JP2006077742A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジンは、スロットルバルブと、吸気バルブの開弁に関わる吸気カムの作用角を変更する作用角可変機構とを備える。電子制御装置は、エンジンを減速させるための減速操作が行われたことを検出すると、その検出時の実際の作用角と目標作用角との偏差ΔAを求める(ステップ100,110)。偏差ΔAが所定値α以上である場合(ステップ120:YES)、スロットルバルブを閉じ側に制御し、作用角可変機構のギヤ噛合部分での歯打ち音を抑制すべく作用角の変化速度を制限する(ステップ130,140)。偏差ΔAが所定値αよりも小さい場合(ステップ120:NO)、スロットルバルブの閉じ側への制御を禁止し、作用角の変化速度の制限を禁止する(ステップ150,160)。
【選択図】 図13
Description
請求項1に記載の発明では、吸気バルブの開弁に関わる吸気カムの作用角を変更して機関運転状態に応じた目標作用角にする作用角可変機構と、吸気通路の前記吸気バルブよりも上流に開度調整可能に設けられたスロットルバルブとを備える内燃機関に適用され、前記内燃機関を減速させるための減速操作の検出に応じ、前記スロットルバルブを閉じ側に制御するとともに、前記作用角可変機構におけるギヤ噛合部分での歯打ち音を抑制すべく同作用角可変機構による作用角の変化速度を制限するようにした内燃機関の制御装置であって、前記減速操作を検出したときの実際の作用角と目標作用角との偏差を求め、この偏差が所定値よりも小さいときには、前記スロットルバルブの閉じ側への制御及び前記作用角の変化速度の制限をともに禁止する禁止手段を備えるとする。
上記の構成によれば、車両が走行しているときに、運転者によってアクセル操作部材を戻すための操作が行われると、内燃機関を減速させるための減速操作が行われたとして、その旨が検出される。そして、この検出時の実際の作用角と目標作用角との偏差に基づき、上記請求項1に記載の発明の制御が行われる。すなわち、偏差と所定値とが比較され、偏差が所定値以上の場合には、スロットルバルブが閉じ側に制御され、作用角可変機構による作用角の変化速度が制限される。また、偏差が所定値よりも小さい場合には、スロットルバルブの閉じ側への制御が禁止され、作用角の変化速度の制限が禁止される。
車両には、図1〜図4に示すように、内燃機関としての多気筒ガソリンエンジン(以下、単にエンジンという)11が搭載されている。エンジン11は、複数の気筒(シリンダ)12を有するシリンダブロック13を備えている。シリンダブロック13の下側にはクランクケース14及びオイルパン15が取付けられ、上側にはシリンダヘッド16が取付けられている。各気筒12にはピストン17が往復動可能に収容されている。各ピストン17は、コネクティングロッド18を介し、出力軸であるクランクシャフト19に連結されている。そのため、各ピストン17が往復動すると、その動きはコネクティングロッド18によって回転運動に変換された後、クランクシャフト19に伝達される。
上記シリンダヘッド16には、吸気通路23の各燃焼室21との接続部分(吸気ポート23A)を開閉する吸気バルブ31と、排気通路28の各燃焼室21との接続部分(排気ポート28A)を開閉する排気バルブ32とが、機関バルブとして気筒12毎に設けられている。本実施形態では、これらの吸・排気バルブ31,32が1気筒12当りに一対ずつ設けられている。同一種類のバルブ31,31(又は32,32)は気筒配列方向(図1及び図2では紙面と直交する方向)に並設されている。吸・排気バルブ31,32は、いずれもバルブスプリング29によって、吸・排気ポート23A,28Aを閉鎖する方向(閉弁方向、図2の略上方)へ付勢されている。シリンダヘッド16における吸気バルブ31の略上方には、吸気カム33を有する吸気カムシャフト34が、支持壁部35(図3参照)により回転可能に支持されている。同様に、シリンダヘッド16における排気バルブ32の略上方には、排気カム36を有する排気カムシャフト37が回転可能に支持されている。
バルブタイミング可変機構44は、クランクシャフト19に対する吸気カムシャフト34の相対回転位相を変化させることにより、吸気バルブ31のバルブタイミングをクランク角(クランクシャフト19の回転角)に対して連続的に変更するための機構であり、例えば油圧により駆動される。
