JP2006071216A - 燃料電池コジェネレーションシステム - Google Patents
燃料電池コジェネレーションシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006071216A JP2006071216A JP2004257109A JP2004257109A JP2006071216A JP 2006071216 A JP2006071216 A JP 2006071216A JP 2004257109 A JP2004257109 A JP 2004257109A JP 2004257109 A JP2004257109 A JP 2004257109A JP 2006071216 A JP2006071216 A JP 2006071216A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- power
- fuel cell
- temperature
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/14—Combined heat and power generation [CHP]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【解決手段】貯湯槽8の下部より出て熱交換器7を通り再び貯湯槽に戻る貯湯水循環路10を設け、貯湯槽内の水を循環ポンプ9で循環させる。熱交換器内での熱交換により温水となった循環水を貯湯槽に戻す貯湯水循環路の途中に補助貯湯槽20を設けると共に補助貯湯槽内の温水を加熱する電気ヒータ12を設ける。電力負荷5で消費しきれない余剰電力を電気ヒータに消費させて有効利用を図ると同時に電力逆潮流を防止する。
【選択図】図1
Description
ところが電力負荷5が家庭内負荷であるような場合、その消費電力はランダムに大きく変化する。従って、発電電力が電力負荷5の消費電力を上回る事態が生ずる。その場合、電力負荷5の消費電力に合わせて発電電力を臨機応変に可変できれば問題は生じないが、燃料電池3による発電の場合、改質器2における改質ガス生成能力の応答速度の制約等により発電電力を急激に変化させることは困難である。
しかし、循環水量を上げると熱交換器7内の熱回収量が増加して熱交換器7内の温度が低下する。循環水量は、本来、排熱量と熱回収量とがバランスするように制御されるものである。また、排熱ガス中に含まれる水蒸気は熱交換器7内で凝縮して水となり、加湿水、水蒸気として燃料電池3、改質器2等に供給されている。従って、熱交換器7内の温度が低下すると熱バランスが崩れて発電プロセス全体の温度が低下傾向となり、発電効率が低下する問題を生ずる。
更に、排熱ガスに含まれる水蒸気を熱交換器7内で凝縮させて回収した水は内部水として再利用されるが、この内部水だけでは発電プロセスが必要とする水量を確保することは難しい。このため不足分は市水等により補充される。しかし、市水に含まれる微量の不純物や金属イオンは発電プロセスに大きな影響を与えるためフィルタ13により金属イオンを完全に取り除いて供給する必要がある。ところがこのために使用される樹脂フィルタ13は外観が大きく、設置スペースの増大、設備コスト上昇の原因となっている。
このような構成の燃料電池コジェネレーションシステムによれば、貯湯槽に回帰する温水温度を通常よりも上昇させることができるため、貯湯槽から給湯負荷に供給する温水の温度を上昇させることが容易となる。
電気ヒータに大きな電力を長時間継続すると、補助貯湯槽内の温水温度が上昇し過ぎる場合がある。その場合には、本発明のように循環ポンプの出力を増して循環水量を増加させれば、補助貯湯槽を通過する循環水が増加するためその温度上昇を抑えることが可能になる。
このような構成の燃料電池コジェネレーションシステムによれば、制御装置の指示値に電気ヒータの消費電力を一致させる制御を高精度、且つ応答性良く実行させることができ、電力逆潮流を効果的に防止することが可能となる。
ゼロクロス制御とは、交流電圧波形の電圧値がゼロとなった瞬間に合わせて負荷への電力投入のON/OFFを行なう制御をいう。また、サイクル制御とは、例えば交流電圧波形の100サイクルの時間を電力制御の1周期分の制御単位とし、該1周期中に100サイクルの交流電圧波形を印加した時の投入電力を100%として、指示された投入電力に最も近い電力を投入できる整数のサイクル数を算出して前記1周期中に該算出したサイクル数だけの交流電圧波形を負荷に印加する制御方法をいう。
また、請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電力投入量操作装置はON/OFF制御により前記電気ヒータへの投入電力を制御することを特徴とする。
このような電力投入量操作装置は設計が比較的容易で安価に構成することができる。また、応答性もON/OFFの周期を短くすることで電力逆潮流を防止するのに十分な速さを確保することが可能となる。
前記制御装置は、前記電力負荷(5)の消費電力(PL)からインバータの出力電力(Pg)を引いた不足電力(Ps)が正の第1の値以下になった場合には前記電力投入量操作装置に対して前記電気ヒータへの電力投入を開始させる操作信号を送り、該状態において前記不足電力が第1の値より大きい第2の値以上になった場合には、前記電力投入量操作装置に対して電力投入を停止させる操作信号を送ることを特徴とする。
