JP2006079294A - 情報処理装置、実行制御方法及び実行制御プログラム - Google Patents

情報処理装置、実行制御方法及び実行制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 プログラムモジュールを適切に実行可能な情報処理装置、実行制御方法及び実行制御プログラムを提供する。
【解決手段】 画像処理装置100は、リソースが制限された実行環境とリソースが制限されていない実行環境とを設け、プログラムモジュールを実行して所定の情報処理を行うものであって、プログラムモジュールが実行される際の実行環境を決定し、その決定に応じて、リソースが制限された実行環境及びリソースが制限されていない実行環境のいずれかの下でプログラムモジュールを実行し、更にリソースが制限された実行環境で実行されるプログラムモジュールとリソースが制限されていない実行環境で実行されるプログラムモジュールとの間の通信を行うコントローラ110を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プログラムモジュールを実行して所定の情報処理を行う情報処理装置、当該情報処理装置における実行制御方法、及び、当該情報処理装置において実行される実行制御プログラムに関する。
プリンタやコピー機、スキャナ、あるいは、これらの機能を併せ持ついわゆるデジタル複合機等の画像処理装置をはじめとする各種情報処理装置は、複数のプログラムモジュールを実行して様々な処理を行う。
プログラムモジュールには、情報処理装置のメーカが開発したものと、利用者やサードパーティ等が開発したものとが存在する。一般に、情報処理装置のメーカが開発したプログラムモジュール(以下、「メーカ開発プログラムモジュール」と称する)は、情報処理装置を構成するCPUの処理能力やメモリの容量等を考慮して開発されているため、情報処理装置の正常な動作が保証される。
一方、利用者やサードパーティ等が開発するプログラムモジュール(以下、「ユーザ開発プログラムモジュール」と称する)は、ある程度自由に開発可能であるため、情報処理装置の正常な動作が妨げられる可能性がある。例えば、ファクス機能を有するデジタル複合機に、ユーザ開発プログラムモジュールが搭載される場合、その実行のためにCPUが占有されたり、メモリの多くの容量が使用されて、ファクス通信等の障害が発生する可能性がある。
このような問題に対して、情報処理装置の正常な動作を妨げるものでないユーザ開発プログラムモジュールについては認証情報を付加するようにし、その認証情報が付加されたユーザ開発プログラムモジュールのみを実行可能とする方法(例えば、特許文献1及び2参照)が提案されている。
特開2002−152458号公報 特開平11−24919号公報
上述した従来の方法では、情報処理装置の正常な動作は保証される。しかしながら、ユーザ開発プログラムモジュールの実行においては認証が必須であり、認証されていないユーザ開発プログラムモジュールは実行されない。このため、利用者等が自由にプログラムモジュールを開発して実行させるということが制限され、利用者等の自由度が低下してしまう。
本発明は、前述したような従来の問題を解決するためになされたもので、プログラムモジュールを適切に実行可能な情報処理装置、実行制御方法及び実行制御プログラムを提供するものである。
本発明に係る情報処理装置は、プログラムモジュールを実行して所定の情報処理を行うものであって、前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境を、リソースが制限された制限実行環境及びリソースが制限されていない非制限実行環境のいずれかに決定する実行環境決定手段と、前記実行環境決定手段により決定された前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境に従って、前記プログラムモジュールを実行するプログラムモジュール実行手段とを有する。
この構成により、プログラムモジュールは、リソースが制限されていない実行環境のみならず、リソースが制限された実行環境の下でも実行可能であって、実行不能であるということがない。このため、プログラムモジュールの実行においてリソースが過剰に使用されることが防止されて情報処理装置の正常な動作が確保されるとともに、利用者等によるプログラムモジュールの開発の自由度が維持され、適切なプログラムモジュールの実行が可能となる。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記制限実行環境で実行されるプログラムモジュールと前記非制限実行環境で実行されるプログラムモジュールとの間の通信制御を行う通信制御手段を有する。
この構成により、プログラムモジュール間で実行環境が異なっていても、これらプログラムモジュール間の通信が可能であり、情報のやり取り等が制限されることがない。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記実行環境決定手段が、前記非制限実行環境での動作保証がなされていないプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記制限実行環境に決定する。
この構成により、利用者等が開発してリソースが制限されていない実行環境での動作保証がなされていないプログラムモジュールについては、リソースが制限された実行環境の下で実行させて、情報処理装置の正常な動作を確保することが可能となる。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記実行環境決定手段が、前記非制限実行環境での動作保証がなされたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定する。
