、帯域分割回路4から出力される音声信号のレベルを制御することにより、帯域分割回路4から出力されるそれぞれの周波数帯域の音声信号を、帯域分割回路3から出力されるそれぞれの周波数帯域の音声信号レベルとあわせることが可能となる。
それぞれの周波数帯域毎に音声信号レベルの合わせ込みを行った音声信号は、帯域合成回路13、14により周波数帯域が合成され、指向性合成回路15へと入力される。
指向性合成回路15では、周波数帯域合成回路13及び14から出力された音声信号を元に、例えば単一指向性を持つステレオの指向性特性を持つ音声信号へと変換されることになる。
これにより、指向性合成回路15に入力される音声に音声信号レベルのレベル差や周波数特性に差がある場合、指向性合成回路15で生成される指向性を十分に得ることができないが、本実施の形態の場合、入力される音声信号を周波数分割し、音声レベルの比較を行い、指向性合成回路15に入力される音声信号の周波数特性を合わせることにより、十分な指向性特性を得ることが可能となる。
なお、本実施の形態では、マイクロホンユニットを2個使用した場合について記載したが、3個以上のマイクロホンユニットを使用しても構わない。その際の特性の合わせこみとしては任意である。
また、周波数帯域分割回路3及び4における周波数帯域分割を4つの周波数帯域に分割した場合について記載したが、分割する帯域を3つや5つ以上の周波数帯域に分割しても構わない。
また、生成される指向特性に関してステレオ特性に関して記載しているが、これ以外の特性を使用することも可能である。
本発明の音声信号処理装置は、ビデオカメラ等の音声信号収音装置として有用である。ビデオカメラの他にデジタルスチルカメラやボイスレコーダーなどのように、複数個のマイクロホンで指向性を生成する装置に応用することが可能である。
本発明の実施の形態を示す音声信号処理装置のブロック図 本発明の実施の形態の音声信号処理装置に使用する帯域分割回路の一例を示すブロック図 同実施の形態における周波数帯域分割イメージを示す特性図 従来の指向性合成回路のブロック図
符号の説明
1、2 マイクロホンユニット
3、4 周波数帯域分割回路
5、6、7、8 音声レベル比較回路
9、10、11、12 音声レベル制御回路
13、14 周波数帯域合成回路
15 指向性合成回路
16、17 音声出力端子

Claims (1)

  1. 互いに間隔をおいて配置された第1から第n(nは2以上の整数)のマイクロホンと、前記マイクロホンから出力される音声信号をマイクロホン毎にm個(mは2以上の整数)の周波数帯域に分割するn個の帯域分割手段と、前記n個のマイクロホンのうち1つを音声信号レベルを比較する基準マイクロホンとしこの基準マイクロホンから出力される音声信号をm個の周波数帯域に分割した音声信号と前記基準マイクロホン以外のマイクロホンから出力された音声信号をm個の周波数帯域に分割した音声信号とを同じ周波数帯域毎に音声信号レベルを比較する音声レベル比較手段と、前記音声レベル比較手段から出力された音声信号のレベル差を元に前記帯域分割手段から出力される音声信号の音声信号レベルを制御する音声レベル制御手段と、前記音声レベル制御手段から出力される帯域分割されている音声信号を合成するn個の帯域合成手段と、前記n個の帯域合成回路の出力からk(kは1以上の整数)個の単一指向性等の指向性を生成する指向性合成手段とを有することを特徴とする音声信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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