JP2006065113A - プロセスカートリッジ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電位センサを使用せずに感光体の表面電位を検出できるようにするプロセスカートリッジ装置を提供する。
【解決手段】 帯電ローラ24により帯電された感光体ドラム3の表面電位から中間転写ベルト19、1次転写ローラ15を介して流れる電流値を求める。まず感光体が1次転写ローラ上にくる時間を演算し、この時間内の上記電流値を演算する。次に帯電バイアスをONし、感光体の表面電位から中間転写ベルト、1次転写ローラを介して流れる電流値を検出し、また1次転写バイアスの抵抗値を検出する。この抵抗値と前記電流値とを掛け算することにより、帯電ローラにより帯電バイアスが印加された感光体の表面電位を求めることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、タンデム式カラー画像形成装置に用いて好適なプロセスカートリッジ装置に関するものである。
タンデム式のカラー画像形成装置の転写部には、1次転写ローラ、中間転写ベルト、2次転写ローラ、2次転写対抗ローラ、1/2次転写用バイアスの高圧制御部を一体化したプロセスカートリッジ装置がある。一方、帯電バイアス用の高圧電源制御部においては、一般的には帯電DC電位は定電圧に制御されている。しかし、実際の感光体上に印加された電位は、感光体/帯電ローラの負荷変動や磨耗、作像条件時の環境、バイアス印加用の高圧ハーネスからの漏電流等により、高圧電源制御部で制御している帯電DC電位とは違った値となっている。そのため、高圧電源制御部による帯電電位制御だけでは、感光体の表面電位の確保、作像仕様条件の確保が困難であり、画像に帯電ムラ、地汚れ等が発生する。
そこで、使用環境にあった感光体の表面電位性確保及び作像仕様条件の確保を目的として、感光体近傍に電位センサを取付け、このセンサによりプロセスコントロール時に感光体の表面電位を検出し、感光体の表面電位が適正な値になるように制御している技術がある。また、感光体のアース電流を検出する手段で高圧電源の故障を検出する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−208062号公報
しかしながら、上記従来技術には以下の問題があった。
プロセスカートリッジ装置を用いた転写部が搭載されているタンデム式カラー画像形成装置においては、4色分の感光体の表面電位を検出するために4ヶの電位センサとそれに伴うハーネスが必要になり、非常にコストアップとなる。また、電位センサを4ヶ使用すると本体制御部の各ポート、素子、コネクタも多く使用することになり、本体制御部の回路の複雑化が生じる。一方、感光体の表面電位を検出するのはプロセスコントロール時のみとなるので、コスト高なセンサに対して使用効率が非常に悪い。また、特許文献1のように感光体のアース電流を検出する手段で高圧電源の故障を検知する装置は、使用環境にあった感光体の表面電位性確保及び作像仕様条件を確保することはできない。
従って、本発明は上記の問題を解決し、電位センサを使用せずに感光体の表面電位を検出できるようにすることを課題とする。
請求項1の発明によるプロセスカートリッジ装置は、帯電ローラにより帯電された感光体に形成されたトナー画像を中間転写ベルトに1次転写する1次転写ローラと、中間転写ベルトに転写されたトナー像を紙に2次転写する2次転写ローラと、帯電ローラに帯電電圧を与える帯電電圧電源部と、1次転写ローラにバイアス電圧を与えるバイアス電圧電源部と、各電源部を制御する制御部とを備えたプロセスカートリッジ装置において、帯電された感光体の表面電位から1次転写ローラに流れ込む電流を、中間転写ベルト、1次転写ローラ、バイアス電圧電源部を介して制御部により検出することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプロセスカートリッジ装置において、制御部は、1次転写ローラの負荷抵抗値を求め、この負荷抵抗値と電流値に基づいて感光体の表面電位を演算することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のプロセスカートリッジ装置において、制御部は、演算された感光体の