JP2006080017A - 雌コネクタおよび雌端子金具 - Google Patents

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治 川瀬
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Abstract


【課題】 雌コネクタの幅方向への小型化を可能にする。
【解決手段】 雌端子金具1の筒部2は、略正八角形の外縁を持つ断面形状をしており、これが長さ方向に延びて筒型形状をなしている。また、雄タブは、筒部がキャビティへ挿入された状態で高さ方向に沿って位置する二面(以下、雄タブ対向面11という)と対面する設定となっている。各キャビティ21の間は、仕切壁22によって区画されている。仕切壁22は、雄タブ対向面11と対応する部分が薄肉部22Aとなり、この薄肉部22Aを高さ方向に挟んだ両側が厚肉部22Bとなっている。この厚肉部22Bは、キャビティ21の斜辺形状に倣い、下方あるいは上方に行くに連れて次第に幅寸法を増加させるように形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ハウジングに複数のキャビティを有する雌コネクタおよびキャビティ内に収容される雌端子金具に関する。
雌コネクタは、雌端子金具101と雌コネクタハウジング111とからなり、雌端子金具101は、図5に示すように、角筒形状をした接触部102と、電線接続部103とから構成されており、全体は雌コネクタハウジング111のキャビティ112に収容される。そのため、キャビティ112は、図6に示すように、接触部102の形状に対応して、角筒形状をしたものが一般的であり、下記特許文献1に掲載されているように、角筒形状をした複数のキャビティが、幅方向に一定間隔で配置されているものが知られている。
実開平6−58568号公報
年々、ユーザーから部品の小型化への要求が強くなってきており、その中の一つとして、雌コネクタについては、キャビティ間ピッチの狭小化が望まれている。しかし、キャビティ間を仕切っている仕切壁を、全高さに亘って狭小化してしまうと、仕切壁全体の強度を確保することができなくなる。同時に、樹脂の周り込みが悪くなるため、雌コネクタハウジングの成型が困難になる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、雌コネクタハウジングの成型性を良好に保ちながら、幅方向への小型化を可能にすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、雄タブと接触可能な筒部を有する複数の雌端子金具と、前記筒部の外形に適合して雌端子金具を収容可能な複数のキャビティを有し各キャビティ間が仕切壁によって仕切られてなる雌コネクタハウジングとからなる雌コネクタであって、
前記筒部において前記仕切壁と対向する面には、高さ方向の側面の一部が長さ方向に切り欠かれることによって切り欠き部が形成される一方、前記仕切壁における前記切り欠き部と適合する位置には厚肉部が形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の前記雌コネクタにおいて、前記筒部のうち前記雄タブが嵌合する部分が最大幅となるように形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の前記雌コネクタにおいて、前記筒部は角筒形状に形成されるとともに、前記切り欠き部は前記筒部の四隅部にそれぞれ配されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の雌コネクタにおいて、前記筒部のうち前記雄タブの側縁部と対向する高さ方向に沿った壁面の内面を薄肉化し、この薄肉化した部分に前記雄タブの幅方向の側縁部が入り込ませてあることを特徴とする。
請求項5の発明は、雄タブが嵌合可能な筒状に形成された筒部を有する雌端子金具であって、
前記筒部における高さ方向の側面の一部には長さ方向に沿って切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
発明の作用及び効果
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、仕切壁をできるだけ薄く形成してキャビティ間ピッチを詰めるようにしても、仕切壁の全高さ範囲のうち一部は厚肉部となっているため、ここで仕切壁の強度が確保される。また、仕切壁の薄肉箇所も一部に留められるため、コネクタハウジングの成形時における樹脂の流れを阻害することもない。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、雄タブが既定幅であった場合に、筒部としては雄タブの嵌合する部分の幅は雄タブの幅寸法分を確保しなければならない。従って、雄タブ嵌合部の高さ位置に対応した部分で仕切壁を薄肉化すれば、合理的にキャビティ間ピッチを詰めることができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、幅方向及び高さ方向のいずれの方向についてのキャビティ間ピッチも詰めることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、筒部の内壁面を薄肉化して、ここに雄タブの側縁部を入り込ませている。従って、その分キャビティ間ピッチをより一層詰めることができる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、雄タブ嵌合部の高さ位置に対応した部分で切り欠き部を形成すれば、切り欠き部における筒部内壁と対向する雄タブ側面との距離を短くすることができるため、雌端子金具の筒部における幅方向への小型化が可能となり、さらにキャビティ間ピッチを詰めることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図2によって説明する。尚、以下の説明において、高さ方向とは、図2における上下方向とし、幅方向とは、図2における左右方向とし、長さ方向については、図2における紙面と直交する方向を基準とする。
