JP2006077823A - 圧力作動制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ダイアフラムに作用する圧力が変動するときであっても、流路の開口端を確実に閉塞することができること。
【解決手段】 圧力に応じて開閉するダイアフラム10を円錐台に形成し、凸部頂面を略平坦面10TSとし、開弁時の弁座16への接触面積の変化をなくする。また、弁座16の外周縁16seにダイアフラム16を当接させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダイアフラムを用いて流路の開閉制御を行う圧力作動制御弁に関する。
流路の開閉制御を行う圧力作動制御弁としては、例えば、特許文献1乃至4にも示されるような、流路の開口端を開閉する弁体としてダイアフラムを使用したものが実用に供されている。ダイアフラムは、例えば、その略中央部が流路の開口端に対向し、かつ、二つの部屋を隔絶するように弁本体に設けられている場合がある。ダイアフラムは、例えば、図11に示されるように、その流路の開口端に向けて凸面状となる接触面2Aを有している。また、接触面2Aに連なる外周縁部2Fは、その中央部が変位可能にダイアフラム支持部材としての弁本体における蓋等により挟持されている。
そのダイアフラムが、その流路の開口端を開閉する場合、例えば、弁本体に往復動可能に設けられる弁棒によりダイアフラムの中央部がその開口端に設けられる弁座に向かうように一方向に押圧される。これにより、その中央部の接触面が弁座に隙間無く密着することにより、流路の開口端が閉塞される。一方、その弁棒が他方向に移動されダイアフラムの接触面がその復元力(弾性力)により弁座に対し離隔することにより、流路の開口端が開放されることとなる。従って、ダイアフラムの変位により、流路の開閉制御が行われることとなる。
また、圧力作動制御弁としてのリリーフ弁においても、例えば、特許文献2にも示されるように、同様なダイアフラムが使用されるものが提案されている。斯かる場合においては、リリーフ弁ポートに設けられる弁座がダイアフラムにより開閉制御されるものとされる。即ち、ダイアフラムにより隔絶された二つの部屋のうちの一方側の部屋の圧力(感知圧力)が所定値以上となるとき、ダイアフラムの接触面をその弁座から離隔させる方向の圧力がダイアフラムの接触面に作用するのでリリーフ弁ポートが開放されることとなる。一方、その二つの部屋のうちの一方側の部屋の圧力(感知圧力)が所定値未満、もしくは零であるとき、ダイアフラムの接触面がその弁座にそれ自体の弾性力で密着することにより、リリーフ弁ポートが閉塞されることとなる。
特許2573775号公報 特開2002−71037号公報 特公平7−92030号公報 特開昭58−221078号公報
上述のようにダイアフラム2の接触面2Aによりリリーフ弁ポートが開閉制御される場合において、例えば、図12(B)に拡大されて示されるように、所定値以上の圧力がダイアフラム2の接触面2Aに作用していないとき、弁座4内に形成される流路4aの開口端がダイアフラム2の接触面2Aにより閉塞されることとなる。その際、接触面2Aの一部が弁座4の開口端における外周縁4epに当接することにより、流路4aの開口端が閉塞されている。一方、接触面2Aと弁座4の開口端における内周縁4eiとの間には隙間CLが形成されている。
また、他方の部屋が圧力P2に維持されるもとで、圧力P2より大なる所定値以上の圧力P1がダイアフラム2の接触面2Aに作用するとき、接触面2Aが弁座4の開口端から離隔し始めることとなる。その際、接触面2Aが弁座4の開口端から離隔し始める直前においては(リリーフ弁ポートは閉状態である)、例えば、図12(A)に拡大されて示されるように、接触面2Aの一部が弁座4の開口端における内周縁4eiに当接することにより、流路4aの開口端が閉塞されている。一方、接触面2Aと弁座4の開口端における外周縁4epとの間には隙間CLが形成されることとなる。
従って、ダイアフラム2の接触面2Aにおける弁座4の開口端の周縁に対する当接位置が、接触面2Aが弁座4の開口端から離隔し始める直前において変わるのでその当接位置が変わる瞬間、即ち、接触面2Aの一部が外周縁4epから離隔されるとき、弁座4の開口端の周縁との間に隙間が形成され、作動流体が流路4a内に漏れ出す虞がある。また、その漏れは、弁座4の開口端の直径の大きさにより顕著となる場合もある。従って、所定のリリーフ圧力値直前に作動流体がリリーフ弁ポート内に漏れ出すという不都合が生じる場合がある。
