JP2009152949A - マルチチャンネル収音装置 - Google Patents

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Tetsuhiko Kaneaki
哲彦 金秋
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Abstract

【課題】3個以上の無指向性マイクロホンを使い、指向性合成を行なうことで異なる指向性を得るマルチチャンネル収音装置において、使用しているマイクロホンが故障すると大音量のノイズを発生する。
【解決手段】無指向性マイクロホン出力を基に故障の有無を検出する故障検出手段15が無指向性マイクロホン1〜4の中で故障しているマイクロホンを検出する。検出結果に基づき、正常動作している残りのマイクロホンを用いて合成手段10〜14により、正常時の特性にできるだけ近い特性となるよう指向性合成を行いマルチチャンネル信号を出力するようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、1ポイント(一箇所)でマルチチャンネル収音を行うマルチチャンネル収音装置に関する。
ビデオカメラでは、収録時にビデオカメラに装着した1個の収音装置で多方向からの音を分離収音し、リアルタイムに録音する必要がある。複数個の無指向性マイクロホンを配し、様々な音場、様々な方式のマルチチャンネルステレオに対応可能な、小型で低コストなマルチチャンネル収音装置を実現している。このようなものとして特許文献1に記載されたものが知られている。
即ち、図5に示すように、1は前方に、2は後方に、3は左側に、4は右側に配置された無指向性マイクロホン(以下“マイク”と称す)であり、4つのマイクから適宜必要なマイクの出力を合成手段5〜9に入力し、必要な指向性を合成して出力するものである。
各合成手段5〜9は図6に示すとおりの構成となっており、端子Aに入力された音声信号に対し、端子Bに入力された音声信号を、遅延器62によって一定時間遅延させた後、減算器61により減算し出力するようになっている。遅延器62による遅延時間は、マイク間距離を音波が伝搬する時間に等しくなっている。例えば、合成手段5では、マイク1、マイク2が端子A、Bに入力されているので、マイク1、マイク2間の距離を音波が伝搬する時間となっており、合成手段6では、マイク1、マイク4間の距離を音波が伝搬する時間となっている。
このようにして1次音圧傾度型単一指向性マイクロホンの出力が合成手段5〜9から得られ、それぞれがセンターチャンネル(Cチャンネル)、左チャンネル(Lチャンネル)、右チャンネル(Rチャンネル)、左後ろチャンネル(SLチャンネル)、右後ろチャンネル(SRチャンネル)のマルチチャンネル信号が得られる。通常、このような単一指向性マイクロホンでは、周波数特性を平坦にするため、6dB/octで低域を増強するイコライザを接続して収音に使用する。
特開2002−223493号公報(第3−4頁、第3図)
しかしながら、上記の構成では、例えば断線等マイクの故障等が発生すると、通常打ち消されている低域部が打ち消されなくなってしまうため、故障発生と同時にイコライザにより低域がブーストされて大振幅化し、システムの許容レベルを超えてクリップされるなどして異音を発生してしまうという課題があった。
本発明は上記の問題点に鑑み、マイクに故障等が発生しても大音量を発生させることなく収音を継続することができるマルチチャンネル収音装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明は、少なくとも3個以上の非直線上に配置された無指向性マイクロホンと、前記無指向性マイクロホンが出力する複数の音声信号を用いて複数チャンネル分の指向性合成を行ないマルチチャンネル信号を出力する音声合成手段と、前記無指向性マイクロホンからの音声出力を基に故障の有無を検出する故障検出手段と、を備え、前記音声合成手段が、前記故障検出手段の出力に基づき、故障検出時に、前記3個以上の無指向性マイクロホンより故障していない無指向性マイクロホンを用いて異なる指向性合成を行いマルチチャンネル信号を出力するようにしたものである。
本発明のマルチチャンネル収音装置は、マイク故障時においても、故障していない他のマイクを用いて指向性合成を継続して行うため、異音を発生させることなくマルチチャンネル信号を得ることができ、収音を継続することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明装置の実施の形態1のブロック図である。この図を説明すると、図5同様に配された4個のマイクを用いてLチャンネル、Rチャンネル、SLチャンネル、SRチャンネル、Cチャンネルのマルチチャンネル信号を得ようとするものである。なお、図5において説明したものと同一機能を有するブロックにおいては同一の符号を付し細かな説明は省略する。合成手段11〜14はそれぞれ合成手段6〜9と同じ構成となっている。合成手段10はA入力、B入力を加算して出力するようになっている。
ここで、マイク1〜4が正常に動作している場合、故障検出手段15はセレクタ16〜20において端子Aに与えられた信号を選択、出力すべく制御信号を発生する。故に、各セレクタ16〜20出力からは、それぞれ合成手段5〜9出力が選択・出力され、従来例で述べた場合と同様、センターチャンネル(Cチャンネル)、左チャンネル(Lチャンネル)、右チャンネル(Rチャンネル)、左後ろチャンネル(SLチャンネル)、右後ろチャンネル(SRチャンネル)のマルチチャンネル信号が得られる。
次に、マイク1〜4の一部が故障した場合について述べる。マイク1〜4のいずれかが故障した場合、故障検出手段15は故障しているマイクがいずれであるかを検出し、そのマイク出力が与えられていない合成手段出力がマルチチャンネル信号として出力されるようセレクタ16〜20を制御する。
今仮にマイク1が故障した場合、故障検出手段15がマイク1の故障を検出し、マイク1が入力されている合成手段5〜7が接続されているセレクタ16〜18出力に対し、選択先を合成手段5〜7から合成手段10〜12に切り替えるべく制御信号をセレクタ16〜18に与える。
