JP2006076941A - 2−(4−ビフェニル)エタノールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】多量の溶媒を使用せず、経済的に短い工程で、2-(4-ビフェニル)エタノールの工業的製造方法の提供する。さらに、HPLCで相対保持時間0.47の不純物を含む2-(4-ビフェニル)エタノールを、特定の溶媒系で結晶化することにより、簡便に精製する方法を提供する。
【解決手段】
炭化水素系溶媒として、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒中で、ジアルキルホルムアミドの存在下4-ビフェニル酢酸をハロゲン化した後、メタノールを作用させて得られる4-ビフェニル酢酸メチルエステルを、水素化リチウムアルミニウムで還元し、メタノールと水との溶媒系で結晶化することにより、2-(4-ビフェニル)エタノールを製造することができる。
【解決手段】
炭化水素系溶媒として、トルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒中で、ジアルキルホルムアミドの存在下4-ビフェニル酢酸をハロゲン化した後、メタノールを作用させて得られる4-ビフェニル酢酸メチルエステルを、水素化リチウムアルミニウムで還元し、メタノールと水との溶媒系で結晶化することにより、2-(4-ビフェニル)エタノールを製造することができる。
Description
本発明は、2-(4-ビフェニル)エタノールの製造方法に関するものである。
2-(4-ビフェニル)エタノールは医薬中間体として有用な化合物である。従来、2-(4-ビフェニル)エタノールは4-ビフェニル酢酸を無水エタノール中で塩化水素ガスを通気することによりエステル化し、酢酸エチルで抽出した後、硫酸ナトリウムにより乾燥、ろ過、濃縮により4-ビフェニル酢酸エチルエステルを得、さらにエチルエーテル中で水素化リチウムアルミニウムにより還元して2-(4-ビフェニル)エタノールを得ている(特許文献1参照)。また、4-ビフェニル酢酸をテトラヒドロフラン中で水素化リチウムアルミニウムにより還元して2-(4-ビフェニル)エタノールを得る方法が知られている(特許文献2参照)。
しかしながら、4-ビフェニル酢酸エチルエステルの製造には、無水のエタノールが多量に必要であり経済的でない。また、次工程で水素化リチウムアルミニウムにより還元するため、4-ビフェニル酢酸エチルエステルの酢酸エチル溶液を硫酸ナトリウムで乾燥することが必要であり、工業的にはろ過、洗浄、濃縮などの多くの工程を必要とし、経済的でない。
しかしながら、4-ビフェニル酢酸エチルエステルの製造には、無水のエタノールが多量に必要であり経済的でない。また、次工程で水素化リチウムアルミニウムにより還元するため、4-ビフェニル酢酸エチルエステルの酢酸エチル溶液を硫酸ナトリウムで乾燥することが必要であり、工業的にはろ過、洗浄、濃縮などの多くの工程を必要とし、経済的でない。
4-ビフェニル酢酸エチルエステルを水素化リチウムアルミニウムで還元する文献法は、エステル体に対して8.5容量倍の多量のエーテルを使用し、4-ビフェニル酢酸を水素化リチウムアルミニウムで還元する文献法は、4-ビフェニル酢酸に対して17容量倍のテトラヒドロフランを使用し、工業的に好ましい方法とはいえない。
本発明は、従来の2-(4-ビフェニル)エタノールの製造法における上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は多量の溶媒を使用せず、経済的に2-(4-ビフェニル)エタノールを工業的規模で製造する方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するため、2-(4-ビフェニル)エタノールの製造法について、鋭意研究を行った。その結果、炭化水素系溶媒中で4-ビフェニル酢酸をハロゲン化した後、メタノールを加えて得られる4-ビフェニル酢酸メチルエステルを、テトラヒドロフランまたは炭化水素系溶媒との混合溶媒中で水素化リチウムアルミニウムにより還元することにより、経済的に2-(4-ビフェニル)エタノールを工業的規模で製造する方法を見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は以下のとおりである。
