JP2006070636A - 収納庫 - Google Patents
収納庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006070636A JP2006070636A JP2004257852A JP2004257852A JP2006070636A JP 2006070636 A JP2006070636 A JP 2006070636A JP 2004257852 A JP2004257852 A JP 2004257852A JP 2004257852 A JP2004257852 A JP 2004257852A JP 2006070636 A JP2006070636 A JP 2006070636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage
- door
- lock pin
- opened
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Abstract
【解決手段】比較的幅寸法の小さい第1の部分(11)と比較的幅寸法の大きい第2の部分(12)とがヒンジ機構(13)を介して相対的に回動可能に接続されて折曲可能に構成された扉(1)を備えている収納庫(A)において、第1の部分(11)は、幅方向の一端部(11a)が収納個本体(2)の開口部(21)の幅方向端部に回動可能に軸支(11c)され且つヒンジ機構(13)が収納庫(A)の内側領域へ移動可能に構成されており、第2の部分(12)は裏側に収納箇所(3)が形成され、且つ、扉(1)の全開状態で第2の部分(12)の重心(12g)が収納庫(A)の内側領域に位置する。
【選択図】図1
Description
ここで、従来の中折れ式の扉では、開放時に接続部(ヒンジ)が収納庫の外側に位置するものしか存在せず、収納庫の扉開放時に接続部(ヒンジ)が当該収納庫の内側に位置するものは存在しなかった。
従来の中折れ式の扉で、扉開放時に接続部(ヒンジ)が収納庫の内側に位置する様に構成してしまうと、扉開閉時に、接続部及び扉自体が、収納庫内の収納物、或いは収納庫内の収納棚等と干渉しないようにするため、庫内の当該部分をデッドスペースとせざるを得なく、その分、収容能力が低下すると考えられていたためである。
そのため、扉開放時に接続部(ヒンジ)が収納庫の内側に位置するタイプの収納庫であって、収納能力が低下しないものが、従来から要望されていた。
また、ヒンジ機構(13)は扉(1)の開閉に際して、収納庫(A)の内側領域を移動する様に構成されているので、ヒンジ機構(13)が収納庫(A)の内側にい動しないタイプの収納庫に比較して、扉(1)開放時に収納庫(A)の外側に突出する扉(1)の部分の寸法が小さくなる。従って、扉(1)開放時において、当該扉(1)が収納庫(A)前方を通行する者と干渉する可能性がその分だけ少なくなり、収納庫(A)前方における必要なスペースを縮小して、省スペースに寄与することが出来る。
先ず、図1〜図7を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図5及び図6において、収納庫Aは、収納庫本体2と、扉1を有し、収納庫本体2の前方には開口部21が設けられ、開口部21は、扉閉鎖時に扉1を収容する。また、収納庫Aは、左右の側方部材22と、後方部材23(以上、図6参照)と、床板24と、天井部材25(以上、図5参照)とを有している。
そして、前記天井板25と上段の棚板4によって第1の領域A21が区画され、上段及び中段の棚板4、4によって第2の領域A22が区画され、中段及び下段の棚板4、4によって第3の領域A23が区画され、下段の棚板4と床板24によって第4の領域A24が区画されている。
ここで、収納棚3の幅寸法(図1の矢印W方向寸法)は、特に図3で示す開放途中の状態(図3では収納棚3は図示せず)において、収納棚3が棚板4(図1、図5参照)と干渉しない様に、設定されている。
図1において2点鎖線は、扉1が全開した状態を示している。
ここで、図2は、扉1を全開した状態を示し、図3は、扉1の閉鎖状態と、開放途中の状態と、全開状態の3態を、同じ図に示すことによって、開閉過程を示している。なお、図3においては、表現の簡略化のため、収納棚3の図示は省略してある。
ヒンジ機構13は、第1の部材11側と係合する第1のヒンジピン61と、第2の部材12側と係合する第2のヒンジピン62と、結合部63とにより構成されている。
第1の部分11は、幅方向の一端部11aが、収納庫本体2の開口部21の幅方向端部に対して、軸支点11cによって回動可能に軸支されている。そして、扉1の開放時において、ヒンジ機構13が収納庫Aの内側領域(扉開放時に扉との干渉を避けるためのデッドスペース領域)A1へ移動する様に構成されている。
そして、図3では示されていない収納棚3にFD等を収納すれば、扉1の閉鎖状態における第2の部分12の重心は矢印g1上の何れかに位置することとなり、扉1が開放途中における第2の部分12の重心は矢印g2上の何れかに位置する。
すなわち、収納棚3(図示せず)に収納するか否かに拘りなく、第2の部分12における重心12gは常に収納庫Aの内側に位置することとなり、扉1における第2の部分12に収納棚3を設けても、収納庫Aが転倒することはない。
或いは、収納庫の厚みを同じくすれば、収納庫の背面から収納庫前面の通行スペースを含む設置面積の削減が可能となる(省スペース化の実現)。
換言すれば、扉開放時のデッドスペース(A1の領域)による収納能力の低下は、第2の部分12の裏側で、垂直方向に複数箇所に亘って形成された図示の例では5段の収納棚3によって、十分挽回することが出来る。
即ち、かかるITオフィスにおいては、ペーパー(ファイル、書籍等)は殆ど姿を消し、僅かに残るペーパー(資料類)は、個々のロッカー内に収納されることが予測され、また、ディスクその他の記憶媒体の収納の要請が強まるものと思われる。
