JP2006075805A - フィルター取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 消費者が誤って耐熱性に乏しいフィルターを使用しても、火災の発生の原因となる加熱調理領域へのフィルターの落下を未然に防ぐことができ、且つ、通常の使用状態で換気装置の換気性能を確実に維持することができるフィルター取付具を提供する。
【解決手段】 枠状をなして開口領域を形成すると共に、該開口領域を覆うように通気性を有する枚葉状のフィルターを配置可能に構成された枠本体を備え、該枠本体は、前記フィルターが加熱調理領域の上方に位置する既設の換気装置と当該枠本体との間に介在するように、前記換気装置に取付可能に構成されてなるフィルター取付具において、前記開口領域に対応する領域内のフィルターを支持し、該フィルターが開口領域側に変位するのを規制するフィルター支持体を備え、フィルター支持体は、フィルターを支持する領域に複数の通気穴が形成されてなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、加熱調理に伴って発生する熱気を外部に排気する既設の換気装置に対して枚葉状のフィルターを取り付けるためのフィルター取付具に関する。
従来から、ガスコンロやIHコンロ等の加熱調理器を用いて食材等を加熱調理する際に発生する熱気や臭気を排気すべく、該加熱調理を行う領域(加熱調理領域)の上方に換気装置(換気扇やレンジフード型換気扇)が設置されるのが一般的である。
該換気装置は、上述の如く、加熱調理に伴う熱気等を外部に排出して室内の換気を行うものであるため、換気に伴って吸気ファン等が配設された装置内部には、油汚れ等が付着してしまう。そのため、油汚れ等の除去作業(清掃作業)が要求されることになるが、油汚れは非常に除去しにくく、かかる清掃作業は非常に煩雑なものとなる。そこで、装置内部への油の流入を防止して清掃の簡素化を図るべく、既設の換気装置に対してフィルターを交換可能に取り付けるためのフィルター取付具が提供されている。
かかるフィルター取付具は、図6に示す如く、枠状をなして開口領域150を形成すると共に、該開口領域150を覆うように枚葉状のフィルターFを配置可能に構成された枠本体151と、該枠本体151上に配置されたフィルターFの外周縁部を枠本体151に向けて押さえ付け、枠本体151との間にフィルターFを挟み込んでフィルターFを保持するフィルター保持枠152とを備えている。なお、該フィルター取付具Pに採用されるフィルターFは、上述の如く、加熱調理に伴う熱気を通過させるため、通気性及び耐熱性を有する樹脂製の不織布等で構成されている。
前記枠本体151は、既設の換気装置に取り付けるための取付手段153(例えば、磁石や掛止具)が設けられている。これにより、かかるフィルター取付具Pは、図7に示す如く、換気装置100の吸気口101にフィルターFを対向させた状態(吸気口101をフィルターFで覆った状態)で、取付手段153を介して換気装置100に取り付けることで、換気時における通気性を確保した上で換気装置100の装置内部に油等が入り込むのを防止できるようになっている。
また、該フィルター取付具Pは、フィルター保持枠152を取り外すことでフィルターFの交換ができるようになっており、フィルターFに目詰まり等が発生したときに通気性の良い新たなフィルターFに取り替えることで、換気効率の低下を防止するようになっている。
ところで、上記フィルター取付具Pに取り付けるフィルターFは消耗品であるため、消費者に対して交換用のフィルターFが複数のメーカー等から提供されている。ところが、メーカーによっては、純正フィルターに比して耐熱性が著しく乏しいフィルターを提供している場合があり、一見してフィルターFの性状や耐熱性について判断できないため、消費者が耐熱性に乏しい非純正フィルターFを誤って使用してしまうといった問題がある。