(1)炭化水素系溶媒中で4-ビフェニル酢酸をハロゲン化した後、メタノールを作用させて得られる4-ビフェニル酢酸メチルエステルを、水素化リチウムアルミニウムにより還元することを特徴とする2-(4-ビフェニル)エタノールの製造方法。
(2)炭化水素系溶媒がトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒である(1)記載の方法。
(3)ジアルキルホルムアミドの存在下でハロゲン化する(1)〜(2)いずれか記載の方法。
(4)ジアルキルホルムアミドがジメチルホルムアミドである(1)〜(3)いずれか記載の方法。
(5)炭化水素系溶媒がトルエンである(1)〜(4)いずれか記載の方法。
(6)塩化チオニルを用いてハロゲン化する(1)〜(5)いずれか記載の方法。
(7)4-ビフェニル酢酸メチルエステルをテトラヒドロフランまたは炭化水素系溶媒との混合溶媒中、還元する(1)〜(6)いずれか記載の方法。
(8)炭化水素系溶媒がトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒である(7)記載の方法。
(9)炭化水素系溶媒がトルエンである(7)〜(8)いずれか記載の方法。
(10)(1)〜(9)いずれかに記載の方法により得られた2-(4-ビフェニル)エタノールをメタノールと水から結晶化させ、HPLCで相対保持時間0.47の不純物が300ppm以下の2-(4-ビフェニル)エタノールの製造方法に関する。
(1)炭化水素系溶媒中で4-ビフェニル酢酸をハロゲン化した後、メタノールを作用させて得られる4-ビフェニル酢酸メチルエステルを、水素化リチウムアルミニウムにより還元することを特徴とする2-(4-ビフェニル)エタノールの製造方法。
(2)炭化水素系溶媒がトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒である(1)記載の方法。
(3)ジアルキルホルムアミドの存在下でハロゲン化する(1)〜(2)いずれか記載の方法。
(4)ジアルキルホルムアミドがジメチルホルムアミドである(1)〜(3)いずれか記載の方法。
(5)炭化水素系溶媒がトルエンである(1)〜(4)いずれか記載の方法。
(6)塩化チオニルを用いてハロゲン化する(1)〜(5)いずれか記載の方法。
(7)4-ビフェニル酢酸メチルエステルをテトラヒドロフランまたは炭化水素系溶媒との混合溶媒中、還元する(1)〜(6)いずれか記載の方法。
(8)炭化水素系溶媒がトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒である(7)記載の方法。
(9)炭化水素系溶媒がトルエンである(7)〜(8)いずれか記載の方法。
(10)(1)〜(9)いずれかに記載の方法により得られた2-(4-ビフェニル)エタノールをメタノールと水から結晶化させ、HPLCで相対保持時間0.47の不純物が300ppm以下の2-(4-ビフェニル)エタノールの製造方法に関する。
以上のことから、本発明の製造方法により、経済的に工業的規模で2-(4-ビフェニル)エタノールを製造することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
1. 4-ビフェニル酢酸のハロゲン化工程
4-ビフェニル酢酸のハロゲン化は炭化水素系溶媒中で行われる。
炭化水素系溶媒としてはトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒が使用される。これらの溶媒の中ではトルエン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンが好ましく、特にトルエンが溶解性、価格の観点から特に好ましい。炭化水素系溶媒の使用量としては、4-ビフェニル酢酸1Kgに対して、通常2L〜5L、好ましくは2.5L〜3.5Lである。
ハロゲン化はクロル化、ブロム化が挙げられ、塩化チオニル、臭化チオニル、塩化スルフリル、3塩化リン、オキシ塩化リンなどの試薬が使用される。ハロゲン化後に、濃縮、単離することなしにエステル化、およびエステル化の後処理の観点より塩化チオニルが特に好ましい。
