JP2006069011A - スクリーン印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】スキージ角度を一定に保持した手動による印刷を容易に行えるスクリーン印刷装置を提供する。
【構成】スクリーン印刷枠2の近傍に設置したガイド軸4,4間にガイドレバー29を往復移動可能に設け、スキージ7を有する可動レバー8をこの移動体5に設けてばね9で待機位置に付勢し、可動レバー8の係止爪11が移動体5の係止孔12に係止すればスキージ7が所定角度のスキージング位置に設定される。係止爪11はスキージングの終点において固定ストッパ18に接触して解除される。スキージ7をロックすれば所定のスキージ角度による均一なスキージングができる。スキージング終了と同時にスキージロックが解除され、スキージング終了後直ちにスキージをスキージング開始位置に戻せる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スキージによって印刷を行うスクリーン印刷装置に係り、特にスキージの角度を最適に設定できるために初心者でも綺麗で均一なスクリーン印刷を行うことができるスクリーン印刷装置に関するものである。
一般的なスクリーン印刷は、印刷枠に張設されたスクリーン版を製版し、スクリーン版の上面側にインクを載せるとともに下面側には被印刷物を配置し、スクリーン版の上面をスキージ部材によってスキージングして行うものであり、インクは版の開口部から被印刷物に移行して被印刷物に画像が印刷される。
このスクリーン印刷は手動によっても行われるが、下記特許文献1に例示するようにスキージを機械化したスクリーン印刷装置も様々な形式のものが提案されている。
特開平7−164614号公報
スクリーン印刷において手作業でスキージングを行う場合、初心者にとってはスキージの角度、スキージング圧、スピードの加減がわからない為に綺麗で均一な印刷ができない場合が多い。特にスキージ角度は印刷品質に大きな影響を与える。上述した特許文献1に記載の発明のように、大がかりな印刷装置においてスキージ角度を調整可能としたものはあるが、これは簡易な手動式のスクリーン印刷装置においてスキージ角度を調整可能にする手段を提供するものではない。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、スクリーン印刷の品位に影響を与えるスキージ角度を一定に保持した手動による印刷を容易に行うことができるスクリーン印刷装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載されたスクリーン印刷装置1は、開口部2aにスクリーン3が張設された印刷枠2に取り付けられ、前記スクリーン3上のインク50をスキージングして前記スクリーン3の下方に配置された被印刷体にスクリーン印刷を行うスクリーン印刷装置1において、
前記印刷枠2の枠辺に沿って配置されたガイド軸4と、
前記ガイド軸4に沿って前記スクリーン3の上方をスキージング方向に往復移動可能とされた移動体5と、
その下端縁が前記スキージング方向と実質的に直交するように前記スクリーン3の表面に接するスキージング位置と、その下端縁が前記スクリーン3の表面から離れる待機位置との間で揺動可能となるように、前記ガイド軸4と実質的に直交する支持軸6を介して前記移動体5に取り付けられ、前記スキージング位置に解除自在に固定可能なスキージ7と、
を有している。
請求項2に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項1記載のスクリーン印刷装置1において、前記スキージ7は、前記支持軸6を介して前記移動体5に揺動可能に取り付けられた可動レバー8に取り付けられており、該可動レバー8は前記移動体5との間に設けられた付勢手段(コイルばね9)によって前記スキージ7が前記待機位置に設定される方向に付勢されるとともに、該可動レバー8は前記スキージ7が前記スキージング位置に設定された状態で前記移動体5に係止手段10で解除可能に固定されることを特徴としている。
請求項3に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項2記載のスクリーン印刷装置1において、
前記係止手段10が、
前記可動レバー8に回動可能に取り付けられて前記スキージング方向の始点側に突出した一端部11a及び同終点側に突出した他端部11bを有する係止体(係止爪11)と、
前記移動体5に形成されて前記係止体(係止爪11)の前記一端部が係止する係止部(係止孔12)と、
前記係止体(係止爪11)に設けられて前記係止体(係止爪11)を前記一端部が前記係止部(係止孔12)に係止する方向に回動付勢する係止付勢手段(ねじりコイルばね13)と、
を有することを特徴としている。
請求項4に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項3記載のスクリーン印刷装置1において、
