JP2006073399A - 車両用灯具の点灯制御回路 - Google Patents

車両用灯具の点灯制御回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2006073399A
JP2006073399A JP2004256825A JP2004256825A JP2006073399A JP 2006073399 A JP2006073399 A JP 2006073399A JP 2004256825 A JP2004256825 A JP 2004256825A JP 2004256825 A JP2004256825 A JP 2004256825A JP 2006073399 A JP2006073399 A JP 2006073399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control signal
lighting
signal
control
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004256825A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Ito
昌康 伊藤
Hitoshi Takeda
仁志 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004256825A priority Critical patent/JP2006073399A/ja
Priority to US11/217,883 priority patent/US7330107B2/en
Publication of JP2006073399A publication Critical patent/JP2006073399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/10Controlling the intensity of the light
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/32Pulse-control circuits
    • H05B45/325Pulse-width modulation [PWM]
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits

Abstract

【課題】 点灯時には制御信号にしたがって半導体光源の点灯を制御し、消灯時には暗電流が流れるのを防止すること。
【解決手段】 電源回路12の電源端子20とバッテリ端子16とを結ぶ回路中にPMOSトランジスタ22を挿入し、制御信号入力端子18がローレベルになったときには、PWM信号またはHの制御信号が制御信号入力端子18に入力されたとして、トランジスタ24がオンになるとともにトランジスタ26がオンになり、PMOSトランジスタ22の導通によってバッテリ電圧が電源端子20を介して電源回路12に印加され、LED14に対する電流の供給が制御信号によって制御され、制御信号入力端子18がハイレベルになったときには制御信号としてL信号が入力されたとして、トランジスタ24がオフになるとともにトランジスタ26がオフになり、トランジスタ22がオフになって、バッテリから電源回路12に対する給電が遮断され、LEDの消灯時に電源回路12に暗電流が流れるのを防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、本発明は、車両用灯具の点灯制御回路に係り、特に、半導体発光素子で構成された半導体光源の点灯を制御するように構成された車両用灯具の点灯制御回路に関する。
従来、車両用灯具として、LED(Light Emitting Diode)などの半導体発光素子を光源に用いたものが知られており、この種の車両用灯具には、LEDの点灯を制御するための車両用灯具の点灯制御回路が実装されている。
ところで、北欧や北米などのうち、特に、冬に日中でも日射量が少ないところでは、日中における自動車のヘッドランプの点灯、即ち、DRL(Daytime Running Light)が義務付けられている。このため、これらの国で販売される自動車などの車両には、日中でもヘッドランプを減光点灯するためのランプ制御システムが採用されている(特許文献1参照)。
車両用ヘッドランプをDRLとして点灯するに際しては、ヘッドランプとして専用のランプを用いる方法と、既存のランプを流用する方法の二通りがある。専用ランプとして、例えば、ハロゲンなどのフィラメント有するバルブを用いる場合は、指定の明るさでバルブを発光させることで、バルブを減光点灯させることができ、LEDを用いる場合は、LEDに対して所定の電力または電流を供給することで、LEDを減光点灯させることができる。
