JP2006065738A - 情報処理機器 - Google Patents

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Shuhei Yugawa
修平 湯川
Akihito Shinohara
昭仁 篠原
Hidetoshi Kawabe
英敏 川部
Yuji Nakamura
裕二 中村
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Abstract

【課題】 ディスプレイ装置等のメンテナンス性の向上等を図る。
【解決手段】 ヒンジ体10に、ディスプレイ装置3の装置本体2に対する回動中心とされるヒンジ軸12と、装置本体に取り付けられる本体用取付部13と、ディスプレイ装置に取り付けられヒンジ軸を支点として本体用取付部に対して回動可能とされたディスプレイ用取付部15と、ヒンジ軸にその軸方向に移動可能に支持されディスプレイ用取付部の回動動作に伴って回動されるモード形成レバー34とを設け、該モード形成レバーをヒンジ軸の軸方向において規制位置と非規制位置との間で移動可能とし、本体用取付部に、モード形成レバーが規制位置において回動されたときにモード形成レバーの回動を規制する規制部21bを設け、モード形成レバーのヒンジ軸に対する位置によって、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動可能角度が異なる2つのモードを形成するようにした。
【選択図】 図8

Description

本発明は情報処理機器についての技術分野に関する。詳しくは、装置本体に対してディスプレイ装置が回動可能に支持された情報処理機器において、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動可能角度が異なる2つのモードを形成可能とし、ディスプレイ装置等のメンテナンス性の向上等を図る技術分野に関する。
情報処理機器には、例えば、複数の操作キーが設けられたキーボード装置と表示画面を有するディスプレイ装置と駆動回路や制御回路等の各種の回路を内部に有する装置本体とを備えたパーソナルコンピューターがある。
このような従来の情報処理機器aとして、図21に示すように、装置本体bとディスプレイ装置cが一体化され、両者が机上等に載置されるベース部dに回動可能に支持されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された情報処理機器aにあっては、装置本体bに一体化されたディスプレイ装置cを装置本体bとともにベース部dに対して回動させることにより、ディスプレイ装置cを所望の向きに設定して使用することができる。
特開2003−256078号公報
上記した情報処理機器aにあっては、ディスプレイ装置cが装置本体bに一体化されているため、情報処理機器aの配置スペースが小さくて済み、省スペース化を図ることができるという利点がある。
ところが、情報処理機器aにおいて、例えば、ディスプレイ装置bに関するメンテナンスが必要となった場合には、装置本体bとディスプレイ装置cが一体化されているため、先ず、図22に示すように、リアカバーe及びサイドカバーfを外してから内部に配置されたシールド板gを外し、次いで、図23に示すように、例えば、装置本体bに対してディスプレイ装置cをスライドさせるようにして取り外すことにより、装置本体bとディスプレイ装置cを分離しなければならなかった。
従って、ディスプレイ装置bのメンテナンスを行う際の取外作業における工程が多く、作業時間も長くなりメンテナンス性が悪いという問題がある。
また、装置本体bからディスプレイ装置cを取り外す必要があるため、ディスプレイ装置cと装置本体bを接続する信号線となる接続ケーブルの長さを、ディスプレイ装置cを取り外したときの長さを見込んで設計しなければならない。従って、その分、接続ケーブルが長くなってしまうため、接続ケーブルの配置スペースが大きくなる、不要輻射による影響が生じ易くなる、製造コストが高騰する等の不具合を生じてしまう。この場合、装置本体bに対してディスプレイ装置cをスライドさせて取り外すときには、特に、接続ケーブルの長さが長くなってしまう。
そこで、本発明情報処理機器は、上記した問題点を克服し、ディスプレイ装置等のメンテナンス性の向上等を図ることを課題とする。
本発明情報処理機器は、上記した課題を解決するために、ヒンジ体に、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動中心とされるヒンジ軸と、装置本体に取り付けられると共にヒンジ軸の軸方向における一方の側に設けられた本体用取付部と、ディスプレイ装置に取り付けられると共にヒンジ軸の軸方向における他方の側に設けられヒンジ軸を支点として本体用取付部に対して回動可能とされたディスプレイ用取付部と、ヒンジ軸にその軸方向に移動可能に支持されると共にディスプレイ用取付部の本体用取付部に対する回動動作に伴って回動されるモード形成レバーとを設け、該モード形成レバーをヒンジ軸の軸方向において規制位置と非規制位置との間で移動可能とし、本体用取付部に、ディスプレイ用取付部の回動動作に伴ってモード形成レバーが規制位置において回動されたときにモード形成レバーの回動を規制する規制部を設け、モード形成レバーのヒンジ軸に対する位置によって、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動可能角度が異なる2つのモードを形成するようにしたものである。