以上の問題点を考慮し、本発明は、ダイアフラムを用いて流路の開閉制御を行う圧力作動制御弁であって、ダイアフラムに作用する圧力が変動するときであっても、流路の開口端を確実に閉塞することができる圧力作動制御弁を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る圧力作動制御弁は、作動流体が供給される流路と、作動流体の圧力に応じて流路の開口端に接触し開口端を開放または閉塞する接触面を有し、開口端の開閉制御を行うダイアフラムと、ダイアフラムの接触面を開口端に対し移動可能に支持するダイアフラム支持部材と、を備え、ダイアフラムの接触面は、流路の開口端の周縁に対向した略平坦面、もしくは、略凸面を有することを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る圧力作動制御弁によれば、ダイアフラムの接触面が、流路の開口端の周縁に対向した略平坦面、もしくは、略凸面を有することにより、接触面が流路の開口端の周縁に当接する位置が移動しないのでダイアフラムに作用する圧力が変動するときであっても、流路の開口端を確実に閉塞することができる。
図2は、本発明に係る圧力作動制御弁の第1実施例を示す。
図2において、圧力作動制御弁は、入口用接続パイプ24および出口用接続パイプ22を有するキャップ部材14と、キャップ部材14と協働して内部空間を形成するストッパ部材12と、キャップ部材14とストッパ部材12とにより形成される内部空間を第1の部屋18と第2の部屋20とに隔絶するとともに、後述する弁座16の開口端を開閉するダイアフラム10と、を含んで構成されている。なお、図2は、ダイアフラム10の閉状態を示す。
キャップ部材14は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料で円盤状に作られ、第1の部屋18を形成する凹部を有している。凹部の周縁には、後述するダイアフラム10のフランジ部10Fを介してストッパ部材12と結合されるフランジ部が形成されている。
その凹部の底部を形成する壁面における略中央の透孔14bには、出口用接続パイプ22の一端が所定長さ突出してろう付けされている。出口用接続パイプ22は、その内部に流路22aを有している。また、出口用接続パイプ22の一端には、弁座16がろう付けされている。弁座16は、出口用接続パイプ22の一端に嵌合される凹部16bと、流路22aに連通する透孔16aとを内部に有している。透孔16aにおけるダイアフラム10側の開口端の周縁には、第1の部屋18内の圧力が所定の値以下であるとき、ダイアフラム10が当接する当接面16sが形成されている。
また、キャップ部材14における透孔14bに隣接して設けられる透孔14aには、入口用接続パイプ24の一端が所定長さ突出してろう付けされている。入口用接続パイプ24は、第1の部屋18に連通する流路24aをその内部に有している。
ストッパ部材12は、その中央部に透孔12aを有している。これにより、ストッパ部材12の内周面とダイアフラム10との間に形成される第2の部屋20は、透孔12aを介して外気と連通することとなる。なお、透孔12aには、例えば、ニ点鎖線で示されるように、所定の基準圧力を供給する接続パイプの一端が接続されてもよい。
ダイアフラム10は、その外縁に形成されるフランジ部10Fがストッパ部材12の外縁とキャップ部材14のフランジ部との間に挟持されることにより、その中央部が変位可能に固定されている。ストッパ部材12の外周部およびキャップ部材14のフランジ部の外周部は、ダイアフラム10のフランジ部10Fを介して溶接により結合されている。これにより、ストッパ部材12とキャップ部材14との間に、ダイアフラム10により隔絶される第1の部屋18および第2の部屋20が形成されることとなる。
所定の厚さの薄板金属材料、例えば、薄板ステンレス鋼板で形成されるダイアフラム10は、図1に示されるように、その中央部に弁座16に向かって突出する凸部10CSをフランジ部10Fの内側に有している。その凸部10CSには、所定の直径Dを有する略平坦面10TSが形成されている。直径Dは、図3(B)に拡大されて示されるように、弁座16の当接面16sにおける外縁16seよりも大に設定されている。
