JP2006065900A - 記録ディスクカートリッジ - Google Patents

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健吾 大石
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Abstract

【課題】 複数のフレキシブルな記録ディスクメディアを収納した記録ディスクカートリッジを簡易に構成し、記録ディスクメディアの枚数の変更も容易にする。また、記録ディスクカートリッジ内の塵埃の逆流・再発塵を抑える。
【解決手段】 記録ディスメディアの一例である磁気ディスクメディア41をカートリッジケース2に複数収納する。カートリッジケース2は、磁気ディスクメディア41に平行な下壁を構成する下プレート10と、下プレート10の上に積層され固定されて複数の磁気ディスクメディア41を仕切るインナプレート20と、インナプレート20の上に積層され固定されてカートリッジケース2の上壁を構成する上プレート30とを備えて構成する。また、シャッタプレートの内面に、粘着性を有する集塵手段70を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フレキシブルな記録ディスクメディアを複数備えた記録ディスクカートリッジに関する。
従来、ポリエステルシートなどのフレキシブルな素材からなる円盤状の支持体の両面に磁性層を形成したフレキシブルな磁気ディスクメディアが知られている。この磁気ディスクメディアは、磁気テープに比べるとデータへのアクセスが速いというメリットがある一方で、記録面積が小さいことから記憶容量が小さいというデメリットがある。
このようなフレキシブルな磁気ディスクメディアのデメリットを解決するため、従来、一つのカートリッジケースに複数枚の磁気ディスクメディアを収納した磁気ディスクカートリッジが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、フレキシブルな磁気ディスクメディアは、メディア自身の剛性が低いため、回転させると記録面に垂直な方向に振れやすいという問題がある。そのため、前記した特許文献1に記載の発明においては、各磁気ディスクメディアをシャッタにより挟んだ構成としている。このように磁気ディスクメディアの近傍に剛性が高いシャッタなどの板部材を配置することにより、磁気ディスクメディアが回転にともない板部材に沿うので、記録面を安定させることができる。
また、塵埃による磁気ディスクメディアへの影響を抑えるため、不織布によるライナなどが除塵手段として、従来用いられてきた。
特開2004−22011号公報
しかしながら、前記した特許文献1の磁気ディスクカートリッジは、前記した板部材を1枚の磁気ディスクメディアに対して4枚配置した可動なシャッタ部材から構成しているため、構造が複雑であり、磁気ディスクメディアとの平行が保ちにくいという問題がある。また、磁気ディスクカートリッジは、大量に生産する商品であるため、組立性、生産性に優れることが望ましい。さらに、磁気ディスクメディアの枚数を、3枚、5枚などとした磁気ディスクカートリッジを複数種類設定しやすいように、設計変更の自由度が高いことが望ましい。
また、磁気ディスクメディアの高記録密度化に伴い、従来では影響の少なかった微小な塵埃の影響を軽視することができなくなってきた。
さらに、磁気ディスクメディアの回転に伴って生じる磁気ディスクカートリッジ内の空気の流れにより、一度留まった塵埃が再び飛散する再発塵が生じるおそれもある。これらは、ライナなどの除塵手段によって除去し切れなかった塵埃等が原因で生じるものであり、高記録密度化した磁気ディスクメディアにおける記録・再生の不安定化の原因となり得る。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、簡素な構造からなり、組立性、生産性に優れ、記録ディスクメディアの枚数の変更も容易な記録ディスクカートリッジを提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、塵埃を効率よく捕捉し、記録ディスクカートリッジ内における塵埃の再発塵を抑えることを第2の目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明の記録ディスクカートリッジは、フレキシブルな記録ディスクメディアをカートリッジケース内に一体回転可能に収納してなり、前記カートリッジケースは、前記記録ディスクメディアの平行な下壁を構成する下プレートと、前記下プレートの上に積層され固定されて前記複数の記録ディスクメディアを仕切る少なくとも1枚のインナプレートと、前記インナプレートの上に積層され固定されて前記カートリッジケースの上壁を構成する上プレートと、これらの下プレート、インナプレート、および上プレートにより構成される側部の一部に形成された開口部と、前記開口部を開閉するシャッタとを備え、前記シャッタの少なくとも一部に集塵手段を設けて構成される。
