JP2006079668A - 半導体記憶装置のデコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】冗長メモリセルのテスト時間を短縮する。
【解決手段】アドレス設定が出来ずシリアルアクセスのみの半導体記憶装置におけるカラムデコーダは、冗長ヒューズ信号を出力する冗長ヒューズ20と、カラムアドレスAYijをデコードするカラムデコード回路30と、このカラムデコード回路30のデコード結果の出力先を冗長ヒューズ信号により切り替えるカラムデコード切替回路40と、このカラムデコード切替回路40の出力信号を駆動してノーマルカラム線CL0〜CL3及び冗長カラム線RRCL0へ出力するカラムドライバ50とにより構成されている。カラムデコード回路30は、ノーマルカラム線CL0〜CL3の動作後に連続して冗長カラム線RCL0を動作させる構成になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、FIF0(First-In First-Out)メモリやシリアルレジスタ等のアドレスをランダムにアクセスすることが出来ず、シリアルアクセスのみが可能で、且つダイナミック型のメモリセルを使用している半導体記憶装置におけるデコーダ、特に、その冗長メモリセルの試験回路に関するものである。
従来、半導体記憶装置における不良メモリセルを救済するための冗長回路としては、例えば、次の文献等に記載されるものがあった。
特開平6−203590号公報
この特許文献1には、ランダムアクセス可能なフラッシュメモリ(例えば、紫外線による消去可能で電気的に書き込み可能なEPROM)等の電気的一括消去型の不揮発性半導体記憶装置において、ロウ(Row、行)側のワード線冗長回路に関する技術が記載されている。
又、MOSトランジスタのゲートの容量と、高入力抵抗による電荷の蓄積による記憶作用を利用したダイナミック型メモリセルを使用する半導体記憶装置において、冗長メモリセルを用意し、不良メモリセルを救済する方法が広く実用化されているが、特にカラム(Column、列)方向の不良メモリセル救済の方法の1つとして、不良メモリセル以降のメモリセルが順次シフトされる、いわゆるシフト型冗長回路が用いられている。このシフト型冗長回路を搭載した半導体記憶装置の構成例を図8に示す。
図8は、従来の半導体記憶装置の概略を示す構成図である。
この半導体記憶装置は、シフト型冗長回路を有し、FIFOメモリ等のようにアドレス設定が出来ず、シリアルアクセスのみが可能なメモリであり、データを格納するメモリセルアレイ1を有している。メモリセルアレイ1は、ロウ方向の複数のワード線WLと、この複数のワード線WLに対して直交する複数のビット線BL及び逆相ビット線BLb対と、この各ビット線BL,BLb対に対して平行に配置され且つ電気的に接続された複数の転送データ線DL及び逆相転送データ線DLb対とを有している。各ワード線WLと各ビット線BL,BLbとの交差箇所には、ダイナミック型のメモリセル2がそれぞれ接続されてマトリクス状に配置されている。各ダイナミック型のメモリセル2は、電源線に接続された電荷蓄積用のキャパシタ2aと、このキャパシタ2aとビット線BL,BLbとの間に接続された電荷転送用のNチャネル型MOSトランジスタ(以下、「NMOS」という。)2bとで構成された1トランジスタ型のメモリセルであり、そのNMOS2bのゲートがワード線WLに接続され、ドレインがビット線BL又はBLbに接続されている。
複数のワード線WLは、ロウアドレスをデコードするロウデコーダ部3に接続され、このロウデコーダ部3の出力によって選択的に活性化されるようになっている。複数のビット線BL,BLb対の一端側にはセンスアンプ部4−1が接続され、更に、そのビット線BL,BLb対の他端側にもセンスアンプ部4−2が接続されている。センスアンプ部4−1は、各ビット線BL,BLb間にそれぞれ接続された複数のセンスアンプ5Aを有している。同様に、センスアンプ部4−2も、各ビット線BL,BLb間にそれぞれ接続された複数のセンスアンプ5Bを有している。各センスアンプ5A,5Bは、データのリード(読み出し)時におけるビット線BL,BLb間の電位差を増幅する回路である。
各ビット線BL,BLb対にそれぞれ接続された複数の転送データ線DL,DLb対の一端側には、リードレジスタ部6−1が接続され、更に、その転送データ線DL,DLb対の他端側にも、ライトレジスタ部6−2が接続されている。リードレジスタ部6−1は、各転送データ線DL,DLb間にそれぞれ接続された複数のリードレジスタ7Aを有している。各リードレジスタ7Aは、ビット線BL,BLb対から読み出されたリードデータを、各転送データ線DL,DLb対を介して受け取り、一時保持する回路である。各ライトレジスタ7Bは、メモリセル2へのライト(書き込み)データを一時保持し、この保持したライトデータを転送データ線DL,DLbを介してビット線BL,BLbへ送出する回路である。