ハロゲン化の試薬の使用量としては、4-ビフェニル酢酸1モルに対して、通常1モル〜2モル、好ましくは1.05モル〜1.5モルである。ハロゲン化のための試薬が1モルより少ないと、未反応物が残る虞があり、2モルより多いとハロゲン化の試薬が未反応として多く残り、経済的でない。
1. 4-ビフェニル酢酸のハロゲン化工程
4-ビフェニル酢酸のハロゲン化は炭化水素系溶媒中で行われる。
炭化水素系溶媒としてはトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒が使用される。これらの溶媒の中ではトルエン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンが好ましく、特にトルエンが溶解性、価格の観点から特に好ましい。炭化水素系溶媒の使用量としては、4-ビフェニル酢酸1Kgに対して、通常2L〜5L、好ましくは2.5L〜3.5Lである。
ハロゲン化はクロル化、ブロム化が挙げられ、塩化チオニル、臭化チオニル、塩化スルフリル、3塩化リン、オキシ塩化リンなどの試薬が使用される。ハロゲン化後に、濃縮、単離することなしにエステル化、およびエステル化の後処理の観点より塩化チオニルが特に好ましい。
ハロゲン化の試薬の使用量としては、4-ビフェニル酢酸1モルに対して、通常1モル〜2モル、好ましくは1.05モル〜1.5モルである。ハロゲン化のための試薬が1モルより少ないと、未反応物が残る虞があり、2モルより多いとハロゲン化の試薬が未反応として多く残り、経済的でない。
4-ビフェニル酢酸のハロゲン化において、ジアルキルホルムアミドを添加すると、反応温度が低い条件でも、反応速度が向上し、より良い結果が得られるので好ましい。
ジアルキルホルムアミドとしては、ジエチルホルムアミド、ジメチルホルムアミドが挙げられ、ジメチルホルムアミドが特に好ましい。
ジアルキルホルムアミドとしては、ジエチルホルムアミド、ジメチルホルムアミドが挙げられ、ジメチルホルムアミドが特に好ましい。
ジアルキルホルムアミドの使用量は、4-ビフェニル酢酸1モルに対して、通常0.05モル〜0.5モル、好ましくは0.1〜0.3モルである。ジアルキルホルムアミドの使用量が0.05モルより少ないと添加の効果が充分でなく、0.5モルより多いと加えた量に見合う効果がなく、経済的でない。
ハロゲン化の試薬は、急激な反応を抑制する観点から、4-ビフェニル酢酸と炭化水素系溶媒の混合物に滴下することが好ましい。
ハロゲン化の試薬は、急激な反応を抑制する観点から、4-ビフェニル酢酸と炭化水素系溶媒の混合物に滴下することが好ましい。
ハロゲン化の試薬の滴下時間は、使用量にもよるが通常30分から10時間である。
ハロゲン化の温度としては通常25℃〜80℃、好ましくは35℃〜50℃である。
ハロゲン化の反応時間としては、使用量にもよるが、通常30分から10時間、好ましくは2時間から6時間である。
ハロゲン化の終点は、反応液の一部をサンプリングし、メタノールを加え、HPLC法により、未反応の4-ビフェニル酢酸のピークを測定することにより確認することができる。
2. 4-ビフェニル酢酸のエステル化工程
エステル化は、ハロゲン化した反応溶液にメタノールを加えることにより行う。
メタノールの使用量としては、4-ビフェニル酢酸1モルに対して、通常1.2モル〜4モル、好ましくは1.8モル〜3モルである。メタノールの使用量が1.2モルより少ないとエステル化の速度が低下し、未反応物が残り、4モルより多いと、加えた量に見合う効果がなく、経済的でない。
メタノールはハロゲン化物の溶液に滴下することにより、エステル化反応をコントロールすることができる。
滴下時間は、使用量にもよるが、通常30分から4時間である。
エステル化の反応時間は使用量にもよるが、通常30分から8時間である。
エステル化は、ハロゲン化した反応溶液にメタノールを加えることにより行う。
メタノールの使用量としては、4-ビフェニル酢酸1モルに対して、通常1.2モル〜4モル、好ましくは1.8モル〜3モルである。メタノールの使用量が1.2モルより少ないとエステル化の速度が低下し、未反応物が残り、4モルより多いと、加えた量に見合う効果がなく、経済的でない。
