JP2006074089A - シンボルクロック再生装置、シンボルクロック再生プログラム、及びシンボルクロック再生方法 - Google Patents

シンボルクロック再生装置、シンボルクロック再生プログラム、及びシンボルクロック再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル変調信号に基づき、シンボルクロックを再生するに際し、同期ワードを用いる必要なく、シンボルタイミングを精確に検出する技術を提供する。
【解決手段】シンボルクロック再生装置において、デジタル変調信号に基づき、それについて再生するシンボルクロックのm(mは3以上の整数)倍の周波数のサンプリングクロックによるサンプリングタイミングでのシンボル値を取得するシンボル値取得手段1、2と、順次得られる各シンボル値について、1つ前のシンボル値と同一か否かを示す演算値を求める演算手段4と、順次求められる各演算値をn(nは1又は2以上の整数)行m列のバッファに順次保存するバッファ手段4と、バッファの各列に対応するサンプリングタイミング及びバッファに蓄積された演算値に基づき、シンボルタイミングを検出するタイミング検出手段7とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル変調信号についてシンボルタイミングを検出し、シンボルクロックを再生するシンボルクロック再生装置、プログラム及び方法に関する。
一般に、デジタル変調信号を受信する受信機において、変調信号を検波して得たベースバンド信号からシンボルクロックを再生し、これに基づいてデジタル信号を再生する処理を行う際には、送信機と受信機の基準発信周波数のずれやフェージングの影響によって、シンボルタイミングのずれが生じる。このずれが大きくなると、ビット誤り率が悪化し、データの再生が不可能になる。そこで、従来、シンボルタイミングを捕捉し、これに同期して追従するようにシンボルクロックを補正するようにしている。
図7はこのような同期追従を可能にした従来例に係るクロック再生装置の構成を示すブロック図である。この装置では、検波信号に含まれる同期ワードに基づいてシンボルタイミングを取得し、これに同期するように電圧制御発振回路(以下、「VCO」という。)91を制御して、シンボルクロックを生成する。その際、シンボルクロックにより得られる瞬時値と基準値とに基づいてVCO91を制御することによりシンボルクロックの補正を行うようにしている。検波信号は、4値のシンボルを表すFSK(周波数シフト・キーイング)変調信号を振幅の瞬時値に変換したものである。
同図において、92は検波信号に基づいて4値信号を生成する4値判定部、93はシンボルクロックを半周期遅延させ、遅延クロックとして出力するクロック遅延部、94は遅延クロックが立ち上がるタイミングで、検波信号の値を記憶し、出力する遅延部、95は遅延部94の出力をシンボルクロックの立上りタイミングで記憶し、出力する遅延部、96は4値判定部92が出力する4値信号をシンボルクロックの立上りタイミングで記憶し、シンボルデータとして出力する遅延部、97は遅延部96の出力をシンボルクロックの立上りタイミングで記憶し、出力する遅延部である。
また、98は遅延部97の出力及びシンボルデータを加算する加算部、99は加算部98の出力値をその1/2の値に変換する減衰部、100は遅延部95及び減衰部99の出力を加算する加算部、101は減衰部99及びシンボルデータを加算する加算部、102は遅延部97の出力及びシンボルデータを加算する加算部、103は加算部100及び加算部101の出力を乗算する乗算部、104は乗算部103の出力を、加算部102の出力値がゼロでないときに通過させ、ゼロのときに遮断するゲート部、105はゲート部104の出力に基づき、VCO91を制御するローパスフィルタである。
ローパスフィルタ105は、初期値をMとし、ゲート部104の出力が正である間は所定周期でカウントアップし、負である間は前記周期でカウントダウンする。これにより、カウント値が2Mに達すると、VCO91に対しシンボルクロックの位相を所定値だけ進めるように指令してカウント値をリセットする。逆に、カウント値が0に達すると、VCO91に対しシンボルクロックの位相を所定値だけ遅らせるように指令してカウント値をリセットする。
この構成において、VCO91は、検波信号に含まれる同期ワードに基づいて取得されるシンボルタイミングで駆動することによりシンボルクロックを出力する。この間、次のようにして、シンボルクロックの位相の補正が行われる。
