JP2006072977A - 監視装置およびそのプログラム - Google Patents

監視装置およびそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006072977A
JP2006072977A JP2005213669A JP2005213669A JP2006072977A JP 2006072977 A JP2006072977 A JP 2006072977A JP 2005213669 A JP2005213669 A JP 2005213669A JP 2005213669 A JP2005213669 A JP 2005213669A JP 2006072977 A JP2006072977 A JP 2006072977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intrusion detection
detection terminal
monitoring
intrusion
veranda
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005213669A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Imai
慎 今井
Tadashi Nakatani
直史 中谷
Hiroyuki Ogino
弘之 荻野
Hirofumi Inui
弘文 乾
Takaaki Okude
隆昭 奥出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005213669A priority Critical patent/JP2006072977A/ja
Priority to US11/572,921 priority patent/US20080061970A1/en
Priority to EP05768936A priority patent/EP1772833A4/en
Priority to KR1020077002689A priority patent/KR20070045223A/ko
Priority to PCT/JP2005/014334 priority patent/WO2006013941A1/ja
Publication of JP2006072977A publication Critical patent/JP2006072977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】近年、窃盗犯罪の増加に伴い、ベランダ等に取り付けることが可能な監視装置の需要が増加しているが、ベランダでは、布団や洗濯物を干したりすることも多いため、ベランダに監視装置が設置してあると、使用者が、ベランダを使用する際にいちいち監視装置を解除させたりする操作が必要となってくるという課題があった。
【解決手段】ベランダの手すり部分に配設した第1の侵入検知端末器21と、ベランダに出入りする窓や扉などに配設した第2の侵入検知端末器22にデータの送受信を行うデータ通信手段をそれぞれ備えることで、使用者がベランダに出ようとして、第2の侵入検知端末器22で窓や扉の開を検知した場合に、第1の侵入検知端末器21の監視動作を解除することが可能なため、使用者がベランダに配設された第1の侵入検知端末器21を操作することなくベランダに出入りして作業をすることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、防犯用の監視装置およびそのプログラムに関するものである。
従来のこの種の監視装置は、ケーブル状の振動センサをフェンス等に取り付けてフェンスの振動を検出すると、光や音などで侵入者や動物を威嚇する侵入警報装置がある。(例えば、特許文献1参照)。
図9は、特許文献1に記載された従来の監視装置を示すものである。図9に示すように、侵入警報装置は、フェンス等の振動を検出する振動検知ケーブル5で振動を検知した場合、その振動のエネルギーを電気的エネルギーに変換して電気信号を発生させる。そして、振動検知ケーブル5からの電気信号をアンプ6で増幅し、このアンプ6で増幅した電気信号から侵入の有無を判別する判別制御回路で、侵入有りと判断した場合、スピーカ2から警報を鳴らしたり、ストロボ3で侵入者を威嚇したりしている。
特開平11−296755号公報
しかしながら前記従来の構成では、侵入警報装置を侵入経路、例えば家宅へ侵入する際に通るベランダや庭等に配設し、使用者がベランダを使用する時は、侵入警報装置の電源をいちいち切ったりする必要がある。また、電源を切り忘れた場合には、使用者が警報や光により威嚇されるなどの課題があった。
本発明では、上記従来の課題を解決するためのもので、侵入経路、例えば家宅へ侵入する際に通るベランダ等に監視装置を配設した場合でも、使用者がベランダに出た時に、使用者が監視装置を操作することなく、監視動作を解除したり、さらに監視動作の状態を報知したりすることで、使用者が誤って警報などを鳴らさないようにする監視装置を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の監視装置は、例えばベランダからの家宅への侵入において、ベランダ手すり等に第1の侵入検知端末器を設置し、ベランダに出入りする窓やドア等に第2の侵入検知端末器を設置し、第1の侵入検知端末器と第2の侵入検知端末器は、定常または非定常の状態を監視し、定常または非定常に関する信号を互いに通信可能なデータ通信手段をそれぞれ備えることで、第1の侵入検知端末器は、第2の侵入検知端末器の定常または、非定常状態に応じて、監視の開始あるいは監視の解除を行うことが可能となる。例えば、使用者がベランダに出た際には、第2の侵入検知端末器から非定常信号を送信し、第1の侵入検知端末器は監視を解除したり、使用者がベランダから家宅に入った場合は、第2の侵入検知端末器から定常信号を送信し、第1の侵入検知端末器の監視を開始したりすることが可能となる。
本発明の監視装置およびそのプログラムは、家宅への侵入経路、例えばベランダ等に、監視装置が設置されている場合でも、使用者の行動にあわせて監視動作の開始あるいは、解除を行うことができるので、いちいち監視装置の電源を切ったりする必要がなくなる。また、使用者が監視装置に検知される等の誤動作もなくなり、使用者にとって使い勝手が向上する。
