JP2006071548A - 高調波測定システム、および背後インダクタンス測定方法 - Google Patents

高調波測定システム、および背後インダクタンス測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電力供給系統の多地点に測定装置を配置して高調波の多地点同時測定を行う高調波測定システムを、GPS装置等の高価な装置を使うことなく高い精度で実現すること。 【解決手段】本発明にかかる高調波測定システムは、電力供給系統の多地点に測定装置を配置して高調波の多地点同時測定を行う高調波測定システムにおいて、前記各測定装置には、時刻情報を出力する時計と、放送電波を受信して時報情報を取得する受信手段と、前記時報情報に前記時計を同期させる同期手段と、前記電力供給系統の周波数成分を時刻情報と関連付けして測定する測定手段とを備え、前記周波数成分から、PLL回路と差動増幅回路を用いて基本波成分を除去して高調波成分を抽出して出力する抽出手段を備えた構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、送電・配電系統等の電力供給系統における高調波障害を解決するための技術に関するものである。
電力供給系統に接続された整流回路のダイオードのような半導体がスイッチング動作すると高調波電流が発生する。
例えば、図1に示した配電系統図における高調波電圧の測定結果は、図2に示した通りである。
図1に示した配電系統図においては、単相回路の負荷はインバータ装置と、複数のHIDランプである。各ランプには力率改善のために13μFのキャパシタが接続されている。図2において、「On」は各ランプが点灯しているときを示しており、7次高調波が顕著であり、他の高調波は時間依存性を示している。
図3には、前記配電系統の等価回路を示した。
Lとrは系統の背後インピーダンス、RLは負荷、Ihは整流回路により発生する高調波電流を表している。
高調波電圧Vhは解析的に計算できる。
共振周波数frは、電力供給系統の背後インピーダンスの抵抗が小さいので、配電線のインダクタンスLと力率改善キャパシタンスCcにより決められる。
電力供給系統に接続された高調波源となる機器により発生した高調波電流は前記電力供給系統を流れて、電力供給系統に接続された他の機器に対する高調波障害の原因となる。
このような高調波障害の原因となる高調波の量は負荷電流だけでなく電力供給系統の構成によっても決定されるものであるため、高調波の特性を解析するために電力供給系統の構成を全て把握するということは事実上不可能である。
従って、実際の電力供給系統を対象にして、その系統において発生している高調波を測定することがより現実的である。そのためには、電力供給系統における高調波分布を明らかにする必要があり、そのような高調波分布を測定するためには、多地点同時測定が必要となる。
特開平10−123188号公報
前記特許文献1には、複数の地点の各測定装置が同時に測定を開始するように演算開始指令を送信するように構成した高調波測定システムが開示されている。
多地点同時測定を行うために、GPS技術が提供する時計制御を利用することが可能であるが、そのためには測定地点の数と同数のGPS信号受信装置が必要となって、測定システム全体のコストが嵩むという費用的な問題がある。
そこで、本発明は、GPS装置等の高価な装置を使うことなく高い精度で高調波の多地点同時測定することが可能な技術を提供することを目的としてなされたものである。
本発明にかかる高調波測定システムの請求項1の構成は、電力供給系統の多地点に測定装置を配置して高調波の多地点同時測定を行う高調波測定システムにおいて、前記各測定装置には、時刻情報を出力する時計と、放送電波を受信して時報情報を取得する受信手段と、前記時報情報に前記時計を同期させる同期手段と、前記電力供給系統の周波数成分を時刻情報と関連付けして測定する測定手段と、を備え、前記周波数成分から、PLL回路と差動増幅回路を用いて基本波成分を除去して高調波成分を抽出して出力する抽出手段を備えた構成とした。
請求項2では、前記抽出手段、および前記高調波成分を時刻情報と関連付けして記憶する記憶手段を、前記各測定装置に具備した。