遅延部96が出力するシンボルデータと、遅延手段97が出力する1つ前のシンボルデータとの中間値を、加算部98及び減衰部99により取得し、これを期待値とする。一方、クロック遅延部93、遅延部94及び95により、前記中間値に対応する、検波信号のサンプル値を取得し、これを実測値とする。シンボルクロックにずれが無い場合には、加算部100により得られる前記期待値と実測値との差が、理想的には0となる。シンボルクロックがずれている場合には、この差は0とならず、実測値は期待値よりもプラス側又はマイナス側に偏倚する。
そこで、シンボルクロックの位相が進んでいる場合にはカウントダウンし、遅れている場合にはカウントアップするように、加算部101、102、乗算部103、及びゲート部104によってローパスフィルタ105を制御する。これにより、カウント値が2Mに達すると、位相が進められ、0に達すると位相が遅れるようにシンボルクロックが補正されることになる。
特開2003−333113
しかしながら、上述の従来技術によれば、フレーム同期ワードを用いてシンボルタイミングを検出するようにしているため、同期ワードが検出できるまで、シンボルクロックのずれの有無を判定することができないという問題がある。
また、同期ワードの検出処理において正確なクロックタイミングを取得していないと、正しいシンボルタイミングを得ることができないので、シンボルクロックの再生処理を行っても、シンボルクロックの補正を行うことができない。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、デジタル変調信号に基づき、同期ワードを用いる必要なく、精確なシンボルクロックの再生を行う技術を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明に係るシンボルクロック再生装置は、デジタル変調信号に基づき、それについて再生するシンボルクロックのm(mは3以上の整数)倍の周波数のサンプリングクロックによるサンプリングタイミングでのシンボル値を取得するシンボル値取得手段と、順次得られる各シンボル値について、1つ前のシンボル値と同一か否かを示す演算値を求める演算手段と、順次求められる各演算値をn(nは1又は2以上の整数)行m列のバッファに順次保存するバッファ手段と、前記バッファの各列に対応する前記サンプリングタイミング及び前記バッファに蓄積された演算値に基づき、シンボルタイミングを検出するタイミング検出手段とを具備することを特徴とする。
ここで、シンボルクロック再生装置としては、たとえば、デジタル放送の受信機に使用されるものが該当する。デジタル変調信号としては、たとえば、4値FSK変調により変調がなされたものが該当する。シンボルクロックのm倍の周波数のサンプリングクロックによるサンプリングタイミングでのシンボル値とは、シンボルタイミングにおける本来のシンボル値のみならず、これと同様にして得られる、シンボルタイミング以外の前記サンプリングクロックのタイミングにおける値も含む意味を有する。シンボル値取得手段としては、たとえば、4値FSK変調によるデジタル変調信号を検波する手段と、検波信号を4値信号に変換する手段とを用いて構成したものが該当する。演算手段としては、たとえば、排他的論理和を演算する回路が該当する。
この構成において、シンボル値取得手段により得られるシンボル値は、各シンボルタイミング間をさらにm分割したサンプリングタイミングにおける値である。このため、デジタル変調信号に基づくアイパターンにおけるアイの開口が十分開いている場合、順次得られる各シンボル値について、1つ前のシンボル値と同一か否かを示す演算値を求めると、m個毎にアイの開口部に対応する演算値が得られることになる。そして各シンボル値は、もしそれが、シンボルタイミングにおける真のシンボル値であるとすれば、その前後のシンボル値と同一である可能性が高い。したがって、演算値が順次保存されたn行m列のバッファにおいて、1つ前のシンボル値と同一であることを示す演算値が多く分布するバッファ列は、アイの開口部にほぼ対応している。したがって、たとえば、このバッファ列に対応するサンプリングタイミング又はその近傍を、シンボルタイミングとして抽出し、これに基づき、シンボルクロックを再生することができる。
第2の発明に係るシンボルクロック再生装置は、第1発明において、前記演算値は、順次得られるシンボル値と、1つ前のシンボル値との排他的論理和であることを特徴とする。