本実施形態の雌コネクタは、合成樹脂製の雌コネクタハウジング20(以下、単に雌ハウジング20という)と、雌端子金具1とを備えて構成されている。雌端子金具1は、前後方向に細長く、その略前半部分が筒部2とされているとともに、略後半部分が電線接続部3とされている。また、電線接続部3は、ワイヤバレル部6とインシュレーションバレル部7とからなり、ワイヤバレル部6には電線の芯線部を、インシュレーションバレル部7には被覆部をかしめて圧着することにより、電線との接続がなされる。一方、筒部2は前後方向に開放され、その内部下面壁には、相手側コネクタ(図示しない)の雄タブ10との接続を行うための弾性接触片4が前縁からの折り返しによって設けられており、上下方向に撓み可能である。また、筒部2の天井面において、弾性接触片4と対向する位置には、接触突部8が内向きに突設されており、雄タブ10を弾性接触片4との間で挟み込んで電気的な接触状況を得るようにしている。また、この実施形態においては、接触突部8を形成することによって、筒部の外面に凹設された箇所が後述するランスが係止するランスホール5を兼ねるようにしている。
筒部2は、略正八角形の外縁を持つ断面形状をしており、これが長さ方向に延びた筒型形状をなしている。換言すれば、筒部2は、断面略正方形の角筒体の四隅部を、それぞれ断面直角二等辺三角形をなすようにして、全長に亘って切り欠いた形態となっている。
また、この実施形態においては、筒部において雄タブが挿入される高さは、筒部がキャビティへ挿入された状態で高さ方向に沿って位置する二面(以下、単に雄タブ対向面11という)と雄タブの幅方向の両側面とが対面する設定となっている(図2参照)。
雌ハウジング20の内部には、複数のキャビティ21が、高さ方向および幅方向に配設され、それぞれ前後方向に貫通するようにして形成されている。各キャビティ21は、雌端子金具1の筒部2の外形の形状に適合して断面略正八角形状に形成されている。各キャビティの天井面には、ランスホール5に係止することで雌端子金具1を弾性的に抜止めするランス(図示しない)が設けられている。
各キャビティ21の間は、仕切壁22によって区画されている。仕切壁22は、雄タブ対向面と対応する部分が薄肉部22Aとなり、この薄肉部22Aを高さ方向に挟んだ両側が厚肉部22Bとなっている。この厚肉部22Bは、キャビティ21の四隅の斜辺形状に倣い、下方あるいは上方に行くに連れて次第に幅寸法を増加させるように形成されている。なお、高さ方向に隣接するキャビティ21間の仕切壁22も上記と同様にして薄肉部22Aを幅方向に挟んだ両側が厚肉部22Bとなる。
上記のように形成された実施形態1によれば、キャビティ間ピッチをできるだけ詰めることができる。その結果、仕切壁22の一部が薄肉部22Aとなる。しかし、雌端子金具1の筒部の四隅を切り欠き、かつキャビティ形状もこれに適合させて形成したため、雌端子金具1の切り欠き部に対応した部分を厚肉化させることができ、その結果、仕切壁22は、薄肉部22Aを挟んだ両側を厚肉部22Bとすることができ、仕切壁22の強度を確保することが可能となった。さらに、幅方向と高さ方向のキャビティ間ピッチを同時に詰めることが可能となっている。
以上のように、本実施形態では、仕切壁22の一部を薄くすることでコネクタ全体を小型化することができた。その反面、仕切壁22が薄くなることで強度が低下するという弊害に関しては、あらかじめ仕切壁22の両端に厚肉部22Bを設けて強度保証を行っているのである。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図3ないし図4によって説明する。本実施形態は、実施形態1における雌端子金具の筒部の構造が一部変更されたものであり、その他の重複する構造については説明を省略する。
即ち、実施形態2では、筒部31における雄タブ対向面11の内面がプレスによって叩かれ、厚みが半分程度にまで薄くされ、これにより薄肉化された部分に雄タブの両側縁部が入り込めることができるようになった。従って、その分キャビティ間ピッチが詰まり、筒部31全体の幅方向における一層の小型化が可能になった。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記した実施形態では、角筒部の四隅部に切り欠き部を設けているが、角筒部の四隅部の内、少なくとも1箇所以上に切り欠き部が施された雌端子金具であればよく、仕切壁の強度を確保できる程度に、切り欠き部の個数およびサイズを設定したものも本発明に含まれる。
(2)上記した実施形態では、切り欠き部の形状は、略二等辺三角形を例示したが、長辺部は直線に限定されるものではなく、直線、曲線又はこれらの組み合わせによるものであっても、仕切壁の強度を確保できる場合には、適用可能である。
(3)上記した実施形態では、切り欠き部の位置は、角部に限定されるものでなく、例えば、角筒部の辺部に設けられていてもよく、仕切壁の強度が確保できる場合には、適用可能である。
実施形態1における雌端子金具の斜視図 雌端子金具がキャビティ内に収容された雌コネクタハウジング正断面図 実施形態2における雌端子金具の斜視図 雌端子金具がキャビティ内に収容された雌コネクタハウジング正断面図 従来における雌端子金具の斜視図 雌端子金具がキャビティ内に収容された雌コネクタハウジング正断面図
符号の説明
1…雌端子金具
2…筒部
10…雄タブ
11…雄タブ対向面
20…雌コネクタハウジング
21…キャビティ
22…仕切壁
22A…薄肉部
22B…厚肉部
30…雌端子金具
101…雌端子金具
102…接触部
103…電線接続部
111…雌コネクタハウジング
112…キャビティ

