JP2006077822A - スイッチ機能付圧力作動弁 - Google Patents

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正男 二見
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Abstract

【課題】 構造が簡単であり、それにより部品点数も少なく、さらに、圧力検出機能の調節も容易であり、かつ製造も容易で、それにより製造コストも低減可能なスイッチ機能付圧力作動弁を提供する。
【解決手段】 流体の圧力を検出するのダイヤフラム12と、弁座14と、固定接点4、および可動接点5を備え、ダイヤフラム12と弁座14とで、流体の圧力により作動する弁機構を構成し、ダイヤフラム12と固定接点4および可動接点5とでスイッチ機構を構成する。固定接点4および可動接点5は、弁座14と反対側に配置され、可動接点5は、ダイヤフラム12に連動する様に構成される。また、ダイヤフラム12の弁座14当接部分は、略平坦に形成されていてる。また、ダイヤフラム12は厚さ又は材質の異なるダイヤフラムを積層して形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチ機能付圧力作動弁に関し、より詳細には、流体回路中に設けられ、流体回路を流れる流体の圧力に応答して流体の流路を開閉する圧力作動弁に、制御信号を出力する圧力スイッチとしての機能を持たせる圧力スイッチ機能付圧力作動弁に関する。
従来、流体が流れる回路中において、流体の圧力により該流体の流量を調整する圧力作動弁や流体の圧力を検出してその圧力状態を電気信号にして出力する圧力スイッチなどが個別に設けられてきた。このような流体回路に設けられる圧力作動弁および圧力スイッチは、2つの構成要素を1つの構成要素にするという意味で、部品点数の減少等を図るとともに、それにより流体回路を含むシステムの製造を容易にすべく、圧力作動弁と圧力スイッチを一体化して圧力スイッチ付圧力作動弁とすることが提案されている(特許文献1ないし3参照)。
実開昭55−144268号公報 特開2003−21261号公報 特開2003−74741号公報
これらの従来の圧力スイッチ付圧力作動弁においては、例えば、見た目筐体は1つであるが、実質的には、該筐体の中に圧力作動弁と圧力スイッチが別部品として装着されているか、あるいは、流体の圧力を検出する機構を共有している、すなわち、感圧エレメントが1つであるが、感圧エレメントを含む圧力検出機構を、圧力作動弁として作用する部分と圧力作動弁として作用する前に圧力スイッチとして作用する部分とに分けて作動するようにされている。したがって、筐体を1つにする場合においては、圧力スイッチ付圧力作動弁自体が大型化、複雑化するとともに、製造に際しても結局圧力作動弁と圧力スイッチとを製造することになり、製造工程もさして減少することもない。あるいは、感圧エレメントを含む圧力検出機構を、圧力作動弁として作用する部分と圧力スイッチとして作用する部分とに分けて作動するように構成する場合においては、感圧エレメントを共有するので小型化が測れるが、感圧エレメントを含む圧力検出機構は、感圧エレメントとしての圧力応動板と弁体とは別部材であるとともに両者は常に一体に動くように構成されていないので構造が複雑であり、特に圧力検出機構の製造に精度を要し、したがって、製造時間を要する。
本発明は、構造が簡単であり、それにより部品点数も少なく、さらに、圧力検出機能の調節も容易であり、かつ製造も容易で、それにより製造コストも低減可能なスイッチ機能付圧力作動弁を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁は、流体の圧力を検出する一のダイヤフラムと、弁座と、固定接点、および可動接点を備え、前記一のダイヤフラムと弁座とで、流体の圧力により作動する弁機構を構成し、前記一のダイヤフラムと固定接点および可動接点とでスイッチ機構を構成することを特徴とする。
また、本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁は、固定接点および可動接点が、弁座と反対側に配置されていることが望ましく、さらに、可動接点は、一のダイヤフラムに連動することが望ましい。
