JP2006080306A - ホトダイオードアレイおよび分光器 - Google Patents

ホトダイオードアレイおよび分光器 Download PDF

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Abstract

【課題】高い波長分解能、速い光応答速度および高い光感度を有するホトダイオードアレイを提供すること。
【解決手段】光感応領域9の平面形状が二つの長辺と二つの短辺とによって形作られる略矩形状を成すホトダイオード10と、光感応領域9の平面形状内における一方の短辺側に設けられた電極4と、電極4に電気的に接続される導線部7と、導線部7をホトダイオード10に電気的に接続するための複数のコンタクト部6とを備え、ホトダイオード10は、第1導電型不純物層1が第2導電型不純物層2内に形成されるとともに、コンタクト部6が第1導電型不純物層1に電気的に接続され、コンタクト部6と導線部7とは、第1導電型不純物層1よりも電気抵抗が小さい物質によって成る。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホトダイオードアレイと分光器とに関する。
受光素子であるホトダイオードに係る技術としては、例えば、下記特許文献1などに開示されたようなオーバーフロードレイン部を備えたものが知られている。このようなホトダイオードは、従来より様々な用途に用いられているが、特に、分光器の光検出手段として広く用いられている。
特開平7−50402号公報
ところで、分光器の光検出手段としては、高い波長分解能を高感度で実現するため、光が入射する光感応領域の平面形状が極端に細長い略矩形状(例えば、短辺の長さが25〜50μmで、長辺の長さが略2.5mmの細長い略矩形状)を成す複数のフォトダイオードを長辺を相互に隣接させて並列且つ高密度で配置したものが知られている。この場合、光感応領域に発生するキャリアの電荷(以下、キャリア電荷という)を抽出するための電極が光感応領域の平面形状内における短辺側に設けられる。
ここで、上述した分光器の光検出手段の一例を図を参照して説明する。図10は分光器の光検出手段の構成を示す平面図であり、図11はこの光検出手段に用いられるホトダイオードの構成を示す平面図である。この光検出手段は、ホトダイオード40が一列に並列配置されたホトダイオードアレイ41であり、このホトダイオードアレイ41はそれぞれ光感応領域42を有する複数のホトダイオード40と、各ホトダイオード40に設けられた電極43と、この電極43により抽出されたキャリア電荷を収集する読出部44とが基板45の表面に配置されている。特に、各ホトダイオード40は、高い波長分解能を実現するため、光感応領域42の平面形状を成す長辺を相互に隣接させるようにして並列配置され、さらに、この光感応領域42の平面形状内における一方の短辺側には電極43が配置されている。そして、光感応領域42には、例えば、P型(またはN型)不純物を含有する半導体層46が、N型(またはP型)不純物を含有する半導体層47の表面に埋め込まれるように形成される。
ところで、分光器の光検出手段は、一般に、高い波長分解能が要求されるとともに、微弱な入射光でも高感度で検出できるような高い光感度も要求される。このため、この光検出手段として用いられるホトダイオード40に高い光感度を実現させるためには、光感応領域42を構成する不純物半導体層(以下、単に不純物層という)の不純物濃度を低くすればよい。このことは、不純物層の不純物濃度が高いと光応答速度は速くなるが光感度は低くなり、逆に、この不純物層の不純物濃度が低いと光応答速度は遅くなるが光感度は高くなる、というホトダイオードの一特性に由来している。ここで、光応答速度とは、光が照射されることにより不純物層内に生じたキャリアが、発生してから電極43により抽出されるまでの時間間隔を意味する。この光応答速度は、不純物層内の電気抵抗値が高い(不純物濃度が低い)と遅く、不純物層内の電気抵抗値が低い(不純物濃度が高い)と速い。また、同じ電気抵抗値(不純物濃度)であっても、キャリアの発生地点と、このキャリア電荷を抽出する電極との距離に応じて光応答速度は異なったものとなる。
しかし、光感度を高くしようとして不純物層の不純物濃度を低くすると、電気抵抗値が高くなって逆に光応答速度が低下する、という問題が生じる。さらに、光感応領域42のうち電極43から遠い箇所にキャリアが発生した場合、すなわち、光感応領域42の平面形状を成す二つの短辺のうち電極43が配置された側とは反対側に位置する短辺側にキャリアが発生した場合には、このキャリアは光感応領域42の平面形状を成す長辺の長さに相当する距離を移動しなければ電極43に到達できず、このため、光応答速度がさらに低下することとなる。