このような構成の燃料電池コジェネレーションシステムによれば、必要な場合には電気ヒータにその定格最大電力を消費させることで電力逆潮流を完全に防止することが可能となる。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る燃料電池コジェネレーションシステムの第1の実施形態の構成をブロック図で示したものである。なお、図中、「背景技術」で説明した図9と同一又は相当部分には同一符号が付してある。
Pr=Ps+Ph=(PL−Pg)+Ph (1)式
貯湯槽8の底部から熱交換器7に至る貯湯水循環路10の途中には循環ポンプ9が設けられている。貯湯槽8下部の低温の温水は循環ポンプ9により吸引されて熱交換器7内部を通る貯湯水循環路10に送り込まれ、排熱ガスと熱交換して温水となる。温水となった循環水は、熱交換器7から貯湯槽8に至る貯湯水循環路10の途中に設けられた補助貯湯槽20に入る。そして、補助貯湯槽20を出て貯湯槽8の上部に回帰する。貯湯槽8の上部には、温度による比重の違いから温度の高い温水が溜まる。こうして生成された温水は外部の給湯負荷に供給される。外部への給湯により減少した水は、市水により補充される。
最初のステップS1では、制御装置18は電力逆潮流が生じそうな状況にあるか否かのチェックを行なう。そのために、電力センサ16で検出された前述の不足電力Ps(=PL−Pg)の値を所定値Ps1と比較する。所定値Ps1は正の小さな値である。このように不足電力Psをゼロ数値と比較するのでなく所定値Ps1と比較するのは、電力逆潮流が実際に生ずる前にその徴候をつかむためである。
高温給湯の要求が来ていた場合にはステップS5に移り、高温給湯を行なうために電気ヒータ12に投入しなければならない電力Pwを算出する。この必要電力Pwの値は、循環水量に昇温させる温度を掛けることで求まる。高温給湯のために補助貯湯槽20内で昇温させる温度は予め決めておく。また、循環水量は、循環ポンプ9の回転数、或いは循環ポンプ9への供給電力から制御装置18が判断することができる。
ステップS1にて不足電力Psが所定値Ps1より小さいと判定された場合は、電力逆潮流が生ずる可能性が高い。その場合にはステップS8に移る。ステップS8では、ステップS2と同じように高温給湯の要求が来ているか否かをチェックする。
Ph=Ps1−Ps=Ps1−(PL−Pg) (2)式
この式は、前述した余剰電力−Ps=Pg−PLに余裕度としての所定値Ps1を加えた値の電力を消費させることを意味している。
その結果として、(2)式で計算される電力Phを前記(1)式に代入すると、
Pr=Ps1 (3)式
となる。即ち、電気ヒータ12の消費電力Phの値を前記(2)式で計算される値に制御することは、受電電力Prの値を正の小さな値である所定値Ps1に制御することを意味する。
ステップS12ではこの場合の電気ヒータ12の消費電力Phを決定する。高温給湯の要求がないとした場合、電力逆潮流を防ぐ要求を満たすためにはステップS9で計算した電力Ph(=Ps1−Ps)を超える電力を消費させる必要がある。一方、高温給湯を行なう要求を満たすためには、電気ヒータ12に電力Pwを消費させる必要がある。従って、両者の要求を満たすためには(Ps1−Ps)とPwの大きい方の値の電力を電気ヒータ12に消費させればよい。それゆえ、電気ヒータ12の消費電力Phを両者の大きい方に調整させる。そのようにさせた後はステップS13にて高温給湯のための加熱中か否かを記憶するフラグをONF状態にしてステップS1に戻る。
また、位相制御の代わりにゼロクロスのサイクル制御で行なってもよい。ゼロクロス制御とは、交流電圧波形の電圧値がゼロとなった瞬間に合わせて負荷への電力投入のON/OFFを行なう制御である。また、サイクル制御は、例えば交流電圧波形の100サイクルの時間を電力制御の1周期分の制御単位とし、該1周期中に100サイクルの交流電圧波形を印加した時の投入電力を100%として、指示された投入電力に最も近い電力を投入できる整数のサイクル数を算出して前記1周期中にその算出したサイクル数だけの交流電圧波形を負荷に印加する制御方法である。電力の開閉にはサイリスタを用いることができる。このようなゼロクロスのサイクル制御によれば、電気ヒータのような抵抗負荷の場合にはON/OFFの瞬間にON/OFFを行なうスイッチに電圧が加わっておらず、電流も流れていないため、ON/OFFに伴う高次高調波の発生が防止される効果を奏する。
最初のステップT1では、補助貯湯槽20内の温水温度検出用に取り付けた温度センサ23の検出温度が所定温度以上になったか否かをチェックする。この場合の所定温度とは、これ以上の温度には昇温しないとして設定した限界温度を指す。その所定温度以上であった場合にはステップT2に移り、循環ポンプ9の出力を増して循環水量を通常値より一定割合又は一定量だけ増加させる。ここで通常値とは、循環水量が一定に制御されている場合にはその一定値をいう。また、熱交換器7を出た所の循環水の温度が一定値になるよう循環水量が制御されている場合には、温度センサ23の検出温度が所定温度以上となった瞬間における循環量をいう。循環水量がその他の制御方法により制御されていた場合も、温度センサ23の検出温度が所定温度以上となった瞬間における循環量をいう。そのように循環水量を上げてステップT1に戻る。
