JP2006075275A - 医療用チューブおよびシャントシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ある領域から他の領域に体液を流す際に、体液を一定の流量で流すことができる医療用チューブ、特に、シャントシステム本来の機能を低下させることなしに、極めて簡単な構成で十分なアンチサイフォン機能を確実に得ることができる医療用チューブ、およびサイフォン効果に起因して過剰排液が生ずることを確実に防止することができるシャントシステムを提供すること。
【解決手段】 医療用チューブは、チューブ本体の内腔における少なくとも一部の領域に、当該チューブ本体の軸方向に対して平行に流れ得ない機能流路部分が形成されており、チューブ本体の全長より長い流路を有する。機能流路部分は、チューブ本体の内腔における軸方向の全域にわたって設けられていることが好ましい。シャントシステムは、上記医療用チューブを備えてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば脳髄液の循環障害または正常圧水頭症を治療するに際して実施されるシャント術において用いられる医療用チューブおよびこの医療用チューブが用いられて構成されたシャントシステムに関するものである。
現在、例えば脳髄液の循環障害または正常圧水頭症などの治療においては、髄液を脳室または脊髄から腹腔に流す「シャント術」が実施されており、例えば脳室から腹腔にシャント(短絡)するV−Pシャント(脳室腹腔短絡術)において用いられるシャントシステムは、例えば圧力調整可能に構成されたシャントバルブ装置、脳室側カテーテルおよび腹腔側カテーテルにより構成されている。
一般に、V−Pシャントにおいては、患者が例えば仰臥位から座位あるいは立位になった際に、脳室と腹腔とで高度差が生ずることに伴ってサイフォン効果が生じ、その結果、脳室に急激な陰圧(負圧)がかかって髄液が脳室から過剰に流れ、脳室が縮小してしまう、という問題が生ずる場合があることが知られており、通常、サイフォン効果が生じることを防止するいわゆる「アンチサイフォン機能」を有するデバイス(以下、「アンチサイフォンデバイス」という。)を併用することが行われている。アンチサイフォンデバイスは、例えばシャントバルブ装置それ自体に内蔵されて、あるいは、シャントバルブ装置とは別個にシャントシステムに組み込まれて、用いられる。
このようなアンチサイフォンデバイスとしては、種々の構成のものが提案されており、例えば、陰圧がかかった際に弾性膜が着座面に張り付くことによって流路を塞ぎ、サイフォン効果によって髄液が過剰に流れることを防止する構成とされたサイフォン制御装置 (特許文献1参照)などがある。
特開平03−063902号公報
しかしながら、従来より用いられているアンチサイフォンデバイスには、以下に示すような問題がある。
(1)アンチサイフォンデバイスをシャントバルブ装置に内蔵することによりシャントバルブ装置それ自体にアンチサイフォン機能が付与されたシャントシステムを構成した場合には、シャントバルブ装置それ自体が大型のものとなるため、体内に留置した際に患者の異物感が増大するばかりか、皮膚の壊死などが生ずる危険性が高くなる。
(2)アンチサイフォンデバイスをシャントバルブ装置と別個に組み込むことによりシャントシステムを構成した場合には、各デバイスを相互に接続する際にトラブルが生ずる危険性が高くなり、しかも、大きな設置面積(デバイスの占有面積)が必要となり、患者に対する負担が増加する。
特に、特許文献1に開示されている構成のアンチサイフォンデバイスを使用した場合には、腹腔の圧力がある程度低くならないと流路が閉鎖せず、また一旦流路が閉鎖された場合には、脳室の圧力が高くならないと再び流路が開放されない構成とされているので、十分な流量調整を行うことが困難であり、シャントシステム本来の機能を確実に発揮させることが困難である、という問題がある。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、ある領域から他の領域に体液を流す際に、当該2つの領域に急激な圧力差が生じて体液が過剰に流れることを防止することができ、体液を一定の流量で流すことができる医療用チューブ、特に、例えば水頭症シャントシステムに用いられた場合に、シャントシステム本来の機能を低下させることなしに、極めて簡単な構成で十分なアンチサイフォン機能を確実に得ることができる医療用チューブを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、上記の医療用チューブが用いられてなり、サイフォン効果に起因して過剰排液が生ずることを確実に防止することができるシャントシステムを提供することにある。