そこで、本発明の課題は、高い光感度を維持しつつ、高い波長分解能と速い光応答速度とを有するホトダイオードアレイと、このホトダイオードアレイを光検出手段として用いる分光器と、を提供することである。
本発明によるホトダイオードアレイは、光が入射する光感応領域の平面形状が二つの長辺と二つの短辺とによって形作られる略矩形状を成すとともに、上記光感応領域の平面形状を形作る長辺を互いに隣接させるように並列配置した複数のホトダイオードと、上記光感応領域の平面形状内における一方の短辺側に設けられるとともに、この光感応領域に光が入射することによって発生する電荷を抽出するための電極と、この電極に電気的に接続される導線部と、この導線部と上記電極とを上記ホトダイオードに電気的に接続するためのコンタクト部と、を備え、上記ホトダイオードは、第1導電型不純物を含有して上記光感応領域を構成する第1の半導体層が上記第1導電型とは異なる第2導電型の不純物を含有する第2の半導体層内に形成されるとともに、上記コンタクト部が上記第1の半導体層に電気的に接続され、上記コンタクト部と上記導線部とは、上記第1の半導体層よりも電気抵抗が小さい物質によって成る、ことを特徴とする。
本発明のホトダイオードアレイによれば、ホトダイオードが、二つの長辺と二つの短辺とによって形作られる細長い略矩形状の光感応領域を有し、長辺を互いに隣接させるように並列配置され、入射光に応じて発生するキャリア電荷を抽出するための電極が、光感応領域の平面形状内における二つの短辺側のうちの一方の短辺側に設けられる。これにより、ホトダイオードが高密度に配置可能となり、ホトダイオードアレイを例えば分光器などに適用した場合に非常に高い波長分解能が実現できる。そして、電極が、光感応領域を構成する第1の半導体層よりも電気抵抗値が低く、キャリアを高速伝送するコンタクト部と導線部とを介して第1の半導体層に電気的に接続される。このため、高い光感度を得ようとして第1の半導体層の不純物濃度を低く、例えば1018cm−3程度以下に設定した場合であっても、入射光に応じて生じるキャリア電荷が、電気抵抗値の高い第1の半導体層だけでなく、電気抵抗値の低いコンタクト部と導線部とを介して電極まで移動可能となるので、高い光感度を維持しつつ光応答速度の向上が図れる。
また、本発明では、上記導線部は、入射光を遮光可能な物質によって成るとともに、この入射光に対して上記光感応領域の平面形状内における外周近傍の一部または全部を覆う形状に形成されているのが好ましい。この場合には、導線部が、上述したような光感応領域内で発生するキャリアを電極まで高速伝送する機能だけでなくさらに遮光膜としての機能も併せ持つため、導線部の外に遮光膜を新たに設ける必要がなくなる。このため、ホトダイオードアレイに対する製造コストや製造工程の低減化が可能となる。さらに、導線部は、上記のように遮光膜としての機能を持つとともに、入射光から光感応領域の平面形状内における外周近傍を覆う形状を有する。このため、SiO層が光感応領域(第1の半導体層)の表面に形成されている場合に当該外周近傍であってこのSiO層に接する領域に対する入射光が遮光可能となるため、後述するように、光が入った場合SiO層に発生する電荷のために当該領域に生じる暗電流の増大化が抑制可能となり、これにより低ノイズ化が実現できる。
また、本発明では、上記コンタクト部と、上記導線部とは同一の物質によって一体形成されて成るのが好ましい。これによって、ホトダイオードアレイに対する製造コストや製造工程の低減化が図られる。
また、本発明では、上記電極と、上記導線部と、上記コンタクト部とは同一の物質によって一体形成されて成るのが好ましい。これによって、より効果的に、ホトダイオードアレイに対する製造コストや製造工程の低減化が図られる。
また、本発明では、上記コンタクト部は、少なくとも、上記光感応領域の平面形状内における二つの短辺側にそれぞれ設けられているのが好ましい。これにより、光感応領域の細長い平面形状内における二つの短辺側の何れで発生したキャリアであっても、発生地点からすぐにコンタクト部に到達可能となるため、より速い光応答速度が実現できる。
また、本発明では、コンタクト部は、前記光感応領域の平面形状内における二つの長辺側のうちの、一方または両方の長辺側に対し、それぞれ一または複数設けられているのが好ましい。このため、光感応領域の細長い平面形状の長辺に沿ったより広い範囲内で発生したキャリアであっても、その発生地点からすぐにコンタクト部に到達可能となるため、さらに速い光応答速度が実現できる。