第1の発明は、家宅への侵入経路に侵入検知端末器を設け、侵入経路の侵入を先に検知する第1の侵入検知端末器と、前記第1の侵入検知端末器よりも後に侵入を検知するように設けた第2の侵入検知端末器とを備え、前記第1の侵入検知端末器と前記第2の侵入検知端末器は、定常または非定常の状態を監視し、前記状態に関する信号を互いに通信可能なデータ通信手段を有し、それぞれの状態に応じて監視開始または監視解除を行うものとした。
そして、家宅への侵入経路に第1の侵入検知端末器と第2の侵入検知端末器とを設けており、それぞれの状態に応じて監視を行うので、外から侵入する侵入者を確実に検出してかつ、宅内にいた使用者が侵入検知端末器の監視している範囲において侵入者と誤検知されないようにすることが可能である。
まず家宅のベランダに入り、窓から家宅へ侵入するような侵入経路であれば、例えばベランダ手すり等に第1の侵入検知端末器を設置し、ベランダに出入りする窓やドア等に第2の侵入検知端末器を設置することで、ベランダからの侵入者に対して、確実に検知することが可能となり、使用者にとって安心感が向上する。更に、第1の侵入検知端末器と第2の侵入検知端末器は、定常または非定常の状態を監視し、定常または非定常に関する信号を互いに通信可能なデータ通信手段をそれぞれ備えることで、第1の侵入検知端末器は、第2の侵入検知端末器の定常または、非定常状態に応じて、監視の開始あるいは監視の解除を行うことが可能となる。そのため、侵入者がベランダから家宅に侵入しようとした場合と、使用者が家宅からベランダに出た場合とを区別することが可能となり、監視すべき侵入者でない場合、すなわち使用者がベランダにでた場合を除いて、監視を行うことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、第1の侵入検知端末器で自己の非定常検知よりも、第2の侵入検知端末器の非定常信号を先に受信すると、監視解除を行うようにしたものである。
これは、第1の侵入検知端末器が使用者を侵入者として誤検知してしまう可能性がある場合は、先ず、第2の侵入検知端末器が非定常状態となるため、第1の侵入検知端末器よりも先に第2の侵入検知端末器が非定常状態となった場合は第1の侵入検知端末器の監視を解除する。例えば、使用者がベランダに出ようとして、窓や扉を開けると、第2の侵入検知端末器から非定常信号が第1の侵入検知端末器に送信され、第1の侵入検知端末器は、監視解除を行う。そのため、監視を行う必要がない場合、すなわち使用者がベランダに出ている場合を判断して監視を行わないようにすることが可能となり、使用者が、第1の侵入検知端末器に対して、監視を解除したり、電源を切ったりする必要がなくなる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、第1の侵入検知端末器は、第2の侵入検知端末器の定常信号を受信すると、監視を開始する。
例えば、使用者がベランダから家宅に入って、窓や扉を閉めると、第2の侵入検知端末器から定常信号が第1の侵入検知端末器に送信され、第1の侵入検知端末器は、監視を開始する。そのため、第1の侵入検知端末器および、第2の侵入検知端末器が定常状態の時は、監視を行う必要がある場合、すなわち使用者がベランダにいない場合と判断して、監視を開始することが可能となる。よって使用者は、ベランダから家宅に入る場合に、第1の侵入検知端末器に対して、監視を開始したりする必要がなくなる。
第4の発明は、特に、第1〜3の発明において、侵入検知端末器の監視の開始を遅延可
能な構成としているため、第2の侵入検知端末器から定常信号が第1の侵入検知端末器に送信され、第1の侵入検知端末器は監視を開始するまでの遅延時間を持たせることが可能となる。そのため、使用者がベランダで作業をするような場合に、ベランダに出るための窓や扉を閉めたままで作業をしても、第1の侵入検知端末器が監視を開始することがなく、使用者が検知されることもなくなる。
第5の発明は、特に、第1〜4の発明において、侵入検知端末器に報知手段を備えることで、侵入を検知した場合に、警報を鳴らしたりすることができる。また、侵入検知端末器の監視状態も報知することができ、使用者は視覚的あるいは聴覚的に監視を開始しているか、あるいは解除しているかを確認することができる。
第6の発明は、特に、第1〜5の発明において、複数の侵入検知端末器と通信可能な中央処理装を備え、中央処理装置は、侵入検知端末器の監視または検知状況を表示する表示手段と、侵入検知端末器の監視または検知状況を記録する記録手段とを備え、複数の侵入検知端末器の監視の開始または解除を行うことで、中央処理装置で複数の侵入検知端末器の制御を行うことができ、使用者が侵入検知端末器の設置してあるところまでいって、操作を行う必要がなくなる。
第7の発明は、特に、第1〜6の発明において、複数の侵入検知端末器と通信可能なリモコンを備え、特定の侵入検知端末器の監視解除を行うことで、使用者がリモコンを携帯しておくことで、いつでも侵入検知端末器の監視を解除することが可能となる。
第8の発明は、特に、第7の発明において、リモコンから侵入検知端末器に発信される監視解除信号を所定時間だけ発信することで、切り忘れの防止を行うことができる。
第9の発明は、特に、第7または第8の発明において、侵入検知端末器は、リモコンからの監視解除信号を受信してから所定時間経過すると監視を開始することで、リモコンを侵入検知端末器の近くに置き忘れても、侵入検知端末器は監視を開始することができるため、使用者の安心感が向上する。
第10の発明は、特に、第7〜第9の発明において、侵入検知端末器は、リモコンからの解除信号を受信している間は、監視解除を行い、受信しないと監視を行うことで、使用者がリモコンを携帯して、侵入検知端末器の近くに行くと、侵入検知端末器は監視の解除を行うため、使用者がいちいち侵入検知端末器の監視解除を行う必要がなくなる。また、侵入検知端末器から離れると、監視を開始するため、使用者の使い勝手が向上する。
第11の発明は、特に、第1〜10の発明において、第1の侵入検知端末器を侵入経路において第2の侵入検知端末器よりも監視領域である家宅の内側からみて外側に設置することで、侵入経路への侵入を先に検知することが可能となる。
第12の発明は、特に、第1〜10の発明において、第1の侵入検知端末器を壁状構造体に設けることで、フェンス等に侵入検知端末器を設置することが可能となる。
第13の発明は、特に、第12の発明において、壁状構造体をベランダの手すりとすることで、第1の侵入検知端末器をベランダの手すりに設置することが可能となる。