表面電位に基づいて帯電電圧電源部を制御することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のプロセスカートリッジ装置において、制御部は、帯電電圧の異常を検出することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ装置において、感光体を複数個備え、各感光体についてそれぞれ帯電ローラ及び1次転写ローラを備えたタンデム式カラー画像形成装置に用いられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、帯電された感光体の表面電位から1次転写部へ流れ込む電流値を検出することができる。
請求項2の発明によれば、電位センサを用いずに感光体の表面電位を検出することができる。これによりコストダウン、本体制御部の簡素化、ハーネスレス、使用効率の向上を図ることができる。
請求項3の発明によれば、プロセスコントロール時に、感光体の表面電位を目標値に設定することができる。
請求項4の発明によれば、プロセスコントロール時に、帯電DC出力電圧の異常を防止することができる。
請求項5の発明によれば、上記の各効果が得られるタンデム式カラー画像形成装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態による画像形成装置としてのカラータンデム複写機の全体構成を示すブロック図である。
図1において、露光された原稿からの反射光を光電変換し、信号処理を行うスキャナ部1と、レーザより照射されたレーザ光を感光体3上に投影する書き込み部2と、書き込み部2のレーザ出力のPM、PWM変調により潜像を作る感光体ドラム3とを備える。また、感光体ドラム3の表面を一様に帯電させる帯電部4と、潜像を作った感光体3にトナーを付着させる現像部5と、感光体3に付着させたトナー画像を転写紙に転写する転写部(中間転写ベルト)6とを備える。また、これら現像,感光体廻りの作像はC(シアン)、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、Bk(ブラック)の4色分を独立で行うタンデム方式を備える。また、給紙トレイを本体部7(片面機)と給紙バンク8に、手差し給紙台9を本体部に備える。さらに、搬送部から送られてきた用紙に温度と圧を加えて、トナーを用紙上に融着させるベルト定着ユニット11と、定着ローラ12、加圧ローラ13とを備える。
まず、請求項1に関する第1の実施の形態について説明する。
図2は図1のプロセスカートリッジ装置を備えた転写ユニット部の構成を示す。
図2において、帯電ローラ22,23,24,25から微小ギャップ方式により帯電される4ヶの感光体ドラム1,2,3,4に潜像を形成し、この潜像を現像する4色の現像ユニット5,6,7,8を有する。これらの4色分の画像形成ユニットによって形成されたトナー像を1次転写ローラ13,14,15,16により送られる中間転写ベルト19上に順次1次転写を行うことにより、カラー画像を形成するタンデム方式である。
また、クリーニングユニット9,10,11,12は、感光体ドラム1,2,3,4上の未転写トナーをクリーニングする。2次転写ローラ17、2次転写対抗ローラ18は、中間転写ベルト19上に形成されたトナー像を紙転写する2次転写機構である。クリーニングユニット20は、中間転写ベルト19上の未転写トナーをクリーニングする。高圧電源基板21及びここから出ている各高圧ハーネスは、各ドラム上に画像形成されたトナー像を中間転写ベルト19に1次転写するために1次転写ローラ13,14,15,16にバイアス電圧を印加する1次転写出力と、中間転写ベルト19上に形成されたトナー像を紙転写するために2次転写ローラ17にバイアス電圧を印加する2次転写出力を有する。
また、この転写ユニット部は、1次転写ローラ13,14,15,16と、中間転写ベルト19と、2次転写ローラ17と、2次転写対抗ローラ18と、高圧電源基板21及び各高圧ハーネスとを一体化したプロセスカートリッジ装置を備えている。
