JP2006080178A - 基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板にキズが発生してもスリップの成長を抑制することができる基板の製造方法を提供する。
【解決手段】基板を反応炉内に搬入し、基板を支持具により支持し、支持具により支持した基板の温度を処理温度まで昇温させ、支持具により支持した基板を処理温度にて処理し、処理後の基板を反応炉より搬出させる基板の製造方法において、基板の温度を処理温度まで昇温させるステップでは反応炉内の酸素濃度を少なくとも5%以上とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、支持具に支持した状態で熱処理して基板を製造する方法に関する。
シリコン基板を高温で熱処理する場合、基板温度が上昇するにつれてシリコンの降伏応力が低下し、基板/支持具間に存在する突起との接触で、基板自重によるキズが基板裏面に形成されやすくなり、そのキズに起因する歪がスリップを発生させ、さらに成長させるという問題がある。
この種の熱処理装置において、基板を熱処理する場合、基板をボート、ホルダ又はサセプタ等(以下、支持具という)に支持した状態で行う。基板の熱処理は、例えば1000°C以上の高温で行われるため、支持具にはシリコン、炭化珪素(SiC)等の耐熱材料が用いられる。これらの材料は硬度も高く(基板の硬度以上であり)、支持具に接触することにより基板にスリップが発生する問題がある。
このような問題を解決する手段として、支持具に設けられた支持溝にまずダミーウエハを載置し、このダミーウエハの上に処理すべき基板を載置する技術が知られている(特許文献1参照)。これは、従来の3点支持からダミーウエハによる面支持に変えることにより、処理すべき基板の自重応力集中を抑え、基板の反り発生を防止し、スリップ転位欠陥が発生するのを防止しようとするものである。
特開2000−223495号公報
ところで、前述したスリップ発生までのメカニズムは次のように考えられる。
(1)支持具に残留する突起により、基板裏面にキズが形成される。
(2)キズによる歪を緩和するために基板にスリップ転位が発生する。
(3)熱履歴の増加と共に、基板への熱応力が増加するため、スリップ転位が成長する。
このようなメカニズムは、上記従来例のように、ダミーウエハを支持具としても同様であり、スリップが成長してしまう。
上記スリップは、固溶酸素濃度が高い基板を用いた場合には成長しにくい傾向がある。固溶酸素濃度が高いということは、シリコンへの固溶限を越えて酸素がシリコン中に存在している状態であり、それら余剰な酸素は簡単に析出することになる。
残留した突起によって基板裏面にキズが形成された場合、そのキズ付近に存在する余剰な酸素が析出し、その析出物の存在により付近の結晶状態が変化するためキズによるシリコン単結晶への歪が緩和され、スリップの成長が抑制されると考えられる。
しかしながら、基板を高温にすると、熱により基板表面の酸素は熱拡散し、熱処理雰囲気へ脱離していくため、基板表面近くの固溶酸素濃度は低下する。例として図1に1000°Cでの熱処理時間と、表面からの固溶酸素濃度変化の計算値を示す。図1から分かるように熱処理時間が長くなるにつれて、より深い部位まで固溶酸素濃度が低下していく。1000°Cの雰囲気に300秒(5分)程度置いただけで表面から0.2μmの位置では、初期固溶酸素濃度の1/4程度まで低減することになる。つまり初期固溶酸素濃度が高い基板を用いた場合でも、キズ付近に析出することができる余剰な酸素が減少することになり、スリップ転位の成長を抑制することが出来なくなるという問題がある。
本発明は、上記問題点を解消し、基板にキズが発生してもスリップの成長を抑制することができる基板の製造方法を提供することを目的としている。
本発明の特徴とするところは、基板を反応炉内に搬入するステップと、基板を支持具により支持するステップと、支持具により支持した基板の温度を処理温度まで昇温させるステップと、支持具により支持した基板を処理温度にて処理するステップと、処理後の基板を反応炉より搬出するステップとを有し、基板の温度を処理温度まで昇温させるステップでは反応炉内の酸素濃度を少なくとも5%以上とする基板の製造方法にある。
本発明においては、基板の温度を処理温度まで昇温させるステップでは反応炉内の酸素濃度を少なくとも5%以上とするので、基板表面の余剰酸素が低下するのを防止することができ、そのためスリップ転位の成長を抑制することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2において、本発明の実施形態に用いた熱処理装置10が示されている。この熱処理装置10は、例えば縦型であり、主要部が配置された筺体12を有する。この筺体12には、ポッドステージ14が接続されており、このポッドステージ14にポッド16が搬送される。ポッド16は、例えば25枚の基板が収納され、図示しない蓋が閉じられた状態でポッドステージ14にセットされる。
