JP2006075719A - 蛍光灯粉砕装置 - Google Patents
蛍光灯粉砕装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006075719A JP2006075719A JP2004262103A JP2004262103A JP2006075719A JP 2006075719 A JP2006075719 A JP 2006075719A JP 2004262103 A JP2004262103 A JP 2004262103A JP 2004262103 A JP2004262103 A JP 2004262103A JP 2006075719 A JP2006075719 A JP 2006075719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent lamp
- lid
- insertion port
- open drum
- crushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
【課題】 作業者が粉砕物の飛散に曝されないようにした蛍光灯粉砕装置を提供する。
【解決手段】 蓋体2はオープンドラム缶Dの上部に設けられた開口部に着脱自在に取り付けられ、開口部を封閉する。蓋体2の上面には、蛍光灯Lを蓋体2の外側から長手方向に受け入れる筒状の蛍光灯挿入口3が設けられている。蓋体2の下面には、蛍光灯挿入口3を介してオープンドラム缶D内に挿入された蛍光灯Lの一端を受け止めて蛍光灯Lを支持する蛍光灯受け5が設けられている。さらに、蓋体2には、オープンドラム缶D内に突出した蛍光灯Lの一端を粉砕する粉砕手段6が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 蓋体2はオープンドラム缶Dの上部に設けられた開口部に着脱自在に取り付けられ、開口部を封閉する。蓋体2の上面には、蛍光灯Lを蓋体2の外側から長手方向に受け入れる筒状の蛍光灯挿入口3が設けられている。蓋体2の下面には、蛍光灯挿入口3を介してオープンドラム缶D内に挿入された蛍光灯Lの一端を受け止めて蛍光灯Lを支持する蛍光灯受け5が設けられている。さらに、蓋体2には、オープンドラム缶D内に突出した蛍光灯Lの一端を粉砕する粉砕手段6が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、オープンドラム缶等に取り付けて使用する蛍光灯粉砕装置に関する。
使用済みの蛍光灯は破損すると取り扱いが危険であるため、廃棄やリサイクルに先立って粉砕するようにしていることが多い。従来より用いられてきた蛍光灯粉砕装置では、ロータ等の粉砕手段で粉砕した粉砕物を容器内に受け入れ、容器が満杯になると粉砕物を運搬用容器に移し替えて処理施設に搬送するようにしていた。
上記従来の蛍光灯粉砕装置では、容器内に収容された粉砕物を運搬用容器に移し替える際、ガラスや水銀の破片が飛散すると危険であるため、作業者は保護メガネや防塵マスクを着用するようにしているが、安全衛生上の点で十分であるとはいえなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業者が粉砕物の飛散に曝されないようにした蛍光灯粉砕装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の蛍光灯粉砕装置は、粉砕された蛍光灯を収容し且つ運搬するための運搬用容器の上部に設けられた開口部に着脱自在に取り付けられ、前記開口部を封閉する蓋体と、前記蓋体に設けられ、前記運搬用容器内部に連通した蛍光灯挿入口と、前記蓋体に設けられ、前記蛍光灯挿入口から挿入される蛍光灯を前記運搬用容器内部で粉砕する粉砕手段とを具備することを特徴としている。
本発明の蛍光灯粉砕装置では、粉砕物が直接運搬用容器に収容されるため、粉砕終了後に粉砕物の移し替えが不要であり、作業者が粉砕物の飛散に曝されることがないため、安全である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態である蛍光灯粉砕装置及びオープンドラム缶(運搬用容器)の一部破断側面図である。
オープンドラム缶Dは上面に開口部を有する有底円筒状の容器で、蛍光灯粉砕装置1はこのオープンドラム缶Dの開口部に着脱自在に取り付けられて前記開口部を封閉する円板状の蓋体2を備えている。
この蓋体2の上面の中心部より偏心した位置に蛍光灯挿入口3が設けられている。この蛍光灯挿入口3は、蓋体2の上面から垂直上方に向けて突出するように形成された円筒状のもので、蓋体2に設けられた貫通穴4と連通しており、蛍光灯Lを蓋体2の外側から長手方向に受け入れる。
蓋体2の内面側には蛍光灯受け5が設けられている。この蛍光灯受け5は断面L字形に形成され、その底壁は貫通穴4と間隔をおいて対向している。蛍光灯受け5は、蛍光灯挿入口3を介してオープンドラム缶D内に挿入された蛍光灯Lの一端を受け止めて蛍光灯Lを略直立した状態で支持する。
蛍光灯受け5の側方には粉砕手段6が設けられている。この粉砕手段6は、垂直回転軸7を介して蓋体2の内面に水平かつ回転自在に軸支された円板状の粉砕ロータ8と、この粉砕ロータ8の上方に配置され、垂直回転軸7に固着された歯車9と、蓋体2の上方に配置され、下端部が蓋体2に設けられた貫通穴10を貫通してオープンドラム缶D内に突出したクランク状のハンドル11と、このハンドル11の下端部に固着され、歯車9と噛み合っている歯車(図示せず)とを有している。ハンドル10を回すと粉砕ロータ8が回転し、その外周部に設けられた粉砕歯が蛍光灯Lの下端部を打撃して粉砕する。
また、蓋体2の上面には窓12が設けられ、蓋体2に形成された貫通穴13を介してオープンドラム缶D内に堆積した粉砕物量を視認できるようになっている。
次に、上記のように構成された蛍光灯粉砕装置1の作用を説明する。
蛍光灯粉砕装置1をオープンドラム缶Dの開口部に取り付け、蛍光灯挿入口3の上端から蛍光灯Lを長手方向に挿入し、下端部を蛍光灯受け5に受け止め支持させる。ハンドル11を回すと粉砕ロータ8が蛍光灯Lの下端を打撃して粉砕する。これにより、蛍光灯Lが自重により下降してオープンドラム缶D内に徐々に入り込んでゆき、全長にわたって粉砕されることになる。