1次転写のプロセスは、1次転写ローラ13,14,15,16に+極性のバイアス電圧を印加することにより、ドラム上に画像形成された−極性のトナー像を中間転写ベルト19の内側から引き寄せ、中間ベルト転写19上に転写する方式である。また、2次転写のプロセスは、2次転写ローラ17、2次転写対抗ローラ18、中間転写ベルト19を用いた押し出しバイアス方式である。中間転写ベルト19上に転写された−極性のトナー像を、トナーと同極性の−極性のバイアス電圧を2次転写ローラ18に印加することにより、中間転写ベルト19の内側からトナーを押し出して紙転写する方式である。
図3は図2の構成における1次転写バイアスの高圧出力制御部を示した構成図である。
図3において、制御部30は、ROM32に格納されたプログラムやデータに従って演算機能等を実行するCPU31と、CPU31が実行するためのプログラムやデータを格納したROM32と、CPU31のワークエリアとして使用されるRAM33等を備えている。
高圧電源基板21は、1次転写ローラにバイアス電圧を与えるバイアス電圧電源部を構成するもので、1次転写高圧を駆動する1次転写高圧駆動回路34、1次転写高圧を昇圧するトランス35、コンデンサとダイオードからなる整流平滑回路36により構成されている。整流平滑されたDC電圧(1次転写バイアス電圧)は1次転写ローラ15に供給される。尚、ここでは感光体ドラム3及び1次転写ローラ15が代表して図示されており、他の感光体ドラム及び1次転写ローラについても同様である。また、出力される1次転写バイアス電圧をトランス35の3次巻線より検出し、FB:Vとして制御部30に帰還させている。また、出力される1次転写バイアス電流は検出抵抗R1を介してFB:Iとして制御部30に帰還させている。
1次転写バイアス電圧VとFB:Vの関係を図4に、上記1次転写バイアス電流IとFB:Iの関係を図5に示す。いずれの関係も直線的な比例関係となるようにする。制御部30では、FB:V及びFB:Iの値から、1次転写バイアス電圧V、1次転写バイアス電流Iを検出することができる。また、1次転写高圧駆動回路34には、制御部30よりPWM信号が入力され、PWMのデューティ比に応じて出力値を可変している。また、1次転写バイアス電圧の負荷は1次転写ローラ15、中間転写ベルト19である。
次に、1次転写バイアス電圧Vの制御について説明する。
1次転写バイアス電圧Vは画像形成時においては、定電流制御が行われる。図5のIとFB:Iの関係から、目標のI(FB:I)となるように制御部30により電流制御を行う。また、環境や負荷に応じて画像調整を行うプロセスコントロール時に、図4のVとFB:Vの関係から1次転写バイアスの出力電圧を検出している。1次転写出力電流値Iと1次転写出力電圧Vとの関係から1次転写バイアスの負荷抵抗値を求める。画像形成装置には、プロセスコントロール時に、1次転写の出力電流Iと出力電圧Vを検出して1次転写の負荷抵抗値を求め、求められた抵抗値Rから1次転写の目標出力電流値Iを決定する。これは、1次転写の抵抗変動差から小出力電圧印加時の1次転写不良、大出力電圧印加時の異常放電の防止として、画像形成装置のプロセスコントロール時に実施する。
求められた抵抗値Rと目標出力電流値Iの関係を図6に示す。抵抗値Rが小さい時は、目標出力電流値を大きくし、抵抗値Rが大きい時は、目標出力電流値を小さくする仕様である。
次に図2において、帯電ローラ22〜25により帯電バイアス電圧が印加された感光体ドラム1〜4の表面電位から中間転写ベルト19、1次転写ローラ13〜16を介して流れる電流値を、1次転写バイアスの高圧電源基板21の電流検出抵抗R1を介して制御部30で検出する構成について説明する。
まず、帯電ローラ22〜25から帯電バイアスが印加された感光体ドラム1〜4が1次転写ローラ13〜16上にくる時間を制御部30で演算し、記憶させる。この時間は、図7より求めることができる。図7において、感光体ドラム3の径:φ1、画像形成装置の線速度:T1mm/sec、帯電ローラ24から帯電バイアスが印加される感光体位置:A、1次転写ローラ15上に位置する感光体位置をBとする。AとBは対角上に位置するものとする。感光体がA→Bに移動する時間は、(φ1×π)/(2×T1)secになる。
プロセスコントロール時には、バイアスは帯電バイアスのみS1〜S2secの間にONさせる。上記より、感光体がA→Bに移動する時間は、(φ1×π)/(2×T1) secであることから、帯電ローラ24より帯電バイアスが印加された感光体の表面電位から中間転写ベルト19、1次転写ローラ15を介して電流が流れる時間は、S1+(φ1×π)/(2×T1)〜S2+(φ1×π)/(2×T1)secの間となり、この時間内で制御部30により上記電流をFB:Iとして検出する。