図1〜図7の第1実施形態では、係る予想に対して極めて適応度が高いのである。
図8〜図19の第2実施形態に係る収納庫は、前述した第1実施形態と概略同様であるが、扉の上縁部から下縁部に亘って延在する把手が設けられている点と、扉を開閉するためのロック機構に関する構成が、第1実施形態とは相違している。
なお、図1〜図7の第1実施形態においては、把手の形態は、特に限定されていない。
より詳細に述べると、把手101とロッカー160の天板162との境界部分と、把手101とロッカー160の底板162との境界部分には、図9〜図20を参照して詳述するロック機構が設けられている。
ここで、図9は、扉150の把手101のある側の上方コーナー部の縦断面図(図16も参照)を示し、図10は図9のX−X段面図、図11は図10のY−Y段面図を示している。
なお、図示の実施形態では、扉150は上下対称に構成されており、扉150の上下2箇所に同様のロック機構を有している。
図10で示す場合も、上述する場合(円環状のスリーブ状収容部111が断面正方形の把手101に内接して構成される場合)も、把手101及びスリーブ状収容部111(例えば、アルミニウム製)は、何れも、押出成形(アルミニウム押出成形)により製造可能である。
また、スリーブ状収容部111には、図12(図10のA矢視図)に示すように、螺旋状の第1の溝部(以降、螺旋状の第1の溝部を第1のガイド溝という)113が形成されており、第1のガイド溝113は、スリーブ状収容部111の内部と外部とを貫通している。
ロックピン収納部材102の上端面の中心には後述するロックピン103(図14参照)の先端部132(ロック部材)が貫通するピン貫通孔123が形成され、ロックピン収納部材102の上端部近傍の外周には雄ネジ124が形成されている。
そして、ロックピン収納部材102は、ビス174により、扉本体150上端の天井板170に取り付けられており、当該ビス174により、ロックピン収納部材102は回り止めが為されて、固定される。
また、天井板170の取付代部172の下面と、把手101上端のスリーブ状収容部111の上端との間には、スリーブ状収容部111の回転運動を円滑にするため、スラストワッシャ107が介装されている。
先ず、ガイドピン104を捩じ込む以前の状態のロックピン103(図示せず)を、単体で、ロックピン収納部材102のロックピン収納室121に挿入する。
そして、付勢用コイルスプリング5をロックピン収納室121内に挿入し、プラグ106をロックピン収納部材102下端に取り付ける。
これにより、ロックピン収納部材102と、ロックピン103との組立が完了するのである。
ロックピン103の先端部132が天框162における底板163の係合孔(受容部)165に挿入、係合することにより、扉150はロック状態を維持する。
なお、図9及び図11において、(天框162における)底板163及び係合孔165は2点鎖線で示されている。
そして、扉150がロック状態を維持している場合において、把手101にはコイルスプリング105の反発力(が変換された回転方向の力)が伝達されるので、図10で示すように、把手101の把手部112は、扉150の前面150tと面一となる様な位置へ(図18において、矢印Bとは反対の方向へ)常に付勢される。
扉150を開放するに際しては、図10、図18、図20に示すように、把手101を引くことにより、矢印B方向に回転させる。
把手101が最大に回転した状態が図17〜図19に示してある。
そして、ガイドピン104が第1のガイド溝113及び第2のガイド溝125の最下点113b、125bまで移動する結果として、ロックピン103も最下点まで下降する。
ロックピン103が下方に移動すれば、先端部132が(天框162における底板163に形成された)係合孔165から引き出され、以って、扉150のロック状態が解除される。
そして、構造及び作動原理が単純であるので、故障が少ない。
なお、本実施形態の扉150のロック機構は、図示のような回転式扉のみならず、引き戸を始めとして、いわゆる「ラッチ」を有する扉の全てに適用可能である。
例えば、扉1の第1の部分11と第2の部分12とを回動可能に接続するヒンジ機構は図示の例では2本のヒンジピンによって構成されていたが、1本とすることも可能である。
また、第2の部分12の裏面に設けた収納棚は5段であるが任意の段数にすることが出来る。
更に、通常の収納領域A2を5つの領域(A1〜A5)に区画したが、区画の数は任意に選ぶことが出来る。
すなわち、上述した請求項1〜3の何れか1項の収納庫において、扉(150)に設けられた把手(101)と、該把手(101)の上下両端部の少なくとも一方に設けられたスリーブ状収容部(111)と、回転運動を上下方向直線運動に変換する運動変換機構(ガイドピン104、第1の溝113、第2の溝125等)と、把手(101)の上方及び/又は下方の部材(ロッカー160の係合孔165)と係合可能なロック部材(ロックピン103の先端部132)とを備え、前記把手(101)は前記運動変換機構に対して回転運動を伝達する様に構成され、前記ロック部材は前記運動変換機構により上下方向に直線移動する様に構成されている。
ここで、扉(150)に設けられた把手(101)は、扉(150)のヒンジ(H)の反対側縁部の垂直方向全域に亘って形成されているのが好ましい。
但し、前記把手(101)は、扉(150)の右縁部から左縁部に亘って水平方向に延在するタイプであっても良いし、或いは、扉(150)のヒンジ(H)の反対側縁部に扉(150)の上縁部から下縁部の間の一部領域に設けられているタイプであっても良い。
2・・・収納庫本体
3・・・収納箇所/収納棚
4・・・棚板
5・・・ハンガー支持部材
6・・・ハンガー
11・・・第1の部分
11a・・・一端部
11b・・・他端部
11c・・・軸支点
12・・・第2の部分
12P・・・ガイドピン
21・・・開口部
22・・・側方部材
