JP2005182564A - 著作権管理装置、著作権管理方法、及び著作権管理プログラム - Google Patents

著作権管理装置、著作権管理方法、及び著作権管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 著作権管理が必要で且つ転送が可能なデジタルコンテンツに対し、柔軟な著作権管理を行うことが可能な著作権管理装置、著作権管理方法、及び著作権管理プログラムを提供する。
【解決手段】 デジタルコンテンツの著作権管理を行うGWサーバ8は、前記デジタルコンテンツの配信を行うコンテンツ配信装置11を特定するための配信元特定情報と、コンテンツ配信装置11から配信された前記デジタルコンテンツの配信先を特定するための配信先特定情報とを含む管理情報が付加された前記デジタルコンテンツ(以下、管理コンテンツという)を持つ携帯電話機1から転送される前記管理コンテンツを受信する通信部81と、前記管理コンテンツの転送先を特定するための転送先特定情報を前記管理コンテンツの前記管理情報の1つとして、前記管理コンテンツに付加する制御部82と、制御部82により前記転送先特定情報が付加された管理コンテンツを前記転送先に送信する通信部81とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルコンテンツの著作権管理を行う著作権管理装置、著作権管理方法、及び著作権管理プログラムに関する。
音声データや画像データ等を含むデジタルコンテンツは、配布が容易で劣化も無く、特に移動体端末への配信により、場所や時間を選ばずに楽しめるというメリットがある。一方で、このようなデジタルコンテンツは、複製物の大量配信が容易である為、優れた著作権管理(DRM:Digital Rights Management)が必須となる。
移動体端末へのデジタルコンテンツ配信におけるDRMとしてオープンモバイルアライアンス(OMA)が推奨する方式が知られている。この方式では、デジタルコンテンツの受信者のみに閲覧を許可する方式と、デジタルコンテンツの受信者から他者への転送を可能とし、その転送を有料とする方式とがある。
前者は、デジタルコンテンツのヘッダ等に使用制限情報(閲覧回数や閲覧時間を制限する情報)を記入したタグを付加して配信する方式であり、移動体端末が、そのデジタルコンテンツのタグから使用制限情報を読み出すことで、使用制限情報に基づいてデジタルコンテンツを閲覧可能とするものである。
後者は、デジタルコンテンツを暗号化し、暗号化情報を記入したタグをデジタルコンテンツのヘッダに付加して配信する方式である。暗号化されたデジタルコンテンツを受信した移動体端末では、そのデジタルコンテンツを復号化するための鍵をデジタルコンテンツの配信者から購入し、その鍵を用いてデジタルコンテンツを復号化することで、デジタルコンテンツの閲覧が可能となる。又、暗号化されたデジタルコンテンツが他の移動体端末に転送された場合は、転送先の移動体端末が上記鍵をデジタルコンテンツの配信者から購入し、その鍵を用いてデジタルコンテンツを復号化することで、デジタルコンテンツの閲覧が可能となる。
上記以外にも、デジタルコンテンツに、そのデジタルコンテンツの著作権者情報やそのデジタルコンテンツの配信先の情報等を埋め込んで配信する方式が知られている(特許文献1参照)。
特開2000−50047号公報
OMAが推奨するDRM方式では、上記タグ仕様に対応した専用ブラウザの使用が前提となる。しかしながら、ほとんどの移動体端末が上記タグ使用に対応していないのが現状である。又、デジタルコンテンツの配信者としては、デジタルコンテンツを配信し、それを転送してもらうことによって利益を得られることが望ましいが、OMAが推奨するDRM方式では、転送可能なデジタルコンテンツには暗号化をしなければならず、負担が大きい。特許文献1記載の方式によれば、移動体端末に特別な機能を持たせなくても、デジタルコンテンツの不正利用や不正コピーの防止といった著作権管理が可能である。しかしながら、デジタルコンテンツの転送に対して課金を行うような場合、そのデジタルコンテンツの転送経路を特定する手段がないため、柔軟な課金体系をとることができない。又、転送回数を制限するといったことについては考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、著作権管理が必要で且つ転送が可能なデジタルコンテンツに対し、柔軟な著作権管理を行うことが可能な著作権管理装置、著作権管理方法、及び著作権管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の著作権管理装置は、デジタルコンテンツの著作権管理を行う著作権管理装置であって、前記デジタルコンテンツの配信を行うコンテンツ配信装置を特定するための配信元特定情報と、前記コンテンツ配信装置から配信された前記デジタルコンテンツの配信先を特定するための配信先特定情報とを含む管理情報が付加された前記デジタルコンテンツ(以下、管理コンテンツという)を持つ移動体端末から転送される前記管理コンテンツを受信する管理コンテンツ受信手段と、前記管理コンテンツの転送先を特定するための転送先特定情報を前記管理コンテンツの前記管理情報の1つとして、前記管理コンテンツに付加する管理情報付加手段と、前記管理情報付加手段により前記転送先特定情報が付加された管理コンテンツを前記転送先に送信する送信手段とを備える。
この構成により、管理情報が付加されている管理コンテンツは、他の場所に転送される度に、その管理情報に転送先特定情報が追加されて転送先に送信される。このため、管理コンテンツ受信手段で受信される管理コンテンツに付加されている管理情報を参照することで、その管理コンテンツが配信された宛先、転送経路、及び転送回数等を知ることができ、様々な形態の著作権管理を実現することができる。