第3の発明に係るシンボルクロック再生装置は、第1又は第2発明において、タイミング検出手段は、バッファに保存された演算値をバッファの各列毎に積算する積算手段を備え、各列の積算値に基づき、シンボルタイミングの検出を行うものであることを特徴とする。
第4の発明に係るシンボルクロック再生装置は、第3発明において、タイミング検出手段は、サンプリングタイミングの検出が初回である場合、積算値が最小でかつ所定の閾値以下であるバッファ列に対応するサンプリングタイムをシンボルタイミングとするものであることを特徴とする。
第5の発明に係るシンボルクロック再生装置は、第3発明において、タイミング検出手段は、サンプリングタイミングの検出が初回でない場合、前回の検出で決定したシンボルタイミングに対応するバッファ列及びその両側のバッファ列のうち積算値が最小でかつ所定の閾値以下のものに対応するサンプリングタイミングを新たなシンボルタイミングとするものであることを特徴とする。
第6の発明に係るシンボルクロック再生装置は、第5発明において、タイミング検出手段は、積算値が最小でかつ所定の閾値以下であるバッファ列が存在しない場合、前回の検出で決定したシンボルタイミングに対応するバッファ列及びその両側のバッファ列以外のバッファ列のうち、積算値が最小でかつ所定の閾値以下のものが存在するとき、前回のシンボルタイミングをサンプリングクロックの1つ分進め又は遅らせたタイミングを新たなシンボルタイミングとするものであることを特徴とする。
第7の発明に係るシンボルクロック再生装置は、第4〜第6のいずれかの発明において、シンボルタイミングの検出に応じ、そのシンボルタイミングに対応するバッファ列が行方向の中央又は所定の位置となるように調整する手段を有することを特徴とする。
第8の発明に係るシンボルクロック再生装置は、第3〜第7のいずれかの発明において、タイミング検出手段は、積算値が所定の閾値以下であるバッファ列が存在しない場合にはシンボルタイミングの検出を行わないものであることを特徴とする。
第9の発明に係るシンボルクロック再生プログラムは、コンピュータを、第1〜第8のいずれかの発明に係るシンボルクロック再生装置を構成する各手段として機能させることを特徴とする。
第10の発明に係るシンボルクロック再生装置は、デジタル変調信号を、それについて再生するシンボルクロックのm(mは3以上の整数)倍の周波数のサンプリングクロックによるサンプリングタイミングでのシンボル値に変換するシンボル値変換工程と、順次得られる前記シンボル値について、1つ前のシンボル値と同一か否かを示す演算値を求める演算工程と、順次求められる前記演算値をn(nは1又は2以上の整数)行m列のバッファに順次保存するバッファ工程と、バッファの各列に対応する前記サンプリングタイミング及びバッファに蓄積された演算値に基づき、シンボルタイミングを検出するタイミング検出工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、デジタル変調信号に基づくアイパターンにおけるアイの開口が十分開いている場合、フレーム同期ワードによらずにシンボルタイミングを抽出することができる。また、この抽出ができるということはデジタル変調信号が実際に入力されていることを意味するので、フレーム同期ワードによらずに、デジタル変調信号が実際に入力されているか否かを判定することができる。したがって、本発明を受信機に適用した場合、複数のチャンネルをスキャンするとき、同期ワードを検出する前にデジタル変調信号の有無を判定することができる。
また、1つ前のサンプルタイミングにおけるシンボル値と同一か否かを示す演算値に基づいてシンボルタイミングを検出するようにしているので、デジタル変調信号に基づく検波信号に含まれるオフセットによって周波数にずれが存在し、シンボル値が全体的にシフトしている場合でも、精確にシンボルタイミングの検出を行うことができる。
また、1シンボルにつきm個のシンボル値を、n回蓄積したデータに基づいてシンボルタイミングの検出を行うようにしているので、m、nを十分な大きな値に設定することにより、高い精度で、シンボルクロックを再生することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るシンボルクロック再生装置の構成を示すブロック図である。同図において、1は受信したデジタル変調信号を中間周波数に変換したIF信号に基づき、該信号における周波数偏移量を各サンプリングタイミングにおける瞬時値に変換した検波信号を出力する検波部である。ただし、受信信号は1シンボル当り2ビットを伝送する4値FSK変調信号である。また、サンプル数は、1シンボルにつき5サンプルとし、シンボルクロックの5倍の周波数のクロックでサンプリングを行う。
