JPH10318700A - 照準用スコープ - Google Patents
照準用スコープInfo
- Publication number
- JPH10318700A JPH10318700A JP16035397A JP16035397A JPH10318700A JP H10318700 A JPH10318700 A JP H10318700A JP 16035397 A JP16035397 A JP 16035397A JP 16035397 A JP16035397 A JP 16035397A JP H10318700 A JPH10318700 A JP H10318700A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scope
- light
- emitting element
- sighting
- half mirror
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Telescopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ライフル銃等の照準として使用される照準点を
光焦点とした照準用スコープに関して、スコープ本体の
コンパクト化及び利便性を向上を図ることができる照準
用スコープを提供する。 【解決手段】筒状のスコープ本体と、該スコープ本体の
両側開口部にそれぞれ対物レンズ及び接眼レンズを取り
付けてなる照準用スコープにおいて、前記対物レンズの
中心部位に挿設されたハーフミラーと、前記スコープ本
体内に設置された発光素子と、該発光素子の設置箇所よ
りも少なくとも前記接眼レンズ寄りに固定した反射体と
からなり、前記発光体からの光を前記反射体により反射
させて前記ハーフミラーに投射し、ハーフミラーに現出
した焦点光を照準点とすべく構成し、スコープ本体をコ
ンパクト化すると共に利便性を向上させた照準用スコー
プを構成する。
光焦点とした照準用スコープに関して、スコープ本体の
コンパクト化及び利便性を向上を図ることができる照準
用スコープを提供する。 【解決手段】筒状のスコープ本体と、該スコープ本体の
両側開口部にそれぞれ対物レンズ及び接眼レンズを取り
付けてなる照準用スコープにおいて、前記対物レンズの
中心部位に挿設されたハーフミラーと、前記スコープ本
体内に設置された発光素子と、該発光素子の設置箇所よ
りも少なくとも前記接眼レンズ寄りに固定した反射体と
からなり、前記発光体からの光を前記反射体により反射
させて前記ハーフミラーに投射し、ハーフミラーに現出
した焦点光を照準点とすべく構成し、スコープ本体をコ
ンパクト化すると共に利便性を向上させた照準用スコー
プを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ライフル銃等の
照準として使用され、焦点光を照準点とした照準用スコ
ープに関する。
照準として使用され、焦点光を照準点とした照準用スコ
ープに関する。
【0002】
【従来の技術】汎用のライフルスコープとしては、スコ
ープの胴内に十字線等を設け、標的を射撃する場合の照
準としたものがあるが、本願出願人は、先の出願である
実公昭63−20974号、特開平5−288571号
及び特開平8−278454号において、赤色光交点
(焦点)をライフルスコープの照準点として構成したも
の、焦点光の大きさを大、中、小と選択できるもの、
又、焦点光の色彩及び大きさを選択することができる技
術を開示した。これらは、照準点として光焦点を採用し
たので、時刻、天候等に左右されることなく、照準が明
瞭に視認できる等の効果を奏するものである。
ープの胴内に十字線等を設け、標的を射撃する場合の照
準としたものがあるが、本願出願人は、先の出願である
実公昭63−20974号、特開平5−288571号
及び特開平8−278454号において、赤色光交点
(焦点)をライフルスコープの照準点として構成したも
の、焦点光の大きさを大、中、小と選択できるもの、
又、焦点光の色彩及び大きさを選択することができる技
術を開示した。これらは、照準点として光焦点を採用し
たので、時刻、天候等に左右されることなく、照準が明
瞭に視認できる等の効果を奏するものである。
【0003】これらの光焦点の照準を有するライフルス
コープは、スコープ本体内に発光素子を取り付け、対物
レンズ側に挿設したハーフミラーに発光素子の光を投射
して照準点とし、接眼レンズ側より視認する構成であ
る。
コープは、スコープ本体内に発光素子を取り付け、対物
レンズ側に挿設したハーフミラーに発光素子の光を投射
して照準点とし、接眼レンズ側より視認する構成であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成からなるス
コープは、スコープ本体を適当な長さとして、発光素子
とハーフミラーと間に一定距離を保つことにより、視認
する角度による照準点のずれを最小としているものの、
スコープの軽量化、小型化の妨げともなるものであっ
た。
コープは、スコープ本体を適当な長さとして、発光素子
とハーフミラーと間に一定距離を保つことにより、視認
する角度による照準点のずれを最小としているものの、