前記移動体5の上端にはスキージングのための把持部14が設けられており、前記係止体(係止爪11)よりも上方にある前記可動レバー8の上端には前記係止体(係止爪11)を前記係止部(係止孔12)に係止させて前記スキージ7を前記スキージング位置に設定する固定操作を行うための操作部15が設けられていることを特徴としている。
請求項5に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項3記載のスクリーン印刷装置1において、
前記移動体5の上端にはスキージングのための把持部14が設けられており、前記可動レバー8の上端は前記把持部14よりも下方に位置しており、前記可動レバー8には前記スキージ7よりも前記始点側に突出したストッパ16が設けられており、前記移動体5を前記始点側に移動させると前記ストッパ16が前記印刷枠2に当接し、反力によって前記可動レバー8が揺動して前記係止体(係止爪11)が前記係止部(係止孔12)に掛止し、前記スキージ7が前記スキージング位置に設定されるように構成されたことを特徴としている。
請求項6に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項3記載のスクリーン印刷装置1において、
前記移動体5の上端にはスキージングのための把持部14が設けられており、前記可動レバー8の上端は前記把持部14よりも下方に位置しており、前記印刷枠2の前記始点側にはストッパ17が設けられており、前記移動体5を前記始点側に移動させると前記スキージ7が前記ストッパ17に当接し、反力によって前記可動レバー8が揺動して前記係止体(係止爪11)が前記係止部(係止孔12)に係止し、前記スキージ7が前記スキージング位置に設定されるように構成されたことを特徴としている。
請求項7に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項3乃至6記載のスクリーン印刷装置1において、
前記ガイド軸4の前記終点側の両端部の間には固定ストッパ18が設けられており、前記移動体5を前記終点側に移動させると前記係止体(係止爪11)の他端部11bが前記固定ストッパ18に当接し、反力によって前記可動レバー8が揺動して前記係止体(係止爪11)が前記係止部(係止孔12)から外れ、前記スキージ7が前記待機位置に設定されるように構成されたことを特徴としている。
請求項8に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項7記載のスクリーン印刷装置1において、
前記可動レバー8にはかき取り部材19が取り付けられており、前記スキージ7が前記待機位置に設定された時に該かき取り部材19が前記スクリーン3に接するように構成されたことを特徴としている。
請求項9に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項7記載のスクリーン印刷装置1において、
前記ガイド軸4の少なくとも一方には、前記移動体5を前記終点方向に移動させた際に前記係止体(係止爪11)の他端部11bが当接して前記係止体(係止爪11)が前記係止部(係止孔12)から外れるようにするための中間ストッパ20,20が軸方向について位置調整可能に設けられていることを特徴としている。
請求項10に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項1記載のスクリーン印刷装置1において、
前記ガイド軸4は、前記スキージング方向の始点側が前記印刷枠2側に回動可能に取り付けられ、前記スキージング方向の終点側が連結部材(固定ストッパ18)で連結されることにより、前記印刷枠2に近接した使用位置と前記印刷枠2から離れた開放位置との間で前記印刷枠2に対して前記始点側を中心として上下方向に揺動可能とされていることを特徴としている。
請求項11に記載されたスクリーン印刷装置1は、請求項10記載のスクリーン印刷装置1において、
前記ガイド軸4を前記使用位置から前記開放位置に移動した際に、前記ガイド軸4に沿って前記始点側に移動する前記移動体5を支持するための前方ストッパ21が軸方向について位置調整可能に設けられていることを特徴としている。
このように、本発明によれば、スクリーン印刷の印刷枠2の近傍に設置したガイド軸4に移動体5を往復移動可能に設け、スキージ7を取り付けた可動レバー8をこの移動体5に設け、そして可動レバー8と移動体5の間にはスキージ7を所定角度でスクリーン3に加圧接触させた状態(スキージング位置に設定した状態)にロックするための係止手段10を設け、さらにこの係止手段10がスキージングの終点において他部材(固定ストッパ18)に接触して自動的に解除されるように構成してある。
従って、スキージ7をロックすれば、移動体5を操作するだけで所定のスキージ角度による均一なスキージングを行うことができ、印刷の品質が個人の技量に係わらず安定する。さらに、スキージングが終了すると同時に係止手段10が解除されるので、スキージング終了後に直ちにスキージ7をスキージング開始位置に戻すことができる。スキージ7をスキージング開始位置に戻すことによってスキージ7を開始位置で再度自動的にロックする構成とすればさらに便利であり、スキージ7をガイド軸に沿って往復移動するだけの簡単な動作で安定した品質のスクリーン印刷を繰り返し行うことができる。
