JP2006066736A - コード結束用フックを備えた液晶型テレビ - Google Patents

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Abstract

【課題】
スタンド型や壁掛け型として室内に自由に設置できる液晶型テレビにおいて、多数の入出力端子類を配置した前記液晶型テレビの背面筐体に多数のコード類の接続を可能とし、コード類に損傷を与えることなく簡単に結束が出来ると共に、前記コード類の結束部などを着脱可能なカバー部材で覆うことにより意匠、美観にも優れたコード結束用フックを備えた液晶型テレビを提供することを目的とする。
【解決手段】
前記液晶型テレビ1の筐体4の底辺側をスタンド3で支持することにより、背面筐体5の下側に多数の入出力端子類7と電源コード等のコード類8の配置を可能とする横長な段差凹部11を確保し、該段差凹部11の段差面12にコード結束用フック21を形成して前記多数のコード類8を簡単に束ねて下向きに引き出すことを可能とする共に、前記段差凹部11を覆い隠すカバー部材6を着脱容易に設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スタンド型や壁掛け型として室内に自由に設置できる液晶型テレビにおいて、複数種の外部家電機器などと入出力するために多数の入出力端子類を配置した前記テレビの背面筐体に前記多数のコード類を接続しても、接続したコード類に損傷を与えることもなく簡単に結束可能とし、前記端子類と接続したコード類の結束部などを着脱可能なカバー部材で覆うことにより意匠、美観にも優れたコード結束用フックを備えた液晶型テレビに関する。
従来より電子機器から引き出されるコード類を狭持して収納する方法としては、パーソナルコンピュータの表示に用いられる液晶型モニターなどに図6のような構成で利用されている。筐体44背面の中央に前記筐体44を支えるスタンド43の回動支持部41があり、ここを避けた前記筐体背面44Aに図示しない前記コンピュータ本体と接続する信号コード45と電源コード48の2本を引き出して狭持しながら収納する凹部42が設けられ、該凹部42にはコード狭持壁47が前記凹部42から突き出して形成されていると共に、前記コード狭持壁47にはコード類45,48の太さに対応した切欠きによるコード狭持溝47Aが2箇所設けられていて前記2本のコード類45,48を嵌挿して狭持する。更に、前記凹部42には前記筐体背面44Aへの係合手段を備えたカバー部材46が取り付けられる構成となっている。このカバー部材46の裏面には前記凹部42に設けられたコード狭持溝47Aと対向する位置に前記コード類45,48がコード狭持溝47Aから外れることを防止する突起46Aが形成されている。
また、別な電子機器については、例えば次のような従来技術が提案されている。特許文献1には、図7に示すように、電源コード48が接続された電子機器50側面に電源コード48を収納するために設けたスペース51と、該スペース51を開閉するために該機器50に対して着脱可能に支持されるカバー部材46と該カバー部材46の裏面に形成された逆L字型の突起の突き出し部を互いに背を向けて2個配置したコード巻きつけ用部材53とを備えた電子機器50において、カバー部材46の周縁に沿って電源コード48の引き出し用の切欠き54を複数配置して電源コード48の長さの余剰分をコード巻きつけ用部材53に巻きつけて収納する方法が提案されている。
特開2002−43766号公報
前記パーソナルコンピュータの表示に用いられる液晶型モニターの従来技術によれば、前記筐体44の背面側中央に筐体44を支えるスタンド43の回動支持部41があり、該回動支持部41を避けた前記筐体背面44Aに信号コード45と電源コード48の2本を引き出して狭持する凹部42が設けられているので前記筐体背面44Aの空きスペースは狭く、多数のコード類45,48を束ねようと前記と同様な凹部42を筐体背面44Aに追加して配置するには中央に配置されたスタンド回動支持部41を間に挟む図6では左側の筐体背面44Aに1箇所にしか配置することが出来ず、実質2本であったコード類45,48の狭持本数は4本にしか増やすことが出来ないと共に、前記カバー部材46も1枚追加することが必要となる。