JP2006072187A - 照準器調節具、調節具付照準器及び照準器付望遠撮像装置 - Google Patents

照準器調節具、調節具付照準器及び照準器付望遠撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】顔を動かさずに照準動作を容易迅速に行えるようにする。
【解決手段】ブラケット51の一端部がレリーズステー20に固定され、ブラケット51にボールヘッド52の枢支部522の一端部が、ブラケット長手方向位置を調整自在に固定され、ボール523が軸524を介して円台部525が固着され、円台部525に照準器60のベースが固定されている。照準器60はデジタルカメラ10の背面側から見てデジタルカメラ10の左側に取り付けられている。モニターフード70に取り付けられたルーペ71の中心高さと照準器60の半透鏡63の中心高さとを略一致させ、ボール523の中心を通りルーペ71の光軸に平行な直線の回りに照準器60を回動させて照準器60とルーペ71との間隔Laを撮影者の左右の眼の間隔に略一致させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラにアダプタを介し望遠鏡を結合した望遠撮像装置に用いて好適な調節具付照準器、その照準器調節具、及び照準器付望遠撮像装置に関する。
デジタルカメラにアダプタを介して望遠鏡を接続したりすることにより、野鳥等を超望遠撮影することが可能となる。しかし、撮影倍率が高いので、被写体を撮像面内に導入することが容易でない。そこで、天体望遠鏡用又はライフル銃用の照準器を購入してデジタルカメラ上部に接着したりテープで固定したりすることが行われている。
照準器としては、LEDなどの発光素子からの光ビームを半透鏡に照射させて照準用赤色光点を形成するもの(ドットサイト)が市販されている(下記特許文献1)。
一方、デジタルカメラ背面に取り付けられた液晶表示画像は外光が入るとコントラストが低下して見づらい。そこで、この外光を遮光して画像を見やすくするために、フードが着脱自在に係止される(下記特許文献2)。フードには、遮光するだけのものと、表示画像を拡大するためのルーペが設けられたものがある。
しかしながら、照準器を覗いたり液晶画像を覗いたりする毎に、顔を移動させなければならず、しかも、交互に繰り返し覗かなければならず、さらに、視野が不連続的に切り替わるので、調整が容易でなくストレスを生じさせていた。このため、照準所要時間が長くなり、シャッターチャンスを逃す原因になっていた。
特開平10−318700号公報 特開2001−024912号公報
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、照準動作を容易迅速に行うことが可能な照準器調節具、調節具付照準器及び照準器付望遠撮像装置を提供することにある。
本発明による照準器付望遠撮像装置の一態様では、
望遠鏡と、
被写体を表示させる表示パネルを備えたデジタルカメラと、
該望遠鏡を通して該デジタルカメラで望遠撮影するために該望遠鏡に該ジタルカメラを連結させるためのカメラアダプタと、
該表示パネルに取り付けられ、外光を遮断するフードと該フード先端部に取り付けられたルーペとを備えたルーペ付フードと、
半透鏡と、該半透鏡に向けて投光する発光素子とを備えた照準器と、
該照準器が固定される第1固定部と、
接眼レンズ鏡筒又は該接眼レンズ鏡筒と一体的に結合した部分に固定される第2固定部と、
該第1固定部と該第2固定部との間に、該第1固定部の第1軸方向の位置を調整自在に、該第1固定部の、該第1軸と略垂直な第2軸方向の位置を調整自在に、かつ、該第1固定部の、該第1軸の回りの角度を固定して又は調整自在に結合された調整部とを有し、
該接眼レンズ鏡筒の光軸方向又は該接眼レンズ鏡筒と一体的に結合した部分の光軸方向が、該第1軸と該第2軸とに垂直な第3軸と略平行であり、
該デジタルカメラ、該カメラアダプタ又は該フードに該調節具付照準器の該第2固定部が直接又は間接的に固定され、該表示パネルの法線が該デジタルカメラの光軸と平行になるように該表示パネルが該デジタルカメラに取り付けられ、該デジタルカメラの背面側から見て該デジタルカメラの左側に該照準器が取り付けられている。
上記一態様の構成によれば、照準器の光軸高さをルーペ付フードの光軸高さに略一致させかつ両光軸間距離を左右の目の間隔に略一致させることができるので、顔を動かすことなく左右の眼で照準動作を容易迅速に行うことができ、照準所要時間が短縮されるので、シャッターチャンスを逃す機会が低減する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1(A)は、本発明の実施例1の照準器付望遠撮像装置を示す正面図であり、図1(B)はこの装置の右側面図である。