又、本発明の著作権管理装置は、前記管理コンテンツ受信手段で受信される管理コンテンツの管理情報が、当該管理コンテンツのデータ本体に埋め込まれているものであり、前記管理情報付加手段が、前記転送先特定情報を前記データ本体に埋め込むものである。
又、本発明の著作権管理装置は、前記送信手段により前記転送先に送信される前記管理コンテンツに付加されている管理情報を記憶する記憶手段を備える。
又、本発明の著作権管理装置は、前記配信元特定情報が、前記管理コンテンツのオリジナルの格納場所を示す格納場所情報を含むものである。
本発明の著作権管理装置は、デジタルコンテンツの著作権管理を行う著作権管理装置であって、前記デジタルコンテンツの配信を行うコンテンツ配信装置から配信された前記デジタルコンテンツのオリジナルの格納場所情報と、当該デジタルコンテンツの配信先を特定するための配信先特定情報とを含む管理情報が付加された前記デジタルコンテンツ(以下、管理コンテンツという)を持つ移動体端末から転送される前記管理コンテンツを受信する管理コンテンツ受信手段と、前記格納場所情報にしたがって前記オリジナルを取得するオリジナル取得手段と、前記管理コンテンツ受信手段で受信された管理コンテンツの前記管理情報を抽出する抽出手段と、前記抽出された管理情報を前記オリジナルに付加すると共に、前記管理コンテンツの転送先を特定するための転送先特定情報を前記管理情報の1つとして前記オリジナルに付加する管理情報付加手段と、前記管理情報付加手段により前記管理情報が付加された前記オリジナルを前記転送先に送信する送信手段とを備える。
この構成により、管理情報が付加されている管理コンテンツは、他の場所に転送される度に、その管理情報に転送先特定情報が追加されて転送先に送信される。このため、管理コンテンツ受信手段で受信される管理コンテンツに含まれる管理情報を参照することで、その管理コンテンツが配信された宛先、転送経路、及び転送回数等を知ることができ、様々な形態の著作権管理を実現することができる。転送される管理コンテンツは常にオリジナルのものとなるため、転送先のユーザに劣化のない良好なコンテンツを送信することができる。
又、本発明の著作権管理装置は、前記管理コンテンツ受信手段で受信される管理コンテンツの管理情報が、当該管理コンテンツのデータ本体に埋め込まれているものであり、前記管理情報付加手段が、前記管理情報を前記オリジナルのデータ本体に埋め込むものである。
又、本発明の著作権管理装置は、前記送信手段により前記転送先に送信される前記オリジナルに付加されている管理情報を記憶する記憶手段を備える。
又、本発明の著作権管理装置は、前記管理コンテンツ受信手段で受信された管理コンテンツから前記格納場所情報を抽出する抽出手段と、前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先であるか否かを判定する転送可否判定手段とを備え、前記送信手段が、前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先でなかった場合に、前記抽出された格納場所情報を前記転送先に送信するものである。
この構成により、転送先が管理コンテンツの転送可能な宛先でない場合には、その転送先に、管理コンテンツのオリジナルの格納場所情報(例えばURL等)が送信される。この格納場所情報により、転送先のユーザがその管理コンテンツのオリジナルを得ることも可能となる。このため、コンテンツ配信側は、転送が可能でないユーザに対して、コンテンツの販売促進を行うことが可能となる。
又、本発明の著作権管理装置は、前記管理コンテンツのサンプルデータを取得するサンプルデータ取得手段を備え、前記送信手段が、前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先でなかった場合に、前記格納場所情報と共に前記サンプルデータを前記転送先に送信するものである。
この構成により、格納場所情報と共にサンプルデータも転送先に送信され、転送先では、サンプルデータにより、転送されてくるはずだったコンテンツがどのようなものかを把握することができる。このため、コンテンツ配信側は、転送先に対してより効果的なコンテンツ販売促進を行うことが可能となる。
本発明の著作権管理プログラムは、コンピュータを、前記著作権管理装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、著作権管理が必要で且つ転送が可能なデジタルコンテンツに対し、柔軟な著作権管理を行うことが可能な著作権管理装置、著作権管理方法、及び著作権管理プログラムを提供することができる。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態を説明するためのデジタルコンテンツ配信システムの概略構成を示す図である。
デジタルコンテンツ配信システム100は、複数の携帯電話機1,2,3,4と、携帯電話機1,2の通信エリアである移動体通信網5と、携帯電話機3,4の通信エリアである移動体通信網6と、インターネット7と、移動体通信網5とインターネット7とを接続するゲートウェイ(GW)サーバ8と、移動体通信網6とインターネット7とを接続するGWサーバ9と、インターネット7に接続される電子メールサーバ10と、インターネット7に接続されるコンテンツ配信装置11とを備える。移動体通信網5と移動体通信網6とは、異なるキャリアによって管理される。図1では移動体通信網を2つしか示していないが、実際にはそれ以上存在する。本実施形態においてデジタルコンテンツとは、画像データや音声データ等のデータ本体とヘッダとを含めたものと定義する。