各転送データ線DL,DLb対の一端側には、各データ転送用NMOS8A−1,8A−2対を介して一対のリードデータ線RDLが接続され、その各NMOS8A−1,8A−2対の共通ゲートがカラム線CLを介してリード用カラムデコーダ部9−1に接続されている。カラムデコーダ部9−1は、リード用カラムアドレスをデコードして複数のNMOS8A−1,8A−2対をオン/オフ制御し、転送データ線DL,DLb対の一端側とリードデータ線RDLとを接続するものであり、複数のデコーダ10Aにより構成されている。各転送データ線DL,DLb対の他端側にも、各データ転送用NMOS8B−1,8B−2対を介して一対のライトデータ線WDLが接続され、その各NMOS8B−1,8B−2対の共通ゲートがカラム線CLを介してライト用カラムデコーダ部9−2に接続されている。カラムデコーダ部9−2は、ライト用カラムアドレスをデコードして複数のNMOS8B−1,8B−2対をオン/オフ制御し、転送データ線DL,DLb対の他端側とライトデータ線WDLとを接続するものであり、複数のデコーダ10Bにより構成されている。各デコーダ10A,10Bは、入力されるカラムアドレスが異なるものの、同一の回路で構成されている。
図8に示すメモリセルアレイ1の内、例えば、上部の複数のビット線BL,BLbに接続された複数のメモリセル2群がノーマルセル部(通常セル部)11、最下部のビット線BL,BLbに接続された複数のメモリセル2s群が冗長セル部12になっている。冗長セル部12は、ノーマルセル部11内の不良メモリセル2を救済するために、その不良メモリセル2がデータの読み書き(アクセス)の対象になった時に、その不良メモリセル2に代えて冗長メモリセル2sがアクセスされる。
図8の半導体記憶装置において、あるワード線WLとビット線BLに接続されたメモリセル2に対してデータDAを書き込む場合、供給されたロウアドレスAX及びカラムアドレスAYがロウデコーダ部3及びライト用カラムデコーダ部9−2によりデコードされ、ワード線WLが“H”レベルに活性化されると共に、カラムアドレスAY箇所のNMOS8B−1,8B−2がオン状態になる。ライトデータ線WDLに入力されたライト用のデータDAは、オン状態のNMOS8B−1,8B−2を介してこれに接続された転送データ線DL,DLbへ送られ、これに接続されたレジスタ7Bに保存される。レジスタ7Bに保存されたデータDAは、転送データ線DL,DLbを介してこれに接続されたビット線BL,BLbへ送られ、“H”レベルのワード線WLによりオン状態になっているメモリセル2内のNMOS2bを介して、キャパシタ2aに記憶される。
例えば、予めメモリセル2に欠陥があってこの不良メモリセル2が冗長メモリセル2sに置き換えられている場合、ロウアドレスAX及びカラムアドレスAYが供給されると、これがロウデコーダ部3及びライト用デコーダ部9−2によりデコードされ、不良メモリセル2に代えて冗長メモリセル2sが選択され、この冗長メモリセル2sに対してデータDAの書き込みが行われる。
又、メモリセル2に記憶されたデータDAを読み出す場合、供給されたロウアドレスAXがロウデコーダ部3によりデコードされ、ワード線WLが“H”レベルに活性化されて、これに接続された複数のメモリセル2,・・・内の各NMOS2bがオン状態になる。各メモリセル2,・・・内の各NMOS2bがオン状態になると、各キャパシタ2aに記憶されたデータDAが各ビット線BL,BLb対へ読み出され、これに接続された各センスアンプ5Aにより増幅された後、各レジスタ7Aに保持される。供給されたリード用カラムアドレスAYがリード用カラムデコーダ部9−1によりデコードされ、カラムアドレスAY箇所のNMOS8A−1,8A−2のみがオン状態になる。すると、レジスタ7Aに保持されたデータDAが、転送データ線DL,DLb及びオン状態のNMOS8A−1,8A−2を介してリードデータ線RDLに読み出される。
例えば、予めメモリセル2に欠陥があってこの不良メモリセル2が冗長メモリセル2sに置き換えられている場合、不良メモリセル2に記憶されるデータDAは、この不良メモリセル2に代えて冗長メモリセル2sに記憶されている。そのため、データ読み出しのためにロウアドレスAX及びカラムアドレスAYが供給されると、これがロウデコーダ部3及びリード用カラムデコーダ部9−1によりデコードされ、不良メモリセル2に代えて冗長メモリセル2sが選択され、この冗長メモリセル2sからデータDAの読み出しが行われる。
この種の半導体記憶装置では、不良メモリセル2の救済率を上げるための方法として、製造時におけるプロービング試験時に、複数の冗長メモリセル2s中に不良メモリセル2sがないかどうかの冗長セルテストを実施することがある。冗長メモリセル2s中に不良メモリセル2sが有れば、この不良メモリセル2sを使用しないようにプログラムする。
冗長セルテストを実施するためには、図示しないテスト端子等により、動作モードを冗長メモリセル2sが必ず選択されるモードとし、そのアドレスを指定することで冗長メモリセル2sの欠陥の有無を判定できる。