第14の発明は、特に、第1〜10の発明において、第1の侵入検知端末器をベランダの床に設置することで、ベランダ内の侵入を検知することが可能となる。
第15の発明は、特に、第1〜14の発明において、第2の侵入検知端末器を監視する侵入経路の開口部に設けることで侵入経路に出入りする箇所に設置して、開口部での出入りを検知することが可能となる。
第16の発明は、特に、第15の発明において、開口部を住居の窓の開閉部とすることで、窓の開閉を検知することが可能となる。
第17の発明は、特に、第1〜16の発明において、少なくとも第1の侵入検知端末器に圧電センサを備えることで、圧電センサは圧電効果により変形の加速度に応じた電圧信号を出力するので、第1の侵入検知端末器をベランダやフェンスに設置した場合、侵入者がベランダの手すりやフェンス等に手や足をかけた時の押圧による変形を迅速に検出して侵入検出することができる上、圧電センサが可撓性を有したケーブル状なので、ベランダの手すりやフェンスの形状に沿って自在に配設が可能となる。
第18の発明は、特に、第1〜17の発明において、侵入経路を撮影する第3の侵入検知端末器を備え、第3の侵入検知端末器は、侵入検知端末器からの非定常信号を受信すると、撮影を開始することで、侵入検知端末器で侵入者を検知した場合に、第3の侵入検知端末器で侵入経路を撮影することが可能となる。
第19の発明は、特に、第1〜18のいずれか1つの発明の監視装置をコンピュータに実行させるためのプログラムである。プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて本発明の監視システムの少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における監視装置のシステムブロック図を示すものである。
図1(a)において、監視システムは、中央処理装置20、第1の侵入検知端末器21、第2の侵入検知端末器22、第3の侵入検知用23で構成されている。中央処理装置20と、第1の侵入検知端末器21、第2の侵入検知端末器22、第3の侵入検知用端末器23の間は、無線による通信手段によって通信が行われる。第1の侵入検知端末器21、第2の侵入検知端末器22、および第3の侵入検知端末器23は、定常または非定常の状態を監視する侵入経路に配設され、各侵入検知端末器によって、定常または非定常の状態を監視している。本実施の形態では、第1の侵入検知端末器21は、定常または非定常の状態を監視する侵入経路に設け、侵入経路の侵入を先に検知する構成としている。本実施の形態での侵入経路とは、ベランダへ入り窓から家宅へ侵入する経路を指し、第1の侵入検知端末器21はベランダ手すり等に設置されることになる。
図1(b)に本実施の形態での設置構成を示す。第1の侵入検知端末器21aをベランダ手すりに配設したベランダセンサ端末器としている。また、第1の侵入検知端末器21bをベランダの床に設置して、ベランダ内に入ってくる侵入者の踏み込みを検知している。本実施の形態では第1の侵入検知端末器21をベランダセンサ端末器21aとして説明する。また、第2の侵入検知端末器22は、侵入経路において、第1の侵入検知端末器21より後に検知するように、ベランダの窓の開口部に設ける構成としている。すなわち、侵入経路において、第1の侵入検知端末器21は第2の侵入検知端末器22よりも監視領域の外側に設置され、外部から侵入する際には先に検知するように、また、第2の侵入検知端末器22は、前者よりも内側に設けて、使用者が家宅内の開口部から出入りする際に
は第1の侵入検知端末器21よりも先に出入りを検知されるように設けている。本実施の形態では、第2の侵入検知端末器22をベランダに出入りする窓あるいはドアの開口部に設置した開閉センサ端末器としている。また、第3の侵入検知端末器23は、第1、第2の侵入検知端末器を設けた侵入経路を撮影する監視カメラとしている。そして宅内に中央処理装置20を設置している。
図2は中央処理装置20の内部ブロック図である。30はデータ通信手段であり、定常状態または、非定常状態に関する信号、監視動作の開始と解除に関する信号などの送受信を行なう。31は監視動作遅延時間設定手段であり、開閉センサ端末器22からの閉信号を受信してから、ベランダセンサ端末器21に監視動作の開始信号を送信するまでの遅延時間を設定する。32は表示手段であり、監視動作遅延時間を表示したり、監視用カメラ23の画像情報を表示したりする。33は記録手段であり、監視用カメラ23の画像情報を記録する。34はデータ通信手段30、表示手段32、記憶部33の制御を行なう制御部である。
図3(a)は第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21の内部ブロック図である。本実施の形態では、ベランダの手すりに配設した場合について説明していく。40は侵入検知部であり、図3(b)に示すように、弾性体55に可撓性のある圧電センサ53を配設した構成から成っている。圧電センサ53は変形に応じた出力信号を発生する。弾性体55としては、ベランダから侵入者等が家宅に入りこもうとして、ベランダの手すりに手や足を掛けた場合の押圧時に圧電センサ53が変形しやすいよう圧電センサ53よりも柔軟性及び可撓性の良いゴム等の弾性材料が用いられ、また、屋外に設置するため耐熱性、耐寒性を考慮して選定する。具体的には、−30℃〜85℃で可撓性の低下が少ないものを選定することが好ましい。このようなゴムとしては、例えばエチレンプロピレンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、シリコンゴム(Si)、熱可塑性エラストマー等を用いればよい。また、弾性体55は、中空に形成され、押圧により圧縮可能な緩衝部54を有している。さらに、弾性体55の底部には、ベランダ56に固定支持するための溝部が形成されている。ベランダの手すり部分に固定する方法としては、ベランダの手すり部分にはめ込めるような構成にしたり、テープ等で固定する方法等、ベランダにしっかりと固定できればよい。41は中心電極である。42は外側電極である。43は圧電センサ53の端部において中心電極41と外側電極42との間に断線検出用の抵抗体として設けられたセンサ側抵抗体である。44は断線検出用の回路側抵抗体。45は圧電センサ53からの信号を導出するための信号導出用抵抗体。46は圧電センサ53からの出力信号から所定の周波数成分のみを通過させる濾波部。47は圧電センサ53からの断線異常を判定する異常判定部。