携帯電話機1,2,3,4には、OMAによって推奨されるDRM方式を実現するためのタグ(以下、OMAタグという)仕様に対応したブラウザを搭載するもの(このような携帯電話機を以下ではOMA対応端末という)と、OMAタグ仕様に対応したブラウザを搭載していないもの(このような携帯電話機を以下ではOMA非対応端末という)とが混在している。
電子メールサーバ10は、携帯電話機1,2,3,4から送信される電子メールを受信し、指定された宛先に送信する制御を行う。
コンテンツ配信装置11は、インターネット7を介してデジタルコンテンツを配信するWEBサーバであり、コンテンツ配信業者によって管理される。コンテンツ配信装置11が配信するデジタルコンテンツには、httpのヘッダ又はデジタルコンテンツのヘッダにOMAタグ(転送不可なもの)が付加されたものと、OMAタグが付加されていないものとの2種類が存在する。OMAタグが付加されていないものには、著作権管理が必要か否かを示す情報と転送が可能か否かを示す情報とがhttpのヘッダ又はデジタルコンテンツのヘッダに付加されている。コンテンツ配信装置11で管理されるデジタルコンテンツには、全てURL(Uniform Resource Locator)が割り当てられている。
GWサーバ8は、通信部81と、制御部82と、データベース(DB)83と、課金処理部84と、ROM85とを備える。GWサーバ9は、GWサーバ8と同様の構成であるため、説明を省略する。GWサーバ8,9は、それぞれに接続される移動体通信網5,6の管理者によって運営されるものである。
通信部81は、移動体通信網5を介して携帯電話機1,2と通信したり、インターネット7を介して電子メールサーバ10,コンテンツ配信装置11と通信したりする。
制御部82は、ROM85に記憶されている著作権管理プログラムによって動作するプロセッサを主体に構成され、GWサーバ8全体を統括制御する。
DB83は、コンテンツ配信装置11から配信されたデジタルコンテンツの配信先を特定するための配信先特定情報、そのデジタルコンテンツの配信元を特定するための配信元特定情報、及びそのデジタルコンテンツの転送経路を示す情報等を含む管理情報を記憶する。配信先特定情報は、例えば、配信先の携帯電話機の電子メールアドレスや電話番号等のIDである。配信元特定情報は、デジタルコンテンツの格納場所を示す格納場所情報であるURLやコンテンツ配信装置11のID等の情報である。この他、DB83には、制御部82が行う各種判定に必要な情報が登録されている。尚、DB83は、GWサーバ8からアクセス可能な外部サーバ内に設けておいても良い。
課金処理部84は、DB83に記憶される管理情報に基づいて、携帯電話機1,2,3,4へ課金を行うための課金情報を生成し、生成した課金情報をDB83に記憶する。 尚、この課金処理部84は、GWサーバ8の外部のサーバに設けてあっても良い。
ROM85は、著作権管理プログラムが予め記憶されるものである。
以下、著作権管理プログラムに基づくGWサーバ8の動作を中心に、デジタルコンテンツ配信システム100の動作を説明する。
図2は、デジタルコンテンツ配信システム100の動作を説明するためのシーケンスチャートである。図2では、携帯電話機1がコンテンツ配信装置11からデジタルコンテンツを購入する際のシーケンスを示した。
携帯電話機1により、コンテンツ配信装置11の提供するデジタルコンテンツaの配信要求が行われると、HTTPリクエストが移動体通信網5を介してGWサーバ8に送信され、制御部82は、このHTTPリクエストを通信部81を介して受信する(S201)。制御部82は、受信したHTTPリクエストを通信部81及びインターネット7を介してコンテンツ配信装置11に送信する(S202)。コンテンツ配信装置11は、HTTPリクエストに応答して、デジタルコンテンツaを含むHTTPレスポンスをGWサーバ8に送信する(S203)。GWサーバ8の制御部82は、通信部81を介してコンテンツ配信装置11からHTTPレスポンスを受信する(S204)。
制御部82は、受信したHTTPレスポンスに含まれるデジタルコンテンツaのヘッダを見て、デジタルコンテンツaが、著作権管理が必要なものであるか否かを判定する(S205)。著作権管理が不要なものであった場合(S205:NO)、制御部82は、通信部81で受信したHTTPレスポンスを、通信部81を介して携帯電話機1に送信する(S206)。著作権管理が必要なものであった場合(S205:YES)、制御部82は、デジタルコンテンツaのヘッダにOMAタグが付加されているか否かを判定する(S207)。
OMAタグが付加されていなかった場合(S207:NO)、制御部82は、HTTPリクエストから、そこに含まれるデジタルコンテンツaのURL(http://www.xxx.com/a.jpg)と携帯電話機1のID(aaa)とを抽出し(S212)、抽出したURLとIDとを、電子透かし等の技術を用いてデジタルコンテンツaのデータ本体に埋め込む(S213)。例えば、デジタルコンテンツaのデータ本体には、「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa」といった内容の管理情報が埋め込まれる。管理情報に含まれる「aaa」という情報は、http://www.xxx.com/a.jpgに存在するデジタルコンテンツの最初の購入者を示す情報となる。OMAタグが付加されていた場合(S207:YES)、制御部82は、HTTPリクエストに含まれる携帯電話機1の機種名情報と、DB83に記憶されている携帯電話機の機種毎の情報とから、携帯電話機1がOMA対応端末であるか否かを判定する(S208)。