しかしながら、従来のFIF0メモリやシリアルレジスタ等のアドレス設定が出来ずシリアルアクセスのみが可能な図8のような半導体記憶装置では、回路構成上、リセット入力により、メモリ空間の先頭アドレスからシリアルにライト/リードを実施することが出来るが、汎用DRAM(Dynamic Random Access Memory)等のように任意のアドレスからのライト/リードを実施することが出来ない。そのため、カラム方向の冗長セルテストを実施するためには、冗長メモリセル2sのアドレスのみを指定することが出来ないため、冗長セルテストモードにした上で、全メモリ空間をアクセスする必要があった。この結果、冗長メモリセル2sの欠陥判定のためだけに全メモリ空間をアクセスするため、テスト時間が増大するといった課題があった。
本発明の半導体記憶装置のデコーダでは、冗長箇所がプログラムされた冗長ヒューズ信号を出力する冗長ヒューズと、デコード手段及び出力手段を有するカラムデコード回路と、第1、第2の転送手段を有するカラムデコード切替回路と、第1、第2の駆動素子を有するカラムドライバとを備えている。
前記カラムデコード回路内のデコード手段は、ノーマルカラム線の選択時に第1の電位になり、前記ノーマルカラム線の選択終了後に連続して選択される冗長カラム線の選択時に第2の電位に遷移する冗長アドレス信号が与えられ、前記第1の電位により活性化し、カラムアドレスをデコードしてノーマルカラム線選択信号を出力した後、前記第2の電位により非活性化して前記ノーマルカラム線選択信号の出力を停止する。前記出力手段は、前記冗長アドレス信号の第2の電位に応答し、前記ノーマルカラム線選択信号の出力後にこれに連続して冗長カラム線選択信号を出力する。
前記カラムデコード切替回路内の第1の転送手段は、前記冗長ヒューズ信号により転送先が切り替えられ、前記ノーマルカラム線選択信号をその切り替えられた転送先へ出力する。前記第2の転送手段は、冗長セルテスト信号に応答して前記冗長カラム線選択信号の通過又は遮断を制御する。前記カラムドライバ内の第1の駆動素子は、カラムイネーブル信号により活性化し、前記第1の転送手段から出力された前記ノーマルカラム線選択信号を駆動して前記ノーマルカラム線へ出力する。前記第2の駆動素子は、前記カラムイネーブル信号により活性化し、前記第1の駆動素子の出力後に連続して、前記第2の転送手段から出力された前記冗長カラム線選択信号を駆動して前記冗長カラム線へ出力する。
本発明の他の半導体記憶装置のデコーダでは、冗長箇所がプログラムされた冗長ヒューズ信号を出力する冗長ヒューズと、第1、第2のデコード手段を有するカラムデコード回路と、第1、第2の転送手段を有するカラムデコード切替回路と、第1、第2の駆動素子を有するカラムドライバとを備えている。
前記カラムデコード回路内の第1のデコード手段は、ノーマルカラム線の選択時に第1の電位になり、冗長カラム線の選択時に第2の電位に遷移する冗長セルテスト信号が与えられ、前記第1の電位により活性化し、カラムアドレスをデコードして第1のノーマルカラム線選択信号を出力し、前記第2の電位により非活性化して前記第1のノーマルカラム線選択信号の出力を停止する。前記第2のデコード手段は、前記カラムアドレスをデコードしてこのデコード結果に基づき、前記冗長セルテスト信号の第1の電位により活性化して第2のノーマルカラム線選択信号を出力し、前記冗長セルテスト信号の第2の電位により非活性化して冗長カラム線選択信号を出力する。
前記カラムデコード切替回路内の第1の転送手段は、前記冗長ヒューズ信号により転送先が切り替えられ、前記第1のノーマルカラム線選択信号をその切り替えられた転送先へ出力する。前記第2の転送手段は、前記冗長ヒューズ信号により転送先が切り替えられ、前記第2のデコード手段から出力された前記第2のノーマルカラム線選択信号又は前記冗長カラム線選択信号をその切り替えられた転送先へ出力する。前記カラムドライバ内の第1の駆動素子は、カラムイネーブル信号により活性化し、前記第1及び第2の転送手段から出力された前記第1及び第2のノーマルカラム線選択信号を駆動して前記ノーマルカラム線へ出力する。前記第2の駆動素子は、前記カラムイネーブル信号により活性化し、前記第2の転送手段から出力された前記冗長カラム線選択信号を駆動して前記冗長カラム線へ出力する。
上記デコーダにおいて、例えば、デコード手段及び駆動素子は論理回路により構成され、転送手段はトランスファゲートにより構成されている。
本発明の半導体記憶装置のデコーダによれば、ノーマル(通常)メモリセルの欠陥テスト時に、ノーマルメモリセルヘのアクセス後に連続して冗長メモリセルをアクセスすることが可能となる。これにより、冗長セルテストを別に実施し、不要なメモリセルヘのアクセスをする必要が無くなるため、テスト時間の短縮が可能となる。
本発明の他の半導体記憶装置のデコーダによれば、カラムアドレスの状態に無関係に冗長メモリセルのみを順次アクセスすることが可能となる。これにより、冗長セルテストの際に、不要なメモリセルヘのアクセスをする必要が無くなるため、テスト時間の短縮が可能となる。