一方、既存のランプを流用する場合、例えば、ロービームあるいはハイビームのヘッドランプを流用する場合、これらのランプを全点灯で点灯させるのでは光量が十分過ぎるため、省エネルギーの観点から、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)信号を用いて減光点灯させることができる。PWM信号は、例えは、数百Hzから数十kHzの範囲の周波数を有する信号であって、あるデューティ(Duty)で電力(電圧・電流)要求をオンオフさせる信号である。PWM信号のデューティを50パーセントにすると、全点灯の半分の電力がランプに投入され、ランプの発する明るさはそれに応じた光量となる。PWM信号を用いてランプを減光点灯する場合、ランプとしては、ハロゲンなどのフィラメントバルブを用いたり、LEDを用いたりすることができる。
特開平10−86746号公報(第2頁〜第5頁、図1)
従来技術においては、LEDの点灯を制御するに際して、減光点灯条件が成立したときに、予め設定された設定デューティ比のPWM信号からなる制御信号を半導体スイッチング信号に与えて半導体スイッチング素子を設定デューティ比でオンオフすることにより、設定デューティ比に応じた光量でLEDを点灯することが行われているが、LEDを全点灯または消灯するときには、制御信号として、High/Lowの2値信号を用いることが要求されることがある。このため、LEDの点灯を制御するための車両用灯具の点灯制御回路を構成するに際しては、制御信号を識別してLEDの点灯を制御する必要がある。さらに、LEDの点灯を制御するための電源回路やスイッチングレギュレータを直接バッテリ電源に接続すると、電源回路やスイッチングレギュレータの回路構成によっては、LEDの消灯時に電源回路やスイッチングレギュレータに微小な暗電流が流れ、バッテリ電源が浪費する恐れがある。
本発明は、前記従来技術の課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、半導体光源の点灯時には制御信号にしたがって半導体光源の点灯を制御し、半導体光源の消灯時には暗電流が流れるのを防止することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に係る車両用灯具の点灯制御回路においては、電源からの入力電圧を半導体光源の発光エネルギーとして、前記半導体光源に対する電流の供給を制御信号に基づいて制御する電流供給手段と、前記電源と前記電流供給手段とを結ぶ回路を指令に応じて開閉する開閉手段と、前記制御信号を識別して前記開閉手段の開閉動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記制御信号が前記半導体光源による全点灯または減光点灯を示す信号であるときには前記開閉手段に閉動作を指令し、前記制御信号が前記半導体光源による消灯を示す信号であるときには前記開閉手段に開動作を指令してなる構成とした。
(作用)電流供給手段によって半導体光源に対する電流の供給を制御するに際して、制御信号を識別し、この識別結果にしたがって半導体光源に対する電流の供給を制御するとともに、制御信号が半導体光源による全点灯または減光点灯を示す信号であるときには開閉手段を閉動作させて、電源と電流供給手段と結ぶ回路を閉じ、電源から電流供給手段を介して半導体光源に電流を供給し、制御信号が半導体光源による消灯を示す信号であるときには開閉手段に開動作させて、電源と電流供給手段を結ぶ回路を開くようにしたため、半導体光源の点灯時には制御信号にしたがって半導体光源の点灯を制御することができ、半導体光源の消灯時には、電流供給手段に対する給電を遮断することで、電源から電流供給手段に暗電流が流れるのを防止することができ、電源が浪費するのを防止することができる。
請求項2に係る車両用灯具の点灯制御回路においては、請求項1に記載の車両用灯具の点灯制御回路において、前記制御手段の識別結果に従って前記電流供給手段の駆動を制御する補助制御手段を備え、前記補助制御手段は、前記制御信号が前記半導体光源による全点灯または減光点灯を示す信号であるとの識別結果が前記制御手段から出力されたときに前記電流供給手段を駆動し、前記制御信号が前記半導体光源による消灯を示す信号であるとの識別結果が前記制御手段から出力されたときには前記電流供給手段の駆動を停止してなる構成とした。
(作用)制御信号が半導体光源による全点灯または減光点灯を示す信号であるとの識別結果が得られたときに電流供給手段が駆動され、制御信号が半導体光源による消灯を示す信号であるとの識別結果が得られたときには電流供給手段の駆動が停止されるため、半導体光源の消灯時には、電流供給手段に対する給電が遮断されるとともに、電流供給手段の駆動が停止されるため、電流供給手段に暗電流が流れるのを、より確実に防止することができる。