また、本発明による分光器は、入射光を分光する分光手段と、分光後の入射光の光量を電気信号に変換するための上記したホトダイオードアレイとを備えることを特徴とする。本発明の分光器によれば、光検出手段としてのホトダイオードアレイが、高い光感度を維持しつつ、高い波長分解能と速い光応答速度とを有するため、高精度な分光器が実現できる。
本発明によれば、高い光感度を維持しつつ、高い波長分解能と速い光応答速度とを有するホトダイオードアレイと、このホトダイオードアレイを光検出手段として用いる分光器とが提供できる。
以下、図面を参照して、本実施形態に係るホトダイオードと、このホトダイオードを複数備えるホトダイオードアレイとについて説明する。なお、以下の図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複説明は省略する。
まず、図1に基づいて本実施形態に係るホトダイオードについて説明する。図1(a)は、本実施形態に係るホトダイオードの平面図であり、同図(b)は、同図(a)に示すI−I矢印方向の断面構造を示す図である。
まず、図1に基づいて、ホトダイオード10の構成について説明する。ホトダイオード10は、第1の半導体層としての第1導電型不純物層1と、第2の半導体層としての第2導電型不純物層2と、シリコン熱酸化膜(SiO)3とを有する。このホトダイオード10には、電極4,5と、コンタクト部6(6a,6b)と、導線部7と、遮光膜8とが設けられる。ここで「第1導電型」、「第2導電型」は、互いに異なる導電型(N型、P型)を意味する。すなわち、第1導電型がP型の場合には、第2導電型はN型であり、第1導電型がN型の場合には、第2導電型はP型である。
第1導電型不純物層1は、シリコン(Si)層に、低濃度、例えば1018cm−3程度以下の第1導電型不純物(第1導電型がN型の場合には砒素などであり、P型の場合には硼素などである。以下同様)が含有されたものである。そして第2導電型不純物層2は、シリコン(Si)層に第2導電型不純物(第1導電型がN型で第2導電型がP型の場合には硼素などであり、第1導電型がP型で第2導電型がN型の場合には砒素などである。以下同様)が含有されたものである。
第1導電型不純物層1は光感応領域9内に形成される。また、第1導電型不純物層1は第2導電型不純物層2の一方の表面に埋め込まれるように形成され、さらに、その表面にはシリコン熱酸化膜3が形成される。ここで、光感応領域9の平面形状は、二つの長辺と二つの短辺とによって形作られる略矩形状を成し、この平面形状の短辺側におけるシリコン熱酸化膜3の表面には電極4が形成され、第2導電型不純物層2の当該表面とは反対側の表面には電極5が形成される。電極5は第2導電型不純物層2と電気的に接続されている。そして、この電極4と第1導電型不純物層1との間には、シリコン熱酸化膜3を貫通して電極4と第1導電型不純物層1とを電気的に接続するためのコンタクト部6aが形成されている。
また、光感応領域9の平面形状を形作る二つの短辺のうち電極4の反対側に位置する短辺側にはシリコン熱酸化膜3を貫通してコンタクト部6bが形成され、コンタクト部6bは第1導電型不純物層1と電気的に接続される。そして、コンタクト部6(6a,6b)は、導線部7を介して互いに電気的に接続される。
導線部7は、光感応領域9の表面に平行で、この表面の略中央に長辺方向に延びる一本の直線に沿うように形成されている。また、上記したように、導線部7はコンタクト部6(6a,6b)を相互に電気的に接続するものであるが、電極4とも直接接続されるような構成であっても良い。
ここで、コンタクト部6(6a,6b)や導線部7は、第1導電型不純物層1に比べて電気抵抗の小さな物質(ポリシリコンや金属など)によって成る。特に、コンタクト部6は、導線部7と同一の物質によって構成されたものであってもよく、この場合、コンタクト部6(6a,6b)は、導線部7と一体形成される。さらに、コンタクト部6(6a,6b)と、導線部7と、電極4とが、同一の物質によって一体的に形成されていても良い。
また、並列配置されたホトダイオード10の間隔毎に遮光膜8が形成される。この場合、遮光膜8は、並列配置された光感応領域9の間にあって、各光感応領域9の平面形状の外周(本実施形態では長辺)を覆って、この平面形状内における外周近傍に対する入射光を遮光する形状でシリコン熱酸化膜3の表面に形成される。