本発明では、冗長ヒューズから、冗長箇所がプログラムされた冗長ヒューズ信号が出力され、カラムデコード切替回路へ送られる。カラムデコード回路内のデコード手段は、ノーマルカラム線の選択時に第1の電位になり、ノーマルカラム線の選択終了後に連続して選択される冗長カラム線の選択時に第2の電位に遷移する冗長アドレス信号が与えられ、前記第1の電位により活性化し、カラムアドレスをデコードしてノーマルカラム線選択信号をカラムデコード切替回路へ出力した後、前記第2の電位により非活性化してノーマルカラム線選択信号の出力を停止する。カラムデコード回路内の出力手段は、冗長アドレス信号の第2の電位に応答し、ノーマルカラム線選択信号の出力後にこれに連続して冗長カラム線選択信号をカラムデコード切替回路へ出力する。
カラムデコード切替回路内の第1の転送手段は、冗長ヒューズ信号により転送先が切り替えられ、ノーマルカラム線選択信号をその切り替えられた転送先へ出力する。第2の転送手段は、冗長セルテスト信号に応答して冗長カラム線選択信号の通過又は遮断を制御する。すると、カラムドライバ内の第1の駆動素子は、カラムイネーブル信号により活性化し、第1の転送手段から出力されたノーマルカラム線選択信号を駆動してノーマルカラム線へ出力する。更に、第2の駆動素子は、カラムイネーブル信号により活性化し、第1の駆動素子の出力後に連続して、第2の転送手段から出力された冗長カラム線選択信号を駆動して冗長カラム線へ出力する。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1を示す図8の半導体記憶装置におけるカラムデコーダ部内のデコーダの概略の回路図である。
図1のデコーダは、図8のカラムデコーダ部9−1,9−2を構成する各デコーダ10A,10Bに相当する回路である。なお、図1では図面を簡略化するために、4本のノーマルカラム線CL0〜CL3と1本の冗長カラム線RCL0を有する構成例が示されている。
この図1のデコーダは、主として、冗長ヒューズ信号を出力する冗長ヒューズ20と、カラムアドレスAYijをデコードするカラムデコード回路30と、このカラムデコード回路30のデコード結果の出力先を冗長ヒューズ信号により切り替えるカラムデコード切替回路40と、このカラムデコード切替回路40の出力信号を駆動してノーマルカラム線CL0〜CL3及び冗長カラム線RRCL0へ出力するカラムドライバ50とにより構成されている。
冗長ヒューズ20は、切断可能なヒューズ21−1〜21−4を直列に接続したヒューズ配線21と、このヒューズ配線21の一端に接続され、ヒューズ配線21に信号を送出するためのヒューズドライバ22と、ヒューズ配線21の他端に接続され、ヒューズ配線21の電位を保持しておくためのヒューズクランプ23と、インバータ24−1〜24−4とにより主に構成されている。
インバータ24−1は、ヒューズ21−1,24−2間のヒューズノードFN1を入力とし、ノードNd1を出力とする。インバータ24−2は、ヒューズ21−2,21−3間のヒューズノードFN2を入力とし、ノードNd2を出力とする。インバータ24−3は、ヒューズ21−3,21−4間のヒューズノードFN3を入力とし、ノードNd3を出力とする。インバータ24−4は、ヒューズ21−4、ヒューズクランプ23間のヒューズノードFN4を入力とし、ノードNd4を出力とする。インバータ24−1〜24−4の出力ノードNd1〜Nd4が冗長ヒューズ20の出力となり、カラムデコード切替回路40に入力されている。
ヒューズクランプ23は、電源線に接続されたPチャネル型MOSトランジスタ(以下、「PMOS」という。)23a,23bと、インバータ23cとにより主に構成されている。PMOS23b及びインバータ23cにより、ラッチ回路が構成されている。イネーブル信号FE“L”レベルのときはPMOS23aがオンし、イネーブル信号FEが“H”レベルのときは、インバータ23cを介してPMOS23bがオンすることにより、ヒューズ配線21を“H”レベルに保持する。ここで、PMOS23bは、そのオン抵抗がヒューズ配線21の抵抗値よりも十分大きくなるようなディメンジョンを使用している。
カラムデコード回路30は、逆相冗長アドレス信号Abにより活性化し、カラムアドレスAYijをデコードしてノーマルカラム線選択信号を出力するデコード手段(例えば、3入力の否定論理積ゲート(以下、「NAND」という。)31−1〜31−4、及びこれらの出力信号を反転するインバータ32−1〜32−4)と、逆相冗長アドレス信号Abを反転して冗長カラム線選択信号をノードN15へ出力する出力手段(例えば、インバータ32−5)とにより主に構成されている。インバータ32−1〜32−4は、NAND31−1〜31−4の出力を入力とし、カラムデコード切替回路40に入力されるノードNd11〜Nd14を出力としている。