携帯電話機1がOMA対応端末であった場合(S208:YES)、S206に処理を移行する。携帯電話機1がOMA非対応端末であった場合(S208:NO)、制御部82は、デジタルコンテンツaのヘッダに付加されているOMAタグを抽出し、抽出したOMAタグをOMA非対応端末でも解読可能なタグに変換する(S209)。
変換後、制御部82は、HTTPリクエストから、そこに含まれるデジタルコンテンツaのURL(http://www.xxx.com/a.jpg)と携帯電話機1のID(aaa)とを抽出し(S210)、抽出したURLとIDと転送不可であることを示す転送不可情報とを電子透かし等の技術を用いてデジタルコンテンツaのデータ本体に埋め込む(S211)。例えば、デジタルコンテンツaのデータ本体には、「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,転送不可」といった内容の管理情報が埋め込まれる。管理情報に含まれる「aaa」という情報は、http://www.xxx.com/a.jpgに存在するデジタルコンテンツの最初の購入者を示す情報となる。
制御部82は、S211又はS213の処理後、デジタルコンテンツaを含むHTTPレスポンスを通信部81を介して携帯電話機1に送信する(S214)。携帯電話機1は、GWサーバ8からHTTPレスポンスを受信することで、要求したデジタルコンテンツaを、ブラウザ上で確認することが可能となる。
以上のように、デジタルコンテンツ配信システム100によれば、コンテンツ配信装置11から携帯電話機1,2,3,4に配信されるデジタルコンテンツのうち、著作権管理が必要なデジタルコンテンツに対しては、そのデジタルコンテンツの配信元であるコンテンツ配信装置11を特定するためのURL(http://www.xxx.com/a.jpg)と、そのデジタルコンテンツの購入者の持つ携帯電話機2のID(aaa)とを含む管理情報がデータ本体に埋め込まれた状態で配信される。
図3は、デジタルコンテンツ配信システム100の動作を説明するためのシーケンスチャートである。図3では、図1のような流れでデジタルコンテンツが流通した状態で、携帯電話機1が、自機のメモリ内にあるデジタルコンテンツを電子メールに添付して携帯電話機2に送信する際のシーケンスを示した。
携帯電話機1が、自機のメモリに記憶されているデジタルコンテンツを電子メールに添付して携帯電話機2に送信すると、制御部82は、その電子メールを通信部81を介して一旦受信する(S301)。制御部82は、受信した電子メールに添付されているデジタルコンテンツのヘッダにOMAタグが付加されているか否かを判定する(S302)。OMAタグが付加されていた場合(S302:YES)、制御部82は、受信した電子メールを通信部81を介して電子メールサーバ10に送信し(S303)、電子メールサーバ10により携帯電話機2に電子メールが送信される。尚、電子メールサーバ10から携帯電話機1,2,3,4に電子メールが送信される場合には、GWサーバ8、9は、プロトコル変換等の通常の処理のみを行う。
OMAタグが付加されていなかった場合(S302:NO)、制御部82は、デジタルコンテンツのデータ本体に、そのデジタルコンテンツのURLとそのデジタルコンテンツの購入者の持つ携帯電話機のIDとが埋め込まれているか否かを判定する(S304)。 URLとIDとが埋め込まれていなかった場合(S304:NO)、制御部82は著作権管理が不要と判断し、S303に処理を移行する。URLとIDが埋め込まれていた場合(S304:YES)、制御部82は、そのデジタルコンテンツ(ここでは上記デジタルコンテンツaとする)のヘッダに転送不可情報があるか又は図2のS211でデジタルコンテンツaのデータ本体に埋め込まれた転送不可情報があるかを判定する(S305)。
デジタルコンテンツのヘッダ又はデータ本体に転送不可情報が付加されていた場合(S305:YES)、制御部82は、デジタルコンテンツが転送不可であると判断し、S301で受信した電子メールの送信を拒否し、処理を終了する。デジタルコンテンツのヘッダ又はデータ本体に転送不可情報が付加されていなかった場合(S305:NO)、制御部82は、デジタルコンテンツが転送可であると判断し、電子メールの宛先がデジタルコンテンツaの転送可能な端末であるか否かを判定する(S306)。例えば、電子メールの宛先が移動体通信網5及び6に接続されている携帯電話機ではなく、インターネット7に接続された端末であった場合は、その端末に送信されたデジタルコンテンツaがインターネット7内で繰り返し転送されたとしても、その転送の制限等をGWサーバ8によって行うことは難しい。そこで、制御部82は、上記電子メールの宛先が移動体通信網5及び6に接続されている携帯電話機以外の端末であった場合、その端末を転送不可な端末として判定する。このために、DB83には、移動体通信網5及び6を管理するキャリアと、そのドメイン名等が登録されている。制御部82は、電子メールの宛先のアドレスのドメイン名が、DB83に登録されているドメイン名に含まれていない場合に、上記電子メールの宛先が移動体通信網5及び6に接続されている携帯電話機以外の端末であると判定する。
電子メールの宛先がデジタルコンテンツaの転送可能な端末でない(例えば、インターネット7に接続される端末Xとする)と判定した場合(S306:NO)、制御部82は、電子メールに添付されているデジタルコンテンツaのデータ本体からURLを抽出し(S307)、更に、デジタルコンテンツaのサンプルデータを取得する(S308)。