斯かる構成において、作動流体が入口用接続パイプ24の流路24aを通じて図2に示される矢印の方向に沿って第1の部屋18に導入される場合、その作動流体の圧力が所定の圧力以下、もしくは、零であるとき、図3(B)に拡大されて示されるように、ダイアフラム10の略平坦面10TSは、弁座16の当接面16sにおける外縁16seに当接することとなる。これにより、透孔16aおよび流路22aは、ダイアフラム10の略平坦面10TSにより、閉塞される。
その際、弁座16の当接面16sにおける内縁と略平坦面10TSとの間には、所定の隙間CLが形成されることとなる。
一方、作動流体が入口用接続パイプ24の流路24aを通じて第1の部屋18に導入される場合、その作動流体の圧力が所定値近傍となり、第1の部屋18の圧力P1が第2の部屋20の圧力P2より大なる所定値近傍となるとき、図3(A)に拡大されて示されるように、略平坦面10TSの周囲が圧力P1により第2の部屋20に向かって変位するとともに、略平坦面10TSと弁座16の当接面16sとの隙間CLが小となるように略平坦面10TSが当接面16sに近接せしめられる。これにより、ダイアフラム10の略平坦面10TSは、その当接面16sに対する接触面の位置が移動することなく、弁座16の当接面16sにおける外縁16seに当接した状態が維持されることとなる。従って、その作動流体の圧力が所定値近傍となっても、作動流体が流路22aに漏れだす虞がない。
そして、その作動流体の圧力が所定値を超えるとき、即ち、第1の部屋18の圧力P1が第2の部屋20の圧力P2より大なる所定値を超えるとき、ダイアフラム10の略平坦面10TSが弁座16の当接面16sに対し離隔せしめられるので第1の部屋18における作動流体が出口用接続パイプ22の流路22aを通じて排出されることとなる。
上述の例においては、ダイアフラム10は、凸部10CSに略平坦面10TSを有しているが、斯かる例に限られることなく、例えば、図4に示されるダイアフラム26であってもよい。
図4において、所定の厚さの薄板金属材料、例えば、薄板ステンレス鋼板で形成されるダイアフラム26は、その中央部に弁座16に向かって突出する凸部26CSをフランジ部26Fの内側に有している。その凸部26CSには、所定の直径Dを有する略凸面26TSが形成されている。略凸面26TSは、所定の曲率半径Raを有し第2の部屋20に向かって湾曲している。その直径Dは、図4に示されるように、弁座16の当接面16sにおける外縁16seよりも大に設定されている。
さらに、ダイアフラム10は、例えば、図5に示されるダイアフラム28であってもよい。
図5において、所定の厚さの薄板金属材料、例えば、薄板ステンレス鋼板で形成されるダイアフラム28は、その中央部に弁座16に向かって突出する凸部28CSをフランジ部28Fの内側に有している。その凸部28CSには、所定の直径Dを有する略凸面28TSが形成されている。凸面28TSは、限りなく平面に近い曲率半径Raよりも大なる所定の曲率半径Rbを有し第1の部屋18に向かって湾曲している。その直径Dは、図5に示されるように、弁座16の当接面16sにおける外縁16seよりも大に設定されている。
図9は、本発明に係る圧力作動制御弁の第2実施例が用いられる車両の燃料供給系の構成を概略的に示す。
図9において、車両の燃料供給系は、例えば、車両に搭載されるエンジン本体52における燃焼室の吸気ポートに接続される吸気通路50に付設されている。吸気通路50におけるサージタンクよりも下流側には、燃料噴射弁(インジェクタ)54が設けられている。燃料噴射弁54は、エンジン本体52の運転状態に同期したタイミングで燃料を燃焼室の吸気ポートに向けて噴射するものとされる。燃料噴射弁54は、燃料タンク56からの燃料が供給される合流部60Mに燃料供給通路60aを通じて接続されている。合流部60Mは、エンジン本体52における各気筒ごとにそれぞれ、燃料供給通路を通じて燃料を供給するものとされる。合流部60Mの上流側は、燃料タンク56におけるフューエルポンプ58の吐出側に接続される燃料供給路60に接続されている。燃料供給路60には、
