JP2006078040A - 給湯機 - Google Patents

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    • F25B2339/047Water-cooled condensers

Abstract

【課題】本発明は、風呂加熱機能を有する貯湯式の給湯機に関するもので、湯切れの可能性を少なくし、快適性と利便性の向上を図った給湯機を提供する。
【解決手段】ヒートポンプサイクルから成る給湯加熱手段1と、温水を貯湯する貯湯槽6と、貯湯槽6に貯湯された温水を循環させて熱源とする風呂加熱手段20と、大気熱交換器5に霜が付着したことを検出する着霜検出手段23と、この霜を溶かす除霜回路11と、給湯加熱要求と風呂加熱要求とが同時にあり、かつ、除霜運転を行う場合に風呂加熱能力を制御する制御手段22とを設けているので、除霜運転と風呂加熱運転とが重なった場合、風呂の加熱能力を減少して湯の使用量を少なくすることで、湯切れの可能性を少なくすることができるため、快適性と利便性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は風呂の追い焚き機能を備える貯湯式の給湯機に関するものである。
従来、この種の給湯機として、貯湯槽の温水を利用した浴槽の追い焚き機能を持ったものがある(例えば、特許文献1参照)。
図3は、前記公報に記載された給湯機の概略図を示すものである。同図に示すように、給湯加熱手段1、圧縮機2、放熱器としての給湯熱交換器3、減圧装置4、大気熱を吸熱する大気熱交換器5からなるヒートポンプサイクルを構成したヒートポンプ熱源である。
給湯回路は貯湯槽6の下部から給湯熱交換器3、貯湯槽6の上部を順次接続することによって構成される。また、給湯熱交換器3は前記ヒートポンプサイクルを流れる冷媒と前記給湯回路を流れる水とが熱交換する構成となっている。
また、浴槽7の風呂加熱を行う場合、風呂熱交換器8を設けることによって、貯湯槽6上部から熱源側循環ポンプ9によって高温水を風呂熱交換器8に流して、利用側循環ポンプ10によって浴槽7から送られてきた水を加熱する一方、風呂熱交換器8で温度低下した貯湯槽水を貯湯槽6の中間部あるいは下部に戻すように構成したものである。
給湯加熱運転の場合、前述したように、風呂熱交換器8において、ヒートポンプ熱源で、貯湯槽6下部から送られてきた水を高温に加熱し、貯湯槽6の上部に貯湯していく。
この時、大気熱交換器5では大気のエネルギーを吸収するが、冬のような低外気温度になると大気熱交換器5を流れる冷媒の温度が氷点下となり、大気熱交換器5の表面に霜が付く場合がある。この付着した霜が成長すると大気のエネルギーを吸収しにくくなるので、この付着した霜を溶かす除霜運転を行う。
除霜運転は同図の一点鎖線11で示す除霜回路により行われる。除霜回路は、除霜開閉弁12を備え、圧縮機2の吐出側と大気熱交換器5の入口側とを接続した構成となっている。通常の給湯加熱運転時には除霜開閉弁12を閉じるが、除霜運転時には除霜開閉弁12を開く。
例えば、大気熱交換器5に多量の霜が付着したときには、圧縮機2を駆動し、除霜開閉弁12を開き、高温の冷媒を除霜回路11に通すことによって、直接大気熱交換器5に流し、冷媒の持っている熱で大気熱交換器5に付着した霜を溶かす。そして、霜を溶かした後は、除霜開閉弁12を閉じて通常の給湯加熱運転に戻る。
一方、風呂加熱運転は、風呂加熱要求があると、前述したように、熱源側循環ポンプ9と利用側循環ポンプ10とを駆動して、風呂熱交換器8にて、貯湯槽6から送られてきた高温湯と浴槽7から送られてきた水または湯とが熱交換することによって浴槽7の湯が加熱される。
特開平11−72268号公報
しかしながら、前記従来の構成では、除霜運転を行っている間は給湯加熱運転が一旦停止される。そして、給湯加熱運転が停止されている間であっても、風呂加熱運転は継続される。
