JP2006075684A - 光触媒を担持するための無機多孔質体 - Google Patents

光触媒を担持するための無機多孔質体 Download PDF

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承央 伊藤
Yoichi Fukuda
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勇造 藤井
Yukihiro Yabusaki
幸広 藪崎
Hisashi Nagatomi
寿 永富
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Abstract

【課題】従来の無機多孔質体よりも多くの光触媒の担持を可能とし、被処理成分との接触確率を高くして高効率に水浄化及び脱臭を可能としてなる、光触媒を担持するための無機多孔質体を得る。
【解決手段】光触媒を担持するための無機多孔質体であって、光触媒が担持されていない状態において、その無機多孔質体の気孔部分の80%以上が孔径50μm以上であり、且つ平均気孔径が120μm以上であり且つ気孔率が46%以上であることを特徴とする無機多孔質体。
【選択図】図9

Description

本発明は、光触媒を担持するための無機多孔質体に関し、より詳しくは酸化チタン等の光触媒を担持して水及び空気を浄化するための無機多孔質体に関する。
生活廃水や産業廃水等の汚水からリン化合物、窒素化合物及び種々の有機物を除去するための技術が種々開発されている。例えば特開平6−256069号公報には、水を濾過するフィルターとして使用しうるセラミックス多孔質体が開示されている。また、特開平6−15287号公報や特公平7−46992号公報には、水の浄化に資する微生物を着床させ易いセラミックス多孔質体が開示されている。かかる浄化技術の一つとして近年着目されているものに光触媒の水処理への応用がある。例えば特開平7−148434号公報(特許2613179号)には、軽石等からなる無機多孔質粒子の表面及び空孔壁に光触媒機能を有する光半導体粒子を付着させてなる光触媒体(粒子)が開示されている。
その他、光触媒を用いた水処理に関する公知技術として特開平11−335187号公報、特開2000−107608号公報、特開2001−95419号公報、特開2001−136862号公報、実用新案登録第3051920号公報等が知られている。そして、光触媒の効果と微生物の効果を併せもつ公知技術としては、特開平7−148434号公報(特許2613179号)が知られている。
ところで、特開2003−103180号公報には、無機多孔質体の表面及び細孔内に光触媒を担持してなる水浄化用多孔質光触媒体が開示されている。この無機多孔質体は、光触媒が担持されていない状態において、その無機多孔質体の気孔部分の50vol%以上が孔径20μm以上であり、光触媒が担持した状態において、平均孔径が5μm以上であり且つ気孔率が10%以上であるとするものである。しかし、これは水浄化用、すなわち水に対して効果は認められるが、脱臭等の空気の浄化には圧力損失が大きく浄化処理量が限定されていた。また、ここでの無機多孔質体に対する光触媒(酸化チタン)の被覆量は最大で7.6wt%であり、光触媒の性能にはおのずと限界があった。
特開平6−256069号公報 特開平6−15287号公報 特公平7−46992号公報 特開平7−148434号公報(特許2613179号) 特開平11−335187号公報 特開2000−107608号公報 特開2001−95419号公報 特開2001−136862号公報 実用新案登録第3051920号公報 特開2003−103180号公報
本発明は、光触媒を担持させる無機多孔質体を主体とする水浄化及び空気浄化処理材に関する上記課題を解決すべく創出されたもので、従来の無機多孔質体よりも多くの光触媒の担持を可能とし、被処理成分との接触確率を高くして、高効率に水浄化及び空気の脱臭を可能としてなる、光触媒を担持するための無機多孔質体を提供することを目的とする。
本発明は、(1)光触媒を担持するための無機多孔質体であって、光触媒が担持されていない状態において、その無機多孔質体の気孔部分の80%以上が孔径50μm以上の細孔で構成されており、且つ平均気孔径が120μm以上であり且つ気孔率が46%以上であることを特徴とする無機多孔質体を提供する。
また、本発明は、(2)光触媒を担持するための無機多孔質体であって、光触媒を担持した状態において、その気孔部分の60%以上が気孔径50μm以上の細孔で構成されており、且つ平均気孔径が100μm以上であり且つ気孔率が40%以上であり且つ比表面積が1m2/g以上であることを特徴とする無機多孔質体を提供する。