従って、本発明情報処理機器にあっては、モード形成レバーのヒンジ軸に対する位置に応じてディスプレイ装置のモードの切替が行われる。
本発明情報処理機器は、表示画面に画像を表示するディスプレイ装置と所定の処理を行う装置本体とを備え、ディスプレイ装置が装置本体に対してヒンジ体を介して回動自在に支持された情報処理機器であって、上記ヒンジ体は、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動中心とされるヒンジ軸と、装置本体に取り付けられると共にヒンジ軸の軸方向における一方の側に設けられた本体用取付部と、ディスプレイ装置に取り付けられると共にヒンジ軸の軸方向における他方の側に設けられヒンジ軸を支点として本体用取付部に対して回動可能とされたディスプレイ用取付部と、ヒンジ軸にその軸方向に移動可能に支持されると共にディスプレイ用取付部の本体用取付部に対する回動動作に伴って回動されるモード形成レバーとを備え、該モード形成レバーはヒンジ軸の軸方向において規制位置と非規制位置との間で移動可能とされ、本体用取付部に、ディスプレイ用取付部の回動動作に伴ってモード形成レバーが規制位置において回動されたときにモード形成レバーの回動を規制する規制部を設け、モード形成レバーのヒンジ軸に対する位置によって、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動可能角度が異なる2つのモードを形成するようにしたことを特徴とする。
従って、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動可能角度が大きなモードにおいて、ディスプレイ装置と装置本体との間に大きな作業空間が形成され、ヒンジ体、装置本体、ディスプレイ装置等についてのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
また、装置本体とディスプレイ装置との間に大きな作業空間が形成されるため、ディスプレイ装置の背面側において必要な作業を行うことができる。
さらに、メンテナンス作業時に、ディスプレイ装置を装置本体から分離する必要がなく、その分、ディスプレイ装置と装置本体を接続する信号線となる接続ケーブルの長さを短くすることができる。
請求項2に記載した発明にあっては、複数の操作キーを有し該操作キーに対して所定の操作を行うキーボード装置を備え、上記ヒンジ体に、キーボード装置に取り付けられると共にヒンジ軸を支点として回動可能とされたキーボード用取付部を設けたので、装置本体、ディスプレイ装置及びキーボード装置が1つのヒンジ体によって連結され、装置本体、ディスプレイ装置及びキーボード装置をそれぞれ各別の工程で組み立てて結合することができ、情報処理機器の製造時の組立作業における作業性の向上を図ることができる。
また、装置本体、ディスプレイ装置及びキーボード装置が1つのヒンジ体によって連結されるため、その分、部品点数の削減を図ることができると共に配置スペースを小さくすることができ、情報処理機器の製造コストの低減及び小型化を図る。
請求項3に記載した発明にあっては、上記ヒンジ体の少なくとも一部を閉塞するヒンジカバーを備え、該ヒンジカバーに、ヒンジ体がヒンジカバーによって閉塞されたときにモード形成レバーを規制位置に保持する保持部を設けたので、ヒンジカバーを取り付けた状態においては、常に、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動可能角度が小さなモードが設定されるため、使用者が誤って、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動可能角度が大きなモードを設定してしまうというような不具合の発生を防止することができる。
以下に、本発明情報処理機器を添付図面に従って説明する。以下に示す最良の形態は、本発明情報処理機器をパーソナルコンピューターに適用したものである。尚、本発明の適用範囲はパーソナルコンピューターに限られることはなく、本発明情報処理機器は、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、ネットワーク端末、携帯情報端末、ワークステーション等の各種の情報処理機器に適用することができる。
情報処理機器(パーソナルコンピューター)1は内部に駆動回路や制御回路等の各種の回路を有する装置本体2と画像を表示するためのディスプレイ装置3と各種の操作を行うためのキーボード装置4とを備えている(図1及び図2参照)。
装置本体2は机上等の載置面100上に載置されるスタンド部5と本体部6が一体に形成されて成り、本体部6の側面には、図示はしないが、電源釦や各種のコネクターが設けられている。本体部6は、載置面100に載置された状態において、前面6aが水平方向より稍上方側に傾斜した向きとされている(図2参照)。
本体部6の前面6aの下端部には接続孔6bが形成されている(図3参照)。接続孔6bはディスプレイ装置3やキーボード装置4と装置本体2とを電気的及び機械的に接続するためのものである。接続孔6bは、その一部がカバー7によって閉塞される。