スコープの軽量化、小型化の妨げともなるものであっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状のスコー
プ本体(1)と、該スコープ本体(1)の両側開口部に
それぞれ対物レンズ(3)及び接眼レンズ(4)を取り
付けてなる照準用スコープにおいて、前記対物レンズ
(3)の中心部位に挿設されたハーフミラー(2)と、
前記スコープ本体(1)内に設置された発光素子(7)
と、該発光素子(7)の設置箇所よりも少なくとも前記
接眼レンズ(4)寄りに固定された反射体(5)とから
なり、前記発光素子(7)からの光を前記反射体(5)
により反射させて前記ハーフミラー(2)に投射し、ハ
ーフミラー(2)に現出した焦点光(6)を照準点とし
た照準用スコープを構成し、スコープ本体をコンパクト
化すると共に利便性を向上させたものである。
プ本体(1)と、該スコープ本体(1)の両側開口部に
それぞれ対物レンズ(3)及び接眼レンズ(4)を取り
付けてなる照準用スコープにおいて、前記対物レンズ
(3)の中心部位に挿設されたハーフミラー(2)と、
前記スコープ本体(1)内に設置された発光素子(7)
と、該発光素子(7)の設置箇所よりも少なくとも前記
接眼レンズ(4)寄りに固定された反射体(5)とから
なり、前記発光素子(7)からの光を前記反射体(5)
により反射させて前記ハーフミラー(2)に投射し、ハ
ーフミラー(2)に現出した焦点光(6)を照準点とし
た照準用スコープを構成し、スコープ本体をコンパクト
化すると共に利便性を向上させたものである。
【0006】以上の構成により、発光素子(7)からの
光が反射体(5)により反射してハーフミラー(2)に
投射される。反射体(5)は発光素子(7)の設置箇所
よりも接眼レンズ(4)寄りに装着されているので、ス
コープ本体(1)を短くしたとしても、発光素子(7)
からハーフミラー(2)に光が届くまでの一定の距離を
確保することができる。従って、照準の精度を損なうこ
とがない。
光が反射体(5)により反射してハーフミラー(2)に
投射される。反射体(5)は発光素子(7)の設置箇所
よりも接眼レンズ(4)寄りに装着されているので、ス
コープ本体(1)を短くしたとしても、発光素子(7)
からハーフミラー(2)に光が届くまでの一定の距離を
確保することができる。従って、照準の精度を損なうこ
とがない。
【0007】
【発明の実施の形態】スコープ本体(1)は筒状であっ
て、両側の開口部にはそれぞれ対物レンズ(3)及び接
眼レンズ(4)が取り付けられている。
て、両側の開口部にはそれぞれ対物レンズ(3)及び接
眼レンズ(4)が取り付けられている。
【0008】前記スコープ本体(1)には、キャップ状
の筐体である操作ボックス(8)が取り付けられてい
る。該操作ボックス(8)は回転操作により、発光素子
(7)のオンオフ、光の大きさ、色彩等を調整するため
のものである。従って、操作ボックス(8)と後述の発
光素子(7)とはコード等で電気的に接続されている
(図示せず)。
の筐体である操作ボックス(8)が取り付けられてい
る。該操作ボックス(8)は回転操作により、発光素子
(7)のオンオフ、光の大きさ、色彩等を調整するため
のものである。従って、操作ボックス(8)と後述の発
光素子(7)とはコード等で電気的に接続されている
(図示せず)。
【0009】前記スコープ本体(1)内には、LED等
の発光素子(7)を設置すると共に、該発光素子(7)
の設置箇所よりも少なくとも接眼レンズ(4)側に寄る
位置に鏡、プリズム等の反射体(5)を具えており、前
記発光素子(7)からの光を反射して、後述の対物レン
ズ(3)側に挿設されたハーフミラー(2)に投射すべ
く所定の角度がつけられている。
の発光素子(7)を設置すると共に、該発光素子(7)
の設置箇所よりも少なくとも接眼レンズ(4)側に寄る
位置に鏡、プリズム等の反射体(5)を具えており、前
記発光素子(7)からの光を反射して、後述の対物レン
ズ(3)側に挿設されたハーフミラー(2)に投射すべ
く所定の角度がつけられている。
【0010】前記対物レンズ(3)の中心部位、即ちス
コープ本体(1)内側にはハーフミラー(2)を挿設し
ている。前述の如くハーフミラー(2)には、発光素子
(7)からの光が投射され、焦点光(6)が現出する。
又、係るハーフミラー(2)は所定の角度で傾斜させて
挿設されており、接眼レンズから覗いた場合に、焦点光
(6)がハーフミラー(2)の中心に現れるように構成
されている。
コープ本体(1)内側にはハーフミラー(2)を挿設し
ている。前述の如くハーフミラー(2)には、発光素子
(7)からの光が投射され、焦点光(6)が現出する。
又、係るハーフミラー(2)は所定の角度で傾斜させて
挿設されており、接眼レンズから覗いた場合に、焦点光
(6)がハーフミラー(2)の中心に現れるように構成
されている。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、発光素子からの光が反
射体を介してハーフミラーに投射される。反射体は接眼
レンズ寄りに設置されているので、発光素子からの光は
一旦ハーフミラーから離れた後に反射してハーフミラー
に到達する。従って、発光素子からハーフミラーまでの
一定の距離を確保できるので、スコープ本体を短くした