このような構成により、本発明の記録ディスクカートリッジは、下プレート、インナプレート、上プレートを積み上げていく形でカートリッジケースが構成される。そのため、インナプレートと記録ディスクメディアの組を一つの単位とでき、インナプレートもすべて同じ部品とすることができて生産性に優れる。そして、組立工程における記録ディスクメディアの持ち運びも下プレートやインナプレートをトレー代わりにして行うことができるのでメディアを損傷・汚損することなく、組立性にも優れる。また、記録ディスクメディアの枚数を変更した仕様としたい場合には、主としてインナプレートの枚数を変えれば済むので仕様の変更が容易である。さらに、仕切り板となるインナプレートはカートリッジケースの一部として固定されているので、記録ディスクメディアとの平行性などの精度を出しやすく、記録ディスクメディアの、特に2000〜8000rpmのような高速での回転安定性を高めることができる。
また、開口部付近に存在するシャッタの少なくとも一部に集塵手段が設けられることで次のような作用効果を奏する。記録ディスクカートリッジ内に生じた塵埃は、記録ディスクメディアの回転に伴う空気の流れに乗って、記録ディスクカートリッジ内を移動する。やがて、空気は開口部から流出するが、このとき空気の流れに乗った塵埃は、開口部付近に存在するシャッタの内面に設けられた集塵手段に捕捉される。これによって、記録ディスクカートリッジ内の塵埃を効率よく捕捉することができる。
前記したシャッタは、前記開口部を開閉する板状部材であるシャッタプレートと、前記シャッタプレートを回動自在に支持する回動支持部材とを含んで構成され、前記集塵手段は、前記シャッタプレートの内面に設けられる。
また、前記したシャッタは、前記開口部を開閉する板状部材であるシャッタプレートが、前記カートリッジケースの一部に形成された溝に係合されて支持されることで構成され、前記集塵手段は、前記シャッタプレートの内面に設けられる。
このように、開口部付近に存在するシャッタプレートの内面に集塵手段を設けたことにより、開口部から流出する空気によって運ばれる塵埃を効率よく捕捉できる。
前記した集塵手段として、前記シャッタの少なくとも一部に塗布された粘着剤を用いることもできるし、前記シャッタの少なくとも一部に貼付された両面テープとすることもできる。
また、前記した集塵手段は、前記シャッタの少なくとも一部を表面加工して、粘着性を持たせて構成することもできる。
前記した各集塵手段は粘着性を有しているため、一度捕捉した塵埃が再発塵することはない。
そのうえ、前記した各集塵手段を設ける工程は、シャッタプレートに各集塵手段を塗布あるいは貼付するのみである。よって、これらの各集塵手段を簡易に設けることができる。
さらに、前記した集塵手段は、多孔性フィルタ部材に粘着剤の膜を設けて構成することもできる。
前記した多孔性フィルタ部材は、発泡樹脂、織布、および不織布から選択された一または複数の部材であることが望ましい。
集塵手段は粘着性を有しているため、一度捕捉した塵埃が再発塵することはない。
そして、集塵手段を設ける工程は、シャッタプレートに集塵手段を貼付するのみである。よって、集塵手段を簡易に設けることができる。
さらに、集塵手段として多孔性フィルタ部材に粘着剤の膜を設けることにより、多孔性フィルタ部材の外表面だけでなく、発泡樹脂の内部に存在する気泡、織布または不織布の繊維の表面にも粘着剤が被覆する。すなわち、それらの表面積の分だけ粘着性のある部材の付着面積が増え、塵埃の捕捉面積を大きくすることができる。結果、集塵手段による塵埃の捕捉能力を上げることができる。
本発明によれば、下プレート、インナプレート、上プレートを積み上げていく形でカートリッジケースが構成されるので、部品の共通化により生産性の向上が可能となり、記録ディスクメディアをインナプレートなどに載せて持ち運ぶことで、記録ディスクメディアを、損傷・汚損することなく、組立性にも優れる。
また、主としてインナプレートの枚数を変更することで容易に記録ディスクメディアの枚数の変更を行うことができる。
さらに、粘着性のある集塵手段が開口部付近に設けられることで、開口部により流出する空気に乗って運ばれた塵埃を集塵手段が効率よく捕捉することができる。また、集塵手段に粘着性を持たせることで、一度捕捉した塵埃の再発塵を抑えることができる。
さらに、各集塵手段を設ける工程は、シャッタプレートに各集塵手段を塗布あるいは貼付するのみであるので各集塵手段は簡易に設けることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。以下の各実施形態においては、記録ディスクメディアの一例として磁気ディスクメディアを採用した場合について説明する。なお、以下の各実施形態における記録ディスクカートリッジの基本的な構成は共通するため、共通する部分については同一の符号を付して説明を省略し、後記する第2、第3および第4の実施形態においては特徴的な部分である集塵手段について説明することとする。
[第1の実施形態]
