JP2006067321A - サーバ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 セパレート・デリバリー方式のコンテンツ配信を誤りなく行う。
【解決手段】 DRMプラットフォームに、移動端末との通信における状態遷移を管理する状態遷移管理サーバが設けられている。移動端末からダウンロード記述子要求(DD Req)を受信すると、[1]スタート状態から[2]DDリクエスト受信状態に遷移し、移動端末からメディアオブジェクトのダウンロード完了通知(Install Notify)を受信すると、[3]ダウンロード完了通知受信状態に遷移する。PPGに権利オブジェクト(RO)を送信して[4]RO配信状態に遷移し、配信完了通知(Delivery Report)を受信すると、[1]スタート状態に遷移する。RO配信要求(RO Req)を受信したときは、[1]から[5]ROリクエスト受信状態を経て[4]に遷移する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話などの移動端末からインターネットに接続することができる移動体通信システムにおけるサーバ装置に関する。
近年、いわゆる第3世代と呼ばれる携帯電話サービスが導入されつつあるが、この第3世代の移動体通信システムにおいては同一の移動端末を世界中で共通に使用することができるように標準化が進められており、WAP(Wireless Application Protocol)及びMMS(Multimedia Messaging Service)の規格が共通仕様として採用されている(非特許文献1)。以下、WAP及びMMS対応の移動端末を単に「WAP対応端末」と呼ぶこととする。
このようなWAP対応端末においては、OMA DRM(OMA Digital Rights Management)version 1.0に準拠した著作権管理が行われることとなる。OMA DRMは、携帯電話用アプリケーション標準化団体であるオープンモバイルアライアンス(Open Mobile Alliance)が策定したデジタル著作権保護(DRM:Digital Rights Management)の仕様である(非特許文献2)。
OMA DRM ver1.0においては、コンテンツの配信方式として、(1) フォワード・ロック(Forward Lock)、(2) コンバインド・デリバリー(Combined Delivery)、及び、(3) セパレート・デリバリー(Separate Delivery)の3つの仕様が規定されている。
(1) フォワード・ロック(Forward Lock)は、取得したコンテンツの転送を許容しない方式である。
(2) コンバインド・デリバリー(Combined Delivery)は、フォワード・ロック方式のコンテンツに権利(使用権の設定)を付加して配信する方式であり、利用回数や利用期限などの制限(例えば、1回のみ使用可、5日間使用可)を行うことができる。この使用権として、コンテンツ利用回数(Count:何回使用することができるか)、コンテンツ利用可能期間(Datetime:年月日時分秒、いつからいつまで使用することができる)及びコンテンツ利用可能時間(Interval:例えば、使用を開始してから5分間)の3通りの権利を指定することができる。
(3) セパレート・デリバリー(Separate Delivery)は、暗号化されたコンテンツ(Media Object:メディアオブジェクト,MO)と、権利+鍵(暗号化を解除するための鍵)部分(Rights Object:権利オブジェクト,RO)とを別々に配信する方式である。ここで、メディアオブジェクトはウェブからのダウンロードなどにより配信され、権利オブジェクトはWAPプッシュにより配信される。移動端末上ではメディアオブジェクトと権利オブジェクトが揃って初めてそのコンテンツを利用することが可能となる。
前記メディアオブジェクト(MO)のコンテンツ本体部は暗号化され、コンテンツごとに割り振られるコンテンツID(CID:Contents ID)などが付与されている。また、前記権利オブジェクト(RO)は、セパレート・デリバリーで扱われる「権利記述ファイル」であり、該当コンテンツに対する利用権利及び鍵情報(CEK:Content Encription Key、暗号化されたメディアオブジェクトを復号処理するために使用する鍵情報)などが記載されている。なお、一つのメディアオブジェクトに対して権利オブジェクトを複数設定することが可能である。
前記権利オブジェクトにおけるコンテンツに対する利用権利は、コンテンツ利用権利を定義するパーミッション(許可)情報と、コンテンツ利用権利の範囲を定義するコンストレイント(制限)情報とにより定義される。OMA DRM ver1.0においては、前記パーミッション情報として、コンテンツ再生(Play)、コンテンツ表示(Display)、コンテンツ実行(Execute)及びコンテンツ印刷(Print)が定義されており、前記コンストレイント情報として、コンテンツ利用回数(Count)、コンテンツ利用可能期間(Datetime)及びコンテンツ利用可能時間(Interval)が定義されている。
また、コンテンツ(メディアオブジェクト)の取得方法としては、前述したウェブからのダウンロードの他に、コンテンツが格納されたメモリカードなどを取得する方法、メールなどによる配信などがあるが、コンテンツのみではそれを使用することができないので、超流通(Super Distribution)を実現することができる。
The WAP Forum Ltd., "WAP 2.0 Technical White Paper", [on line], (2002.01.18), [平成16年4月28日検索],インターネット<URL: http://www.wapforum.org/what/WAPWhite_Paper1.pdf> Open Mobile Alliance, "OMA Digital Rights Management version 1.0", [on line], [平成16年4月28日検索],インターネット<URL: http://www.openmobilealliance.org/tech/release.html>
上述のように、セパレート・デリバリー方式においては、メディアオブジェクトと権利オブジェクトは異なる配信方法で配信されるため、コンテンツの配信を全体として管理することが困難である。
また、移動端末にコンテンツを配信する場合には、経路中に無線伝送路が存在しており、伝送誤りが発生しやすいという事情もあり、移動端末にセパレート・デリバリー方式でメディアオブジェクトや権利オブジェクトを誤りなく配信することが求められている。
