JP2006079786A - 記録ディスクカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のフレキシブルな記録ディスクメディアを収納した記録ディスクカートリッジを簡易に構成し、記録ディスクメディアの枚数の変更も容易で、さらに、小型化を図る。
【解決手段】 記録ディスクメディアの一例である磁気ディスクメディア41をカートリッジケース2に複数収納する。カートリッジケース2は、磁気ディスクメディア41に平行な下壁を構成する下プレート10と、下プレート10の上に積層され固定されて複数の磁気ディスクメディア41を仕切るインナシート20と、インナシート20の上に積層され固定されてカートリッジケース2の上壁を構成する上プレート30とを備えて構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フレキシブルな記録ディスクメディアを複数備えた記録ディスクカートリッジに関する。
従来、ポリエステルシートなどのフレキシブルな素材からなる円盤状の支持体の両面に磁性層を形成したフレキシブルな磁気ディスクメディアが知られている。この磁気ディスクメディアは、磁気テープに比べるとデータへのアクセスが速いというメリットがある一方で、記録面積が小さいことから記憶容量が小さいというデメリットがある。
このようなフレキシブルな磁気ディスクメディアのデメリットを解決するため、従来、一つのカートリッジケースに複数枚の磁気ディスクメディアを収納した磁気ディスクカートリッジが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、フレキシブルな磁気ディスクメディアは、メディア自身の剛性が低いため、回転させると記録面に垂直な方向に振れやすいという問題がある。そのため、前記した特許文献1に記載の発明においては、各磁気ディスクメディアをシャッタにより挟んだ構成としている。このように磁気ディスクメディアの近傍に剛性が高いシャッタなどの板部材を配置することにより、磁気ディスクメディアが回転にともない板部材に沿うので、記録面を安定させることができる。
特開2004−22011号公報
しかしながら、前記した特許文献1の磁気ディスクカートリッジは、前記した板部材を1枚の磁気ディスクメディアに対して4枚配置した可動なシャッタ部材から構成しているため、構造が複雑であり、磁気ディスクメディアとの平行が保ちにくいという問題がある。また、磁気ディスクカートリッジは、大量に生産する商品であるため、組立性、生産性に優れることが望ましい。さらに、磁気ディスクメディアの枚数を、3枚、5枚などとした磁気ディスクカートリッジを複数種類設定しやすいように、設計変更の自由度が高いことが望ましい。そして、複数枚の磁気ディスクメディアが収納された磁気ディスクカートリッジにおいては省スペース化されて小型化されていることが望ましい。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、簡素な構造からなり、組立性、生産性に優れ、記録ディスクメディアの枚数の変更も容易であるとともに、小型化を図ることができる記録ディスクカートリッジを提供することを目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明の記録ディスクカートリッジは、フレキシブルな複数の記録ディスクメディアをカートリッジケース内に一体回転可能に収納した記録ディスクカートリッジであって、前記カートリッジケースは、前記記録ディスクメディアに平行な下壁を構成する下プレートと、前記下プレートの上に積層され固定されて前記複数の記録ディスクメディアを仕切る少なくとも1枚のインナシートと、前記インナシートの上に積層され固定されて前記カートリッジケースの上壁を構成する上プレートとを備えて構成される。
このような構成により、本発明の記録ディスクカートリッジは、下プレート、インナシート、上プレートを積み上げていく形でカートリッジケースが構成される。そのため、インナシートと記録ディスクメディアの組を一つの単位とでき、インナシートもすべて同じ部品とすることができて生産性に優れる。そして、組立工程における記録ディスクメディアの持ち運びも下プレートやインナシートをトレー代わりにして行うことができるのでメディアを損傷・汚損することなく、組立性にも優れる。また、記録ディスクメディアの枚数を変更した仕様としたい場合には、主としてインナシートの枚数を変えれば済むので仕様の変更が容易である。
しかも、インナシートを用いて記録ディスクメディアを仕切っている分、例えば、プレート状の仕切板を用いたものに比べて厚みを薄くすることができる。したがって、記録ディスクメディアが複数枚積層される仕様であっても、カートリッジケースの厚みが抑えられて小型化された記録ディスクカートリッジが得られる。換言すれば、インナシートを用いて薄く形成された分、プレート状の仕切板を用いたものに比べて、カートリッジケース内に形成される記録ディスクメディアの収容部の数を多くすることができ、より多くの記録ディスクメディアが収容される仕様とすることができる。また、インナシートによる積層構造としたため、プレート状の仕切板を用いたものに比べて軽量化を図ることができる。