この構成により、リソースが制限されていない実行環境での動作保証がなされたプログラムモジュールについては、利用者等が開発したものであってもリソースが制限されていない実行環境の下で実行させることが可能となる。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記プログラムモジュールが、前記非制限実行環境での動作保証がなされたものである場合に、保証済み情報が付加され、前記実行環境決定手段が、前記保証済み情報が付加されたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定する。
この構成により、プログラムモジュールをリソースが制限されていない実行環境で実行させるべきか、リソースが制限された実行環境で実行させるべきかを、保証済み情報に基づいて、容易に決定することができる。
また、本発明に係る実行制御方法は、プログラムモジュールを実行して所定の情報処理を行う情報処理装置におけるものであって、前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境を、リソースが制限された制限実行環境及びリソースが制限されていない非制限実行環境のいずれかに決定する実行環境決定ステップと、前記実行環境決定ステップにより決定された前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境に従って、前記プログラムモジュールを実行するプログラムモジュール実行ステップとを有する。
また、本発明に係る実行制御方法は、前記制限実行環境で実行されるプログラムモジュールと前記非制限実行環境で実行されるプログラムモジュールとの間の通信制御を行う通信制御ステップを有する。
また、本発明に係る実行制御方法は、前記実行環境決定ステップが、前記非制限実行環境での動作保証がなされていないプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記制限実行環境に決定する。
また、本発明に係る実行制御方法は、前記実行環境決定ステップが、前記非制限実行環境での動作保証がなされたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定する。
また、本発明に係る実行制御方法は、前記プログラムモジュールが、前記非制限実行環境での動作保証がなされたものである場合に、保証済み情報が付加され、前記実行環境決定ステップが、前記保証済み情報が付加されたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定する。
また、本発明に係る実行制御プログラムは、プログラムモジュールを実行して所定の情報処理を行う情報処理装置において実行されるものであって、前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境を、リソースが制限された制限実行環境及びリソースが制限されていない非制限実行環境のいずれかに決定する実行環境決定ステップと、前記実行環境決定ステップにより決定された前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境に従って、前記プログラムモジュールを実行するプログラムモジュール実行ステップとを有する。
また、本発明に係る実行制御プログラムは、前記制限実行環境で実行されるプログラムモジュールと前記非制限実行環境で実行されるプログラムモジュールとの間の通信制御を行う通信制御ステップを有する。
また、本発明に係る実行制御プログラムは、前記実行環境決定ステップが、前記非実行環境での動作保証がなされていないプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記制限実行環境に決定する。
また、本発明に係る実行制御プログラムは、前記実行環境決定ステップが、前記非制限実行環境での動作保証がなされたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定する。
また、本発明に係る実行制御プログラムは、前記プログラムモジュールが、前記非制限実行環境での動作保証がなされたものである場合に、保証済み情報が付加され、前記実行環境決定ステップが、前記保証済み情報が付加されたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定する。
本発明によれば、プログラムモジュールは、リソースが制限された実行環境の下で実行可能であるため、リソースが過剰に使用されることを防止して情報処理装置の正常な動作を確保するとともに、利用者等によるプログラムモジュールの開発の自由度が維持され、適切なプログラムモジュールの実行が可能となる。
以下、本発明の実施の形態の情報処理装置としての画像処理装置について、図面を用いて説明する。
図1は、画像処理装置の構成を示す図である。図1に示す画像処理装置100は、例えば、プリント機能、コピー機能、スキャナ機能等を有するいわゆるデジタル複合機であり、コントローラ110、ROM(Read Only Memory)120、RAM(Random Access Memory)130、メモリ140及びディスク装置150を有する。
これらのうち、コントローラ110は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を内蔵し、実行環境決定部112、モジュール実行部114及びプロセス間通信部116を構成する。また、ROM120には、画像処理装置100のメーカが開発したプログラムモジュール(メーカ開発プログラムモジュール)122が格納されている。一方、RAM130には、画像処理装置100のメーカ以外の利用者やサードパーティ等が自由に開発し、追加、修正等を行うことが可能なプログラムモジュール(利用者開発プログラムモジュール)132が格納されている。