そこで本発明は、セパレート・デリバリーによるコンテンツ配信を適切に実行することができるサーバ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のサーバ装置は、移動体通信網とインターネットなどのIPネットワークとの間に設けられたゲートウエイサーバに接続されたサーバ装置であって、移動端末からセパレート・デリバリーによるコンテンツのダウンロード要求があったときに、そのコンテンツのメディアオブジェクトに関するダウンロード記述子を当該移動端末に送信する手段と、前記メディアオブジェクトのダウンロード完了通知を受信した後に、そのメディアオブジェクトに対応する権利オブジェクトを前記移動端末に配信する手段と、前記メディアオブジェクト及び前記権利オブジェクトの前記移動端末への配信に関する状態遷移を管理する手段とを有するものである。
また、本発明の他のサーバ装置は、移動体通信網とインターネットなどのIPネットワークとの間に設けられたゲートウエイサーバに接続されたサーバ装置であって、移動端末からセパレート・デリバリーにおける権利オブジェクトの取得要求があったときに、その権利オブジェクトを当該移動端末に配信する手段と、前記権利オブジェクトの前記移動端末への配信に関する状態遷移を管理する手段とを有するものである。
本発明のサーバ装置によれば、メディアオブジェクトの配信とそれに引き続く権利オブジェクトの配信における状態遷移を管理することができるため、不正アクセスや無駄なトラヒックを防止することができる。
図1は、本発明のサーバ装置が設けられている移動体通信システムの全体構成の一例を示すブロック図である。なお、ここでは、煩雑さを避けるため、監視・保守系の構成については図示を省略している。
この図において、1は携帯電話機等の移動端末(UE:User Equipment)、2は該移動端末1が収容される移動体通信網(3Gモバイルネットワーク)、3は前記移動体通信網2とインターネットなどのIPネットワークとのゲートウエイ(GGSN:Gateway GPRS Support Node)、4は前記移動端末1に対してショートメッセージを配信するショートメッセージ・サービスセンター(SMSC:Short Message Service Center)である。
5はWAP対応端末を収容するために設けられたWAPプラットフォームであり、前記移動端末(UE)1からのWAP2.0プロトコルを終端し、HTTP(HyperText Transfer Protocol )を用いてオリジン・サーバ側へ転送するためのWAPゲートウエイ(WAP−GW:WAP-Gateway)、及び、受け付けたリクエストを適切な形式に変換して後段に送出するなどしてWAP標準機能と移動体通信事業者による拡張機能との調整を行うプロキシサーバ(JSP:J-Phone Scheme Proxy)とを有するサーバ(WAP−GW/JSP)6、GGSN3からのRADIUS Accountingプロトコルを終端し、ユーザごとのセッション管理及びセッションログの生成などを行うRADIUSサーバを備えるとともに、WAP/MMSサービス加入者がウェブやメール等のサービスを利用する際に必要なユーザ情報や移動端末の能力に関する情報等を一元管理する情報管理サーバ(R2M:RADIUS & Repository Manager)7、WAPサービス加入者がウェブを利用するために必要なユーザ設定情報(Selfcare-Profile)と端末情報(UE-Profile)の管理及び保持を行うプロファイル・データベース・サーバ(PDB:ProfileDB)8、WAPプッシュやメール通知の配信などのプッシュサービスを実行するプッシュ・プロキシ・ゲートウエイ(PPG:Push Proxy Gateway)9などの各ノードが含まれている。
また、10は、全加入者情報を一元管理するディレクトリ・サーバの記憶内容の複製を保持しているディレクトリ・レプリカ・サーバ(DRS:Directory Replica Server)である。
前記R2M7は、前記PDB8と前記DRS10に接続されており、前記WAP−GW/JSP6からの要求に応じて、ユーザ情報(User-Profile)、移動端末情報(UE-Profile)、ユーザエージェントのプロファイル情報(UA-Profile)などを提供する。
移動体通信事業者の独自規格に対応した移動端末におけるユーザエージェントは、移動体通信事業者が独自に定義した各種のHTTP拡張ヘッダを送出しているが、WAP対応端末においては、そのような拡張ヘッダを送出させることはできない。そこで、前記WAP−GW/JSP6は、R2M7に記憶されているプロファイル情報を用いて、受け付けたHTTPリクエストの拡張ヘッダに不足している移動端末情報などを補完して後続するノードに転送するようにしている。これにより、移動体通信事業者の独自規格に対応した移動端末と同等のサービスをWAP対応端末にも提供することができるようにしている。
11は前記WAP−GW/JSP6とインターネット26との間に設けられ、移動端末1からのリクエストをオリジン・サーバとの間で仲介するウェブ・ゲートウエイ(WGW:Web Gateway)であり、サービスの登録の状態の管理や情報料に対する課金に関する処理の機能も有している。このWGW11には、図示するように、有料コンテンツアクセスの課金回収代行等、特別な付加価値サービスを伴う処理を行うプロキシサーバ(H−MAWG:H-Mobile Active Web Gateway)12、顧客情報管理と課金精算処理を行うシステムに接続されるCDR(Charging Data Record)収集サーバ(CDRC:CDR Collector)13、ユーザ認証系の処理を行うサーバ(AS:Authentication Server)14、一般的なウェブのキャッシングプロキシ機能を提供するプロキシサーバ(L−MAWG)15が含まれている。
16はDRM利用サービスを提供するためのDRMプラットフォームであり、TMS(Transaction Management Server)サーバ17とDRMサーバ20の各ノード群からなっている。図示するように、DRMコンテンツのトランザクション管理を行うTMS(Transaction Management Server)サーバ17には、移動端末1からのリクエストの制御などを行うコンテンツ配信制御サーバ(TMS−C:Transaction Management Server-Control)18及び移動端末1との通信における状態管理を行う状態遷移管理サーバ(TMS−S:Transaction Management Server-Status)19が含まれており、DRMサーバ20には、登録された権利情報に基づいて権利オブジェクト(RO)の生成・管理を行うライセンスサーバ(LS:License Server)21、後述するパッケージング・ツールと連携してコンテンツ情報の登録及び付随する権利情報の登録などを制御するパッケージングサーバ(PS:Packaging Server)22、コンテンツ・プロバイダ(CP)27からのアクセスを受け付け、DRMプラットフォーム16側との通信を仲介するサーバ(CPAS:CP Authentication Server)23、及び、コンテンツ情報や権利情報などのコンテンツ・プロバイダ(CP)27から登録された情報及び移動体通信事業者にて作成するサービス定義情報などを保持するデータベースサーバ(DB:Database Server)24が含まれている。前記パッケージングサーバ(PS)22は、ウェブサービスにおける世代間の同期をとるためのデータベースシンクロナイザ(DBS:DB-Synchronizer)25に接続されており、DBS25内のプロバイダ情報とサービス情報の配布管理を行うノード(SPM:Service and Provider Manager)を利用することができるようになされている。