図中の2は、検波信号に基づき、硬判定を行い、4値のいずれかを示す4値信号を生成する4値判定部、3は4値判定部の現在の出力と1つ前の出力とを演算するために、1つ前の出力を保持する遅延器、4は4値判定部2の現在の出力と1つ前の出力との排他的論理和を演算するXOR演算回路、5はXOR演算回路4の演算結果をバッファ行列に蓄積し、バッファ列毎の積算値を得る積算部、6はバッファ行列が満たされる毎に積算部5における積算値を出力するゲート部、7はゲート部6からの積算値に基づき、検波部1におけるシンボルタイミングを検出する検出部である。なお、これら各要素は論理回路等によってハードウェア的に構成することができるが、プログラムによりコンピュータをこれら各要素として機能させることによって構成することもできる。
図2はデジタル変調信号に基づくアイパターンを示す。図3はデジタル変調信号に基づく検波信号を時間軸上で表した図である。これらの図において、31は検波部1におけるサンプリングタイミングを示す破線であり、32は各サンプリング値が4値のうちのいずれのシンボル値に対応するかを判定するための閾値を示す破線である。図3中の黒丸●は理想的なシンボル点を示す。小さい白丸○は他のサンプリングタイミングにおけるサンプリング値を示す。
図3中の33は、4値判定部2が出力する4値信号を示す2ビットの値である。各値はそのサンプリングタイミングに対応させて表示されている。34はこの4値信号に基づくXOR演算回路4の出力値である。図2及び図3中の35はこの各出力値が格納されるバッファの列番号である。
図4は積算部5が使用するバッファ行列の内容を例示する。バッファ行列はn行×m列のバッファで構成される。mは1シンボル区間におけるサンプル点の数に対応しており、nは積算部5においてバッファ行列に対しXOR演算回路4による演算結果を保存すべきシンボル区間数に対応している。本実施形態ではmは5であり、各バッファ列の番号を0〜4としている。
デジタル変調信号に含まれる各シンボルは4値のいずれかの値をとるが、このシンボル値はデジタル変調信号における周波数偏移に対応している。周波数偏移が600[Hz]、1800[Hz]、−600[Hz]、及び−1800[Hz]のとき、シンボル値はそれぞれ、ビット列で表すと00、01、10、及び11となる。サンプリングされた周波数偏移量がいずれの値に対応するかを判定するに際し、閾値として、0[Hz]、1200[Hz]、−1200[Hz]が用いられる。
4値判定部2は、検波信号が示すサンプル値が、閾値で区分されるどの範囲に属するかを判定する硬判定を行い、サンプル値に対応するシンボル値を求める。サンプル値が0[Hz]以上1200[Hz]未満のときシンボル値を00とし、1200[Hz]以上のとき01、−1200[Hz]以上0[Hz]未満のとき10、そして−1200[Hz]未満のとき11とする。
図5及び図6は、図1の装置における処理を示すフローチャートである。図3の各サンプリングタイミング31毎にこの処理が行われる。
まず、ステップ51において、検波部1からの現在のサンプリングタイミングにおける検波信号について、対応するシンボル値を、4値判定部2により求める。図3中の各シンボル値33は、この処理で得られる値を例示したものである。
次に、ステップ52において、遅延回路3が保持している1つ前のサンプリングタイミングでのシンボル値と、4値判定部2が出力する現サンプリングタイミングでのシンボル値との排他的論理和を、XOR演算回路4により演算する。演算結果は、両シンボル値が異なれば1、同じであれば0となる。
つまり、図3において示されるように、両サンプリングタイミングでのサンプル値を結ぶラインがいずれかの閾値をクロスし、異なる閾値区分に属していれば、演算結果は1となり、両サンプル値を結ぶラインがいずれの閾値をもクロスしておらず、両サンプル値が同一の閾値区分に属していれば0となる。図3中の出力値34は、この処理で得られる演算結果を例示したものである。
次に、ステップ53及び54において、ステップ52における演算結果を、1つ前のサンプリングタイミングに対応するデータとして、バッファ行列中の対応するバッファに保存する。図4に示されるように、バッファ行列への蓄積を開始してからN(1≦N≦n)番目のシンボル区間における各サンプリングタイミングについてのデータは、N行目のバッファに保存され、各シンボル区間におけるM(1≦M≦m)番目のサンプリングタイミングについてのデータはその行におけるM列目のバッファ、すなわちバッファ列番号がM−1のバッファに保存される。