請求項1に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、スキージ7をスキージング位置に設定すればスキージ7はスクリーン3に対して所定の角度に固定されるので、移動体5をガイド軸4に沿って移動させることにより均一な力で安定したスキージングができ、綺麗な印刷物が得られる。スキージングが完了したら、スキージ7の固定を解除することによりスキージ7がスクリーン3から離れて待機位置に設定されるので、スキージ7をスクリーン3に接触させることなくスキージング開始位置に戻すことができる。
請求項2に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項1記載のスクリーン印刷装置1による効果において、さらに可動レバー8が係止手段10により移動体5に対して確実に係止するので、スキージ7をスキージング位置に安定して固定でき、また係止手段10が解除されればスキージ7は付勢手段(コイルばね9)の力によってスクリーン3から離れて自動的に待機位置に設定されるので、所定角度でのスキージングが手動で簡単に行える。
請求項3に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項2記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらに係止手段10による可動レバー8と移動体5の係止が係止体(係止爪11)と係止部(係止孔12)の係止によって行われるので、スキージ7の固定が確実であるという効果がある。
請求項4に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項3記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらにスキージングは移動体5の上端の把持部14を持って行うことができ、またスキージ7をスキージング位置に設定する固定操作は可動レバー8の上端にある操作部15により行うことができる。
請求項5に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項3記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらにスキージングは移動体5の上端の把持部14を持って行うことができるが、その際、可動レバー8の上端が邪魔になることがなく操作がしやすい。またスキージング完了後にスキージ7を一旦待機位置に設定し、把持部14を持って移動体5をスキージングの始点側に移動させると、可動レバー8のストッパ16が印刷枠2に当接し、反力によって可動レバー8が揺動して係止体(係止爪11)が係止部(係止孔12)に係止し、自動的にスキージ7が再びスキージング位置に設定されるので、連続した印刷作業等において使い勝手がよい。すなわち、印刷時に移動体5に可動レバー8をロックする動作が不要であり、移動体5の往復操作だけで安定した印刷が可能である。
請求項6に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項3記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらにスキージングは移動体5の上端の把持部14を持って行うことができるが、その際、可動レバー8の上端が邪魔になることがなく操作がしやすい。またスキージング完了後にスキージ7を一旦待機位置に設定し、把持部14を持って移動体5をスキージ7の始点側に移動させると、スキージ7がストッパに当接し、反力によって可動レバー8が揺動して係止体(係止爪11)が係止部(係止孔12)に係止し、自動的にスキージ7が再びスキージング位置に設定されるので、連続した印刷作業等において使い勝手がよい。すなわち、印刷時に移動体5に可動レバー8をロックする動作が不要であり、移動体5の往復操作だけで安定した印刷が可能である。
請求項7に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項3乃至6記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらに把持部14を把持して移動体5を終点側に移動させてスキージングを行うと、スキージングの終点において係止体(係止爪11)の他端部11bが固定ストッパ18に当接し、反力によって可動レバー8が揺動して係止体(係止爪11)が係止部(係止孔12)から外れ、スキージ7が待機位置に設定される。このため、スキージング終了後、直ちに移動体5をスキージングの始点側に戻すことができ、連続した印刷作業等において使い勝手がよい。
請求項8に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項7記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらにスキージングが終了した際にスキージ7が待機位置に自動的に設定されると、同時にかき取り部材19が前記スクリーン3に接するので、そのまま移動体5をスキージ7の始点側に向けて戻せば、スクリーン3上に残存したインク50をかき取り部材19で集めてスキージングの始点側に戻すことができ、このインク50を次のスキージ7に供することができる。