このようにすることで、例えば、Lチャンネル出力では合成手段6に代わり合成手段11の出力がセレクタ17より取り出され、故障したマイクの使用を避けることができる。その一方で、指向性合成の手法が、マイク1、4による指向性合成からマイク2、3による指向性合成に代わるが、マイクの位置が1cm程度ずれるだけで実質的な指向性は全く変化しない。
一方Cチャンネルでは、合成手段5に代わり合成手段10の出力がセレクタ16より取り出される。合成手段10では、Lチャンネル用出力となるセレクタ17出力と、Rチャンネル用出力となるセレクタ18出力を加算して出力するのでセンター方向が強くなる指向性を有する出力が得られる。合成手段5においては、後ろ正面方向の感度は0であったのに対し、合成手段10によるものは、多少の感度を有してしまうが、従来ではマイク1が故障でノイズ信号が発生することを考えると、大幅に改善することができる。
次に、マイク3が故障した場合を考えると、故障検出手段15がマイク3の故障を検出し、マイク3が入力されている合成手段7、9が接続されているセレクタ18、20出力に対し、選択先を合成手段7、9から合成手段12、14に切り替えるべく制御信号をセレクタ18、20に与える。
以下、同様にしてRチャンネル出力、SRチャンネル出力からのノイズ発生を抑えることが出来る。なお、マイク3が故障した場合は、マイク3が合成手段5には与えられていないためCチャンネルへは影響がないことは言うまでもない。
図2は故障検出手段15の具体的な実施例を示したブロック図である。この図を説明すると、加算器21がマイク1〜4の出力の加算を行う。ここでは信号の絶対値を取ったものの加算を行った後、1/4して出力している。比較器22〜25で加算器21出力と、各マイク出力の絶対値を取ったものとの比較を行なっている。ここでは、端子Bに与えられる加算器21出力が所定のレベル以上であるときに、端子Aに与えられる信号の絶対値が一定の割合以上の値であるかどうかを検出し、一定の割合以下であることが一定時間以上継続した場合にフラグを立てるようになっている。
このように構成することにより、いずれのマイクも正常動作しているときは、加算器21出力とマイク1〜4出力はほぼ同レベルであるので、比較器22〜25はフラグを立てることが無く、また、どれかのマイクが故障すると、マイク出力が殆どゼロになるため、比較器22〜25において、A入力が常にB入力である加算器21出力以下になり、故障したマイクに対応する比較器がフラグを立て、どのマイクが故障しているかを検出することができる。
デコーダ26では、比較器22〜25から与えられるフラグを監視し、フラグが立つとそれに対応した制御信号をセレクタ16〜20に出力する。即ち、セレクタ16に対しては、マイク1、2のいずれかが故障したとき、セレクタ17に対しては、マイク1、4のいずれかが故障したとき、セレクタ18に対しては、マイク1、3のいずれかが故障したとき、セレクタ19に対しては、マイク2、4のいずれかが故障したとき、セレクタ20に対しては、マイク2、3のいずれかが故障したとき、端子Bに与えられる信号を選択するよう制御信号を出力する。
(実施の形態2)
図3は、本発明装置の実施の形態2のブロック図である。以下、この図において、これまでに説明してきたものと同一機能を有するものについては同一の符号を付し細かな説明は省略する。ここではセレクタ35〜38によって、マイク1〜4すべてが正常に動作している時は図1と同様の動作をするようマイク出力を各合成手段5〜9に対して与え、マイク1〜4のいずれかが故障している時には合成手段5〜9のA端子、B端子すべてに対して、故障していない何れかのマイク出力を与えるようにしたものである。
即ち、故障検出手段31は、正常動作時にはセレクタ35〜38がC端子への入力を選択・出力するよう制御信号を出力する。マイク1〜3のいずれかが故障したことを検出した時には、セレクタ35〜38のA端子に与えられた信号を選択・出力すべく制御信号を出力する。また、マイク4が故障したことを検出した時には、セレクタ35〜38のB端子に与えられた信号を選択・出力すべく制御信号を出力する。
このように構成することにより、マイク故障時には合成手段5〜9のすべての端子に同じマイクの出力が与えられることになり、すべてのチャンネル出力から同じ信号が出力される。即ち、全くの無指向性のマルチチャンネル収音装置となるが、従来であれば発生するノイズ信号を抑えることができる。
(実施の形態3)
図4は、本発明装置の実施の形態3のブロック図であって、マイク3個を用いてマルチチャンネル収音を行う場合において本発明を応用した場合の実施例である。ここではセレクタ35〜37によって、各合成手段8〜12に対し、故障時には合成手段8〜12のA端子、B端子すべてに対して、故障していないいずれかのマイク出力を与えるようにしたものである。正常動作時の動作は、図1においてマイク1が故障した場合の動作と同じになる一方、マイク故障時の動作については図3と同様であり、無指向性のマルチチャンネル収音装置として動作する。
以上述べたように、本発明によるマルチチャンネル収音装置は、マイク故障時に正常動作している残りのマイクを用い、指向性合成の合成手段を変更する等の手法を用い、ノイズを発生させることなくマルチチャンネル収音が可能となる。
なお、上記実施例においては、使用するマイクの個数が3個、或いは4個の場合について述べたが、5個、或いはそれ以上の場合であっても良いことは言うまでもない。要は、正常に動作するマイクを検出し、それらを用いて故障したマイクを用いているチャンネルの収音を補助するようにするものである。
本発明にかかるマルチチャンネル収音装置は、ビデオムービーのみならず、テレビ会議、インターネット会議等の収音にも適用できる。
本発明の実施の形態1に於けるマルチチャンネル収音装置の実施例を示したブロック図 本発明における故障検出手段の一実施例を示すブロック図 本発明の実施の形態2に於けるマルチチャンネル収音装置の実施例を示したブロック図 本発明の実施の形態3に於けるマルチチャンネル収音装置の実施例を示したブロック図 従来のマルチチャンネル収音装置を示したブロック図 指向性合成に用いている合成手段の1例を示したブロック図
符号の説明
1〜4 無指向性マイクロホン
5〜9 合成手段
15 故障検出手段
16〜20 セレクタ