上記構成を有するホトダイオード10では、電極4,5間に電圧が印加された状態で光感応領域9に光が入射すると、光感応領域9を構成する第1導電型不純物層1内の空乏層でキャリアが発生する。このキャリアは第1導電型不純物層1や、コンタクト部6(6a,6b)および導線部7を介して電極4に到達し、この電極4によってキャリア電荷が抽出される。
しかし、キャリアの移動速度は、第1導電型不純物層1内よりも、コンタクト部6(6a,6b)および導線部7のほうが速い(第1導電型不純物層1よりも低電気抵抗)ため、第1導電型不純物層1で発生するキャリアは、主にコンタクト部6(6a,6b)および導線部7を移動して電極4に到達することとなる。これにより、キャリアの移動速度は、第1導電型不純物層1内のみを移動する場合に比べて速くなり、光応答速度の向上が図られる。
さらに、光感応領域9が低不純物濃度の第1導電型不純物層1により構成されるので、微弱な入射光も検出可能な高い光感度が実現できる。すなわち、本実施形態に係るホトダイオード10によれば、高い光感度と速い光応答速度とが実現できる。
また、一般に、第1導電型不純物層1が第2導電型不純物層2内に形成されることによって成るホトダイオードでは、図12に示すように、半導体層46(光感応領域42)や半導体層47を含むSi層と、このSi層の表面に形成されるSiO層48との界面近傍には、分子結合の電子対欠陥に起因する暗電流(ノイズ)が発生するが、特に、この界面が空乏層に接している場合には入射光に応じてSiO層48に電荷が発生し、上述の分子結合の電子対欠陥に起因する暗電流がより増大化されて大きくなる。したがって、半導体層46(光感応領域42)の不純物濃度を低く設定すると、この半導体層46内にも空乏層が拡がるため、入射光に応じて半導体層46内で生じる上記暗電流も増大化されて大きくなり、ノイズが増大する、という問題が生じる。これに対し、本実施形態に係るホトダイオードアレイでは、遮光膜8によって光感応領域9の平面形状内における外周近傍が覆われるため、上記したような入射光に応じた上記暗電流の増大が抑制可能になる。なお、本実施形態では、遮光膜8が、光感応領域9の長辺のみを覆っているが、短辺をも含む外周全体を覆う形状であってもよく、この方が、上記暗電流の増大をより効果的に抑制できることとなって好ましい。
次に、本実施形態に係るホトダイオードアレイについて説明する。本実施形態に係るホトダイオードアレイの基本構成は、上記説明したホトダイオード10を複数備え、このホトダイオード10が光感応領域9の平面形状を成す長辺を相互に隣接させるようにして基板表面に高密度に並列配置されていることである。この場合、ホトダイオード10に発生するキャリア電荷を抽出するための電極4は、できるだけ多くのホトダイオード10を高密度に配置できるようにするため、光感応領域9の平面形状内における一方の短辺側にそれぞれ設けられている。
上記のような基本構成を有する四タイプのホトダイオードアレイを図2に示す。図2(a)〜(d)は、何れも、本実施形態に係るホトダイオードアレイを示す平面図である。
図2(a)に示すホトダイオードアレイ21は、モノリシック型であって、シフトレジスタ20bに接続された複数のホトダイオード10が光感応領域9の平面形状を成す長辺を相互に隣接させるようにして基板20a表面に一列に並列配置されたものである。そして図2(b)に示すホトダイオードアレイ22は、同じくモノリシック型であって、シフトレジスタ20bに接続された複数のホトダイオード10が光感応領域9の平面形状を成す長辺を相互に隣接させるようにして基板20a表面に並列配置されたものを複数列(図2に示す例では二列)設けたものである。また、図2(c)に示すホトダイオードアレイ23は、チップ別体構造であって、読出し回路20cに接続された複数のホトダイオード10が光感応領域9の平面形状を成す長辺を相互に隣接させるようにして基板20a表面に一列に並列配置されたものである。そして図2(d)に示すホトダイオードアレイ24は、チップ別体構造であるが、複数の基板20a(図2に示す例では二枚)を有し、各基板20aの表面には、それぞれ、読出し回路20cに接続された複数のホトダイオード10が光感応領域9の平面形状を成す長辺を相互に隣接させるようにして一列に並列配置されている。
ここで、モノリシック型とは、基板20aにシフトレジスタ20bを備え、このシフトレジスタ20bによってホトダイオード10の受光量がデジタルデータとして出力可能となっている。これに対し、チップ別体構造とは、半導体チップ(この場合、シフトレジスタ20bを含む読出し回路20c)が基板20aとは別体に設けられた構成のホトダイオードアレイであり、外部に設けられた読出し回路20cと、基板20aに設けられた各ホトダイオード10との間がワイヤ20dによって電気的に接続されたものである。