ディスプレイ装置3は、その下端部を支点としてヒンジ部8を介して装置本体2に回動自在に支持されている(図1及び図2参照)。ディスプレイ装置3は扁平な略矩形状に形成され、パネル9と該パネル9に設けられた表示画面3aとを有する。パネル9の背面9a、即ち、装置本体2に対向する側の面には、装置本体2側に突出された当接用突部9bが設けられている(図2及び図3参照)。
パネル9はフロントパネル部9cとリアパネル部9dが前後でネジ9e、9e、・・・によって結合されて成る(図3参照)。ネジ9e、9e、・・・はリアパネル部9d側に取り付けられる。
ディスプレイ装置3の下端部には、その左右両端部を除く部分に配置用切欠3bが形成されている(図3参照)。
ディスプレイ装置3は当接用突部9bが装置本体2に接する位置まで装置本体2側に回動可能とされている(図2参照)。このディスプレイ装置3の位置は第1の回動位置とされ、反対方向における回動端が第2の回動位置とされる。
情報処理機器1にあっては、ディスプレイ装置3の装置本体2に対する回動可能角度が異なる使用モードとメンテナンスモードの2つのモードが形成されるようになっている。載置面100が水平にある状態において載置面100に対する垂直面を0°とし装置本体2側をプラス側の角度とすると、図2に示すように、使用モードにおける回動角度は、例えば、−3°から25°とされ、メンテナンスモードにおける回動角度は、例えば、−110°から−3°とされている。従って、回動角度25°の位置がディスプレイ装置3の第1の回動位置とされ、回動角度−3°の位置がディスプレイ装置3の第2の回動位置とされ、回動角度−110°の位置がディスプレイ装置3の第3の回動位置とされる。
キーボード装置4は、その後端部を支点として上記ヒンジ部8を介してディスプレイ装置3に回動自在に支持されている。従って、ヒンジ部8はディスプレイ装置3の装置本体2に対する回動支点になると共にキーボード装置4のディスプレイ装置3に対する回動支点にもなり、キーボード装置4は装置本体3に対しても回動可能とされる。
キーボード装置4は扁平な横長の略矩形状に形成され、横幅がディスプレイ装置3の横幅と略同じ大きさに形成されている。キーボード装置4には複数の操作キー4a、4a、・・・が配置され、該操作キー4a、4a、・・・が配置された面と同じ面の左右両端部にそれぞれ接触防止用突部4b、4bが設けられている(図1参照)。接触防止用突部4b、4bは、図2に示すように、キーボード装置4がディスプレイ装置3に対向して位置されたときに、操作キー4a、4a、・・・とディスプレイ装置3との間に一定の間隔を形成し、操作キー4a、4a、・・・に対する不必要な操作を防止する機能を有する。
キーボード装置4は、操作キー4a、4a、・・・がディスプレイ装置3によって閉塞される閉塞位置(図4及び図5参照)と、操作キー4a、4a、・・・が開放される開放位置(図6及び図7参照)との間で回動される。
キーボード装置4の後端部には左右に離隔して上方へ突出された覆い部4c、4cが設けられている(図1及び図3参照)。
ヒンジ部8はヒンジ体10と支持体11とを備えている(図8参照)。
ヒンジ体10はヒンジ軸12と本体用取付部13とキーボード用取付部14を備えている(図8参照)。
ヒンジ軸12は左右に長く形成され、ディスプレイ用取付部15、位置決め部16、回り止め軸部17及び支持軸部18が左側から順に設けられて成る。
ディスプレイ用取付部15は互いに反対側に位置する面が平面に形成され、ディスプレイ用取付部15には各平面間を貫通する取付用螺孔15a、15a、15aが左右に離隔して形成されている。位置決め部16は扁平な円柱状に形成されている。回り止め軸部17は互いに反対側に位置する面が平面に形成され、支持軸部18は丸軸状に形成されている。
本体用取付部13は取付部19と支持部20とが結合されて成る。
取付部19は、左右方向において対向して位置された一対のアーム部21、21と該アーム部21、21を連結する連結部22と、アーム部21、21の一端部間に位置された取付片部23とから成る。
アーム部21、21は前後に延びるように形成され、前端部にそれぞれ軸支持孔21a、21aが形成されている。左側に位置するアーム部21には左方へ突出された規制部21bが設けられている。連結部22には左右に離隔して取付螺孔22a、22aが形成され、取付片部23には取付用孔23a、23aが形成されている。
支持部20は被取付片部24と該被取付片部24から前方へ突出された軸受部25とから成る。被取付片部24には左右に離隔してネジ挿通孔24a、24aが形成されている。
支持部20は被取付片部24が取付部19の連結部22に取り付けられる。被取付片部24の連結部22への取付は、被取付片部24のネジ挿通孔24a、24aにそれぞれ挿通された取付ネジ26、26が連結部22の取付螺孔22a、22aに螺合されることにより行われる。
キーボード用取付部14は、取付面部27と、該取付面部27の後縁から直交方向に突出された取付部28と、取付面部27から直交方向に突出され左右方向において対向して位置された一対の支持片部29、29とから成る。