ここで、Pwは高温給湯のために必要な電力である。Nは高温給湯のための加熱の有無を表わす係数で、高温給湯のための加熱を行なっている場合は1、行なっていない場合は0である。ΔPrは電力逆潮流を起こさないための余裕の受電電力である。
しかし、電力負荷5の消費電力PLが少ない状態が長く継続し、発電電力Pgの大きな余剰分が長く電気ヒータ12で消費されることは望ましいことではない。そのような状態が長く続くと、前述したように補助貯湯槽20内の温水温度が上昇し過ぎる問題が生ずる。また、貯湯槽8内の温水温度が上昇し過ぎることも生じ得る。
Pgm+ΔPr=PLm +Nm・Pw (5)式ここでPgmは一定周期t内における発電電力Pgの平均値、PLm は同じ周期t内における電力負荷5の消費電力PLの平均値、Nm・Pwは同じ周期t内に高温給湯用に消費した電力の平均値でNmは0〜1の範囲の数値となる。ΔPrは電力逆潮流を起こさせないための余裕の受電電力である。
ΔPr=(PLm −Pgm)+Nm・Pw (6)式
この式の右辺は、平均発電電力Pgmの不足分を表わしている。その値は受電電力Pgの平均値Prmとは異なる。受電電力Pgの平均値Prmは、周期t内における電気ヒータ12の消費電力の平均値をPhmとすると次式で表わされる。
Prm=(PLm −Pgm)+Phm (7)式
PhmとNm・Pwとは等しくなく、Phm≧Nm・Pwの関係にある。
ΔPgm=(PLm −Pgm)+Nm・Pw (8)式
で計算したΔPgmの値がΔPrに近づくように平均発電電力Pgmの値を調整しようとするものである。
続くステップA2では(8)式で計算した平均発電電力Pgmの不足分ΔPgmの値を第1の所定値P2と比較する。P2は正の値である。平均発電電力Pgmの不足分が第1の所定値P2より大きいことは、発電電力Pgが小さすぎることを意味する。そこで、その場合はステップA3に移り、発電電力Pgを一定値又は一定割合だけ増加させる。そしてステップA1に戻る。
このようにして平均発電電力Pgmの不足分ΔPgmを設定した受電電力余裕値ΔPrに近づければ、電力逆潮流のために電気ヒータ21に消費させる電力を減少させることができる。それにより受電電力Prも減少するため買電費用を少なくすることができる。
図5は、本発明に係る燃料電池コジェネレーションシステムの第2の実施形態の構成をブロック図で示したものである。なお、図中、第1の実施形態の図1で示した構成と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を繰り返さない。
本実施形態の燃料電池コジェネレーションシステム1aの構成は、第1の実施形態の図1で示した燃料電池コジェネレーションシステム1の構成と類似の構成となっているので、その相違点のみを説明する。第1の相違点は、熱交換器7より補助貯湯槽20に至る間の貯湯水循環路10の途中に三方弁26を新たに追加した点である。三方弁26は制御装置18からの操作信号により、熱交換器7を通った循環水を補助貯湯槽20と循環ポンプ9の入側に切り換える。また、熱交換器7を出た部分の貯湯水循環路10には、熱交換器7を出た循環水の温度を検出するための温度センサ24が取り付けられている。
通常の発電を行なっている状態では、三方弁26は熱交換器7を通った循環水が補助貯湯槽20に流れるように切り換えられており、第1の制御弁29、第2の制御弁31は閉じられている。この状態では、図5の構成は第1の実施形態の図1に示した構成と同じとなる。従って、このような状態とすることにより本実施形態の構成でも第1の実施形態で説明した各種の制御を同じように実行することができる。
熱交換器7を出る循環水の温度が更に上昇して第2の所定温度T2以上と判定された場合にはステップB4に移る。循環水の温度は十分に上昇しているのでステップB4では熱交換器7を通った循環水が補助貯湯槽20に流れるように三方弁26を切り換える。
電気ヒータ12による加熱は継続しているため補助貯湯槽20内の温水はやがて沸騰温度に達して水の蒸発が始まる。蒸発した水蒸気は連通経路28と開いた第1の制御弁29を通って熱交換器7に入る。熱交換器7に入った蒸気は底部に溜まっている水に潜熱を放出し凝縮水となって底部に溜まる。このようにして補助貯湯槽20内の温水が水蒸気の形で熱交換器7に運ばれ凝縮水となり水の補充が行なわれる。これにより水位は徐々の回復する。
ステップC10で熱交換器7内の水位が十分に回復したと判定された場合はステップC11に移る。ステップC11では電気ヒータ12による加熱を停止する。続くステップC12では、補助貯湯槽20内の沸騰が止まって温度が低下するのを待つ。補助貯湯槽20内の温度がある程度低下したならばステップC13に移り、第1の制御弁29は閉じ、第2の制御弁31を開ける。続いて三方弁26を切り換えて熱交換器7を通った循環水が補助貯湯槽20に流れるようにする。これより補助貯湯槽20に循環水が流れて蒸発によって減少した水位が回復に向かう。
Claims (15)
- 原料ガスを水素リッチな燃料ガスに改質する改質器(2)と、