図1は、一実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの分解斜視図であり、図2は、一実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示し、図3は、上プレートの内面を示す斜視図であり、図4は、磁気ディスクドライブに装填した磁気ディスクカートリッジの図2(b)におけるIV−IV断面図であり、図5は、図4の部分拡大図であり、図6は、磁気ディスクメディアの積層構造を示す分解斜視図である。
なお、以下の説明において、上下は、磁気ディスクカートリッジの典型的な使用状態を基準とし、便宜上磁気ディスクメディアの面に垂直な方向を上下と称する。
図1に示すように、記録ディスクカートリッジの一例である磁気ディスクカートリッジ1は、下壁を構成する下プレート10と、複数枚、例えば4枚のインナプレート20と、上壁を構成する上プレート30とを順に積層し、これらを4つのネジ91で締結して固定することでカートリッジケース2(図2(a)参照)が構成されている。そして、下プレート10とインナプレート20の間、インナプレート20同士の間、およびインナプレート20と上プレート30の間のそれぞれには磁気ディスクメディア41が配置されている。磁気ディスクメディア41は中央に開口部41aを有する円盤形状であり、開口部41aの縁に金属製のセンタコア42が貼り付けられている。そして、センタコア42同士がスペーサ43,43′により係合して5枚の磁気ディスクメディア41(この積層・一体化された磁気ディスクメディア41をディスクスタック40とする)を一体に回転するようになっている。
各インナプレート20は、平板状の主プレート21の外周縁に上下のプレートと当接するリブ22が形成されている。インナプレート20の図1における右手前側の一部は、磁気ヘッド63(図4参照)が磁気ディスクメディア41上に移動しやすいように切欠23を形成している。この切欠23の部分は、前記したリブ22が形成されておらず、そのためインナプレート20を積み重ねると、図2(a)に示すようにカートリッジケース2の側面に開口部3が形成される。
この開口部3は、ディスクスタック40と同軸に回動するシャッタ4により開閉される。シャッタ4は、図1に示すように下ロータ51と上ロータ52とを組み合わせることにより構成されている。また、シャッタ4の内面、つまり内側のほぼ全面にわたって、集塵手段70が設けられている(図1および図2参照)。なお、集塵手段70については、後に詳述する。
次に、各部材についてより詳細に説明する。
下プレート10は、主として略正方形の主プレート11の外周縁に、インナプレート20のリブ22の下面側と当接するリブ12と、側壁13が形成されて構成されている。側壁13は、主プレート11の1つの角(図1においては手前側の角)から所定の範囲、例えば一辺の3分の1程度の範囲に立設されており、およそインナプレート20を積み重ねた高さで形成されている。
主プレート11の側壁13に連なる一方の一辺11a(図1における右手前側の一辺)から主プレート11の中心に向かう扇形の部分は、一段低くなった凹部14aを形成し、外周縁にはリブ12が形成されずに開口14となっている。これにより、磁気ヘッド63がカートリッジケース2内に進入することを容易にしている。
主プレート11の側壁13に連なる他の一辺11b(図1における左手前側の一辺)の中央略3分の1の範囲は、後記する下ロータ51のギヤ51fが露出できるようにリブ12が形成されずに開口15となっている。また、当該他の一辺11b側の側壁13の外側には、開口15に連なって下プレート10の外周に沿った溝13aが形成されている。溝13aは、磁気ディスクドライブのシャッタオープンギヤ67(図2(a)参照)がギヤ51fに係合すべく図2(a)の矢印Arで示す方向へ進入して開口15へ入り込む通路となっている。
前記したリブ12は、主プレート11の外周縁のうち、側壁13、開口14,15を除く全周にわたり、上方へ突出するように形成されている。
主プレート11の中央には、最下層の磁気ディスクメディア41に設けられるセンタコア42を露出させるための円形の開口部16が形成されている。開口部16の上側の縁には、下ロータ51の中央に形成された中央開口部51cが外嵌するリブ17が全周にわたって形成されている。このリブ17は、下ロータ51を回動自在に支持する。
また、主プレート11の上面(内面)において、下ロータ51の外周縁に対応する位置には、円形状の下ロータ支持溝18が形成されている。この下ロータ支持溝18は、下ロータ51の外周縁において下方へ向けて形成されるリブ51d(図4参照)と係合することで、下ロータ51を磁気ディスクメディア41と同軸で回動自在に支持する。
また、主プレート11の四つの角部には上下に貫通して、雌ネジが形成されたネジ孔19が形成されている。
インナプレート20の主プレート21は、およそ正方形をなしており、正方形の4つの角部のうち一つの角に相当する部分が磁気ディスクメディア41より一回り大きい円弧の形状(円弧部24)となっている。そして、円弧部24に連なる一辺(図1における右手前側)に前記した切欠23が扇形に形成されている。前記したリブ22は、主プレート21の外周縁のうち、円弧部24および切欠23を除く全周にわたり、上下に突出して形成されている。そして、主プレート21の中央には、上方のセンタコア42を露出して、下方のセンタコア42との連結を可能にするための中央開口部21cが形成されている。