カラムデコード切替回路40は、冗長ヒューズ20の出力ノードNd1〜Nd4を入力とするインバータ41−1〜41−4と、冗長セルテスト信号Cを反転するインバータ41−5と、NMOS及びPMOSからなるトランスファゲート42−1〜42−9と、それぞれ2段ずつ直列に接続されているNMOS43−1,44−1〜43−5,44−5とにより主に構成されている。トランスファゲート42−1〜42−9は、出力ノードNd1〜Nd4及び冗長セルテスト信号Cとインバータ41−1〜41−5の出力ノードとにより、カラムデコード回路30の出力ノードNd11〜Nd15と、カラムデコード切替回路40の出力であるノードNd21〜Nd25との接続を切り替える回路である。2段ずつ直列に接続されたNMOS43−1,44−1〜43−5,44−5は、出力ノードNd21〜Nd25と接地線との間にそれぞれ接続されている。インバータ41−1〜41−4、トランスファゲート42−1〜42−8、及びNMOS43−1,44−1〜43−4,44−4により、第1の転送手段が構成されている。又、インバータ41−5、トランスファゲート42−9、及びNMOS43−5,44−5により、第2の転送手段が構成されている。
カラムデコード回路30内のインバータ32−1の選択デコード出力ノードNd11は、冗長ヒューズ20の出力ノードNd1が“H”レベルであれば、トランスファゲート42−1がオンすることにより、このトランスファゲート42−1を介してノードNd21に出力され、ノードNd1が“L”レベルであれば、トランスファゲート41−2がオンすることにより、このトランスファゲート41−2を介してノードNd22に出力される。以下同様に、ノードNd2〜Nd4及び冗長セルテストモード信号Cの状態により、インバータ32−2〜32−5の出力ノードNd12〜Nd15の内、ノードNd12がノードNd22もしくはノードNd23に出力され、ノードNd13がノードNd23もしくはノードNd24に出力され、ノードNd14がノードNd24もしくはノードNd25に出力され、ノードNd15がノードNd25に出力される。そのノードNd21〜Nd25がカラムデコード切替回路40の出力となり、カラムドライバ50に入力される。
カラムドライバ50は、ノーマルカラム線CL0〜CL3及び冗長カラム線RCL0の出力タイミングを決定するためのカラムイネーブル信号CLEによりゲートが開き、カラムデコード切替回路40により転送されたカラムデコード回路30の出力信号を通過させる2入力のNAND51−1〜51−5と、ノーマルカラム線CL0〜CL3及び冗長カラム線RCL0を駆動するためのインバータ52−1〜52−5とにより主に構成されている。NAND51−1〜51−4、及びインバータ52−1〜52−4により、第1の駆動素子が構成され、NAND51−5、及びインバータ52−5により、第2の駆動素子が構成されている。
カラムデコード切替回路40の出力ノードNd21が“H”レベルである場合、カラムイネーブル信号CLEが“H”レベルとなる区間と同期して、NAND51−1、及びインバータ52−1を介して、ノーマルカラム線CL0が駆動される。以下同様に、ノードNd22が“H”レベルである時にノーマルカラム線CL1が駆動され、ノードNd23が“H”レベルである時にノーマルカラム線CL2が駆動され、ノードNd24が“H”レベルである時にノーマルカラム線CL3が駆動され、ノードNd25が“H”レベルである時に冗長カラム線RCL0が駆動される。
次に、本実施例1の特徴を明確にするために、先の提案回路の構成及び動作について説明する。
(先の提案回路の構成及び動作)
先の提案回路では、例えば、図1において、カラムデコード回路30内の3入力NAND31−1〜31−4が、冗長アドレス信号Abが入力されず、カラムアドレスAYijのみが入力される2入力NAND(説明の便宜上、符号31−1P〜31−4Pを付しておく)になっている。冗長アドレス信号Abを入力とするインバータ32−5、冗長セルテストモード信号Cを入力するインバータ41−5及びトランスファゲート42−9が設けられていない。又、NMOS44−5のゲートが電源線に接続されている。
このような先の提案回路では、次の(1)、(2)のような試験動作を行う。
(1) 先の提案回路における冗長回路未使用時の動作:図2
図2は、先の提案回路における冗長回路未使用時の動作を示すタイミング波形図である。
冗長メモリセル以外の全メモリセルの試験を実施する場合(冗長カラム線RCL0を使用しない場合)の動作は、次のようになる。