23・・・後方部材
24・・・床板
25・・・天井部材
A、160・・・収納庫(ロッカー)
A1・・・デッドスペース領域
A2・・・通常収納領域
160・・・ロッカー/収納庫
162・・・天框
163・・・(天框の)底板
165・・・受容部/係合孔
170・・・(扉の)天井板
172・・・(扉の天井板における)取付代部
174・・・ビス
Claims (3)
- 比較的幅寸法の小さい第1の部分と比較的幅寸法の大きい第2の部分とがヒンジ機構を介して相対的に回動可能に接続され折曲可能に構成された扉を備えている収納庫において、前記第1の部分は、幅方向の一端部が収納個本体の開口部の幅方向端部に回動可能に軸支され且つヒンジ機構が収納庫の内側領域へ移動可能に構成されており、前記第2の部分は裏側に収納箇所が形成され、且つ、扉の全開状態では前記第2の部分の重心が収納庫の内側領域に位置する様に構成されていることを特徴とする収納庫。
- 前記第2の部分の幅方向寸法は、第1の部分の軸支部分から他端部までの長さの2倍以下である請求項1の収納庫。
- 第2の部分に形成された収納箇所は、垂直方向に複数箇所に亘って設けられている請求項1、2の何れかの収納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004257852A JP4131722B2 (ja) | 2004-09-06 | 2004-09-06 | 収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004257852A JP4131722B2 (ja) | 2004-09-06 | 2004-09-06 | 収納庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006070636A true JP2006070636A (ja) | 2006-03-16 |
JP4131722B2 JP4131722B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
ID=36151541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004257852A Active JP4131722B2 (ja) | 2004-09-06 | 2004-09-06 | 収納庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4131722B2 (ja) |
-
2004
- 2004-09-06 JP JP2004257852A patent/JP4131722B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4131722B2 (ja) | 2008-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4071262B2 (ja) | 隠し丁番 | |
US7277277B2 (en) | Computer with a detachable main casing cover and a method of assembling same | |
US8590948B2 (en) | Outer operational device for panic exit door lock | |
WO2014196755A1 (en) | Button latch device of dual door type inner door | |
JP4131722B2 (ja) | 収納庫 | |
JP2007024460A (ja) | 扉開閉機構及び冷蔵庫 | |
CN104427804A (zh) | 门板装置及储存设备 | |
JP2006118348A (ja) | 電磁式ロック装置 | |
JP2006528291A (ja) | 磁気カードによるロック装置 | |
JP4908449B2 (ja) | 電気錠 | |
JP4289499B2 (ja) | 扉のロック機構 | |
JP2020186623A (ja) | 車両用開閉体停止装置 | |
JP3740161B1 (ja) | 食器棚、家具箪笥等の扉、引き出し用のロック装置。 | |
JP2005171482A (ja) | 室内における間仕切り用引戸装置 | |
JP4342421B2 (ja) | 扉開閉機構及びそれを用いた冷蔵庫 | |
JP3574892B2 (ja) | 昇降収納装置 | |
JP2019107265A (ja) | 家具におけるハンドルケース | |
JP4819585B2 (ja) | 引き戸用錠 | |
KR20200001021U (ko) | 도어락 잠금장치 | |
JPS5847173Y2 (ja) | 自動販売機の扉のロック機構 | |
KR200188598Y1 (ko) | 개폐용 핸들장치 | |
JP2589195Y2 (ja) | 家具等における施錠機構 | |
JP6097021B2 (ja) | ドアストッパ | |
JP2020156818A (ja) | 宅配ボックス | |
CN114293860A (zh) | 用于货箱的门锁装置及货箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060411 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080527 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080527 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20170606 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |