JP2006078670A - 光学補償シートおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 Re/Rthがゼロでない光学異方性層および透明支持体を有する光学補償シートにおいて、少なくとも一つの重合性基を有するディスコティック液晶性分子と複数の重合性基を有する化合物との重合反応により光学異方性層を形成する。
【選択図】 図1
Description
(1)三方向の屈折率主値が異なる光学異方性層および透明支持体を有する光学補償シートであって、光学異方性層が少なくとも一つの重合性基を有するディスコティック液晶性分子と複数の重合性基を有する化合物との重合反応により形成された層であることを特徴とする光学補償シート。
(2)ディスコティック液晶性分子が、円盤状核としてトリフェニレン核を有し、重合性基、ベンゼン環およびベンゼン環と共役する二重結合を含む一価の基を円盤状核の置換基として有する(1)に記載の光学補償シート。
(3)ディスコティック液晶性分子が下記式(I)で表される(2)に記載の光学補償シート:
(5)ディスコティック液晶性分子が、5゜未満の平均傾斜角で配向している(1)乃至(4)のいずれか一つに記載の光学補償シート。
(7)偏光が、200乃至400nmの波長を有する紫外線である(6)に記載の製造方法。
光学補償シートの透明支持体として、光学異方性を制御したポリマーフイルムが用いられる。支持体が透明であるとは、光透過率が80%以上であることを意味する。光学異方性は、具体的には、面内レターデーション(Re)が100nm以下であることが好ましく、50nm以下であることがさらに好ましい。また、厚み方向のレターデーション(Rth)は、500nm以下であることが好ましく、300nm以下であることがさらに好ましい。
以下の説明において、Re(λ)、Rth(λ)は、各々、波長λにおける面内のレターデーションおよび厚さ方向のレターデーションを表す。波長λには、通常450〜750nmの範囲の値が用いられる。本明細書においては、589nmの値を用いている。
Re(λ)は、KOBRA・21ADH(王子計測機器(株)製)において、波長λnmの光をフイルム法線方向に入射させて測定する。Rth(λ)は、前記Re(λ)、面内の遅相軸(KOBRA・21ADHにより判断される)を傾斜軸(回転軸)としてフイルム法線方向に対して+40°傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて測定したレターデーション値、および面内の遅相軸を傾斜角(回転軸)としてフイルム法線方向に対して−40°傾斜した方向から波長λnmの光を入射させて測定したレターデーション値の計3つの方向で測定したレターデーション値を基にKOBRA・21ADHが算出する。ここで平均屈折率の仮定値は、ポリマーハンドブック(John Wiley & Sons, Inc)、各種光学フイルムのカタログの値を使用することができる。平均屈折率の値が既知でないものについてはアッベ屈折計で測定することができる。主な光学フイルムの平均屈折率の値を以下に例示する。
セルロースアシレート: 1.48
シクロオレフィンポリマー:1.52
ポリカーボネート: 1.59
ポリメチルメタクリレート:1.49
ポリスチレン: 1.59
これら平均屈折率の仮定値と膜厚を入力することで、KOBRA・21ADHはnx、ny、nzを算出する。
ポリマーフイルムを延伸することによって、透明支持体自身にも光学異方性を与えることができる。なお、セルロースエステルフイルムにレターデーション上昇剤(欧州特許出願公開第0911656A2号明細書記載)を添加することで、光学的異方性のセルロースエステルフイルムを製造することもできる。セルロースエステルまたは合成ポリマーのフイルムは、ソルベントキャスト法により形成することが好ましい。透明支持体の厚さは、20乃至500μmであることが好ましく、50乃至200μmであることがさらに好ましい。透明支持体とその上に設けられる層(接着層、配向膜あるいは光学異方性層)との接着を改善するため、透明支持体に表面処理(例、グロー放電処理、コロナ放電処理、紫外線(UV)処理、火炎処理、アルカリ処理、酸処理)を実施してもよい。透明支持体の上に、接着層(下塗り層)を設けてもよい。
配向膜は、有機化合物(好ましくはポリマー)のラビング処理、無機化合物の斜方蒸着、マイクログルーブを有する層の形成、あるいはラングミュア・ブロジェット法(LB膜)による有機化合物(例、ω−トリコサン酸、ジオクタデシルメチルアンモニウムクロライド、ステアリル酸メチル)の累積のような手段で、設けることができる。さらに、電場の付与、磁場の付与あるいは光照射により、配向機能が生じる配向膜も知られている。ポリマーのラビング処理により形成する配向膜が特に好ましい。ラビング処理は、ポリマー層の表面を、紙や布で一定方向に、数回こすることにより実施する。