画像処理装置100には、プログラムモジュールの実行環境として、コントローラ110内のCPU、メモリ140、ディスク装置150等のリソースの使用が制限された実行環境(以下、「制限実行環境」と称する)と、リソースの使用が制限されていない実行環境(以下、「非制限実行環境」と称する)とが設けられている。
図2は、画像処理装置100における実行環境を示す図である。図2において、制限実行環境200は、当該制限実行環境200の下でプログラムモジュールを実行する制限環境モジュール実行機能202と、非制限実行環境300との間で通信を行うゲートウェイ機能204とによって実現される。一方、非制限実行環境300は、当該非制限実行環境300の下でプログラムモジュールを実行する非制限モジュール実行機能302と、制限実行環境200との間で通信を行う通信制御機能304とによって実現される。制限環境モジュール実行機能202及び非制限環境モジュール実行機能302は、コントローラ110のモジュール実行部114によって実現され、ゲートウェイ機能204及び通信制御機能304は、コントローラ110のプロセス間通信部116によって実現される。
再び、図1に戻って説明する。コントローラ110は、プログラムモジュールの実行を制御する。以下、コントローラ110によるプログラムモジュールの実行制御の詳細を説明する。
図3は、コントローラ110によるプログラムモジュールの実行制御を示すフローチャートである。コントローラ110は、ROM120に格納されたメーカ開発プログラムモジュール122及びRAM130に格納されたユーザ開発プログラムモジュール132のいずれかを取得する(S101)。例えば、コントローラ110は、予め定められた順序に従ってプログラムモジュールを取得したり、直前に実行されたプログラムモジュールによって指定されるプログラムモジュールを取得する。
次に、コントローラ110の実行環境決定部112は、取得したプログラムモジュールの実行に際して、リソースの制限が必要か否かを判定する(S102)。ここで、リソースの制限とは、プログラムモジュールの実行時におけるコントローラ110内のCPUの占有率、メモリ140の使用容量、ディスク装置150におけるアクセス可能な領域等が制限されることを意味する。
ここで、メーカ開発プログラムモジュール122は、コントローラ110内のCPUの処理能力、メモリ140の容量等を考慮して開発されているため、実行された時に画像処理装置100の正常な動作が保証されている。従って、コントローラ110は、ROM120に格納されたメーカ開発プログラムモジュール122を取得した場合には、当該メーカ開発プログラムモジュール122の実行に際して、リソースの制限は必要でないと判断する。
一方、ユーザ開発プログラムモジュール132は、利用者やサードパーティ等によってある程度自由に開発可能であるため、実行された時にリソースが過剰に使用され、画像処理装置100の正常な動作が妨げられる可能性や、ディスク装置150においてアクセスすべきでない領域にアクセスする可能性がある。従って、基本的には、コントローラ110の実行環境決定部112は、RAM130に格納されたユーザ開発プログラムモジュール132を取得した場合には、当該ユーザ開発プログラムモジュール132の実行に際して、リソースの制限が必要であると判断すればよい。
但し、ユーザ開発プログラムモジュール132であっても、画像処理装置100のメーカ等によって非制限実行環境での動作保証がなされたものである場合、換言すれば、画像処理装置100のメーカ等が、リソースが制限されていない実行環境下で実行されても画像処理装置100の正常な動作が確保されることを保証している場合には、処理の迅速化等のためにはリソースの制限が行われないことが望ましい。
このため、画像処理装置100のメーカ等によって非制限実行環境での動作保証がなされているユーザ開発プログラムモジュール132については、その動作保証がなされていることを表す保証済み情報が付加された上で、RAM130に格納されるようにする。そして、コントローラ110の実行環境決定部112は、RAM130に格納されたユーザ開発プログラムモジュール132を取得した場合において、当該ユーザ開発プログラムモジュール132に保証済み情報が付加されていれば、リソースの制限が必要でないと判断し、保証済み情報が付加されていなければ、リソースの制限が必要であると判断する。
図4は、ユーザ開発プログラムモジュール132と保証済み情報との対応を示す図である。図4において、ユーザ開発プログラムモジュール#1及び#3には、保証済み情報が付加された上でRAM130に格納される。一方、ユーザ開発プログラムモジュール#2には、保証済み情報が付加されていない。このため、コントローラ110の実行環境決定部112は、ユーザ開発プログラムモジュール#1及び#3の実行に際しては、リソースの制限が必要でないと判断し、ユーザ開発プログラムモジュール#2の実行に際しては、リソースの制限が必要であると判断する。このように保証済み情報に基づいて、リソースの制限が必要であるか否かが判定されることにより、当該判定を容易に行うことが可能となる。
S102において、リソースの制限が必要であると判断した場合、コントローラ110の実行環境決定部112は、プログラムモジュールの実行環境を制限実行環境に決定する(S103)。そして、コントローラ110のモジュール実行部114は、制限実行環境、ずなわち、コントローラ110内のCPUの占有率、メモリ140の使用容量、ディスク装置150におけるアクセス可能な領域等が制限された実行環境下で、制限環境モジュール実行機能202により、取得したプログラムモジュールを実行する(S104)。ここでは、保証済み情報が付加されていないユーザ開発プログラムモジュール132が制限実行環境下で実行されることになる。