該燃料ガス中の水素と空気中の酸素を用いて直流電力を発電する燃料電池(3)と、
該燃料電池で発電した直流電力を交流電力に変換して商用電力系統(6)と連系運転を行なうインバータ(4)と、
前記燃料電池による発電プロセスにて発生した排熱を利用して冷水を温水に変える熱交換器(7)と、
該熱交換器により温水とされた水を給湯のために貯湯する貯湯槽(8)と、
該貯湯槽内の水を循環水として前記熱交換器にて熱交換させた後再び貯湯槽に回帰させるための貯湯水循環路(10)と、
該貯湯水循環路に循環水を循環させるために貯湯槽から前記熱交換器に至る間の貯湯水循環路途中に取り付けた循環ポンプ(9)と、
前記熱交換器から貯湯槽に至る間の前記貯湯水循環路途中に設けた補助貯湯槽(20)と、
前記交流電力を電源として補助貯湯槽内の水を加熱する電気ヒータ(12)及び該電気ヒータへの電力投入量操作装置(21)と、
を備えることを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。 - 請求項1に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電気ヒータへの供給電力を制御する制御装置(18)を更に備え、該制御装置は前記商用電力系統から本システムと本システムに負荷として接続された電力負荷(5)とが受ける受電電力(Pr)が所定値以下にならないように前記電力投入量操作装置に操作信号を与えて前記電気ヒータへの供給電力を制御することを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
- 請求項1又は2に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記貯湯槽より外部に供給する給湯温水の温度を通常よりも高くする要求があった場合には、前記貯湯槽に回帰する温水温度が所定の高温となるように前記電気ヒータへの投入電力を増加させる制御を行なうことを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電気ヒータに電力を投入している状態において前記補助貯湯槽内の温水温度が所定値を超えた場合には、前記制御装置は、前記循環ポンプの出力を増して循環水量を一定割合又は一定量だけ増加させることを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記制御装置は、前記インバータ出力端子と商用電力系統とを結ぶ電源線(15)の途中から給電される電力負荷(5)の消費電力(PL)からインバータの出力電力(Pg)を引いた不足電力(Ps)の一定周期(t)内の平均値(Psm=PLm −Pgm)に、前記給湯温水の温度を通常よりも高くする要求に応えて同じ周期内に前記電気ヒータに投入した電力の平均値(Nm・Pw)を加えた電力(ΔPgm)が第1の所定値(Ps2)より大きかったときは発電電力(Pg)を増加させ、第1の所定値(Ps2)より小さい第2の所定値(Ps3)より小さかったときは発電電力(Pg)を減少させる制御を行なうことを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
- 請求項1乃至5の何れかに記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電力投入量操作装置は、前記電気ヒータへの投入電力値を指示するヒータ電力指示値を操作信号として受け、電気ヒータへの投入電力を該ヒータ電力指示値に一致させる制御を行なうように構成されており、
前記制御装置は、該電力投入量操作装置への操作信号をヒータ電力指示値の形で与えることを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。 - 請求項6に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電力投入量操作装置は位相制御により前記電気ヒータへの投入電力を制御することを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
- 請求項6に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電力投入量操作装置はゼロクロスのサイクル制御で前記電気ヒータへの投入電力を制御することを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
- 請求項6に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電力投入量操作装置はON/OFF制御により前記電気ヒータへの投入電力を制御することを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
- 請求項6に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電力投入量操作装置は前記電気ヒータへの電源電圧印加をON/OFFする開閉装置であり、