本発明の無機多孔質体によれば、従来よりも多くの光触媒を担持可能とし、被処理成分との接触確率を高くして高効率に水浄化及び脱臭等の空気浄化を行うことができる。
本発明(1)は、光触媒を担持するための無機多孔質体である。そして、光触媒が担持されていない状態において、その無機多孔質体の気孔部分の80%以上が孔径50μm以上で構成されており、且つ平均気孔径が120μm以上(好ましくは170μm以上)であり且つ気孔率が46%以上であることを特徴とする。
また、本発明(2)は、光触媒を担持するための無機多孔質体である。そして、この無機多孔質体は、光触媒を担持した状態において(すなわち、無機多孔質体に光触媒を担持した状態で)、その気孔部分の60%以上が気孔径50μm以上の細孔で構成されており、且つ平均気孔径が100μm以上であり且つ気孔率が40%以上(好ましくは47%以上)であり且つ比表面積が1m2/g以上であることを特徴とする。本発明における無機多孔質体の材質としては好ましくはシリカが挙げられる。
本発明は、上記のように、所定の孔径分布及び平均孔径を有する無機多孔質体に水浄化機能及び脱臭等の空気浄化機能を有する光触媒を担持させることにより、光触媒反応による窒素化合物その他の環境汚染物質の酸化に優れた機能を有する光触媒体である。すなわち、本発明によって提供される水浄化用及び脱臭等の空気浄化用の光触媒体は、上記無機多孔質体と、その多孔質体の表面及び細孔内に光触媒を担持することで構成される。
無機多孔質体は、光触媒が担持されていない状態における当該無機多孔質体の気孔部分の80%以上が孔径50μm以上の細孔によって構成され、そして、その平均細孔径は120μm以上である。さらに、光触媒を担持した状態における当該多孔質光触媒体の平均細孔径は100μm以上である。この平均細孔径120μm以上の気孔径と、気孔率46%以上という高い気孔率によって、多くの光触媒を担持することができ、さらに酸化分解されるべき物質と効率よく接触することが可能となる。
そして、無機多孔質体に対して、脱臭及び水浄化作用を有する少なくとも一種類の無機化合物からなる光触媒を担持する。こうして構成した多孔質触媒体により、光触媒反応によって窒素化合物その他の無機物及び有機物を酸化することができる。本発明の多孔質触媒体では、紫外光が照射された部位に担持された光触媒による反応によって被処理物質中の無機物及び有機物の酸化が行われ、水浄化機能及び脱臭等の空気浄化機能が発現する。
光触媒の例としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、チタン酸カリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸繊維、硫化モリブデン、酸化インジウムなどが挙げられるが、これらに限定されず、光触媒反応により水中あるいは空気中の窒素化合物その他の無機物や有機物などの環境汚染物質を酸化する機能を有する物質であればいずれも用いられる。
以下、実施例を基に本発明をさらに詳しく説明するが、本発明が実施例に限定されないことはもちろんである。
《実施例1〜6:比較例1〜2》
〈各多孔質光触媒体の作製〉
多孔質体の材料として粒度分布の異なるシリカを準備した。各シリカ多孔質体(表1〜2では多孔体と表示している)の特性を表1に、気孔径分布(=孔径分布)を表2に示している。表1〜2中、平均細孔径、気孔率、嵩密度、真密度、孔径分布は水銀圧入法に基づいて測定し、またBET法比表面積は窒素吸着BET法で測定した。この点、表3〜4についても同じである。表1及び表2に記載の各種多孔質体を、それぞれ原液比15〜50vol%のチタニアスラリー溶液中に1分間含浸させた。次いで、110℃にて一昼夜乾燥した後、550℃で焼成した。焼成はその温度に1時間保持した後、放冷することで実施した。こうして得られた各試料(=各光触媒体)の特性を表3に、気孔径分布(=孔径分布)を表4に示している。表3中、比較例2は、このチタニア処理をしない本発明に係る多孔質体担体のみの例である。
Figure 2006075684
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Figure 2006075684
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〈水浄化試験〉
得られた各チタニア担持の多孔質体、すなわち各多孔質光触媒体を用いて被処理水の水浄化試験を行った。図1は本水浄化試験用に構築した水浄化装置を示す図である。1は容積50リットルの水槽、2は循環ポンプ、3は水管、4は水槽1の蓋部、6は試料すなわち多孔質光触媒体、7は水管、8は光源(ブラックライト)である。光源8として紫外線ランプを使用した。多孔質光触媒体6は左右の支持部材(金属製網目体)5、5間に配置してある。浄水場から採取した約50リットルの被処理水(浄化水、pH≒6.6)を水槽1に入れ、その水槽蓋部4に設けた水処理用水路(容積=1.5リットル)に、それぞれ、各多孔質光触媒体6を約3kg充填した。