このホトダイオードアレイ21〜24によれば、ホトダイオード10が基板20aに高密度で配置可能となるので高い波長分解能が実現できる。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る分光器30について説明する。図3は、本実施形態に係る分光器を示す斜視図である。
図示のように、分光器30は、光ファイバ31、入射部32、回折格子部33、ミラー34、基台35、光検出手段36などを備える。入射部32は光ファイバ31の端部を固定し、分光手段としての回折格子部33は光ファイバ31を通じて入射した光を回折させ、ミラー34は光ファイバ31から入射した光を回折格子部33に向けて反射させるとともに回折格子部33により回折された光を光検出手段36に向けて反射させる。また、光検出手段36は、回折格子部33によって回折された光の光量を波長ごとに電気信号に変換するためのものであり、本実施形態に係るホトダイオードアレイ21〜24の何れかが用いられる。そして、入射部32、回折格子部33、ミラー34、光検出手段36は基台35に設置される。
このように、本実施形態に係るホトダイオードアレイ21〜24を光検出手段として用いた分光器30は、光検出手段36(すなわち、ホトダイオードアレイ21〜24のいずれか)に用いられるホトダイオード10が、低暗電流(低ノイズ)であるとともに高い光感度と速い光応答速度とを有するので、高い波長分解能を有する極めて精度の高い分光器となる。
なお、本発明は、本実施形態に係るホトダイオードアレイ21〜24やホトダイオード10に限らず、その詳細構成や詳細動作については変更可能である。
例えば、ホトダイオード10に替えて、図4〜図9に示すホトダイオード10a〜10fを用いてもよい。図4〜図9は、それぞれ本実施形態に係るホトダイオードの第1〜6の変形例を示す図である。
<第1の変形例> 図4(a)は、本実施形態に係る第1の変形例としてのホトダイオードを示す平面図であり、同図(b)は同図(a)に示すII−II矢印方向の断面構造を示す図である。図4に示すホトダイオード10aはコンタクト部6a,6bに加えて他のコンタクト部6がコンタクト部6aとコンタクト部6bとの間に複数(図4に示す例では二つ)設けられており、この点を除けば、ホトダイオード10aの構成は、上述した図1に示すホトダイオード10と同様のものとなっている。
ホトダイオード10aは、コンタクト部6(6a,6b)が何れもシリコン熱酸化膜3を貫通して導線部7と第1導電型不純物層1とを電気的に接続し、各コンタクト部6(6a、6b)が導線部7を介して電気的に直列接続されている。
ホトダイオード10aでは、コンタクト部6(6a,6b)に加えてさらに多くのコンタクト部6が設けられているため、電気抵抗の低いコンタクト部6(6a,6b)と導線部7とを介して電極4に到達可能なキャリアがさらに増加することとなり、光応答速度の向上が図られる。なお、コンタクト部6aとコンタクト部6bとの間に設けられるコンタクト部6の数は一つ以上であればよく、二つに限らない。
<第2の変形例> 図5(a)は、本実施形態に係る第2の変形例としてのホトダイオードを示す平面図であり、同図(b)は同図(a)に示すIII−III矢印方向の断面構造を示す図である。図5に示すホトダイオード10bは、コンタクト部6a、6bに加えて他のコンタクト部6が光感応領域9の平面形状内における二つの長辺側の各々にそれぞれ複数(図5に示す例では二つ)設けられており、この点を除けば、ホトダイオード10bの構成は、上述した図1に示すホトダイオード10と同様のものとなっている。
ホトダイオード10bでは、各長辺側において、それぞれ、各コンタクト部6(6a、6b)が導線部7を介して電気的に直列接続されているため、コンタクト部6a,6bに加えてさらに多くのコンタクト部6が二つの長辺側の各々に(すなわち、光感応領域9のより広い範囲にわたって)設けられている。このため、電気抵抗の低いコンタクト部6(6a,6b)と導線部7とを介して電極4に到達可能なキャリアがさらに増加することとなり、光応答速度の向上が図られる。なお、この各長辺側に形成されるコンタクト部6の数は一つ以上であればよく、二つに限らない。ここで、導線部7は、平面形状内における二つの長辺側の各々において、光感応領域9の表面に平行で、且つ、長辺方向に延びる二本の直線の各々に沿うように形成されている。