次に、ステップ55において、nシンボル区間分の前記演算結果が得られたか否かを判定する。得られていないと判定した場合には、処理を終了する。この場合、次のサンプリングタイミングにおいて、ステップ51〜54の処理が行われることになる。図3及び図4に示されるように、ステップ51〜54の処理をm回(5回)繰り返すことにより1シンボル区間分のデータが得られ、これをn回繰り返すことによりnシンボル区間分のデータが得られることになる。ステップ55において、nシンボル区間分の結果が得られたと判定した場合にはステップ56へ進む。
ステップ56では、シンボルクロックの再生が初回か否かを判定する。現在受信中の変調信号について、初めてこのステップの処理を行う場合は初回ということになる。また、後述のステップ58の判定結果に応じて処理を終了した直後のサンプリングタイミングにおける処理においても、初回ということになる。初回であると判定した場合にはステップ57へ進み、初回でないと判定した場合にはステップ60へ進む。
ステップ57へ進むと、積算部5及びシンボルタイミング検出部7により、バッファ行列における各列の値をn行分積算し、積算値のうち最小のものを抽出する。
次に、ステップ58において、抽出した最小積算値が所定の閾値以下であるか否かを判定する。閾値以下でないと判定した場合には処理を終了する。この場合、デジタル変調信号に基づくアイパターンにおけるアイの開口が十分には開いていないので、シンボルタイミングの検出は行われず、シンボルクロックの再生も行われないことになる。一方、最小積算値が閾値以下であると判定した場合にはステップ59へ進む。
ステップ59では、積算値が最小のバッファ列が、次回のバッファ行列へのデータ蓄積における中央のバッファ列、すなわちバッファ列番号が2となるように調整する。この調整は、次の1又は数サンプリングタイミングの間を置いてから処理を終了することによって行うことができる。この後、次のサンプリングタイミングにおいてバッファ行列への新たなデータの蓄積を開始するとき、積算値が最小であったバッファ列を中央のバッファ列として、バッファ行列へのデータの蓄積を行うことができる。なお、図3及び図4の例では、積算値が最小のバッファ列が丁度中央の3列目に位置しているので、調整する必要はない。
図2に示されるような、変調信号のアイパターンにおいて、アイが開口している場合、アイの開口部に対応する隣接サンプル値については、上述の閾値とのクロスが生じないので、対応するバッファ列の積算値は最小、理想的には0となり、そのバッファ列に対応するサンプリングタイミングがシンボル点、すなわちナイキスト点であると判定することができる。
したがって、ステップ59の処理以降、中央のバッファ列について蓄積されるデータに対応するサンプリングタイミングをシンボルタイミングとし、それを表すクロックをシンボルクロックとして用い、シンボルデータを取得することができる。つまり、これにより、シンボルクロックを再生することができたことになる。そして、中央のバッファ列に対応するシンボル値、たとえば図3の例では黒丸●のサンプル値についてのシンボル値33を、シンボルタイミングにおけるシンボルデータとして出力することができる。
一方、ステップ56においてシンボルクロックの再生が初回でないと判定され、ステップ60へ進んだ場合には、シンボルタイミング検出部7により、適正なシンボルグタイミングを検出し、必要に応じて、シンボルクロックのタイミングを補正する。すなわち、まずステップ60において、中央のバッファ列及びその両側のバッファ列、すなわちバッファ列番号が1、2及び3の各バッファ列について積算部5により求めたn行分の積算値のうち最小のものを抽出する。
次に、ステップ61において、抽出した最小積算値が所定の閾値以下であるか否かを判定する。閾値以下であると判定した場合にはステップ64へ進み、閾値以下でないと判定した場合にはステップ62へ進む。
ステップ62では、さらに他のバッファ列、すなわちバッファ列番号が0及び4のバッファ列について積算部5により求めたn行分の積算値のうち最小のものを抽出する。
次に、ステップ63において、抽出した最小積算値が前記閾値以下であるか否かを判定する。閾値以下でないと判定した場合には、かかる積算値に基づいてシンボルタイミングを検出したとしても、そのシンボルタイミングには信頼性がないので、シンボルクロックの補正は行わずに、処理を終了する。一方、抽出した最小積算値が閾値以下であると判定した場合には、ステップ64に進む。