請求項9に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項7記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらにガイド軸4の途中の適当な位置に中間ストッパ20を設けておき、スキージング時に移動体5が終点方向に移動した際に係止体(係止爪11)の他端部11bがこの中間ストッパ20に当接して係止体(係止爪11)が係止部(係止孔12)から外れるようにすれば、印刷枠2の開口部2a内の領域において始点側の一部のみを印刷領域とする場合、例えば開口部2a内に張設されたスクリーン3の始点側の一部のみを印刷に使用する場合や、開口部2a内の始点側の一部に開口部2aよりも小さいスクリーン3を張設してこれを印刷に使用する場合等に対応することができ、中間ストッパ20の位置は調整可能であるから印刷領域の面積の変更にも対応可能である。
請求項10に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項1記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらにガイド軸4を、印刷枠2に対して始点側を中心として上方に揺動して開くことができるので、スクリーン3に対するインク50の補充等の作業が容易である。
請求項11に記載されたスクリーン印刷装置1によれば、請求項10記載のスクリーン印刷装置1の効果において、さらにガイド軸4を印刷枠2に対して始点側を中心として上方に揺動して開くと、移動体5はその自重によってガイド軸4に沿って始点側に移動するが、前方ストッパ21がその移動を阻止して適当な位置に保持するので、移動体5のスキージ7が印刷枠2の始点側に引っ掛かってガイド軸が開放できなくなるといった動作上の不都合が生じることはない。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照しながら具体的に説明する。
1.第1実施形態(第1の例):図1〜図7参照
(1)装置の構成
図1は第1の例の構成を示す分解拡散斜視図、図2はスキージングの始点付近においてスキージ7が待機位置にある状態を示す断面図、図3はスキージングの始点付近においてスキージ7がスキージング位置にあるスキージング開始時の状態を示す断面図、図4はスキージ7の終点付近におけるスキージング終了時の状態を示す断面図、図5はスキージ7の終点付近においてスキージング終了時にスキージ7のロックが解除された状態を示す断面図、図6は移動体5等とともにガイド軸4を開放した状態を示す断面図、図7は中間ストッパ20を使用した場合であってスキージ7の終点付近におけるスキージング終了時の状態を示す断面図である。
本例のスクリーン印刷装置1は、開口部2aにスクリーン3が張設された印刷枠2に固定又は着脱可能に取り付けて使用するものである。
矩形の開口部2aを区画する矩形の印刷枠2において、該開口部2aの両側にある一対の枠長辺の上面に沿って、スキージ7を案内するための案内部材として一対のガイド軸4,4が互いに平行に配置されている。このガイド軸4に沿ったスキージング方向の始点側であるガイド軸4の一端部には保持具25が固定され、該保持具25は印刷枠2の始点側の外側隅部に固定された受け具26に回動可能に軸支されている。保持具25と受け具26の軸である回動軸27は平面内においてスキージング方向に対して直交しており、ガイド軸4はスクリーン3に垂直な平面内において上下に回動することができる。またスキージング方向の終点側である一対のガイド軸4,4の各他端部は、共通の連結部材である固定ストッパ18によって結合されて一体化されており、一対のガイド軸4,4は一体となって印刷枠2に近接した使用位置と印刷枠2から離れた開放位置との間で開閉動作することができる。
前記一対のガイド軸4,4の間には、前記スクリーン3の上方をスキージング方向に往復移動可能となるように移動体5が設けられている。移動体5は、一対のガイド軸4,4に対してそれぞれ摺動可能に取り付けられた一対の摺動体28,28と、一対の摺動体28,28を連結する部材であるガイドレバー29とを備えている。ガイドレバー29は上方に立ち上がった操作片29aの上端中央がスキージングのために指で掴む把持部14とされている。また把持部14の両側である操作片29aの両端には、後述する係止部としての係止孔12が係止手段10の一部として形成されている。
前記移動体5の一対の摺動体28,28の各内面側には、可動レバー8の一対のアーム部が、ガイド軸4に直交する水平な支持軸6を介してそれぞれ取り付けられており、該可動レバー8は支持軸6を中心としてスクリーン3に垂直な面内で揺動可能とされている。