また、インナシートは、インナシート間の積層間隔を保持するスペース部材を介して積層される構成とすることにより、インナシート間に空間を確保することができ、記録ディスクメディアが複数枚積層される仕様であっても、各記録ディスクメディアの間隔や平行性などの精度を出しやすく、記録ディスクメディアの、特に2000〜8000rpmのような高速での回転安定性を高めることができる。
前記した記録ディスクカートリッジにおいては、前記カートリッジケースに、前記記録ディスクメディアに対しデータの記録および/または再生を行うヘッドが進入する開口部を形成するとともに、この開口部を開閉するシャッタをさらに備えて構成することもできる。
さらに、前記インナシートの前記記録ディスクメディアに対向する面に、除塵用のライナを設けることで、記録ディスクメディアの表面を常に清浄に保つことができる。この除塵用のライナは、前記シャッタを構成する部材、前記下プレート、および前記上プレートのうち、前記記録ディスクメディアに対向する面にも設けるのが望ましい。
また、前記インナシートを除塵用のライナから構成することで、インナシート自体に除塵機能をもたせることができる。したがって、別途、除塵用のライナをインナシートに設ける必要がなくなり、その分、記録ディスクカートリッジの小型化(薄形化)に寄与することができる。
さらに、下ロータ、インナシートおよび上ロータの各ライナは、織布と不織布との組み合わせ、または、織布もしくは不織布から形成することができる。
本発明によれば、下プレート、インナシート、上プレートを積み上げていく形でカートリッジケースが構成されるので、部品の共通化により生産性の向上が可能となり、記録ディスクメディアをインナシートなどに載せて持ち運ぶことで、記録ディスクメディアを、損傷・汚損することなく、組立性にも優れる。
また、主としてインナシートの枚数を変更することで容易に記録ディスクメディアの枚数の変更を行うことができる。
さらに、インナシートを用いて記録ディスクメディアが仕切られているので、小型化に寄与する記録ディスクカートリッジが得られる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態においては、記録ディスクメディアの一例として磁気ディスクメディアを採用した場合について説明する。
図1は、一実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの分解斜視図であり、図2は、一実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示し、図3は、上プレートの内面を示す斜視図であり、図4は、磁気ディスクドライブに装填した磁気ディスクカートリッジの図2(b)におけるIV−IV断面図であり、図5は、図4の部分拡大図である。なお、以下の説明において、上下は、磁気ディスクカートリッジの典型的な使用状態を基準とし、便宜上磁気ディスクメディアの面に垂直な方向を上下と称する。また、説明において、同一の要素には同一の符号を用い、重複する説明は省略する。
図1に示すように、記録ディスクカートリッジの一例である磁気ディスクカートリッジ1は、下壁を構成する下プレート10と、複数枚、例えば4枚のインナシート20と、上壁を構成する上プレート30とを順に積層し、これらを4つのネジ91で締結して固定することでカートリッジケース2(図2(a)参照)が構成されている。そして、下プレート10とインナシート20の間、インナシート20同士の間、およびインナシート20と上プレート30の間のそれぞれには磁気ディスクメディア41が配置されている。そして、インナシート20同士の間、およびインナシート20と上プレート30との間には、スペース部材25が配置されている。磁気ディスクメディア41は中央に開口部41aを有する円盤形状であり、開口部41aの縁に金属製のセンタコア42が貼り付けられている。そして、センタコア42同士がスペーサ43,43′により係合して5枚の磁気ディスクメディア41(この積層・一体化された磁気ディスクメディア41をディスクスタック40とする)を一体に回転するようになっている。
各インナシート20は、滑り性および耐摩耗性に優れた材料、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、超高分子量ポリエチレン、ポリイミド等のシート材からなり、図1における右手前側には、磁気ヘッド63(図4参照)が磁気ディスクメディア41上に移動しやすいように、円弧部23a、円弧部23bおよび直線部23cからなる切欠23が形成されている。図2(a)に示すように、インナシート20を積み重ねると、この切欠23によって、カートリッジケース2の側面には開口部3が形成される。