ポンプ2を作動させて約10リットル/minの流速で、水槽1から水処理用水路に被処理水を供給循環させた。被処理水は、ポンプ2、水管3、多孔質光触媒体6、水管7を循環する。水温は、サーモスタット付のヒーターで約26℃に制御した。このとき、光源8(紫外線ランプ)から785ルーメン3700ケルビン〜1470ルーメン5000ケルビンの強さの紫外光(5%)を含む光を連続照射した。この条件下、経時的に、被処理水を水槽1からサンプリングし、COD及び色度を測定した。
COD(化学的酸素要求量:mg/L)の測定はJISK0102.17に準拠し、100℃における過マンガン酸カリウム消費量を測定することで実施した。色度(透過率)の測定は、JISK0102.11に準拠し、波長400nm〜700nmにおける吸光度を測定することで実施した。以上の水浄化試験を3回行った。
〈試験1〉
図2〜3は試験1での水浄化試験の結果を示す図で、図2はCODの測定結果、図3は色度(透過率)の測定結果である。図2のとおり、CODについては、ブランクテストでは、試験開始時に13mg/lであったものが、1日経過時に(低下どころか)15mg/lと上昇し、3日経過時でも13mg/lと試験開始時と変わらない。これに対して、実施例3では、試験開始時に13mg/lであったものが、1日経過時に12mg/lとなり、3日経過時に9.5mg/lにまで低下している。
次に、図3のとおり、透過率すなわち色度の測定結果については、ブランクではその上昇が小さい。これに対して、実施例3では、試験開始時に72%であったものが、1日経過時に79%、3日経過時に94.5%となり、急激に浄化されている。そして14日経過時には99%にまで浄化されている。しかし、比較例1では、試験開始時に72%であったものが、1日経過時に78%、3日経過時に91%、14日経過時に97%にまで浄化されるが、実施例3に比べれば浄化の程度が劣っている。また、比較例1は実施例1、2に比べても劣っている。
なお、図2のとおり、比較例1のCODについては、実施例1〜3のCODより良好であるが、図3のとおり、比較例1の透過率については、実施例1〜3の透過率に比べて劣っている。このように、実施例1〜3は、総合的に見れば、比較例1より水浄化用として良好と言える。
〈試験2〉
図4〜5は試験2での水浄化試験の結果を示す図で、図4はCODの測定結果、図5は色度(透過率)の測定結果である。図4のとおり、CODについては、ブランクテストでは、試験開始時に17mg/lであり、1日経過時にもほとんど変わらす、3日経過時にも15mg/lと僅かに低下しているに過ぎない。比較例2(酸化チタン担持なし)では、試験開始時に17mg/lであったものが、1日経過時に16mg/lと僅かに低下し、3日経過時にも15mg/lであるに過ぎない。これに対して、実施例3では、試験開始時に17mg/lであったものが、1日経過時に13mg/lと低下し、3日経過時には11mg/lにまで低下している。
次に、図5のとおり、透過率すなわち色度の測定結果については、ブランク及び比較例2(酸化チタン担持なし)ではその上昇が小さい。これに対して、実施例3では、試験開始時に74%であったものが、1日経過時に85%、3日経過時には93%となり、急激に浄化されている。そして14日経過時には98%にまで浄化されている。しかし、比較例1では、試験開始時に74%であったものが、1日経過時に83%、3日経過時に91%、14日経過時に97%にまで浄化されるが、実施例3に比べれば浄化の程度が劣っている。
〈試験3〉
図6〜7は試験3での水浄化試験の結果を示す図で、図6はCODの測定結果、図7は色度(透過率)の測定結果である。まず、図6のとおり、CODについては、ブランクテストでは、試験開始時に15.9mg/lであったものが、1日経過時に少し低下して14mg/lとなるが、それ以降CODの減少はほとんどない。これに対して、実施例5では、試験開始時に15.9mg/lであったものが、1日経過時に9.2mg/lとなり、3日経過時には7.9mg/lにまで低下している。
次に、図7のとおり、透過率すなわち色度の測定結果については、ブランクテストではその上昇が小さい。これに対して、実施例5では、試験開始時に71%であったものが、1日経過時に91%、3日経過時に96%となり、急激に浄化されている。そして13日経過時には98%にまで浄化されている。しかし、比較例1では、試験開始時に71%であったものが、1日経過時に85%、3日経過時に95%にまで浄化されるが、実施例5に比べれば浄化の程度が劣っている。