場合にも、照準の精度を損なうことがない。
射体を介してハーフミラーに投射される。反射体は接眼
レンズ寄りに設置されているので、発光素子からの光は
一旦ハーフミラーから離れた後に反射してハーフミラー
に到達する。従って、発光素子からハーフミラーまでの
一定の距離を確保できるので、スコープ本体を短くした
場合にも、照準の精度を損なうことがない。
【0012】また、発光素子としてLEDを使用した場
合には、スコープ本体の長さにより光量不足となって照
準点が不明瞭となるおそれがあるが、本発明によれば、
スコープ本体をコンパクト化できるので、係る問題も解
消できる。
合には、スコープ本体の長さにより光量不足となって照
準点が不明瞭となるおそれがあるが、本発明によれば、
スコープ本体をコンパクト化できるので、係る問題も解
消できる。
【図1】本発明に係る照準用スコープの断面図。
1 スコープ本体 2 ハーフミラー 3 対物レンズ 4 接眼レンズ 5 反射体 6 焦点光 7 発光素子 8 操作ボックス
Claims (1)
- 【請求項1】筒状のスコープ本体と、 該スコープ本体の両側開口部にそれぞれ対物レンズ及び
接眼レンズを取り付けてなる照準用スコープにおいて、 前記対物レンズの中心部位に挿設されたハーフミラー
と、 前記スコープ本体内に設置された発光素子と、 該発光素子の設置箇所よりも少なくとも前記接眼レンズ
寄りに固定した反射体とからなり、 前記発光体からの光を前記反射体により反射させて前記
ハーフミラーに投射し、ハーフミラーに現出した焦点光
を照準点とすべく構成し、スコープ本体をコンパクト化
すると共に利便性を向上させた照準用スコープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16035397A JPH10318700A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 照準用スコープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16035397A JPH10318700A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 照準用スコープ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10318700A true JPH10318700A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15713149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16035397A Pending JPH10318700A (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 照準用スコープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10318700A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001077605A1 (fr) * | 2000-04-05 | 2001-10-18 | Masashi Tsunesada | Viseur de fusil |
JP2006072187A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Digisco.Com:Kk | 照準器調節具、調節具付照準器及び照準器付望遠撮像装置 |
JP2011138071A (ja) * | 2009-12-29 | 2011-07-14 | Raito Koki Seisakusho:Kk | レーザー光発生素子を用いたレチクル照明装置 |
JP2011524998A (ja) * | 2008-06-18 | 2011-09-08 | ジュン,イン | ドットサイトモード及びスコープモード兼用光学式照準鏡 |
-
1997
- 1997-05-15 JP JP16035397A patent/JPH10318700A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001077605A1 (fr) * | 2000-04-05 | 2001-10-18 | Masashi Tsunesada | Viseur de fusil |
JP2006072187A (ja) * | 2004-09-06 | 2006-03-16 | Digisco.Com:Kk | 照準器調節具、調節具付照準器及び照準器付望遠撮像装置 |
JP2011524998A (ja) * | 2008-06-18 | 2011-09-08 | ジュン,イン | ドットサイトモード及びスコープモード兼用光学式照準鏡 |
JP2011138071A (ja) * | 2009-12-29 | 2011-07-14 | Raito Koki Seisakusho:Kk | レーザー光発生素子を用いたレチクル照明装置 |
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