ヒューズイネーブル信号FEが“L”レベルから“H”レベルに変化すると、ヒューズ配線21上のヒューズノードFN1〜FN4が“H”レベルから“L”レベルになり、これがインバータ24−1〜24−4により反転されて出力ノードNd1〜Nd4が“H”になる。その結果、カラムデコード切替回路40内のインバータ41−1〜41−41−4の出力側が“L”となり、トランスファーゲート42−1〜42−8の内、トランスファゲート42−1,42−3,42−5,42−7がオンする。トランスファゲート42−1,42−3,42−5,42−7がオンした後、例えば、カラムデコード回路30内の2入力NAND31−1P〜31−4PによりカラムアドレスAYijがデコードされ、これがインバータ32−1〜32−4で反転されて出力ノードNd11〜Nd14の内の出力ノードNd11が選択されて“H”レベルになったとすると、トランスファゲート42−1を通ってノードNd21が“H”レベルとなる。次いで、カラムイネーブル信号CLEが“H”レベルとなる期間と同期して、NAND51−1の出力信号が“H”レベルから“L”レベルになり、これがインバータ52−1で反転されて、ノーマルカラム線CL0が“L”レベルから“H”レベルとなる。同様に、ノードNd22〜Nd24が“H”レベルとなり、ノードNd25は“H”レベルとならないため、ノーマルカラム線CL0〜CL3のみが使用されることになる。
(2) 先の提案回路における冗長セルテストモード時の動作:図3
図3は、先の提案回路における冗長セルテストモード時の動作を示すタイミング波形図である。
冗長メモリセルを試験する場合の動作は、次のようになる。
ヒューズイネーブル信号FEが“L”レベルであるため、ヒューズノードFN1〜FN4は、ヒューズドライバ22と、ヒューズクランプ23内のPMOS23aと、このPMOS23aの出力を受けたインバータ23cとPMOS23bとから成るラッチ回路とにより、“H”レベルとなり、これがインバータ24−1〜24−4により反転して出力ノードNd1〜Nd4が“L”レベルとなる。その結果、カラムデコード切替回路40内のトランスファゲート42−1〜42−8の内、トランスファゲート42−2,42−4,42−6,42−8がオンし、ノードNd22,Nd23,Nd24,Nd25の内のいずれかが“H”レベルとなるため、ノーマルカラム線CL0は使用されず、ノーマルカラム線CL1,CL2,CL3と冗長カラム線RLC0が使用されることになる。
ここで、汎用DRAM等、任意のアドレスを指定できる場合においては、選択デコード出力ノードNd14が“H”レベルとなるようなアドレスを指定することで、冗長カラム線RCL0のみを選択することが出来る。しかし、図8のようなFIF0メモリ等のアドレス設定が出来ずにシリアルアクセルのみの半導体記憶装置では、任意のアドレスが指定できないため、選択デコード出力ノードNd11〜Nd14を順次選択することとなり、冗長カラム線RCL0のみでなく、ノーマルカラム線CL1〜CL3もアクセスする必要がある。そのため、先の提案回路では、上述の[発明が解決しようとする課題]で説明したように、冗長メモリセルの欠陥判定のためだけに全メモリ空間をアクセスすることになるので、テスト時間が増大する。
そこで、本実施例1の回路では、図1に示すように、カラムデコード回路30内の2入力NAND31−1P〜31−4Pの入力をカラムアドレスAYijの2入力から、冗長アドレス信号Abを加えた3入力NAND31−1〜31−4へと変更し、冗長アドレス信号Abを入力とし、カラムデコード切替回路40に入力されるノードNd15を出力としているインバータ32−5と、冗長セルテストモード信号Cを入力とするインバータ41−5と、冗長セルテストモード信号Cとインバータ41−5の出力ノードにより、インバータ32−5の出力ノードNd15の接続を切り替えるトランスファゲート42−9とを追加している。
このような構成にすることにより、本実施例1では、次のような試験動作を行う。
(実施例1の動作)
図4は、本実施例1の図1の動作(冗長セルテストモード)を示すタイミング波形図である。
ヒューズイネーブル信号FE、冗長セルテストモード信号C、及び冗長アドレス信号Abが“H”レベルになり、該ヒューズイネーブル信号FEの“H”レベルにより、インバータ22の出力側が“L”レベルになると共に、PMOS23aがオフする。すると、ヒューズノードFN1〜FN4が“L”レベルとなり、これがインバータ24−1〜24−4により反転されて出力ノードNd1〜Nd4が“H”レベルとなる。出力ノードNd1〜Nd4の“H”レベルは、インバータ41−1〜41−41−4により反転され、カラムデコード切替回路40内のトランスファゲート42−1〜42−8の内、トランスファゲート42−1,42−3,42−5,42−7がオンする。冗長アドレス信号Abの“H”レベルによりNAND31−1〜31−4が活性化しているので、NAND31−1〜31−4によりカラムアドレスAYijがデコードされ、これがインバータ32−1〜32−4で反転される。例えば、インバータ32−1の出力ノードNd11が選択された場合は、トランスファゲート42−1と、カラムイネーブル信号CLEに同期して活性化するNAND51−1と、インバータ52−1とを通して、ノーマルカラム線CL0が使用される。以下同様に、出力ノードNd12,Nd13,Nd14が選択された場合は、それぞれノーマルカラム線CL1,CL2,CL3が使用されることになる。また、冗長セルテストモード信号Cは“H”レベルになっているので、これがインバータ41−5で反転され、トランスファゲート42−9がオンし、常にインバータ41−5の出力ノードNd15とノードNd25が接続されている。