デジタルカメラ10にレリーズステー20がねじで固定され、レリーズステー20の前面にカメラアダプタ30のフランジ31がねじで固定されている。カメラアダプタ30内には望遠鏡40の接眼部が挿入され、カメラアダプタ30の前端部に形成された大径筒32内に望遠鏡40の大径基端部が嵌入当接され、大径筒32に取り付けられたつまみ付き雄ねじ33を締めることにより望遠鏡40がカメラアダプタ30に固定される。レリーズステー20にはまた、照準器調節具50を介して照準器60が取り付けられている。デジタルカメラ10の背面に取り付けられた液晶表示パネル11の一対の辺にフード係止バー12が形成され、これに、外光を遮光するためのモニターフード70が係着されている。
図2は、照準器調節具50並びにこれに連結されるレリーズステー20及び照準器60の分解斜視図である。
レリーズステー20の底部には孔21が形成され、これにつまみ付き雄ねじ22の雄ねじ部が軸支部26を介し挿入されて、図1のデジタルカメラ10がレリーズステー20に螺着される。レリーズステー20の上部突出部にはねじ孔23が形成され、これに不図示のレリーズ先端部がねじ込まれて、図1のデジタルカメラ10のシャッターボタン13をリモート操作することが可能となっている。
レリーズステー20の前面には、図1のデジタルカメラ10の対物レンズに対応して、開口24が形成されている。開口24の縁部にはねじ孔250〜252が形成され、これに不図示のねじが挿入されて図1のカメラアダプタ30のフランジ31がレリーズステー20に螺着される。これにより、カメラアダプタ30の基端部に設けられたゴムリング34が、対物レンズ外周側のデジタルカメラ10の前面を押圧する。
照準器調節具50は、一端部がレリーズステー20に固定されるブラケット51と、ブラケット51に一端部が固定されるボールヘッド52とからなる。
ブラケット51は、例えばアルミニューム板を加工して一体形成したものであり、上部にコ字形部510が形成され、その凹部にレリーズステー20の底面縁部を嵌入し、コ字形部510の上端面に形成されたねじ孔511にねじ512を螺入することにより、ブラケット51がレリーズステー20に固定される。
ブラケット51の正面には長孔513が形成され、これに、つまみ付き雄ねじ520の雄ねじ部521が挿入され、枢支部522の一端面に形成された不図示の螺孔に雄ねじ部521が螺入されて、枢支部522がブラケット51に固定される。その固定位置は、長孔513の長手方向に沿って調整自在であり、この長手方向はレリーズステー20の底面に垂直な方向である。
枢支部522の他端面側の内部には、ボール523がその中心の回りに回動自在に支持されている。ボール523には、軸524を介して円台部525が固着されている。円台部525の上面には、軸524と同心の雄ねじ部526が立設されている。枢支部522には、ボール523を中心として軸524を所定範囲で可動にするために、切欠527が形成されている。調整ねじ528(図1(A)参照)は、枢支部522に対するボール523の締め付け具合を調整するためのものである。
一方、照準器60のベース部は合成樹脂で形成され、その底面に結合板61が不図示の係止具で固着される。結合板61の中央部にはねじ孔610が形成され、これに雄ねじ部526が螺入されて円台部525に照準器60が固定される。
照準器60の上面前端部には短筒62が形成され、これに半透鏡63が嵌入固着されている。照準器60には接眼レンズが設けられておらず、照準器60の倍率は1倍である。照準器60の基端部には投光部64が設けられ、その内側に、光ビームを放射する発光素子として不図示の赤色LEDが備えられ、不図示のスイッチをオンにすると半透鏡63に向けて光ビームが放射される。これにより、半透鏡63に光点65が形成される。
図3(A)は、図1(A)の装置から、照準器60と、ブラケット51以外の照準器調節具50とを離脱させた状態を示す正面図であり、図3(B)はこの離脱された部分を示す正面図である。
モニターフード70の後端部には、接眼レンズとしてルーペ71が備えられ、これにより液晶表示パネル11上の画像を拡大視することが可能となっている。
次に、照準器60の高さ調整及び照準器60とルーペ71との間隔調整について説明する。
図1において、照準器60のベースをカメラ光軸に略平行にする。
これにより、半透鏡63で反射された光ビームがルーペ71の光軸と平行になる。換言すれば、このようになるように半透鏡63の傾斜角が、発光素子の位置との関係で定められている。