そのため、たとえ貯湯槽6の残湯量が少なくなったとしても、風呂加熱運転は残湯量に関係なく、通常の加熱能力で継続されてしまい、風呂加熱運転が続いたり、給湯負荷が重なったりした場合に、貯湯槽6の湯がなくなるという課題があった。
具体的な事例を挙げると、一般的に給湯負荷は夕方から夜にかけて集中するので、貯湯槽6の残湯量はこの時間帯に最も少なくなる。特に浴槽7への湯張りや、台所での給湯負荷や風呂でのシャワー等による給湯負荷が同時に、あるいは続けて発生した場合には、貯湯槽6の残湯量が極端に減少してしまう。
そうした場合に大気熱交換器5に霜が着き、その霜を溶かす除霜運転が行われると、給湯時に所定の給湯温度の湯が蛇口13から出ずに湯切れが発生する。
また、風呂加熱運転そのものが続行できなくなったり、風呂加熱能力が極端に低下し、浴槽7の温度が上昇し難くなるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するもので、除霜運転を行うときには、風呂加熱能力を減少することにより、湯切れの可能性を少なくし、かつ風呂加熱運転が継続できなくなる状況を回避し、快適性と利便性の向上を図った給湯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の給湯機は、圧縮機と給湯熱交換器と減圧装置と大気熱交換器を備えたヒートポンプサイクルと、給湯熱交換器で加熱した温水を貯える貯湯槽と浴槽水を加熱する風呂熱交換器とを備える風呂水加熱回路と、風呂水加熱回路を循環する温水の循環量を制御する循環流量制御手段とを備え、大気熱交換器に付着した霜を溶かす除霜運転機能を有し、循環流量制御手段は除霜運転が開始されたとき、貯湯槽に貯湯された温水の循環量を抑制するものである。
これによって、除霜運転と風呂加熱運転とが重なった場合、風呂の加熱能力を減少して湯の使用量を少なくすることで、湯切れの可能性を少なくし、かつ、風呂の追い焚き運転ができない状況を回避することができる。
本発明の給湯機は、大気熱交換器に付着した霜を溶かす除霜運転を行うために給湯加熱運転を中断しなければならない場合には、風呂の加熱能力を減少して湯の使用量を少なくすることで、湯切れの可能性を少なくし、かつ、風呂の追い焚き運転ができない状況を回避して、快適性と利便性の向上を図ることができる。
本発明は各請求項に記載の形態で実施できるものであり、第1の発明は、圧縮機と給湯熱交換器と減圧装置と大気熱交換器を備えたヒートポンプサイクルと、給湯熱交換器で加熱した温水を貯える貯湯槽と浴槽水を加熱する風呂熱交換器とを備える風呂水加熱回路と、風呂水加熱回路を循環する温水の循環量を制御する循環流量制御手段とを備え、大気熱交換器に付着した霜を溶かす除霜運転機能を有し、循環流量制御手段は除霜運転が開始されたとき、貯湯槽に貯湯された温水の循環量を抑制するものである。
これによって、除霜運転と風呂加熱運転とが重なった場合には、風呂の加熱能力を制御して貯湯槽の高温湯を使用するので、湯切れの可能性を少なくし、かつ、風呂の加熱運転ができない状況を回避して、快適性と利便性の向上を図ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の循環流量制御手段において、循環流量制御手段は風呂熱交換器出口の温水の温度と風呂熱交換器へ流れる浴槽水の温度との温度差を、除霜運転が行われていないときと比較して少なくなるように貯湯槽に貯湯された温水の循環量を制御するものである。
これによって、貯湯槽の高温湯の使用量が少なくなり、湯切れの可能性が少なくなる。
第3の発明は、特に、第2の発明において、貯湯槽の残湯量を検出する残湯量検出手段を設け、循環流量制御手段は前記残湯量検出手段により検出される貯湯槽の残湯量に応じて、貯湯槽に貯湯された温水の循環量を抑制するものである。