ここで、インナシート20の厚さは、0.05mm以上2.00mm以下、好ましくは、0.1mm以上1.0mm以下とするのがよい。1mm以下の厚さを備えたインナシート20を形成する場合には、射出成形によらずにシート状の部材を打ち抜く等の作業により作成することができる。この場合、インナシート20の厚さの精度を出しやすいという利点が得られる。
この開口部3は、ディスクスタック40と同軸に回動するシャッタ4により開閉される。シャッタ4は、図1に示すように下ロータ51と上ロータ52とを組み合わせることにより構成されている。
次に、各部材についてより詳細に説明する。
下プレート10は、主として略正方形の主プレート11の外周縁に、主プレート11よりも一段高くされた周部12と、側壁13とが形成されて構成されている。周部12は、上面が平らに形成され、インナシート20の縁部20aが載置されるようになっている。側壁13は、主プレート11の1つの角(図1においては手前側の角)から所定の範囲、例えば一辺の3分の1程度の範囲に立設されており、およそインナシート20とスペース部材25とを積み重ねた高さで形成されている。
主プレート11の側壁13に連なる一方の一辺11a(図1における右手前側の一辺)から主プレート11の中心に向かう扇形の部分は、一段低くなった凹部14aを形成し、外周縁には周部12が形成されずに開口14となっている。これにより、磁気ヘッド63がカートリッジケース2内に進入することを容易にしている。
主プレート11の側壁13に連なる他の一辺11b(図1における左手前側の一辺)の中央略3分の1の範囲は、後記する下ロータ51のギヤ51fが露出できるように周部12が形成されずに開口15となっている。また、当該他の一辺11b側の側壁13の外側には、開口15に連なって下プレート10の外周に沿った溝13aが形成されている。溝13aは、磁気ディスクドライブのシャッタオープンギヤ67(図2(a)参照)がギヤ51fに係合すべく図2(a)の矢印Arで示す方向へ進入して開口15へ入り込む通路となっている。
前記した周部12は、主プレート11の外周縁のうち、側壁13、開口14,15を除く全周にわたり、上方へ突出するように形成されている。
主プレート11の中央には、最下層の磁気ディスクメディア41に設けられるセンタコア42を露出させるための円形の開口部16が形成されている。開口部16の上側の縁には、下ロータ51の中央に形成された中央開口部51cが外嵌するリブ17が全周にわたって形成されている。このリブ17は、下ロータ51を回動自在に支持する。
また、主プレート11の上面(内面)において、下ロータ51の外周縁に対応する位置には、円形状の下ロータ支持溝18が形成されている。この下ロータ支持溝18は、下ロータ51の外周縁において下方へ向けて形成されるリブ51d(図4参照)と係合することで、下ロータ51を磁気ディスクメディア41と同軸で回動自在に支持する。
また、主プレート11の四つの角部には上下に貫通して、雌ネジが形成されたネジ孔19が形成されている。
インナシート20は、図1に示すように、下プレート10の開口14に対向する側に前記切欠23が形成されることで略L字形に形成されている。インナシート20の中央部には、上方のセンタコア42を露出して、下方のセンタコア42との連結を可能にするための円形の中央開口部21cが形成されている。また、インナシート20の3つの角部には、上下に貫通してネジ91のネジ軸部91aが挿通される孔29が形成されている。
スペース部材25は、およそ下プレート10の周部12に対応した形状の略コ字形に形成され、インナシート20間およびインナシート20と上プレート30との間に配置されて、インナシート20の縁部20aを保持するようになっている。スペース部材25は、インナシート20を保持できるように上下面が平らに形成されており、また、所定の厚さを有していることでインナシート20同士の間隔を所定の間隔に保持するようになっている。また、スペース部材25の3つの角部には、上下に貫通してネジ91のネジ軸部91aが挿通される孔25aが形成されている。ここで、スペース部材25により保持される磁気ディスクメディア41同士の間隔は、後記する磁気ディスクドライブの磁気ヘッド63が各磁気ディスクメディア41の上を移動できるように設定される。
上プレート30は、下プレート10とおよそ対称に形成されている。図3に示すように、上プレート30は、およそ正方形の主プレート31に、前記した凹部14aに対応する凹部34と、リブ17に対応するリブ37と、下ロータ支持溝18に対応する上ロータ支持溝38が形成されている。なお、主プレート31の中央に開口は形成されず、周部12、側壁13に対応するものも形成されていない。
また、主プレート31の四つの角部には、ネジ91のネジ軸部91aが貫通する孔39が形成されている。