スロットル開度制御では、例えばエンジン11に対する運転者の出力要求を表すアクセル踏込み量が大となるほどスロットルバルブ22が開き側となるようにアクチュエータ24が駆動制御される。ここで、スロットル開度が大となるほどエンジン11の吸入空気量が多くなり、それに応じて燃料噴射量も大とされるため、燃焼室21に充填される混合気の量が増加してエンジン出力が大となる。そのため、エンジン11に対する運転者の出力要求に対応したエンジン出力が得られる。
一方、上記ステップ120の判定条件が満たされていない(ΔA<α)と、すなわち、目標作用角が実際の作用角に対しさほど乖離していないと、歯打ち音が発生する可能性が低いと考えられることから、次にステップ150,160の処理を行う。ステップ150では、上記ステップ130におけるようなスロットルバルブ22の閉じ側への制御を禁止し、例えば、スロットルバルブ22の制御を停止(スロットル開度を保持)する。また、ステップ160では、上記ステップ140におけるような作用角の変化速度の制限を禁止し、同変化速度の制限なしに作用角を変化(減少)させる。
上述した吸入空気量制御ルーチンにおいては、ステップ110,120,150,160の処理が禁止手段に相当する。
(1)減速操作の検出時における実際の作用角と、そのときのエンジン11の運転状態に応じた目標作用角との偏差ΔAを求め(ステップ110)、この偏差ΔAと所定値αとを比較する(ステップ120)。偏差ΔAが所定値α以上である場合(ステップ120:YES)に、仮に目標作用角の早期実現のために、スライダ59を矢印X方向へ急激に大きく変位させて作用角を速く大きく変化させると、スライダ59及び入・出力アーム52〜54の噛合部分で歯打ち音が発生するおそれがある。
・偏差ΔAが所定値α以上である場合(ステップ120:YES)に行われる作用角の変化速度の制限処理(ステップ140)として、作用角を保持(変化速度=0)してもよい。すなわち、作用角の変化速度を「0」に制限してもよい。このように変更すると、目標作用角が実際の作用角に対し大きく乖離しているため、本来ならばスライダ59が急激に大きく変位するところ、ギヤ噛合部分での歯打ち音の発生を確実に抑制することができる。
・作用角可変機構45を、吸気カム33及び吸気バルブ31間だけでなく、排気カム36及び排気バルブ32間に設け、吸気カム33に加え、排気カム36の作用角を可変としてもよい。
例えば、支持パイプ48を省略し、コントロールシャフト49に支持パイプ48の機能を兼ねさせてもよい。
Claims (4)
- 吸気バルブの開弁に関わる吸気カムの作用角を変更して機関運転状態に応じた目標作用角にする作用角可変機構と、吸気通路の前記吸気バルブよりも上流に開度調整可能に設けられたスロットルバルブとを備える内燃機関に適用され、前記内燃機関を減速させるための減速操作の検出に応じ、前記スロットルバルブを閉じ側に制御するとともに、前記作用角可変機構におけるギヤ噛合部分での歯打ち音を抑制すべく同作用角可変機構による作用角の変化速度を制限するようにした内燃機関の制御装置であって、
前記減速操作を検出したときの実際の作用角と目標作用角との偏差を求め、この偏差が所定値よりも小さいときには、前記スロットルバルブの閉じ側への制御及び前記作用角の変化速度の制限をともに禁止する禁止手段を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記減速操作は、前記内燃機関が搭載された車両の走行中にアクセル操作部材が戻されることである請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記作用角可変機構は、前記吸気カム及び前記吸気バルブ間に回転可能かつ軸方向への変位可能に設けられたスライダと、ヘリカルスプラインにて前記スライダの外周に噛合され、かつ前記吸気カムにより駆動される入力アームと、前記スライダ外周の前記入力アームとは異なる箇所にヘリカルスプラインにて噛合され、かつ前記吸気バルブを駆動する出力アームとを有し、前記スライダの軸方向への変位に伴う回転により、前記入力アーム及び前記出力アームの相対位相差を変更し、前記吸気カムの作用角を変更するものである請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記軸方向について、前記スライダのヘリカルスプラインが前記入力アーム及び前記出力アームの各ヘリカルスプラインから離れる方向と、同スライダが前記作用角を小さくする際に変位する方向とが互いに同一に設定されている請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
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