<第3の変形例> 図6(a)は、本実施形態に係る第3の変形例としてのホトダイオードを示す平面図であり、同図(b)は同図(a)に示すIV−IV矢印方向の断面構造を示す図である。図6に示すホトダイオード10cは、導線部7に替えて電極4とコンタクト部6(6a,6b)との間を電気的に低抵抗で接続するための機能を遮光膜に実現させたものである。すなわち、ホトダイオード10cは、上述したホトダイオード10が有する導線部7および遮光膜8に替えて両者が一体化された遮光膜8aが設けられており、この点を除けば、ホトダイオード10cの構成はホトダイオード10と同様のものとなっている。
遮光膜8aは、電気的に低抵抗な金属やポリシリコンなどによって成る。そして遮光膜8aは、光感応領域9の平面形状内における二つの短辺側の各々に設けられたコンタクト部6(6a,6b)と電極4とにそれぞれ電気的に接続されるとともに、この平面形状を形作る二つの長辺のうちの一方の長辺と、この長辺に隣接する他のホトダイオード10cの長辺とを共に覆い、光感応領域9の平面形状内における当該二つの長辺近傍を同時に遮光するような形状でシリコン熱酸化膜3の表面に形成される。なお、各光感応領域9に複数形成された遮光膜8aは何れも電気的に接続されてはおらず、互いに電気的に独立したものとなっている。
ホトダイオード10cでは、入射光によって発生したキャリアが、第1導電型不純物層1よりも電気抵抗が低いコンタクト部6(6a,6b)と遮光膜8aとを介して電極4に到達できるので、光応答速度の向上が図られる。
そして、ホトダイオード10cでは、遮光膜8aが、光感応領域9の平面形状内における外周近傍に対する入射光を遮光するための遮光機能と、電極4とコンタクト部6(6a,6b)との間を電気的に低抵抗で接続するための機能と、を併せ持つこととなる。このため、当該各機能が、それぞれ別々の構成要素(例えば、導線部7、遮光膜8)を用いることなく、遮光膜8aのみで実現可能となる。これにより、製造コストや製造工程の低減化が図られる。
<第4の変形例> 図7(a)は、本実施形態に係る第4の変形例としてのホトダイオードを示す平面図であり、同図(b)は同図(a)に示すV−V矢印方向の断面構造を示す図である。図7に示すホトダイオード10dも、ホトダイオード10cと同様に電気的に低抵抗な遮光膜によって電極4とコンタクト部6(6a,6b)との間が電気的に接続される構成となっている。このホトダイオード10dは、図6に示すホトダイオード10cにおいて、コンタクト部6a,6bに加えてさらに他のコンタクト部6が光感応領域9の平面領域内における一方の長辺側にそれぞれ複数(図7に示す例では三つずつ)設けられており、この点を除けば、ホトダイオード10dの構成はホトダイオード10cと同様のものとなっている。なお、各長辺側に設けられるコンタクト部6の数は一つ以上であればよく、三つに限らない。そして、各光感応領域9に複数形成された遮光膜8aは何れも電気的に接続されてはおらず、互いに電気的に独立したものとなっている。
ホトダイオード10dでは、入射光によって発生したキャリアが、第1導電型不純物層1よりも電気抵抗が低いコンタクト部6(6a,6b)と遮光膜8aとを介して電極4に到達できるので、光応答速度の向上が図られる。そして、ホトダイオード10dでは、コンタクト部6a,6bに加えてさらに多くのコンタクト部6が設けられているため、電気抵抗が低いコンタクト部6(6a,6b)と遮光膜8aとを介してより多くのキャリアが電極4に到達可能となる。このため、光応答速度のさらなる向上が図られる。
そして、ホトダイオード10dでは、遮光膜8aが、光感応領域9の平面形状内における外周近傍に対する入射光を遮光するための遮光機能と、電極4とコンタクト部6(6a,6b)との間を電気的に低抵抗で接続するための機能と、を併せ持つこととなる。このため、当該各機能が、それぞれ別々の構成要素(例えば、導線部7、遮光膜8)を用いることなく、遮光膜8aのみで実現可能となる。これにより、製造コストや製造工程の低減化が図られる。