取付面部27には左右に離隔して挿通孔27a、27a、27aが形成されている。取付部28には螺孔28aが形成されている。支持片部29、29の先端部には、それぞれ被支持孔29a、29aが形成され、右側に位置する支持片部29の外縁には係合切欠29b、29bが形成されている。
ヒンジ軸12には第1のカム部材30と第2のカム部材31が支持される。第1のカム部材30及び第2のカム部材31は外形が円形状に形成され、それぞれ中心部に左右方向において貫通された挿通孔30a、31aが形成されている。挿通孔30aはヒンジ軸12の回り止め軸部17の横断面形状と同様の形状に形成され、挿通孔31aは丸穴状に形成されている。
第1のカム部材30は右側の面がカム面32とされている。カム面32には、周方向において順に、カム凹面32a、傾斜面32b、カム凸面32c、傾斜面32bが2回ずつ繰り返し連続して形成され、カム凹面32a、32aがカム凸面32c、32cより左方に位置され、傾斜面32b、32b、・・・はそれぞれカム凹面32a、32aとカム凸面32c、32cを連続するように傾斜されている。
第2のカム部材31は左側の面がカム面33とされている。カム面33には、周方向において順に、カム凹面33a、傾斜面33b、カム凸面33c、傾斜面33bが2回ずつ繰り返し連続して形成され、カム凹面33a、33aがカム凸面33c、33cより右方に位置され、傾斜面33b、33b、・・・はそれぞれカム凹面33a、33aとカム凸面33c、33cを連続するように傾斜されている。第2のカム部材31の右側の面には、右方へ突出された係合突部31b、31bが設けられている。
ヒンジ軸12にはモード形成レバー34が支持される。モード形成レバー34は被支持片部34aと該被支持片部34aから突出された規制突部34bとから成り、被支持片部34aには被支持孔34cが形成されている。被支持孔34cは、ヒンジ軸12の回り止め軸部17の横断面形状と同様の形状に形成されている。
ヒンジ体10は以下のようにして組み立てられる。
キーボード用取付部14の被支持孔29a、29aに左側からヒンジ軸12の支持軸部18及び回り止め軸部17が挿入され、ヒンジ軸12の位置決め部16がキーボード用取付部14の左側に位置する支持片部29に接した状態とされる。このとき回り止め軸部17は、圧縮コイルバネ35、第1のカム部材30の挿通孔30a及び第2のカム部材31の挿通孔31aを順に挿通される。圧縮コイルバネ35はキーボード用取付部14の左側に位置する支持片部29と第1のカム部材30との間に配置され、第1のカム部材30を第2のカム部材31側に付勢する。第1のカム部材30はヒンジ軸12に対して、その軸方向に移動可能とされている。
第1のカム部材30は、上記したように、挿通孔30aがヒンジ軸12の回り止め軸部17の横断面形状と同様の形状に形成されているため、ヒンジ軸12に対して、その軸回り方向へ回転不能とされる。従って、第1のカム部材30はヒンジ軸12の回動に伴って回動される回動部として機能する。また、第2のカム部材31は、上記したように、挿通孔31aが丸穴状に形成されているため、ヒンジ軸12に対して、その軸回り方向へ回転可能とされる。
第2のカム部材31は係合突部31b、31bがそれぞれキーボード用取付部14の右側に位置する支持片部29の係合切欠29b、29bに係合される。従って、第2のカム部材31はキーボード用取付部14に対して回転不能とされ、キーボード用取付部14のヒンジ軸12に対する回転に伴って回転され、キーボード用取付部14に対して固定される固定部として機能する。
ヒンジ軸12は回り止め軸部17の一部及び支持軸部18がキーボード用取付部14から右方へ突出されており、突出された回り止め軸部17の一部にモード形成レバー34が支持される。モード形成レバー34は、上記したように、被支持孔34cが回り止め軸部17の横断面形状と同様の形状に形成されているため、ヒンジ軸12に対して、その軸回り方向へ回転不能とされている。従って、モード形成レバー34はヒンジ軸12の回転に伴って回転される。モード形成レバー34はヒンジ軸12に対して、その軸方向に移動可能とされている。
ヒンジ軸12は支持軸部18が本体用取付部13の軸支持孔21a、21a及び軸受部25に挿通され、該軸受部25に所定のフリクションを以て回転自在に支持される。軸受部25としては、ディスプレイ用取付部15を有するヒンジ軸12が本体用取付部13に対して回動されるときに、ヒンジ軸12の軸回り方向において摩擦力を発生させる第1のフリクション発生部として機能する。
また、圧縮コイルバネ35、第1のカム部材30及び第2のカム部材31は、キーボード用取付部14がディスプレイ用取付部15を有するヒンジ軸12に対して回動されるときに、ヒンジ軸12の軸方向において摩擦力を発生させる第2のフリクション発生部として機能する。
尚、ヒンジ体10にあっては、一部を平面状に加工して回り止め軸部17を形成することにより、第2のカム部材31やモード形成レバー34等のヒンジ軸12に対する回り止めを構成しているため、加工が容易であると共に機構の簡素化が図られている。
以上のようにして構成されたヒンジ体10は、図8に示すように、一部がディスプレイ装置3の配置用切欠3bに配置された状態で、本体用取付部13が装置本体2に取り付けられ、ディスプレイ用取付部15がディスプレイ装置3に取り付けられ、キーボード用取付部14がキーボード装置4に取り付けられる。