請求項3に係る車両用灯具の点灯制御回路においては、請求項1または2に記載の車両用灯具の点灯制御回路において、前記制御信号が前記半導体光源による減光点灯を示すPWM信号であるときに、前記PWM信号のデューティ比を前記半導体光源の特性に応じて補正し、前記補正された制御信号を前記電流供給手段に出力する制御信号補正手段を備えて構成した。
(作用)制御信号が半導体光源による減光点灯を示すPWM信号であるときには、PWM信号のデューティ比が半導体光源の特性に応じて補正されるため、PWM信号として、例えば、ハロゲンランプなどの光源を減光点灯させるための信号として構成されていたものを、LEDを減光点灯させるために用いても、LEDを所定の発光量で減光点灯させることができる。例えば、ハロゲンランプをデューティ比=25%のPWM信号にしたがって減光点灯させると、ハロゲンランプには25%の制御電流が流れ、その発光量は全点灯時の10%程度となる。これに対して、デューティ比=25%のPWM信号をそのままLEDに印加すると発光量が大きくなりすぎるため、PWM信号を補正して、LEDには10%の制御電流が流れるようにする。これによりハロゲンランプ用に構成されたPWM信号を用いても、LEDを所定の発光量で減光点灯させることができる。
以上の説明から明らかなように、請求項1に係る車両用灯具の点灯制御回路によれば、電源から電流供給手段に暗電流が流れるのを防止することができ、電源が浪費するのを防止することができる。
請求項2によれば、電流供給手段に暗電流が流れるのを、より確実に防止することができる。
請求項3によれば、LEDとは異なる他の光源用に構成されたPWM信号を用いても、LEDを所定の発光量で減光点灯させることができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す車両用灯具の点灯制御回路の回路構成図、図2は、LEDとハロゲンランプに関する電力(電流)と光量との関係とを示す特性図、図3は、本発明の他の実施例を示す車両用灯具の点灯制御回路の回路構成図である。
これらの図において、車両用灯具の点灯制御回路10は、車両用灯具の一要素として、電源回路12を備えており、電源回路12は、例えば、スイッチングレギュレータで構成されており、シャント抵抗R1を介して、半導体発光素子で構成された半導体光源としてのLED14に接続されている。このLED14は、DRL兼用のHighビームランプの光源として構成されている。尚、Lowビームランプやクリアランスランプ等の他の光源として使用することもできる。
電源回路12は、車載バッテリに接続されたバッテリ端子16に入力される入力電圧をLED14の発光エネルギーとして、LED14に対する電流の供給を、制御信号入力端子18に入力される制御信号に基づいて制御する電流供給手段として構成されている。例えば、電源回路12は、LED14に流れる電流をシャント抵抗R1で電圧に変換し、変換された電圧をフィードバック電圧として、シャント抵抗R1の両端の電圧が一定電圧になるように、すなわち、LED14に流れる電流が一定となるように制御するように構成されている。そして電源回路12の電源端子20とバッテリ端子16とを結ぶ回路中には、この回路を指令に応じて開閉する開閉手段としてのPMOSトランジスタ22が挿入されている。このPMOSトランジスタ22は、制御信号を識別する制御手段の識別結果にしたがって、バッテリ端子16と電源端子20とを結ぶ回路を開閉するようになっており、制御手段によって閉動作(オン動作)が指令されたときに導通し、バッテリ端子16と電源端子20とを結ぶ回路を閉じて電源回路12に対する給電を行い、開動作(オフ動作)が指令されたときには非導通状態となって、バッテリ端子16と電源端子20とを結ぶ回路を開き、バッテリ端子16から電源回路12に対する給電を遮断するようになっている。
トランジスタ22の開閉動作を制御する制御手段は、抵抗R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、PNPトランジスタ24、NPNトランジスタ26、ツェナーダイオードZ1、Z2、ダイオードD1、コンデンサC1を備えて構成されており、抵抗R2の一端側が制御信号入力端子18に接続されている。制御信号入力端子18は、車両側トランジスタ28のコレクタに接続されるようになっている。この車両側トランジスタ28は、例えば、車両のランプなどを制御する制御装置から出力される制御信号に応答してオンオフ動作するようになっている。例えば、制御信号として、H(High)/L(Low)の2値信号が用いられ、Hによる制御信号がLED14による全点灯を示す信号であるときにはトランジスタ28がオンになり、Lの制御信号がLED14による消灯を示す信号であるときにはトランジスタ28はオフになるように構成されている。