次に、つまみ付き雄ねじ520を緩め、ルーペ71の中心高さと半透鏡63の中心高さとが略一致するように枢支部522の高さ位置を調整し、つまみ付き雄ねじ520を締め付ける。
次に、ボール523の中心を通りルーペ71の光軸に平行な直線の回りに照準器60を回動させることにより、照準器60とルーペ71との間隔Laを撮影者の左右の眼の間隔Leに略一致させ、調整ねじ528を締め付けて枢支部522に対しボール523を固定させる。このような間隔調整を行っても、照準器60の高さは略一定に維持される。
次に、上述の高さ・間隔調整の後に行われる、カメラの光軸に対する照準器60の角度微調整について説明する。
図4(A)において、被写体80に対する液晶表示パネル(11)上の画像を82とし、ルーペ(71)を通して液晶表示画像82を覗いたときの虚像を83とし、発光素子の虚像を66とする。
右眼で像83を見ながら、被写体80の標的81が液晶表示パネル(11)の中央点に一致するように望遠鏡の光軸方向を定め、三脚に対し望遠鏡を固定する。次に、左眼で発光素子像66を見ながら、像66が短筒62(半透鏡63)の中心にくるように、カメラの光軸に対する照準器60の角度を調整する。
照準器60の角度を調整する際に、望遠鏡に力が加わってその光軸が変化していることもあるので、左右の眼でそれぞれ像66及び84が半透鏡63及び液晶表示パネル11の中心に一致しているかどうかを同時に確認し、不一致であれば左右の眼で両光軸をさらに調整する。
間隔Laが左右の眼の間隔に略一致しているので、このような角度調整をする際には瞼の開閉のみで顔を動かす必要がなく、調整を容易迅速に行うことができる。
この調整をさらに容易にしているのは、左眼で発光素子像66を見ると同時に右眼で被写体像83を見たときに、像66が像83と重なって見え、発光素子像66を左眼で見ているのか右眼で見ているのか区別できないという事実(錯覚)である。すなわち、左眼から像66への視線を延長させた標的81が、像83上の点81に対応する標的81と一致するように容易に調整できる点である。
調整においてこのような好ましい錯覚が生ずる理由は、以下の通りであろう。
図1(A)において、光点65から発光素子までの水平方向距離をLb1、発光素子からルーペ71までの、光軸に平行な水平方向距離をLb2とすると、ルーペ71に右眼を接近させたときにおける左眼から発光素子虚像までの距離Lbは、
Lb=2Lb1+Lb2 (1)
となる。
一方、ルーペ71の焦点距離をf、ルーペ71と液晶表示パネル11との間隔をAとすると、ルーペ71から図4の虚像83までの距離Lcは、レンズの公式
−1/Lc+1/A=1/f (2)
から求まる。
距離LbをLcに略等しくすることにより、左右の眼で普通に眺めるだけで、すなわち眼の焦点を虚像から離れた空間に置くことなく、上記錯覚を容易に起こさせることが可能となる。
実験例は以下の通りであった。
倍率mが3のルーペ71を用いた。
250/f=m (3)
より、このルーペ71の焦点距離fは83mmである。ルーペ71と液晶表示パネル11との間隔Aは58mmであった。この場合、上式(2)からLc=193mmとなる。照準器60としてLb1=78mmのものを用いた。また、距離LbをLcと略等しくするために、Lb2=28mmとした。この場合、Lb=Lb184mmとなり、距離Lbは距離Lcに略等しくなる。
調整をさらに容易にするには、次の理由であろう。
すなわち、上述の半透鏡63とルーペ71との間隔調整により、図4(B)に示すように、この間隔Laを左右の眼の間隔Leより短くするとともに、照準器60に対する左眼の相対位置を維持する(図4(A)と同じにする)と、像83がm(Le−La)だけ像66側へ移動する。右眼から標的像84への線分の延長線と左眼から発光素子像66への線分の延長線との交点をPとすると、左眼から交点Pまでの距離LpがLbに近くなるので、上記錯覚がより一層高まり、調整が容易になるのであろう。
この錯覚をさらに助けるのは、像の明るさ及びコントラストであろう。すなわち、人は左右の眼で像を見たとき、入射光量が多い方の眼で見た像を主にするという性質があるようである。像の明るさに関しては例えば、左眼を半開きにし右眼を全開きにすると、右眼の像が左眼の像よりも明るくなるので、左右の眼で見た像は統一されるものの右眼で見た像が主となる。像のコントラストに関しては例えば、両眼が近眼の人が片方のみコンタクトレンズを装着すると、装着した方の眼で見た像が主となり、裸眼で像がぼやけてコントラストが低い方の像は補助的になるため、明瞭に見えると錯覚する。したがって、左眼を半開きにして発光素子像66を見、右眼でモニターフード70を通して液晶画像を見ると、図4において、被写体像83のコントラストが高くかつ発光素子像66が比較的明るいので、左眼で見た被写体80が殆ど無視され、右眼で見た被写体像83の中に発光素子像66が現れ、この像66を左右の眼のどちらで見ているのか区別できなくなる。