本発明の医療用チューブは、チューブ本体の内腔における少なくとも一部の領域に、当該チューブ本体の軸方向に対して平行に流れ得ない機能流路部分が形成されており、チューブ本体の全長より長い流路を有することを特徴とする。
本発明の医療用チューブにおいては、前記機能流路部分が軸方向における全域にわたって形成されていることが好ましい。
また、本発明の医療用チューブにおいては、前記機能流路部分は、チューブ本体の内周面の全周にわたって軸方向に螺旋状に伸びるよう形成された流路区画壁により構成されており、螺旋状経路を有する構成のものとすることができ、このような構成のものにおいては、流路区画壁の、チューブ本体の中心軸に垂直な平面に対してなす角が45°以下とされていることが好ましい。
さらに、本発明の医療用チューブにおいては、前記機能流路部分は、互いに軸方向に離間した位置に形成された、チューブ本体の中心軸に対して垂直に伸びる複数の板状要素よりなる流路区画壁により構成されており、スラローム状経路を有する構成のものとすることができる。
本発明のシャントシステムは、上記に記載の医療用チューブが用いられてなることを特徴とする。
本発明の医療用チューブによれば、チューブ本体の全長より長い流路を有する構成とされていることにより体液の流れが制限されるので、当該医療用チューブによって短絡(接続)される2つの領域に急激な圧力差が生じて体液が過剰に流れることを確実に防止することができ、体液を流量が適正な大きさに調整された状態で流すことができる。
また、螺旋状経路またはスラローム状経路を形成する流路区画壁をチューブ本体内に有するため、チューブが屈曲した際に医療用チューブにもつれやねじれ(キンク)を防止することができ、仮に、キンクが生じてしまった場合であっても、流路が完全に閉塞されることを確実に防止することができる。
本発明のシャントシステムによれば、上記医療用チューブが用いられて構成されているので、医療用チューブそれ自体が垂直になった状態であっても、流路は水平面に対して所定の角度例えば45°以下で傾斜した状態であるため、重力の影響が直接的に体液に作用することが少なく、例えば患者が仰臥位から座位または立位になるなど体位の変化に伴う高度差によってサイフォン効果が生ずることを確実に防止することができ、患者の体位に関わらず、圧力の均一化を図ることができる結果、体液が過剰に流れることを防止することができ、従って、流量が適正な大きさに調整された状態で体液を流すことができる。
また、医療用チューブそれ自体がアンチサイフォン機能を有するものであるので、シャントシステムが煩雑化することがなく、また、体内における設置面積および占有スペースが大幅に増大することを防止することができると共に、目詰まりやキンク、あるいは接続部が破断するなどのトラブルが発生する危険性が低いものとして構成することができる。
以下、本発明について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の医療用チューブの一構成例における機能流路部分を、周面の一部を破断した状態で示す斜視図、図2は、図1に示す医療用チューブの中心軸に沿った断面を示す断面図である。
この医療用チューブ10は、例えばシリコーンゴムよりなり、柔軟性を有するチューブ本体11を備えてなり、このチューブ本体11の内腔には、その軸方向の少なくとも一部の領域に、軸方向に対して平行に流れ得ない機能流路部分を形成する流路区画壁15が設けられている。
この実施例における流路区画壁15は、チューブ本体11の内周面の全周にわたって軸方向に螺旋状に伸びるよう、流路の直線性を阻害する状態で形成されており、これにより、螺旋状経路を有するチューブ本体11の全長より長い流路16が形成されている。ここに、流路16の長さは、チューブ本体11の全長より少なくとも20%以上長いことが好ましい。
この医療用チューブ10の機能流路部分においては、流路区画壁15の表面(図2において、流路区画壁15の外周縁)の、チューブ本体11の中心軸Cと垂直な平面に対してなす角θが45°以下であることが好ましい。これにより、体液の流れを一定の流量が確保された状態でありながら、当該医療用チューブ10によって接続される2つの領域に急激な圧力が生じて体液が過剰に流れることを確実に防止することができる。
また、流路区画壁15は、チューブ本体11の軸方向における全域にわたって形成されていることが好ましい。これにより、上記のような効果を一層確実に得ることができる。
流路区画壁15は、例えばチューブ本体11と一体成形して得られるものであるが、流路区画壁15によって形成される螺旋状部分のピッチpおよびその他の具体的な構成は、体液の流れが一定の流量が確保された状態とされると共に、医療用チューブ10全体の柔軟性が損なわれなければ、目的に応じて適宜に設定することができる。
この医療用チューブ10の構成の具体的な数値例を示すと、例えば、外径寸法が1.5〜3mm、内径寸法が0.5〜2.5mmであり、流路区画壁15によって形成される螺旋状部分のピッチpの大きさが0.3〜2.5mmである。