下ロータ51は、およそ磁気ディスクメディア41と同じリング状の下ロータプレート51aに中央開口部51c、切欠51e、リブ51d、およびギヤ51fが形成され、下ロータプレート51aの外周縁にシャッタプレート51bが立設されて構成されている。中央開口部51cは、下プレート10のリブ17に外嵌する円形に形成され、切欠51eは、凹部14aに対応する扇形に形成される。また、リブ51dは、下プレート10の下ロータ支持溝18に対応して下ロータプレート51aの下面の外周縁近傍に下方に向けて設けられている。
シャッタプレート51bは、開口部3(図2(a)参照)とディスクスタック40とを遮断する遮蔽部材であり、切欠51eに隣接して下ロータプレート51aの外周縁に沿って立設されている。ギヤ51fは、シャッタ4(図2(a)参照)を、磁気ディスクカートリッジ1の外部から開閉操作するために係合される部分であり、下ロータプレート51aの外周に、シャッタプレート51bに隣接して所定の範囲に形成されている。
上ロータ52は、下ロータ51とおよそ対称に構成されている。すなわち、下ロータプレート51aと同様な上ロータプレート52aからなり、上ロータプレート52aには、上プレート30のリブ37に外嵌する中央開口部52cと、凹部34に対応する切欠52eと、上ロータ支持溝38に対応するリブ52dとが形成されている。また、上ロータプレート52aの外周縁の切欠52eに隣接する部分には、下ロータ51のシャッタプレート51bに対応して、シャッタ溝52bが形成された円弧状のプレート52fが設けられている。そして、このシャッタ溝52bと、シャッタプレート51bの上端縁が係合することで、下ロータ51と上ロータ52は一体に回動するようになっている。
上ロータ52は、中央開口部52cが上プレート30のリブ37に外嵌するとともにリブ52dが上ロータ支持溝38に係合することで上プレート30に回動自在に支持されている。なお、上ロータ52は、係止部材53により上プレート30からの脱落が防止されている。係止部材53は、リブ37(図3参照)に内挿される筒部53aと、筒部53aの一端に形成されたフランジ53bを有し、筒部53aが上ロータ52の下側から中央開口部52cに挿通され、リブ37に超音波溶着または接着剤などにより固定されている。
図5に示す拡大断面図のように、下ロータ51の上面、インナシート20の上下の両面、および上ロータ52の下面は、磁気ディスクメディア41と対向する面であり、それぞれ磁気ディスクメディア41に対向する部分にわたって磁気ディスクメディア41の表面に付着した塵埃を除去する除塵用のライナ49が貼り付けられている。
ライナ49は、例えばポリエステル繊維やレーヨン/ポリエステル混紡繊維などの不織布などからなる。
各ライナ49は、磁気ディスクメディア41の形状に合わせて円形状を呈しており、下ロータ51、インナシート20、上ロータ52の各切欠51e、23、52eに対応する切欠を有している。本実施の形態では、インナシート20に貼り付けられるライナ49がインナシート20の形状に合わせて略半円形に形成されている。なお、下ロータ51、インナシート20および上ロータ52の各ライナ49は、織布と不織布との組み合わせ、または、織布から形成してもよい。なお、不織布等を数種類貼り合わせて構成してもよく、また、ある程度の厚みをもたせることで剛性を付与するようにしてもよい。
次に、下プレート10と、インナシート20と、上プレート30との積層構造について説明する。
図1,図5に示すように、下プレート10は、周部12の上面が平らに形成されており、また、スペース部材25は、上下面が平らに形成されているので、下プレート10の周部12とスペース部材25の下面との間にインナシート20の縁部20aを挟む形で積層することができ、同様に、スペース部材25の上面とその上に積層されるスペース部材25の下面との間にインナシート20の縁部20aを挟む形で積層することができる。この場合、組み立てにあたっては、インナシート20の縁部20aを前記した下プレート10の周部12やスペース部材25の上面に対して置くようにして載せ、その上にスペース部材25や上プレート30をさらに置くようにして載せて行くことで、各部材を簡単に積層することができる。そして、ネジ91(図1参照)により下プレート10、インナシート20(スペース部材25)、および上プレート30を締結することで、各部材同士が密着し、これにより、この部分を通じてカートリッジケース2内へ塵埃が侵入することが防止される。また、ネジ91による締結により、インナシート20は、各部材間に張った状態に保持される。
また、下プレート10、インナシート20、スペース部材25、上プレート30の積層と同時にカートリッジケース2の側壁が構成される。
このようなインナシート20の積層によるカートリッジケース2の構成は、磁気ディスクメディア41の枚数の変更を容易にする。側壁13の高さ変更や、シャッタプレート51bの高さ変更は要するが、主としてインナシート20の枚数の変更およびこれに伴うスペース部材25の数の変更を行うだけで、カートリッジケース2内に形成される磁気ディスクメディア41の収容部の数を変更できるからである。
