JP2006071655A - 投写型スクリーン - Google Patents

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Kenji Isozaki
健二 磯崎
Toshiyuki Yamauchi
利之 山内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】輸送時の振動や環境変化によるフレネル面の変形を防止するためのスペーサが位置精度よく容易に配置される投写型スクリーンを提供する。
【解決手段】フレネルレンズ2とレンチキュラーレンズ3とレンズ2,3間に所定間隙を形成するスペーサ9とを有した投写型スクリーンを、スペーサ9がひも状に形成され、フレネルレンズ2(レンチキュラーレンズ3でもよい)に形成された切欠き部たるV溝10に係止されて所定位置に保持される構造とする。ひも状のスペーサ9をフレネルレンズ2(またはレンチキュラーレンズ3)に引っ掛けて取付けるという簡易な構成で、レンズ2,3間に最適な間隔を保持できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像投写装置を構成する投写型スクリーンに関し、より詳細には投写型スクリーンの取付け技術に関する。
従来、投写型テレビジョン受像機などの画像投写装置を構成する投写型スクリーンは、レンチキュラーレンズとフレネルレンズをスクリーン押さえ金具等によりフレームに狭持している。レンチキュラーレンズ,フレネルレンズの前面に、スクリーンの保護、および画面全体の艶感向上を目的として、前面パネルを取付けたものもある。
図4に示す投写型スクリーンでは、前面パネル1とフレネルレンズ2とレンチキュラーレンズ3とをほぼ全周にわたって、緩衝材4(ゴム部材4a、不織布4b)を介し、スクリーン押さえ5とフレーム6との間に狭持して固定している。緩衝材4はフレネルレンズ2とスクリーン押さえ5との間に隙間を設け、両者間の摩擦を小さくしている(特許文献1参照。)。
近年では、マイクロディスプレイデバイスを用いた画像投写装置の普及に伴い、レンチキュラーレンズやフレネルレンズのレンズピッチがより微細化し、輸送時の振動や環境変化による寸法変化でフレネル面の変形が生じるのを防止するために、フレネルレンズ2とレンチキュラーレンズ3との間にスペーサが設けられている。一般には、図5および図6に示すように、ポリカーボネート等の樹脂弾性体や不織布等である細長い薄板状のスペーサ7が粘着材8により、フレネルレンズ2(またはレンチキュラーレンズ3でもよい)に貼付される。なおここでは前面パネルの図示は省略している。
特許第3331913号公報(第4頁、第3図)
しかしながら、上記したようにスペーサ7をフレネルレンズ2またはレンチキュラーレンズ3に貼付する構造では、スペーサ7を位置精度よく貼付するのが困難であり、位置決めのための治具等を要し、手数もかかるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するもので、輸送時の振動や環境変化によるフレネル面の変形を防止するためのスペーサを、位置精度よく容易に配置した投写型スクリーンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、フレネルレンズとレンチキュラーレンズと前記レンズ間に所定間隙を形成するスペーサとを有し、光学装置によって画像が投写される投写型スクリーンにおいて、前記スペーサがひも状に形成され、前記フレネルレンズとレンチキュラーレンズのいずれか一方に形成された切欠き部に係止されて所定位置に保持されたことを特徴とする。
ひも状のスペーサは伸縮性材料で作成されるのが好ましい。
ひも状のスペーサはポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂の内のいずれかで作成されるのが好ましい。
ひも状のスペーサはリング形に作成されるのが好都合である。
本発明の投写型スクリーンは、ひも状のスペーサをフレネルレンズまたはレンチキュラーレンズに形成した切欠き部に係止するという簡易な構成で、前記スペーサを容易に所定位置に配置して保持できるものであり、それにより両レンズが強く当たるのを回避し、輸送時における振動や環境変化によるスクリーンの寸法変化でフレネル面が変形するのを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の一実施形態における投写型スクリーンの全体構成を示す一部切欠き斜視図、図2(a)は同投写型スクリーンのフレーム取付け構造を示す拡大断面図、図2(b)は同投写型スクリーンの要部斜視図である。この投写型スクリーンは、画像投写装置の一部を構成するものであり、光学装置から映像信号に応じた画像が投写される。図1および図2において、先に図4または図5を用いて説明した従来のものと同様の作用を有する部材には図4、図5と同じ符号を付して説明する。
図1および図2において、投写型スクリーンは、光学装置(図示せず)からの光を概平行光に集光するフレネルレンズ2と、フレネルレンズ2からの光を適切な視野角に配分するレンチキュラーレンズ3とからなるスクリーン部材を有し、スクリーン部材の周縁部を緩衝材4を介して金属製のフレーム6とスクリーン押さえ5との間に狭持している。
フレネルレンズ2は、アクリル樹脂や、望ましくはポリカーボネート樹脂、マタクリルスチレン樹脂等の環境温度・湿度の影響を受けにくい材料で形成されたものが用いられる。レンチキュラーレンズ3は、アクリル樹脂などで形成され、望ましくはシリカを含まないブラックインクが塗布されたものが用いられる。
フレーム6は四角枠状をなし、ほぼL状の断面を有していて、互いに垂直な一方のフレーム内面でスクリーン部材の端面を覆い、他方のフレーム内面に突出した凸部6aの端面でレンチキュラーレンズ3の外側面に接触して、スクリーン部材をフレーム内面との間に凸部6aの高さだけの隙間を設けて部材厚み方向に支持している。