また、一のダイヤフラムの弁座当接部分は、平坦に形成されていてもよいし、厚さの異なるダイヤフラム又は材質の異なるダイヤフラムを積層して形成されていてもよい。
本発明のスイッチ機能付圧力作動弁は、上記構成を備えることにより、その構造が簡単となり、それにより部品点数も少なくなる。また、製造も容易で、それにより製造コストも低減する。
さらに、流体の漏れを防止できるとともに、圧力検出の精度も向上する。
以下、図1ないし図5を用いて本発明の実施例について説明する。図1は、本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁の第1の実施例を示し、スイッチ機能付圧力作動弁の基本的構成を示す断面図であり、(a)は、ダイヤフラムが作動していない状態、(b)は、圧力が上昇して弁部が作動した状態、(c)は、さらに圧力が上昇してスイッチ部が作動した状態を示している。図2は、圧力に対するダイヤフラムの変位を示すグラフである。図3は、本発明に係る上記第1の実施例におけるスイッチ機能付圧力作動弁において、弁機構を構成する部分の一部拡大断面図であり、(a)は、流体圧が弁開圧に達する前のダイヤフラムの状態、(b)は、無圧時又は圧力が小さい時のダイヤフラムの状態、(c)は、弁機構に適用される前のダイヤフラムの当初状態を示している。図4は、弁機構を構成する部分からの漏れを少なくすべくダイヤフラムの構造を改良した本発明の第2の実施例を示す一部拡大断面図であり、(a)は、流体圧が弁開圧に達する前のダイヤフラムの状態、(b)は、無圧時又は圧力が小さい時のダイヤフラムの状態、(c)は、弁機構に適用される前のダイヤフラムの当初状態を示している。図5は、本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁において、弁開圧の設定精度を向上させるべくダイヤフラムの構造を改良した本発明に係る第3の実施例を示す一部拡大断面図であり、(a)は、厚さの異なるダイヤフラムを積層してなるダイヤフラムの例を示し、(b)は、材質の異なるダイヤフラムを積層してなるダイヤフラムの例を示す。
(第1の実施例)
第1の実施例に係るスイッチ機能付圧力作動弁100は、圧力が高くなったとき流体を逃がすリリーフ弁と、該リリーフ弁が開いてもなお圧力上昇が止まらない異常状態になったとき作動し回路の運転を停止させる保安スイッチとを含むダイヤフラム弁であり、概略、スイッチ機構を含む端子台1、流体の圧力により変位するダイヤフラム12、および弁機構を含むキャップ13を備えている。
図1において、端子台1は、略円筒状をなしており、中間隔壁17を挟んで、上下に2つの空間18、19を形成している。上部空間18には、固定端子2および可動端子3が配置され、上部空間18、固定端子2および可動端子3とで、例えば、スイッチ機能付圧力作動弁100が設けられている流体回路システムを制御する制御機器(不図示)と電気的に連結されるソケットを構成している。
下部空間19には、固定接点4および可動接点5で構成されるスイッチ機構が配置されている。固定接点4は、固定端子2に電気的に連通し、可動接点5は、弾性変形可能な材料からなる接点板6を介して可動端子3に電気的に連通している。通常、可動接点5は、図1(a)に示されるように、固定接点4から所定間隔離れており(すなわち、電気的にオフしており)、可動接点5が上昇させられることにより、固定接点4に電気的に接触する(すなわち、電気的にオンする)。なお、該スイッチ機構は、後述する感圧エレメントとしてのダイヤフラム12の変位に応答してオン、オフする。
下部空間19は、ガイド8、ストッパ11、感圧エレメントとしてのダイヤフラム12およびキャップ13により、その下方開放端を閉じられている。下部空間19の下方開放端を塞ぐガイド8、ストッパ11、ダイヤフラム12およびキャップ13は、円筒状のカシメ部材10により、円筒状端子台1に一体的に取付けられている。ここで9は、下部空間19を外部からシールするOリングである。