48はデータ通信手段で中央処理装置20と定常または非定常状態に関する信号、監視動作開始あるいは解除に関する信号の送受信を行なう。49は報知手段であり、侵入が発生した場合に警報を鳴らしたり、監視動作を開始あるいは解除する際に、音や光で報知することで使用者に現在の状態を知らせることができる。50はバッテリーである。51は端末制御部であり、監視動作開始してからの監視中で侵入者を検知していない状態を定常状態として、侵入者が家宅に侵入しようとして、ベランダ手すりを乗り越えた場合、侵入検知手部40で押圧を検知して信号を出力すると、これを非定常状態とし、このとき、侵入が発生したという情報を、中央処理装置20に対して自らの端末器コードと共に、データ通信手段48を用いて無線によって送信するものである。また、中央処理装置20からの監視動作の開始信号、あるいは監視動作の解除信号をデータ通信手段48で受信した場合に、端末制御部33では、端末器を監視動作開始状態にしたり、監視動作解除状態にしたりする。また、異常判定部47で断線異常を検出した場合は、報知手段49で報知を行う。52は、圧電体層である。
図4は、圧電センサ53の図3のA−A線における断面図である。図4において、41は中心電極。52は圧電体層。43は外側電極。57は被覆層である。
中心電極41は通常の金属単線導線を用いてもよいが、ここでは絶縁性高分子繊維の周囲に金属コイルを巻いた電極を用いている。前記絶縁性高分子繊維と前記金属コイルとしては、電気毛布において商業的に用いられているポリエステル繊維と銀を5wt%含む銅合金がそれぞれ好ましい。
圧電体層52は一般的にはポリフッ化ビニリデン等の樹脂系の高分子圧電体を用いればよいが、塩素化ポリエチレン等の高分子基材中に圧電セラミックスの粉体を混合した複合圧電体を用いると高温耐久性が向上する。
外側電極43は高分子層の上に金属膜の接着された帯状電極を用い、これを圧電体層52の周囲に巻きつけた構成としている。そして、高分子層としてはポリエチレン・テレフタレート(PET)を用い、この上にアルミニウム膜を接着した電極は、120℃で高い熱的安定性を有するとともに商業的にも量産されているので、外側電極43として好ましい。尚、圧電センサ53を外部環境の電気的雑音からシールドするために、外側電極43は部分的に重なるようにして圧電体層52の周囲に巻きつけることが好ましい。
被覆層57としては、ウレタン、ポリエチレン、塩化ビニールなどの適切な弾性の高分子材料が用いられる。
図5は、第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)22の内部ブロック図である。本実施の形態では、ベランダに出入りする窓あるいは、ドアに設置した場合について説明していく。60はデータ通信手段で中央処理装置20と定常または非定常状態に関する信号、監視動作開始あるいは解除に関する信号の送受信を行なう。61は侵入検知部であり、リードスイッチを設け、この開閉センサ端末器23を窓やドアの枠に取り付け、可動部である窓ガラスやドア開閉部にこのリードスイッチと対応して開閉させるための磁石を取り付けることにより、窓やドアの開閉を検知することができる。尚、本実施の形態では、窓やドアの開を検知した場合を非定常状態、窓やドアの閉を検知した場合を定常状態としている。62は端末制御部で、窓や扉の開閉によりその開閉情報を中央処理装置20に対して自らの端末器コードと共に、データ通信手段60を用いて無線によって送信するものである。32は報知手段であり、窓や扉が開いた場合に外部に報知を行う。
図6は本実施の形態の監視動作開始状態において、第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21、と第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)22との連動によって監視動作の解除および開始を行う場合の動作を示すフローチャートである。
以上のように構成された監視装置について、以下その動作、作用を説明する。
STEP1では、中央処理装置20で、ベランダ手すりに配設されている第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21、そのベランダに出入りするための、窓や扉などに配設されている第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)22を選択し、それぞれを対応させる。これにより、複数端末器が設置されている場合でも、適切に監視動作の開始あるいは解除を行うことができる。
STEP2では、監視動作遅延時間設定手段31で、第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21が監視動作を開始するまでの遅延時間を設定する。
STEP3では、第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)22の配設してある、窓や扉が開けられ、侵入検知部61で開を検知して、第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)22は、データ通信手段60で中央処理装置20に開信号を送信する。中央処理装
置20はデータ通信手段30で開信号を受信する。
STEP4では、中央処理装置20で第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)22に対応している第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)があるかを判断する。本実施の形態では、第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)22には第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21が対応しているのでSTEP5に移行する。各信号には、各端末器の端末器コードも含まれており、中央処理装置20は、各信号を受信する毎に、記録してある端末器の端末器コードと照合し、どの端末器から送信されてきたのかを判断している。端末器も同様にして中央処理装置を判断している。
STEP5では、中央処理装置20は、第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21に監視動作の解除信号を送信する。