この可動レバー8の前面側には、ゴム製の矩形板であるスキージ7を保持した保持部30が取り付けられており、このスキージ7の下端は可動レバー8の下端よりも下方に突出している。従って、可動レバー8と共にスキージ7が下方に向けて揺動すれば、スキージ7の下端縁は前記スキージング方向と実質的に直交する態様でスクリーン3に接触するが、上方に揺動すればスクリーン3から離れることができる。
ここで、前記可動レバー8と前記ガイドレバー29は付勢手段としてのコイルばね9によって連結されており、スキージ7は上方に向けて付勢されている。従って、スキージ7は、図2に示すように外力が加わらない状態においてはコイルばね9の付勢力によって下端縁がスクリーン3の表面から離れる待機位置に設定されるが、図3に示すようにコイルばね9の付勢力に抗する外力が加えられれば、その下端縁がスクリーン3の表面に接するスキージング位置に設定されることとなる。なお、このスキージング位置において、スキージ7はスクリーン3と一定の角度で接触することができるが、この角度はスクリーン3やインク50の種類等、種々の印刷条件に応じてスキージングが最も良好に行われるように設定すればよい。
なお、スキージ7が前面に取り付けられた可動レバー8の後面側には、スクリーン3上のインク50を掻き集めるための板状部材であるかき取り部材19が取り付けられており、図2に示すようにスキージ7が待機位置に設定された時に該かき取り部材19はスクリーン3に接し、図3に示すようにスキージ7がスキージング位置に設定された時に該かき取り部材19はスクリーン3から離れるように構成されている。
前記スキージ7を必要に応じてスキージング位置に固定するために、スキージ7をスキージング位置に設定した状態で可動レバー8をガイドレバー29にロックする解除自在な係止手段10が設けられている。
この係止手段10は、上記ロック作用を実現する可動式の係止体として、可動レバー8の両端に軸を以て回動可能に取り付けられた一対の係止爪11を有している。この係止爪11は、軸31によって支持され、中央部で「く」の字状に屈曲した形状をなしており、その一端部11aである鉤状の係止部が形成された他端部がスキージング方向の始点側(可動レバー8の前面側)に突出しており、その他端部11bである下端部が同終点側(可動レバー8の後面側)に向けられている。そして、前述したように前記ガイドレバー29には前記係止爪11の一端部11aが係止する矩形の係止孔12が係止手段10の一部である係止部として形成されており、さらに係止手段10の一部として、係止爪11の軸31には一端部11aが係止孔12に係止する方向に係止爪11を回動付勢する係止付勢手段としてのねじりコイルばね13が設けられている。
前記可動レバー8の上端は係止爪11よりも上方にあるが、この上端は係止爪11を係止孔12に掛止させてスキージ7をスキージング位置に設定する固定操作を行うための操作部15とされている。すなわち、図2から図3に示すように、可動レバー8の操作部15を図示しない指でガイドレバー29に向けて押すことにより、係止爪11の一端部11aの係止部がねじりコイルばね13の付勢力に抗して係止孔12の縁を乗り越えて係止孔12に係止し、可動レバー8の位置が固定されてスキージ7がスキージング位置に設定される。
なお、図3に示すように、スキージ7をスキージング位置に設定した際、係止爪11の他端部11bはガイド軸4と略同一の高さに位置しており、この状態でスキージングを行って移動体5がスキージング位置の終端にまで来ると、図4に示すように係止爪11の他端部11bは前記固定ストッパ18に当接することとなり、さらにスキージング方向に移動させれば図5に示すように係止爪11が押されて揺動することにより係止爪11と係止孔12との係止が解除され、コイルばね9の付勢力によって可動レバー8及びスキージ7は待機位置に戻ることとなる。
次に、図1及び図6に示すように、スキージング方向の始点側であるガイド軸4の回動中心側には、ガイド軸4を外挿して摺動可能な管状の前方ストッパ21が設けられている。この前方ストッパ21には固定手段としての固定ねじ21aが設けられており、前方ストッパ21をガイド軸4に沿って移動させて固定ねじ21aで固定すれば、前方ストッパ21をガイド軸4の適当な位置に固定することができる。
このようにしてガイド軸4の一端部よりも他端部寄りに前方ストッパ21を設定すれば、一対のガイド軸4,4を印刷枠2上の使用位置から開放位置に移動した際に、ガイド軸4の一端部側に移動する移動体5を一端部に至る手前の位置で支持することができるので、移動体5のスキージ7が印刷枠2の始点側に引っ掛かってガイド軸4が開放できなくなるといった動作上の不都合が生じることはない。
次に、図1及び図7に示すように、スキージング方向の終点側であるガイド軸4の他端部側には、ガイド軸4を外挿して摺動可能な管状の中間ストッパ20が設けられている。この中間ストッパ20には固定手段としての固定ねじ20aが設けられており、中間ストッパ20をガイド軸4に沿って移動させて固定ねじ20aで固定すれば、中間ストッパ20をガイド軸4の適当な位置に固定することができる。