以上のような医療用チューブ10は、例えば脳髄液の循環障害または正常圧水頭症などの治療における水頭症シャントシステムに好適に用いられる。
図3は、本発明のシャントシステムの一例における構成の概略を示す部分断面図である。
このシャントシステム20は、例えば脳室腹腔短絡術(V−Pシャント)に用いられるものであって、例えば目的に応じて外部から圧力調整および流量調整の一方または両方が可能に構成されたシャントバルブ装置21と、脳室側カテーテル22と、腹腔側カテーテル24とにより構成されており、脳室側カテーテル22および腹腔側カテーテル24の一方または両方が上記医療用チューブよりなる。同図3において、23は、脳室における髄液が導入される側孔であり、25は、髄液を腹腔に排出するスリットバルブであり、逆流防止機能を有する。なお、脳室側カテーテル22および腹腔側カテーテル24の端部の構成は、図示したものに限られず、目的に応じて適宜に変更することができる。また、本発明のシャントシステムにおいては、医療用チューブ10は流路が長く体液の流量が一定に確保されるものであることから、シャントバルブ装置を含まず、脳室から腹腔まで一本の医療用チューブ10だけで構成されたものとされていてもよい。
このようなシャントシステム20は、例えばシャントバルブ装置21が患者の頭皮下の頭蓋骨上に埋め込まれ、脳室側カテーテル22の先端が脳室に挿入されると共に腹腔側カテーテル24が腹膜腔に挿入される。そして、脳室内において髄液の産出と吸収との差に起因して脳室の圧力があるレベルに達した場合に、シャントバルブ装置21が作動されて流路が開放され、脳室における過剰な髄液のみが所定の大きさの流量に調整された状態で腹膜腔に排出され、これにより、脳室の内圧が減圧されて正常な大きさに調整される。
而して、上記構成の医療用チューブ10によれば、チューブ本体11の内腔に設けられた流路区画壁15によって流路が細く長くなるため体液の流れが制限されるので、当該医療用チューブ10によって短絡(接続)される2つの領域、例えば脳室および腹膜腔に急激な圧力差が生じて髄液などの体液が過剰に流れることを確実に防止することができ、流量が適正な大きさに調整された状態で流すことができる。
また、流路区画壁15がいわば補強材として機能するので、キンクが生じることを確実に防止することができ、仮に、キンクが医療用チューブ10に生じてしまった場合であっても、流路が完全に閉塞されることを確実に防止することができるので、所定の流路を確保することができるので、医療用チューブ10本来の機能が低下することを確実に防止することができる。
従って、このような医療用チューブ10により脳室側カテーテル22および腹腔側カテーテル24の一方または両方が構成されてなるシャントシステム20によれば、脳室側カテーテル22および腹腔側カテーテル24それ自体が垂直になった状態であっても、流路は水平面に対して所定の角度で傾斜した状態であるため、重力の影響が直接的に体液に作用すること、すなわち、体液がチューブ本体に沿って直線的に流れることがなく、例えば患者が仰臥位から座位または立位になるなど体位の変化に伴って高度差が生じることによってサイフォン効果が生ずることを確実に防止することができ、従って、シャントシステム20本来の機能を低下させることなしに、十分なアンチサイフォン効果を得ることができ、髄液を流量が適正な大きさに調整された状態で流すことができる。
また、脳室側カテーテル22および腹腔側カテーテル24を構成する医療用チューブ10それ自体がアンチサイフォン機能を有するものであるので、シャントシステム20が煩雑化することがなく、また、体内における設置面積および占有スペースが大幅に増大することを防止することができると共に、目詰まりやキンク、あるいは接続部が破断するなどのトラブルが発生する危険性が低いものとして構成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば図4および図5に示すように、医療用チューブ30における機能流路部分は、各々、チューブ本体31の中心軸に対して垂直に伸びる複数の円板状要素36が互いに軸方向に離間して位置に設けられてなる流路区画壁35により構成することができる。
この流路区画壁35を構成する円板状要素36の各々には、外周縁部分に軸方向に貫通して伸びる切り欠き部分37が形成されており、隣接する円板状要素36の切り欠き部分37は、チューブ本体31の中心軸に対して互いに対称な位置(図5において、上方位置および下方位置)に位置される状態とされている。
各々の円板状要素36は、流路の直線性を阻害するよう、軸方向から見たときに一部が互いに重なる状態(先端が中心軸より径方向外方に突出する状態)とされており、これにより、スラローム状経路を有する流路40が形成されている。