メタノールはハロゲン化物の溶液に滴下することにより、エステル化反応をコントロールすることができる。
滴下時間は、使用量にもよるが、通常30分から4時間である。
エステル化の反応時間は使用量にもよるが、通常30分から8時間である。
エステル化の終点はHPLC法により、原料の残存量を測定することにより決定することができる。
反応液は、常法に従い処理する。たとえば、反応液に水を加えて分液する。有機層はアルカリ水溶液で洗浄する。アルカリ水溶液としては重層水、炭酸ナトリウム水溶液を使用する。エステル体の安定性の観点より重層水が好ましい。重層水の濃度としては通常5〜9%である。アルカリ水洗浄した有機層は水で洗浄する。
得られた4-ビフェニル酢酸メチルエステルの溶液は脱水するために濃縮する。濃縮は減圧下、常圧いずれでもよいが、脱水効率の観点より常圧濃縮が好ましい。
留去量は十分脱水できる量でよいが、炭化水素系溶媒としてトルエンを使用する場合の留去量としては、ハロゲン化に使用した溶媒量の通常、50〜70%量である。トルエンを留去することにより、脱水される。留去後の溶液中の水分量としては通常、500ppm以下、好ましくは300ppm以下である。
3. 4-ビフェニル酢酸メチルエステルの還元工程
4-ビフェニル酢酸メチルエステルは水素化リチウムアルミニウムにより還元する。
還元の溶媒としては、テトラヒドロフランまたは炭化水素系溶媒との混合溶媒中で行われ、テトラヒドロフランと炭化水素系溶媒との混合溶媒がハロゲン化、メチルエステル化および還元、生成物の抽出および洗浄を連続的に実施できる観点より好ましい。
テトラヒドロフラン中で還元する場合は、4-ビフェニル酢酸メチルエステルの溶液を十分濃縮して使用する。テトラヒドロフランの使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常2L〜4Lである。
3. 4-ビフェニル酢酸メチルエステルの還元工程
4-ビフェニル酢酸メチルエステルは水素化リチウムアルミニウムにより還元する。
還元の溶媒としては、テトラヒドロフランまたは炭化水素系溶媒との混合溶媒中で行われ、テトラヒドロフランと炭化水素系溶媒との混合溶媒がハロゲン化、メチルエステル化および還元、生成物の抽出および洗浄を連続的に実施できる観点より好ましい。
テトラヒドロフラン中で還元する場合は、4-ビフェニル酢酸メチルエステルの溶液を十分濃縮して使用する。テトラヒドロフランの使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常2L〜4Lである。
4-ビフェニル酢酸メチルエステルを、テトラヒドロフランと炭化水素系溶媒との混合溶媒中で還元する場合の炭化水素系溶媒としてはトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒が挙げられ、4-ビフェニル酢酸をハロゲン化する溶媒と統一する観点よりトルエンが好ましい。テトラヒドロフランとトルエンとの混合溶媒を使用する場合の炭化水素系溶媒の使用量は、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して通常2L〜4Lである。
テトラヒドロフランと炭化水素系溶媒との混合溶媒中還元する場合のテトラヒドロフランの使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常1L〜2Lである。
還元に使用する水素化リチウムアルミニウムは粉末状、ペレット状、テトラヒドロフラン溶液などが使用でき、反応量に応じて適宜選択することができる。
水素化リチウムアルミニウムの使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1モルに対して、通常0.5モルから1.5モル、好ましくは0.8モル〜1.1モルである。水素化リチウムアルミニウムの使用量が0.5モルより少ないと原料が残り、1.5モルより多いと、反応に関与しない試薬が残り経済的でない。