そのため、消費者が耐熱性に乏しい非純正フィルターFを誤って使用してしまうと、フィルターFが熱気によって軟化乃至溶融してしまい、フィルターFが枠本体151の開口領域150側に垂れ下がった態様になったり、枠本体151の開口領域150から加熱調理領域内に落下してしまったりする虞があり、火災の発生を招きかねないといった問題が発生している。即ち、上記構成の枠本体151は、フィルターFへの気体の流入を考慮して、フィルターFの外周縁部を支持するようになっているため、広い領域(開口領域150に対応する領域)のフィルターFが支持されておらず、フィルターFが軟化乃至溶融してしまうと、該フィルターFが開口領域150を介して加熱状態にある領域に落下してしまう可能性が非常に高く、火災の発生の原因になるといった問題が発生している。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、消費者が誤って耐熱性に乏しいフィルターを使用しても、火災の発生の原因となる加熱調理領域へのフィルターの落下を未然に防ぐことができ、且つ、通常の使用状態で換気装置の換気性能を確実に維持することができるフィルター取付具を提供することを課題とする。
本発明に係るフィルター取付具は、枠状をなして開口領域を形成すると共に、該開口領域を覆うように通気性を有する枚葉状のフィルターを配置可能に構成された枠本体を備え、該枠本体は、前記フィルターが加熱調理領域の上方に位置する既設の換気装置と当該枠本体との間に介在するように、前記換気装置に取付可能に構成されてなるフィルター取付具において、前記開口領域に対応する領域内のフィルターを支持し、該フィルターが開口領域側に変位するのを規制するフィルター支持体を備え、フィルター支持体は、フィルターを支持する領域に複数の通気穴が形成されてなることを特徴とする。
上記構成のフィルター取付具によれば、開口領域に対応する領域内のフィルターを支持し、該フィルターが開口領域側に変位するのを規制するフィルター支持体を備え、該フィルター支持体は、フィルターを支持する領域に複数の通気穴が形成されているので、複数の通気穴を介して空気(熱気)がフィルターを通過することが可能であり、換気装置を駆動することで室内の換気を行うことができる。そして、熱気の通過に伴って仮にフィルターが軟化状態になったとしても、フィルターが枠本体の開口領域から垂れ下がるような態様になるのを防止することができる。即ち、枠本体の開口領域に対応する領域内のフィルターは、フィルター支持体における通気穴を形成した領域(通気穴を形成する非開口部分)で支持され、開口領域側への変位が規制されているため、仮にフィルターが軟化しても、該フィルターはフィルター支持体によって支持され、枠本体の開口領域側に垂れ下がったり、落下したりすることが防止される。また、フィルターが溶融状態になった場合には、該フィルターに流動性がでるため、通気穴の周縁を伝うことになり、仮に落下しても微滴な状態で落下することになる。従って、消費者は遅くともフィルターが微滴な状態で落下した時点でフィルターが溶融状態になっていることが判断することができるため、フィルターが完全に溶融状態になって落下してしまうまでに、消火を行ったり、調理中の食材を待避させたりすることができ、フィルターの落下に伴う火災の発生を未然に防止することができる。
本発明の一態様として、前記フィルター支持体は、少なくともフィルターを支持する領域が金属製の網材で構成されてもよい。このようにすれば、空気(熱気)の流通を阻害することなく簡易な構成でフィルターを確実に支持することができる。
以上のように、本発明に係るフィルター取付具によれば、消費者が誤って耐熱性に乏しいフィルターを使用しても、火災の発生の原因となる加熱調理領域へのフィルターの落下を未然に防ぐことができ、且つ、通常の使用状態で換気装置の換気性能を確実に維持することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の一実施形態に係るフィルター取付具について、添付図面を参照しつつ説明する。
本実施形態に係るフィルター取付具は、ガスコンロやIHコンロ等の加熱調理器を用いて加熱調理を行う際に発生する熱気等を外部に排気すべく、加熱調理器(加熱調理を行う領域:加熱調理領域)の上方に設けられた既設の換気装置(本実施形態においては、ユニット化された換気装置の一構成要素のレンジフード(金属製カバー))に取り付けるものであり、図1に示す如く、枠状をなして開口領域10を形成すると共に、該開口領域10を覆うように枚葉状のフィルターFを配置可能に構成された枠本体1と、開口領域10と対応する領域内のフィルターFを支持するフィルター支持体2と、フィルターFを枠本体1に対して保持するフィルター保持枠3とを備えている。なお、該フィルター取付具Pに使用されるフィルターFには、開口領域10を覆うように枠本体1内に嵌め込むことができる枚葉状の不織布等で構成されたもの、即ち、枠本体1の内形状(フィルター支持体2又は後述するプレート部11の平面視外形)に対応するように平面形状が設定されると共に、所定の厚みに設定された通気性を有するものが採用される。