また制御信号としてPWM信号が用いられ、このPWM信号がLED14による減光点灯を示す信号であるときにはトランジスタ28がオンになるように構成されている。すなわち、トランジスタ28がオンになると、制御信号入力端子18のレベルがローレベルとなり、制御信号入力端子18に制御信号として、Hの信号またはPWM信号が入力されたと識別し、PNPトランジスタ24がオンになり、ツェナーダイオードZ1の両端に電圧が印加されるようになっている。ツェナーダイオードZ1の両端に印加された電圧は抵抗R5を介してコンデンサC1を充電し、コンデンサC1の両端の電圧が設定レベルを超えるとNPNトランジスタ26がオンとなり、PMOSトランジスタ22に対してオン動作(閉動作)が指令されるようになっている。この場合、制御信号としてPWM信号が入力されたときには、抵抗R5、コンデンサC1からなる充放電回路はPWM信号のデューティ比にしたがって充放電を繰り返すが、コンデンサC1に対する充電を速く、コンデンサC1の放電を遅くするように、充放電回路の定数を設定することで、PWM信号のレベルがローレベル(0V)になっても、PWM信号の1周期の間は常にNPNトランジスタ26とPMOSトランジスタ22をオン状態に維持することができる。よって、Hの信号が入力された場合は、LED14は全点灯し、ヘッドランプのハイビームとして機能し、PWM信号が入力された場合は、LED14は減光点灯し、DRLとして機能する。
一方、車両側トランジスタ28がオフになったときには、制御信号入力端子18のレベルがハイインピーダンスの状態になり、PNPトランジスタ24がオフになり、制御信号入力端子18に制御信号としてLが入力されたと識別し、コンデンサC1に蓄積された電荷の放電に伴ってNPNトランジスタ26がオフとなり、PMOSトランジスタ22に対してオフ動作(開動作)が指令されるようになっている。これにより、電源回路12に対する給電が遮断されることになる。
また、本実施例においては、制御手段の識別結果にしたがって電源回路12の駆動を制御する補助制御手段が設けられており、この補助制御手段は、抵抗R10、抵抗R11、抵抗R12、抵抗R13、抵抗R14、ツェナーダイオードZ3、Z4、NPNトランジスタ30、PMOSトランジスタ32、NPNトランジスタ34を備えて構成されており、抵抗R10の一端側がコンデンサC1の一端側に接続され、PMOSトランジスタ32のソース電極が電源端子20に接続され、NPNトランジスタ34のエミッタが電源回路12の制御用電源(図示せず)に接続されている。なお、抵抗R14、ツェナーダイオードZ4、NPNトランジスタ34は安定化電源として構成されている。
補助制御手段は、トランジスタ28にPWM信号またはHの制御信号が入力されて、PNPトランジスタ24がオンになり、コンデンサC1の両端の電圧が設定レベルを超えたときに、NPNトランジスタ30がオンになるとともに、PMOSトランジスタ32とNPNトランジスタ34がオンになるように構成されている。各トランジスタ30、32、34がオンになると、バッテリ端子16に入力された電圧がトランジスタ22、32、34を介して電源回路12の制御用電源に供給され、電源回路12が駆動されることになる。
一方、トランジスタ28に制御信号としてLの信号が入力されて、PNPトランジスタ24がオフになると、NPNトランジスタ30がオフになるとともに、PMOSトランジスタ32とNPNトランジスタ34がオフとなり、制御用電源への電力の供給が停止され、電源回路12の駆動が停止されるようになっている。
このように、本実施例においては、制御信号として、PWM信号、あるいはH/Lの2値信号のうちHの信号がトランジスタ28に入力されたときにのみ、バッテリ端子16に入力された電圧がPMOSトランジスタ22を介して電源回路12に供給されるとともに、PMOSトランジスタ32、NPNトランジスタ34を介して制御用電源に電力が供給され、制御信号に従ってLED14の点灯を制御することができる。一方、制御信号としてLの信号がトランジスタ28に入力されたときには、PMOSトランジスタ22がオフとなって電源回路12に対する給電が遮断されるとともに、制御用電源に対する電力の供給が遮断されるため、LED14の消灯時に電源回路に暗電流が流れるのを、より確実に防止することができ、バッテリ電源が浪費するのを防止することができる。
本実施例においては、制御信号がH/Lの2値信号のうちLの信号のときには、全てのトランジスタ22、24、26、30、32、34に電流が流れないため、暗電流の発生をより確実に防止することができる。
また、本実施例においては、制御信号としてL信号が用いられるときには制御用電源に対する電力の供給を停止するものついて述べたが、補助制御手段を用いることなく、PMOSトランジスタ22のみをオフとすることで、暗電流の発生を防止することもできる。