これによって、残湯量に応じて風呂の加熱能力を制御して貯湯槽の高温湯を使用するので、湯切れの可能性を少なくすることができる。
第4の発明は、特に、第2の発明において、循環流量制御手段は、前記残湯量検出手段により検出される貯湯槽の残湯量が第一所定値よりも少ない場合に、貯湯槽に貯湯された温水の循環量を抑制するように制御するようにしたものである。
これによって、残湯量が第一所定値よりも少ない場合は、除霜運転時の風呂の加熱能力を減少させるように制御する制御手段を備えた構成としているため、貯湯槽の残湯量が少なくなったときで、除霜運転と風呂加熱運転とが重なった場合には、風呂の加熱能力を減少して湯の使用量を少なくするので、湯切れの可能性を少なくし、かつ、風呂の加熱運転ができない状況を回避することができる。
第5の発明は、特に、第3の発明において、循環流量制御手段は、前記残湯量検出手段により検出される貯湯槽の残湯量が、前記第一所定値と比べて小さい値である第二所定値よりも少ない場合に、風呂の加熱を停止させるように制御するようにしたものである。
これによって、除霜運転時に、第二所定値よりも少ない場合、風呂の加熱運転を停止させるように制御する制御手段を備えた構成としているため、最低限の給湯負荷に対応する湯を確保することができるので、湯切れの可能性を少なくすることができる。
第6の発明は、特に、第4の発明において、風呂の加熱を停止させた場合に、警報を発する警報装置を備えたものである。
これによって、残湯量が少なくなったことを利用者に知らせることができるので、湯切れに対する対処ができ、利便性を改善することができる。
第7の発明は、特に、第1から第6の発明において、ヒートポンプに封入する冷媒を二酸化炭素としているので、高温高効率化と地球環境保全をはかるができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における給湯機の構成図である。
図1において、給湯機の熱源である給湯加熱手段1は、圧縮機2、給湯熱交換器3、減圧装置4および大気熱を吸熱する大気熱交換器5からなるヒートポンプサイクルを構成したヒートポンプ熱源である。そして、高圧側の冷媒圧力が臨界圧力以上となる二酸化炭素を冷媒とする。
貯湯槽6への給水は貯湯槽6下部に接続された給水管14を介してなされ、貯湯槽6上部の高温の湯は出湯管15を通り混合弁16で給水と混合することによって所定の温度の湯にしてから給湯管17を通って給湯端末(例えば蛇口13)から給湯される。
また、貯湯槽6の下部から循環ポンプ18、給湯熱交換器3および貯湯槽6の上部を順次接続する給湯回路を構成することによって、貯湯槽6から循環ポンプ18で送られてきた水は前記給湯熱交換器3で冷媒熱により加熱されて貯湯槽6の上から貯湯される。
沸き上げ温度検出手段19は、ヒートポンプ熱源で加熱した湯温を検出するため給湯熱交換器3の水側の出口に設けられている。
風呂加熱手段20は、水水熱交換器である風呂熱交換器8と、それに接続された熱源側と利用側水回路と、それら水回路にそれぞれ設けられた熱源側循環ポンプ9と利用側循環ポンプ10などからなる。そして、浴槽7の加熱は、熱源側循環ポンプ9で貯湯槽6から風呂熱交換器8に送られてきた高温の温水と、利用側循環ポンプ10で浴槽7から風呂熱交換器8に送られてきた水又は温水とが熱交換することによって行われる。
また貯湯槽6にはその表面温度を検出する第一の残湯温度検出手段21が取り付けられている。さらに、制御手段22は、前記風呂加熱手段20における加熱能力を制御するものである。
以上のように構成された給湯機について、以下にその動作、作用を説明する。
図1において、先ず、給湯加熱運転について説明する。貯湯槽6に高温湯を貯湯する給湯加熱要求があると、ヒートポンプ熱源で大気熱を利用した給湯加熱運転を行う。この場合、圧縮機2から吐出された臨界圧力以上の高温高圧の冷媒が給湯熱交換器3に流入し、ここで貯湯槽6の下部から送られてきた水と熱交換し放熱した後、減圧装置4で減圧し、さらに、大気熱交換器5で大気から熱を吸熱し、ガス化して圧縮機2に戻る。