このような構成の医療用チューブ30においても、流路区画壁35がチューブ本体31の内腔における少なくとも一部の領域に設けられてさえいれば、実用上十分な効果を得ることができる。
各々の円板状要素36の切り欠き部分37の大きさ(開口面積)、隣接する円板状要素36の離間距離、流路区画壁35の形成領域の大きさおよびその他の具体的な構成は、体液の流れが一定の流量が確保された状態とされると共に、医療用チューブ30全体の柔軟性が損なわれなければ、目的に応じて適宜に設定することができるが、流路区画壁35は、チューブ本体31の内腔における軸方向の全域にわたって設けられていることが好ましい。
また、機能流路部分が、チューブ本体の内腔における一部の領域に形成されている構成のものにおいては、螺旋状経路またはスラローム状経路を形成する流路区画壁が連続的に設けられた構成とされていても、軸方向における複数の個所において断続的に設けられた構成とされていてもいずれの構成であってもよい。
さらに、流路区画壁は、チューブ本体に一体に形成されている必要はなく、チューブ本体と別個に成形したものをチューブ本体の内腔に挿通することにより形成された構成とされていてもよい。
さらに、図6に示すように、医療用チューブ50の機能流路部分は、チューブ本体51内に当該チューブ本体51の内径寸法より小さい外径寸法を有するチューブ状部材52を螺旋状に押し込むことにより形成された構成とすることができる。
さらに、シャントシステムを構成するシャントバルブ装置は、当該シャントバルブ装置それ自体がアンチサイフォンデバイスを具備したものでもよいが、脳室側カテーテルおよび腹腔側カテーテルを構成する医療用チューブそれ自体がアンチサイフォン機能を有するものであるので、シャントバルブ装置それ自体がアンチサイフォン機能を有するものである必要はない。
本発明の医療用チューブは、例えば、くも膜下出血の治療などに用いられる脳室・脳層ドレナージ用チューブ、スパイナルドレナージ用チューブ、V−Sシャント(脳室心房短絡術)用チューブ、L−Pシャント(腰椎腹腔短絡術)用チューブなどとしても好適に用いることができる。
本発明の医療用チューブの一構成例における機能流路部分を、周面の一部を破断した状態で示す斜視図である。 図1に示す医療用チューブの中心軸に沿った断面を示す断面図である。 本発明のシャントシステムの一例における構成の概略を示す部分断面図である。 本発明の医療用チューブの他の構成例における機能流路部分を、周面の一部を破断した状態で示す斜視図である。 図4に示す医療用チューブの中心軸に沿った断面を示す断面図である。 本発明の医療用チューブの更に他の構成例における機能流路部分を、周面の一部を破断した状態で示す斜視図である。
符号の説明
10 医療用チューブ
11 チューブ本体
15 流路区画壁
16 流路
C 中心軸
20 シャントシステム
21 シャントバルブ装置
22 脳室側カテーテル
23 側孔
24 腹腔側カテーテル
25 スリットバルブ
30 医療用チューブ
31 チューブ本体
35 流路区画壁
36 円板状要素
37 切り欠き部分
40 流路
50 医療用チューブ
51 チューブ本体
52 チューブ状部材

Claims (6)

  1. チューブ本体の内腔における少なくとも一部の領域に、当該チューブ本体の軸方向に対して平行に流れ得ない機能流路部分が形成されており、チューブ本体の全長より長い流路を有することを特徴とする医療用チューブ。
  2. 前記機能流路部分が軸方向における全域にわたって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の医療用チューブ。
  3. 前記機能流路部分は、チューブ本体の内周面の全周にわたって軸方向に螺旋状に伸びるよう形成された流路区画壁により構成されており、螺旋状経路を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の医療用チューブ。
  4. 前記流路区画壁の、チューブ本体の中心軸に垂直な平面に対してなす角が45°以下であることを特徴とする請求項3に記載の医療用チューブ。
  5. 前記機能流路部分は、互いに軸方向に離間した位置に形成された、チューブ本体の中心軸に対して垂直に伸びる複数の板状要素よりなる流路区画壁により構成されており、スラローム状経路を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の医療用チューブ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の医療用チューブが用いられてなることを特徴とするシャントシステム。
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