ステップ64では、抽出した最小積算値が中央バッファ列の積算値であるか否かを判定する。中央バッファ列の積算値であると判定した場合には、シンボルクロックがシンボルタイミングからずれていないと判断し、シンボルクロックの補正を行うことなく処理を終了する。最小積算値が中央バッファ列の積算値でないと判定した場合には、ステップ65に進む。
ステップ65では、抽出した最小積算値に対応するバッファ列番号が中央値である2より大きいか否かを判定する。中央値より大きいと判定した場合には、ステップ66において、シンボルクロックを1サンプルタイミング分進めて、処理を終了する。中央値より小さいと判定した場合には、ステップ67において、シンボルクロックを1サンプルタイミング分遅らせて、処理を終了する。
このクロックを進め、又は遅らせる処理は、1サンプリングタイミング又は4サンプリングタイミング分の間を置いてから、処理を終了することによって行うことができる。このシンボルクロックの補正の後、次のサンプリングタイミングにおいてバッファ行列への新たなデータの蓄積を開始する場合には、積算値が最小のバッファ列が中央となるようにバッファ行列へのデータの蓄積を行うことができる。そしてこの間、中央のバッファ列に対応するサンプリングタイミング、すなわち図3の例では黒丸●が位置するサンプリングタイミングにおけるシンボル値33を、シンボルタイミングにおけるシンボルデータとして出力することができる。
本実施形態によれば、デジタル変調信号が入力されており、それに基づくアイパターンにおけるアイが開いていれば、シンボルタイミングを捕捉し(ステップ57、58)、シンボルクロックを再生することができる(ステップ59)。一方、ステップ58において否定的判定がなされ、処理を直ちに終了することは、シンボルタイミングを捕捉できず、デジタル変調信号が入力されていないことを意味する。このため、デジタル変調信号の有無を、フレーム同期ワードを用いることなく判定することができる。したがって、本シンボルクロック再生装置が適用された受信機において、複数チャンネルのデジタル放送をスキャンする場合、同期ワードを検出する前にデジタル変調信号の有無を判定することができる。
また、各サンプル点におけるシンボル値と、その1つ前のサンプル点におけるシンボル値との排他的論理和の積算値に基づいてシンボルタイミングのずれを検出するようにしているので(ステップ60〜65)、周波数のずれが存在する場合、すなわち検波信号にオフセットが含まれている場合においても、デジタル変調信号に基づくアイパターンにおけるアイの開口部を検出して(ステップ60〜65)シンボルタイミングを精確に捕捉し、これにシンボルクロックを追従させる(ステップ66、67)ことができる。
また、各バッファ列の値を積算したヒストグラムに基づき、すなわちnシンボル区間分のデータを統計処理することによって、シンボルタイミングからのシンボルクロックのずれを検出するようにしているので、シンボルクロックをシンボルタイミングに対し高い精度で追従させることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては、中央のバッファ列に対応したサンプリングタイミングをシンボルタイミングとしてシンボルクロックを取得するとともに、中央のバッファ列の積算値が最小となるように調整してシンボルクロックを補正するようにしている。すなわち中央のバッファ列を基準としている。しかし、この代わりに、中央以外の所定のバッファ列を基準として、同様にシンボルクロックの取得及び補正を行うようにしてもよい。
また、上述においては、デジタル変調信号として4値FSK変調信号を用いているが、本発明は、これに限定されことなく、他のいかなるデジタル変調方式によるデジタル変調信号に対しても、適用することができる。
本発明の一実施形態に係るシンボルクロック再生装置の構成を示すブロック図である。 図1の装置に入力されるデジタル変調信号に基づくアイパターンを示す図である。 図1の装置に入力されるデジタル変調信号に基づく検波信号を時間軸上で表した図である。 図1の装置の積算部が使用するバッファ行列の内容を例示する図である。 図1の装置における処理を示す前半部分のフローチャートである。 図1の装置における処理を示す後半部分のフローチャートである。 従来例に係るクロック再生装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1:検波部、2,92:4値判定部、3:遅延部、4:XOR演算回路、5:積算部、6:ゲート部、7:シンボルタイミング検出部、31:サンプリングタイミングを示す破線、32:閾値を示す破線、33:シンボル値、34:XOR演算回路の出力値、35:バッファ列番号、91:電圧制御発振回路、93:クロック遅延部、94〜97:遅延部、98:加算部、99:減衰部、100〜102:加算部、103:乗算部、104:ゲート部、105:ローパスフィルタ。