前記制御装置は、前記電力負荷(5)の消費電力(PL)からインバータの出力電力(Pg)を引いた不足電力(Ps)が正の第1の値以下になった場合には前記電力投入量操作装置に対して前記電気ヒータへの電力投入を開始させる操作信号を送り、該状態において前記不足電力が第1の値より大きい第2の値以上になった場合には、前記電力投入量操作装置に対して電力投入を停止させる操作信号を送ることを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。 - 請求項1乃至10の何れかに記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記電気ヒータは、前記燃料電池コジェネレーションシステムの定格発電電力を消費できる容量を持つことを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
- 請求項1に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記熱交換器から補助貯湯槽に至る間の前記貯湯水循環路の途中にあって熱交換器を通った循環水を補助貯湯槽と前記循環ポンプの入側に切り換える三方弁(26)と、前記熱交換器を出た循環水の温度を検出する温度センサ(24)を更に備え、
前記制御装置は、該温度センサで検出された温度が第1の所定温度(T1)以下の場合には前記熱交換器を通った循環水が前記循環ポンプの入側に流れるように三方弁を切り換え、該状態において該温度センサで検出された温度が前記第1の所定温度(T1)より高い第2の所定温度(T2)以上に戻った場合には循環水が前記補助貯湯槽に流れるように前記三方弁を切り換えることを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。 - 請求項12に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記補助貯湯槽の上部空間と前記熱交換器内の上部空間とを結ぶ連通経路(28)及びその連通経路の開閉を制御する第1の制御弁(29)と、前記補助貯湯槽内の上部空間の大気中への開放/非開放を制御する第2の制御弁(31)と、前記補助貯湯槽内の温水温度を検出する温度センサ(23)を更に備え、
前記熱交換器は前記燃料電池にて発生した排熱ガスが該熱交換器において前記貯湯水循環路を通る循環水と熱交換して冷却され、該冷却により該排熱ガス中に含まれる水蒸気が凝縮水となって底部に溜まり発電プロセスに供給されるように構成されていて該底部に溜まった凝縮水の水位を検出する水位検出センサ(32)を備え、
前記制御装置は、前記水位検出センサにより水位が所定レベルより低下したことが検出された場合には、前記燃料電池による発電を停止させた後に前記循環ポンプを停止させ、前記第1の制御弁は閉状態、前記第2の制御弁は開状態とし、該状態にて前記電気ヒータに電力を投入して補助貯湯槽内の温水を加熱させ、加熱により補助貯湯槽内の温水が沸騰温度より僅かに低い温度に到達した時点で前記第1の制御弁は開状態、前記第2の制御弁は閉状態に切り換え、前記熱交換器を通った循環水が前記循環ポンプの入側に流れるように前記三方弁を切り換えて前記循環ポンプを動作開始させ、該状態にて更に補助貯湯槽内の温水の加熱を継続して沸騰により生じた蒸気を前記熱交換器に導いて凝縮水とする運転状態とし、
該運転状態を継続中に前記水位検出センサにより水位が所定レベルに回復したことが検出された場合には、前記電気ヒータによる加熱を停止させ、前記補助貯湯槽内の温水温度が沸騰温度以下の所定値より低下した時点で前記第1の制御弁は閉状態、前記第2の制御弁は開状態に切り換え、前記三方弁は前記熱交換器を通った循環水が前記補助貯湯槽に流れるように切り換え、該状態において補助貯湯槽の水位が戻った時点で前記第2の制御弁は閉状態に切り換え、循環ポンプを停止させることを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。 - 請求項13に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記補助貯湯槽は該槽内の温水水位を検出する水位検出センサ(33)を更に備え、
前記制御装置が補助貯湯槽内の温水を沸騰させて熱交換器に凝縮水を供給する前記運転状態にあるときに該水位検出センサにより水位が所定レベル以下に低下したことが検出された場合には、制御装置は、前記電気ヒータによる加熱を停止させ、前記第2の制御弁は開状態、前記第1の制御弁は閉状態に切り換え、前記三方弁は前記熱交換器を通った循環水が補助貯湯槽に流れるように切り換えて補助貯湯槽内の水位回復を図る運転状態に移行させ、