前記WGW11内のプロキシサーバ(L−MAWG)15はインターネット26に接続されており、インターネット26にはユーザからのリクエストに応じてコンテンツを提供するコンテンツ・プロバイダ(CP:Contents Provider)27が接続されている。
コンテンツ・プロバイダ27には、移動端末1などにより指定されるリソースが存在するか、あるいは生成されるオリジン・サーバ(Origin Server)28が設けられており、さらに、コンテンツをDRM対応形式に変換する一連の処理(パッケージング)を行うためのパッケージング・ツール(Packaging Tool)29が移動体通信事業者などから配付されるなどして備えられている。
該パッケージング・ツール29は、前記インターネット26及びファイヤーウォール(F/W)30を介して前記DRMサーバ20内のCPAS23に接続されており、移動体通信事業者が設置している前記DRMサーバ20内のサーバ群と連携してコンテンツのパッケージングを行うことができるようになされている。
すなわち、前記パッケージング・ツール29は、原コンテンツ(Raw Contents)、権利情報のダウンロード先のURI(Rights Issuer URI)及び権利情報を入力とし、前記DRMプラットフォーム16内のライセンスサーバLS21やパッケージングサーバPS22などと連携して、暗号化されたコンテンツを含むDRMコンテンツフォーマットであるDCF(DRM Contents Format)ファイルと、そのライセンスID(LID)を作成する。このとき、前記DRMサーバ20中のデータベースサーバDB24に鍵情報、コンテンツ内容、MIMEタイプなどの情報が格納される。
ここで、前記ライセンスID(LID)は、メディアオブジェクト(MO)に紐付けられたある権利オブジェクト(RO)を指定するIDである。本IDを指定することにより該当する権利オブジェクト(RO)の配信が可能とされる。
前記メディアオブジェクト(MO)は、OMAにより規定されたダウンロード方式(OMAダウンロード)によりダウンロードされる。この方式では、コンテンツのダウンロードの前に、ダウンロード記述子(Download Descriptor:DD)を取得することで、事前にどのようなコンテンツを取得するのかを通知することができる。また、ダウンロード完了後、任意のURLに対してダウンロード完了通知(Install Notify)を送信することができる。ここで、前記ダウンロード記述子は、そのコンテンツ(MO)に関するメタデータ(コンテンツの名称、サイズ、タイプ、バージョンなど)、そのコンテンツの存在場所を示すURL(ObjectURI)及びダウンロード完了通知の通知先のURL(InstallNotifyURI)などが記述されているファイルである。
一方、前記権利オブジェクト(RO)は、前記ライセンスサーバLS21から、PPG9を介して、当該移動端末1にWAPプッシュで配信される。すなわち、権利オブジェクトは、移動体通信事業者が設置しているライセンスサーバからWAPプッシュによらなければ取得することができないようになされている。
本発明においては、前記DRMプラットフォーム16におけるTMS−S19において、移動端末1との通信の状態遷移を管理することにより、不正アクセスなどに対応するようにしている。
セパレート・デリバリー方式により移動端末にコンテンツを配信する場合には、メディアオブジェクト(MO)と権利オブジェクト(RO)の両者を配信する場合と、権利オブジェクト(RO)のみを配信する場合、コンテンツの有料/無料、課金方式などに応じて、(1)MO+RO(無料)の配信、(2)MO+RO(ライツ課金(従量課金))の配信、(3)MO+RO(期間課金)の配信、(4)RO(無料)の配信、(5)RO(ライツ課金)の配信、及び、(6)RO(期間課金)の配信の6通りの場合がある。
前記TMS−S19では、これら6通りの各場合における移動端末1との通信の状態の遷移を管理している。
図2は、移動端末1にセパレート・デリバリー方式でコンテンツを配信するときの状態遷移図である。
この図に示すように、本発明においては、移動端末1にコンテンツを配信する処理を、[1]スタート(通信なし)状態、[2]ダウンロード記述子(DD)リクエスト:Download Descriptor Request)受信状態、[3]ダウンロード完了通知(Install Notify)受信状態、[4]権利オブジェクト(RO)配信(Rights Object Deliver)状態、[5]権利オブジェクト(RO)リクエスト(Rights Object Request)受信状態、及び、[6]課金通知(Charging Notify)送信状態の6個の状態で管理している。
後述するように、上記(1)〜(3)のROとMOの両者を配信する場合には、[1]→[2]→[3]→[4]→([6])→[1]へと遷移し、上記(4)〜(6)のROのみを配信する場合には、[1]→[5]→[4]→([6])→[1]へと遷移する。ここで、上記(2)及び(5)のライツ課金の場合には、[4]→[6]→[1]というように状態[6]を経由する。
以下、上述した(1)〜(6)の各場合におけるシーケンスと状態遷移について、詳細に説明する。なお、いずれの場合でも、初期状態は[1]スタート(通信なし)状態である。
(1)MO+RO(無料)
図3は、上記(1)MO+RO(無料)の配信、すなわち、無料コンテンツのメディアオブジェクト(MO)と権利オブジェクト(RO)の両者を移動端末1に配信する場合のシーケンスを示す図であり、図4は、そのときの移動端末1の画面表示の一例を示す図である。
図3において、初期状態では、[1]スタート(通信なし)状態となっている。
ここで、WAP対応端末である移動端末1がWAPシーケンスにしたがってインターネットに接続しており、ユーザがコンテンツ・プロバイダ27からコンテンツをダウンロードしようとして「(1) Contents Select」を要求すると、コンテンツ・プロバイダ27から移動端末1に「(2) コンテンツ選択画面」が送られ、移動端末1の画面上にコンテンツ選択画面が表示される(図4の(A))。
図4の記述例に示すように、このコンテンツ選択画面に記載されたコンテンツには、サービスID(sid)、その権利オブジェクトを指定するLID(ライセンスID)、メディアオブジェクトが実際に置かれている場所を示すol(オブジェクトリンク)(この例では、http://www.cp.com/melodyB.dcf)、権利オブジェクトが正常に配信されたことを通知する通知先(CPNotify)(この例では、http://www.cp.com/notify)などの各種パラメータが付加されたTMSサーバ17へのリンクが張られている。