ここで、PWM信号が、例えば、フィラメントのハロゲンランプなどを減光点灯させるための信号として用いられている場合、このPWM信号に基づいた電力をハロゲンランプに印加すると、このときの電力(電流)と発光量との関係は、図2に示すような特性となる。例えば、デューティ比=25%のPWM信号をハロゲンランプに印加すると、ハロゲンランプに供給される電力(電流)は25%になるが、その発光量は全点灯の10%程度となる。これに対して、ハロゲンランプ用のPWM信号にしたがってLEDを点灯すると、LEDは、同じ電力(電流)でも発光量がハロゲンランプのときよりも多くなる。このため、ハロゲンランプを駆動するために用いられたPWM信号をそのままLEDを駆動するための車両用灯具の点灯制御回路に用いることはできない。
そこで、本実施例においては、電力(電流)と光量との関係が直線に近い特性を示すLEDをハロゲンランプの代わりに用いるに際して、ハロゲンランプ用に生成されたPWM信号(制御信号)のデューティ比をLEDの特性に合わせて補正し、すなわち、その減光率を補正し、補正された制御信号を電源回路12に出力する制御信号補正回路を設けることしている。
この制御信号補正回路は、制御信号補正手段として、図3に示すように、抵抗R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、ツェナーダイオードZ5、コンデンサC2、PNPトランジスタ36、NPNトランジスタ38、PNPトランジスタ40を備えて構成されており、抵抗R15の一端側が制御信号入力端子18に接続され、抵抗R23の一端側がシャント抵抗R1とLED14との接続点に接続されている。
PNPトランジスタ36は、車両側トランジスタ28がオンになって、制御信号入力端子18がローレベルになったときに、制御信号としてPWM信号が入力されたと識別してオンになり、ツェナーダイオードZ5の両端に電圧を印加するようになっている。ツェナーダイオードZ5の両端電圧は抵抗R18を介してコンデンサC2の両端に印加され、コンデンサC2に電荷が蓄積される。このときコンデンサC2は、PWM信号のデューティ比に応じて充放電を繰り返し、コンデンサC2からは、PWM信号の平均電圧が発生する。コンデンサC2の両端の電圧が設定レベルを超えると、NPNトランジスタ38がオンになるとともにPNPトランジスタ40がオンになり、トランジスタ40のエミッタ電位と抵抗R22の抵抗値によって定まる電流がシャント抵抗R1を介して電源回路12に流れる。この電流はLED14の特性を考慮して設定されている。
例えば、PWM信号として、ハロゲンランプをデューティ比=25%で減光点灯させるためのものが用いられた場合、このPWM信号に従ってハロゲンランプを駆動すれば、ハロゲンランプには25%の制御電流が流れ、その発光量は全点灯時の10%程度となる(図2に参照)。これに対して、デューティ比=25%のPWM信号をそのままLED14に印加すると、図2の特性から分かるように、発光量が大きくなり過ぎるため、トランジスタ40のエミッタ電位と抵抗R22の抵抗値によってPWM信号を補正して、LED14に10%の制御電流が流れるようにする。これによりデューティ比25%のPWM信号を用いても、LED14の発光量をハロゲンランプのときと同様に全点灯の10%にすることができ、PWM信号をハロゲンランプ駆動用点灯制御回路とLED14駆動用点灯制御回路に共用することができる。すなわち、LED14の減光率をハロゲンランプの減光率に合わせることが可能になる。
なお、PWM信号を電源端子20に入力し、PWM信号に従って電源回路20を駆動/停止させる制御を繰り返した場合、デューティ比の25%のPWM信号に対して、LED14に全点灯(100%)時の40%の制御電流を流すと、デューティ比25%のPWM信号を用いても、LED14の発光量を0.4×0.25=10%にすることができる。
本実施例においては、PWM信号のデューティ比に応じて減光率を補正するものについて述べたが、電源回路12の電源端子20とバッテリ端子16との間に、図1に示す制御手段や補助制御手段を設けることで、電源回路12に暗電流が流れるのを防止することができる。
本発明の一実施例を示す車両用灯具の点灯制御回路の回路構成図である。 ハロゲンランプとLEDに関する電力(電流)と光量との関係を示す特性図である。 本発明の他の実施例を示す車両用灯具の点灯制御回路の回路構成図である。
符号の説明
10 車両用灯具の点灯制御回路
12 制御回路
14 LED
16 バッテリ端子
18 制御信号入力端子
20 電源端子
22 PMOSトランジスタ
24 PNPトランジスタ
26、28、30 NPNトランジスタ
32 PMOSトランジスタ
34 NPNトランジスタ

Claims (3)