ディスコティック液晶性分子を斜めに配向させると、三方向の屈折率主値のうち最小の値を示す方向が透明支持体の面に対して斜めになる。配向膜に使用するポリマーの種類は、液晶セルの表示モードの種類も考慮して決定する。液晶セル内の棒状液晶性分子の多くが実質的に垂直に配向している表示モード(例、VA、OCB、HAN)では、ディスコティック液晶性分子を実質的に水平に配向させる機能を有する配向膜を用いる。液晶セル内の棒状液晶性分子の多くが実質的に水平に配向している表示モード(例、STN)では、ディスコティック液晶性分子を実質的に垂直に配向させる機能を有する配向膜を用いる。液晶セル内の棒状液晶性分子の多くが実質的に斜めに配向している表示モード(例、TN)では、ディスコティック液晶性分子を斜めに配向させる機能を有する配向膜を用いる。
本発明では、光学異方性層は、少なくとも一つの重合性基を有するディスコティック液晶分子と重合性基を複数有する化合物を重合反応させた層である。光学異方性層の光学異方性を、三方向の屈折率主値が異なる光学的二軸性となるように調節する。三方向の屈折率主値をn1、n2、n3(n1>n2>n3)とすると、それぞれの値は、下記式(I)を満足することが好ましく、下記式(II)を満足することがさらに好ましい。
(I)n1−n2>0.005かつn2−n3>0.005
(II)n1−n2>0.01かつn2−n3>0.01
n1、n2およびn3は、透明支持体について説明したように、KOBRA・21ADH(王子計測機器(株)製)を用いてReおよびRthを測定し、さらにそれらの測定結果から素材の屈折率を仮定して計算により求めることができる。
ディスコティック液晶性分子は、様々な文献(C. Destrade et al., Mol. Crysr. Liq. Cryst., vol. 71, page 111 (1981) ;日本化学会編、季刊化学総説、No.22、液晶の化学、第5章、第10章第2節(1994);B. Kohne et al., Angew. Chem. Soc. Chem. Comm., page 1794 (1985);J. Zhang et al., J. Am.Chem. Soc., vol. 116, page 2655 (1994))に記載されている。ディスコティック液晶性分子の円盤状核は、トリフェニレン核であることが特に好ましい。
本発明に用いられるディスコティック液晶性分子は少なくとも一つの重合性基を有する。重合性基は、不飽和重合性基、エポキシ基またはアジリジニル基であることが好ましく、不飽和重合性基であることがさらに好ましく、エチレン性不飽和重合性基であることが最も好ましい。
L−2:−AL−CO−O−AL−O−
L−3:−AL−CO−O−AL−O−AL−
L−4:−AL−CO−O−AL−O−CO−
L−5:−CO−AR−O−AL−
L−6:−CO−AR−O−AL−O−
L−7:−CO−AR−O−AL−O−CO−
L−8:−CO−NH−AL−
L−9:−NH−AL−O−
L−10:−NH−AL−O−CO−
L−11:−O−AL−
L−12:−O−AL−O−
L−13:−O−AL−O−CO−
L−15:−O−AL−S−AL−
L−16:−O−CO−AL−AR−O−AL−O−CO−
L−17:−O−CO−AR−O−AL−CO−
L−18:−O−CO−AR−O−AL−O−CO−
L−19:−O−CO−AR−O−AL−O−AL−O−CO−
L−20:−O−CO−AR−O−AL−O−AL−O−AL−O−CO−
L−21:−S−AL−
L−22:−S−AL−O−
L−23:−S−AL−O−CO−
L−24:−S−AL−S−AL−
L−25:−S−AR−AL−
以下に、式(I)で表されるディスコティック液晶性分子の例を、Rで表示する。
重合性基を複数有する化合物は、モノマー、オリゴマー、プレポリマー、ポリマーのいずれでもよい。
重合性基については、ディスコティック液晶性分子の重合性基と同様である。従って、重合性基は、不飽和重合性基、エポキシ基またはアジリジニル基であることが好ましく、不飽和重合性基であることがさらに好ましく、エチレン性不飽和重合性基であることが最も好ましい。
重合性基を複数有する化合物は、多価アルコールと不飽和脂肪酸とのエステルであることが好ましい。多価アルコールの例は、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキシド付加物、グリセリンプロピレンオキシド付加物、テトラヒドロフルフリルアルコール、エチルカルビトール、ネオペンチルグリコールを含む。不飽和脂肪酸は、アクリル酸およびメタクリル酸が好ましく、アクリル酸が特に好ましい。
重合性基を複数有する化合物の添加量は、ディスコティック液晶性分子に対して1質量%以上20質量%以下が好ましく、3質量%以上15質量%以下がさらに好ましい。
ディスコティック液晶性分子と重合性基を複数有する化合物を含む液晶組成物(塗布液)を、配向膜の上に塗布する。液晶組成物は、さらに、任意の添加剤(例、重合開始剤、可塑剤、モノマー、界面活性剤、配向温度低下剤、カイラル剤)を含むことができる。任意の添加剤の使用量は、液晶組成物の液晶性を損なわない量を限度とする。液晶組成物の塗布液の調製に使用する溶媒は、有機溶媒が好ましい。有機溶媒の例は、アミド(例、N,N−ジメチルホルムアミド)、スルホキシド(例、ジメチルスルホキシド)、ヘテロ環化合物(例、ピリジン)、炭化水素(例、ベンゼン、ヘキサン)、アルキルハライド(例、クロロホルム、ジクロロメタン)、エステル(例、酢酸メチル、酢酸ブチル)、ケトン(例、アセトン、メチルエチルケトン)、エーテル(例、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン)を含む。ケトンが好ましい。二種類以上の有機溶媒を併用してもよい。