水素化リチウムアルミニウはテトラヒドロフランまたは、テトラヒドロフランと炭化水素系溶媒との混合溶媒に懸濁して使用してもよい。たとえば、水素化リチウムアルミニウ1Kgに対して、テトラヒドロフランが通常、10Lから15L、炭化水素系溶媒が3Lから6Lの混合溶媒に懸濁して使用する。これら水素化リチウムアルミニウを懸濁する溶媒は、還元に使用する溶媒から使用してもよい。
コントロールしながら還元する観点より、水素化リチウムアルミニウを懸濁した液に、4-ビフェニル酢酸メチルエステルの溶液を滴下する方法が好ましい。
水素化リチウムアルミニウムの使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1モルに対して、通常0.5モルから1.5モル、好ましくは0.8モル〜1.1モルである。水素化リチウムアルミニウムの使用量が0.5モルより少ないと原料が残り、1.5モルより多いと、反応に関与しない試薬が残り経済的でない。
水素化リチウムアルミニウはテトラヒドロフランまたは、テトラヒドロフランと炭化水素系溶媒との混合溶媒に懸濁して使用してもよい。たとえば、水素化リチウムアルミニウ1Kgに対して、テトラヒドロフランが通常、10Lから15L、炭化水素系溶媒が3Lから6Lの混合溶媒に懸濁して使用する。これら水素化リチウムアルミニウを懸濁する溶媒は、還元に使用する溶媒から使用してもよい。
コントロールしながら還元する観点より、水素化リチウムアルミニウを懸濁した液に、4-ビフェニル酢酸メチルエステルの溶液を滴下する方法が好ましい。
還元の温度は、通常0℃から40℃、好ましくは10℃から30℃の範囲である。
還元の時間は、使用量にもよるが、通常1時間から6時間である。
反応の終了は、HPLCによる測定により確認することができる。
反応の終了後、酸を加える。酸としては、塩酸、硫酸などの鉱酸が挙げられ、硫酸が容積効率、水解後のゲル化を防ぐ観点より好ましい。
硫酸は通常10%〜30%濃度のものが使用される。
硫酸の使用量としては、水素化リチウムアルミニウ1モルに対して、通常1.2モルから1.5モル量である。
安全性、反応液の固化を防止する観点より、硫酸中に反応液を滴下することが好ましい。
加水分解した反応液は抽出のために、炭化水素系溶媒を加える。炭化水素系溶媒としてはハロゲン化工程、還元工程で使用した溶媒が使用される。
抽出のための炭化水素系溶媒としてトルエンを使用する場合、その使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常1.2L〜1.5Lを加えて抽出する。
有機層はさらに酸で洗浄する。酸としては硫酸が使用され、濃度としては通常10%〜30%濃度のものが使用され、硫酸の使用量としては、水素化リチウムアルミニウ1モルに対して、通常0.2モル量から0.4モル量である。
酸により洗浄した有機層は、アルカリ水溶液で洗浄する。アルカリ水溶液としては、重曹水溶液、炭酸ナトリウム水溶液、苛性ソーダ水溶液などが使用され、重曹水溶液が分液性の観点より好ましい。
有機層は水で洗浄した後、例えば、内部温度が124℃〜126℃に到達するまで濃縮する。
炭化水素系溶媒が残ると収率が低下する傾向があるため、濃縮液にメタノールを加えて再濃縮する。メタノールの使用量としては4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常5L〜10Lである。
還元の時間は、使用量にもよるが、通常1時間から6時間である。
反応の終了は、HPLCによる測定により確認することができる。
反応の終了後、酸を加える。酸としては、塩酸、硫酸などの鉱酸が挙げられ、硫酸が容積効率、水解後のゲル化を防ぐ観点より好ましい。
硫酸は通常10%〜30%濃度のものが使用される。
硫酸の使用量としては、水素化リチウムアルミニウ1モルに対して、通常1.2モルから1.5モル量である。
安全性、反応液の固化を防止する観点より、硫酸中に反応液を滴下することが好ましい。
加水分解した反応液は抽出のために、炭化水素系溶媒を加える。炭化水素系溶媒としてはハロゲン化工程、還元工程で使用した溶媒が使用される。
抽出のための炭化水素系溶媒としてトルエンを使用する場合、その使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常1.2L〜1.5Lを加えて抽出する。