フューエルフィルタ62が設けられている。合流部60Mの下流側には、圧力作動制御弁としてのプレッシャレギュレータ30の継手用パイプ46が接続されている。
また、後述するプレッシャレギュレータ30における継手用パイプ48には、燃料を燃料タンク56に戻すリターン通路64の一端が接続されている。さらに、プレッシャレギュレータ30における継手用パイプ44には、吸気通路50におけるサージタンク内に連通する吸気圧力供給路66の一端が接続されている。
プレッシャレギュレータ30は、燃料タンク56から供給される燃料の噴射圧力を吸気通路内の圧力よりも大となるように燃料供給圧力を調整するものとされる。
プレッシャレギュレータ30は、図6に示されるように、継手用パイプ46および48を有するキャップ部材36と、キャップ部材36と協働して内部空間を形成するストッパ部材34と、キャップ部材36とストッパ部材34とにより形成される内部空間を第1の部屋40と第2の部屋42とに隔絶するとともに、後述する弁座38の開口端を開閉するダイアフラム32と、を含んで構成されている。なお、図6は、ダイアフラム32の閉状態を示す。
キャップ部材36は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料で作られ、第1の部屋40を形成する凹部を有している。凹部の周縁には、後述するダイアフラム32のフランジ部32Fを介してストッパ部材34と結合されるフランジ部が形成されている。
その凹部の底部を形成する壁面における略中央の透孔36bには、継手用パイプ48の一端が所定長さ突出して溶接されている。継手用パイプ48は、その内部に流路を有している。また、継手用パイプ48の一端には、弁座38がろう付けされている。弁座38は、継手用パイプ48の一端に嵌合される凹部38bと、その流路に連通する透孔38aとを内部に有している。透孔38aにおけるダイアフラム32側の開口端の周縁には、第1の部屋40内の圧力が所定の値以下であるとき、ダイアフラム32が当接する当接面38sが形成されている。
また、キャップ部材36における継手用パイプ48に対し略直交するように側壁に設けられる透孔36aには、継手用パイプ46の一端が所定長さ突出して溶接されている。継手用パイプ46は、第1の部屋40に連通する流路をその内部に有している。
ストッパ部材34は、接続される継手用パイプ44に連通する透孔34aをその中央部に有している。これにより、ストッパ部材34の内周面とダイアフラム32との間に形成される第2の部屋42は、透孔34aを介して継手用パイプ44の流路と連通することとなる。
ダイアフラム32は、その外縁に形成されるフランジ部32Fがストッパ部材34の外縁とキャップ部材36のフランジ部との間に挟持されることにより、その中央部が変位可能に固定されている。ストッパ部材34の外周部およびキャップ部材36のフランジ部の外周部は、ダイアフラム32のフランジ部32Fを介して溶接により結合されている。これにより、ストッパ部材34とキャップ部材36との間に、ダイアフラム32により隔絶される第1の部屋40および第2の部屋42が形成されることとなる。
所定の厚さの薄板金属材料、例えば、薄板ステンレス鋼板で形成されるダイアフラム32は、図1に示される例と同様に、その中央部に弁座38に向かって突出する凸部32CSをフランジ部32Fの内側に有している。その凸部32CSには、所定の直径Dを有する略平坦面32TSが形成されている。直径Dは、弁座38の当接面38sにおける外縁よりも大に設定されている。
また、ダイアフラム32は、例えば、図10に示される特性線(三次曲線)に沿って圧力とCv値との関係を満たすように形状が設定される。図10は、縦軸にCv値、横軸に圧力をとり、Cv値における所定の圧力に応じた変化を示す。
設定Cv値は、例えば、圧力284KPa,300KPaのとき、0.024、0.115とされる。その場合における設定流量、耐圧は、それぞれ、0.04m/hr,0.20m/hr、900KPaとされる。