制御部30では、上記S1+(φ1×π)/(2×T1)〜S2+(φ1×π)/(2×T1)secの時間にサンプリングした値の平均化を行い、帯電ローラ24より帯電バイアスが印加された感光体の表面電位から中間転写ベルト19、1次転写ローラ15を介して流れる電流値を演算する。
次に、請求項2に関する第2の実施の形態について説明する。
図6で1次転写出力電流値と1次転写出力電圧値から1次転写バイアスの負荷抵抗値を求める方式を説明した。一方、第1の実施の形態では、帯電ローラより帯電バイアスが印加された感光体の表面電位から中間転写ベルト、1次転写ローラを介して流れる電流値を演算することを説明した。そこで、下記プロセスシーケンスにより、感光体の表面電位を電位センサを用いずに検出できることを説明する。
画像形成装置のプロセスコントロール時において、第1の実施の形態で説明した1次転写バイアスの抵抗値検出を行い、検出された抵抗値を制御部30により記憶させる。次に、バイアスについては帯電バイアスのみONさせ、帯電ローラより帯電バイアスが印加された感光体の表面電位から中間転写ベルト、1次転写ローラを介して流れる電流値を図3の1次転写バイアス用高圧出力制御部により検出し、検出された値を制御部30で平均化し記憶させる。次に制御部30により検出、記憶された1次転写バイアスの抵抗検出値と、帯電ローラより帯電バイアスが印加された感光体の表面電位から中間転写ベルト、1次転写ローラを介して流れる電流値と、1次転写バイアス用高圧電源にて検出された抵抗値を制御部にて演算(掛け算)を行う。このような処理を行うことにより、電位センサを用いることなく、帯電ローラより帯電バイアスが印加された感光体の表面電位を求めることができる。
次に、請求項3に関する第3の実施の形態について説明する。
図8は本実施の形態による帯電ローラに帯電バイアスを印加する高圧出力制御部の構成図であり、図3と対応する部分には同一番号を付して重複する説明は省略する。
高圧電源基板21は、帯電ローラに帯電電圧を与える帯電電圧電源部を構成する。帯電DC高圧を駆動する帯電DC高圧駆動回路37、帯電高圧を昇圧するトランス35で構成されている。帯電出力電圧は、トランスの2次側出力電圧を抵抗分圧して、FB:Vとして制御部30に帰還させている。
帯電出力電圧VとFB:Vの関係を図9に示す。この関係は直線的な比例関係となるようにする。制御部30は、FB:Vの値から、帯電出力電圧値Vを検出することができる。
また、帯電DC高圧駆動回路37には、制御部30よりPWM信号が入力され、PWMのデューティ比に応じて出力値を可変している。また、帯電バイアスの負荷は帯電ローラ15〜感光体ドラム3間である。尚、ここでは感光体ドラム3及び1次転写ローラ15が代表して図示されており、他の感光体ドラム及び1次転写ローラについても同様である。
帯電出力電圧の制御を行う場合は、まず、予め制御部30に感光体ドラム3の目標表面電位を記憶させる。次に、この目標表面電位と第2の実施の形態で検出された感光体の表面電位との比較演算を行う。比較演算結果より、目標表面電位の±N%以内に入るように、帯電DC高圧駆動回路37に入力されるPWM信号のデューティ比を可変させ、帯電出力電圧の可変を行う。
図10は上記の動作を詳細に示すフローチャートである。
図10において、プロセスコントロールを開始し(S1)、感光体モータ及び中間転写モータを駆動する(S2)。1次転写バイアスをONさせ(S3)、1次転写抵抗検出のためのサンプリングを行った後(S4)、1次転写バイアスをOFFする(S5)。次に、帯電バイアスをON、又は可変させ(S6)、感光体表面から1次転写ローラに流れる電流のサンプリングを行い(S7)、感光体の表面電位を演算する(S8)。そして、演算結果と目標表面電位とを比較し、目標表面電位の±N%以内に入るまで帯電出力電圧を制御する(S9)。
次に、請求項4に関する第4の実施の形態について説明する。
前記第3の実施の形態では、第2の実施の形態で検出された感光体の表面電位から、感光体の目標表面電位になるように、帯電DC高圧駆動回路37に入力されるPWMデューティ比を可変させることにより、帯電出力電圧を制御することについて説明した。