有機層はさらに酸で洗浄する。酸としては硫酸が使用され、濃度としては通常10%〜30%濃度のものが使用され、硫酸の使用量としては、水素化リチウムアルミニウ1モルに対して、通常0.2モル量から0.4モル量である。
酸により洗浄した有機層は、アルカリ水溶液で洗浄する。アルカリ水溶液としては、重曹水溶液、炭酸ナトリウム水溶液、苛性ソーダ水溶液などが使用され、重曹水溶液が分液性の観点より好ましい。
有機層は水で洗浄した後、例えば、内部温度が124℃〜126℃に到達するまで濃縮する。
炭化水素系溶媒が残ると収率が低下する傾向があるため、濃縮液にメタノールを加えて再濃縮する。メタノールの使用量としては4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常5L〜10Lである。
炭化水素系溶媒の残量は、5%以下が好ましく、5%以上残留する場合は再度メタノールを加えて濃縮する。
4. 2-(4-ビフェニル)エタノールの結晶化工程
4-ビフェニル酢酸のエステル体を水素化リチウムアルミニウムで還元すると、通常、HPLC上で2-(4-ビフェニル)エタノールに対して相対保持時間0.47の不純物が見出される。
2-(4-ビフェニル)エタノールはメタノールと水から結晶化させることにより不純物が大幅に削減される。
メタノールの使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常1L〜3L、好ましくは1.8Lから2.4Lである。メタノールを加えた後、加熱して2-(4-ビフェニル)エタノールを溶解する。結晶化は、通常40℃から60℃、好ましくは45℃から55℃で2-(4-ビフェニル)エタノールのメタノール溶液に水を加えて行う。
水の使用量はメタノールに対して通常2.2容量倍から2.8容量倍である。
水の使用量がメタノールに対して2.2容量倍より少ないと、2-(4-ビフェニル)エタノールの析出量が少なくなり、収率が低下する虞がある。水の使用量がメタノールに対して2.8容量倍より多いと、不純物が析出し、純度が低下する虞がある。結晶は10℃から30℃、好ましくは15℃から25℃で熟成させる。
結晶をろ過、洗浄、乾燥する。乾燥は減圧下で、40℃から70℃、好ましくは60℃から65℃の温度で行う。2-(4-ビフェニル)エタノールは白色結晶として得られる。
4-ビフェニル酢酸のエステル体を水素化リチウムアルミニウムで還元すると、通常、HPLC上で2-(4-ビフェニル)エタノールに対して相対保持時間0.47の不純物が見出される。
2-(4-ビフェニル)エタノールはメタノールと水から結晶化させることにより不純物が大幅に削減される。
メタノールの使用量としては、4-ビフェニル酢酸メチルエステル1Kgに対して、通常1L〜3L、好ましくは1.8Lから2.4Lである。メタノールを加えた後、加熱して2-(4-ビフェニル)エタノールを溶解する。結晶化は、通常40℃から60℃、好ましくは45℃から55℃で2-(4-ビフェニル)エタノールのメタノール溶液に水を加えて行う。
水の使用量はメタノールに対して通常2.2容量倍から2.8容量倍である。
水の使用量がメタノールに対して2.2容量倍より少ないと、2-(4-ビフェニル)エタノールの析出量が少なくなり、収率が低下する虞がある。水の使用量がメタノールに対して2.8容量倍より多いと、不純物が析出し、純度が低下する虞がある。結晶は10℃から30℃、好ましくは15℃から25℃で熟成させる。
結晶をろ過、洗浄、乾燥する。乾燥は減圧下で、40℃から70℃、好ましくは60℃から65℃の温度で行う。2-(4-ビフェニル)エタノールは白色結晶として得られる。
以下、実施例を示して、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 「2-(4-ビフェニル)酢酸メチルエステルの製造」