筺体12内において、ポッドステージ14に対向する位置には、ポッド搬送装置18が配置されている。また、このポッド搬送装置18の近傍には、ポッド棚20、ポッドオープナ22及び基板枚数検知器24が配置されている。ポッド搬送装置18は、ポッドステージ14とポッド棚20とポッドオープナ22との間でポッド16を搬送する。ポッドオープナ22は、ポッド16の蓋を開けるものであり、この蓋が開けられたポッド16内の基板枚数が基板枚数検知器24により検知される。
さらに、筺体12内には、基板移載機26、ノッチアライナ28及び支持具30(ボート)が配置されている。基板移載機26は、例えば5枚の基板を取り出すことができるアーム32を有し、このアーム32を動かすことにより、ポッドオープナ22の位置に置かれたポッド、ノッチアライナ28及び支持具30間で基板を搬送する。ノッチアライナ28は、基板に形成されたノッチまたはオリフラを検出して基板のノッチまたはオリフラを一定の位置に揃えるものである。
図3において、支持具30が示されている。支持具30は、本体部34と支持部36とから構成されている。本体部34は、例えば炭化珪素からなり、上部板38、下部板40、及び該上部板38と下部板40とを接続する支柱42を有する。また、この本体部34には、この支柱42から前述した基板移載機26側に延びる載置部44が多数平行に形成されている。
支持部36はシリコン製のプレート状部材からなり、例えば基板46と同心円状の円柱状に形成され、この支持部36の下面が載置部44上面に接触して支持部36が載置部44上に載置され、支持部36の上面に基板46の下面が接触して基板46を載置支持する。
図4において、反応炉48が示されている。この反応炉48は、反応管50を有し、この反応管50内に支持具30が挿入される。反応管50の下方は、支持具30を挿入するために開放され、この開放部分はシールキャップ52により密閉されるようにしてある。また、反応管50の周囲は、均熱管54により覆われ、さらに均熱管54の周囲にヒータ56が配置されている。熱電対58は、反応管50と均熱管54との間に配置され、反応炉48内の温度をモニタできるようにしてある。そして、反応管50には、処理ガスを導入する導入管60と、処理ガスを排気する排気管62とが接続されている。
ガス導入管60には、ガス供給系64が接続されている。ガス供給系64は、酸素(O2)ガス源66及びアルゴン(Ar)ガス源68を有し、これらO2ガス源66及びArガス源68には、O2供給ライン70a及びAr供給ライン70bが接続されている。これら供給ライン70a,70bは、それぞれ開閉バルブ72a,72b及びマスフローコントローラ(MFC)74a,74bが設けられ、該MFC74a,74bによりガス流量が調整され、反応炉48に供給するようになっている。MFC74a,74bの開度は、制御装置80により制御される。
次に上述したように構成された熱処理装置10の作用について説明する。
まず、ポッドステージ14に複数枚の基板を収容したポッド16がセットされると、ポッド搬送装置18によりポッド16をポッドステージ14からポッド棚20へ搬送し、このポッド棚20にストックする。次に、ポッド搬送装置18により、このポッド棚20にストックされたポッド16をポッドオープナ22に搬送してセットし、このポッドオープナ22によりポッド16の蓋を開き、基板枚数検知器24によりポッド16に収容されている基板の枚数を検知する。
次に、基板移載機26により、ポッドオープナ22の位置にあるポッド16から基板を取り出し、ノッチアライナ28に移載する。このノッチアライナ28においては、基板を回転させながら、ノッチを検出し、検出した情報に基づいて複数枚の基板のノッチを同じ位置に整列させる。次に、基板移載機26により、ノッチアライナ28から基板を取り出し、支持具30に移載する。
このようにして、1バッチ分の基板を支持具30に移載すると、例えば700°C程度の温度に設定された反応炉48内に複数枚の基板を装填した支持具30を装入し、シールキャップ52により反応管50内を密閉する。次に、ヒータ56により炉内温度を熱処理温度まで昇温させて、この昇温過程において導入管60から酸素を含むガスを導入する。即ち、開閉バルブ72a,72bを開き、O2ガス源66及びArガス源68からO2供給ライン70a及びAr供給ライン70bを介してO2ガス及びArガスを反応炉48内に導入する。ここで、O2濃度は5%以上、好ましくは5%〜50%であるようにMFC74a,74bの開度を制御装置80により調節する。なお、昇温ステップにおいて、O2濃度をこのように調節するのは、後述するように、基板から酸素が脱離しないようにするためである。