  1. 電源からの入力電圧を半導体光源の発光エネルギーとして、前記半導体光源に対する電流の供給を制御信号に基づいて制御する電流供給手段と、前記電源と前記電流供給手段とを結ぶ回路を指令に応じて開閉する開閉手段と、前記制御信号を識別して前記開閉手段の開閉動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記制御信号が前記半導体光源による全点灯または減光点灯を示す信号であるときには前記開閉手段に閉動作を指令し、前記制御信号が前記半導体光源による消灯を示す信号であるときには前記開閉手段に開動作を指令してなる車両用灯具の点灯制御回路。
  2. 請求項1に記載の車両用灯具の点灯制御回路において、前記制御手段の識別結果に従って前記電流供給手段の駆動を制御する補助制御手段を備え、前記補助制御手段は、前記制御信号が前記半導体光源による全点灯または減光点灯を示す信号であるとの識別結果が前記制御手段から出力されたときに前記電流供給手段を駆動し、前記制御信号が前記半導体光源による消灯を示す信号であるとの識別結果が前記制御手段から出力されたときには前記電流供給手段の駆動を停止してなることを特徴とする車両用灯具の点灯制御回路。
  3. 請求項1または2に記載の車両用灯具の点灯制御回路において、前記制御信号が前記半導体光源による減光点灯を示すPWM信号であるときに、前記PWM信号のデューティ比を前記半導体光源の特性に応じて補正し、前記補正された制御信号を前記電流供給手段に出力する制御信号補正手段を備えてなることを特徴とする車両用灯具の点灯制御回路。
JP2004256825A 2004-09-03 2004-09-03 車両用灯具の点灯制御回路 Pending JP2006073399A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004256825A JP2006073399A (ja) 2004-09-03 2004-09-03 車両用灯具の点灯制御回路
US11/217,883 US7330107B2 (en) 2004-09-03 2005-09-01 Lighting control circuit for vehicle lighting equipment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004256825A JP2006073399A (ja) 2004-09-03 2004-09-03 車両用灯具の点灯制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006073399A true JP2006073399A (ja) 2006-03-16

Family

ID=36033145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004256825A Pending JP2006073399A (ja) 2004-09-03 2004-09-03 車両用灯具の点灯制御回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7330107B2 (ja)
JP (1) JP2006073399A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014056781A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Panasonic Corp 増幅器及びそれを用いた照明システム
KR20150017804A (ko) * 2013-08-07 2015-02-23 현대모비스 주식회사 고정 전류원을 이용한 led 휘도 편차 방지 장치
JP2019160438A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置および車両用灯具

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007018974B4 (de) 2007-04-21 2018-05-24 Automotive Lighting Reutlingen Gmbh Verfahren zum Betreiben eines Steuergerätes für Kraftfahrzeugleuchten oder Kraftfahrzeugscheinwerfer über ein PWM-Signal und entsprechendes Steuergerät
US9807841B2 (en) 2012-07-12 2017-10-31 Hubbell Incorporated Circuit for expanding the dimming range of an LED lamp
US10315567B2 (en) * 2016-10-27 2019-06-11 Hopkins Manufacturing Corporation Auxiliary vehicle lighting control system