Claims (10)

  1. デジタル変調信号に基づき、それについて再生するシンボルクロックのm(mは3以上の整数)倍の周波数のサンプリングクロックによるサンプリングタイミングでのシンボル値を取得するシンボル値取得手段、
    順次得られる各シンボル値について、1つ前のシンボル値と同一か否かを示す演算値を求める演算手段、
    順次求められる各演算値をn(nは1又は2以上の整数)行m列のバッファに順次保存するバッファ手段、及び
    前記バッファの各列に対応する前記サンプリングタイミング及び前記バッファに蓄積された演算値に基づき、シンボルタイミングを検出するタイミング検出手段
    を具備することを特徴とするシンボルクロック再生装置。
  2. 前記演算値は、前記順次得られるシンボル値と、1つ前のシンボル値との排他的論理和であることを特徴とする請求項1に記載のシンボルクロック再生装置。
  3. 前記タイミング検出手段は、前記バッファに保存された演算値をバッファの各列毎に積算する積算手段を備え、各列の積算値に基づき、前記シンボルタイミングの検出を行うものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシンボルクロック再生装置。
  4. 前記タイミング検出手段は、前記サンプリングタイミングの検出が初回である場合、前記積算値が最小でかつ所定の閾値以下であるバッファ列に対応する前記サンプリングタイムをシンボルタイミングとするものであることを特徴とする請求項3に記載のシンボルクロック再生装置。
  5. 前記タイミング検出手段は、前記サンプリングタイミングの検出が初回でない場合、前回の検出で決定したシンボルタイミングに対応するバッファ列及びその両側のバッファ列のうち前記積算値が最小でかつ所定の閾値以下のものに対応する前記サンプリングタイミングを新たなシンボルタイミングとするものであることを特徴とする請求項3に記載のシンボルクロック再生装置。
  6. 前記タイミング検出手段は、前記積算値が最小でかつ所定の閾値以下であるバッファ列が存在しない場合、前回の検出で決定したシンボルタイミングに対応する前記バッファ列及びその両側のバッファ列以外のバッファ列のうち、前記積算値が最小でかつ所定の閾値以下のものが存在するとき、前回のシンボルタイミングを前記サンプリングクロックの1つ分進め又は遅らせたタイミングを新たなシンボルタイミングとするものであることを特徴とする請求項5に記載のシンボルクロック再生装置。
  7. 前記シンボルタイミングの検出に応じ、そのシンボルタイミングに対応する前記バッファ列が行方向の中央又は所定の位置となるように調整する手段を有することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のシンボルクロック再生装置。
  8. 前記タイミング検出手段は、前記積算値が所定の閾値以下であるバッファ列が存在しない場合にはシンボルタイミングの検出を行わないものであることを特徴とする請求項3〜7のいずれか1項に記載のシンボルクロック再生装置。
  9. コンピュータを、請求項1〜8のいずれかのシンボルクロック再生装置を構成する各手段として機能させることを特徴とするシンボルクロック再生プログラム。
  10. デジタル変調信号を、それについて再生するシンボルクロックのm(mは3以上の整数)倍の周波数のサンプリングクロックによるサンプリングタイミングでのシンボル値に変換するシンボル値変換工程、
    順次得られる前記シンボル値について、1つ前の前記シンボル値と同一か否かを示す演算値を求める演算工程、
    順次求められる前記演算値をn(nは1又は2以上の整数)行m列のバッファに順次保存するバッファ工程、及び
    前記バッファの各列に対応する前記サンプリングタイミング及び前記バッファに蓄積された演算値に基づき、シンボルタイミングを検出するタイミング検出工程
    を具備することを特徴とするシンボルクロック再生方法。
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