本体用取付部13は取付用孔23a、23aを挿通された図示しない取付ネジによって装置本体2に取り付けられ、本体用取付部15は取付用螺孔15a、15a、15aに螺合された図示しない取付ネジによってディスプレイ装置3に取り付けられ、キーボード用取付部14は挿通孔27a、27a、27aを挿通された図示しない取付ネジ及び螺孔28aに螺合された図示しない取付ネジによってキーボード装置4に取り付けられる。
従って、ディスプレイ装置3が装置本体2に対して回動されるときには、ディスプレイ用取付部15を有するヒンジ軸12が本体用取付部13に対して回動され、第1のフリクション発生部として機能する軸受部25とヒンジ軸12の支持軸部18との間にフリクションが発生し、ディスプレイ装置3は装置本体2に対して第1の回動位置から第2の回動位置の間において任意の位置で停止可能とされる。
このときモード形成レバー34は、図11に示すように、本体用取付部13に設けられた規制部21bに対応した規制位置にあり(規制位置にあるモード形成レバー34を実線で示す。)、ヒンジ軸12の回動に伴ってモード形成レバー34が回動され、ディスプレイ装置3が一定の角度回動されたところでモード形成レバー34が規制部21bに当接されてヒンジ軸12の回動が規制され(図12参照)、ディスプレイ装置3が第2の回動位置に保持される。
キーボード装置4がディスプレイ装置3に対して回動されるときには、キーボード用取付部14がディスプレイ用取付部15を有するヒンジ軸12に対して回動され、第2のフリクション発生部として機能する第1のカム部材30のカム面32と第2のカム部材31のカム面33との間にフリクションが発生する。
このときキーボード装置4が閉塞位置(図4及び図5参照)にある状態においては、第1のカム部材30のカム凸面31c、31cと第2のカム部材31のカム凹面32a、32aとが係合されている(図13参照)。
キーボード装置4が開放位置へ向けて回動されキーボード用取付部14がヒンジ軸12に対して回動されると、第1のカム部材30の傾斜面32b、32b、・・・と第2のカム部材31の傾斜面33b、33b、・・・とが摺接される(図14参照)。
キーボード装置4がさらに開放位置へ向けて回動されると、第1のカム部材30の傾斜面32b、32b、・・・と第2のカム部材31の傾斜面33b、33b、・・・との摺接に引き続き、第1のカム部材30のカム凸面32a、32aと第2のカム部材31のカム凸面33a、33aとが摺接される。
上記のように第1のカム部材30のカム面32と第2のカム部材31のカム面33とが摺接される状態において、図14に示すように傾斜面32b、32b、・・・と傾斜面33b、33b、・・・とが摺接されているときには、第1のカム部材30がヒンジ軸12の軸方向へ移動しながら回転されるため大きなフリクションが発生するが、図15に示すようにカム凸面32a、32aとカム凸面33a、33aとが摺接されているときには、第1のカム部材30の軸方向への移動がなく第1のカム部材30と第2のカム部材31の接触面積も小さいため、フリクションが0に近い状態となる。
ヒンジ部8の支持体11は、図16に示すように、支軸36とオイルダンパー37と第1のブラケット38とケーブルカバー39と第2のブラケット40を備えている。
支軸36はディスプレイ装置3の装置本体2に対する回動支点になると共にキーボード装置4のディスプレイ装置3に対する回動支点になる。支軸36の右端部はディスプレイ装置3に取り付けられる取付軸部36aとして設けられている。
オイルダンパー37は支軸36に対して回転可能とされ、キーボード装置4が閉塞位置から開放位置へ向けて回動されるときの回動速度を低下させる手段として機能する。尚、キーボード装置4が開放位置から閉塞位置へ向けて回動されるときには、その回動力に対してオイルダンパー37による抵抗力は付与されないように構成されている。
オイルダンパー37は減速用のオイルが封入された円筒状の封入部37aと該封入部37aの周面から突出された取付突部37bとを有している。封入部37aの内部には支軸36の取付軸部36aを除いた部分が配置されている。
第1のブラケット38はオイルダンパー37の取付突部37bに取り付けられている。第1のブラケット38は横長の取付面部38aと該取付面部38aからそれぞれ90°折り曲げられた被取付面部38b、支持面部38cとから成る。取付面部38aにはネジ挿入孔38d、38d、・・・が形成されている。被取付面部38bはオイルダンパー37の取付突部37bに取り付けられている。支持面部38cはオイルダンパー37の直ぐ左側に位置され、オイルダンパー37及び支軸36を支持する。
ケーブルカバー39は第1のブラケット38の支持面部38cの直ぐ左側に配置されている。ケーブルカバー39は装置本体2とディスプレイ装置3との間の電気的な接続を図るための接続ケーブルの一部や装置本体2とキーボード装置4との間の電気的な接続を図るための接続ケーブルの一部を収納するためのカバーである。
ケーブルカバー39は円筒部41と該円筒部41の周面から突出された配置用突部42とが一体に形成されて成り、円筒部41には周方向に延びる凹部41aが形成されている。円筒部41には凹部41aに連続した段差が形成され、この段差が操作部41bとされている。