サンプルデータとは、デジタルコンテンツaの概要がわかる程度のデータである。例えば、デジタルコンテンツaが画像コンテンツである場合は、データを間引いたり、圧縮率を通常よりも高くしたり、ぼかし処理を加えたりすることで、サンプルデータを生成することができる。又、デジタルコンテンツaが音声コンテンツである場合は、音声の再生時間を短くしたり、音質を劣化させたりすることでサンプルデータを生成することができる。このサンプルデータは、制御部82が生成して取得する構成の他に、外部のサーバで生成した後、制御部82が取得する構成でも良い。
制御部82は、S301で受信した電子メールに添付されているデジタルコンテンツを削除し、その電子メールにS307で抽出したURLを記述し、更にその電子メールに上記サンプルデータを添付し、この電子メールを通信部81を介して電子メールサーバ10に送信する(S309)。電子メールサーバ10は、GWサーバ8から受信した電子メールを端末Xに送信する。端末Xで受信される電子メールには、携帯電話機1から送信されてくるはずだったデジタルコンテンツaのURLと、デジタルコンテンツaのサンプルデータとが含まれている。このため、端末Xのユーザは、携帯電話機1から転送されるはずだったデジタルコンテンツaの概要を確認することができると共に、電子メールに添付されたURLにアクセスすることで、携帯電話機1から送信されるはずだったデジタルコンテンツaを購入することができる。
電子メールの宛先がデジタルコンテンツaの転送可能な端末であると判定した場合(S306:YES)、この端末が携帯電話機2であるとすると、制御部82は、デジタルコンテンツaを転送することを通信部81を介して携帯電話機2に通知して、デジタルコンテンツaの受信を許可するか否かを問い合わせ(S310)、携帯電話機2からの返答を通信部81を介して受信する(S311)。
携帯電話機2がデジタルコンテンツaの転送を許可しなかった場合(S312:NO)、制御部82は、携帯電話機1から送信されてきた電子メールを破棄し、処理を終了する。携帯電話機2がデジタルコンテンツaの転送を許可した場合(S312:YES)、制御部82は、電子メールの宛先である携帯電話機2のID(bbb)を電子メールのヘッダから抽出し、そのID(bbb)を管理情報の1つとしてデジタルコンテンツaのデータ本体に電子透かし技術により埋め込む(S313)。このとき、デジタルコンテンツaのデータ本体には、「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,bbb」といった内容の管理情報が埋め込まれていることになる。
管理情報に含まれる「bbb」という情報は、デジタルコンテンツの転送経路を特定するための情報であるため、制御部82は、「bbb」という情報を埋め込む際、その情報がいつ追加されたものかということが分かるような形で埋め込む必要がある。例えば、「bbb」と共に現在日時情報を併せて埋め込めば良い。
ID(bbb)を埋め込んだ後、制御部82は、デジタルコンテンツaのデータ本体に埋め込まれている管理情報をDB83に記憶する(S314)。制御部82は、ID(bbb)を埋め込んだ後のデジタルコンテンツaが添付された電子メールを通信部81を介して電子メールサーバ10に送信し(S315)、電子メールサーバ10によりこの電子メールが携帯電話機2に送信される。これにより、携帯電話機2では、携帯電話機1が購入したデジタルコンテンツaと同じものを手に入れることができる。
「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,bbb」という管理情報が埋め込まれたデジタルコンテンツが、携帯電話機2から携帯電話機3(ID=ccc)に転送されると、GWサーバ9は、S301〜S315の処理を繰り返し、最終的に、「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,bbb,ccc」という管理情報が埋め込まれたデジタルコンテンツが、携帯電話機3で受信されることになる。このように、GWサーバ8は、少なくとも「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa」という管理情報が埋め込まれた転送可能なデジタルコンテンツが、他の転送先に転送される場合には、そのデジタルコンテンツの管理情報を更新してから、転送先にデジタルコンテンツを送信する。これにより、デジタルコンテンツの転送が繰り返されても、管理情報を参照することで、そのデジタルコンテンツの配信元と、そのデジタルコンテンツの配信経路とを特定することができる。
GWサーバ8の課金処理部84は、DB83に記憶された管理情報を定期的(例えば1ヶ月毎)に参照して、デジタルコンテンツの配信及び転送に要した料金の課金を行う。 課金の方法としては、以下のような方法が考えられる。
例えば、「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,bbb」という管理情報が記憶されていた場合には、ID=aaaに対応するユーザAは、http://www.xxx.com/a.jpgにあるデジタルコンテンツを購入し、それをID=bbbに対応するユーザBに1回転送したという事実を知ることができる。上記デジタルコンテンツの配信料金が30円で、1回の転送にかかる転送料金が30円であるとすると、ユーザAにデジタルコンテンツ配信料金30円と、転送料金30円とを併せた60円を課金しても良いし、ユーザAにはデジタルコンテンツ配信料金30円を課金し、ユーザBに転送料金30円を課金するようにしても良い。尚、この課金処理は、制御部82が管理情報を更新する度に行っても良い。