2-ビフェニル酢酸200.21g(0.943モル)にトルエン600mlおよびジメチルホルムアミド10ml(0.13モル)を加えて約40℃に加温した。約40℃で塩化チオニル124.73g(1.04モル)を滴下した。約3時間で原料の消失を確認(HPLC)し、メタノール76ml(1.88モル)を同温度で滴下した。1時間後、HPLCで反応の終了を確認し、約23℃で水400mlを滴下した。分液し、有機層を8%重曹水600g、次いで水400mlで洗浄した。常圧で共沸脱水し(留去量302.6g)、目的の2-(4-ビフェニル)酢酸メチルエステル217.58gを含むトルエン溶液402.19gを得た。収率96.3%
一部を濃縮乾固してNMRを測定し、表題化合物であることを確認した。
1H NMR (CDCl3, 400MHz) 3.67 (s, 2 H, -CH2-)、3.75 (s, 3 H, -CH3)、7.34 - 7.37 (m, 3 H,ビフェニル)、7.41 - 7.45 (m, 2 H, ビフェニル)、7.54 - 7.59 (m, 4 H, ビフェニル)
実施例1 「2-(4-ビフェニル)酢酸メチルエステルの製造」
2-ビフェニル酢酸200.21g(0.943モル)にトルエン600mlおよびジメチルホルムアミド10ml(0.13モル)を加えて約40℃に加温した。約40℃で塩化チオニル124.73g(1.04モル)を滴下した。約3時間で原料の消失を確認(HPLC)し、メタノール76ml(1.88モル)を同温度で滴下した。1時間後、HPLCで反応の終了を確認し、約23℃で水400mlを滴下した。分液し、有機層を8%重曹水600g、次いで水400mlで洗浄した。常圧で共沸脱水し(留去量302.6g)、目的の2-(4-ビフェニル)酢酸メチルエステル217.58gを含むトルエン溶液402.19gを得た。収率96.3%
一部を濃縮乾固してNMRを測定し、表題化合物であることを確認した。
1H NMR (CDCl3, 400MHz) 3.67 (s, 2 H, -CH2-)、3.75 (s, 3 H, -CH3)、7.34 - 7.37 (m, 3 H,ビフェニル)、7.41 - 7.45 (m, 2 H, ビフェニル)、7.54 - 7.59 (m, 4 H, ビフェニル)
実施例2 「2-(4-ビフェニル)エタノールの製造」
実施例1と同様の方法で製造した4-ビフェニル酢酸メチルエステル50gを含むトルエン溶液92.5g(0.221モル)を、室温で水素化リチウムアルミニウム5.40g(0.226モル)を含むTHF75mlとトルエン25mlとからなるスラリーに滴下した。4-ビフェニル酢酸メチルエステルの消失を確認し、反応の終了を確認した(HPLC法)。
20%の硫酸141gに反応液を滴下した。トルエン163mlを加えて抽出し、有機層を分液した。得られた有機層を、20%硫酸31.3g、8%重曹水溶液31.7g、次いで水32gにて洗浄した。
常圧で内温が約125℃になるまで濃縮し、メタノール344mlを流入し、さらに常圧でトルエンの残量が5%以下(HPLC測定)となるまで濃縮した。
相対保持時間0.47不純物 2400ppm
メタノール100mlを加え約50℃で水250mlを滴下した。約20℃で熟成し、ろ過、水63mlで結晶を洗浄した。結晶を60〜65℃の温度で減圧乾燥し、39.8gの表題化合物を得た。
収率91%
HPLC純度99.91%
相対保持時間0.47 不純物 100ppm
1H NMR (CDCl3, 400MHz) 1.45 (br, 1 H, -OH)、 2.90 (t, J = 6.4 Hz, 2 H, -CH2-)、 3.90 (t, J = 6.4 Hz, 2 H, -CH2-)、 7.28 - 7.34 (m, 3 H, ビフェニル)、 7.40 - 7.44 (m, 2 H,ビフェニル)、7.52 - 7.58 (m, 4 H, ビフェニル)
白色結晶 (融点 100 - 102 ℃)
実施例1と同様の方法で製造した4-ビフェニル酢酸メチルエステル50gを含むトルエン溶液92.5g(0.221モル)を、室温で水素化リチウムアルミニウム5.40g(0.226モル)を含むTHF75mlとトルエン25mlとからなるスラリーに滴下した。4-ビフェニル酢酸メチルエステルの消失を確認し、反応の終了を確認した(HPLC法)。
20%の硫酸141gに反応液を滴下した。トルエン163mlを加えて抽出し、有機層を分液した。得られた有機層を、20%硫酸31.3g、8%重曹水溶液31.7g、次いで水32gにて洗浄した。