前記枠本体1は、前記フィルター支持体2の外周縁部を支持すべく、外形が略矩形をなして前記開口領域10を画定する枠状のプレート部11と、プレート部11の各外縁部から該プレート部11と面交差する方向に延出した延出部12と、前記フィルター保持枠3を係止すべく、対向する一組(一対)の延出部12の先端から内側(互いに対向する延出部12)に向けて延出した係止部13と、該枠本体1をレンジフードに取り付けるための取付手段14とで構成されている。本実施形態に係る枠本体1は、安全面を考慮して、プレート部11に支持されるフィルター支持体2を補助的に支持すべく、開口領域10を跨いで対向するプレート部11に接続された補助支持体16を更に備えている。
本実施形態において、当該フィルター取付具Pが取り付けられる対象が、金属板で構成されて磁性を有するレンジフードであるので、取付手段14には、磁石が採用されている。該磁石14は、一面が開口状態にある箱状のブラケット15を介して前記係止部13の延設された延出部12に固着されている。
前記補助支持体16は、金属製の二本の棒材で構成されている。該二本の棒材(補助支持体)16,16は、所定間隔を有して軸心と直交する方向に並列に設けられており、各端部がプレート部11の内周端面に固着されている。
前記枠本体1は、前記取付手段14(ブラケット15)及び補助支持体16を除いて、一枚の板材を折曲加工して形成されており、その折曲加工したものに対して前記取付手段14(ブラケット15)、及び補助支持体16が取り付けられることで形成されている。
前記フィルター支持体2は、前記開口領域10を完全に覆うように枠本体1に対して取り付け可能に構成されており、枠本体1に取り付けた状態で開口領域10に対応することになる領域、即ち、開口領域10に対応する領域内のフィルターFを支持する領域には、気体(熱気)を流通させるための通気穴20,20…が複数形成されている。該通気穴20,20は、開口領域10に対応する全領域における開口率をできる限り100%に近づけて換気効率を高めるべく、サイズや、数、配置が設定されている。なお、開口領域10に対応する領域内の開口率は、65%〜98%(より好ましくは、80%以上)にすることが好ましい。
本実施形態に係るフィルター支持体2について具体的に説明すると、該フィルター支持体2は、金属製の線材(線径が約0.6mm〜1.6mmの線材)を格子状に配設した網材で構成されている。従って、本実施形態に係るフィルター支持体2は、略矩形状の穴をなす格子目によって複数の通気穴20,20…が構成されている。なお、本実施形態においては、通気穴20,20…は、一辺が10mm〜40mmに設定されている。該フィルター支持体2は、枠本体1の延出部12に包囲された領域内に嵌め込んだ状態で、外周縁部が前記枠本体1のプレート部11に支持されるように平面視の外形が設定されている。
前記フィルター保持枠3は、プレート部11上にフィルター支持体2及びフィルターFを配置した状態でフィルターFと係止部13との間の間隙と略同一或いは間隙よりもやや太い線経の金属製の線材或いは棒材を曲げ加工して枠状に形成されている。該フィルター保持枠3は、プレート部11の形成領域であって延出部12で包囲された領域内に配置できるように寸法設定されている。
上記構成のフィルター取付具Pは、図2に示す如く、枠本体1内にフィルター支持体2配置した後に、更にフィルターFを配置し、フィルター保持枠3の両端部をフィルターFと枠本体1の係止部13との間に介装することで、フィルターFがフィルター支持体2に支持されると共に、フィルター保持枠3で枠本体1に対する取付状態で保持されるた態様となる。即ち、この状態において、該フィルターFは、フィルター支持体2を介して開口領域10を覆った状態で、フィルター支持体2によって開口領域10側への変位が規制され、フィルター保持体3によってプレート部11とは反対側(レンジフードと対向する側)への移動が規制された態様となり、当該フィルター取付具Pがレンジフードに対して取り付け得る状態となる。