距離Lcを一定にし距離Lbを変化させてみたところ、LbがLcから大きく離れても上記錯覚にあまり影響しないことを確認した。これは、発光素子虚像66が点であることに因るものと考えられる。
本実施例1によれば、以上のような構成により、カメラの光軸に対する照準器60の角度調整を、顔を動かすことなく左右の眼で容易迅速に行うことが可能となり、上述の錯覚を利用すれば角度調整をさらに容易迅速に行うことが可能となる。
同様に、照準器取付角度調整後において、顔を動かすことなく左右の眼で照準動作を容易迅速に行うことができ、照準所要時間が短縮されるので、シャッターチャンスを逃す機会が低減する。
図5(A)は、本発明の実施例2の照準器付望遠撮像装置を示す右側面図である。
この装置は、図1のユニバーサル形照準器調節具50の代わりにxθ形照準器調節具50Aが用いられている。
支持ブロック522Aは、実施例1と同様に、つまみ付き雄ねじ520によりブラケット51に螺着されている。支持ブロック522Aは直方体であり、図5(B)の正面図に示すように、その長手方向に沿って長孔527Aが形成されている。長孔527Aには、一端部が円台部525に固着された軸524Aが挿入され、軸524Aの他端部に形成された雄ねじ部にレバー付ナット528Aが螺入されて、円台部525が支持ブロック522Aに固定されている。
ルーペ71の中心高さに対する半透鏡63の中心高さの調整は、実施例1と同様に、つまみ付き雄ねじ520を緩め、ブラケット51に形成された図2に示す長孔513に沿って支持ブロック522Aを高さ方向にスライドさせ、つまみ付き雄ねじ520を締め付けることにより行われる。
半透鏡63とルーペ71との間隔調整は、レバー付ナット528Aを緩め、軸524Aを長孔527A内で移動させ、レバー付ナット528Aを締め付けることにより行われる。
デジタルカメラ10の光軸に対する照準器60の角度調整は、レバー付ナット528Aを緩め、軸524Aを中心として照準器60を回動させ、レバー付ナット528Aを締め付けることにより行われる。
他の点は、上記実施例1と同一である。
図6は、本発明の実施例3の照準器付望遠撮像装置を示す右側面図である。
ブラケット51Aは、下部がL字形に屈曲されている。照準器60の水平方向及び垂直方向の位置を調整可能にするために、電気スタンド等に用いられているフレキシブルチューブ529が備えられている。フレキシブルチューブ529の一端部及び他端部には、中央部に不図示のねじ孔が形成された円板529a及び529bが固着されている。円板529aのねじ孔には、一端部が円台部525に固着された軸524Bの他端部の雄ねじ部が螺入され、円板529bのねじ孔には、つまみ付き雄ねじ528Bの雄ねじ部がブラケット51Aを挟んで螺入されている。
他の点は、上記実施例1と同一である。
なお、本発明には外にも種々の変形例が含まれる。
例えば、デジタルカメラ10やモニターフード70の種類に応じて図4に示す距離LbをLcに略一致させるために、図2に示す結合板61に形成されたねじ孔610を、結合板61の長手方向に沿った長孔と、結合板61を介し雄ねじ部526の先端部に螺入されるナットとで置き換えた構成、又は、結合板61の長手方向に沿ってねじ孔610を複数形成し、そのいずれかに雄ねじ部526を螺入させる構成であってもよい。また、距離LbをLcに略一致させるために、モニターフード70をその軸方向に伸縮自在な構成としてもよい。
さらに、照準器調節具50、50A及び50Bの取付対象は、レリーズステー20に限定されず、デジタルカメラのホットシュー、カメラアダプタ30又は望遠鏡であってもよい。
通常、被写体までの距離に対する光軸間隔Laは非常に小さい値であるので、調整後の照準器60の光軸はデジタルカメラ10の光軸とほぼ平行になり、このため、請求項記載の第1軸の回りの角度調整可能範囲は0又は微小角であってもよい。通常、上述の高さ・間隔調整を行った後に照準器60の光軸はデジタルカメラ10の光軸に正確に平行になっていないので、第1軸の回りの角度調整が可能であることが好ましい。この場合、上述のように、本発明によれば顔を動かさずにこの角度調整を容易迅速に行うことが可能である。
また、本発明の調節具付照準器は、望遠撮像装置への適用に限定されず、デジタルカメラを取り付けない地上望遠鏡又は天体望遠鏡に取り付ける構成であってもよい。