この時、給湯熱交換器3に流入する高温冷媒で給湯熱交換器3の出口水温が所定温度となるように循環ポンプ18の回転数を制御し、所定の温度の湯が貯湯槽6の上部から流入し貯湯される。
なお、給湯熱交換器3での冷媒と水の流し方は対向流としている。また、前記給湯加熱要求としては、貯湯槽6全体を高温湯になるまで沸かす要求や、所定の残湯量を確保する要求などがある。
このうち、残湯量が少なくなって所定の残湯量を確保する給湯加熱運転について説明する。前記所定の残湯量の位置に第一の残湯温度検出手段21を設ける。そして、風呂の湯張りなどの給湯負荷があり残湯量が少なくなってくると、貯湯槽6の表面に設けた第一の残湯温度検出手段21の位置に残湯が無いことを検出すると給湯加熱要求を行い、給湯加熱運転を行う。
なお、前記第一の残湯温度検出手段21を設ける位置は、浴槽7への湯張りである風呂注湯直後の給湯負荷と風呂加熱負荷と給湯加熱能力とから湯切れを考慮して設定すればよい。
また、第一の残湯温度検出手段21の設けている位置における残湯の有無は、第一の残湯温度検出手段21の設けている位置の温度が所定の温度より高いか低いかで判断すればよい。
例えば、第一の残湯温度検出手段21が50℃以上を検出したとき貯湯槽6内に残湯があるとし、50℃未満を検出すれば貯湯槽6内に残湯がないと判断する。
次に、給湯加熱運転で大気熱交換器5に付いた霜を溶かす除霜運転について説明する。大気熱交換器5の冷媒出口側に着霜検出手段23を設ける。着霜検出手段23として、例えば、大気熱交換器5出口の冷媒の温度を検出する検出手段とする。低外気温度時に給湯加熱運転を行っていると大気熱交換器5に霜が付着する場合がある。
一端霜が付きだすと大気熱交換器5の冷媒の温度が低下するので、更に霜が付着しやすくなる。霜の付着が進行すると、大気熱交換器5の冷媒の温度が低下していき、給湯加熱性能も徐々に低下する。そこで、着霜検出手段23が検出した大気熱交換器5出口の冷媒の温度が所定の温度(除霜開始温度)以下になれば、大気熱交換器5に付着した霜を溶かす除霜運転を行う。
除霜運転は、循環ポンプ18を停止し、除霜開閉弁12を開き、圧縮機2を駆動することによって行われ、高温の冷媒により大気熱交換器5に付着した霜は溶かされる。
この時、減圧装置4は閉じるかできるだけ開度を小さくする方がよい。そして、着霜検出手段23が検出する大気熱交換器5出口の冷媒の温度が0℃より高くなれば霜が溶けたと判断して、除霜運転を停止し、給湯加熱運転を再開する。
さらに、通常(除霜運転中でない場合)の風呂加熱運転について説明する。いま、風呂を加熱する風呂加熱要求があると、制御手段22は利用側循環ポンプ10と熱源側循環ポンプ9とを駆動する。そして、利用側循環ポンプ10によって浴槽7から送られてきた水は、熱源側循環ポンプ9によって送られてきた貯湯槽6上部の高温の湯と、風呂熱交換器8で熱交換して加熱されて浴槽7に戻る。
ここで、風呂熱交換器8の熱源側入口水温、つまり貯湯槽6の上部の温度が同じであるとき、一般的に、熱源側循環ポンプ9の流量の多い方が風呂の加熱能力が大きく、風呂熱交換器8で放熱して貯湯槽6の下部に戻る湯の温度も高い。逆に、熱源側循環ポンプ9の流量の少ない方が風呂の加熱能力が小さく、風呂熱交換器8で放熱して貯湯槽6の下部に戻る湯の温度も低い。
また、熱源側循環ポンプ9の流量が同じであったとき、一般的に、貯湯槽6の上部の温度が高い場合、つまり風呂熱交換器8の熱源側入口水温が高い場合の方がより風呂の加熱能力が大きく、風呂熱交換器8で放熱して貯湯槽6の下部に戻る湯の温度も高い。逆に、貯湯槽6の上部の温度が低い場合、つまり風呂熱交換器8の熱源側入口水温が低い場合の方が風呂の加熱能力が小さく、風呂熱交換器8で放熱して貯湯槽6の下部に戻る湯の温度も低い。