キャップ13は、図に示されるように、有底筒状をなしており、上方開放端が端子台1の下部空間19の下方開放端に向き合うように端子台1に取り付けられる。キャップ13の空間20は、上記したように、ストッパ11で上方開放端が閉じられており、該ストッパ11とキャップ13とで空間20が画成される。該空間20内には、ストッパ11およびキャップ13に挟まれ、円弧部が下向きになるように固定される断面略円弧状のダイヤフラム12および弁座14が設けられており、該ダイヤフラム12が弁座14を開閉することで圧力作動弁としての弁機構を構成する。したがって、ダイヤフラム12は、空間20をストッパ11側と弁座14側との2つの空間に仕切っている。なお、ストッパ11、ダイヤフラム12およびキャップ13は、その外周部分を予め溶接などにより一体化されていることが好ましい。また、ダイヤフラム12に、該ダイヤフラム12と常に一体となって上下動する弁体をさらに設けてもよい。
ダイヤフラム12の中心部には、上方に向けて軸7が一体的に設けられており、該軸7は、ストッパ11およびガイド8を貫通して、下部空間19内に配置されている接点板6に当接している。したがって、ダイヤフラム12が上下に変位するとき、軸7も上下に変位する。このことから、固定接点4と可動接点5との間の所定間隔は、軸7の変位量すなわちダイヤフラム12の変位量より小さく設定されることが理解されよう。なお、軸7は、接点板6に当接していなくてもよい。すなわち、流体の圧力が低いときは、軸7の先端部と接点板6とは若干離れていてもよい。このように構成することにより、接点板6は、ダイヤフラム12の変位に常に応答して変位する必要がないので、疲労が少なく、安価な材料を使用することができる。
キャップ13には、また、他端が流体回路(不図示)に接続される入口継手16の一端が空間20に接続されるように底壁21に設置されている。該入口継手16から弁座14側空間20内に導入される流体の圧力が、ダイヤフラム12に作用する。キャップ13には、さらに、他端が本実施例では流体供給源としてのタンク(不図示)等に接続される出口継手15の一端が弁座14を介して空間20に接続されるように底壁21に設置されている。なお、出口継手15、弁座14、軸7は、スイッチ機能付圧力作動弁100の中心線上に配列されることが好ましい。
ここで、感圧エレメントとしてのダイヤフラム12は、図2に示されるように、流体回路に連通する空間20内の流体の圧力が所定圧力(弁開圧)Pに達するまでは流路を開かないように構成されている。所定圧力Pを越えてさらに流体の圧力が上昇すると、ダイヤフラム12もさらに変位するが、ストッパ11によりその変位が規制される。ダイヤフラム12がストッパ11に規制される位置まで変位するときの対応する流体の圧力をPとする。したがって、その弁開圧Pがリリーフ弁として作動すべき圧力に一致するようにダイヤフラム12を選定するとともに、選定されたダイヤフラム12の弁開圧Pと圧力Pの間で、望ましくない、すなわち、異常と判断する、流体の圧力Psが設定される。この圧力Psが設定されることにより、ダイヤフラム12の変位量hが図2から求められるので、ダイヤフラム12の変位に連動する可動接点5が固定接点4に電気的に接触するように、求められた変位量hから軸7の長さおよび固定接点4と可動接点5の間隔を設定すればよいことが理解されよう。
本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁100は、以上のように構成されている。図1(a)〜(c)に戻って、スイッチ機能付圧力作動弁100の動作について説明する。
図1(a)は、無圧の状態、すなわち流体回路システムが動いていない状態又は流体の圧力が低いときの状態であり、ダイヤフラム12は、その弾性力で弁座14に圧着されており、流体の流路を閉じている。流体の圧力が上昇し、弁開圧Pを超えると、図1(b)に示されるように、ダイヤフラム12は、弁座14から離れ、流路を開放し、流体を流体供給源であるタンクに戻すか流体回路外に排出する。このとき、ダイヤフラム12の変位量が小さいため、可動接点5は固定接点4に接触していない。さらに、圧力が上昇し、設定された異常圧力Psに達すると、ダイヤフラム12も変位量hだけ変位し、それにより、可動接点5が固定接点4に電気的に接触し、信号を制御部に送り、流体回路サイクルの運転を停止させる。
本実施例においては、スイッチ機能付圧力作動弁100は、圧力作動弁としての機能に加えて保安スイッチとしての機能を実行するようにしているが、圧力作動弁としての機能に加えられる圧力スイッチ機能は、いろいろな用途に使用可能であり、したがって、本実施例に限られるものではない。また、本実施例では圧力作動弁としての弁機構をリリーフ弁として機能させているがこれもこの機能に限られるものではない。