請求項3では、前記各測定装置には、各地点における周波数成分もしくは高調波成分を時刻情報と共に処理装置に送信する送信手段を具備し、前記処理装置には、各測定装置から送信された周波数成分もしくは高調波成分を時刻情報と共に受信する受信手段と、を具備した。
請求項4では、前記測定手段は、電力供給系統と並列に接続されたキャパシタを利用して高調波成分を増加させる増加手段を具備した。
請求項5の背後インダクタンス推定方法は、電力供給系統との間に接続されたキャパシタの接続点から見た電力供給系統の背後インダクタンスを求める背後インダクタンス推定方法であって、インダクタとキャパシタの共振によって起こる振動を、請求項1〜4の何れかに記載の高調波測定システムを用いて測定し、得られた振動から共振周波数を求め、求められた共振周波数とキャパシタンスに基づいて背後インダクタンスを算出する。
本発明の高調波測定システムによれば、ラジオ放送を介した時報を受信し、受信した時報に基づいて多地点の時計を同期させるので、高価なGPS装置を用いなくても多地点同時測定が可能となる。
さらに、測定装置にて測定された周波数成分から、PLL回路と差動増幅回路を用いて基本波成分を除去して高調波成分を抽出して出力するので、高い精度で高調波測定が可能となる。
また、電力供給系統から電力の供給を受けるための配電手段に接続されたキャパシタを利用して高調波成分を増加させる増加手段を具備したので、高い精度で高調波測定が可能となる。
そして、本発明の背後インダクタンス推定方法によれば、インダクタとキャパシタの共振による起こる振動を測定し、得られた振動から共振周波数を求め、求められた共振周波数とキャパシタンスに基づいて背後インダクタンスを算出するので、電力供給系統の詳細な解析が可能となる。
このようにして、本発明によって、簡易で精度の高い高調波測定システムを実現した。
また、高価なGPSを使わずに、低コストで多地点同時測定を可能とした。
そして、本発明の背後インダクタンスの推定方法によって、電力供給系統の詳細な解析を可能とした。
以下に、本発明にかかる高調波測定システム、および背後インダクタンス測定方法を、その実施例の図面に基づいて詳細に説明する。
図4、5は前記高調波測定システムのブロック図である。
図4、5において、
Pは電力供給系統であり、1は高調波測定システムである。
2は前記電力供給系統から取り出した電圧信号を例えば2.5/144に分割する分圧手段である。3は前記分圧手段2の出力からPLL技術を用いて基本波(例えば60Hz)を検出する基本波検出手段、4は前記分圧手段2の出力から前記基本波検出手段3で検出した基本波を減算して基本波を除去する差動増幅回路であり、基本波検出手段3と差動波増幅手段4とで抽出手段5を構成している。
6は例えばワンチップマイクロコンピュータユニットを用いた制御手段であり、例えば10ビットのA/Dコンバータ部61と、時刻制御部62と、外部への出力ポート63とを備えている。
7は前記制御手段6によってアクセスされる半導体メモリである。
前記制御手段6は、前記抽出手段5を介して入力される高調波信号を10bitの分解能で時刻情報と関連付けした状態で前記半導体メモリ7に順次記憶する。そして、前記出力ポート63を介して前記半導体メモリに記憶した高調波信号を時刻情報と関連付けして外部のコンピュータPCへ送出することができる。
従って、各測定装置からの高調波信号を時刻情報と関連付けした状態で取り込んだコンピュータPCは、電力供給系統における高調波分布を解析して高調波発生源の位置特定等を行うことが可能となる。
図6は前記時刻制御部62の詳細ブロック図である。
前記時刻制御部62は、チューナ制御部620と、AM/FMチューナ621と、440Hzと880Hzの信号を検出するトーンデコーダ622と、トーンデコーダ622で検出された信号から定時の時報信号を検出する時報検出部623と、前記時報信号によって定期的に時刻合わせされるクロックIC624と、時刻をリアルタイムで表示する液晶表示部625とを備えている。
前記チューナ制御部620、時報検出部623は、小型で安価なワンチップマイクロコンピュータユニットを用いて構成するとよい。