これにより、前記カバー部材46の取り付け作業も増えてしまう。また前記凹部42に設けられたコード狭持壁47にはコード狭持溝47Aの切欠きが2箇所設けられていて前記2本のコード類45,48を嵌挿して狭持することが出来るが、同一スペースに2本以上を狭持することは困難といわざるを得ない。反面、前記凹部42に設けられた狭持壁47にはコード類の太さに対応した狭持溝47Aの切欠きが設けられており、コード類45,48を嵌挿して狭持する位置を間違えたとしても目視で容易に誤りに気がつくことが出来る。また前記カバー部材46により前記コード類45,48の狭持部はほぼ密封状態となり防塵に対しては優位な構造と言える。しかし、仮に前述のような凹部42を形成する空きスペースの問題が無かったとして、たとえば10本以上を同様な狭持手段によって形成する場合、個々に太さが異なる10本以上のコード類45,48に対応した切欠きを用意すると、狭持溝47A毎にコード類の割付を行わねばならず作業は煩雑であると言わざるを得ない。また、狭持溝47Aとカバー部材46側の突起46Aによってコード類45,48を挟み込む構造であり、コード類45,48が捩れるとカバー部材46の縁でコード類45,48を挟むなどによりコード類45,48が潰れ、傷や断線といったコード類45,48への負担が増すこととなる。
また、前記特許文献1のコード巻きつけ用部材53は、電子機器50に着脱可能に支持されるカバー部材46の裏面に形成された逆L字型の突起53の突き出し部を互いに背を向けて2個配置した形状であり、前記カバー部材46の裏面と前記逆L字型突起53の突き出し部とがコード48を巻きつけるときの鍔部を形成しており、巻きつけるコード48の本数を問わず巻き付け易さに優れているが、多数本のコード48を巻きつけて収納した場合、前記多数のコード48は互いに折り重なって巻かれるため、巻きつけた後で特定のコード48を指定して巻き戻し、所望する長さに変更することが非常に難しいコード巻きつけ構造であり複数のコード48を狭持する用途には不適といえる。
本発明は、液晶型テレビなどの電子機器において外部の家電機器などと接続するために約20本と多数のコード類に損傷を与えることもなく簡単、確実に結束することが可能なコード結束用フックを実現すると共に、特に液晶型テレビにおいて多数のコード類と接続する入出力端子類と電源コードの配置を下向きに統一して前記接続されるコード類の向きを下向きとすることにより接続して引き出されるコード類に無理な力がかからず、更に前記端子類を配置して接続し、前記コード結束用フックにより束ねられたコード類の引き出し部分を覆う着脱可能なカバー部材を設けることにより意匠、美観にも優れた液晶型テレビを提供することを目的とする。
請求項1に係るコード結束用フックを備えた液晶型テレビにおいて、筐体の前面に配置した液晶表示部と、前記筐体の底面において着脱可能なスタンドと、前記筐体の背面に設けた樹脂製の背面筐体とを備えた液晶型テレビにおいて、前記背面筐体の下側には複数の入出力端子類および/又は電源コードなどの導出部を下向きに配置した横長の段差凹部を設け、前記段差凹部の段差面から後側に突き出して一体形成されたコード結束用フックを複数箇所に配置したことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、このコード結束用フックを備えた液晶型テレビは、筐体を支持するスタンドが前記筐体の底面側に設けた支持部で連結されることにより、前記背面筐体の下側には複数の入出力端子類と電源コードなどの導出部を下向きに配置した横長の段差凹部を設けることが出来るので、背面筐体の下側に十分なスペースが確保でき、多数のコード類を引き出すことが可能となる。従って従来のパーソナルコンピュータの表示に用いられる液晶型モニターのように、前記筐体の背面側中央に筐体を支えるスタンドの回動支持部がある場合、該回動支持部を避けた限られたスペースに前記筐体背面にコード類を引き出して狭持する凹部を設けるしかなく、又前記凹部は2箇所にしか設置できず、前記凹部の1箇所から引き出せるコード類の数も2本であり、2箇所に増やしても合計で4本しか引き出せないといった制約は大幅に緩和される。また、段差面から後方側に突き出して一体形成されたコード結束用フックを複数箇所に配置したことにより、前記多数のコード類を複数箇所に設けたコード結束用フックで各々分割しながら狭持して前記背面筐体の下側に向けて引き出すことが出来る。さらに、前記コード結束用フックは前記樹脂製の背面筐体の段差面から後方側に突き出して一体に形成されており、前記フックにより結束されたコードに傷が付くとか断線するといった恐れは無い。