また、主プレート21の3つの角部には、上下に貫通してネジ91のネジ軸部91aが挿通される孔29が形成されている。
上プレート30は、下プレート10とおよそ対称に形成されている。図3に示すように、上プレート30は、およそ正方形の主プレート31に、前記した凹部14aに対応する凹部34と、リブ17に対応するリブ37と、下ロータ支持溝18に対応する上ロータ支持溝38が形成されている。なお、主プレート31の中央に開口は形成されず、側壁13に対応する側壁も形成されていない。
そして、主プレート31の外周縁には、下方に突出するリブ32が、凹部34を除く全周にわたって形成されている。
また、主プレート31の四つの角部には、ネジ91のネジ軸部91aが貫通する孔39が形成されている。
下ロータ51は、およそ磁気ディスクメディア41と同じリング状の下ロータプレート51aに中央開口部51c、切欠51e、リブ51d、およびギヤ51fが形成され、下ロータプレート51aの外周縁にシャッタプレート51bが立設されて構成されている。中央開口部51cは、リブ17に外嵌する円形に形成され、切欠51eは、凹部14aに対応する扇形に形成される。また、リブ51dは、下ロータ支持溝18に対応して下ロータプレート51aの下面の外周縁に下方に向けて設けられている。
シャッタプレート51bは、開口部3(図2(a)参照)とディスクスタック40とを遮断する遮蔽部材であり、切欠51eに隣接して下ロータプレート51aの外周縁に沿って立設されている。ギヤ51fは、シャッタ4(図2(a)参照)を、磁気ディスクカートリッジ1の外部から開閉操作するために係合される部分であり、下ロータプレート51aの外周に、シャッタプレート51bに隣接して所定の範囲に形成されている。
図7(a)に示すように、シャッタプレート51bの内面、つまり内側のほぼ全面にわたって集塵手段としての粘着剤71が塗布されている。本実施の形態では粘着剤71として、例えばゲル状の粘着体を用いているが、これに限られることはなく固形状、液状、油状のものでもよい。
磁気ディスクカートリッジ1内に生じた塵埃は、磁気ディスクメディア41の回転に伴う空気の流れに乗って、磁気ディスクカートリッジ1内を移動する。やがて、空気は開口部3から流出するが、このとき空気の流れに乗った塵埃は開口部付近に存在するシャッタプレート51bの内面に設けられた集塵手段70としての粘着剤71に捕捉される。これによって、磁気ディスクカートリッジ1内の塵埃を効率よく捕捉することができる。また、粘着剤71が有する粘着性により、一度捕捉された塵埃が磁気ディスクカートリッジ1内に再発塵することはない。結果、磁気ディスクメディア41の記録・再生を良好な状態に保つことができる。
さらに、磁気ディスクカートリッジ1の組立工程において、集塵手段70を設ける工程は、粘着剤71を塗布するだけとなり、簡易に集塵手段70を設けることができる。
上ロータ52は、下ロータ51とおよそ対称に構成されている。すなわち、下ロータプレート51aと同様な上ロータプレート52aからなり、上ロータプレート52aには、上プレート30のリブ37に外嵌する中央開口部52cと、凹部34に対応する切欠52eと、上ロータ支持溝38に対応するリブ52dとが形成されている。また、上ロータプレート52aの外周縁の切欠52eに隣接する部分には、下ロータ51のシャッタプレート51bに対応して、シャッタ溝52bが形成されている。シャッタ溝52bと、シャッタプレート51bの上端縁が係合することで、下ロータ51と上ロータ52は一体に回動するようになっている。
上ロータ52は、中央開口部52cが上プレート30のリブ37に外嵌するとともにリブ52dが上ロータ支持溝38に係合することで上プレート30に回動自在に支持されている。なお、上ロータ52は、係止部材53により上プレート30からの脱落が防止されている。係止部材53は、リブ37(図3参照)に内挿される筒部53aと、筒部53aの一端に形成されたフランジ53bを有し、筒部53aが上ロータ52の下側から中央開口部52cに挿通され、リブ37に超音波溶着または接着剤などにより固定されている。
図5に示す拡大断面図のように、下ロータ51の上面、インナプレート20の上下の両面、および上ロータ52の下面は、磁気ディスクメディア41と対向する面であり、それぞれ磁気ディスクメディア41に対向する部分にわたってライナ49が貼り付けられている。
ライナ49は、例えばポリエステル繊維やレーヨン/ポリエステル混紡繊維などの不織布などからなる。
次に、下プレート10と、インナプレート20と、上プレート30の積層構造について説明する。
下プレート10のリブ12は、図5に示すように内側が外側に対して一段高く形成されて雄型段部12aを形成している。そして、インナプレート20のリブ22は、最外周で下方に突出した雌型段部22aを形成しており、雄型段部12aの外周と雌型段部22aの内周が嵌合可能になっている。また、ネジ91(図1参照)により下プレート10、インナプレート20、および上プレート30を締結したときには、雄型段部12aの上面と、インナプレート20の下面の対応する部分が密着する設定となっている。このように、下プレート10のリブ12と、インナプレート20のリブ22は、いわゆる印籠嵌合しているため、外部からカートリッジケース2内への塵埃の侵入が防止されている。