ユーザが該コンテンツ選択画面をみて所望のコンテンツを選択すると、そのコンテンツのメディアオブジェクト(MO)をダウンロードするためのダウンロード記述子(DD)の取得要求を含むHTTPリクエスト「(3) DD Request」が送出される。
該「(3) DD Request」は、WAP−GW/JSP6及びWGW11(H−MAWG12)で中継されてDRMプラットフォーム16のTMS−C18に転送される。これにより、[1]スタート(通信なし)状態から[2]DDリクエスト受信状態に遷移する(図2)。
ここで、該移動端末1からの「(3) DD Request」を受信したWAP−GW/JSP6は、その移動端末1のMSISDN又はIMSIをキーとして、前記R2M7から、その移動端末の機種情報や性能を示す情報からなる移動端末情報(UE-Profile)とウェブブラウザなどのユーザエージェントのプロファイル情報(UA-Profile)を取得する。このとき、WAP−GW/JSP6は、DRM用の拡張情報として、セキュアクロック(移動端末1の内部に保持されている時間情報)の種類、及び、変更すべきMIMEタイプとパーミッションの紐付け情報も取得する。そして、WAP−GW/JSP6は、取得した移動端末情報(UE-Profile)、ユーザエージェントのプロファイル情報(UA-Profile)及び前記DRM用拡張情報を前記HTTPリクエストのHTTPヘッダに付加して、WGW11(H−MAWG12)を介し前記DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17に送信する。
このHTTPリクエストを受信したTMSサーバ17は、該要求されたコンテンツをダウンロードするためのダウンロード記述子を作成して、当該移動端末1へのHTTPレスポンスとして送信する。このときに、その移動端末1の能力を検査し、その能力に対応したダウンロード記述子を作成するようにしている。
すなわち、DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17では、前記HTTPヘッダに含まれているDRM用拡張情報に基づいてそのHTTPリクエストを送出した移動端末1の能力を検査するとともに、該HTTPリクエストに基づいてその移動端末に適したダウンロード記述子(Download Descriptor)を作成し、該ダウンロード記述子を含む「(6) DD Response」を前記WGW11に返す。
図3に示すように、このダウンロード記述子には、実際のコンテンツの存在場所を示すパラメータ(ObjectURI)として前述したオブジェクトリンク(ol)が記述され、コンテンツの送達完了通知の通知先(InstallNotifyURI)として、TMSサーバ17のURI(TMS通知用URI)と前述したパラメータ「CPNotify」が記述される。
前記TMSサーバ17で上述のようにして作成されたダウンロード記述子を含む「(4) DD Response」は、前記WGW11及び前記WAP−GW/JSP6を介して移動端末1に転送される。
「(4) DD Response」を受け取った移動端末1の表示部には、図4の(B)に示すようなコンテンツの確認画面が表示される。ここで、ユーザがそのコンテンツのダウンロードをするために「OK」ボタンを操作すると、その「(4) DD Response」に含まれているダウンロード記述子中のオブジェクトURIに対してそのコンテンツ(メディアオブジェクト)の取得要求「(5) MO Request」が送出され、図4の(C)に示す画面が表示される。なお、ユーザが「NG」ボタンを操作したときは、図4の(D)に示す画面が表示され、処理が中止される。
前記「(5) MO Request」は、DRMプラットフォーム16、WGW11を経て、該コンテンツを格納しているコンテンツ・プロバイダ27に転送される。
該要求を受け取ったコンテンツ・プロバイダ27は、要求されたコンテンツ(メディアオブジェクト)を含む「(6) MO Response」を、WGW11、前記DRMプラットフォーム16、前記WAP−GW/JSP6を中継して前記移動端末1に転送する。なお、ダウンロード数の制限を行なっている場合等には、ダウンロード数のチェック(Constraint Check)を行った後に、「(6) MO Response」を返送する。
この過程で、各サーバにおいてエラーが検出されたときには、図4の(E)に示すようにエラーが表示され、ダウンロードが中止される。また、MOのダウンロードに失敗したときには、図4の(F)に示すエラー表示がなされる。
エラーが検出されることなく、移動端末1でメディアオブジェクトが全て受信されたときは、移動端末1は、ダウンロード完了通知「(7) Install Notify」を前記WAP−GW/JSP6を介して前記DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17(前記パラメータ「InstallNotifyURI」により指示された通知先)に送信する。
TMSサーバ17が該「(7) Install Notify」を受け取ると、状態は[3]ダウンロード完了通知受信状態に遷移する。そして、TMSサーバ17は、応答「(8) Install Notify Ack」を返すとともに、前記ライセンスサーバ(LS)21に通知して対応する権利オブジェクト(RO)を受け取る。
次に、TMSサーバ17は、該権利オブジェクトを前記PPG9に送信する。これにより、状態は[4]RO配信状態に遷移する。
該権利オブジェクトを受け取ったPPG9は、該権利オブジェクトを、当該移動端末1にWAPプッシュで配信する((9) RO Delivery)。
前記移動端末1では、前記メディアオブジェクト(MO)のダウンロードに引き続いて行われる権利オブジェクト(RO)のプッシュ配信が完了すると、ダウンロード完了画面(図4の(G))を表示する。そして、ユーザによりコンテンツの実行が指示されると、そのコンテンツを実行する(図4の(H))。なお、図4の(G)に示す画面で「NG」が選択されたときは、前記図4の(A)のコンテンツ選択画面に戻る。
また、前記移動端末1は、権利オブジェクトを受信すると、配信状況を通知する「(10) Delivery Receipt」を前記PPG9に送信する。PPG9は、該「(10) Delivery Receipt」を受け取ると、その内容に応じた配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を作成し、DRMプラットフォーム16に送信する。
DRMプラットフォーム16は、該配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を受信すると、状態を[1]スタート(通信なし)に遷移するとともに、ログを作成(Reporting)する。そして、該配信結果通知から権利オブジェクトの配信の成否について判断し、配信に成功している場合には、前記パラメータ「CP Notify」で指定されているURIに対して、コンテンツの送達完了通知「(11) CP Notify」を送信する。図示する例では、「http://www.cp.com/notify」に対して送達完了通知が送信されることとなる。これにより、コンテンツ・プロバイダなどでは、コンテンツが配信されたことを示す情報をリアルタイムで取得することができる。