基板を熱処理する際、基板は例えば1000°C、1200°Cさらには1350°C程度以上の温度に加熱される。後述するSIMOX処理のように基板を酸化雰囲気で熱処理する際には、例えば、O2濃度は、1%〜50%となるようにMFC74a,74bの開度を制御装置80により調節する。なお、熱処理ステップでO2濃度をこのように調節するのは、反応炉48内の雰囲気を酸化膜を形成し得る程度の酸化雰囲気にするためである。なお、昇温ステップでは、熱処理ステップよりもO2濃度が低くなるように調節してもよい。これは、昇温ステップは、熱処理ステップとは異なり、酸素濃度を基板から酸素が脱離しない程度の濃度とするだけでよいからである。なお、この間、熱電対58により反応管42内の温度をモニタしながら、予め設定された昇温、熱処理プログラムに従って基板の熱処理を実施する。
基板の熱処理が終了すると、例えば炉内温度を700°C程度の温度に降温した後、支持具30を反応炉48からアンロードし、支持具30に支持された全ての基板が冷えるまで、支持具30を所定位置で待機させる。なお、炉内温度降温の際も、熱電対58により反応管50内の温度をモニタしながら、予め設定された降温プログラムに従って降温を実施する。次に、待機させた支持具30の基板が所定温度まで冷却されると、反応炉48内のガスは排気管62を介して排気されると共に、基板移載機26により、支持具30から基板を取り出し、ポッドオープナ22にセットされている空のポッド16に搬送して収容する。次に、ポッド搬送装置18により、基板が収容されたポッド16をポッド棚20に搬送し、さらにポッドステージ14に搬送して完了する。
昇温過程において、反応炉内のO2濃度を5%以上とするのは次の理由による。
非酸化雰囲気での熱処理では、前述した通りSi表面からSi中に固溶した酸素が徐々に雰囲気内へ脱離していくため、図5の実線1で示すように、SiO2表面に向けて極端に減少する。しかしながら、上述した酸素雰囲気中でのシリコンへの熱酸化の場合は、図5の実線2で示すように、SiO2表面からSi最表面に到達するまでの酸素濃度が徐々に低下するが、雰囲気から酸素がSiO2表面を介して拡散し、Si最表面に到達する。このため、Si最表面に連続的に酸素が供給されるので、Si最表面での酸素濃度が増加し、図5の点線で示すように、Si表面付近の固溶酸素濃度が非酸化雰囲気と比較して増加し、析出可能酸素が増加する。
この過剰に供給された酸素はSi中に固溶している余剰酸素と同様に、基板表面にキズが形成された場合には、そのキズ付近で析出する。したがって、基板表面にキズが形成されても、そのキズ付近に存在する余剰な酸素が析出し、その析出物の存在により付近の結晶状態が変化するためキズによるSi単結晶への歪が緩和され、スリップの成長を抑制することができる。反応炉内のO2濃度を5%以上とすることにより実際の効果がある。
図6にSiO2内に拡散してSiO2/Si界面に到達する過剰な酸素濃度の酸化膜に関しての温度依存性を示す。温度範囲1100°C〜1400°C、SiO2膜厚0.1〜0.7μmの範囲では、1E17〜1E18/cm(1×1017〜1×1018atoms/cm)程度の過剰酸素供給があることになり、図1で示した雰囲気への熱脱離による酸素の減少分を補う酸素が供給されることになる。
このような計算を踏まえて、上記の熱処理装置を用いて昇温時の炉内雰囲気を(a)0.5%O2/Ar、(b)5%O2/Ar、(c)50%O2/Arとし、熱処理時の炉内雰囲気を50%O2/Arとして1350°Cで7時間熱処理したときの基板のX線トポグラフ写真を図7に示す。(a)0.5%O2/Arの場合には2箇所にスリップが確認されるが、(b)5%O2/Ar、(c)50%O2/Arではスリップは確認できない。(b)5%O2/Ar、(c)50%O2/Arで基板面内に白い汚れのようなものが確認されるが、これは基板/支持部の接触によるキズの集合である。つまり、この実施例により、前述のスリップ成長メカニズムにおいて、
(1)支持部に残留する突起により、基板裏面にキズが形成される点
に対してはキズ減少の効果はないが、
(2)キズによる歪を緩和するために基板にスリップ転位が発生する点、及び
(3)熱履歴の増加と共に、基板への熱応力が増加するため、スリップ転位が成長する点
に対してスリップの成長を抑制する効果があるということが確認された。
なお、上記実施形態の説明にあっては、熱処理装置として、複数の基板を熱処理するバッチ式のものを用いたが、これに限定するものではなく、枚葉式のものであってもよい。
本発明は、SOI(Silicon On Insulator)ウエハの一種であるSIMOX(Separation by Implanted Oxygen)ウエハの製造工程の一工程に適用することができる。