そして、貯湯槽6下部に戻った湯は必要に応じて前述した給湯加熱運転で所定温度まで加熱されて貯湯槽6の上部に貯湯される。この給湯加熱運転の時の運転効率は、給湯熱交換器3の入口水温つまり貯湯槽6の下部の温度が高くなると悪化する。
このように、風呂加熱の能力は大きければ大きいほど良いというわけでなく、貯湯槽6の上部の高温の湯は風呂熱交換器8で放熱した後、貯湯槽6の下部に戻るが、その戻り温度がその後の給湯加熱運転の性能に影響する。
さらに、貯湯槽6に戻る温度が高いとその後の給湯加熱運転の効率が悪くなるだけでなく、高温の湯が持っている熱エネルギーを十分使用していないことにもなる。逆に、貯湯槽6に戻る温度が低すぎると、風呂加熱能力が不足し、浴槽7の温度がなかなか上昇しなくなる。
そこで、図1に示すように風呂熱交換器8の熱源側出口温度を検出する熱源側出口温度検出手段24と風呂熱交換器8の利用側入口温度を検出する利用側入口温度検出手段25とを設け、この両者の温度差で熱源側の温水の流量を制御する。
例えば、前記温度差ΔT=5(K)が一定になるように制御すれば、浴槽7の温度が変化しても貯湯槽6への戻り温度も比較的低くすることができ、かつ、風呂加熱能力も比較的大きくすることができる。
つまり、制御手段22は、熱源側出口温度検出手段24と利用側入口温度検出手段25とから得られた風呂熱交換器8の熱源側出口温度と利用側入口温度を検出し、この両者の温度差が5Kになるように熱源側循環ポンプ9の回転数を制御する。
次に、除霜運転中の風呂加熱運転について説明する。着霜検出手段23が前述した除霜開始温度以下の温度を検出すると除霜運転を行う。同時に、除霜開始信号が制御手段22に送られ、制御手段22は、風呂加熱能力が減少するように熱源側循環ポンプ9の回転数を制御する。
すなわち、熱源側出口温度検出手段24と利用側入口温度検出手段25とから得られた風呂熱交換器8の熱源側出口温度と利用側入口温度を検出し、この両者の温度差が通常(除霜運転中でない場合)の風呂加熱運転の場合の5Kよりも小さい温度差(例えば2K)になるように熱源側循環ポンプ9の回転数を抑制する。
この温度差の設定は、風呂熱交換器8に熱源として供給される貯湯槽6の上部の温度や、必要とされる浴槽7の加熱熱量や給湯加熱手段1の加熱能力などから設定すればよい。
なお、上記説明のように風呂加熱能力を減少させるために、熱源側循環ポンプ9の回転数を制御する以外の方法を行ってもよい。風呂熱交換器8の加熱能力は、熱源側の流量と利用側の流量とで決定されるので、熱源側循環ポンプ9の回転数または利用側循環ポンプ10回転数のどちらか一方、または、両方を制御して、風呂熱交換器8の加熱能力を減少できる。
また、図1の構成では、直接流量を計測する手段を備えていないが、熱源側の出口温度の変化を計測して、流量の変化を間接的に求めればよい。つまり、風呂加熱能力を減少させるためには、風呂熱交換器8の熱源側出口温度を、通常(除霜運転中でない場合)の風呂加熱運転の場合よりも低くするように制御してもよい。
すなわち、制御手段22は、熱源側出口温度検出手段24から得られた風呂熱交換器8の熱源側出口温度を検出し、この温度が、通常(除霜運転中でない場合)の風呂加熱運転の場合の熱源側出口温度よりも低くなるように熱源側循環ポンプ9の回転数を制御する。
なお、熱源側出口温度を低くして貯湯槽6に戻しているので、貯湯槽6の持っている熱量をより有効に使用していることになる。
例えば、貯湯槽6の上部温度が65℃で浴槽7の温度が42℃とする。通常(除霜運転中でない場合)の風呂加熱運転の場合には風呂熱交換器8の熱源側出口温度と利用側入口温度との温度差ΔT=5(K)とし、除霜運転中の場合には前記温度差を2(K)とすると、風呂熱交換器8の熱源側出口温度はそれぞれ47℃と44℃となる。
この時、貯湯槽6に貯湯した熱量のうち有効に利用した熱量は次の比で表される。つまり、(温度差5(K)時の利用熱量):(温度差2(K)時の利用熱量)=(65−47):(65−44)となり、能力を減少させた方が、約17%程度有効に利用できることになる。