<第5の変形例> 図8(a)は、本実施形態に係る第5の変形例としてのホトダイオードを示す平面図であり、同図(b)は同図(a)に示すVI−VI矢印方向の断面構造を示す図である。図8に示すホトダイオード10eも、ホトダイオード10cと同様に電気的に低抵抗な遮光膜によって電極4とコンタクト部6(6a,6b)との間が電気的に接続される構成となっている。このホトダイオード10eでは、遮光膜8bが光感応領域9の平面形状の外周を覆うようにシリコン熱酸化膜3の表面に設けられているとともに、コンタクト部6a,6bに加えてさらに他のコンタクト部6が、この平面形状内における二つの長辺側にそれぞれ複数(図8に示す例では三つずつ)設けられている。なお、各長辺側に設けられるコンタクト部6の数は一つ以上であればよく、三つに限らない。そして、各光感応領域9毎に複数形成された遮光膜8bは何れも電気的に接続されてはおらず、互いに電気的に独立したものとなっている。
ホトダイオード10eでは、入射光によって発生したキャリアが、第1導電型不純物層1よりも電気抵抗が低いコンタクト部6(6a,6b)と遮光膜8bとを介して電極4に到達できるので、光応答速度の向上が図られる。そして、ホトダイオード10eでは、コンタクト部6a,6bに加えてさらに多くのコンタクト部6が光感応領域9のより広い領域(光感応領域9の平面形状内における二つの長辺側)にわたって設けられているため、電気抵抗が低いコンタクト部6(6a,6b)と遮光膜8bとを介してより多くのキャリアが電極4に到達可能となる。このため、光応答速度のさらなる向上が図られる。
そして、ホトダイオード10eでは、遮光膜8bが、光感応領域9の平面形状内における外周近傍に対する入射光を遮光するための遮光機能と、電極4とコンタクト部6(6a,6b)との間を電気的に低抵抗で接続するための機能と、を併せ持つこととなる。このため、当該各機能が、それぞれ別々の構成要素(例えば、導線部7、遮光膜8)を用いることなく、遮光膜8bのみで実現可能となる。これにより、製造コストや製造工程の低減化が図られる。
なお、上記ホトダイオード10c,10d,10eでは、コンタクト部6(6a,6b)と、遮光膜8a,8bとが、電気抵抗の小さな同一物質(例えば、金属やポリシリコンなど)によって構成されていてもよく、この場合、コンタクト部6(6a,6b)は、遮光膜8a、8bと一体形成される。
<第6の変形例> さらに、コンタクト部6(6a,6b)と遮光膜8a,8bとが同一の電気伝導体(金属)、特に、電極4と同一物質(例えば、金属やポリシリコンなど)によって構成されていても良く、このような場合を第6の変形例として以下説明する。図9(a)は、本実施形態に係る第6の変形例としてのホトダイオードを示す平面図であり、同図(b)は同図(a)に示すVII−VII矢印方向の断面構造を示す図である。図9に示すホトダイオード10fは、キャリア電荷を抽出するための電極と一体形成された遮光膜を設け、この遮光膜とコンタクト部6(6a,6b)とが電気的に接続された構成となっている。すなわち、ホトダイオード10fは、電極4aが、上述したホトダイオード10cが有する電極4および遮光膜8aに替えて設けられており、この点を除けば、ホトダイオード10fの構成はホトダイオード10cと同様のものとなっている。
電極4aは、電気的に低抵抗な金属やポリシリコンなどによって成る。そして電極4aは、光感応領域9の平面形状内における二つの短辺側の各々に設けられたコンタクト部6(6a,6b)にそれぞれ電気的に接続されるとともに、この平面形状を形作る二つの長辺のうちの一方の長辺と、この長辺に隣接する他のホトダイオード10cの長辺とを共に覆い、光感応領域9の平面形状内における当該二つの長辺近傍を同時に遮光するような形状でシリコン熱酸化膜3の表面に形成される。なお、各光感応領域9に複数形成された電極4aは何れも電気的に接続されてはおらず、互いに電気的に独立したものとなっている。
ホトダイオード10fでは、入射光によって発生したキャリアが、第1導電型不純物層1よりも電気抵抗が低いコンタクト部6(6a,6b)を介して電極4aに直接到達できるので、光応答速度の向上が図られる。
そして、ホトダイオード10fでは、電極4aが、入射光によって発生したキャリア電荷を抽出するための機能と、光感応領域9の平面形状内における外周近傍に対する入射光を遮光するための遮光機能と、電極とコンタクト部6(6a,6b)との間を電気的に低抵抗で接続するための機能と、を併せ持つこととなる。このため、当該各機能が、それぞれ別々の構成要素(例えば、電極4、導線部7、遮光膜8)を用いることなく、電極4aのみで実現可能となる。これにより、製造コストや製造工程の低減化が図られる。
なお、コンタクト部6(6a,6b)は、第1導電型不純物層1よりも電気抵抗が低い物質であれば、電極4aと同一の物質でなくてもよい。