本発明の請求項2のコード結束用フックを備えた液晶型テレビは、請求項1記載のコード結束用フックを備えた液晶型テレビにおいて、前記コード結束用フックは逆L字型の突起2個を向かい合わせて略門型に配置したことを特徴とする。
請求項2の構成によれば、前記2個の逆L字型の突起を向かい合わせた略門型であり、前記2個の逆L字型突起の隙間にコード類を収納して結束するコード類の引っ掛け構造を成しており、複数のコード類を複数箇所のコード結束用フックに簡単に引っ掛けて狭持することが出来ると共に、コード類の取り外し操作も簡単に行うことが出来る。
本発明の請求項3のコード結束用フックを備えた液晶型テレビは、請求項1又は2記載のコード結束用フックを備えた液晶型テレビにおいて、前記段差凹部には、前記複数の入出力端子類と電源コードなどの導出部と、前記コード結束用フックとを覆う着脱可能なカバー部材を設けたことを特徴とする。
請求項3の構成によれば、前記段差凹部には、前記複数の入出力端子類と電源コードなどの導出部と、前記略門型に配置した2箇所のコード結束用フックとを覆う着脱可能なカバー部材を設けたことにより、前記入出力端子類とコード類の接続箇所や前記コード結束用フックをカバー部材で覆い隠すことが出来る。また、前記背面筐体の下側には横長の段差凹部が設けられており、前記カバー部材と段差凹部との間に前記コード類を引き出すための大きな隙間を設けることが出来る。
請求項1に係るコード結束用フックを備えた液晶型テレビの発明によれば、前記筐体の底面側にスタンドの着脱部を設けたことにより、前記背面筐体の下側には複数の入出力端子類と電源コードなどの導出部を下向きに配置した横長の段差凹部を設けることが出来るので、背面筐体の下側に十分なスペースが確保され前記多数のコード類を引き出して狭持することが出来ると共に、前記液晶型テレビの厚さを厚くする必要も無く、該液晶型テレビは薄型化を実現することが出来る。また、前記段差凹部の段差面から後方側に突き出して一体形成されたコード結束用フックを複数箇所に配置したことにより、多数のコード類を複数箇所に設けたコード結束用フックで各々分散しながら狭持し、前記背面筐体の下側に向けて引き出すことが出来るので多数のコード類を整理して引き出すことが出来る。さらに、前記コード結束用フックは背面筐体と一体に形成されており、部品点数が増えてしまうことはない。
請求項2に係るコード結束用フックを備えた液晶型テレビの発明によれば、前記2個の逆L字型の突起を向かい合わせた略門型であり、前記2個の逆L字型突起の隙間にコード類を収納して結束するコード類の引っ掛け構造を成しており、多数のコード類を簡単確実に引っ掛けて狭持することが出来ると共に、コード類の取り外し操作も簡単に行うことが出来るので、スタンドを外して壁掛け型に変更してもコードの結束機能が損なわれることはない。
請求項3に係るコード結束用フックを備えた液晶型テレビの発明によれば、前記入出力端子類とコード類の接続箇所や前記コード結束用フックをカバー部材で覆い隠すことが出来るので、意匠、美観に優れた液晶型テレビを実現することが出来る。また、前記カバー部材と段差凹部との間に大きな隙間を設けることが出来るので、1箇所のフックで複数のコード類を束ねて引き出すことが出来ると共に、複数個のフックを設けることにより多数のコード類を束ねて引き出すことが出来る。また、従来例のようにスタンドの回動支持部でコード類の狭持部の配置スペースが2箇所に分割されることも無く、前記横長な段差凹部を覆うカバー部材を1つで覆うことが出来る。
以下、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図1〜図5により以下に説明する。もちろん、本発明は、その発明の趣旨に反さない範囲で、実施例において説明した以外のものに対しても容易に適用可能なことは説明を要するまでもない。