第2のブラケット40はケーブルカバー39の直ぐ左側に配置され、第2のブラケット40に対して支軸36が回動可能とされている。第2のブラケット40は略枠状に形成され、挿入孔40a、40a、40aを有している。
以上のようにして構成された支持体11は、一部がディスプレイ装置3の配置用切欠3bに配置された状態で、第2のブラケット40が装置本体2に取り付けられ、支軸36の取付軸部36aがディスプレイ装置3に取り付けられ、第1のブラケット38がキーボード装置4に取り付けられる(図8参照)。
第2のブラケット40は挿入孔40a、40a、40aに挿入された図示しない取付ネジによって装置本体2に取り付けられ、取付軸部36aは図示しない保持部材に保持されてディスプレイ装置3に取り付けられ、第1のブラケット38はネジ挿通孔38d、38d、38dを挿通された図示しない取付ネジによってキーボード装置4に取り付けられる。
ディスプレイ装置3が装置本体2に対して回動されるときには、支軸36が第2のブラケット40に対して回動され、キーボード装置4がディスプレイ装置3に対して回動されるときには、第1のブラケット38、オイルダンパー37及びケーブルカバー39が支軸36に対して一体となって回動される。
ケーブルカバー39の近傍の位置には、例えば、装置本体2の図示しないスイッチ取付部に取り付けられた検出用スイッチ43が位置されている(図16参照)。検出用スイッチ43は筐体43aと該筐体43aに設けられた検出子43bと検出子43bを操作する操作子43cとから成る。操作子43cはケーブルカバー39の凹部41aに配置されている。
検出用スイッチ43は、キーボード装置4の回動に伴って第1のブラケット38、オイルダンパー37及びケーブルカバー39が一体となって回動されたときに、該ケーブルカバー39の操作部41bによって操作子43cが押圧され、押圧された操作子43cによって検出子43bが操作されることによりキーボード装置4の位置検出を行う機能を有する。操作子43cによって検出子43bが操作されると、キーボード装置4の操作キー4a、4a、・・・がディスプレイ装置3によって閉塞された閉塞位置が検出される。
このように接続ケーブルを閉塞する機能を有するケーブルカバー39に検出用スイッチ43を操作するための操作部41bを設けているため、検出用スイッチ43を操作するための部品としてケーブルカバー39とは別の専用の部品を設ける必要がなく、その分、部品点数の削減及び配置スペースの低減を図ることができる。
上記のようにヒンジ体10及び支持体11の各部が、それぞれ装置本体2、ディスプレイ装置3及びキーボード装置4に取り付けられた状態において、ディスプレイ装置3の配置用切欠3bにヒンジカバー44が取り付けられ、該ヒンジカバー44によってヒンジ体10及び支持体11の一部が覆われる(図1、図3及び図8参照)。ヒンジカバー44はキーボード装置4の覆い部4c、4c間に配置され、ヒンジ体10及び支持体11の他の一部は覆い部4c、4cによっても覆われる(図1及び図3参照)。
ヒンジカバー44は、図17に示すように、横長の略半円筒状を為す周面部44aと該周面部44aの左右両側縁に連続する側面部44b、44bとを有し、一方の側面部44bの内面側に他方の側面部44b側に突出された保持部44c、44c、44cが設けられている。
ヒンジカバー44によってヒンジ体10及び支持体11の一部が覆われた状態においては、図11に示すように、保持部44c、44c、44cによってモード形成レバー34の位置が規制され、該モード形成レバー34が本体用取付部13の規制部21bに対応した規制位置に保持される。従って、ヒンジカバー44が取り付けられた状態においては、常に、モード形成レバー34が規制位置に保持され、図2に示した使用モードにおける回動角度−3°から25°までの範囲でのみディスプレイ装置3が回動可能とされる。
このように、ヒンジカバー44を取り付けた状態においては、常に、使用モードが設定されるため、使用者が誤ってメンテナンスモードを設定してしまうというような不具合の発生を防止することができる。
ヒンジカバー44を取り外すことによりモード形成レバー34をヒンジ軸12に対して左方へ移動して非規制位置に位置させることができる(モード形成レバー34が非規制位置に移動された状態を図11に2点鎖線で示す。)。モード形成レバー34を非規制位置に移動させたときには、ディスプレイ装置3を装置本体2に対して25°から−110°までの範囲において任意の角度回動させることができる。従って、図2に示した−3°から−110°までディスプレイ装置3を回動させることによりメンテナンスモードを設定することができる(図3参照)。
このようにヒンジカバー44を取り外してモード形成レバー34を左方へ移動させるだけでメンテナンスモードを設定することができるため、メンテナンスモードの設定を容易に行うことができる。
メンテナンスモードにおいては、図3に示すように、ディスプレイ装置3と装置本体2との間に大きな作業空間が形成され、ヒンジ体10、支持体11、装置本体2、ディスプレイ装置3等についてのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