なお、図6に示すように、下プレート10の周部12に、内側が外側に対して一段高く形成された雄型段部12aを形成し、また、スペース部材25の最外周下部に、この雄型段部12aに嵌合する雌型段部22aを形成するとともに、内周上部に雄型段部22bを形成して、さらに、上プレート30に最外周が一段下側に突出した雌型段部32aを形成して、これらがいわゆる印籠嵌合によりそれぞれ積層されるように構成してもよい。このような構成とすることにより、接合部分がいわゆる印籠嵌合しているため、外部からカートリッジケース2内への塵埃の侵入がより一層確実に防止される。なお、インナシート20は、その縁部20aが、印籠嵌合部分で上下から段状に挟持されるようにしてもよいし、また、印籠嵌合部分の側方の平らな部分で上下から縁部20aが平面状に挟持されるようにしてもよい。
次に、磁気ディスクメディア41およびその積層構造について説明する。
磁気ディスクメディア41は、例えばポリエステルなどの樹脂シートに磁性塗料を両面に塗布したものである。
図7に示すように、センタコア42は、金属板をプレスにより絞り成形して略ハット状にしたものである。すなわち、主として円形の底板42aと、底板42aの外周縁から立ち上がる低い円筒状の側壁42bと、側壁42bの上端から外径方向に広がるフランジ42cとから構成されている。底板42aの中心には、センタホール42dが形成され、周縁部にはセンタホール42dを中心に60°間隔で6つの小孔42eが形成されている。
スペーサ43は、隣接するセンタコア42の間に介装されて、センタコア42同士の間隔を保持するとともに、隣接するセンタコア42相互間の回転を係止して、積層された磁気ディスクメディア41が一体になって回転するように機能する。スペーサ43は、樹脂をリング状に成形した本体部43aと、本体部43aに圧入された金属製のピン43bとから構成される。本体部43aには、ピン43bが圧入される小径孔部43cと、小径孔部43cと同軸で僅かに大径である大径孔部43dとからなる貫通孔hが、センタコア42の小孔42eと対応する位置に6つ形成されている。この6つの貫通孔hは、隣接するもの同士の上下が逆になっている。つまり、大径孔部43dが上側に位置する貫通孔h1の両隣の貫通孔h2は、大径孔部43dが下側に位置するように配置されている。
各小径孔部43cには、上側と下側からピン43bが圧入され、ピン43bの一端は大径孔部43dと小径孔部43cの境目に位置し、他端は小径孔部43cの外側へ突出している。大径孔部43dは、隣接するスペーサ43のピン43bの先端の逃げとしての機能を果たす。
このようなスペーサ43は、図5に示すように、隣接するセンタコア42の間に介装される。スペーサ43の下側に突出したピン43bは、スペーサ43の下側のセンタコア42の小孔42eに入り、下側のセンタコア42との相対回転を係止する。下側のセンタコア42のさらに下にスペーサ43がある場合には、下側のスペーサ43における大径孔部43dに入り込むことで、スペーサ43のセンタコア42に対する浮き上がりを防止している。スペーサ43の上側に突出したピン43bは、スペーサ43の上側のセンタコア42の小孔42eに入り、上側のセンタコア42との相対回転を係止する。上側のセンタコア42のさらに上にスペーサ43がある場合には、ピン43bの先端は、上側のスペーサ43における大径孔部43dに入り込む。
なお、最上層のセンタコア42は、上側に回転係止すべきセンタコアが無いため、その上には下側にのみピン43bを突出させた、厚みの薄いトップスペーサ43′が配置される。
また、図5に示すように、最下層のセンタコア42は、他のセンタコア42に比べて側壁42bが高く形成されており、その分、スペーサ43が分厚く形成されているとともに、ピン43bが長く形成されている。これによって、最下層のセンタコア42とその上側のセンタコア42との相対回転が係止され、最下層のセンタコア42の底板42aと、その上側のセンタコア42の底板42aとの間には、磁気ディスクドライブのスピンドル65が進入できる空間が形成されている。
以上のように積層された磁気ディスクメディア41、つまりディスクスタック40は、連結軸44、ベアリングボール45、圧縮コイルばね46、およびセンタプレート47により、安定した回転支持がなされている。
図5に示すように、連結軸44は、積層されたセンタコア42の相互間の中心の振れを少なくするとともに、ベアリングボール45および圧縮コイルばね46を保持するためのものであり、軸部44a、ボール保持部44b、およびばね保持部44cからなる。軸部44aは、センタコア42のセンタホール42dに挿通可能な円柱形状からなる。ボール保持部44bは、軸部44aの上端に上側に開口した有底円筒状に形成されている。ボール保持部44bの深さは、ベアリングボール45の半径より大きく、そのためベアリングボール45がボール保持部44bに安定して保持される。ばね保持部44cは、ボール保持部44bの外径側に有底円筒を伏せた形状からなり、軸部44aとばね保持部44cの間の円筒状の空間に圧縮コイルばね46が配置される。なお、連結軸44の長さは任意的であるが、本実施形態では、下から2層目のセンタコア42まで届く長さであり、最下層のセンタコア42のセンタホール42dは、磁気ディスクドライブのスピンドル65が進入できるように開いている。