同様にして、インナプレート20同士、およびインナプレート20と上プレート30も印籠嵌合により積層されている。すなわち、インナプレート20の上側は、内側が一段高くなった雄型段部22bが形成され、上プレート30のリブ32は、最外周が一段下側に突出した雌型段部32aが形成されている。そして、インナプレート20の雄型段部22bと、上に隣接するインナプレート20の雌型段部22aが印籠嵌合し、また、インナプレート20の雄型段部22bと、上プレート30の雌型段部32aが印籠嵌合して積層されている。このようにして、リブ12,22,32は互いに印籠嵌合して、外部からカートリッジケース2へ塵埃が入ることを防止している。また、下プレート10、インナプレート20、上プレート30の積層と同時にカートリッジケース2の側壁が構成される。
また、前記した雌型段部22aおよび雄型段部22bは、ともに主プレート21からライナ49の厚みより高く突出している。そのため、インナプレート20にライナ49を貼り付けてアセンブリにした後に、このアセンブリを作業台などに置いたとしても、ライナ49が作業台に接することが無く、したがってライナ49が塵埃などで汚染されることがない。
このようなインナプレート20の積層によるカートリッジケース2の構成は、磁気ディスクメディア41の枚数の変更を容易にする。側壁13の高さ変更や、シャッタプレート51bの高さ変更は要するが、主としてインナプレート20の枚数を変更するだけで、カートリッジケース2内に形成される磁気ディスクメディア41の収容部の数を変更できるからである。
次に、磁気ディスクメディア41およびその積層構造について説明する。
磁気ディスクメディア41は、例えばポリエステルなどの樹脂シートに磁性塗料を両面に塗布したものである。
図6に示すように、センタコア42は、金属板をプレスにより絞り成形して略ハット状にしたものである。すなわち、主として円形の底板42aと、底板42aの外周縁から立ち上がる低い円筒状の側壁42bと、側壁42bの上端から外径方向に広がるフランジ42cとから構成されている。底板42aの中心には、センタホール42dが形成され、周縁部にはセンタホール42dを中心に60°間隔で6つの小孔42eが形成されている。
スペーサ43は、隣接するセンタコア42の間に介装されて、センタコア42同士の間隔を保持するとともに、隣接するセンタコア42相互間の回転を係止して、積層された磁気ディスクメディア41が一体になって回転するように機能する。スペーサ43は、樹脂をリング状に成形した本体部43aと、本体部43aに圧入された金属製のピン43bとから構成される。本体部43aには、ピン43bが圧入される小径孔部43cと、小径孔部43cと同軸で僅かに大径である大径孔部43dとからなる貫通孔hが、センタコア42の小孔42eと対応する位置に6つ形成されている。この6つの貫通孔hは、隣接するもの同士の上下が逆になっている。つまり、大径孔部43dが上側に位置する貫通孔h1の両隣の貫通孔h2は、大径孔部43dが下側に位置するように配置されている。
各小径孔部43cには、上側と下側からピン43bが圧入され、ピン43bの一端は大径孔部43dと小径孔部43cの境目に位置し、他端は小径孔部43cの外側へ突出している。大径孔部43dは、隣接するスペーサ43のピン43bの先端の逃げとしての機能を果たす。
このようなスペーサ43は、図5に示すように、隣接するセンタコア42の間に介装される。スペーサ43の下側に突出したピン43bは、スペーサ43の下側のセンタコア42の小孔42eに入り、下側のセンタコア42との相対回転を係止する。下側のセンタコア42のさらに下にスペーサ43がある場合には、下側のスペーサ43における大径孔部43dに入り込むことで、スペーサ43のセンタコア42に対する浮き上がりを防止している。スペーサ43の上側に突出したピン43bは、スペーサ43の上側のセンタコア42の小孔42eに入り、上側のセンタコア42との相対回転を係止する。上側のセンタコア42のさらに上にスペーサ43がある場合には、ピン43bの先端は、上側のスペーサ43における大径孔部43dに入り込む。
なお、最上層のセンタコア42は、上側に回転係止すべきセンタコアが無いため、その上には下側にのみピン43bを突出させた、厚みの薄いトップスペーサ43′が配置される。
以上のように積層された磁気ディスクメディア41、つまりディスクスタック40は、連結軸44、ベアリングボール45、圧縮コイルばね46、およびセンタプレート47により、安定した回転支持がなされている。