このようにしてガイド軸4の他端部よりも一端部よりに中間ストッパ20を設定すれば、移動体5の往復移動範囲をガイド軸4の全長よりも短い範囲に設定することができ、印刷枠2の開口部2a内の領域において始点側の一部のみを印刷領域とする場合(スキージング方向の印面が小さい場合)、例えば開口部2a内に張設されたスクリーン3の始点側の一部のみを印刷に使用する場合や、開口部2a内の始点側の一部に開口部2aよりも小さいスクリーン3を張設して印刷に使用する場合等に対応することができる。なお、中間ストッパ20を用いた場合には、スキージング時に移動体5が終点方向に移動した際に、係止爪11は他端部11bがこの中間ストッパ20に当接することにより係止孔12から外れる。
(2)装置の作用・効果
次に、以上の構成における印刷動作等について説明する。
図2に示すように、スキージ7を有する移動体5をスキージングの始点側に設定する。この状態ではスキージ7は待機位置にあり、スキージ7はスクリーン3から離れた状態にある。かき取り部材19はスクリーン3にやや圧力を加えた状態で接触している。
図2に矢印で示すように、可動レバー8をガイドレバー29側に押し上げると、図3に示すように係止爪11がガイドレバー29の係止孔12に引っ掛かり、スキージ7は所定の角度をもって固定される。この状態において、スキージ7の先端はスクリーン3に印刷可能な圧力で接している。かき取り部材19はスクリーン3から離れている。
図3に矢印で示すように、手で把持部14を掴んでスキージングの終点に向けてガイドレバー29を引けば、スキージ7はスクリーン3に対して所定の角度を保持したままでスクリーン3に所定の圧力を加えながら移動するので、スキージ7の先端にあるインク50を所定の条件でスクリーン3の開口部2aから下方に押し出すことができ、スクリーン3の下方にある図示しない被印刷体に均一な印刷を施すことができる。
図4に示すように、スキージングの終点までスキージ7を移動させてこの回の印刷を終了すると、係止爪11の他端部11b(下端部)が固定ストッパ18に当たり、図5に示すように、さらにスキージ7を同方向に移動すると係止爪11が押されて反力を受け、ガイドレバー29の係止孔12から外れてスキージ7がコイルばね9の付勢力によってスクリーン3から浮き上がって離れ、待機位置に設定される。同時にかき取り部材19はスクリーン3にやや圧力を加えた状態で接触する。
この状態から移動体5をスキージングと逆向きにスキージングの始点に向けて移動させると、かき取り部材19がスクリーン3上の余分なインク50を始点に向けて押し返していく。
以上の動作によってスキージ7は前述した図2に示す状態に戻るので、被印刷体を替えて次の印刷動作を行う。繰り返し印刷を行っても、スクリーン3に対するスキージ7の角度は常に一定なので均一な印刷が行える。但し、スキージ7の移動スピードや被印刷体等の条件によって印刷状態が変化することはありうる。
インク50の補充、スキージ7の清掃等の作業を行う場合は、スクリーン3からスキージ7をある程度離す必要があるが、その場合には図6に示すように保持具25及び受け具26の軸27を支点としてガイド軸4を上方に回動させてスキージ7をスクリーン3から開放すれば、上記作業が行い易くなる。
上記作業のためにガイド軸4を上方に回動する場合には、スキージ7が印刷枠2に当たってスキージ7をスクリーン3から開放できない場合がありうる。しかし、本例では、ガイド軸4の一端部よりも他端部よりに前方ストッパ21を設定しておけば、スキージ7をガイド軸4の一端部に至る手前の位置で支持することができるので、スキージ7が印刷枠2の始点側に引っ掛かってガイド軸4が開放できなくなるといった動作上の不都合が生じることはない。
スキージング方向の印面が小さく、印刷枠2の開口の始点側の一部しか印刷に使用しない場合は、図7に示すように、該印面の範囲に合せてガイド軸4の要所に中間ストッパ20を設定しておけば、移動体5の往復移動範囲をガイド軸4の全長よりも短い範囲に設定して前記印面に合わせることができ、スキージング時に移動体5が終点方向に移動した際には係止爪11はこの中間ストッパ20に当接することにより係止孔12から外れてスキージ7のロックが外れる。
2.第2実施形態(第2の例):図8〜図10参照
図8はスキージ7の始点付近においてスキージ7が待機位置にある状態を示す断面図、図9はスキージ7の始点付近においてスキージ7がスキージング位置にあるスキージング開始時の状態を示す断面図、図10はスキージ7の終点付近においてスキージング終了時にスキージ7のロックが解除された状態を示す断面図である。
図8に示すように、本例の可動レバー8aは第1の例よりも高さがやや低く、可動レバー8aの上端はガイドレバー29の把持部14よりも下方に位置しており、把持部14を掴んで行うスキージングがより行い易くなっている。また、可動レバー8aの下端にはスキージ7の先端よりも始点側に突出したストッパ16(回動可能な円筒状のころ)が設けられている。なお、このストッパ16は洗浄時等には取外し可能である。その他の構成は第1の例と同様である。
本例によれば、図9に示すように、待機状態にあるスキージ7を始点側に移動させると前記ストッパ16が印刷枠2の内周面に当接し、さらにスキージ7を同方向に押し込むと、ストッパ16が印刷枠2から受ける反力によって可動レバー8aが揺動して係止爪11が係止孔12に掛止し、スキージ7がスキージング位置に設定される。すなわち、スキージ7を始点に戻してからスキージング位置にロックする動作を別途行わなくても、印刷終了後にスキージ7を終点から始点に戻す動作の継続によりワンタッチでスキージ7を待機状態からスキージング位置にロックすることができ、操作がいっそう簡易になり、使い勝手が向上する。