液晶組成物の塗布は、公知の方法(例、バーコーティング法、押し出しコーティング法、ダイレクトグラビアコーティング法、リバースグラビアコーティング法、ダイコーティング法)により実施できる。
本発明の光学補償シートは、TN(Twisted Nematic)、IPS(In-Plane Switching)、FLC(Ferroelectric Liquid Crystal)、OCB(Optically Compensatory Bend)、STN(Supper Twisted Nematic)、VA(Vertically Aligned)およびHAN(Hybrid Aligned Nematic)のような様々な表示モードの液晶表示装置に用いることができる。本発明は、VAモードの液晶表示装置に用いると特に効果がある。VAモードの液晶表示装置に用いる場合、三方向の屈折率主値のうち最小の値を示す方向が透明支持体の法線と実質的に平行となるように、光学的二軸性液晶性分子を配向させる。液晶表示装置は液晶セル、偏光素子および光学補償シート(位相差板)からなる。偏光素子は、一般に偏光膜と保護膜からなる。偏光膜には、ヨウ素系偏光膜、二色性染料を用いる染料系偏光膜やポリエン系偏光膜がある。ヨウ素系偏光膜および染料系偏光膜は、一般にポリビニルアルコール系フイルムを用いて製造する。偏光膜の偏光軸は、フイルムの延伸方向に垂直な方向に相当する。保護膜は偏光膜の両面に設けられる。光学補償シートの透明支持体を、偏光膜の一方の側の保護膜としても機能させることができる。他方の側の保護膜としては、光学的等方性が高いセルロースエステルフイルムを用いることが好ましい。
ポリビニルアルコール(PVA−203、クラレ(株)製)をメタノール/水混合溶媒(容積比:20/80)に溶解して、5質量%溶液を調製した。この溶液をガラス板上に、バーコーターを用いて塗布した。塗布層を、80℃の温風で2分間乾燥した。ディスコティック液晶性分子(I−2)1.0gに、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート(大阪有機化学製)33mg、下記の添加剤(1)5mg、および下記の光重合開始剤(1)30mgを加え、得られた混合物をメチルエチルケトンに溶解して、24質量%溶液を調製した。溶液をポリビニルアルコール塗布層の上に、バーコーターを用いて塗布した。塗布したフイルムを125℃、30秒間で加熱した。形成した塗布層に、偏光板と干渉フィルターとを用いて偏光紫外線照射装置(ニコン技術工房(株)製)を用いて、125℃で波長が365nmの偏光を30分間照射した。その後、光学顕微鏡で観察して調べた結果、均一な異方性層(厚みは2μm)を得た。KOBRA・21ADH(王子計測機器(株)製)を用いてレターデーションを測定したところ、Re=21.2nm、Rth=186nmであった。二軸性を表すパラメーターは、BI(=Re/Rth)=0.114であり、三方向の屈折率主値が異なっていることを確認した。
エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート(大阪有機化学製)の使用量を66mgとし、後は実施例1と同様にして均一な異方性層(厚みは2μm)を作成した。KOBRA・21ADH(王子計測機器(株)製)を用いてレターデーションを測定したところ、Re=22.0nm、Rth=186nmであった。二軸性を表すパラメーターは、BI(=Re/Rth)=0.118であり、三方向の屈折率主値が異なっていることを確認した。
エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート(大阪有機化学製)の使用量を99mgとし、後は実施例1と同様にして均一な異方性層(厚みは2μm)を作成した。KOBRA・21ADH(王子計測機器(株)製)を用いてレターデーションを測定したところ、Re=22.3nm、Rth=184nmであった。二軸性を表すパラメーターは、BI(=Re/Rth)=0.121であり、三方向の屈折率主値が異なっていることを確認した。
厚さ100μmのロール状トリアセチルセルロースフイルムを透明支持体として用いた。透明支持体の正面(Re)レターデーションは2nm、厚み方向の(Rth)レターデーションは45nmであった。透明支持体の片面にゼラチン下塗り層を、反対側の面にジアセチルセルロース層を設けた。ゼラチン下塗り層の上に、アルキル変性ポリビニルアルコール(MP−203、クラレ(株)製)の2質量%水/メタノール溶液を#12バーで塗布し、120℃で2分間乾燥して、配向膜を形成した。ディスコティック液晶性分子(I−2)1.0gに、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレート(大阪有機化学製)33mg、実施例1で用いた添加剤(1)5mg、および実施例1で用いた光重合開始剤(1)30mgを加え、得られた混合物をメチルエチルケトンに溶解して、24質量%溶液を調製した。溶液をポリビニルアルコール塗布層の上に、バーコーターを用いて塗布した。塗布したフイルムを125℃、30秒間で加熱した。形成した塗布層に、偏光板と干渉フィルターとを用いて偏光紫外線照射装置(ニコン技術工房(株)製)を用いて、125℃で波長が365nmの偏光(偏光板の透過軸を支持体の進相軸に一致させた)を30分間照射した。その後、光学顕微鏡で観察して調べた結果、均一な異方性層(厚みは2μm)を得た。KOBRA・21ADH(王子計測機器(株)製)を用いてレターデーションを測定したところ、Re=24nm、Rth=230nmであった(支持体のレターデーションが加算されている)。光学的異方性層の二軸性を表すパラメーターは、BI(=Re/Rth)=0.104であり、三方向の屈折率主値が異なっていることを確認した。