ここで、本実施例1の図1の半導体記憶装置は、FIF0メモリ等のシリアルアクセスメモリに関するものであるため、ノーマルカラム線CL0〜CL3は図4の通り順に選択されるが、ノーマルカラム線CL3が選択された後、冗長アドレス信号Abを“L”レベルとすることで、NAND31−1〜31−4の出力側が“H”レベルなり、これがインバータ32−1〜32−4で反転され、この出力ノードNd11〜Nd14が“L”レベルとなり、冗長アドレス信号Abの“L”レベルがインバータ32−5で反転されてこの出力ノードNd15が“H”レベルとなり、トランスファゲート42−9、NAND51−5、及びインバータ52−5を介して冗長カラム線RCL0が選択されることになる。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、通常のメモリセルの欠陥テスト時に、通常メモリセルヘのアクセス後に連続して冗長メモリセルをアクセスすることが可能となる。これにより、先の提案書のように、冗長セルテストを別に実施し、不要なメモリセルヘのアクセスをする必要が無くなるため、テスト時間の短縮が可能となる。
(実施例2の構成)
図5は、本発明の実施例2を示す半導体記憶装置におけるカラムデコーダ部内のデコーダの概略の回路図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。又、図6は、図5の回路全体を示す構成図である。
図5のデコーダでは、図1のカラムデコード回路30に代えて、これとは構成の異なるカラムデコード回路30Aが設けられている。このカラムデコード回路30Aでは、図1の冗長アドレス信号Abに代えて、反転冗長セルテスト信号Cbが用いられ、図1の冗長セルテスト信号C、インバータ32−5,41−5、及びトランスファゲート42−9が省略され、3入力NAND31−4及びインバータ32−4に代えて、第2のデコード手段(例えば、2入力NAND31−4A,32−4A)が設けられている。2入力NAND31−4Aは、カラムアドレスAYijを入力し、この出力信号と反転冗長セルテスト信号Cbとが2入力NAND32−4Aに入力され、このNAND32−4Aの出力側がノードNd14になっている。NAND31−1〜31−3、及びインバータ32−1〜32−3により、第1の転送手段が構成されている。その他の構成は、図1と同様である。
更に、図5のデコーダは、一般的に図6のように、複数のブロック(図6では3ブロックが例示されている)として使用されるが、それぞれのブロックの反転冗長セルテスト信号を別信号Cb1〜Cb3としている。なお、各ブロックの冗長カラム線は、符号RCL0,RCL1,RCL2で表示されている。
(実施例2の動作)
図7は、本実施例2の図6の動作(冗長セルテストモード)を示すタイミング波形図である。
本実施例2の試験動作では、先の提案回路の動作と同様に、ヒューズイネーブル信号FEが“L”レベルであるため、冗長ヒューズ20からの出力ノードNd1〜Nd4は“L”レベルとなり、カラムデコード切替回路40内のトランスファゲート42−1〜42−8の内、トランスファゲート42−2,42−4,42−6,42−8がオンする。この状態にて、反転冗長セルテスト信号Cb1を“L”レベルとすることで、カラムデコード回路3OA内のNAND31−1〜31−3,32−4Aの出力側が“H”レベルになり、出力ノードNd11,Nd12,Nd13が“L”レベル、出力ノードNd14が“H”レベルとなる。そのため、カラムデコード切替回路40の出力ノードNd21〜Nd24が“L”レベル、出力ノードNd25が“H”レベルとなり、カラムイネーブル信号CLEが“H”レベルとなった場合に、冗長カラム線RCL0が選択される。以下同様に、反転冗長セルテスト信号Cb2,Cb3を順次“L”レベルとすることで、各ブロックの冗長カラム線RCL1,RCL2のみが順に選択される。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、アドレスをシリアルにしか動作できない場合においても、カラムアドレスAYijの状態に無関係に冗長メモリセルのみを順次アクセスすることが可能となる。これにより、冗長セルテストの際に、不要なメモリセルヘのアクセスをする必要が無くなるため、テスト時間の短縮が可能となる。又、実施例1の回路と比較して、回路構成素子数が少ないので、レイアウト面積の削減も可能となる。
本発明は、上記実施例1、2に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例である実施例3としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a) 冗長ヒューズ20、カラムデコード回路30,30A、カラムデコード切替回路40、及びカラムドライバ50は、図示以外の回路素子で構成しても良い。