図10に示すように、本例においても、第1の例と同様に、スキージングの最後に係止爪11が固定ストッパ18に当たって係止孔12から外れ、スキージ7のロックが解除される。
3.第3実施形態(第3の例):図11、図12参照
図11はスキージ7の始点付近においてスキージ7が待機位置にある状態を示す断面図、図12はスキージ7の始点付近においてスキージ7がスキージング位置にあるスキージング開始時の状態を示す断面図である。
図11に示すように、本例の可動レバー8aは第1の例よりも高さがやや低く、可動レバー8aの上端はガイドレバー29の把持部14よりも下方に位置しており、把持部14を掴んで行うスキージングがより行い易くなっている。また、印刷枠2の始点側の内面にはストッパ17(回動可能な円筒状のころ)が設けられている。なお、このストッパ17は洗浄時等には取外し可能である。その他の構成は第1の例と同様である。
本例によれば、図12に示すように、待機状態にあるスキージ7を始点側に移動させると該スキージ7が前記ストッパ17に当接し、さらにスキージ7を同方向に押し込むと、スキージ7がストッパ17から受ける反力によって可動レバー8aが揺動して係止爪11が係止孔12に掛止し、スキージ7がスキージング位置に設定される。すなわち、スキージ7を始点に戻してからスキージング位置にロックする動作を別途行わなくても、印刷終了後にスキージ7を終点から始点に戻す動作の継続によりワンタッチでスキージ7を待機状態からスキージング位置にロックすることができ、操作がいっそう簡易になり、使い勝手が向上する。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、スクリーン印刷の印刷枠2の近傍に設置したガイド軸4にガイドレバー29を往復移動可能に設け、スキージ7を取り付けた可動レバー8をこのガイドレバー29に設け、そして可動レバー8とガイドレバー29の間にはスキージ7を所定角度でスクリーン3に加圧接触させた状態(スキージング位置に設定した状態)に固定するためのロック機構(係止手段10)を設け、さらにこのロック機構(係止手段10)がスキージングの終点において他部材(例えば固定ストッパ18)に接触して自動的に解除されるように構成してある。
従って、スキージ7をロックすれば、ガイドレバー29を操作するだけで所定のスキージ角度をもって均一なスキージングを行うことができ、印刷の品質が個人の技量に係わらず安定する。さらに、スキージ動作によってロック機構(係止手段10)が解除されると同時にスキージ7が終了するので、スキージング終了後に直ちにスキージ7をスキージング開始位置に戻すことができる。なお、第2及び第3の例のように、スキージ7をスキージング開始位置に戻すことによってスキージ7を開始位置で再度自動的にロックする構成とすればさらに便利であり、スキージ7をガイド軸4に沿って往復移動するだけの簡単な動作で安定した品質のスクリーン印刷を繰り返し行うことができる。
図1は第1の例の構成を示す分解拡散斜視図である。 図2はスキージ7の始点付近においてスキージ7が待機位置にある状態を示す断面図である。 図3はスキージ7の始点付近においてスキージ7がスキージング位置にあるスキージング開始時の状態を示す断面図である。 図4はスキージ7の終点付近におけるスキージング終了時の状態を示す断面図である。 図5はスキージ7の終点付近においてスキージング終了時にスキージ7のロックが解除された状態を示す断面図である。 図6は移動体5等とともにガイド軸を開放した状態を示す断面図である。 図7は中間ストッパ20を使用した場合であってスキージ7の終点付近におけるスキージング終了時の状態を示す断面図である。 図8はスキージ7の始点付近においてスキージ7が待機位置にある状態を示す断面図である。 図9はスキージ7の始点付近においてスキージ7がスキージング位置にあるスキージング開始時の状態を示す断面図である。 図10はスキージ7の終点付近においてスキージング終了時にスキージ7のロックが解除された状態を示す断面図である。 図11はスキージ7の始点付近においてスキージ7が待機位置にある状態を示す断面図である。 図12はスキージ7の始点付近においてスキージ7がスキージング位置にあるスキージング開始時の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 スクリーン印刷装置
2 印刷枠
2a 開口部
3 スクリーン
4 ガイド軸
5 移動体
6 支持軸
7 スキージ
8 可動レバー
9 付勢手段としてのコイルばね
10 係止手段
11 係止体としての係止爪
11a 係止爪の一端部
11b 係止爪の他端部
12 係止部としての係止孔
13 係止付勢手段としてのねじりコイルばね
14 把持部
15 操作部
16 可動レバーに設けられたストッパ
17 印刷枠に設けられたストッパ