また、装置本体2とディスプレイ装置3との間に大きな作業空間が形成されるため、ディスプレイ装置3の背面側において必要な作業を行うことができる。従って、上記したように、ディスプレイ装置3のフロントパネル部9cとリアパネル部9dを結合するための取付ネジ9e、9e、・・・をパネル9の背面9a側から行うことができ、ディスプレイ装置3の前面側に見栄えの悪いネジが配置されず、また、前面側にネジを配置した場合の見栄えの悪さを回避するための目隠し用のシール等を貼付する必要がない。
さらに、メンテナンス作業時に、ディスプレイ装置3を装置本体2から分離する必要がなく、その分、ディスプレイ装置3と装置本体2を接続する信号線となる接続ケーブルの長さを短くすることができる。
加えて、装置本体2、ディスプレイ装置3及びキーボード装置4がヒンジ部8によって連結されているため、これらの装置本体2、ディスプレイ装置3及びキーボード装置4をそれぞれ各別の工程で組み立てて結合することができ、情報処理機器1の製造時の組立作業における作業性の向上を図ることができる。
次に、キーボード装置4がディスプレイ装置3に対して回動されるときの、ヒンジ体10に発生するヒンジトルクと支持体11のオイルダンパー37に発生するダンパートルクとの関係について説明する(図18乃至図20参照)。
一般に、ダンパートルクは粘性のトルクであり回転数に依存するのに対し、ヒンジトルクは回転数とは無関係であり動摩擦が一定である。
ヒンジトルクは、図18に示すように、キーボード装置4が閉塞位置から開放位置まで回動される過程において、回動開始直後にT1からT2へ上昇し、その後T3まで低下して一定の値となる。T1からT2は、ヒンジ体10の第1のカム部材30のカム凸面32c、32cが第2のカム部材31の傾斜面33b、33bと摺接している状態であり、T3は、第1のカム部材30のカム凸面32c、32cが第2のカム部材31のカム凸面33c、33cと摺接している状態である。カム凸面32c、32cがカム凸面33c、33cと摺接している状態であるT3は、上記したように、0に近い値となる。
ダンパートルクは、図19に示すように、回動開始から所定の角度まで漸次上昇してT4となり一定の値となる。
ヒンジトルクとダンパートルクの和である合計トルクは、図20に示すように、回動開始直後にT1からT5へ上昇し、その後T6まで低下し、さらにT7まで上昇して一定の値となる。T7はヒンジトルクの一定値T3とダンパートルクの一定値T4の和であるが、T3が0に近い値であるため、T4が大きな割合を占める。尚、図20には、合計トルクとの比較対象として、ヒンジトルクも示してある。
このようにキーボード装置4が開放位置に達する過程において、所定の角度(図20に示す角度S1)までキーボード装置4が回動されると、その後、ヒンジトルクの一定値T3とダンパートルクの一定値T4の和であるT7の状態でキーボード装置4が開放位置まで回動される。
上記のように、キーボード装置4が開放位置へ向けて一定角度回動されたときには、0に近い値であるヒンジトルクT3とダンパートルクT4の和である合計トルクT7でキーボード装置4が回動される。
従って、合計トルクT7のうちダンパートルクT4が大きな割合を占めるため、キーボード装置4の回動時におけるトルク管理が容易であり、オイルダンパー37の効果を十分に発揮させて、キーボード装置4のディスプレイ装置3に対する回動速度の低減を図ることができると共にヒンジトルクの影響によるキーボード装置4の回動途中での停止といった不具合の発生を防止することができる。
尚、キーボード装置4のディスプレイ装置3に対する回動時には、それぞれカム面32、33を有する第1のカム部材30と第2のカム部材31を摺接させているため、使用者にはカム凸面32c、32cが傾斜面33b、33bとカム凸面33c、33cに亘って摺接する瞬間に所謂クリック感が生じる。このクリック感の大きさは、図20に示す合計トルクにおけるT5とT6の差の大きさに依存する。
従って、情報処理機器1にあっては、T3が0に近い値であることによりT5とT6の差が大きいため、キーボード装置4が開放位置から閉塞位置へ向けて回動され閉塞位置に至る直前及び閉塞位置から開放位置へ向けて回動が開始された直後において、使用者に大きなクリック感が付与され、使い勝手の向上が図られる。
一方、情報処理機器1にあっては、ヒンジ軸12を本体用取付部13の軸受部25に回転自在に支持させることによって、ディスプレイ装置3が装置本体2に対して回動されるときにヒンジ軸12の軸回り方向において摩擦力を付与する第1のフリクション発生部を設け、圧縮コイルバネ35、第1のカム部材30及び第2のカム部材31によって、キーボード装置4がディスプレイ装置3に対して回動されるときにヒンジ軸12の軸方向において摩擦力を付与する第2のフリクション発生部を設けている。
従って、2つのフリクション発生部を設けることにより、独立したトルク管理を行うことができ、トルク管理の容易化を図ることができる。
また、2つのフリクション発生部を1つのヒンジ軸12を有するヒンジ体10に構成しているため、その分、部品点数の削減を図ることができると共に配置スペースを小さくすることができ、情報処理機器1の製造コストの低減及び小型化を図ることができる。
さらに、情報処理機器1にあっては、2つのフリクション発生部をヒンジ体10に構成し、該ヒンジ体10をヒンジ部8の軸方向における一方の側に配置しているため、ヒンジ部8の軸方向における他方の側を接続ケーブルの配置スペースや検出用スイッチ43の配置スペースとして利用することができ、スペースの有効活用による情報処理機器1の小型化を図ることができる。