該運転状態を継続中に前記水位検出センサにより検出された水位が所定レベル以上に回復した場合には、制御装置は再び補助貯湯槽内の温水を沸騰させて熱交換器に凝縮水を供給する前記運転状態に戻すことを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。 - 請求項13又は14に記載の燃料電池コジェネレーションシステムであって、前記制御装置は、前記熱交換器内に凝縮水を供給するための前記一連の操作の開始を、予め設定された時間帯においてのみ可能とすることを特徴とする燃料電池コジェネレーションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004257109A JP2006071216A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 燃料電池コジェネレーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004257109A JP2006071216A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 燃料電池コジェネレーションシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006071216A true JP2006071216A (ja) | 2006-03-16 |
JP2006071216A5 JP2006071216A5 (ja) | 2007-09-13 |
Family
ID=36152035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004257109A Pending JP2006071216A (ja) | 2004-09-03 | 2004-09-03 | 燃料電池コジェネレーションシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006071216A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007280790A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Toshiba Corp | 燃料電池コジェネレーションシステム |
JP2008241371A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Sanki Eng Co Ltd | 動力測定方法および動力測定装置 |
JP2009301925A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Toto Ltd | 燃料電池システム |
JP2011021829A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Aisin Seiki Co Ltd | コージェネシステム |
JP2011049020A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Kyocera Corp | 燃料電池コージェネレーションシステム |
US20130171533A1 (en) * | 2010-08-25 | 2013-07-04 | Convion Oy | Method and arrangement to control operating conditions in fuel cell device |
JP2013207935A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Kyocera Corp | エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び分散電源 |
JP2016181510A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 大阪瓦斯株式会社 | 燃料電池システムの運転方法 |
WO2018003890A1 (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-04 | 京セラ株式会社 | コージェネレーションシステム、制御装置及び制御方法 |
JP2021044224A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 東京瓦斯株式会社 | 燃料電池システム |
-
2004
- 2004-09-03 JP JP2004257109A patent/JP2006071216A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007280790A (ja) * | 2006-04-07 | 2007-10-25 | Toshiba Corp | 燃料電池コジェネレーションシステム |
JP2008241371A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Sanki Eng Co Ltd | 動力測定方法および動力測定装置 |
JP2009301925A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Toto Ltd | 燃料電池システム |
JP2011021829A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Aisin Seiki Co Ltd | コージェネシステム |
JP2011049020A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Kyocera Corp | 燃料電池コージェネレーションシステム |