図6において、つまみ付き雄ねじ528Bの雄ねじ部が挿入されるブラケット51Aの孔を長孔にして、該長孔でも上記間隔調整を行えるようにしてもよい。
望遠撮像装置は超望遠撮像装置を含む概念である。また、接眼レンズは上述のようなルーペ又は望遠鏡の接眼レンズである。さらに、図4(B)のようなLaは略Leに含まれる。
(A)は本発明の実施例1の照準器付望遠撮像装置を示す正面図であり、(B)はこの装置の右側面図である。 図1の照準器調節具並びにこれに連結されるレリーズステー及び照準器の分解斜視図である。 (A)は、図1の装置から、図1の照準器と、ブラケット以外の照準器調節具とを離脱させた状態を示す正面図であり、(B)はこの離脱された部分を示す正面図である。 (A)及び(B)は、カメラの光軸に対する照準器の角度調整方法説明図である。 本発明の実施例2の照準器付望遠撮像装置を示す右側面図である。 本発明の実施例3の照準器付望遠撮像装置を示す右側面図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
11 液晶表示パネル
20 レリーズステー
22、33、520、528B つまみ付き雄ねじ
23、250〜252、511、610 ねじ孔
30 カメラアダプタ
40 望遠鏡
50、50A、50B 照準器調節具
51 ブラケット
510 コ字形部
512 ねじ
513、527A 長孔
52 ボールヘッド
521、526 雄ねじ部
522 枢支部
522A 支持ブロック
523 ボール
524、524A、524B 軸
525 円台部
528A レバー付ナット
529 フレキシブルチューブ
529a、529b 円板
60 照準器
61 結合板
63 半透鏡
64 投光部
65 光点
66 発光素子虚像
70 モニターフード
71 ルーペ

Claims (6)

  1. 照準器が固定される第1固定部と、
    接眼レンズ鏡筒又は該接眼レンズ鏡筒と一体的に結合した部分に固定される第2固定部と、
    該第1固定部と該第2固定部との間に、該第1固定部の第1軸方向の位置を調整自在に、該第1固定部の、該第1軸と略垂直な第2軸方向の位置を調整自在に、かつ、該第1固定部の、該第1軸の回りの角度を固定して又は調整自在に結合された調整部と、
    を有し、該接眼レンズ鏡筒の光軸方向又は該接眼レンズ鏡筒と一体的に結合した部分の光軸方向が、該第1軸と該第2軸とに垂直な第3軸と略平行であることを特徴とする照準器調節具。
  2. 該調整部は、ボールと、該ボールを回転自在に支持するボール枢支部と、一端部が該ボールに固定され他端部に該第1固定部が固定された軸とを備え、該ボール枢支部が該第2固定部に、該第1軸と平行な方向の位置を調整自在に固定されることを特徴とする請求項1記載の照準器調節具。
  3. 該調整部は、該第1軸と平行な方向の位置を調整自在に該第2固定部に固定される部材と、その中心線の回りの回転角を調整自在かつ該第2軸と平行な方向の位置を調整自在に該部材に固定される軸とを備えていることを特徴とする請求項1記載の照準器調節具。
  4. 該調整部は、一端部が該第1固定部に固定され他端部が該第2固定部に固定され、曲げ状態を維持するフレキシブルチューブを備えていることを特徴とする請求項1記載の照準器調節具。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の照準器調節具と、
    該照準器調節具の該第1固定部に固定され、半透鏡と、該半透鏡に向けて投光する発光素子とを備えた照準器と、
    を有することを特徴とする、顔を移動させずに照準動作を行うことが可能な調節具付照準器。
  6. 望遠鏡と、
    被写体を表示させる表示パネルを備えたデジタルカメラと、
    該望遠鏡を通して該デジタルカメラで望遠撮影するために該望遠鏡に該ジタルカメラを連結させるためのカメラアダプタと、
    該表示パネルに取り付けられ、外光を遮断するフードと該フード先端部に取り付けられたルーペとを備えたルーペ付フードと、
    請求項5記載の調節具付照準器と、
    を有し、該デジタルカメラ、該カメラアダプタ又は該フードに該調節具付照準器の該第2固定部が直接又は間接的に固定され、該表示パネルの法線が該デジタルカメラの光軸と平行になるように該表示パネルが該デジタルカメラに取り付けられ、該デジタルカメラの背面側から見て該デジタルカメラの左側に該照準器が取り付けられていることを特徴とする照準器付望遠撮像装置。
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