センタプレート47は、上プレート30の内面の中心、つまり、リブ37の内側の平面部分に貼り付けられた滑り部材である。センタプレート47は、例えば、ポリオキシメチレン樹脂、超高分子量ポリエチレンなどの滑り性と耐摩耗性に優れた材料から構成することができる。
ベアリングボール45は、例えばボールベアリングに使用される鋼製の球体からなるが、滑り性、耐摩耗性に優れた樹脂、例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリオキシメチレン樹脂などにより構成しても良い。ベアリングボール45は、連結軸44のボール保持部44b内に配置されて、ボール保持部44bの底面および上プレート30の内面の中心、つまりセンタプレート47と点接触により当接して、ディスクスタック40を回転支持する。
圧縮コイルばね46は、一端(上端)が連結軸44のばね保持部44cに保持され、他端(下端)が最上層のセンタコア42の上面に当接して、積層されたセンタコア42を下プレート10側、つまり磁気ディスクドライブのスピンドル65側へ付勢している。これにより、センタコア42は、カートリッジケース2の中でがたつくことがなく、磁気ディスクメディア41の回転時の振れが防止される。
磁気ディスクカートリッジ1に対し、データの記録、再生を行う磁気ディスクドライブは、図4に示すように、スピンドル65により、ディスクスタック40を回転させる。スピンドル65は、磁力により最下層のセンタコア42を吸着するとともに、センタコア42のセンタホール42dに入り込むことで、ディスクスタック40との軸合わせをする。この際、スピンドル65が、圧縮コイルばね46の付勢力に抗してセンタコア42を若干持ち上げるので、図4、図5に示すように、各磁気ディスクメディア41は、下ロータ51とインナシート20、上下のインナシート20同士、またはインナシート20と上ロータ52の各間に形成される空間の中央に位置する。
磁気ディスクドライブの磁気ヘッド63は、スイングアーム62の先端に設けられている。磁気ヘッド63は、各磁気ディスクメディア41の両面に配置されている。
以上のような磁気ディスクカートリッジ1は、図2(a)に示すように、不使用時は、シャッタ4を図中左回りに回動させて開口部3を閉塞しておくことで、内部への塵埃の侵入を防止することができる。そして、使用時には、図2(b)に示すように磁気ディスクドライブに装填する際に、磁気ディスクドライブのシャッタオープンギヤ67が、溝13aに嵌って案内されてギヤ51fと噛合し、シャッタ4を図中右回りへ回動させる。
そして、スピンドル65が回転することで、ディスクスタック40が回転する。その後、アクチュエータ61により駆動されることでスイングアーム62が回動して、磁気ヘッド63が磁気ディスクメディア41の上に移動される。
磁気ヘッド63で、磁気ディスクメディア41にデータを記録する場合には、図示せぬ制御回路により磁気ヘッド63へ信号を送ることで磁気ディスクメディア41にデータが記録され、磁気ディスクメディア41からデータを再生する場合には、磁気ディスクメディア41上の磁界変化を磁気ヘッド63で検知して、信号が出力される。
このとき、ライナ49が適宜磁気ディスクメディア41に触れることで磁気ディスクメディア41上の塵埃が除去される。
磁気ディスクカートリッジ1の使用後は、磁気ヘッド63がカートリッジケース2から退避した後、磁気ディスクカートリッジ1をイジェクトすることで、シャッタオープンギヤ67によりギヤ51fが駆動されてシャッタ4が開口部3を閉じる。
このように磁気ディスクカートリッジ1は、複数の磁気ディスクメディア41を有することから、複数の磁気ヘッド63で同時にデータにアクセスすることで、データ転送を高速で行うことができる。
また、インナシート20とスペース部材25とを積み上げていくことでカートリッジケース2が構成されるために、磁気ディスクメディア41を異なる枚数にする仕様変更が容易である。そして、磁気ディスクカートリッジ1の組立時には、磁気ディスクメディア41をインナシート20や、下プレート10に組み付けた下ロータ51上に載せて取り扱うことができるため、磁気ディスクメディア41に触れる機会を減らし、品質をより安定させることができる。
そして、インナシート20は、下プレート10もしくはインナシート20の上にスペース部材25を介して積層され、固定されていることから、磁気ディスクメディア41との平行性を高くでき、磁気ディスクメディア41の回転を安定させることができ、磁気ディスクメディア41の高速回転、ひいてはデータ転送の高速化も可能となる。