一方、S102において、リソースの制限が必要でないと判断した場合、コントローラ110の実行環境決定部112は、プログラムモジュールの実行環境を非制限実行環境に決定する(S105)。そして、コントローラ110のモジュール実行部114は、非制限実行環境、ずなわち、コントローラ110内のCPUの占有率、メモリ140の使用容量、ディスク装置150におけるアクセス可能な領域等が制限されていない実行環境下で、非制限環境モジュール実行機能302により、取得したプログラムモジュールを実行する(S106)。ここでは、メーカ開発プログラムモジュール122と、保証済み情報が付加されたユーザ開発プログラムモジュール132とが非制限実行環境下で実行されることになる。S104及びS106におけるプログラムモジュールの実行後、次のプログラムモジュールの取得(S101)以降の動作が繰り返される。
図3に示すような手順でプログラムモジュールが実行される場合に、制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールと、非制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールとの間で通信を行う必要が生じる場合がある。ここでの通信は、例えば、制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールと、非制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールとの間の情報のやり取り、制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールの処理において、非制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールを呼び出す、あるいは、反対に非制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールの処理において、制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールを呼び出す等である。
このような場合、コントローラ110のプロセス間通信部116は、ゲートウェイ機能204及び通信制御機能304により、制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールと、非制限実行環境下で実行されるプログラムモジュールとの間で通信(プロセス間通信)を行う。ここでは、コントローラ110のプロセス間通信部116は、プログラムモジュールの実行環境が制限実行環境であるか、非制限実行環境であるかを意識することなく、プログラムモジュール間の通信を行うようにすれば良い。
このように、画像処理装置100は、リソースが制限された実行環境(制限実行環境)とリソースが制限されていない実行環境(非制限実行環境)とを設けた上で、非制限実行環境での動作保証がなされているプログラムモジュールについては、リソースを制限することなく実行する一方、非制限実行環境での動作保証がなされていないプログラムモジュールについては、リソースを制限した上で実行する。
従って、利用者等が開発したユーザ開発プログラムモジュール132は、非制限実行環境での動作保証がなされていれば、リソースが制限されることなく実行される一方、非制限実行環境での動作保証がなされていなくても、実行不可とはならずに、リソースが制限された上で実行されることになる。このため、プログラムモジュールの実行においてリソースが過剰に使用されることが防止されて画像処理装置100の正常な動作が確保されるとともに、利用者等によるプログラムモジュールの開発の自由度が維持される。
なお、上述した実施形態では、ユーザ開発プログラムモジュール132について、非制限実行環境での動作保証がなされている場合には、保証済み情報が付加された上でRAM130に格納されるようにしたが、メーカ開発プログラムモジュール122についても同様に、非制限実行環境での動作保証がなされている場合に、保証済み情報が付加された上でROM120に格納されるようにしてもよい。この場合、コントローラ110の実行環境決定部112は、ROM120に格納されたメーカ開発プログラムモジュール122を取得した場合に、当該メーカ開発プログラムモジュール122に保証済み情報が付加されていれば、リソースの制限が必要でないと判断し、保証済み情報が付加されていなければ、リソースの制限が必要であると判断する。
また、本発明は、デジタル複合機のみならず、コピー機、スキャナ、プリンタ等の他の画像処理装置をはじめとする各種情報処理装置に適用することができる。
以上、説明したように、本発明に係る情報処理装置、実行制御方法及び実行制御プログラムは、プログラムモジュールを適切に実行可能であり、情報処理装置、実行制御方法及び実行制御プログラムとして有用である。
画像処理装置の構成を示す図である。 画像処理装置における実行環境を示す図である。 プログラムモジュールの実行制御を示すフローチャートである。 ユーザ開発プログラムモジュールと保証済み情報との対応の一例を示す図である。
符号の説明
100 画像処理装置
110 コントローラ
112 実行環境決定部
114 モジュール実行部
116 プロセス間通信部
120 ROM
122 メーカ開発プログラムモジュール
130 RAM
132 ユーザ開発プログラムモジュール
140 メモリ
150 ディスク装置
200 制限実行環境
202 制限環境モジュール実行機能
204 ゲートウェイ機能
300 非制限実行環境
302 非制限環境モジュール実行機能