斯かる構成において、燃料タンク56からの燃料が継手用パイプ46の流路を通じて図6および9に示される矢印の示す方向に沿って第1の部屋40に導入される場合、その燃料の圧力が所定の圧力以下、もしくは、零であるとき、図6に示されるように、ダイアフラム32の平坦面32TSは、弁座38の当接面38sにおける外縁に当接することとなる。これにより、透孔38aおよび継手用パイプ48の流路は、ダイアフラム32の略平坦面32TSにより、閉塞される。その際、弁座38の当接面38sにおける内縁と略平坦面32TSとの間には、所定の隙間が形成されることとなる。
一方、燃料が継手用パイプ46の流路を通じて第1の部屋40に導入される場合、その燃料の圧力が所定値近傍となり、第1の部屋40の圧力P1が第2の部屋42の圧力P2より大なる所定値近傍となるとき、略平坦面32TSの周囲が圧力P1により第2の部屋42に向かって変位するとともに、略平坦面32TSと弁座38の当接面38sとの隙間が小となるように略平坦面32TSが当接面38sに近接せしめられる。これにより、ダイアフラム32の略平坦面32TSは、その当接面38sに対する接触面の位置が移動することなく、弁座38の当接面38sにおける外縁に当接した状態が維持されることとなる。従って、その燃料の圧力が所定値近傍となっても、燃料が継手用パイプ48の流路に漏れだす虞がない。
そして、その燃料の圧力が所定値を超えるとき、即ち、第1の部屋40の圧力P1が第2の部屋42の圧力P2より大なる所定値を超えるとき、ダイアフラム32の略平坦面32TSが弁座38の当接面38sに対し離隔せしめられるので第1の部屋40における燃料の一部が継手用パイプ48の流路およびリターン通路64を通じて燃料タンク56に戻されることとなる。従って、燃料供給圧力が低下し、再び、ダイアフラム32が閉状態とされることにより、燃料供給圧力が所定の値に調整されることとなる。
本発明に係る圧力作動制御弁の第1実施例に用いられるダイアフラムの断面図である。 本発明に係る圧力作動制御弁の第1実施例の構成を示す断面図である。 (A)および(B)は、それぞれ、本発明に係る圧力作動制御弁の第1実施例の動作説明に供される拡大部分断面図である。 本発明に係る圧力作動制御弁の第1実施例に用いられるダイアフラムの他の一例を示す断面図である。 本発明に係る圧力作動制御弁の第1実施例に用いられるダイアフラムのさらなる他の一例を示す断面図である。 本発明に係る圧力作動制御弁の第2実施例の構成を示す断面図である。 図6に示される例における上面図である。 図6に示される例における下面図である。 本発明に係る圧力作動制御弁の第2実施例が適用された車両の燃料供給系の構成を概略的に示す構成図である。 図6に示される例において用いられるダイアフラムの仕様を示す特性図である。 従来のダイアフラムの形状を示す断面図である。 (A)および(B)は、それぞれ図11に示されるダイアフラムの挙動の説明に供される拡大部分断面図である。
符号の説明
10、32 ダイアフラム
10TS、32TS 略平坦面
12、34 ストッパ部材
14、36 キャップ部材
16、38 弁座
18,40 第1の部屋
20、42 第2の部屋
22 出口用接続パイプ
24 入口用接続パイプ

Claims (4)

  1. 作動流体が供給される流路と、
    前記作動流体の圧力に応じて前記流路の開口端に接触し該開口端を開放または閉塞する接触面を有し、該開口端の開閉制御を行うダイアフラムと、
    前記ダイアフラムの接触面を前記開口端に対し移動可能に支持するダイアフラム支持部材と、を備え、
    前記ダイアフラムの接触面は、前記流路の開口端の周縁に対向した略平坦面を有することを特徴とする圧力作動制御弁。
  2. 作動流体が供給される流路と、
    前記作動流体の圧力に応じて前記流路の開口端に接触し該開口端を開放または閉塞する接触面を有し、該開口端の開閉制御を行うダイアフラムと、
    前記ダイアフラムの接触面を前記開口端に対し移動可能に支持するダイアフラム支持部材と、を備え、
    前記ダイアフラムの接触面は、前記流路の開口端の周縁に対向した略凸面を有することを特徴とする圧力作動制御弁。
  3. 前記ダイアフラムの接触面における略平坦面は、前記流路の開口端の外周縁に当接することを特徴とする請求項1記載の圧力作動制御弁。
  4. 前記ダイアフラムの接触面における略凸面は、前記流路の開口端の外周縁に当接することを特徴とする請求項2記載の圧力作動制御弁。
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