しかも、インナシート20を用いて磁気ディスクメディア41を仕切っている分、例えば、プレート状の仕切板を用いて磁気ディスクメディア41を仕切ったものに比べて厚みを薄くすることができる。したがって、磁気ディスクメディア41が複数枚積層される仕様であっても、カートリッジケース2の厚みが抑えられて小型化された磁気ディスクカートリッジ1が得られる。換言すれば、インナシート20を用いて薄く形成された分、プレート状の仕切板を用いたものに比べて、カートリッジケース2内に形成される磁気ディスクメディア41の収容部(インナシート20により仕切られる空間)の数を多くすることができ、より多くの磁気ディスクメディア41が収容される仕様とすることができる。また、インナシート20による積層構造としたため、プレート状の仕切板を用いたものに比べて軽量化を図ることができるとともに、積層構造が簡素化される。
また、以上の磁気ディスクカートリッジ1では、インナシート20の両面にライナ49を貼り付けた構成としたが、これに限られることはなく、例えば、インナシート20自体をライナと同様の除塵効果を有する不織布で形成してもよい。このように構成することにより、インナシート20自体に除塵機能をもたせることができので、別途、除塵用のライナ49をインナシート20に設ける必要がなくなり、その分、磁気ディスクカートリッジ1の小型化(薄形化)を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することが可能である。
図8,図9に前記実施形態の第1変形例を示す。図8は実施形態の第1変形例に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示す。図9は同じく磁気ディスクカートリッジの分解斜視図である。
図8(a)(b)に示すように、この第1変形例の磁気ディスクカートリッジ1Aが前記実施形態の磁気ディスクカートリッジ1と異なるところは、スライド式のシャッタ5を用いた点であり、これに伴って、前記実施形態でシャッタ4(図1参照)を構成していた下ロータ51、上ロータ52、シャッタプレート51bが磁気ディスクカートリッジ1Aの構成部品から削除されている点である。つまり、図9に示すように、下プレート10の上面にはライナ49が直接貼り付けられて磁気ディスクメディア41が配置されるようになっており、また、上プレート30の下面にはライナ49が直接貼り付けられて磁気ディスクメディア41が配置されるようになっている。
シャッタ5は、図8(b)に示すように、側面視でコ字形を呈しており、下プレート10の底面に形成された段部10a(図8(a)に一部図示)と上プレート30の上面に形成された段部30aに沿って、図8(b)中矢印Sで示す方向にスライド可能となっており、磁気ディスクドライブの磁気ヘッド63が進入可能な開口部3を開くようになっている。すなわち、この磁気ディスクカートリッジ1Aでは、シャッタ5が側方に大きくスライドする構成となっており、これにより、スイングアーム式の磁気ヘッド63を備えた磁気ディスクドライブを利用して、データの記録または再生を行うことができる。
このような磁気ディスクカートリッジ1Aによれば、前記実施形態で説明したシャッタ4を設ける必要がないので、その分(下ロータ51および上ロータ52の厚み分)、カートリッジケース2をより薄く形成することができ、より一層の小型化を図ることができる。
図10,図11に前記実施形態の第2変形例を示す。図10は実施形態の第2変形例に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示す。図11は同じく磁気ディスクカートリッジの分解斜視図である。
図10(a)(b)に示すように、この第2変形例の磁気ディスクカートリッジ1Bは、進退動式の磁気ヘッド63に対応したものであり、そのための構成として、前記第1変形例の磁気ディスクカートリッジ1Aよりも小さいシャッタ6が形成されている点が異なる。また、これに伴って、図11に示すように、インナシート20Aの形状を略正方形状とするとともに、スペース部材25Aの形状を略ロ字形とした。また、下プレート10の周部12もこれに合わせて略ロ字形に形成した。
シャッタ6は、図10(a)(b)に示すように、側面視で略L字形を呈しており、下プレート10の底面に形成された段部10a(図10(a)に一部図示)と上プレート30の上面に形成された段部30aに沿って、図10(b)中矢印Sで示す方向にスライド可能となっており、磁気ディスクドライブの磁気ヘッド63が直進して進入可能な開口部3を開くようになっている。
このような磁気ディスクカートリッジ1Bによれば、下プレート10の周部12(図11参照)とスペース部材25Aの下面との間にインナシート20Aの縁部20aを挟む形で積層することができ、同様に、スペース部材25Aの上面とその上に積層されるスペース部材25Aの下面との間にインナシート20Aの縁部20aを挟む形で積層することができる。つまり、各インナシート20Aは、スペース部材25Aにより開口部3を除くほぼ全周が上下方向に挟持された状態で積層されることとなる。したがって、各インナシート20Aの取り付け強度が高まり、磁気ディスクメディア41の間隔や平行性などの精度がより一層向上される。