STEP6では、第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21は、中央処理装置20からの監視動作の解除信号をデータ通信手段48で受信し、端末制御部51で侵入検知部40の監視動作を解除する。この時、報知手段49から、監視動作解除に関する音声メッセージを流したり、LEDを点灯させるなど、外部すなわち監視する使用者に、監視動作が解除されることを報知する。
STEP7では、中央処理装置20が第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)22から閉信号を受信したかどうかを判断し、受信した場合はSTEP8に移行する。
STEP8では、STEP2で設定した遅延時間のカウントを開始する。これは、ベランダに出入りする窓や扉を開けた状態で、使用者がベランダで作業をする場合は遅延時間なしで監視動作を開始させればよいが、窓や扉を閉めた状態で作業をする場合、監視動作を開始するまでの遅延時間がないと使用者自身が、検知される場合があるため、遅延時間を設けている。
STEP9では、中央処理装置20で、設定してある遅延時間経過後、監視動作の開始信号を第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21に送信する。
STEP10では、第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21で監視動作の開始信号を受信した場合は、監視動作を開始させる。この時、報知手段49から、監視動作開始に関する音声メッセージを流したり、LEDを点灯させるなど、外部すなわち監視する使用者に監視動作が開始されることを報知する。
尚、本実施の形態では、第1の侵入検知端末器をベランダ手すりに設置しているが、ベランダの床に踏み込みを検知できる侵入検知端末器を設置し、第1の侵入検知端末器としても同様の効果が得られる。
尚、第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)と第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)の端末制御部を一つにして、中央処理装置を介さずに、第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)の侵入検知部で開を検知した場合、第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)の監視動作を解除させたり、第1の侵入検知端末(ベランダセンサ端末器)と第2の侵入検知端末器(開閉センサ)間で無線通信を行うなど、中央処理装置を介さずに、侵入検知端末器だけで、単独に動作させることも可能である。
尚、侵入経路を本実施の形態では、ベランダへ入り窓から家宅へ侵入する経路としたが、監視領域を庭等の敷地を含んだフェンスや塀から内側の家宅内として、フェンスや塀を越えて窓あるいはドアから侵入する経路とした場合、第1の侵入検知端末器をフェンスや
塀、門扉などに設置し、フェンスや塀の乗り越え、門扉の開閉を検知するようにし、第2の侵入検知端末器を玄関のドアに設置し、ドアの開閉を検知するようにしても、本実施の1と同様の効果が得られる。また、第1の侵入検知端末器をベランダ手すりに配設し、第2の侵入検知端末器として、ベランダの床に踏み込みを検知する侵入検知端末器を設置しても、同様の効果が得られる。複数の検知端末機の組み合わせは、同一の侵入経路において、侵入の際に検知される順序が特定されるように、又、開口部からの使用者の出入りの際に検知される順序が特定されるように、監視する侵入経路に設けられていればよい。
次に、異常判定部47での断線判定の手順を以下に示す。図3(a)において、センサ側抵抗体43、回路側抵抗体44、信号導出用抵抗体45の抵抗値をそれぞれR1、R2、R3、P点の電圧をVp、バッテリー50の電圧をVsとする。R1、R2、R3は通常数メガ〜数十メガオームの抵抗値が用いられる。圧電センサ53の電極が正常の場合、VpはVsに対して、R2とR3の並列抵抗とR1との分圧値となる。ここで、圧電体層52の抵抗値は通常数百メガオーム以上であるのでR2、R3の並列抵抗値にはほとんど寄与しないため上記分圧値の算出には無視するものとする。圧電センサ53の電極が断線すると等価的にはPa点またはPb点がオープンとなるので、VpはR2とR3の分圧値となる。電極がショートすると等価的にはPa点とPb点がショートすることになるので、VpはVsに等しくなる。このように異常判定部47でVpの値に基づいて圧電センサ53の電極の断線やショートといった異常を検出するので、信頼性を向上することができる。
次に第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23が動作する場合について説明する。本実施の形態では、データ通信手段を備えた第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23をベランダに設置し、中央処理装置20で、ベランダ手すりに設置している第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21と対応させる。尚、本実施の形態では、第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23と一つの侵入検知端末器とを対応させているが、第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23と、複数の侵入検知端末器を対応させてもよい。以下ベランダからの侵入者を検知した場合について説明する。
まず侵入者が宅内にベランダから入ろうとして、ベランダ手すりに配設した第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)21が侵入者を検知すると、非定常信号、すなわち侵入が発生したという情報を中央処理装置20に送信する。中央処理装置20は非定常信号を受信すると、第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23に監視動作の開始信号を送信する。第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23は監視動作の開始信号を受信すると、監視領域の撮影を開始する。この時、中央処理装置20の表示手段32で監視カメラの画像情報を確認することができる。また、画像情報は記録手段33で記録しておくことができるため、使用者が後で画像を確認したりすることができる。更に所定時間経過後、中央処理装置から監視動作の解除信号を送信して、監視用カメラでの撮影を停止させることで不要な撮影をなくすことができる。