要するに、本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁は、圧力検出機構を構成する唯一の感圧エレメントを共有するとともに、該唯一の感圧エレメント自体と弁座とで圧力作動弁としての弁機構を構成するとともに、該唯一の感圧エレメントの上下動を利用して、圧力に応答するスイッチ機構を構成するものである。
(第2の実施例)
第2の実施例は、本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁における感圧エレメントとしてのダイヤフラム12と弁座とで構成する弁機構を改良する実施例である。
図3(a)〜(c)は、上記第1の実施例に用いられている弁機構が示されている。弁機構を構成するダイヤフラム12は、該弁機構に適用されない当初形状は、図3(c)に示されるように、下向きに凸の円弧形状をなしている。該ダイヤフラム12に圧力がかかっていない、すなわち、流体回路システムが運転されていない時、下に凸の円弧状ダイヤフラム12は、同じく弁機構を構成する弁座14を閉じている。この場合、図3(b)に示されるように、ダイヤフラム12は、確実に弁座14を閉じるべく弁座14に対して押し付けられ、それにより、弁座14に当接する円弧状部分が変形する。したがって、ダイヤフラム12の変形部分は、弁座14に形成されている流路14aを直接塞いでおらず、弁座14の外周に接するようにして流路14aを実質的に閉じている。この状態から、流体回路システムが運転に入り、流体の圧力が上昇していくと、ダイヤフラム12が徐々に上方に変位し、図3(a)に示されるように、ダイヤフラム12の変形していた部分が元の状態に下に凸となる。この状態では流体の圧力は、まだ弁開圧Pに達していないので、弁機構は、図3(a)に示されるように、流路14aに接して該流路14aを閉じた状態を維持している。
図3に示す実施例においては、上記したようにダイヤフラム12の円弧状部分の一部が下に凸となる。これにより、図3(a)、(b)からも分かるように、ダイヤフラム12は、流路14aを閉じてはいるが、弁座14と接触している位置がずれる。したがって、弁機構を構成するダイヤフラム12と弁座14との接触位置がずれることにより、流体が流路14a側に漏れ、場合によっては、この時点で弁機構が流体回路の流路を開いてしまう恐れもある。
本実施例では、このような漏れを防止するべく、ダイヤフラムの形状を改良した例を提案するものである。図4に本実施例を示す。
本実施例においては、図4(c)に示されるように、弁機構に適用される前の当初状態においてダイヤフラム12の弁座14に当接する部分を略平坦に形成することを特徴とする。ダイヤフラム12をこのように構成することにより、図4(b)に示されるように、ダイヤフラム12は、該ダイヤフラム12に圧力がかかっていないとき、図3(b)に示される第1の実施例と略同様の状態で流路14aを閉じている。さらに、圧力が上昇したときも、ダイヤフラム12の弁座14当接部分の当初形状が略平坦であるため、図4(a)に示されるように、ダイヤフラム12の弁座14に当接する部分は下に凸になることがなく、ダイヤフラム12は、弁座14の外周に接するようにして流路14aを実質的に閉じている。すなわち、流体の圧力が上昇しても弁座14に対する接触位置がずれることがなく、よって、流体圧が弁開圧Pに達するまで流体が流路14a側に漏れることがない。
なお、本実施例では、ダイヤフラム12の弁座14当接部分を略平坦としているが、これに限られることはなく、例えば、当接部分を、上に凸の円弧状とし(すなわち、当接部分を当初から反転した状態に形成する)たり、下に凸の円弧状であっても、当接部分の曲率半径をその余の部分より大きくする(すなわち、当接部分を平坦に近づける)ようにしてもよい。あるいは、第1の実施例の欄でも述べたように、ダイヤフラム12に、該ダイヤフラム12と常に一体となって上下動する弁体をさらに設けてもよい。
(第3の実施例)
第3の実施例は、本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁における感圧エレメントとしてのダイヤフラム12の弁開圧の設定精度を向上させるべくダイヤフラムの構造を改良した実施例である。