図5に示すように、連結軸44は、積層されたセンタコア42の相互間の中心の振れを少なくするとともに、ベアリングボール45および圧縮コイルばね46を保持するためのものであり、軸部44a、ボール保持部44b、およびばね保持部44cからなる。軸部44aは、センタコア42のセンタホール42dに挿通可能な円柱形状からなる。ボール保持部44bは、軸部44aの上端に上側に開口した有底円筒状に形成されている。ボール保持部44bの深さは、ベアリングボール45の半径より大きく、そのためベアリングボール45がボール保持部44bに安定して保持される。ばね保持部44cは、ボール保持部44bの外径側に有底円筒を伏せた形状からなり、軸部44aとばね保持部44cの間の円筒状の空間に圧縮コイルばね46が配置される。なお、連結軸44の長さは任意的であるが、本実施形態では、下から2層目のセンタコア42まで届く長さであり、最下層のセンタコア42のセンタホール42dは、磁気ディスクドライブのスピンドル65が進入できるように開いている。
センタプレート47は、上プレート30の内面の中心、つまり、リブ37の内側の平面部分に貼り付けられた滑り部材である。センタプレート47は、例えば、ポリオキシメチレン樹脂、超高分子量ポリエチレンなどの滑り性と耐摩耗性に優れた材料から構成することができる。
ベアリングボール45は、例えばボールベアリングに使用される鋼製の球体からなるが、滑り性、耐摩耗性に優れた樹脂、例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリオキシメチレン樹脂などにより構成しても良い。ベアリングボール45は、連結軸44のボール保持部44b内に配置されて、ボール保持部44bの底面および上プレート30の内面の中心、つまりセンタプレート47と点接触により当接して、ディスクスタック40を回転支持する。
圧縮コイルばね46は、一端(上端)が連結軸44のばね保持部44cに保持され、他端(下端)が最上層のセンタコア42の上面に当接して、積層されたセンタコア42を下プレート10側、つまり磁気ディスクドライブのスピンドル65側へ付勢している。これにより、センタコア42は、カートリッジケース2の中でがたつくことがなく、磁気ディスクメディア41の回転時の振れが防止される。
磁気ディスクカートリッジ1に対し、データの記録、再生を行う磁気ディスクドライブは、図4に示すように、スピンドル65により、ディスクスタック40を回転させる。スピンドル65は、磁力により最下層のセンタコア42を吸着するとともに、センタコア42のセンタホール42dに入り込むことで、ディスクスタック40との軸合わせをする。この際、スピンドル65が、圧縮コイルばね46の付勢力に抗してセンタコア42を若干持ち上げるので、図4、図5に示すように、各磁気ディスクメディア41は、下ロータ51とインナプレート20、上下のインナプレート20同士、またはインナプレート20と上ロータ52の各間に形成される空間の中央に位置する。
磁気ディスクドライブの磁気ヘッド63は、スイングアーム62の先端に設けられている。磁気ヘッド63は、各磁気ディスクメディア41の両面に配置されている。
以上のような磁気ディスクカートリッジ1は、図2(a)に示すように、不使用時は、シャッタ4を図中左回りに回動させて開口部3を閉塞しておくことで、内部への塵埃の侵入を防止することができる。そして、使用時には、図2(b)に示すように磁気ディスクドライブに装填する際に、磁気ディスクドライブのシャッタオープンギヤ67が、溝13aに嵌って案内されてギヤ51fと噛合し、シャッタ4を図中右回りへ回動させる。
そして、スピンドル65が回転することで、ディスクスタック40が回転する。その後、アクチュエータ61により駆動されることでスイングアーム62が回動して、磁気ヘッド63が磁気ディスクメディア41の上に移動される。
磁気ヘッド63で、磁気ディスクメディア41にデータを記録する場合には、図示せぬ制御回路により磁気ヘッド63へ信号を送ることで磁気ディスクメディア41にデータが記録され、磁気ディスクメディア41からデータを再生する場合には、磁気ディスクメディア41上の磁界変化を磁気ヘッド63で検知して、信号が出力される。
このとき、ライナ49が適宜磁気ディスクメディア41に触れることで磁気ディスクメディア41上の塵埃が除去される。
このとき、ライナ49によって除去し切れなかった塵埃は、シャッタプレート51bの内面に設けられた集塵手段70によって集塵される。
磁気ディスクカートリッジ1の使用後は、磁気ヘッド63がカートリッジケース2から退避した後、磁気ディスクカートリッジ1をイジェクトすることで、シャッタオープンギヤ67によりギヤ51fが駆動されてシャッタ4が開口部3を閉じる。
このように磁気ディスクカートリッジ1は、複数の磁気ディスクメディア41を有することから、複数の磁気ヘッド63で同時にデータにアクセスすることで、データ転送を高速で行うことができる。
また、インナプレート20を積み上げていくことでカートリッジケース2が構成されるために、磁気ディスクメディア41を異なる枚数にする仕様変更が容易である。そして、磁気ディスクカートリッジ1の組立時には、磁気ディスクメディア41をインナプレート20や、下プレート10に組み付けた下ロータ51上に載せて取り扱うことができるため、磁気ディスクメディア41に触れる機会を減らし、品質をより安定させることができる。