18 連結部材としての固定ストッパ
19 かき取り部材
20 中間ストッパ
21 前方ストッパ

Claims (11)

  1. 開口部にスクリーンが張設された印刷枠に取り付けられ、前記スクリーン上のインクをスキージングして前記スクリーンの下方に配置された被印刷体にスクリーン印刷を行うスクリーン印刷装置において、
    前記印刷枠の枠辺に沿って配置されたガイド軸と、
    前記ガイド軸に沿って前記スクリーンの上方をスキージング方向に往復移動可能とされた移動体と、
    その下端縁が前記スキージング方向と実質的に直交するように前記スクリーンの表面に接するスキージング位置と、その下端縁が前記スクリーンの表面から離れる待機位置との間で揺動可能となるように、前記ガイド軸と実質的に直交する支持軸を介して前記移動体に取り付けられ、前記スキージング位置に解除自在に固定可能なスキージと、
    を有するスクリーン印刷装置。
  2. 前記スキージは、前記支持軸を介して前記移動体に揺動可能に取り付けられた可動レバーに取り付けられており、該可動レバーは前記移動体との間に設けられた付勢手段によって前記スキージが前記待機位置に設定される方向に付勢されるとともに、該可動レバーは前記スキージが前記スキージング位置に設定された状態で前記移動体に係止手段で解除可能に固定されることを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷装置。
  3. 前記係止手段は、
    前記可動レバーに回動可能に取り付けられて前記スキージング方向の始点側に突出した一端部及び同終点側に突出した他端部を有する係止体と、
    前記移動体に形成されて前記係止体の前記一端部が係止する係止部と、
    前記係止体に設けられて前記前記係止体を前記一端部が前記係止部に係止する方向に回動付勢する係止付勢手段と、
    を有することを特徴とする請求項2記載のスクリーン印刷装置。
  4. 前記移動体の上端にはスキージングのための把持部が設けられており、前記係止体よりも上方にある前記可動レバーの上端には前記係止体を前記係止部に掛止させて前記スキージを前記スキージング位置に設定する固定操作を行うための操作部が設けられていることを特徴とする請求項3記載のスクリーン印刷装置。
  5. 前記移動体の上端にはスキージングのための把持部が設けられており、前記可動レバーの上端は前記把持部よりも下方に位置しており、前記可動レバーには前記スキージよりも前記始点側に突出したストッパが設けられており、前記移動体を前記始点側に移動させると前記ストッパが前記印刷枠に当接し、反力によって前記可動レバーが揺動して前記係止体が前記係止部に掛止し、前記スキージが前記スキージング位置に設定されるように構成されたことを特徴とする請求項3記載のスクリーン印刷装置。
  6. 前記移動体の上端にはスキージングのための把持部が設けられており、前記可動レバーの上端は前記把持部よりも下方に位置しており、前記印刷枠の前記始点側にはストッパが設けられており、前記移動体を前記始点側に移動させると前記スキージが前記ストッパに当接し、反力によって前記可動レバーが揺動して前記係止体が前記係止部に掛止し、前記スキージが前記スキージング位置に設定されるように構成されたことを特徴とする請求項3記載のスクリーン印刷装置。
  7. 前記ガイド軸の前記終点側の両端部の間には固定ストッパが設けられており、前記移動体を前記終点側に移動させると前記係止体の他端部が前記固定ストッパに当接し、反力によって前記可動レバーが揺動して前記係止体が前記係止部から外れ、前記スキージが前記待機位置に設定されるように構成されたことを特徴とする請求項3乃至6記載のスクリーン印刷装置。
  8. 前記可動レバーにはかき取り部材が取り付けられており、前記スキージが前記待機位置に設定された時に該かき取り部材が前記スクリーンに接するように構成されたことを特徴とする請求項7記載のスクリーン印刷装置。
  9. 前記ガイド軸の少なくとも一方には、前記移動体を前記終点方向に移動させた際に前記係止体の他端部が当接して前記係止体が前記係止部から外れるようにするための中間ストッパが軸方向について位置調整可能に設けられていることを特徴とする請求項7記載のスクリーン印刷装置。
  10. 前記ガイド軸は、前記スキージング方向の始点側が前記印刷枠側に回動可能に取り付けられ、前記スキージング方向の終点側が連結部材で連結されることにより、前記印刷枠に近接した使用位置と前記印刷枠から離れた開放位置との間で前記印刷枠に対して前記始点側を中心として上下方向に揺動可能とされていることを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷装置。
  11. 前記ガイド軸を前記使用位置から前記開放位置に移動した際に、前記ガイド軸に沿って前記始点側に移動する前記移動体を支持するための前方ストッパが軸方向について位置調整可能に設けられていることを特徴とする請求項10記載のスクリーン印刷装置。
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