304 通信制御機能

Claims (15)

  1. プログラムモジュールを実行して所定の情報処理を行う情報処理装置であって、
    前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境を、リソースが制限された制限実行環境及びリソースが制限されていない非制限実行環境のいずれかに決定する実行環境決定手段と、
    前記実行環境決定手段により決定された前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境に従って、前記プログラムモジュールを実行するプログラムモジュール実行手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制限実行環境で実行されるプログラムモジュールと前記非制限実行環境で実行されるプログラムモジュールとの間の通信制御を行う通信制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記実行環境決定手段は、前記非制限実行環境での動作保証がなされていないプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記制限実行環境に決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記実行環境決定手段は、前記非制限実行環境での動作保証がなされたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記プログラムモジュールは、前記非制限実行環境での動作保証がなされたものである場合に、保証済み情報が付加され、
    前記実行環境決定手段は、前記保証済み情報が付加されたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. プログラムモジュールを実行して所定の情報処理を行う情報処理装置における実行制御方法であって、
    前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境を、リソースが制限された制限実行環境及びリソースが制限されていない非制限実行環境のいずれかに決定する実行環境決定ステップと、
    前記実行環境決定ステップにより決定された前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境に従って、前記プログラムモジュールを実行するプログラムモジュール実行ステップとを有することを特徴とする実行制御方法。
  7. 前記制限実行環境で実行されるプログラムモジュールと前記非制限実行環境で実行されるプログラムモジュールとの間の通信制御を行う通信制御ステップを有することを特徴とする請求項6に記載の実行制御方法。
  8. 前記実行環境決定ステップは、前記非制限実行環境での動作保証がなされていないプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記制限実行環境に決定することを特徴とする請求項6又は7に記載の実行制御方法。
  9. 前記実行環境決定ステップは、前記非制限実行環境での動作保証がなされたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の実行制御方法。
  10. 前記プログラムモジュールは、前記非制限実行環境での動作保証がなされたものである場合に、保証済み情報が付加され、
    前記実行環境決定ステップは、前記保証済み情報が付加されたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定することを特徴とする請求項9に記載の実行制御方法。
  11. プログラムモジュールを実行して所定の情報処理を行う情報処理装置において実行される実行制御プログラムであって、
    前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境を、リソースが制限された制限実行環境及びリソースが制限されていない非制限実行環境のいずれかに決定する実行環境決定ステップと、
    前記実行環境決定ステップにより決定された前記プログラムモジュールが実行される際の実行環境に従って、前記プログラムモジュールを実行するプログラムモジュール実行ステップとを有することを特徴とする実行制御プログラム。
  12. 前記制限実行環境で実行されるプログラムモジュールと前記非制限実行環境で実行されるプログラムモジュールとの間の通信制御を行う通信制御ステップを有することを特徴とする請求項11に記載の実行制御プログラム。
  13. 前記実行環境決定ステップは、前記非制限実行環境での動作保証がなされていないプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記制限実行環境に決定することを特徴とする請求項11又は12に記載の実行制御プログラム。
  14. 前記実行環境決定ステップは、前記非制限実行環境での動作保証がなされたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定することを特徴とする請求項11乃至13のいずれかに記載の実行制御プログラム
  15. 前記プログラムモジュールは、前記非制限実行環境での動作保証がなされたものである場合に、保証済み情報が付加され、
    前記実行環境決定ステップは、前記保証済み情報が付加されたプログラムモジュールが実行される際の実行環境を、前記非制限実行環境に決定することを特徴とする請求項14に記載の実行制御プログラム。
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