そして、図3に示す如く、フィルターFがレンジフード100の吸気口101の形成された壁部(本実施形態においては下壁部)102と枠本体1(プレート部11)との間に介在するように、フィルター取付具Pを配置すると、取付手段(磁石)14がレンジフード100の下壁部102に磁着して、当該フィルター取付具Pの取り付けが完了する。この状態において、図4に示す如く、レンジフード100の吸気口101は、枠本体1に包囲されると共にフィルターFに覆われた態様となり、開口領域10、通気穴20及びフィルターFを介して吸気口101に空気が流入できる状態となる。なお、図3及び図4においては、大型のレンジフードに対してフィルター取付具Pを二つ並列に取り付けるときの状態を示している。
そして、レンジフード100の下方の領域(加熱調理領域)で加熱調理が行われ、その加熱調理に伴う熱気が換気装置(レンジフード100)によって排気されるに際し、該熱気は枠本体1の開口領域10及びフィルター支持体2の通気穴20,20…を介してフィルターFを流通して外部に排気される一方で、油や塵等はフィルターFによって捕らえられることになる。これにより、換気装置内への油等の流入が防止されるので、換気装置内における油の付着が抑制され或いは完全に防止されることになり、換気装置の清掃を簡単に行うことができる。
そして、消費者が誤って上記構成のフィルター取付具Pに非純正のフィルター(耐熱性に乏しいフィルター)を取り付けてしまい、加熱調理に伴う熱気の流通でフィルターFが軟化した場合、上記構成のフィルター取付具Pは、枠本体1の開口領域10の全領域にフィルター支持体2が配設されているので、フィルターFが軟化に伴って開口領域10内に垂れ下がろうとしても、当該フィルターFはフィルター支持体2によって支持され、開口領域10側への変位が規制されることになる。従って、消費者の頭上、即ち加熱調理を行っている高温な領域(加熱調理領域)の上方に配置されたフィルター取付具Pから不用意にフィルターFが落下してしまうのを防止することができるので、火災の発生を未然に防止することができる。
また、フィルターFが軟化状態から溶融状態になった場合、該フィルターが溶融した樹脂となって流動性が発生することになるが、溶融状態の樹脂(フィルター)は、フィルター支持体2の通気穴20,20…の周辺(線材:非開口部分)を伝って移動し、初期の段階において微滴となって下方に落下するだけである。従って、消費者がフィルターFが軟化状態にあることに気が付かずに溶融状態になっても、微滴な樹脂が落下した時点でフィルターFが溶融状態にあることに気が付き、フィルターF全体(大量の樹脂)が高温領域に落下してしまうまでに消火等の対策をとることができるので、火災が発生するのを未然に防止することができる。
また、上記フィルター保持具は、枠本体1のプレート部11に対してフィルター支持体2が載置可能、即ち、枠本体1からフィルター支持体2が取り外せるようになっているので、フィルター支持体2の清掃を容易に行うことは勿論、消費者が正規ルートで耐熱性の十分に考慮された純正のフィルターFを購入して使用する場合(明らかに耐熱性に優れたフィルターFを使用していることが判断できる場合)には、フィルター支持体2を取り外して、従来のフィルター取付具Pと同様の使用態様にすることも可能である。
尚、本発明のフィルター取付具Pは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上記実施形態において、枠本体1を矩形の枠状に構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、平面視円形の枠状に構成するようにしても勿論よい。この場合においても、フィルター支持体2の外形を枠本体1(開口領域10)の形状に合わせるようにすることは勿論である。
上記実施形態において、フィルター支持体2全体を網材で構成するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、フィルターFを支持する領域(開口領域10に対応する領域)のみを網材で構成し、枠本体1(プレート部11)に支持される領域(フィルター支持体の外周縁部)を板材で構成するようにしても勿論よい。
上記実施形態において、線材を格子状に配置してフィルター支持体2を構成するようにしたが、例えば、網金網(フィルター支持体2をJIS3555の織金網や、JIS3556の工業用織金網等)や、図5に示す如く、枠本体1のプレート部11上に載置可能な平面形状に設定された金属製の板材に対し、枠本体1の開口領域10に対応する領域内に複数の通気穴20,20を穿設したものであってもよい。この場合においても、換気効率を考慮して、枠本体1の開口領域10に対応する領域の開口率ができる限り100%に近づくように、線材の線径や目開き寸法を選定することは勿論である。但し、換気効率を追求するあまりに通気穴20,20を大きくすると、フィルターFを支持する部分が減ってフィルターFを十分に支持することができなくなる場合があるので、通気穴20,20…は、円形である場合には直径を15mm〜40mmに設定し、矩形状である場合は一辺を40mm以下程度(より好ましくは、25mm以下)にすることが好ましい。