前記基本波検出手段3の詳細
高調波成分の振幅は基本波成分に対して小さく、かつデジタル装置の量子化レベル数には限界があるので、高調波電圧を正確に測定することは困難である。そこで、測定精度をあげるために、基本波電圧成分Vpを電力供給系統から取り出した電圧信号から差し引く。これらの位相差はできるだけ小さくすることが望ましい。ここでは、同期した基本波成分を得るために図8に示したようなPLL回路を採用した。
図8において、前記PLL回路の出力周波数fは、入力端子INへ流れる電流と、接続されるキャパシタンスCと、制御端子FADJへ印加される電圧によって決定される。
なお、前記PLL回路は、例えばMAX038という型番のICを利用することができる。前記ICは、低歪の正弦波を発生するファンクションジェネレータ用として設計されたものであり、PLLで使用できる位相検波器を内蔵している。
前記PLL回路の中心周波数を基本波(50Hzまたは60Hz)とし、前記制御端子FADJにはループフィルタの出力が接続されている。位相検波器の出力は、位相差によって電流値が変化する方形波の電流パルス信号である。また、内部で、前記制御端子FADJには、振幅が−Im/2の電流源が接続されている。したがって、ループフィルタの等価回路は図9に示したRC並列回路によって構成できる。
歪の少ない正弦波を得るために前記ループフィルタの時定数は、電力供給系統電圧の周期より大きくするべきである。
前記最大電圧Emは定常状態での最大周波数偏差を決定する。
このPLL回路によれば、定常状態での周波数変移が発生すると端子間電圧VFADJの変化をもたらし、その位相変移が自動的に修正されるのである。
差動増幅回路4の説明
電力供給系統電圧は、分圧手段によって、前述したように例えばα=2.5/144に分割される。差動増幅回路4の出力電圧Voは次式(数1)により表される。
Figure 2006071548
図10に前記出力電圧Voの例を示した。
差動増幅回路4により基本波成分は圧縮され、高調波成分が強調されていることが示されている。
図10によれば、元の電圧波形Vsからは認識することが困難であるが、前記出力電圧Voの波形からは、非対称であることが認識できる。残存している基本波成分は定格電圧からの電圧偏差を表している。
次に、前記時刻制御部62の詳細を説明する。
前記AM/FMチューナ621は所定の公共放送局の放送電波を受信するように制御されている。前記放送電波においては、定時になると440Hzと880Hzの信号からなる時報が放送される。この時報を前記AM/FMチューナ621で受信し、得られた受信信号をトーンデコーダ622に入力することにより440Hzと880Hzの信号を抽出し、時報検出部623では前記440Hzと880Hzの信号のパターンを解析し、図6に示したように、1秒間隔で3回の440Hzの短音と1回の880Hzの長音が連続する時報のパターンを検出したときに、時報信号を出力し、この時報信号によって、クロックIC624の時刻あわせを行う。
このように、放送電波の時報に毎定時に合わせるので、前記クロックICは放送電波の時報に同期していることになる。したがって、多地点に配設された各測定装置の時刻は、放送電波を介して、互いに同期していることになるのである。
なお、前記時刻制御部62にて受信する放送電波の周波数や、識別する時報のパターンは、チューナ制御部620によるAM/FMチューナ621の受信周波数の設定、トーンデコーダ622の検出周波数の設定、及び時報検出部623における検出パターンの設定等を、条件に応じて設定することによって、適宜変更することができる。これらの設定は、ハードウェアやソフトウエアの調整や変更等によって可能である。なお、前記AM/FMチューナ621は、JJY等の標準放送局からの電波を受信してもよい。
なお、前記トーンデコーダ622の出力信号の遅延時間の分布を検証したところ、図7に示すように、ほとんどの信号は9ms以内に処理完了する。この遅延時間は、50Hzもしくは60Hzの電力周波数の1周期(1/50秒もしくは1/60秒)に比較すると十分に短いものであるので、上記構成の時刻制御部62によって、電力周波数の電圧サイクルを特定できることが保証されるのである。この保証によって、多地点同時測定が担保されるのである。