尚、画像情報は、第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23の記録手段に記憶しておいてもよいし、記録用メディア内に記憶しておいてもよい。
また、図7に示すような構成にすることで、携帯電話や宅外のPC等からも第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23の画像情報を確認することができる。まずベランダから侵入があった場合、第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23で画像情報を撮影する。そして、中央処理装置20からセンターサーバー装置72に連絡して携帯電話等に侵入があったことを知らせる。侵入による異常を受信した携帯電話等から中央処理装置20に接続し、第3の侵入検知端末器(監視カメラ)23の画像情報を携帯電話等で確認することができる。
尚、本実施の形態では、公衆回線で説明したがこれに限るものでなく、パソコンや携帯情報端末などの通信装置であってもよいし、専用回線やインターネット回線であってもよい。
尚、本実施の形態では、第3の侵入検知端末器を侵入経路を撮影する監視カメラとしているが、監視カメラの代わり、またはこれに加えて威嚇用のライトを設置してもよい。この場合、データ通信手段を備えた威嚇用のライトをベランダ等に設置し、中央処理装置で、ベランダ手すり等に設置している第1あるいは、第2の侵入検知端末器と対応させる。そして、第1あるいは、第2の侵入検知端末器が侵入を検知すると、非定常信号、すなわち侵入が発生したという情報を中央処理装置に送信する。中央処理装置は非定常信号を受信すると、威嚇用のライトに監視動作の開始信号(ライトをONさせる信号)を送信する。威嚇用のライトは、監視動作の開始信号を受信すると、ライトを点灯させ、侵入を検出した侵入検知端末器が設けられた範囲を照明または撮影するようにする。この時、所定時間経過後に威嚇用のライトでライトを消灯させてもよいし、中央処理装置から監視動作の解除信号(ライトをOFFさせる信号)を送信して、ライトを消灯させることで、不要な点灯をさけることも可能となる。
以上のように、本実施の形態1においては、第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)をベランダ手すり等に配設し、そのベランダ等の出入りに使用する窓や扉に第2の侵入検知端末器(開閉センサ)を設置することで、使用者がベランダで作業をするために窓や扉を開けると、第2の侵入検知端末器(開閉センサ)が非定常(開)信号を送信し、中央処理装置は、非定常(開)信号を受信した場合に、監視動作の解除信号を第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)に送信するため、使用者は第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)に対して操作することなく、監視動作を解除することができる。
近年、窃盗犯罪の増加に伴い、住居における監視装置の需要も増加しており、特にベランダは足場がしっかりしていて、外からも見にくいところも多いため、ベランダの手すり等に取り付けることが可能な監視装置の需要が増加している。しかしながら、ベランダでは、布団や洗濯物を干したりすることも多いため、ベランダに監視装置を付けた場合は、ベランダに出ようとするたびに、監視装置の電源を切ったり、警戒動作を解除する必要があった。しかしながら、本実施の形態1の構成では、使用者が特に操作することなく、ベランダに出入りすることができるので使い勝手が向上する。また、使用者が視覚的、あるいは聴覚的に侵入検知端末器の監視状態を認識することができるため、使用者が誤って検知され、警報等で威嚇されることもなくなる。
また、監視カメラや威嚇用のライトををベランダに配設し、第1の侵入検知端末器あるいは、第2の侵入検知端末器で侵入を検知した場合に、監視カメラで画像情報を確認、記憶したり、ライトにより侵入者を威嚇することができる。
また、実施の形態1では通信媒体として無線を用いているが、専用線による有線通信、電灯線搬送通信、赤外線通信、光ファイバ通信など、いずれも通信媒体を用いても同様の効果を有するものである。
(実施の形態2)
図8は、本発明の第2の実施の形態におけるリモコンのシステムブロック図を示したものである。端末器24はリモコンであり、使用者が携帯することが可能になっている。80はデータ通信手段であり、侵入検知端末器と無線で通信が可能となっており、監視動作の解除に関する信号などの送信を行う。侵入検知端末器とは、実施の形態1で示したような、ベランダ手すりに設置したベランダセンサ端末器や、窓や扉等の開閉を検知する開閉
センサ端末器等を指す。81は操作入力手段であり、使用者の操作によって、監視動作の解除に関する信号を発信したり、停止させたりする。82は端末器制御部であり、操作入力手段81からの操作入力により、データ通信手段80から信号を発信させたり、停止させたりする等の制御を行う。
以上のように構成された監視装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず使用者が在宅している状態で、ベランダ等に設置されている侵入検知端末器を監視状態にしている場合、各侵入検知端末器の監視状態を解除しなければ、使用者がうっかり、窓を開けたり、ベランダ等に出たりすることで侵入検知端末器に検知されてしまい、使用者が警報等で威嚇されてしまうケースがある。そこで、本実施の形態2では、使用者が誤って警報等で威嚇されないために、リモコン24の操作入力手段81で、使用者がスイッチを押下する等の操作を行い、監視動作の解除信号をデータ通信手段80から発信させる。この時監視動作の解除信号は、定期的に、例えば1秒おき等に送信されるようにする。そして使用者がリモコン24を携帯し、侵入検知端末器の近くに来ると、リモコン24からの監視動作の解除信号を受信し、警戒を解除する。そのため使用者が侵入検知端末器が設置してあるベランダ等で作業をしても、警報等で威嚇されることがなくなる。また、あらかじめリモコン24の端末器の端末器コードを侵入検知端末器に記憶させておくことで、受信した監視動作の解除信号がリモコン24からであるか否かを判断することが可能となる。そして、使用者がベランダでの作業が終了して、ベランダから離れていき、侵入検知端末器がリモコン24からの監視動作の解除信号が受信できなくなると、侵入検知端末器は監視動作を開始する。そのため、使用者は侵入検知端末器の監視動作を解除させたり、開始させたりする操作が必要なくなり、特にベランダセンサ端末器や開閉センサ端末器など監視動作を行っている端末器が複数ある場合には使い勝手が向上する。また、リモコン24は、操作入力手段81で操作をして、監視動作の解除信号を送信してから、所定時間が経過すると、監視動作の解除信号を停止させることができるため、切り忘れを防止することが可能となる。