上述したように、除霜運転のために給湯加熱運転ができないとき、風呂加熱能力を小さくするように制御することにより、貯湯槽6の高温湯の使用量が少なくなるので、湯切れの可能性を少なくし、かつ、風呂の加熱運転ができない状況を回避することができる。
また、貯湯槽6に戻る湯の温度を通常よりも低くするので、貯湯された湯の熱エネルギーを有効に利用できることにもなる。さらに、貯湯槽6に戻った湯を再度沸き上げる時の給湯加熱運転の効率も良くなる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態における給湯機の構成図である。
図2において、第1の実施の形態と異なる点は、残湯量検出手段として、貯湯槽6の表面に第二の残湯温度検出手段26を設けたことである。この第二の残湯温度検出手段26の位置は、前記第一の残湯温度検出手段21の設けた位置と同等か残湯量の少ない(上方)位置である。
以上のように構成された給湯機について、以下にその動作、作用を説明する。なお、給湯加熱運転と除霜運転については図1の第1の実施の形態と同様なので詳細な説明は省略する。
図1で説明した除霜運転では、除霜開閉弁12を備えた除霜回路11を用いて除霜していたが、基本の冷媒回路に特に除霜回路として付加するのではなく、基本の冷媒回路だけで除霜することも可能である。つまり、循環ポンプ18を停止し、減圧装置4を開き、圧縮機2を駆動して、高温の冷媒で、大気熱交換器5に付着した霜を溶かす。なお、減圧装置4はできるだけ開度を大きくする方がよい。
次に、風呂加熱運転について説明する。いま、残湯量が第二の残湯温度検出手段26の設けている位置よりも多い場合は、除霜運転中か否かに関係なく、第1の実施の形態で説明した通常(除霜運転中でない場合)の風呂加熱運転を行う。
そして、給湯負荷が多いか、または、さらに風呂加熱運転を続けることによって、残湯量が第二の残湯温度検出手段26を設ける位置より少なくなり、かつ、除霜運転中でなければ、第1の実施の形態で説明した通常(除霜運転中でない場合)の風呂加熱運転を行う。
他方、湯量が第二の残湯温度検出手段26を設ける位置より少なくなり、かつ、除霜運転中であれば、第1の実施の形態で説明した除霜運転中の風呂加熱運転を行う。すなわち、制御手段22は、第二の残湯温度検出手段26からの信号で残湯温度を検出し、第二の残湯温度検出手段26の設けている位置に残湯がなくなったことを検出すれば、風呂加熱能力が減少するように熱源側循環ポンプ9の回転数を抑制する。
上述したように、除霜運転のために給湯加熱運転ができない場合で、更に、貯湯槽6内の残湯量が少なくなった時には、風呂加熱能力を小さくするように制御することにより、貯湯槽6の高温湯の使用量を少なくすることができるので、湯切れの可能性を少なくし、かつ、風呂の加熱運転ができない状況を回避することができる。
上記のように、残湯量が第二の残湯温度検出手段26を設けている位置より少なくなった時に風呂加熱能力を減少させれば、残湯量の減少速度を小さくすることができる。
ところで、残湯量の減少速度を小さくしてもこれが長時間続いたり、多量の給湯負荷があれば、残湯量は減少し湯切れしてしまう可能性がある。
そこで、第二の残湯温度検出手段26の設けている位置より上の位置に、残湯量検出手段として、第三の残湯温度検出手段27を設ける。
第三の残湯温度検出手段27の位置は最低限の給湯負荷を賄えるところに設ける。そして、残湯量が第三の残湯温度検出手段27を設けている位置より少なくなると、再び貯湯槽6に湯が貯まるまで制御手段22は利用側循環ポンプ10と熱源側循環ポンプ9とを停止することによって風呂加熱運転を停止する。