また、上述したホトダイオード10dでは、電極4aを、電極4および遮光膜8aに替えて用いてもよいし、また、上述したホトダイオード10eでは、電極4および遮光膜8bに替えて、電極と一体形成され、遮光膜8bと同様な、光感応領域9の平面形状の外周を覆う形状の遮光膜(図示略)を用いてもよい。この場合、コンタクト部6(6a,6b)に加えてさらに多くのコンタクト部6が光感応領域9の広い領域(光感応領域9の平面形状内における二つの長辺側)にわたって設けられることとなるため、光応答速度のさらなる向上が図られる。
また、上述したホトダイオード10,10a〜10fでは、光感応領域の表面に形成する膜をシリコン熱酸化膜としているが、これに限るわけではない。例えば、CVDで形成したシリコン窒化膜でも良いし、シリコン熱酸化膜とシリコン窒化膜の複合膜でも良い。
本実施形態に係るホトダイオードを示す図である。 本実施形態に係るホトダイオードアレイを示す平面図である。 本実施形態に係る分光器を示す斜視図である。 本実施形態に係るホトダイオードの第1の変形例を示す図である。 本実施形態に係るホトダイオードの第2の変形例を示す図である。 本実施形態に係るホトダイオードの第3の変形例を示す図である。 本実施形態に係るホトダイオードの第4の変形例を示す図である。 本実施形態に係るホトダイオードの第5の変形例を示す図である。 本実施形態に係るホトダイオードの第6の変形例を示す図である。 従来のホトダイオードアレイを示す平面図である。 従来のホトダイオードを示す平面図である。 従来のホトダイオードに生じる空乏層を説明するための図である。
符号の説明
1・・・第1導電型不純物層、2・・・第2導電型不純物層、3・・・シリコン熱酸化膜、4,4a,5・・・電極、6,6a,6b・・・コンタクト部、7・・・導線部、8,8a,8b・・・遮光膜、9・・光感応領域、10,10a〜10f・・・ホトダイオード、20a・・・基板、20c・・・読出し回路、20d・・・ワイヤ、20b・・・シフトレジスタ、21〜24・・・ホトダイオードアレイ、30・・・分光器、31・・・光ファイバ、32・・・入射部、33・・・回折格子部、34・・・ミラー、35・・・基台、36・・・光検出手段。

Claims (7)

  1. 光が入射する光感応領域の平面形状が二つの長辺と二つの短辺とによって形作られる略矩形状を成すとともに、前記光感応領域の平面形状を形作る長辺を互いに隣接させるように並列配置した複数のホトダイオードと、前記光感応領域の平面形状内における一方の短辺側に設けられるとともに、この光感応領域に光が入射することによって発生する電荷を抽出するための電極と、該電極に電気的に接続される導線部と、該導線部と前記電極とを前記ホトダイオードに電気的に接続するためのコンタクト部と、を備え、
    前記ホトダイオードは、第1導電型不純物を含有して前記光感応領域を構成する第1の半導体層が前記第1導電型とは異なる第2導電型の不純物を含有する第2の半導体層内に形成されるとともに、前記コンタクト部が前記第1の半導体層に電気的に接続され、
    前記コンタクト部と前記導線部とは、前記第1の半導体層よりも電気抵抗が小さい物質によって成る、ことを特徴とするホトダイオードアレイ。
  2. 前記導線部は、入射光を遮光可能な物質によって成るとともに、この入射光に対して前記光感応領域の平面形状内における外周近傍の一部または全部を覆う形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のホトダイオードアレイ。
  3. 前記コンタクト部と、前記導線部とは同一の物質によって一体形成されて成る、ことを特徴とする請求項1または2に記載のホトダイオードアレイ。
  4. 前記電極と、前記導線部と、前記コンタクト部とは同一の物質によって一体形成されて成る、ことを特徴とする請求項1または2に記載のホトダイオードアレイ。
  5. 前記コンタクト部は、少なくとも、前記光感応領域の平面形状内における二つの短辺側にそれぞれ設けられている、ことを特徴とする請求項1〜4のうち何れか一項に記載のホトダイオードアレイ。
  6. 前記コンタクト部は、前記光感応領域の平面形状内における二つの長辺側のうちの、一方または両方の長辺側に対し、それぞれ一または複数設けられている、ことを特徴とする請求項1〜5に記載のホトダイオードアレイ。
  7. 入射光を分光する分光手段と、分光後の入射光の光量を電気信号に変換する請求項1〜6のうち何れか一項に記載のホトダイオードアレイとを備える、ことを特徴とする分光器。



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