そして、インナプレート20は、下プレート10もしくはインナプレート20の上に積層され、固定されていることから、磁気ディスクメディア41との平行性を高くでき、磁気ディスクメディア41の回転を安定させることができ、磁気ディスクメディア41の高速回転、ひいてはデータ転送の高速化も可能となる。
磁気ディスクカートリッジ1内に生じた塵埃は、まずライナ49によって除塵されるが、このときに除き切ることができなかった塵埃は、磁気ディスクメディア41の回転に伴う空気の流れに乗って、磁気ディスクカートリッジ1内を移動する。やがて、空気は開口部3から流出するが、このとき空気の流れに乗った塵埃はシャッタプレート51bの内面に設けられた集塵手段70としての粘着剤71に捕捉される。これによって、磁気ディスクカートリッジ1内の塵埃を効率よく捕捉することができる。また、粘着剤71が有する粘着性によって、一度捕捉された塵埃が磁気ディスクカートリッジ1内に再発塵することもない。結果、磁気ディスクメディア41の記録・再生を良好な状態に保つことができる。
さらに、磁気ディスクカートリッジ1の組立工程において、集塵手段70を設ける工程は粘着剤71を塗布するだけとなり、簡易に集塵手段70を設けることができる。
[第2の実施形態]
本実施の形態では、図7(b)に示すように、シャッタプレート51bの内面のほぼ全面にわたって、集塵手段である両面テープ72を貼付してある。
このような磁気ディスクカートリッジ1によれば、磁気ディスクカートリッジ1内に生じた塵埃はまずライナ49によって除塵されるが、このときに除き切ることができなかった塵埃は磁気ディスクメディア41の回転に伴う空気の流れに乗って、磁気ディスクカートリッジ1内を移動する。やがて、空気は開口部3から流出するが、このとき空気の流れに乗った塵埃はシャッタプレート51bの内面に設けられた集塵手段70としての両面テープ72に捕捉される。これによって、磁気ディスクカートリッジ1内の塵埃を効率よく捕捉することができる。また、両面テープ72が有する粘着性によって、一度捕捉された塵埃が磁気ディスクカートリッジ1内に再発塵することもない。結果、磁気ディスクメディア41の記録・再生を良好な状態に保つことができる。
しかも、集塵手段70として両面テープ72を用いているので、集塵手段70を設ける工程が、より一層簡易であるという利点が得られる。
[第3の実施形態]
本実施の形態では、図7(c)に示すように、シャッタプレート51bの内面のほぼ全面に後記する表面加工を施して粘着性を持たせてある。表面加工の手段としては、例えば溶剤を塗布することによって、シャッタプレート51bの内面に粘着性を持たせることが挙げられる。
この場合においても、シャッタプレート51bの内面に表面加工を施して粘着性を持たせてあるので、磁気ディスクカートリッジ1内の塵埃を効率よく捕捉することができ、また、再発塵を防止することができる。
しかも、溶剤を塗布するだけという極めて簡易な手段により、集塵手段70を設けることができ、生産性に優れた磁気ディスクカートリッジ1が得られる。
[第4の実施形態]
本実施の形態では、図7(d)に示すように、シャッタプレート51bの内面に、集塵手段である多孔性フィルタ部材74を設け、この多孔性フィルタ部材74に粘着剤71の膜を設けてある。この多孔性フィルタ部材74は、発泡樹脂、織布、および不織布から選択された一または複数の部材から構成することができる。例えば、多孔性フィルタ部材74として連続気泡型のスポンジを用い、そのスポンジを液状の粘着体に浸漬した後、シャッタプレート51bの内面に貼付したものを集塵手段70とする。このようにすることで、内部の気泡の表面まで粘着体を被覆させることができる。ここで、粘着剤71は前記した液状のものに限らず、ゲル状、油状のものを用いてもよい。また、固形状の粘着剤を多孔性フィルタ部材74の表面に塗布してもよい。
このような構成による磁気ディスクカートリッジ1によれば、粘着剤71を塗布した多孔性フィルタ部材74で、塵埃を効率よく捕捉することができる。また、再発塵をも防止することができる。
図8は、図7(d)、すなわち粘着剤71に浸漬した後の多孔性フィルタ部材74の断面を部分拡大した模式図である。図8に示すように、多孔性フィルタ部材74は、多孔質構造体74aと気泡74bからなり、多孔性フィルタ部材74の外表面と気泡74bの内側表面とが粘着剤71で被覆されたものとなっている。この図からつまり、気泡74bの内側表面を粘着剤71が被覆することにより、多孔性フィルタ部材74の気泡74bの表面積の分だけ粘着剤71の付着面積が大きくなっている。従って、全体としての表面積が増えた分、より多くの塵埃を捕捉することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することが可能である。例えば、実施形態においては、記録ディスクメディアとして磁気ディスクメディア41を適用したが、光によりデータを記録する光ディスクメディアの場合にも同様に適用することができる。
また、実施形態においては、下プレート10、インナプレート20、上プレート30をネジ91により締結固定したが、接着、溶着により一体に固定することも可能である。