また、警報装置28を設けることにより、残湯量が少なくなったときに、利用者に風呂加熱運転の停止を知らせることができる。利用者に知らせる方法としては、音声でその旨を知らせたり、警報音を出したり、又は、画面上に表示しても良い。また、この警報装置28として特別のものを設けなくても、給湯機にリモコン(図示せず)があれば、リモコンに警報機能を付加することによって、共用化することも可能である。
上記説明では、残湯量検出手段として、第二と第三の残湯温度検出手段26、27の2つのを用いることによって風呂加熱能力を制御したが、更に貯湯槽6の温度を検出する残湯温度検出手段を設けて、細かく能力制御することも可能であり、同様の作用、効果が得られる。
さらに、風呂加熱能力を制御するときに、貯湯槽6に貯湯された温水の循環量を調整ために、熱源側循環ポンプ9の回転数を制御していたが、流量制御弁(図示せず)を用いて温水の循環量を調整しても同様の作用、効果が得られる。
また、実施の形態1、実施の形態2では、利用側循環ポンプ10は浴槽7へ接続されていたが、浴槽7以外にも暖房、床暖房、浴室乾燥暖房を行うための放熱部を接続してもよい。
また、ヒートポンプ熱源に封入する冷媒を二酸化炭素とすることによって、貯湯槽6に高温湯(およそ90℃)を貯湯することも可能である。そのため、貯湯槽6の蓄熱量が増加して、風呂加熱運転での加熱量、運転時間が増大する。また、地球環境保全にも貢献する。
以上のように、本発明にかかる給湯機は、除霜運転と風呂加熱運転とが重なった場合には、風呂の加熱能力を減少して湯の使用量を少なくすることで、湯切れの可能性を少なくし、かつ、風呂の加熱運転ができない状況を回避して、快適性と利便性の向上を図ることができるものであるので、風呂加熱に限らず、貯湯熱を利用した暖房や浴室乾燥機などの用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における給湯機の構成図 本発明の実施の形態2における給湯機の構成図 従来の給湯機の構成図
符号の説明
1 給湯加熱手段
2 圧縮機
3 給湯熱交換器
4 減圧装置
5 大気熱交換器
6 貯湯槽
11 除霜回路
20 風呂加熱手段
22 制御手段
23 着霜検出手段

Claims (7)

  1. 圧縮機と給湯熱交換器と減圧装置と大気熱交換器を備えたヒートポンプサイクルと、前記給湯熱交換器で加熱した温水を貯える貯湯槽と浴槽水を加熱する風呂熱交換器とを備える風呂水加熱回路と、前記風呂水加熱回路を循環する温水の循環量を制御する循環流量制御手段とを備え、前記大気熱交換器に付着した霜を溶かす除霜運転機能を有し、前記循環流量制御手段は除霜運転が開始されたとき、貯湯槽に貯湯された温水の循環量を抑制する給湯機。
  2. 循環流量制御手段は、風呂熱交換器出口の温水の温度と風呂熱交換器へ流れる浴槽水の温度との温度差を、除霜運転が行われていないときと比較して少なくなるように貯湯槽に貯湯された温水の循環量を制御する請求項1記載の給湯機。
  3. 貯湯槽の残湯量を検出する残湯量検出手段を設け、循環流量制御手段は前記残湯量検出手段により検出される貯湯槽の残湯量に応じて、貯湯槽に貯湯された温水の循環量を抑制する請求項2記載の給湯機。
  4. 循環流量制御手段は、前記残湯量検出手段により検出される貯湯槽の残湯量が第一所定値よりも少ない場合に、貯湯槽に貯湯された温水の循環量を抑制する請求項3記載の給湯機。
  5. 循環流量制御手段は、前記残湯量検出手段により検出される貯湯槽の残湯量が、前記第一所定値と比べて小さい値である第二所定値よりも少ない場合に、風呂の加熱を停止させる請求項4記載の給湯機。
  6. 風呂の加熱を停止させた場合に、停止したことを知らせる警報装置を備えた請求項5記載の給湯機。
  7. ヒートポンプに封入する冷媒を二酸化炭素とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の給湯機。

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