図11は本実施の形態によるフローチャートを示す。
このフローチャートは、図10のフローチャートに、帯電DC高圧駆動回路37に入力されるPWMデューティ比がK%を超えた際には、プロセスコントロールを停止させ、画像形成装置の操作部上にエラー表示させる処理(S10、S11)が追加されたもので、(S1〜S9)は図10と同じ処理が行われる。
通常、感光体の目標表面電位より低い電位を検出した時は、帯電DC高圧駆動回路37に入力されるPWMデューティ比を目標表面電位になるまでUPさせる。仕様範囲内のいかなる環境、負荷条件においても帯電DC高圧駆動回路37に入力されるPWMデューティ比がN%以下であるとする。ここで、第3の実施の形態で説明したプロセスコントロール仕様により、感光体の表面電位を演算した結果が、目標表面電位より低いとする。そこで、帯電DC高圧駆動回路37に入力されるPWMデューティ比を目標表面電位になるまでUPさせるが、PWMデューティ比がK%になっても感光体の表面電位が目標表面電位に到達しない時は、何らかの異常と認識し、プロセスコントロールを停止する構成とする。異常の原因としては、帯電高圧の出力コネクタが抜けている、感光体がアースに落ちていない等の原因により、帯電バイアスが感光体に正常に印加されていない状態である。
本発明の実施の形態による画像形成装置の構成図である。 図1の転写ユニット部の構成図である。 1次転写バイアスの高圧出力制御部の構成図である。 1次転写出力電圧と1次転写出力帰還電圧の関係を示すグラフである。 1次転写出力電流と1次転写出力帰還電圧の関係を示すグラフである。 抵抗値と目標出力電流値の関係を示す構成図である。 1次転写部の構成図である。 帯電バイアスの高圧出力制御部の構成図である。 本発明の第3の実施の形態による帯電出力電圧と帯電出力帰還電圧の関係を示すグラフである。 本発明の第3の実施の形態による動作を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態による動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,3,4 感光体ドラム
5,6,7,8 現像ユニット
13,14,15,16 1次転写ローラ
19 中間転写ベルト
21 高圧電源基板
22,23,24,25 帯電ローラ
30 制御部
34 1次転写高圧駆動回路
37 帯電DC高圧駆動回路

Claims (5)

  1. 帯電ローラにより帯電された感光体に形成されたトナー画像を中間転写ベルトに1次転写する1次転写ローラと、前記中間転写ベルトに転写されたトナー像を紙に2次転写する2次転写ローラと、前記帯電ローラに帯電電圧を与える帯電電圧電源部と、前記1次転写ローラにバイアス電圧を与えるバイアス電圧電源部と、各電源部を制御する制御部とを備えたプロセスカートリッジ装置において、
    前記帯電された感光体の表面電位から前記1次転写ローラに流れ込む電流を、前記中間転写ベルト、1次転写ローラ、バイアス電圧電源部を介して前記制御部により検出することを特徴とするプロセスカートリッジ装置。
  2. 前記制御部は、前記1次転写ローラの負荷抵抗値を求め、この負荷抵抗値と前記電流値に基づいて前記感光体の表面電位を演算することを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ装置。
  3. 前記制御部は、前記演算された感光体の表面電位に基づいて前記帯電電圧電源部を制御することを特徴とする請求項2記載のプロセスカートリッジ装置。
  4. 前記制御部は、前記帯電電圧の異常を検出することを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッジ装置。
  5. 前記感光体を複数個備え、各感光体についてそれぞれ前記帯電ローラ及び1次転写ローラを備えたタンデム式カラー画像形成装置に用いられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のプロセスカートリッジ装置。
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