なお、このような時刻合わせは、毎定時に行う必要はなく、時刻情報の最大誤差が電力周波数の周期T以下であればよい。前記クロックIC624が少なくとも3時間に1回時刻合わせによって補正されるとすると、時刻情報の許容誤差は1ppm程度でよい。
次に、請求項4に記載した増加手段について説明する。ここでは、図5に示したように、電圧測定に用いる分圧手段2に、増加手段としてCRi回路8を追加する。
図5に示すキャパシタCに流れる電流は、電力供給系統の電圧高調波の次数に比例して増加するので、高調波測定の精度が向上する。
図5においては、電力供給系統もしくは分圧手段に並列に接続したキャパシタCに流れる電流を、前記キャパシタに直列接続した抵抗の端子電圧として検出する。なお、抵抗Riを省略し、キャパシタCに流れる電流を変流器(CT)で検出し、抽出手段5へ送ってもよい。
なお、キャパシタを接続する位置は分圧手段の直後に限定されるものではなく、分圧手段の前や、差動増幅回路の前等の部分に配設してもよい。
キャパシタに流れる高調波電流成分は電圧成分と比してn倍となっていることがわかっており、高調波電圧振幅は高調波の次数にほぼ反比例する性質を有しているので、前記キャパシタによる高調波成分の増加によって測定精度が向上するのである。このようにして増加した高調波電流を積分処理することによって、高調波電圧波形を再生することができる。
図11には、3.3μFのキャパシタを流れる電流波形と電圧波形とを示した。この図から、電流の高調波は、電圧の高調波より大きいことが明らかである。
このようにして、本発明の測定装置によれば、キャパシタによって高調波成分を強調するとともに、PLL回路によって基本波成分を除去するので、高い精度で高調波を測定することができるのである。
次に、請求項5に記載した背後インダクタンスの推定方法について、図4、5を参照しながら説明する。
電力供給系統Pの高調波特性は、背後インダクタンスLの影響を強く受けている。その背後インダクタンスLは主に変圧器の漏れインダクタンスや送配電線インダクタンスにより決定されている。しかし、電力供給系統の系統図から、正確な実際の背後インダクタンスを計算して得ることは事実上困難である。
本発明においては、キャパシタCが電力供給系統Pに接続されたとき、当該キャパシタCの接続点から見た背後インダクタンスLは、共振周波数を測定することによって推定できる。すなわち、共振周波数は背後インダクタンスLとキャパシタンスによって決定されるから、共振周波数とキャパシタンスからから背後インダクタンスLを算出できるのである。
しかし、実際に観測される共振の振幅は小さいため、本発明の請求項1〜4に記載した高調波測定システム1による測定が必要になるのである。特に、PLL回路を用いた高調波測定システムが有効である。
加えて、かかる共振周波数は、主要な高調波周波数より高いので、雑音除去が背後インダクタンスの推定の重要技術となる。
ここでは、雑音除去のためにケプストラム解析を適用した。
ケプストラムiCは、パワースペクトルの対数表現log|I(f)|のフーリエ変換として定義される。ケフレンシーは時間の次元であるが、その物理的な意味は周波数と等価である。高ケフレンシー領域で雑音が観測されるため、平均化した周波数特性はフィルターを施した逆フーリエ変換により得られる。
3.3μFと20μFのキャパシタを流れる電流の平均化した周波数応答を図12に示した。
共振周波数はそれぞれ20kHzと8kHzで明らかに観測される。
背後インダクタンスは次式(数2)により与えられる。
Figure 2006071548
上記から、何れの場合も19μHという同一のインダクタンスが得られる。このインダクタンス19μHは電力供給系統の線路インダクタンスとほぼ等しいことが確認されている。
したがって、このようにして、電力供給系統の線路インダクタンスを含んだ背後インダクタンスを推定することができることが明らかになった。
以上のようにして、本発明の高調波測定システムによれば、簡易な装置で高精度の測定ができるので、コストパフォーマンスの高い高調波測定装置を提供することが可能となった。