即ち、SIMOXにおいては、まずイオン注入装置等により単結晶シリコンウエハ内へ酸素イオンをイオン注入する。その後、酸素イオンが注入されたウエハを上記実施形態の熱処理装置を用いて、例えばAr、O2雰囲気のもと、1300°C〜1400°C、例えば1350°C以上の高温でアニールする。これらの処理により、ウエハ内部にSiO2層が形成された(SiO2層が埋め込まれた)SIMOXウエハが作製される。
また、SIMOXウエハの他,水素アニールウエハの製造工程の一工程に本発明を適用することも可能である。この場合、ウエハを本発明の熱処理装置を用いて、水素雰囲気中で1200°C程度以上の高温でアニールすることとなる。これによりIC(集積回路)が作られるウエハ表面層の結晶欠陥を低減することができ、結晶の完全性を高めることができる。
また、この他、エピタキシャルウエハの製造工程の一工程に本発明を適用することも可能である。
以上のような基板の製造工程の一工程として行う高温アニール処理を行う場合であっても、本発明を用いることにより、基板のスリップの発生を防止することができる。
本発明は、半導体装置の製造工程にも適用することも可能である。
特に、比較的高い温度で行う熱処理工程、例えば、ウェット酸化、ドライ酸化、水素燃焼酸化(パイロジェニック酸化)、HCl酸化等の熱酸化工程や、硼素(B)、リン(P)、砒素(As)、アンチモン(Sb)等の不純物(ドーパント)を半導体薄膜に拡散する熱拡散工程等に適用するのが好ましい。
このような半導体デバイスの製造工程の一工程としての熱処理工程を行う場合においても、本発明を用いることにより、スリップの発生を防止することができる。
以上述べたように、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を特徴とするが、さらに次の実施形態が含まれる。
(1)請求項1の基板の製造方法において、基板の温度を処理温度まで昇温させるステップでは反応炉内の酸素濃度を5%以上50%以下とすることを特徴とする基板の製造方法。
(2)請求項1の基板の製造方法において、支持具はプレート状の支持部により支持されることを特徴とする基板の製造方法。
(3)請求項1記載の基板の製造方法において、処理温度は1200°C以上であることを特徴とする熱処理装置。
(4)請求項1記載の基板の製造方法において、処理温度は1350°C以上であることを特徴とする熱処理装置。
(5)基板を反応炉内に搬入するステップと、基板を支持具により支持するステップと、支持具により支持した基板の温度を処理温度まで昇温させるステップと、支持部により支持した基板を処理温度にて処理するステップと、処理後の基板を反応炉より搬出するステップとを有し、基板の温度を処理温度まで昇温させるステップでは基板を処理するステップよりも反応炉内の酸素濃度を小さくすることを特徴とする基板の製造方法。
(9)基板を処理する反応炉と、基板を支持する支持具と、反応炉内にガスを供給するガス供給手段と、反応炉内を排気する排気手段と、基板の温度を処理温度まで上昇させる際に反応炉内の酸素濃度を少なくとも5%以上とするよう制御する制御手段とを有することを特徴とする基板処理装置。
本発明は、基板を支持具に支持した状態で熱処理する基板の製造方法において、基板と支持具との接触を起因とするスリップ発生を抑制する必要があるものに利用することができる。
固溶酸素濃度と表面からの距離の熱処理時間依存性を示す特性図である。 本発明の実施形態に用いた熱処理装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に用いた支持具を示す断面図である。 本発明の実施形態に用いた反応炉を示す断面図である。 本発明の実施形態において、高酸素濃度雰囲気でのSiO2/Si界面への酸素析出モデルを示す説明図である。 SiO2内を拡散してSiO2/Si界面に到達する過剰な酸素濃度変化を示す特性図である。 昇温時の酸素導入割合による1350°C熱処理した基板のX線トポグラフ写真である。
符号の説明
10 熱処理装置
30 支持具
36 支持部
46 基板
48 反応炉
66 O2ガス源
68 Arガス源
74a,74b マスフローコントローラ

Claims (1)

  1. 基板を反応炉内に搬入するステップと、
    基板を支持具により支持するステップと、
    支持具により支持した基板の温度を処理温度まで昇温させるステップと、
    支持具により支持した基板を処理温度にて処理するステップと、
    処理後の基板を反応炉より搬出するステップとを有し、
    基板の温度を処理温度まで昇温させるステップでは反応炉内の酸素濃度を少なくとも5%以上とすることを特徴とする基板の製造方法。
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