蛍光灯Lが粉砕されることにより発生した粉砕物はオープンドラム缶D内に落下して堆積するが、オープンドラム缶Dの開口部は蓋体2により封閉されているため、粉砕物が外部に飛散することはない、特に本実施形態では、蛍光灯挿入口3が蛍光灯Lの外周部を包囲するように筒状に形成されているため、粉砕物が貫通穴4を介して外部に飛散するのを確実に防ぐことができる。
オープンドラム缶D内部が粉砕物で満杯になると、蓋体2をオープンドラム缶Dから取り外して別の蓋体でオープンドラム缶Dの開口部を封閉する。そして、オープンドラム缶Dを処理施設に搬送して内部の粉砕物を処理する。したがって、粉砕物を移し替える作業が不要であり、粉砕作業を行う作業者が粉砕物の飛散に曝されることがないため安全である。
以上、具体例をあげて本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
1 蛍光灯粉砕装置
2 蓋体
3 蛍光灯挿入口
6 粉砕手段
12 窓
D オープンドラム缶(運搬用容器)
2 蓋体
3 蛍光灯挿入口
6 粉砕手段
12 窓
D オープンドラム缶(運搬用容器)
Claims (3)
- 粉砕された蛍光灯を収容し且つ運搬するための運搬用容器の上部に設けられた開口部に着脱自在に取り付けられ、前記開口部を封閉する蓋体と、
前記蓋体に設けられ、前記運搬用容器内部に連通した蛍光灯挿入口と、
前記蓋体に設けられ、前記蛍光灯挿入口から挿入される蛍光灯を前記運搬用容器内部で粉砕する粉砕手段と、
を具備することを特徴とする蛍光灯粉砕装置。 - 前記蛍光灯挿入口が、前記蓋体の外面から外方に向けて突出すると共に蛍光灯を長手方向に受け入れる筒状に形成されたことを特徴とする請求項1記載の蛍光灯粉砕装置。
- 前記運搬用容器内の粉砕物量を視認するための窓を前記蓋体に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の蛍光灯粉砕装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004262103A JP2006075719A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | 蛍光灯粉砕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004262103A JP2006075719A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | 蛍光灯粉砕装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006075719A true JP2006075719A (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=36155623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004262103A Pending JP2006075719A (ja) | 2004-09-09 | 2004-09-09 | 蛍光灯粉砕装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006075719A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5180388B1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-04-10 | 高木 博章 | 蛍光管破砕装置 |
CN105097384A (zh) * | 2014-05-09 | 2015-11-25 | 江西格林美资源循环有限公司 | 荧光灯回收装置 |
-
2004
- 2004-09-09 JP JP2004262103A patent/JP2006075719A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5180388B1 (ja) * | 2012-04-06 | 2013-04-10 | 高木 博章 | 蛍光管破砕装置 |
CN105097384A (zh) * | 2014-05-09 | 2015-11-25 | 江西格林美资源循环有限公司 | 荧光灯回收装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101935590B1 (ko) | 스티로폼 파쇄장치 | |
JP2010528254A (ja) | 非鉄金属獲得装置及び方法 | |
CN206793765U (zh) | 一种西药片剂的科室用粉碎装置 | |
CN205949015U (zh) | 玻璃粉碎机 | |
CN106111284A (zh) | 一种多功能粉碎机 | |
JP2006075719A (ja) | 蛍光灯粉砕装置 | |
CN205988794U (zh) | 一种双产物粉碎机 | |
KR101759486B1 (ko) | 쇳가루 검출기 | |
KR100907054B1 (ko) | 칩 컨베이어 장치 | |
KR20160023416A (ko) | 기어구동식 다축 일체형 디스포져 | |
CN215507156U (zh) | 垃圾处理器 | |
CN213000279U (zh) | 一种自动回料破碎机 | |
KR101699439B1 (ko) | 폐형광등 처리 시스템 | |
CN208975990U (zh) | 一种药材粉碎机 | |
JPS6310832Y2 (ja) | ||
CN214681964U (zh) | 一种原矿粉碎装置 | |
KR102583313B1 (ko) | 연질캡슐 파쇄기 | |
KR20210082836A (ko) | 방사성 콘크리트 폐기물의 이동형 감용처리장치 | |
TW200640577A (en) | Recirculating grinding mill for grinding fresh material | |
JP2008505751A (ja) | 造粒機ミル | |
KR20230064173A (ko) | 음식물 쓰레기의 분말화가 용이한 음식물 쓰레기 처리 장치 | |
CN210613932U (zh) | 一种报废灯管回收破碎装置 | |
JP2014065074A (ja) | ゴミ袋の圧縮装置 | |
CN218433891U (zh) | 一种水玻璃加工的储煤仓下料装置 | |
JP2007029780A (ja) | 粉砕装置 |