従来、所望の弁開圧を有するダイヤフラム12を得るためには、同一板厚、同一材質のダイヤフラムを積層することにより行なわれている。このため、弁開圧の変化幅が大きく、弁開圧変化幅を小さくすることが困難であり、したがって、弁開圧の精度が低かった。
本実施例では、同一材質で板厚が異なるダイヤフラム、又は同一板厚で材質が異なるダイヤフラムを用意し、これらを使って積層させることにより、所望の弁開圧又はそれに非常に近い弁開圧のダイヤフラム12を得られるようにしたことを特徴とする。
図5(a)に、例えば、同一板厚、同一材質のダイヤフラム12a、12bおよび同一材質で板厚が異なるダイヤフラム12cを積層させることにより得られた所望の弁開圧のダイヤフラム12を示し、図5(b)に、同一板厚で材質が異なるダイヤフラム12d、12eを積層させることにより得られた所望の弁開圧のダイヤフラム12が示されている。
このようにダイヤフラム12を構成することにより、所望の弁開圧又はそれに非常に近い弁開圧のダイヤフラム12を得られ、弁開圧の精度を向上させることができる。
本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁の第1の実施例を示し、スイッチ機能付圧力作動弁の基本的構成を示す断面図であり、(a)は、ダイヤフラムが作動していない状態、(b)は、圧力が上昇して弁部が作動した状態、(c)は、さらに圧力が上昇してスイッチ部が作動した状態を示している。 圧力に対するダイヤフラムの変位を示すグラフである。 図1に示される第1の実施例におけるスイッチ機能付圧力作動弁において、弁機構を構成する部分の一部拡大断面図であり、(a)は、流体圧が弁開圧に達する前のダイヤフラムの状態、(b)は、無圧時又は圧力が小さい時のダイヤフラムの状態、(c)は、、弁機構に適用される前のダイヤフラムの当初状態を示す。 弁機構を構成する部分からの漏れを少なくすべくダイヤフラムの構造を改良した本発明の第2の実施例を示す一部拡大断面図であり、(a)は、流体圧が弁開圧に達する前のダイヤフラムの状態、(b)は、無圧時又は圧力が小さい時のダイヤフラムの状態、(c)は、弁機構に適用される前のダイヤフラムの当初状態を示す。 本発明に係るスイッチ機能付圧力作動弁において、弁開圧の設定精度を向上させるべくダイヤフラムの構造を改良した本発明に係る第3の実施例を示す一部拡大断面図であり、(a)は、厚さの異なるダイヤフラムを積層してなるダイヤフラムの例を示し、(b)は、材質の異なるダイヤフラムを積層してなるダイヤフラムの例を示す。
符号の説明
1 端子台
2 固定端子
3 可動端子
4 固定接点
5 可動接点
6 接点板
7 軸
8 ガイド
9 Oリング
10 カシメ部材
11 ストッパ
12 ダイヤフラム
13 キャップ
14 弁座
15 出口継手
16 入口継手
17 中間隔壁
18 上部空間
19 下部空間
20 空間
100 スイッチ機能付圧力作動弁

Claims (5)

  1. 流体の圧力を検出する一のダイヤフラムと、弁座と、固定接点、および可動接点を備えるスイッチ機能付圧力作動弁であって、
    前記一のダイヤフラムと弁座とで、流体の圧力により作動する弁機構を構成し、
    前記一のダイヤフラムと固定接点および可動接点とでスイッチ機構を構成する、
    ことを特徴とするスイッチ機能付圧力作動弁。
  2. 前記固定接点および前記可動接点は、弁座と反対側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ機能付圧力作動弁。
  3. 前記可動接点は、一のダイヤフラムに連動することを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ機能付圧力作動弁。
  4. 前記一のダイヤフラムの弁座当接部分は、略平坦に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のスイッチ機能付圧力作動弁。
  5. 前記一のダイヤフラムは、厚さの異なるダイヤフラム又は材質の異なるダイヤフラムを積層して形成されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のスイッチ機能付圧力作動弁。
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