上記実施形態において、フィルター支持体2を網材を構成することで、通気穴20,20…が矩形状に形成されていたが、これに限定されるものではなく、通気穴20,20…は、例えば、真円形状や、楕円形状、三角形状等の種々形態のものであってもよく、通気穴20,20…を真円形状や楕円形状に形成した場合には、開口率を高めるべく、千鳥状に配設することが好ましい。
上記実施形態において、フィルター支持体2を枠本体1に対して別体で構成し、枠本体1(プレート部11)に対してフィルター支持体2を着脱可能に構成したが、フィルター支持体2は、枠本体1に対して着脱可能に構成されたものに限定されるものではなく、例えば、枠本体1に固着したものであってもよい。従って、フィルター支持体2を枠本体1の開口領域10に対応した平面形状に構成し、枠本体1(プレート部11)の内周端部とフィルター支持体2の外周端部とを溶接等によって固着させたものであってもよい。
上記実施形態において、枠本体1にフィルター支持体2を補助的に支持する補助支持体16を設けたが、これに限定されるものではなく、例えば、補助支持体16を設けることなく枠本体1を形成し、フィルターFを支持した状態で撓むことのないように、フィルター支持体2を、十分な剛性を得ることができる線経の線材で網状に構成したり、十分な板厚の板材に複数の通気穴を穿設して構成したりするようにしてもよい。つまり、フィルター支持体2に十分な強度があれば、補助支持体16を設けなくても、フィルターFを十分に支持することができる。但し、開口率を高めるべく、通気穴20,20…周辺の非開口部分を細くする場合には、フィルター支持体2が撓む虞があるので、補助支持体16を設けることが好ましい。
また、上記実施形態において、フィルター保持枠3を枠本体1に対して別体で構成したが、これに限定されるものではなく、例えば、フィルター保持枠3の一端を枠本体1の一端部に枢着し、フィルター保持枠3の他端部を前記係止部13に係止させるようにしてもよい。
上記実施形態において、フィルターFを枠本体1に保持させるフィルター保持枠3を設けたが、これに限定されるものではなく、フィルター保持枠3は、必要に応じて設けるようにすればよい。但し、換気装置を駆動した際の吸気に伴って、フィルターFが吸気口101に向けて吸い込まれる虞がある場合には、フィルター保持枠3を設けることは勿論である。
本発明の一実施形態に係るフィルター取付具の分解斜視図を示す。 同実施形態に係るフィルター取付具の全体斜視図を示す。 同実施形態に係るフィルター取付具をレンジフードに取り付ける際の状態を示した斜視図を示す。 同実施形態に係るフィルター取付具をレンジフードに取り付けた状態の斜視図を示す。 他実施形態に係るフィルター支持体の斜視図を示す。 従来のフィルター取付具の分解斜視図を示す。 従来のフィルター取付具をレンジフードに取り付けた状態の斜視図を示す。
符号の説明
1…枠本体、2…フィルター支持体、3…フィルター保持枠、10…開口領域、11…プレート部、12…延出部、13…係止部、14…取付手段(磁石)、15…ブラケット、16…補助支持体、20…通気穴、F…フィルター

Claims (2)

  1. 枠状をなして開口領域を形成すると共に、該開口領域を覆うように通気性を有する枚葉状のフィルターを配置可能に構成された枠本体を備え、該枠本体は、前記フィルターが加熱調理領域の上方に位置する既設の換気装置と当該枠本体との間に介在するように、前記換気装置に取付可能に構成されてなるフィルター取付具において、前記開口領域に対応する領域内のフィルターを支持し、該フィルターが開口領域側に変位するのを規制するフィルター支持体を備え、フィルター支持体は、フィルターを支持する領域に複数の通気穴が形成されてなることを特徴とするフィルター取付具。
  2. 前記フィルター支持体は、少なくともフィルターを支持する領域が金属製の網材で構成されてなる請求項1記載のフィルター取付具。
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