また、図9に示すように、シャッタ4はカートリッジケース2の側面をスライドさせる形で設けてもよく、このシャッタ4の内面側に集塵手段70を設けてもよい。
さらに、前記各実施形態では、集塵手段70をシャッタプレート51bの内面のほぼ全面にわたって設けたが、シャッタプレート51bの一部にのみ設けてもよい。
また、前記各実施形態では、粘着剤71の塗布形状、両面テープ72の貼付形状、表面加工をするための溶剤の塗布形状、および多孔性フィルタ部材74の貼付形状をそれぞれ長方形状としたが、これに限られることはなく、楕円形状、菱形状などとしてもよい。
さらに、集塵手段70は着脱可能にしてもよい。この場合には、塵埃が蓄積したときなどに集塵手段70を交換することができ、これによって集塵性能を維持することができる。
第1の実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの分解斜視図である。 第1の実施形態に係る磁気ディスクカートリッジの外観斜視図の(a)シャッタを閉じた状態、および(b)シャッタを開けた状態を示す。 上プレートの内面を示す斜視図である。 磁気ディスクドライブに装填した磁気ディスクカートリッジの図2(b)におけるIV−IV断面図である。 図4の部分拡大図である。 磁気ディスクメディアの積層構造を示す分解斜視図である。 シャッタプレートの内面を示す図であり、(a)は粘着剤を塗布した状態を示す図、(b)は両面テープを貼付した状態を示す図、(c)は溶剤を塗布して表面加工を施した状態を示す図、(d)は多孔性フィルタ部材に粘着剤の膜を設けた状態を示す図である。 図7(d)の断面を部分拡大した模式図である。 シャッタの開閉をスライド状にした磁気ディスクカートリッジの外観斜視図である。
符号の説明
1 磁気ディスクカートリッジ
2 カートリッジケース
3 開口部
4 シャッタ
10 下プレート
20 インナプレート
23 切欠
30 上プレート
34 開口
40 ディスクスタック
41 磁気ディスクメディア
42 センタコア
43 スペーサ
44 連結軸
45 ベアリングボール
47 センタプレート
49 ライナ
51 下ロータ
52 上ロータ
61 アクチュエータ
62 スイングアーム
63 磁気ヘッド
65 スピンドル
70 集塵手段

Claims (8)

  1. フレキシブルな複数の記録ディスクメディアをカートリッジケース内に一体回転可能に収納した記録ディスクカートリッジであって、
    前記カートリッジケースは、前記記録ディスクメディアの平行な下壁を構成する下プレートと、前記下プレートの上に積層され固定されて前記複数の記録ディスクメディアを仕切る少なくとも1枚のインナプレートと、前記インナプレートの上に積層され固定されて前記カートリッジケースの上壁を構成する上プレートと、これらの下プレート、インナプレート、および上プレートにより構成される側部の一部に形成された開口部と、前記開口部を開閉するシャッタとを備え、
    前記シャッタの少なくとも一部に集塵手段が設けられたことを特徴とする記録ディスクカートリッジ。
  2. 前記シャッタは、前記開口部を開閉する板状部材であるシャッタプレートと、前記シャッタプレートを回動自在に支持する回動支持部材とを含んで構成され、
    前記集塵手段は、前記シャッタプレートの内面に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の記録ディスクカートリッジ。
  3. 前記シャッタは、前記開口部を開閉する板状部材であるシャッタプレートが、前記カートリッジケースの一部に形成された溝に係合されて支持されることで構成され、
    前記集塵手段は、前記シャッタプレートの内面に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の記録ディスクカートリッジ。
  4. 前記集塵手段は、前記シャッタの少なくとも一部に塗布された粘着剤であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録ディスクカートリッジ。
  5. 前記集塵手段は、前記シャッタの少なくとも一部に貼付された両面テープであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録ディスクカートリッジ。
  6. 前記集塵手段は、前記シャッタの少なくとも一部を表面加工して、粘着性を持たせて構成されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の記録ディスクカートリッジ。
  7. 前記集塵手段は、多孔性フィルタ部材に粘着剤の膜を設けて構成されたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項の記録ディスクカートリッジ。
  8. 前記多孔性フィルタ部材は、発泡樹脂、織布、および不織布から選択された一または複数の部材であることを特徴とする請求項4に記載の記録ディスクカートリッジ。
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