以上のようにデジタルコンテンツ配信システム100によれば、コンテンツ配信装置11から携帯電話機1に配信されたデジタルコンテンツのうち著作権管理が必要且つ転送可能なデジタルコンテンツ(OMAの推奨する方式に基づく暗号化を行っていないデジタルコンテンツ)には、そのデジタルコンテンツの配信元を特定するためのURLと、そのデジタルコンテンツの配信先を特定するための携帯電話機1のIDとを含む管理情報「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa」が埋め込まれてから、携帯電話機1に配信される。このようにして配信されたデジタルコンテンツを、携帯電話機1が携帯電話機2に転送すると、このデジタルコンテンツに埋め込まれている管理情報は、GWサーバ8で「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa」から「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,bbb」に更新されたうえで、携帯電話機2に送信される。同様に、このデジタルコンテンツが携帯電話機2から携帯電話機3に転送されると、デジタルコンテンツに埋め込まれている管理情報は、GWサーバ8で「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,bbb」から「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,bbb,ccc」に更新されたうえで、携帯電話機3に送信される。
このように、デジタルコンテンツの転送が繰り返される度に、その転送先を特定するIDが管理情報の1つとして追加されていくため、デジタルコンテンツに埋め込まれている管理情報をGWサーバ8で参照することにより、そのデジタルコンテンツの著作権管理を柔軟に行うことができる。つまり、上記のように様々な方法で課金処理を行うことができ、コンテンツ配信業者としては、ユーザのニーズに合わせたサービスを提供することができるようになる。
著作権管理としては、上記課金処理以外に、デジタルコンテンツの転送回数を制限するといったことも可能である。この場合、デジタルコンテンツに埋め込まれている管理情報を参照することで、そのデジタルコンテンツが何回転送されたかを知ることができるため、制御部82が、この管理情報にしたがって転送回数制限を行えば良い。
又、OMAの推奨するDRM方式では、デジタルコンテンツの転送を有料にしようとすると、コンテンツ配信業者が、そのデジタルコンテンツを暗号化したうえで配信しなければならず、面倒である。ところが、本実施形態によれば、コンテンツ配信業者は、著作権管理が不要なデジタルコンテンツには、特に情報を付加せずに配信を行い、著作権管理が必要なデジタルコンテンツのうち、転送不可なものにはOMAタグ又は転送不可であることを示す情報を付加して配信し、転送可なものには著作権管理が必要であることを示す情報のみを付加して配信すれば良い。このため、暗号化という作業を無くすことができ、コンテンツ配信業者側の負担を大きくすることなく、柔軟な著作権管理を実現することができる。
又、デジタルコンテンツ配信システム100によれば、移動体通信網5,6以外のネットワークに接続された端末(後々に著作権管理ができなくなってしまうような宛先)に、管理情報が埋め込まれたデジタルコンテンツが転送される場合、その端末に対しては、デジタルコンテンツを送信せずに、そのデジタルコンテンツのURLと、そのデジタルコンテンツのサンプルデータとを送信する。
このようにすることで、インターネットのような開かれたネットワーク上にデジタルコンテンツが流出してしまうのを防ぐことができるとともに、デジタルコンテンツの転送が許可されていない端末のユーザに対し、デジタルコンテンツの購入を促すことができる。
したがって、デジタルコンテンツの著作権を保護しつつ、デジタルコンテンツの販売促進を図ることもできるため、コンテンツ配信業者にとっては有益なシステムとなる。尚、上記では、デジタルコンテンツの転送が許可されていない端末のユーザに対し、URLとサンプルデータとを送信しているが、URLを送信するだけでも、上記効果を得ることができる。
尚、本実施形態において、GWサーバ8,9のプロトコル変換等の通常のゲートウェイサーバの持つ機能以外の機能(著作権管理機能という)は、GWサーバ8,9が持っていなくても良い。携帯電話機1,2,3,4とコンテンツ配信装置11とが通信を行う際、及び、携帯電話機1,2,3,4同士が電子メールの送受信を行う際に、著作権管理機能を持つサーバを必ず経由するようにシステムを構築しておけば、著作権管理機能を持つサーバはどこに配置されていても構わない。
又、本実施形態においては、管理情報をデジタルコンテンツのデータ本体に電子透かし技術により埋め込んでいるが、管理情報をデジタルコンテンツのヘッダに付加するようにしても良い。
又、図3のステップにおいて、S310〜S312は省略することも可能である。
(第二実施形態)
本実施形態のデジタルコンテンツ配信システムは、第一実施形態で説明したデジタルコンテンツ配信システム100とほぼ同様であるが、図3に示したGWサーバ8のS312:YES以降の動作が若干異なるものである。このため、異なる部分について説明する。システム構成は図1と同様である。
図4は、本発明の第二実施形態を説明するためのデジタルコンテンツ配信システムの動作を説明するためのシーケンスチャートである。図3と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する。