US9478814B2 (en) * | 2010-08-25 | 2016-10-25 | Convion Oy | Method and arrangement to control operating conditions in fuel cell device |
US20130171533A1 (en) * | 2010-08-25 | 2013-07-04 | Convion Oy | Method and arrangement to control operating conditions in fuel cell device |
JP2013207935A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Kyocera Corp | エネルギー管理システム、エネルギー管理方法及び分散電源 |
JP2016181510A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 大阪瓦斯株式会社 | 燃料電池システムの運転方法 |
WO2018003890A1 (ja) * | 2016-06-28 | 2018-01-04 | 京セラ株式会社 | コージェネレーションシステム、制御装置及び制御方法 |
JPWO2018003890A1 (ja) * | 2016-06-28 | 2019-04-25 | 京セラ株式会社 | コージェネレーションシステム、制御装置及び制御方法 |
US11380920B2 (en) | 2016-06-28 | 2022-07-05 | Kyocera Corporation | Cogeneration system for controlling fuel cell devices based on operation mode |
JP2021044224A (ja) * | 2019-09-13 | 2021-03-18 | 東京瓦斯株式会社 | 燃料電池システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009272158A (ja) | 燃料電池システム | |
WO2007052633A1 (ja) | 燃料電池システム | |
JP5300717B2 (ja) | コージェネレーションシステム | |
JP2006071216A (ja) | 燃料電池コジェネレーションシステム | |
JP6086014B2 (ja) | ヒートポンプ給湯器 | |
JP2003199254A (ja) | コージェネレーションシステム、およびプログラム | |
JP3904402B2 (ja) | 家庭用燃料電池システム | |
JP5525359B2 (ja) | 排熱回収装置 | |
JP2005038676A (ja) | 燃料電池コージェネレーションシステム | |
JP2009181852A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2006071216A5 (ja) | ||
JP2008185316A (ja) | コージェネレーションシステム | |
JP5236407B2 (ja) | コージェネレーションシステム、運転制御装置、コージェネレーションシステムの運転方法及びプログラム | |
US8499551B2 (en) | Exhaust heat recovering method, exhaust heat recovering apparatus and cogeneration system | |
JP2010153146A (ja) | コジェネレーションシステムおよび貯湯システム | |
JP2007330009A (ja) | 電力負荷制御装置及びそれを備えるコージェネレーションシステム | |
JP2005222857A (ja) | 燃料電池発電システム | |
JP2006269275A (ja) | 燃料電池システム | |
JP4912837B2 (ja) | コージェネレーションシステム | |
JP5707861B2 (ja) | 発電システム | |
JP7290543B2 (ja) | 燃料電池装置 | |
JP2005285611A (ja) | 水素貯蔵装置を設置した燃料電池発電システム及びその燃料電池発電方法 | |
JP4248280B2 (ja) | コージェネレーションシステムおよびその運転方法 | |
JP2004186081A (ja) | コジェネレーションシステムおよびその運転方法 | |
JP3271772B2 (ja) | 内部改質型燃料電池の電源装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070731 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070731 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090330 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090929 |