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5686890A (en) * 1995-03-15 1997-11-11 Ko; Joseph Y. Door lock alarm
JPH1086746A (ja) 1996-09-13 1998-04-07 Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho:Kk 自動車用ヘッドランプ制御回路
US6371636B1 (en) * 1999-05-24 2002-04-16 Jam Strait, Inc. LED light module for vehicles
US6362578B1 (en) * 1999-12-23 2002-03-26 Stmicroelectronics, Inc. LED driver circuit and method
JP2004122986A (ja) 2002-10-03 2004-04-22 Altia Co Ltd 車両用ヘッドライトの点灯装置
JP4236894B2 (ja) 2002-10-08 2009-03-11 株式会社小糸製作所 点灯回路
EP1658757A4 (en) * 2003-08-27 2007-12-26 Osram Sylvania Inc DRIVER SWITCHING ON A LED VEHICLE LAMP

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014056781A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Panasonic Corp 増幅器及びそれを用いた照明システム
KR20150017804A (ko) * 2013-08-07 2015-02-23 현대모비스 주식회사 고정 전류원을 이용한 led 휘도 편차 방지 장치
KR102159348B1 (ko) * 2013-08-07 2020-09-24 현대모비스 주식회사 고정 전류원을 이용한 led 휘도 편차 방지 장치
JP2019160438A (ja) * 2018-03-08 2019-09-19 東芝ライテック株式会社 車両用照明装置および車両用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
US7330107B2 (en) 2008-02-12
US20060055245A1 (en) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7301284B2 (en) Lighting control circuit for vehicle lighting equipment
JP4535385B2 (ja) 車両用灯具の点灯制御装置
US7414524B2 (en) Lighting control circuit for vehicle lighting equipment
JP4535383B2 (ja) 車両用灯具の点灯制御装置
JP5501134B2 (ja) Led点灯装置
CN107406029B (zh) 车辆用灯具和灯具系统
JP6259649B2 (ja) 車両用灯具
JP2004136719A (ja) 点灯回路
JP2006103404A (ja) 車両用灯具の点灯制御回路
CN103303188A (zh) 控制车辆照明的系统和方法
US7330107B2 (en) Lighting control circuit for vehicle lighting equipment
JP5383956B2 (ja) Led点灯装置
CN108882438A (zh) 驱动电路、车用灯具
JP2007118847A (ja) 車両用灯具の点灯制御装置
JP3878823B2 (ja) 車両用灯具装置
JP4601558B2 (ja) 車両用発光装置
CN113271700B (zh) 灯光系统
JP5490311B2 (ja) Led点灯装置
US8154208B2 (en) Method of supplying power to an automobile headlight lamp and headlight using that method
CN108633147B (zh) 点灯电路以及车辆用灯具
US6570346B2 (en) Circuit for flashing fluorescent lamps
JP2008218457A (ja) Led車両用灯具の調光回路
JP4506593B2 (ja) 照明装置
KR20190004078A (ko) 차량용 엘이디 구동 장치
KR20220109968A (ko) 차량의 램프 구동 장치