以上のように本実施の形態2においては、使用者がリモコンを携帯しておき、使用者がベランダ等に移動した場合、ベランダ等に設置してある侵入検知端末器は監視動作を解除し、使用者がベランダから離れた場合は、監視動作を開始するため、従来の監視装置で必要であった端末器の電源を入れたり切ったりする操作も必要なくなる。また、中央処理装置でセンサ端末器の監視動作を解除する場合でも、中央処理装置で全てのセンサ端末器の監視動作を解除してしまうこととなり、使用者がベランダ等で作業をしている場合は、その他のセンサ端末器も監視動作を解除してしまい、その間に侵入をされてしまうことも考えられる。しかしながら本発明では、使用者が作業をしている付近の侵入検知端末器だけ監視動作を解除できるため使用者の安心感が向上する。
尚、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。また、本発明の監視装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
以上のように、本発明にかかる監視装置およびそのプログラムは、ベランダ等に配設された侵入検知端末器において、使用者がベランダに出入りすることを検知して、ベランダに配設された侵入検知端末器の監視状態を開始あるいは解除することが可能となるので、
その他のセキュリティ用途で使用されている装置、例えば、カーセキュリティにおいて車のドアのキーが開錠された場合は、車に取り付けてある監視装置を解除したりする等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるシステムブロック図 本発明の実施の形態1における中央処理装置の内部ブロック図 (a)本発明の実施の形態1における端末器の内部ブロック図(b)本発明の実施の形態1における圧電センサの構成図 本発明の実施の形態1における圧電センサの断面図 本発明の実施の形態1における端末器の内部ブロック図 本発明の実施の形態1の動作手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における宅外との接続構成図 本発明の実施の形態2における端末器の内部ブロック図 従来の監視装置のブロック図
符号の説明
20 中央処理装置
21 第1の侵入検知端末器(ベランダセンサ端末器)
22 第2の侵入検知端末器(開閉センサ端末器)
23 第3の侵入検知端末器(監視カメラ)
24 リモコン
30、48、60、80 データ通信手段
31 監視動作遅延時間設定手段
32 表示手段
33 記録手段
34 制御部
40、61 侵入検知部
41 中心電極
42 外側電極
43 センサ側抵抗体
44 回路側抵抗体
45 信号導出用抵抗体
46 濾波部
47 異常判定部
49、63 報知手段
50 バッテリー
51、62、72 端末制御部
52 圧電体層
53 圧電センサ
54 緩衝部
55 弾性体
56 ベランダ
57 被覆層
70 回線接続手段
71 宅外回線網
72 センターサーバ装置
81 操作入力手段

Claims (19)

  1. 定常または非定常の状態を監視する侵入経路に配設され、前記侵入経路の侵入を先に検知するように設けた第1の侵入検知端末器と、前記第1の侵入検知端末器よりも後に侵入を検知するように設けた第2の侵入検知端末器とを備え、前記第1の侵入検知端末器と第2の侵入検知端末器は互いに通信可能なデータ通信手段を有し、それぞれの状態に応じて監視開始または監視解除を行う監視装置。
  2. 第1の侵入検知端末器は、自己の非定常検知よりも、第2の侵入検知端末器の非定常検知信号を先に受信すると、監視解除する請求項1記載の監視装置。
  3. 第1の侵入検知端末器は、第2の侵入検知端末器から定常信号を受信すると、監視開始する請求項1または2記載の監視装置。
  4. 侵入検知端末器の監視開始を遅延可能な構成とした請求項1から3のいずれか1項記載監視装置。
  5. 報知手段を備え、前記報知手段は侵入検知端末器の監視または検知状態を報知する請求項1から4のいずれか1項記載の監視装置。
  6. 中央処理装置を備え、前記中央処理装置は複数の侵入検知端末器と通信可能なデータ通信手段と、侵入検知端末器の監視または検知状況を表示する表示手段と、侵入検知端末器の監視または検知状況を記録する記録手段とを有し、前記複数の侵入検知端末器の監視の開始または解除を行う請求項1〜5のいずれか1項記載の監視装置。
  7. 複数の侵入検知端末器と通信可能なデータ通信手段を有するリモコンを備え、前記リモコンは、特定の侵入検知端末器の監視解除を行う請求項1〜6のいずれか1項記載の監視装置。
  8. リモコンの侵入検知端末器に対する監視解除信号は、所定時間発信する請求項7記載の監視装置。
  9. 侵入検知端末器は、監視解除信号を受信して所定時間経過すると監視を開始する請求項7または8に記載の監視装置。
  10. 侵入検知端末器は、監視解除信号を受信した間は監視解除を行い、受信しないと監視を行う請求項7から9のいずれか1項記載の監視装置。
  11. 第1の侵入検知端末器は、侵入経路において第2の侵入検知端末器よりも外側に設けた請求項1から10のいずれか1項記載の監視装置。
  12. 第1の侵入検知端末器は、壁状構造体に設けた請求項1から10のいずれか1項記載の監視装置。
  13. 壁状構造体は、ベランダの手すりとした請求項12記載の監視装置。
  14. 第1の侵入検知端末器は、ベランダの床に設けた請求項1から10記載の監視装置。
  15. 第2の侵入検知端末器は、侵入経路の開口部に設けた請求項1〜14のいずれか1項記載の監視装置。
  16. 開口部は、住居の窓の開閉部とした請求項15記載の監視装置。
  17. 少なくとも第1の侵入検知端末器は、圧電ケーブルセンサを有する請求項1から16のいずれか1項記載の監視装置。