なお、図12(a)(b)に示すように、前面に窓7aを有するシャッタ7を用いて磁気ディスクカートリッジ1Bを構成してもよい。このようなシャッタ7を用いることにより、磁気ヘッド63の記録または再生時における開口部3の開口面積を小さくすることができ、防塵性の向上された磁気ディスクカートリッジ1Bが得られる。
なお、前記実施形態においては、記録ディスクメディアとして磁気ディスクメディア41を適用したが、光によりデータを記録する光ディスクメディアの場合にも同様に適用することができる。
また、実施形態においては、下プレート10、インナシート20(20A)、スペース部材25(25A)、上プレート30をネジ91により締結固定したが、接着、溶着により一体に固定することも可能である。
さらに、前記実施形態において、インナシート20(20A)に形成した切欠23(23a)は、必ずしも形成する必要はなく、開口部3にインナシート20(20A)が臨む状態に形成してもよい。
一実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの分解斜視図である。 一実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示す。 上プレートの内面を示す斜視図である。 磁気ディスクドライブに装填した磁気ディスクカートリッジの図2(b)におけるIV−IV断面図である。 図4の部分拡大図である。 その他の積層構造を示した磁気ディスクカートリッジの断面図である。 磁気ディスクメディアの積層構造を示す分解斜視図である。 実施形態の第1変形例に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示す。 同じく磁気ディスクカートリッジの分解斜視図である。 実施形態の第2変形例に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示す。 同じく磁気ディスクカートリッジの分解斜視図である。 その他の例を示す磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示す。
符号の説明
1 磁気ディスクカートリッジ
2 カートリッジケース
3 開口部
4 シャッタ
10 下プレート
20 インナシート
23 切欠
25 スペース部材
30 上プレート
34 開口
40 ディスクスタック
41 磁気ディスクメディア
42 センタコア
43 スペーサ
44 連結軸
45 ベアリングボール
47 センタプレート
49 ライナ
51 下ロータ
52 上ロータ
61 アクチュエータ
62 スイングアーム
63 磁気ヘッド
65 スピンドル

Claims (6)

  1. フレキシブルな複数の記録ディスクメディアをカートリッジケース内に一体回転可能に収納した記録ディスクカートリッジであって、
    前記カートリッジケースは、前記記録ディスクメディアに平行な下壁を構成する下プレートと、前記下プレートの上に積層され固定されて前記複数の記録ディスクメディアを仕切る少なくとも1枚のインナシートと、前記インナシートの上に積層され固定されて前記カートリッジケースの上壁を構成する上プレートとを備えることを特徴とする記録ディスクカートリッジ。
  2. 前記インナシートは、インナシート間の積層間隔を保持するスペース部材を介して積層されることを特徴とする請求項1に記載の記録ディスクカートリッジ。
  3. 前記カートリッジケースは、前記記録ディスクメディアに対しデータの記録および/または再生を行うヘッドが進入する開口部が形成されているとともに、この開口部を開閉するシャッタをさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の記録ディスクカートリッジ。
  4. 前記インナシートの前記記録ディスクメディアに対向する面に、除塵用のライナが設けられたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録ディスクカートリッジ。
  5. 前記インナシートは、除塵用のライナからなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録ディスクカートリッジ。
  6. 前記除塵用のライナは、織布と不織布との組み合わせ、または、織布もしくは不織布からなることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の記録ディスクカートリッジ。
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