(2)MO+RO(ライツ課金)
図5は、前記移動端末1のユーザが、有料コンテンツ(ライツ課金)のメディアオブジェクト(MO)と権利オブジェクト(RO)を一連の流れでダウンロードするときのシーケンスを示す図であり、図6は、そのときの移動端末1の画面表示の一例を示す図である。この場合には、コンテンツの対価は、対応する権利オブジェクトが配信されたときに課金処理される(ライツ課金(従量課金))。なお、前記図3及び図4と同様の部分については詳細な説明を省略する。
前述の場合と同様に、移動端末1のユーザがコンテンツ・プロバイダ27からコンテンツを購入しようとして「(1) Contents Select」を要求すると、コンテンツ・プロバイダ27から移動端末1に「(2) コンテンツ選択画面」が送られ、移動端末1にコンテンツ選択画面(図6の(A))が表示される。図6の記述例に示すように、このコンテンツ選択画面に記載されたコンテンツには、サービスID(sid)、その権利オブジェクトを指定するLID(ライセンスID)、そのメディアオブジェクトが実際に置かれている場所を示すol(オブジェクトリンク)(この例では、http://www.cp.com/melodyB.dcf)、権利オブジェクトが正常に配信されたことを通知する通知先(CPNotify)(この例では、http://www.cp.com/notify)などの各種パラメータが付加されたCONFONリクエストのあて先(WGW11)へのリンクが張られている。
ユーザが、選択した有料コンテンツの購入を指示する操作をすると、「(3) CONFONリクエスト」がWGW11に送出される(図5)。WGW11では、該「(3)CONFONリクエスト」を受け取るとその種類を解釈して、対応する有料コンテンツの「(4) 課金認証画面」を前記WAP−GW/JSP6を介して、移動端末1に送信する。このときに、WAP−GW/JSP6は、そのときの時間情報を含むパラメータを暗号化して送信するようにしている。
ユーザが、該課金認証画面(図6の(B))をみて、パスワードを入力して「OK」ボタンを操作すると、そのコンテンツのメディアオブジェクト(MO)をダウンロードするためのダウンロード記述子(DD)の取得要求を含むHTTPリクエスト「(5) DD Request」が送出される。
該「(5) DD Request」は、前記図3の場合と同様に、WAP−GW/JSP6及びWGW11(H−MAWG12)で中継されてDRMプラットフォーム16のTMS−C18に転送され、これにより、[1]スタート(通信なし)」の初期状態から、[2]DDリクエスト受信状態に遷移する(図2)。
なお、このとき、WAP−GW/JSP6において、前記「(4) 課金認証画面」を送信してから所定の時間以内であるか否かがチェックされ、所定時間以上経過しているときは、そのリクエストを無効とし、移動端末1に図6の(D)に示すようなエラー画面を表示させて、再度リクエストを送信することを促すようにしている。
[2]DDリクエスト受信状態において、前記TMSサーバ17は、前述の場合と同様に、その移動端末に適したダウンロード記述子(Download Descriptor)を作成し、該ダウンロード記述子を含む「(6) DD Response」を前記WGW11及び前記WAP−GW/JSP6を介して移動端末1に送信する。
前述と同様に、コンテンツの確認画面(図6の(C))において、ユーザがそのコンテンツのダウンロードをするために「OK」ボタンを操作すると、「(7) MO Request」が送出され、コンテンツ・プロバイダ27から、要求されたコンテンツ(メディアオブジェクト)を含む「(8) MO Response」が、WGW11、前記DRMプラットフォーム16、前記WAP−GW/JSP6を中継して前記移動端末1に送信される。
そして、エラーが検出されることなくメディアオブジェクトが全て受信されとき、移動端末1は、ダウンロード完了通知「(9) Install Notify」を前記WAP−GW/JSP6を介して前記DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17(前記パラメータ「InstallNotifyURI」により指示された通知先)に送信する。
TMSサーバ17で該「(9) Install Notify」が受け取られると、[2]DDリクエスト受信状態から[3]ダウンロード完了通知受信状態に遷移し(図2)、応答「(10) Install Notify Ack」を返す。そして、前述のように、前記ライセンスサーバ(LS)21から対応する権利オブジェクト(RO)を受け取り、該権利オブジェクトを、前記PPG9に送信する。これにより、[3]ダウンロード完了通知受信状態から[4]RO配信状態に遷移する(図2)。
PPG9は、該権利オブジェクトを、当該移動端末1にWAPプッシュで配信する((11) RO Delivery)。
前述と同様に、前記移動端末1では、前記メディアオブジェクト(MO)のダウンロードに引き続いて行われる権利オブジェクト(RO)のプッシュ配信が完了すると、ダウンロード完了画面(図6の(I))を表示する。そして、ユーザによりコンテンツの実行が指示されると、そのコンテンツを実行する(図6の(J))。
また、前記移動端末1は、権利オブジェクトを受信すると、配信状況を通知する「(12) Delivery Receipt」を前記PPG9に送信する。PPG9は、該「(12) Delivery Receipt」を受け取ると、その内容に応じた配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を作成してDRMプラットフォーム16に送信する。
DRMプラットフォーム16は、該配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を受信すると、[4]RO配信状態から[6]課金通知送信状態に遷移する(図2)。
DRMプラットフォーム16は、この[6]課金通知送信状態において、ログを作成する(Reporting)とともに、前記配信結果通知から権利オブジェクトの配信の成否について判断し、配信に成功している場合にのみ、課金用パラメータを含む課金通知「(13) Charging Notify」を作成し、WGW11に対して送信する。そして、[1]スタート(通信なし)状態に遷移する。
該課金通知を受け取ったWGW11は、該通知に含まれている課金用パラメータに基づいて課金処理を行う(CDR Create)。このように、権利オブジェクトの配信が完了しないうちに課金処理を行うことがないようにされている。