  18. 侵入経路を撮影する第3の侵入検知端末器を備え、前記第3の侵入検知端末器は、侵入検知端末器から非定常信号を受信すると、撮影を開始する請求項1から17のいずれか1項記載の監視装置。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項記載の監視装置の機能の少なくとも一部をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2005213669A 2004-08-05 2005-07-25 監視装置およびそのプログラム Pending JP2006072977A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005213669A JP2006072977A (ja) 2004-08-05 2005-07-25 監視装置およびそのプログラム
US11/572,921 US20080061970A1 (en) 2004-08-05 2005-08-04 Monitoring Device and Program Thereof
EP05768936A EP1772833A4 (en) 2004-08-05 2005-08-04 MONITORING DEVICE AND PROGRAM
KR1020077002689A KR20070045223A (ko) 2004-08-05 2005-08-04 감시 장치 및 그를 컴퓨터에서 실행시키기 위한 프로그램을 저장한 저장매체.
PCT/JP2005/014334 WO2006013941A1 (ja) 2004-08-05 2005-08-04 監視装置およびそのプログラム

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004229212 2004-08-05
JP2005213669A JP2006072977A (ja) 2004-08-05 2005-07-25 監視装置およびそのプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006072977A true JP2006072977A (ja) 2006-03-16

Family

ID=36153487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005213669A Pending JP2006072977A (ja) 2004-08-05 2005-07-25 監視装置およびそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006072977A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008500A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 負荷制御システム
JP2011048594A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 侵入者検知装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008500A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 負荷制御システム
JP2011048594A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 侵入者検知装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100937547B1 (ko) 감시 시스템
KR20070045223A (ko) 감시 장치 및 그를 컴퓨터에서 실행시키기 위한 프로그램을 저장한 저장매체.
US8825043B2 (en) Cordless phone system with integrated alarm and remote monitoring capability
US20030128113A1 (en) Interactive wireless surveillance and security system and associated method
JP4514631B2 (ja) セキュリティ情報通知システム及び通知方法
JP2006293723A (ja) 監視装置およびそのプログラム
JP2002344953A (ja) 防犯用撮影装置
KR200188880Y1 (ko) 영상 전송용 보안 시스템
JP2006072977A (ja) 監視装置およびそのプログラム
JP2003317172A (ja) 防犯システム
US20090295578A1 (en) Portable security system and method thereof
JP2005309965A (ja) 宅内セキュリティ装置
KR20090100841A (ko) 빈 영업점의 자가 무인방범 및 그 제어방법
WO2004079687A1 (ja) セキュリティシステム、端末装置、情報処理装置および方法、プログラム、車両用セキュリティシステム、ネットワークシステム、並びに設定方法
JP2005311995A (ja) 異常・緊急事態検知手段としての携帯電話機
KR101131659B1 (ko) 방범장치가 일체화된 현관등
US20180350215A1 (en) Multi-functional network camera control apparatus
EP2698773A1 (en) An intruder alarm system and a method of arming an intruder alarm system
KR101063309B1 (ko) 엘리베이터의 방범장치 및 이를 포함하는 방범시스템
JP2004070564A (ja) セキュリティシステム
KR200199006Y1 (ko) 무선통신수단을 이용한 방범장치
KR200324125Y1 (ko) 무선센서를 이용한 원격 감시 장치
JP2006048416A (ja) 監視装置
JP2006293724A (ja) 監視装置およびそのプログラム
JP4540462B2 (ja) 監視機能付き電源制御装置,該装置を備える電気機器,及び電気機器システム