図2は本発明における液晶型テレビの正面斜視説明図であり、図3は前記液晶型テレビの背面説明図である。
図2の液晶型テレビ1には筐体4の前面に液晶表示部2が配置され、前記筐体4の底面側中央にスタンド3が連結されて前記筐体4を支持している。また、前記液晶型テレビ1の背面は図3に示す背面筐体5が配置され、該背面筐体5の下側に設けた図示しない段差凹部から複数のコード類8が図示しないコード結束用フックで狭持されて束ねられ、下向きに引き出されている。更に、前記コード類8が引き出された前記段差凹部をカバー部材6が覆っている。
続いて図1は本発明における一実施例を示すコード結束用フックに狭持されたコード類をカバー部材で覆う前の構成を示す斜視説明図である。
前記背面筐体5の下側に横長な段差凹部11を設け、その下向き壁面13に配置した3箇所の開口窓14には入出力端子類7と電源コード8が合わせて約20箇所配置され、それぞれにコード類8が接続されている。また、前記段差凹部11から突き出した段差面12には該段差面12から後方側に突き出して一体に形成されたコード結束用フック21を前記スタンド3の図示しない支持部近傍となる2箇所に配置しており、前記コード結束用フック21により狭持されたコード類8がスタンド3支持部の近傍の2箇所に束ねられ、下側に引き出すことが出来るので、コード類8が乱雑となることを防止し美観を向上することが出来る。
図4は背面筐体5を液晶型テレビ1の後側下方向から見た斜視図であり、段差凹部11が前記背面筐体5の下側に形成されている。該背面筐体5の下向き壁面13には入出力端子類7や電源コード8などを配置するための開口窓14が3箇所に形成されており、該開口窓14の上縁にはカバー部材6を支持する鈎形係止部17が形成されている。また、前記段差凹部11の両横壁面15,16にはカバー部材6の両端側30,31に形成された係止爪部32と係合する係合孔25を形成している。更に、前記段差凹部11の中央下端寄りには段差面12が突き出して形成され、該段差面12の中央には前記カバー部材6を係止するレバー形係止部22が形成されると共にその両脇には2個の逆L字型の突起20を向かい合わせて略門型に配置したコード結束用フック21が2箇所に前記背面筐体5と一体に形成されている。
前記背面筐体5の構成により、前記下向き壁面13に形成された3箇所の開口窓14に配置された入出力端子類7と接続される約20本のコード類8は前記2箇所に形成されたコード結束用フック21に分散して嵌挿し、狭持することが出来る。また、前記段差凹部11周辺に配置した鈎形係止部17と係合孔25、レバー形係止部22の各々によりカバー部材6を簡単に取り付けて係止することが出来る。
次に、前記背面筐体の段差凹部を覆うカバー部材について図5を参照しながら以下に説明する。
図5に示すカバー部材6には、その上端縁に前記背面筐体5の段差凹部11に形成された鈎形係止部17と係合する係合壁35と、前記カバー部材6の両端側30,31に形成した係止爪部32と、前記カバー部材6の下端寄り中央に前記レバー形係止部22と係合する係合孔25とが設けられており、前記背面筐体5に簡単に取り付けて前記横長の段差凹部11を覆うことが出来る。また、前記カバー部材6の下端側で前記2箇所に配置したコード結束用フック21と対面する位置にコード引き出し用隙間33を形成する段差を切欠いて設けてあり、前記コード結束用フック21により狭持されて束ねられたコード類8を該コード引き出し用隙間33から下方向に引き出すことが出来る。
以上のように本発明のコード結束用フック21を備えた液晶型テレビ1によれば、筐体4を支持するスタンド3を筐体4の底辺側に設けたことにより前記液晶型テレビ1は薄型の形状を維持しながら背面筐体5の下側には横長な段差凹部11を設けることが可能となり、前記段差凹部11の下向き壁面13から下側に向けて約20本のコード類8を接続して引き出すことが可能となった。更に、前記約20本のコード類を筐体4底辺側の中央に設けたスタンド3の支持部近傍で2箇所に設けたコード結束用フック21に簡単に嵌挿して狭持することが出来ると共に、所定のコード類8を取り外すときも、束ねられたコード類8の中から所定のコードだけをコード結束用フック21から簡単に取り外すことが出来る。