携帯電話機2がデジタルコンテンツaの転送を許可した場合(S312:YES)、制御部82は、デジタルコンテンツaに埋め込まれている管理情報を抽出し(S401)、更に、電子メールの宛先である携帯電話機2のID(bbb)を電子メールのヘッダから抽出する(S402)。制御部82は、S401で抽出した管理情報に含まれるURLにアクセスしてコンテンツ配信装置11からデジタルコンテンツaのオリジナルをダウンロードする(S403)。
そして、制御部82は、デジタルコンテンツaのオリジナルのデータ本体に、S401で抽出した管理情報を埋め込むと共に、オリジナルのデータ本体に、S402で抽出したID(bbb)を管理情報の1つとして埋め込む(S404)。このとき、デジタルコンテンツaのオリジナルのデータ本体には、「http://www.xxx.com/a.jpg,aaa,bbb」といった内容の管理情報が埋め込まれることになる。
管理情報に含まれる「bbb」という情報は、デジタルコンテンツの転送経路を特定するための情報であるため、制御部82は、「bbb」という情報を埋め込む際、その情報がいつ追加されたものかということが分かるような形で埋め込む必要がある。例えば、「bbb」と共に現在日時情報を併せて埋め込めば良い。
管理情報をオリジナルに埋め込んだ後、制御部82は、オリジナルに埋め込んだ管理情報をDB83に記憶する(S405)。制御部82は、S301で受信した電子メールに添付されているデジタルコンテンツを削除して、管理情報を埋め込んだ後のオリジナルを添付し、その電子メールを通信部81を介して電子メールサーバ10に送信し(S406)、電子メールサーバ10によりこの電子メールが携帯電話機2に送信される。
本実施形態によれば、第一実施形態と同様の効果が得られると共に、転送されるデジタルコンテンツは、常に、そのデジタルコンテンツのオリジナルに管理情報が埋め込まれたものとなる。デジタルコンテンツのデータ本体に管理情報を埋め込む場合、管理情報の埋め込みの度にデジタルコンテンツが劣化する恐れがあるが、本実施形態によれば、劣化のないオリジナルのデジタルコンテンツを、転送先に送信することが可能となる。
本発明の第一実施形態を説明するためのデジタルコンテンツ配信システムの概略構成を示す図 本発明の第一実施形態を説明するためのデジタルコンテンツ配信システムの動作を説明するためのシーケンスチャート 本発明の第一実施形態を説明するためのデジタルコンテンツ配信システムの動作を説明するためのシーケンスチャート 本発明の第二実施形態を説明するためのデジタルコンテンツ配信システムの動作を説明するためのシーケンスチャート
符号の説明
8 GWサーバ
81 通信部
82 制御部
11 コンテンツ配信装置

Claims (19)

  1. デジタルコンテンツの著作権管理を行う著作権管理装置であって、
    前記デジタルコンテンツの配信を行うコンテンツ配信装置を特定するための配信元特定情報と、前記コンテンツ配信装置から配信された前記デジタルコンテンツの配信先を特定するための配信先特定情報とを含む管理情報が付加された前記デジタルコンテンツ(以下、管理コンテンツという)を持つ移動体端末から転送される前記管理コンテンツを受信する管理コンテンツ受信手段と、
    前記管理コンテンツの転送先を特定するための転送先特定情報を前記管理コンテンツの前記管理情報の1つとして、前記管理コンテンツに付加する管理情報付加手段と、
    前記管理情報付加手段により前記転送先特定情報が付加された管理コンテンツを前記転送先に送信する送信手段とを備える著作権管理装置。
  2. 請求項1記載の著作権管理装置であって、
    前記管理コンテンツ受信手段で受信される管理コンテンツの管理情報は、当該管理コンテンツのデータ本体に埋め込まれているものであり、
    前記管理情報付加手段は、前記転送先特定情報を前記データ本体に埋め込むものである著作権管理装置。
  3. 請求項1又は2記載の著作権管理装置であって、
    前記送信手段により前記転送先に送信される前記管理コンテンツに付加されている管理情報を記憶する記憶手段を備える著作権管理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の著作権管理装置であって、
    前記配信元特定情報は、前記管理コンテンツのオリジナルの格納場所を示す格納場所情報を含むものである著作権管理装置。
  5. デジタルコンテンツの著作権管理を行う著作権管理装置であって、
    前記デジタルコンテンツの配信を行うコンテンツ配信装置から配信された前記デジタルコンテンツのオリジナルの格納場所情報と、当該デジタルコンテンツの配信先を特定するための配信先特定情報とを含む管理情報が付加された前記デジタルコンテンツ(以下、管理コンテンツという)を持つ移動体端末から転送される前記管理コンテンツを受信する管理コンテンツ受信手段と、
    前記格納場所情報にしたがって前記オリジナルを取得するオリジナル取得手段と、
    前記管理コンテンツ受信手段で受信された管理コンテンツの前記管理情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出された管理情報を前記オリジナルに付加すると共に、前記管理コンテンツの転送先を特定するための転送先特定情報を前記管理情報の1つとして前記オリジナルに付加する管理情報付加手段と、
    前記管理情報付加手段により前記管理情報が付加された前記オリジナルを前記転送先に送信する送信手段とを備える著作権管理装置。
  6. 請求項5記載の著作権管理装置であって、
    前記管理コンテンツ受信手段で受信される管理コンテンツの管理情報は、当該管理コンテンツのデータ本体に埋め込まれているものであり、
    前記管理情報付加手段は、前記管理情報を前記オリジナルのデータ本体に埋め込むものである著作権管理装置。
  7. 請求項5又は6記載の著作権管理装置であって、