常圧で内温が約125℃になるまで濃縮し、メタノール344mlを流入し、さらに常圧でトルエンの残量が5%以下(HPLC測定)となるまで濃縮した。
相対保持時間0.47不純物 2400ppm
メタノール100mlを加え約50℃で水250mlを滴下した。約20℃で熟成し、ろ過、水63mlで結晶を洗浄した。結晶を60〜65℃の温度で減圧乾燥し、39.8gの表題化合物を得た。
収率91%
HPLC純度99.91%
相対保持時間0.47 不純物 100ppm
1H NMR (CDCl3, 400MHz) 1.45 (br, 1 H, -OH)、 2.90 (t, J = 6.4 Hz, 2 H, -CH2-)、 3.90 (t, J = 6.4 Hz, 2 H, -CH2-)、 7.28 - 7.34 (m, 3 H, ビフェニル)、 7.40 - 7.44 (m, 2 H,ビフェニル)、7.52 - 7.58 (m, 4 H, ビフェニル)
白色結晶 (融点 100 - 102 ℃)
実施例3 「2-(4-ビフェニル)エタノールの製造」
実施例2の方法で得られた粗製の2-(4-ビフェニル)エタノールをトルエンとヘプタンより結晶化すると、相対保持時間0.47不純物が1000ppmを含む2-(4-ビフェニル)エタノールを得た。HPLC純度 99.85%
HPLC測定条件
カラム: YMC-Pack ODS-A A-302 S-5μm, 12nm 150 × 4.6 mmI.D.
カラム温度: 25℃
移動層: 0.1% トリフルオロ酢酸水溶液 : アセトニトリル = 50 : 50、 1.0 mL/min
検出波長: 254nm
実施例2の方法で得られた粗製の2-(4-ビフェニル)エタノールをトルエンとヘプタンより結晶化すると、相対保持時間0.47不純物が1000ppmを含む2-(4-ビフェニル)エタノールを得た。HPLC純度 99.85%
HPLC測定条件
カラム: YMC-Pack ODS-A A-302 S-5μm, 12nm 150 × 4.6 mmI.D.
カラム温度: 25℃
移動層: 0.1% トリフルオロ酢酸水溶液 : アセトニトリル = 50 : 50、 1.0 mL/min
検出波長: 254nm
Claims (10)
- 炭化水素系溶媒中で4-ビフェニル酢酸をハロゲン化した後、メタノールを作用させて得られる4-ビフェニル酢酸メチルエステルを、水素化リチウムアルミニウムにより還元することを特徴とする2-(4-ビフェニル)エタノールの製造方法。
- 炭化水素系溶媒がトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒である請求項1記載の方法。
- ジアルキルホルムアミドの存在下でハロゲン化する請求項1〜2いずれか記載の方法。
- ジアルキルホルムアミドがジメチルホルムアミドである請求項1〜3いずれか記載の方法。
- 炭化水素系溶媒がトルエンである請求項1〜4いずれか記載の方法。
- 塩化チオニルを用いてハロゲン化する請求項1〜5いずれか記載の方法。
- 4-ビフェニル酢酸メチルエステルをテトラヒドロフランまたは炭化水素系溶媒との混合溶媒中、還元する請求項1〜6いずれか記載の方法。
- 炭化水素系溶媒がトルエン、キシレン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタンの単独または混合溶媒である請求項7記載の方法。
- 炭化水素系溶媒がトルエンである請求項7〜8いずれか記載の方法。
- 請求項1〜9いずれかに記載の方法により得られた2-(4-ビフェニル)エタノールをメタノールと水から結晶化させ、HPLCで相対保持時間0.47の不純物が300ppm以下の2-(4-ビフェニル)エタノールの製造方法。
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JP2004263665A JP2006076941A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | 2−(4−ビフェニル)エタノールの製造方法 |
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