また、前記コード結束用フック21は背面筐体5と一体に形成された樹脂性でありコード類8の絶縁被覆を傷付ける恐れはない。更に、前記2箇所に分散して狭持されて引き出される前記コード類8は下向きに統一することが出来るので、前記薄型の液晶型テレビ1をスタンド型として使用するときはスタンド3の近傍の2箇所から下向きに約20本のコード類8を整然と下向きに引き出すことが出来るので美観を向上させることが出来る。また、前記薄型な液晶型テレビ1のスタンド3を取り外して壁掛け型として視聴する際は、前記2箇所に束ねられて下向きにコード類8が引き出されるので、コード類8が乱雑になることを防止することができるので前記液晶型テレビ1の見栄えを向上させることが出来る。
また、前記段差凹部11を着脱が容易な係止手段17,22,25,32により覆うことが出来るカバー部材6を設けたことにより、前記入出力端子類7と接続され、コード結束用フック21により結束されて狭持され、引き出されるコード類8と入出力端子類7との接続部に塵や埃が堆積することを防止することが出来ると共に、カバー部材6により直接コード類が他と接触して電気的に短絡することやコード類8の被覆を破損することを未然に防止することが出来るので前記液晶型テレビ1をスタンド型として視聴する際は背後に他のものが近接した狭い場所にも設置することが出来ると共に、壁掛け型として使用する際も壁面に密着して設置することが出来るので、前記薄型な液晶型テレビ1は視聴者が設置場所の制約を受けることなく自由に任意な設置を行うことが出来る。
以上、本実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、コード結束用フック21は複数のコード類8を嵌挿して狭持することが可能な状態であれば向かい合った2個の逆L字型突起20の大きさは同じでなくてもよく、また、カバー部材6は前記コード類8を引き出して狭持する範囲を覆うことが可能であれば背面筐体5の巾一杯に横長である必要も無く、使い易さを配慮して形状と係止方法を変更するなど前記実施例に限定されるものではなく、適宜選定すればよい。
本発明における一実施例を示すコード結束用フックに狭持されたコード類をカバー部材で覆う前の構成を示す斜視説明図である。 本発明における液晶型テレビの正面斜視説明図である。 本発明における前記液晶型テレビの背面説明図である。 本発明の一実施例における背面筐体の段差凹部とコード結束用フックを示す斜視説明図である。 本発明の一実施例における背面筐体の段差凹部を覆うカバー部材を示す斜視説明図である。 従来のパーソナルコンピュータに使用される液晶表示モニター背面においてコード類を狭持して収納する構造を示す説明図である。 従来の電子機器においてコード類を巻きつけて収納する構造を示す説明図である。
符号の説明
1 液晶型テレビ
2 液晶表示部
3 スタンド
4 筐体
5 背面筐体
6 カバー部材
7 入出力端子類
8 電源コードなどコード類
11 段差凹部
12 段差面
20 逆L字型突起
21 コード結束用フック

Claims (3)

  1. 筐体の前面に配置した液晶表示部と、前記筐体の底面において着脱可能なスタンドと、前記筐体の背面に設けた樹脂製の背面筐体とを備えた液晶型テレビにおいて、前記背面筐体の下側には複数の入出力端子類および/又は電源コードなどの導出部を下向きに配置した横長の段差凹部を設け、前記段差凹部の段差面から後方側に突き出して一体形成されたコード結束用フックを複数箇所に配置したことを特徴とするコード結束用フックを備えた液晶型テレビ。
  2. 前記コード結束用フックは逆L字型の突起2個を向かい合わせて略門型に配置したことを特徴とする請求項1記載のコード結束用フックを備えた液晶型テレビ。
  3. 前記段差凹部には、前記複数の入出力端子類および/又は電源コードなどの導出部と、前記コード結束用フックとを覆う着脱可能なカバー部材を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のコード結束用フックを備えた液晶型テレビ。
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