また、前記パラメータCP Notifyが設定されている場合には、そのパラメータで指定されているURIに対して、コンテンツの送達完了通知「(14) CP Notify」を送信する(権利オブジェクトの配信に成功している場合)。図示する例では、「http://www.cp.com/notify」に対して送達完了通知が送信されることとなる。これにより、コンテンツ・プロバイダなどでは、コンテンツが配信されたことを示す情報をリアルタイムで取得することができる。
(3)MO+RO(期間課金)
次に、一定期間に限って何度でも利用することができる期間課金(定額課金)サービスに加入しているユーザに有料コンテンツ(メディアオブジェクト及び権利オブジェクト)を配信する場合について、シーケンスを示す図7及び画面表示例を示す図8を参照して説明する。なお、この期間課金サービスを利用するユーザは、既にコンテンツ・プロバイダ27などと契約を済ませており、そのサービス登録情報が前記WGW11に格納されているものとする。また、前記図3〜図6と同様の部分については詳細な説明を省く。
前述の場合と同様に、移動端末1のユーザが契約しているコンテンツ・プロバイダ27からコンテンツを購入しようとして「(1) Contents Select」を要求すると、コンテンツ・プロバイダ27から移動端末1に「(2) コンテンツ選択画面」が送られ、移動端末1にコンテンツ選択画面(図8の(A))が表示される。図8の記述例に示すように、このコンテンツ選択画面に記載されたコンテンツには、前記図4の場合と同様の各種パラメータが付加されたTMSサーバ17へのリンクが張られている。
移動端末1のユーザが該コンテンツ選択画面において、購入するコンテンツを選択すると、「(3) DD Request」が送出され、WAP−GW/JSP6及びWGW11を経てDRMプラットフォーム16のTMS−C18に転送される。これにより、[2]DDリクエスト受信状態に遷移する(図2)。
前記DRMプラットフォーム16は、[2]DDリクエスト受信状態においては、前記「(3) DD Request」のヘッダに含まれているサービスID(sid)に基づいて、そのサービスによるコンテンツの提供状態をチェックし、期間課金である場合には、前記WGW11に対してそのユーザがそのサービスのユーザとして登録されているか否かを問い合わせる「(4) サービス登録状態問い合わせ」を送信する。
該問い合わせを受信したWGW11ではそのサービスの登録状態を参照し、「(5) サービス登録状態応答」をDRMプラットフォーム16に返送する。
その結果、そのユーザが登録されているときには、対応するダウンロード記述子を前述の場合と同様に作成して移動端末1に送信する「(6) DD Response」。
このように、セパレート・デリバリー方式においても、移動体通信事業者の独自システムにおいて登録ユーザを管理しているWGW11に対してDRMプラットフォーム16から登録状態を問い合わせることにより、ユーザの登録状態を確認するようにしている。
そして、前述と同様に、移動端末1から「(7) MO Request」が送信され、コンテンツ・プロバイダ27から対応するメディアオブジェクト(MO)「(8) MO Response」が配信される。なお、ダウンロード数の制限を行なっている場合等には、ダウンロード数のチェック(Constraint Check)を行った後に、「(8) MO Response」が返送される。
MOの受信が完了すると、移動端末1からTMSサーバ17に対してダウンロード完了通知「(9) Install Notify」が送信される。
TMSサーバ17は、このダウンロード完了通知「(9) Install Notify」を受信すると、[3]ダウンロード完了通知受信状態に遷移し、「(10) Install Notify Ack」を返すとともに、対応する権利オブジェクト(RO)をPPG9に送信する。これにより、[4]RO配信状態に遷移する。
前述と同様に、移動端末1からの配信状況を通知する「(12) Delivery Receipt」を受信したPPG9からの配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を受信すると、DRMプラットフォーム16は、[1]スタート(通信なし)状態に遷移する。そして、DRMプラットフォーム16は、パラメータ「CP NOtify」により指定された通知先にコンテンツの送達完了通知「(13) CP Notify」を送信する。
上述した各ケースは、メディアオブジェクト(MO)と権利オブジェクト(RO)が一連の処理で配信される場合であった。次に、コンテンツの権利オブジェクトのみを配信する場合について説明する。これら場合には、メディアオブジェクトは、ユーザの移動端末1に種々の手段によりあらかじめ配信されている。
(4)RO(無料)
図9は、無料の権利オブジェクトのみを配信する場合のシーケンスを示す図であり、図10はそのときの移動端末1における画面表示の一例を示す図である。
ユーザが、対象コンテンツ選択画面(図10の(A))において、権利オブジェクトを取得したいコンテンツを選択すると、そのコンテンツ・プロバイダ27に対して「(1) Rights Issuer URI Request」が送信される。当該コンテンツ・プロバイダ27では、前述と同様に、必要に応じてダウンロード数のチェック(Constraint Check)を行い、「(2) コンテンツ選択画面」を移動端末1に送信する。
図10の(B)は、コンテンツ選択画面の一例を示す図であり、図示するように、コンテンツには、サービスID(sid)、権利オブジェクトを指定するLID(ライセンスID)、権利オブジェクトが正常に配信されたことを通知する通知先(CPNotify)(この例では、http://www.cp.com/notify)などのパラメータが付加されたTMSサーバ17へのリンクが張られている。
ユーザがこの画面でコンテンツを選択すると、その権利オブジェクトの配信要求「(3) Rights Object Request」が、WAP−GW/JSP6、WGW11を介して、DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17に送信される。
TMSサーバ17(TMS−S19)は、この「(3) Rights Object Request」要求を受信すると、[1]スタート(通信なし)状態から[5]権利オブジェクト(RO)リクエスト受信状態に遷移し、その配信要求に含まれているサービスIDのチェックなどを行って、その結果情報「(4) Status Response」を移動端末1に送信する。
移動端末1の表示部には、該「(4) Status Response」に対応した表示がなされ、エラーが検出されたとき又は所定時間経過しても「(4) Status Response」が受信できなかったときは図10の(D)のようなエラー表示がなされ、エラーが発生しないときには、図10の(C)のような画面が表示される。