《実施例7〜12:比較例3〜4》
〈各多孔質光触媒体の作製〉
多孔質体の材料として粒度分布の異なるシリカを準備した。表1及び表2に記載の各種多孔質体を、それぞれ原液比15〜50vol%のチタニアスラリー溶液中に1分間含浸させた。次いで、140℃にて一昼夜乾燥した後、放冷した。こうして得られた各試料(各光触媒体)の特性を表5に示している。表5中、比較例4は、このチタニア処理をしない本発明の多孔質体担体のみの例である。
Figure 2006075684
〈脱臭試験〉
得られた各チタニア担持の多孔質体、すなわち各多孔質光触媒体を用いて代表的な臭気物質であるアセトアルデヒドの脱臭試験を行った。図8は本脱臭試験用に構築した脱臭装置を示す図である。11は内容積1m3のガラス製試験容器、12は循環ファン、15は試料すなわち多孔質光触媒体である。多孔質光触媒体15は、循環ファン12上の容器13に配置した。容器13は、底部に支持部材(多孔板)14を備える容器で、厚さ20mm、多孔質光触媒体15の充填量は約900cm3である。16は光源(ブラックライト)である。光源16として紫外線ランプを使用し、試験容器11の上部壁に設置した。
試験は、アセトアルデヒドのボンベから、アセトアルデヒドを空気雰囲気の試験容器11中に約10ppm注入して脱臭試験、すなわちアセトアルデヒドの分解試験を実施した。循環ファン12を作動させて空気とともにアセトアルデヒドを試験容器11内で循環させ、光源16から、多孔質光触媒体15に向けて、平均3mW/cm2の強さの波長300〜400nmの紫外光を含む光を連続照射した。
試験条件を表6に示している。その試験条件下、試験容器11内のガスを経時的にサンプリングし、アセトアルデヒド用検知管を用いて、アセトアルデヒド濃度(ppm)を測定した。図9はその結果を示す図である。
Figure 2006075684
図9のとおり、アセトアルデヒド濃度は、比較例4(本発明の多孔質体で、酸化チタン担持なし)ではその減少が小さい。比較例3でも、試験開始時に11ppmであったものが、60分経過時に6ppm、90分経過時に4.5ppm、120分経過時に3.5ppmと徐々に低下はするが、180分経過時にも2ppmに止まっている。
これに対して、実施例7では、試験開始時に10ppmであったものが、60分経過時に3ppmにまで低下し、90分経過時には2ppm、150分経過時には0.4ppmにまで低下している。また、実施例11では、試験開始時に12.5ppmであったものが、60分経過時に2.5ppmにまで低下し、90分経過時には0.4ppmにまで低下している。さらに、実施例12では、60分経過時に2ppmにまで低下し、90分経過時には0.4ppmにまで低下している。
実施例1〜6の水浄化試験に用いた水浄化装置を示す図 実施例3〜4の結果を示す図 実施例3〜4の結果を示す図 実施例1〜3の結果を示す図 実施例1〜3の結果を示す図 実施例5〜6の結果を示す図 実施例5〜6の結果を示す図 実施例7〜12の脱臭試験に用いた脱臭装置を示す図 実施例7〜12の結果を示す図
符号の説明
1 容積50リットルの水槽
2 循環ポンプ
3 水管
4 水槽1の蓋部
5、5 多孔質光触媒体6の支持部材
6 試料すなわち多孔質光触媒体
7 水管
8 光源(ブラックライト)
11 内容積1m3のガラス製試験容器
12 循環ファン
13 容器
14 支持部材(多孔板)
15 試料すなわち多孔質光触媒体
16 光源(ブラックライト)

Claims (3)

  1. 光触媒を担持するための無機多孔質体であって、光触媒が担持されていない状態において、その無機多孔質体の気孔部分の80%以上が孔径50μm以上の細孔で構成されており、且つ平均気孔径が120μm以上であり且つ気孔率が46%以上であることを特徴とする無機多孔質体。
  2. 光触媒を担持するための無機多孔質体であって、光触媒を担持した状態において、その気孔部分の60%以上が気孔径50μm以上の細孔で構成されており、且つ平均気孔径が100μm以上であり且つ気孔率が40%以上であり且つ比表面積が1m2/g以上であることを特徴とする無機多孔質体。
  3. 前記光触媒が酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、チタン酸カリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸繊維、硫化モリブデン及び酸化インジウムのうちの少なくとも一種からなる光触媒であることを特徴とする請求項1または2に記載の無機多孔質体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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