    前記送信手段により前記転送先に送信される前記オリジナルに付加されている管理情報を記憶する記憶手段を備える著作権管理装置。
  8. 請求項4〜7のいずれか記載の著作権管理装置であって、
    前記管理コンテンツ受信手段で受信された管理コンテンツから前記格納場所情報を抽出する抽出手段と、
    前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先であるか否かを判定する転送可否判定手段とを備え、
    前記送信手段は、前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先でなかった場合に、前記抽出された格納場所情報を前記転送先に送信するものである著作権管理装置。
  9. 請求項8記載の著作権管理装置であって、
    前記管理コンテンツのサンプルデータを取得するサンプルデータ取得手段を備え、
    前記送信手段は、前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先でなかった場合に、前記格納場所情報と共に前記サンプルデータを前記転送先に送信するものである著作権管理装置。
  10. デジタルコンテンツの著作権管理を行う著作権管理方法であって、
    前記デジタルコンテンツの配信を行うコンテンツ配信装置を特定するための配信元特定情報と、前記コンテンツ配信装置から配信された前記デジタルコンテンツの配信先を特定するための配信先特定情報とを含む管理情報が付加された前記デジタルコンテンツ(以下、管理コンテンツという)を持つ移動体端末から転送される前記管理コンテンツを受信する受信ステップと、
    前記管理コンテンツの転送先を特定するための転送先特定情報を前記管理コンテンツの前記管理情報の1つとして、前記管理コンテンツに付加する管理情報付加ステップと、
    前記転送先特定情報が付加された管理コンテンツを前記転送先に送信する送信ステップとを備える著作権管理方法。
  11. 請求項10記載の著作権管理方法であって、
    前記受信ステップで受信した管理コンテンツの管理情報は、当該管理コンテンツのデータ本体に埋め込まれているものであり、
    前記管理情報付加ステップは、前記転送先特定情報を前記データ本体に埋め込むものである著作権管理方法。
  12. 請求項10又は11記載の著作権管理方法であって、
    前記転送先に送信される前記管理コンテンツに付加されている管理情報を記憶する記憶ステップを備える著作権管理方法。
  13. 請求項10〜12のいずれか記載の著作権管理方法であって、
    前記配信元特定情報は、前記管理コンテンツのオリジナルの格納場所を示す格納場所情報を含むものである著作権管理方法。
  14. デジタルコンテンツの著作権管理を行う著作権管理方法であって、
    前記デジタルコンテンツの配信を行うコンテンツ配信装置から配信された前記デジタルコンテンツのオリジナルの格納場所情報と、当該デジタルコンテンツの配信先を特定するための配信先特定情報とを含む管理情報が付加された前記デジタルコンテンツ(以下、管理コンテンツという)を持つ移動体端末から転送される前記管理コンテンツを受信する受信ステップと、
    前記格納場所情報にしたがって前記オリジナルを取得するオリジナル取得ステップと、
    前記受信ステップで受信した管理コンテンツの前記管理情報を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出した管理情報を前記オリジナルに付加するとともに、前記管理コンテンツの転送先を特定するための転送先特定情報を前記管理情報の1つとして前記オリジナルに付加する管理情報付加ステップと、
    前記管理情報を付加した前記オリジナルを前記転送先に送信する送信ステップとを備える著作権管理方法。
  15. 請求項14記載の著作権管理方法であって、
    前記受信ステップで受信した管理コンテンツの管理情報は、当該管理コンテンツのデータ本体に埋め込まれているものであり、
    前記管理情報付加ステップは、前記管理情報を前記オリジナルのデータ本体に埋め込むものである著作権管理方法。
  16. 請求項14又は15記載の著作権管理方法であって、
    前記送信ステップで前記転送先に送信する前記オリジナルに付加されている管理情報を記憶する記憶ステップを備える著作権管理方法。
  17. 請求項13〜16のいずれか記載の著作権管理方法であって、
    前記受信ステップで受信した管理コンテンツから前記格納場所情報を抽出する抽出ステップと、
    前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先であるか否かを判定する判定ステップとを備え、
    前記送信ステップは、前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先でなかった場合に、前記抽出された格納場所情報を前記転送先に送信するものである著作権管理方法。
  18. 請求項17記載の著作権管理方法であって、
    前記管理コンテンツのサンプルデータを取得するサンプルデータ取得ステップを備え、
    前記送信ステップは、前記転送先が前記管理コンテンツの転送可能な宛先でなかった場合に、前記格納場所情報と共に前記サンプルデータを前記転送先に送信するものである著作権管理方法。
  19. コンピュータを、請求項1〜9のいずれか記載の著作権管理装置として機能させるための著作権管理プログラム。
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