特に、高調波電圧測定のダイナミックレンジを、PLL技術を用いて基本波成分を除去することにより拡大した。これによって、高調波測定の精度が向上した。
また、放送電波の時報を利用することによって、多地点の測定装置の時刻を同期させた。これによって、低コストで多地点同時測定が可能となった。
さらに、キャパシタに流れる高調波電流が、高調波次数に比例することを利用して、測定精度を向上させた。
そして、キャパシタを接続した点から見た背後インダクタンスを共振周波数から推定する技術を提供した。
本発明は、送電系統や配電系統を含む電力供給系統における高調波測定に広く利用することができる。
電力供給系統の一例の系統図である。 図1の系統における高調波電圧の測定結果を示す図である。 図1の等価回路である。 本発明の高調波測定システムのブロック図である。 本発明の高調波測定システムの別例の一部ブロック図である。 前記高調波測定システムに用いられている時刻制御部のブロック図である。 前記高調波測定システムに用いられているトーンデコーダの出力信号の遅延時間の分布特性図である。 前記高調波測定システムに用いられているPLL回路のブロック図である。 前記高調波測定システムに用いられているループフィルタのブロック図である。 前記高調波測定システムに用いられている差動増幅回路の出力信号の説明図である。 本発明の前記高調波測定システムに用いられている増加回路の説明図である。 本発明の背後インダクタンス推定方法における周波数応答の説明図である。
符号の説明
P 電力供給系統
1 高調波測定システム
2 分圧手段
3 基本波検出手段
4 差動増幅回路
5 抽出手段
6 制御手段
61 A/Dコンバータ部
62 時刻制御部
620 チューナ制御部
621 AM/FMチューナ
622 トーンデコーダ
623 時報検出部
624 クロックIC
625 液晶表示部
63 外部への出力ポート
7 半導体メモリ
8 増加手段、CRi回路
C キャパシタ

Claims (5)

  1. 電力供給系統の多地点に測定装置を配置して高調波の多地点同時測定を行う高調波測定システムにおいて、
    前記各測定装置には、
    時刻情報を出力する時計と、
    放送電波を受信して時報情報を取得する受信手段と、
    前記時報情報に前記時計を同期させる同期手段と、
    前記電力供給系統の周波数成分を時刻情報と関連付けして測定する測定手段と、
    を備え、
    前記周波数成分から、PLL回路と差動増幅回路を用いて基本波成分を除去して高調波成分を抽出して出力する抽出手段、
    を備えたことを特徴とする高調波測定システム。
  2. 前記抽出手段、および
    前記高調波成分を時刻情報と関連付けして記憶する記憶手段を、
    前記各測定装置に具備したことを特徴とする請求項1に記載の高調波測定システム。
  3. 前記各測定装置には、
    各地点における周波数成分もしくは高調波成分を時刻情報と共に処理装置に送信する送信手段を具備し、
    前記処理装置には、
    各測定装置から送信された周波数成分もしくは高調波成分を時刻情報と共に受信する受信手段と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の高調波測定システム。
  4. 前記測定手段は、
    電力供給系統と並列に接続されたキャパシタを利用して高調波成分を増加させる増加手段を具備していることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の高調波測定システム。
  5. 電力供給系統との間に接続されたキャパシタの接続点から見た電力供給系統の背後インダクタンスを求める背後インダクタンス推定方法であって、
    インダクタとキャパシタの共振によって起こる振動を、請求項1〜4の何れかに記載の高調波測定システムを用いて測定し、
    得られた振動から共振周波数を求め、
    求められた共振周波数とキャパシタンスに基づいて背後インダクタンスを算出することを特徴とする背後インダクタンス推定方法。
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