ガラス基板をノルボルネン系フイルムに変え、あとは実施例1と同様にして均一な異方性層(厚みは2μm)を得た。KOBRA・21ADH(王子計測機器(株)製)を用いてレターデーションを測定したところ、Re=20.8nm、Rth=188nmであった。二軸性を表すパラメーターは、BI(=Re/Rth)=0.111であり、三方向の屈折率主値が異なっていることを確認した。
比較例として重合性基を複数有する化合物として架橋剤であるエチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリアクリレートを添加せず、他は実施例1と同様な工程で光学的異方性層を作製した。得られた異方性層を光学顕微鏡で観察して調べた結果、均一な異方性層を得た。KOBRA・21ADH(王子計測機器(株)製)を用いてレターデーションを測定した結果、Re=21.0nm、Rth=194nmであった。二軸性を表すパラメーターは、BI(=Re/Rth)=0.108であった。その結果、図1に示すように、重合性基を複数有する化合物の添加により二軸性を向上できることを確認した。
比較例1、および実施例1で得られた試料に対し、200mW/cm2の強度を有する非偏光紫外線を照射し、その安定性を評価した。レターデーションReの初期値を100%として、その経時変化を調べた。その結果、図2に示すように、重合性基を複数有する化合物の添加により安定性を向上できることを確認した。
Claims (7)
- 三方向の屈折率主値が異なる光学異方性層および透明支持体を有する光学補償シートであって、光学異方性層が少なくとも一つの重合性基を有するディスコティック液晶性分子と複数の重合性基を有する化合物との重合反応により形成された層であることを特徴とする光学補償シート。
- ディスコティック液晶性分子が、円盤状核としてトリフェニレン核を有し、重合性基、ベンゼン環およびベンゼン環と共役する二重結合を含む一価の基を円盤状核の置換基として有する請求項1に記載の光学補償シート。
- ディスコティック液晶性分子が下記式(I)で表される請求項2に記載の光学補償シート:
- 複数の重合性基を有する化合物が、多価アルコールと不飽和脂肪酸とのエステルである請求項1に記載の光学補償シート。
- ディスコティック液晶性分子が、5゜未満の平均傾斜角で配向している請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学補償シート。
- 透明支持体上に配向膜を形成する工程、少なくとも一つの重合性基を有するディスコティック液晶性分子と重合性基を複数有する化合物とを含む液晶組成物の塗布液を配向膜上に塗布する工程、液晶性分子を5゜未満の平均傾斜角で配向させる工程、そして偏光を照射して三方向の屈折率主値が異なる光学二軸性の発現とディスコティック液晶性分子と重合性基を複数有する化合物との重合反応を同時に行う工程をこの順序で実施することを特徴とする三方向の屈折率主値が異なる光学異方性層および透明支持体を有する光学補償シートの製造方法。
- 偏光が、200乃至400nmの波長を有する紫外線である請求項6に記載の製造方法。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8570472B2 (en) | 2009-02-27 | 2013-10-29 | Sk Innovation Co., Ltd. | Optical compensation film with hybrid arrangement of nematic liquid crystals consisting of connected mesogens with an angle and the method of manufacturing the same |
-
2004
- 2004-09-08 JP JP2004261282A patent/JP2006078670A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8570472B2 (en) | 2009-02-27 | 2013-10-29 | Sk Innovation Co., Ltd. | Optical compensation film with hybrid arrangement of nematic liquid crystals consisting of connected mesogens with an angle and the method of manufacturing the same |
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