スクリーン押さえ5は、フレネルレンズ2の外側面に接触する状態でフレーム6にビス止めされて、スクリーン部材をフレーム6に対して押さえ、固定する。ここではスクリーン押さえ5は、スクリーン部材の上端、下端、左端、右端の各周縁部をそれぞれ別途に押さえるように4個設けられている。
緩衝材4は、ゴム、不織布、樹脂発泡体など、幾分かの弾性を有する材料が用いられる。緩衝材4としてたとえば、上述した特許文献1に記載されたように、スクリーン部材の上端に対して、シリコンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、天然ゴム等のゴムで、厚さ1mm〜数mm程度のものを用い、スクリーン部材の下端、左端、右端に対して不織布等を貼付して用いれば、ゴムの弾性により輸送過程等においてスクリーン部材に印加される衝撃を吸収できるとともに、ゴム、不織布等によりスクリーン押さえ5との間に形成される一定の隙間によって、環境温度に依存するスクリーン部材の膨張・収縮を吸収することができる。
この投写型スクリーンが従来のものと相違するのは、従来の細長い薄板状のスペーサに代えて、図2(b)に示すように、ひも状のスペーサ9が、フレネルレンズ2(またはレンチキュラーレンズ3でもよい)に形成されたV溝10に係止されて所定位置に保持されている点である。
詳細には、フレネルレンズ2の4つのコーナー部のそれぞれに、コーナーの両側に一定距離をおいて1個ずつ、計8個のV溝10が切り欠いて形成されている。各V溝10はフレネルレンズ2の端面からV状に窪み、フレネルレンズ2の厚み方向に沿う谷線を有している。
ひも状のスペーサ9は、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂などの伸縮性材料からなり、図3に示すようにリング形に形成されている。図示したように両端を結ぶなどの簡便な構成で支障ない。このようなリング形のスペーサ9が、一部ずつ捻ってループ形成されてフレネルレンズ2の各コーナー部の2個のV溝10に嵌入するように引っ掛けられることで、フレネルレンズ2の一方の面に、フレネルレンズ2の上下左右の各辺に沿う方向に、かつ上下左右の各辺から一定距離をおいて配置されている。この際のスペーサ9の位置精度は、フレネルレンズ2のV溝10の加工精度により決まるため、特別な位置決めをする必要はなく、取付け作業は容易である。
このようにスペーサ9が取付けられたフレネルレンズ2が、レンチキュラーレンズ3と共にフレーム6に取付けられ、スクリーン押さえ5で押さえられると、スペーサ9によってフレネルレンズ2とレンチキュラーレンズ3との間にスペーサ9の線径(たとえば0.8mmあるいは0.5mm)に依存する適切な隙間が形成される。このことにより、輸送時の振動や環境変化による膨張・収縮でレンズ2,3どうしが擦れて、あるいは当たって、フレネル面が変形するのを防止することができる。
なお、スペーサ9を位置決めできるのであれば、V溝10に代えて他の形状の切欠き部、たとえばU溝などを形成してもよい。レンチキュラーレンズ3,フレネルレンズ2の前面に、スクリーン部材の保護および画面全体の艶感向上のために上述したような前面パネルを取付けてもよく(図4参照)、それが望ましい。その場合も緩衝材4は上述したのと同様の作用効果を奏する。前面パネルに隣接することになるレンチキュラーレンズ3は、それに塗布するブラックインクに上記したようにシリカを含まないものを用いておけば、前面パネルに形成された反射社防止膜を振動等の衝撃時に剥離させる恐れもない。
本発明の投写型スクリーンは、ひも状のスペーサをフレネルレンズまたはレンチキュラーレンズに引っ掛けて取付けるという簡易な構成で、輸送時の振動や環境変化によるフレネル面の変形を防止可能であり、振動や環境変化が予測される画像投写装置に特に有用である。
本発明の一実施形態における投写型スクリーンの全体構成を示す一部切欠き斜視図 図1の投写型スクリーンの要部構成図 図1の投写型スクリーンに用いられるスペーサの斜視図 従来の投写型スクリーンの構成図 従来の他の投写型スクリーンのフレーム取付け構造を示す要部拡大断面図 図5の投写型スクリーンに用いられるスペーサ等のスクリーン部材を示す斜視図
符号の説明
2 フレネルレンズ
3 レンチキュラーレンズ
5 スクリーン押さえ
6 フレーム
9 スペーサ
10 V溝(切欠き部)

Claims (4)

  1. フレネルレンズとレンチキュラーレンズと前記レンズ間に所定間隙を形成するスペーサとを有し、光学装置によって画像が投写される投写型スクリーンにおいて、前記スペーサがひも状に形成され、前記フレネルレンズとレンチキュラーレンズのいずれか一方に形成された切欠き部に係止されて所定位置に保持された投写型スクリーン。
  2. ひも状のスペーサが伸縮性材料で作成された請求項1記載の投写型スクリーン。
  3. ひも状のスペーサがポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂の内のいずれかで作成された請求項1または請求項2のいずれかに記載の投写型スクリーン。
  4. ひも状のスペーサがリング形に作成された請求項1記載の投写型スクリーン。
JP2004251167A 2004-08-31 2004-08-31 投写型スクリーン Withdrawn JP2006071655A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010039130A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Mitsubishi Electric Corp 投射型映像装置

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