また、前記DRMプラットフォーム16(TMSサーバ17)は、前記チェックの結果、問題がないときには、前記ライセンスサーバ(LS)21から要求された権利オブジェクトを受け取り、当該移動端末1に配信させるためにPPG9に送信し、[5]ROリクエスト受信状態から[4]権利オブジェクト(RO)配信状態に遷移する。
これにより、その権利オブジェクトは、PPG9からWAPプッシュにより当該移動端末1に配信される「(5) RO Delivery」。
権利オブジェクトの配信中にエラーが発生したときは図10の(E)に示すような画面が表示される。エラーがなく権利オブジェクトの配信が完了すると、移動端末1の表示部には配信の完了を示す画面(図10の(F))が表示され、ユーザがコンテンツの実行を指示すると、そのコンテンツが実行される(図10の(G))。なお、図10の(F)の画面において、「NG」が選択されたときには、(B)のコンテンツ選択画面に戻る。
また、前記移動端末1は要求した権利オブジェクトを受信すると、配信状況を通知する「(6) Delivery Receipt」を前記PPG9に送信し、PPG9は該通知の内容に応じた配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を作成して、前記DRMプラットフォーム16(TMSサーバ17)に送信する。
DRMプラットフォーム16は、配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を受信すると、[1]スタート(通信なし)状態に遷移して、ログを作成する(Reporting)とともに、権利オブジェクトの配信に成功しているときは、前記パラメータ「CP Notify」により指定されているURIに対して、コンテンツの送達完了通知「(7) CP Notify」を送信する。図示する例では、「http://www.cp.com/notify」に対して送達完了通知が送信されることとなる。これにより、コンテンツ・プロバイダなどでは、コンテンツが配信されたことを示す情報をリアルタイムで取得することができる。
(5)RO(ライツ課金)
次に、有料コンテンツ(ライツ課金)の権利オブジェクトのみを配信する場合について説明する。
図11は、権利オブジェクトのみを配信する場合のシーケンスを示す図であり、図12はそのときの移動端末1における画面表示の一例を示す図である。
ユーザが、対象コンテンツ選択画面(図12の(A))において、コンテンツを選択すると、コンテンツ・プロバイダ27に「(1) Rights Issuer URI Request」が送信され、これに応じて、当該コンテンツ・プロバイダ27から「(2) コンテンツ選択画面」(図12の(B))が移動端末1に送信される。図12の記述例に示すように、このコンテンツ選択画面における選択要素には、前記図6の場合と同様に、サービスID(sid)、その権利オブジェクトを指定するLID(ライセンスID)、権利オブジェクトが正常に配信されたことを通知する通知先(CPNotify)(この例では、http://www.cp.com/notify)などの各種パラメータが付加されたCONFONリクエストのあて先(WGW11)へのリンクが張られている。
ユーザがこの画面で購入を選択すると、前記図5の場合と同様に、移動端末1から「(3) CONFONリクエスト」が送信され、WGW11から対応する「(4) 課金認証画面」が移動端末1に送られる。このとき、前述のように、WAP−GW/JSP6でパラメータが暗号化されて送信される。
図12の(C)に示す課金認証画面において、ユーザがパスワードを入力し、「OK」ボタンを操作すると、権利オブジェクトの配信要求「(5) OK(Rights Object Request)」が、WAP−GW/JSP6、WGW11を介して、DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17に送信される。このとき、前記WAP−GW/JSP6において、前述と同様に時限チェックを行う。
DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17(TMS−S19)は、この「(5) OK(Rights Object Request)」要求を受信すると、[1]スタート(通信なし)状態から[5]権利オブジェクト(RO)リクエスト受信状態に遷移し、課金チェックを行って移動端末1にその結果情報「(6) Status Response」を送信する。
移動端末1の表示部には、該「(6) Status Response」に対応した表示がなされる。図12の(D)はエラーがないとき、(E)はエラーが発生したときの画面の一例を示している。
また、前記DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17は、前記課金チェックの結果、問題がないときには、前記ライセンスサーバ(LS)21から要求された権利オブジェクトを受け取り、当該移動端末1に配信させるためにPPG9に送信する。そして、[5]権利オブジェクト(RO)リクエスト受信状態から[4]権利オブジェクト(RO)配信状態に遷移する。
前記権利オブジェクトは、PPG9から移動端末1に配信される「(7) RO Delivery」。
図12の(F)は権利オブジェクトの配信中にエラーが発生したときの表示画面である。権利オブジェクトの配信が完了すると、移動端末1の表示部には配信の完了を示す画面(図12の(G))が表示され、ユーザがコンテンツの実行を指示すると、そのコンテンツが実行される(図12の(H))。
また、前述と同様に、前記移動端末1は要求した権利オブジェクトを受信すると、配信状況を通知する「(8) Delivery Receipt」を前記PPG9に送信し、PPG9は該配信状況通知の内容に応じた配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を作成してDRMプラットフォーム16(TMSサーバ17)に送信する。
DRMプラットフォーム16は、配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を受信すると、[6]課金通知送信状態に遷移し、ログを作成する(Reporting)とともに、権利オブジェクトの配信が成功している場合にのみ、課金用パラメータを含む課金通知「(9) Charging Notify」を作成してWGW11に送信する。そして、DRMプラットフォーム16は、[1]スタート(通信なし)状態に遷移する。
該課金通知を受け取ったWGW11は、該通知に含まれている課金用パラメータに基づいて課金処理を行う(CDR Create)。
また、前記パラメータCP Notifyが設定されている場合には、そのパラメータで指定されているURIに対して、コンテンツの送達完了通知「(10) CP Notify」を送信する(権利オブジェクトの配信に成功している場合)。図示する例では、「http://www.cp.com/notify」に対して送達完了通知が送信されることとなる。これにより、コンテンツ・プロバイダなどでは、コンテンツが配信されたことを示す情報をリアルタイムで取得することができる。