上記した最良の形態において示した各部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施する際の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2乃至図20と共に本発明情報処理機器の最良の形態を示すものであり、本図は、情報処理機器の斜視図である。 ディスプレイ装置の回動可能角度を示す側面図である。 メンテナンスモードにおける情報処理機器の状態を示す斜視図である。 キーボード装置が閉塞位置にあり、ディスプレイ装置が第1の回動位置にある状態を示す情報処理機器の側面図である。 キーボード装置が閉塞位置にあり、ディスプレイ装置が第2の回動位置にある状態を示す情報処理機器の側面図である。 キーボード装置が開放位置にあり、ディスプレイ装置が第1の回動位置にある状態を示す情報処理機器の側面図である。 キーボード装置が開放位置にあり、ディスプレイ装置が第2の回動位置にある状態を示す情報処理機器の側面図である。 ヒンジ体と支持体がディスプレイ装置の配置用切欠に配置された状態を示す斜視図である。 ヒンジ体の斜視図である。 ヒンジ体の分解斜視図である。 モード形成レバーのヒンジ軸に対する各位置をヒンジカバーを断面にして示す拡大平面図である。 モード形成レバーが本体用取付部の規制部に規制された状態を一部を断面にして示す拡大側面図である。 図14及び図15と共にキーボード装置がディスプレイ装置に対して回動されるときのカム部材の動作を示すものであり、本図は第1のカム部材のカム凸面が第2のカム部材のカム凹面に接している状態を示す拡大平面図である。 第1のカム部材のカム凸面が第2のカム部材の傾斜面に接している状態を示す拡大平面図である。 第1のカム部材のカム凸面が第2のカム部材のカム凸面に接している状態を示す拡大平面図である。 支持体の拡大斜視図である。 ヒンジカバーの一部を示す拡大斜視図である。 ヒンジトルクを示すグラフ図である。 ダンパートルクを示すグラフ図である。 合計トルクを示すグラフ図である。 図22及び図23と共に従来の情報処理機器を示すものであり、本図は概略斜視図である。 概略分解斜視図である。 ディスプレイ装置が装置本体に対してスライドされて取り外されるときの状態を示す概略分解斜視図である。
符号の説明
1…情報処理機器、2…装置本体、3…ディスプレイ装置、3a…表示画面、4…キーボード装置、4a…操作キー、10…ヒンジ体、12…ヒンジ軸、13…本体用取付部、14…キーボード用取付部、15…ディスプレイ用取付部、21b…規制部、34…モード形成レバー、44…ヒンジカバー、44c…保持部

Claims (3)

  1. 表示画面に画像を表示するディスプレイ装置と所定の処理を行う装置本体とを備え、ディスプレイ装置が装置本体に対してヒンジ体を介して回動自在に支持された情報処理機器であって、
    上記ヒンジ体は、
    ディスプレイ装置の装置本体に対する回動中心とされるヒンジ軸と、
    装置本体に取り付けられると共にヒンジ軸の軸方向における一方の側に設けられた本体用取付部と、
    ディスプレイ装置に取り付けられると共にヒンジ軸の軸方向における他方の側に設けられヒンジ軸を支点として本体用取付部に対して回動可能とされたディスプレイ用取付部と、
    ヒンジ軸にその軸方向に移動可能に支持されると共にディスプレイ用取付部の本体用取付部に対する回動動作に伴って回動されるモード形成レバーとを備え、
    該モード形成レバーはヒンジ軸の軸方向において規制位置と非規制位置との間で移動可能とされ、
    本体用取付部に、ディスプレイ用取付部の回動動作に伴ってモード形成レバーが規制位置において回動されたときにモード形成レバーの回動を規制する規制部を設け、
    モード形成レバーのヒンジ軸に対する位置によって、ディスプレイ装置の装置本体に対する回動可能角度が異なる2つのモードを形成するようにした
    ことを特徴とする情報処理機器。
  2. 複数の操作キーを有し該操作キーに対して所定の操作を行うキーボード装置を備え、
    上記ヒンジ体に、キーボード装置に取り付けられると共にヒンジ軸を支点として回動可能とされたキーボード用取付部を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理機器。
  3. 上記ヒンジ体の少なくとも一部を閉塞するヒンジカバーを備え、
    該ヒンジカバーに、ヒンジ体がヒンジカバーによって閉塞されたときにモード形成レバーを規制位置に保持する保持部を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008037165A (ja) * 2006-08-02 2008-02-21 Toyota Industries Corp ヒンジ機構及び蓋付き器具
JP2009245074A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujitsu Ltd 電子機器

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