Claims (5)

  1. 雄タブと接触可能な筒部を有する複数の雌端子金具と、前記筒部の外形に適合して雌端子金具を収容可能な複数のキャビティを有し各キャビティ間が仕切壁によって仕切られてなる雌コネクタハウジングとからなる雌コネクタであって、
    前記筒部において前記仕切壁と対向する面には、高さ方向の側面の一部が長さ方向に切り欠かれることによって切り欠き部が形成される一方、前記仕切壁における前記切り欠き部と適合する位置には厚肉部が形成されていることを特徴とする雌コネクタ。
  2. 前記筒部のうち前記雄タブが嵌合する部分が最大幅となるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の雌コネクタ。
  3. 前記筒部は角筒形状に形成されるとともに、前記切り欠き部は前記筒部の四隅部にそれぞれ配されていることを特徴とする請求項1又は2記載の雌コネクタ。
  4. 前記筒部のうち前記雄タブの側縁部と対向する高さ方向に沿った壁面の内面を薄肉化し、この薄肉化した部分に前記雄タブの幅方向の側縁部が入り込ませてあることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の雌コネクタ。
  5. 雄タブが嵌合可能な筒状に形成された筒部を有する雌端子金具であって、
    前記筒部における高さ方向の側面の一部には長さ方向に沿って切り欠き部が形成されていることを特徴とする雌端子金具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009170296A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2010086805A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ及び端子金具
JP2015082453A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 矢崎総業株式会社 端子

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