(6)RO(期間課金)
次に、期間課金サービスに加入しているユーザに有料コンテンツ(権利オブジェクト)を配信する場合について、シーケンスを示す図13及び画面表示例を示す図14を参照して説明する。なお、前記図7及び図8の場合と同様に、サービス登録情報は前記WGW11に格納されているものとする。
前記図9又は図11の場合と同様に、移動端末1のユーザが対象コンテンツ選択画面(図14の(A))でコンテンツを選択すると、そのコンテンツ・プロバイダ27に対して、「(1) Rights Issuer URI Request」が送信される。コンテンツ・プロバイダ27では、必要に応じてダウンロード数のチェック(Constraints Check)などを行った後、「(2) コンテンツ選択画面」(図14の(B))を移動端末1に返送する。図14の記述例に示すように、このコンテンツ選択画面における選択要素には、サービスID(sid)、権利オブジェクトを指定するLID(ライセンスID)、権利オブジェクトが正常に配信されたことを通知する通知先(CPNotify)(この例では、http://www.cp.com/notify)などのパラメータが付加されたTMSサーバ17へのリンクが張られている。
ユーザがこの画面で選択を行うと、DRMプラットフォーム16に対し、その権利オブジェクトを要求する「(3) Rights Object Request」が送られる。
前記DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17(TMS−S19)は、この「(3) Rights Object Request」を受信すると、[1]スタート(通信なし)状態から[5]権利オブジェクト(RO)リクエスト受信状態に遷移し、前記図7の場合と同様に、そのサービスによるコンテンツの提供状態をチェックし、前記WGW11に対して「(4) サービス登録状態問い合わせ」を送信する。そして、WGW11からの「(5) サービス登録状態応答」を受けて、「(6) Status Response」を移動端末1に返送する。
そして、サービスを提供してもよい場合には、前記LS21からその権利オブジェクトを受け取って前記PPG9に送信し、[4]権利オブジェクト(RO)配信状態に遷移する。
これにより、前記PPG9から移動端末1に権利オブジェクトがWAPプッシュにより配信され、移動端末1から配信状況を通知する「(8) Delivery Receipt」がPPG9に送られる。PPG9では、該通知の内容に応じて配信結果通知メッセージ「Delivery Repot」を作成し、DRMプラットフォーム16に送信する。
DRMプラットフォーム16のTMSサーバ17は、この配信結果通知メッセージ「Delivery Report」を受信すると、[4]権利オブジェクト配信状態から[1]スタート(通信なし)状態に遷移する。そして、前述と同様に、ログを作成し、「(9) CP Notify」を送信する。
以上詳細に説明したように、本発明においては、前記TMSサーバ17(TMS−S19)において、移動端末1との通信の状態の遷移を管理することにより、不正な遷移が発生することを防止している。なお、各々の状態で、エラー(タイマー切れも含む。)が発生した場合は、[1]スタート(通信なし)状態に戻るようにしている。
本発明のサーバ装置が設けられるシステムの全体構成を示すブロック図である。 移動端末にセパレート・デリバリー方式でコンテンツを配信する処理の状態遷移図である。 無料コンテンツのメディアオブジェクトと権利オブジェクトを一連のシーケンスで配信するときのシーケンスを示す図である。 図3の場合における移動端末の画面表示例を示す図である。 有料コンテンツ(ライツ課金)のメディアオブジェクトと権利オブジェクトを一連のシーケンスで配信するときのシーケンスを示す図である。 図5の場合における移動端末の画面表示例を示す図である。 有料コンテンツ(期間課金)のメディアオブジェクトと権利オブジェクトを一連のシーケンスで配信するときのシーケンスを示す図である。 図7の場合における移動端末の画面表示例を示す図である。 無料コンテンツの権利オブジェクトを配信するときのシーケンスを示す図である。 図9の場合における移動端末の画面表示例を示す図である。 有料コンテンツ(ライツ課金)の権利オブジェクトを配信するときのシーケンスを示す図である。 図11の場合における移動端末の画面表示例を示す図である。 有料コンテンツ(期間課金)の権利オブジェクトを配信するときのシーケンスを示す図である。 図13の場合における移動端末の画面表示例を示す図である。
符号の説明
1:移動端末、2:移動体通信網、3:GGSN、4:SMSC、5:WAPプラットフォーム、6:WAPゲートウエイ及びプロキシサーバ(WAP−GW/JSP)、7:情報管理サーバ(R2M)、8:プロファイル・データベース・サーバ(PDB)、9:プッシュ・プロキシ・ゲートウエイ(PPG)、10:ディレクトリ・レプリカ・サーバ(DRS)、11:ウェブ・ゲートウエイ(WGW)、12:プロキシサーバ(H−MAWG)、13:CDR収集サーバ、14:サーバ(AS)、15:プロキシサーバ(L−MAWG)、16:DRMプラットフォーム、17:TMSサーバ、18:コンテンツ配信制御サーバ(TMS−C)、19:状態遷移管理サーバ(TMS−S)、20:DRMサーバ、21:ライセンスサーバ(LS)、22:パッケージングサーバ(PS)、23:サーバ(CPAS)、24:データベースサーバ(DB)、25:データベースシンクロナイザ(DBS)、26:インターネット、27:コンテンツ・プロバイダ、28:オリジン・サーバ、29:パッケージング・ツール、30:ファイヤーウォール

Claims (2)

  1. 移動体通信網とインターネットなどのIPネットワークとの間に設けられたゲートウエイサーバに接続されたサーバ装置であって、
    移動端末からセパレート・デリバリーによるコンテンツのダウンロード要求があったときに、そのコンテンツのメディアオブジェクトに関するダウンロード記述子を当該移動端末に送信する手段と、
    前記メディアオブジェクトのダウンロード完了通知を受信した後に、そのメディアオブジェクトに対応する権利オブジェクトを前記移動端末に配信する手段と、
    前記メディアオブジェクト及び前記権利オブジェクトの前記移動端末への配信に関する状態遷移を管理する手段と
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  2. 移動体通信網とインターネットなどのIPネットワークとの間に設けられたゲートウエイサーバに接続されたサーバ装置であって、
    移動端末からセパレート・デリバリーにおける権利オブジェクトの取得要求があったときに、その権利オブジェクトを当該移動端末に配信する手段と、
    前記権利オブジェクトの前記移動端末への配信に関する状態遷移を管理する手段と
    を有することを特徴とするサーバ装置。
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