Claims (3)

  1. 少なくとも3個以上の非直線上に配置された無指向性マイクロホンと、
    前記無指向性マイクロホンが出力する複数の音声信号を用いて複数チャンネル分の指向性合成を行ないマルチチャンネル信号を出力する音声合成手段と、
    前記無指向性マイクロホンからの音声出力を基に故障の有無を検出する故障検出手段と、
    を備え、
    前記音声合成手段が、前記故障検出手段の出力に基づき、故障検出時に、前記3個以上の無指向性マイクロホンより未故障の無指向性マイクロホンを用いて異なる指向性合成を行いマルチチャンネル信号を出力するようにしたことを特徴とするマルチチャンネル収音装置。
  2. 前記音声合成手段が、異なる無指向性マイクロホンを入力として指向性合成を行う指向性合成手段を複数組有しており、前記故障検出手段の出力に基づき、異なる指向性合成手段の出力をマルチチャンネル信号として出力することを特徴とする請求項1記載のマルチチャンネル収音装置。
  3. 前記音声合成手段が、複数の無指向性マイクロホンを入力として指向性合成を行う指向性合成手段を複数組有しており、前記故障検出手段の出力に基づき、異なる無指向性マイクロホン出力を指向性合成手段に入力するようにしたことを特徴とする請求項1記載のマルチチャンネル収音装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023037655A1 (ja) * 2021-09-09 2023-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 音声処理システム、音声処理装置、及び音声処理方法

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