(b) 上記実施例のデコーダは、図8以外の他の構成のシリアルアクセス可能な半導体記憶装置に適用出来る。
本発明の実施例1を示す半導体記憶装置におけるカラムデコーダ部内のデコーダの概略の回路図である。 先の提案回路における冗長回路未使用時の動作を示すタイミング波形図である。 先の提案回路における冗長セルテストモード時の動作を示すタイミング波形図である。 本発明の実施例1の図1の動作(冗長セルテストモード)を示すタイミング波形図である。 本発明の実施例2を示す半導体記憶装置におけるカラムデコーダ部内のデコーダの概略の回路図である。 図5の回路全体を示す構成図である。 本発明の実施例2の図6の動作(冗長セルテストモード)を示すタイミング波形図である。 従来の半導体記憶装置の概略を示す構成図である。
符号の説明
1 メモリセルアレイ
4−1,4−2 センスアンプ部
6−1 リードレジスタ部
6−2 ライトレジスタ部
8A−1,8B−1 データ転送用MOSトランジスタ
9−1,9−2 カラムデコーダ部
11 ノーマルセル部
12 冗長セル部
20 冗長ヒューズ
30,30A カラムデコード回路
40 カラムデコード切替回路
50 カラムドライバ

Claims (3)

  1. 冗長箇所がプログラムされた冗長ヒューズ信号を出力する冗長ヒューズと、
    ノーマルカラム線の選択時に第1の電位になり、前記ノーマルカラム線の選択終了後に連続して選択される冗長カラム線の選択時に第2の電位に遷移する冗長アドレス信号が与えられ、前記第1の電位により活性化し、カラムアドレスをデコードしてノーマルカラム線選択信号を出力した後、前記第2の電位により非活性化して前記ノーマルカラム線選択信号の出力を停止するデコード手段と、前記冗長アドレス信号の第2の電位に応答し、前記ノーマルカラム線選択信号の出力後にこれに連続して冗長カラム線選択信号を出力する出力手段とを有するカラムデコード回路と、
    前記冗長ヒューズ信号により転送先が切り替えられ、前記ノーマルカラム線選択信号をその切り替えられた転送先へ出力する第1の転送手段と、冗長セルテスト信号に応答して前記冗長カラム線選択信号の通過又は遮断を制御する第2の転送手段とを有するカラムデコード切替回路と、
    カラムイネーブル信号により活性化し、前記第1の転送手段から出力された前記ノーマルカラム線選択信号を駆動して前記ノーマルカラム線へ出力する第1の駆動素子と、前記カラムイネーブル信号により活性化し、前記第1の駆動素子の出力後に連続して、前記第2の転送手段から出力された前記冗長カラム線選択信号を駆動して前記冗長カラム線へ出力する第2の駆動素子とを有するカラムドライバと、
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置のデコーダ。
  2. 冗長箇所がプログラムされた冗長ヒューズ信号を出力する冗長ヒューズと、
    ノーマルカラム線の選択時に第1の電位になり、冗長カラム線の選択時に第2の電位に遷移する冗長セルテスト信号が与えられ、前記第1の電位により活性化し、カラムアドレスをデコードして第1のノーマルカラム線選択信号を出力し、前記第2の電位により非活性化して前記第1のノーマルカラム線選択信号の出力を停止する第1のデコード手段と、前記カラムアドレスをデコードしてこのデコード結果に基づき、前記冗長セルテスト信号の第1の電位により活性化して第2のノーマルカラム線選択信号を出力し、前記冗長セルテスト信号の第2の電位により非活性化して冗長カラム線選択信号を出力する第2のデコード手段とを有するカラムデコード回路と、
    前記冗長ヒューズ信号により転送先が切り替えられ、前記第1のノーマルカラム線選択信号をその切り替えられた転送先へ出力する第1の転送手段と、前記冗長ヒューズ信号により転送先が切り替えられ、前記第2のデコード手段から出力された前記第2のノーマルカラム線選択信号又は前記冗長カラム線選択信号をその切り替えられた転送先へ出力する第2の転送手段とを有するカラムデコード切替回路と、
    カラムイネーブル信号により活性化し、前記第1及び第2の転送手段から出力された前記第1及び第2のノーマルカラム線選択信号を駆動して前記ノーマルカラム線へ出力する第1の駆動素子と、前記カラムイネーブル信号により活性化し、前記第2の転送手段から出力された前記冗長カラム線選択信号を駆動して前記冗長カラム線へ出力する第2の駆動素子とを有するカラムドライバと、
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置のデコーダ。
  3. 前記デコード手段及び前記駆動素子は論理回路により構成し、前記転送手段はトランスファゲートにより構成にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置のデコーダ。
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