JP2011248088A - 高圧電源の調整回路、制御回路及び画像形成装置 - Google Patents

高圧電源の調整回路、制御回路及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高圧電源に接続する負荷の抵抗値推定を高精度に行い、出力電圧Voを調整する。
【解決手段】高圧電源70は、既知の抵抗値を有する負荷抵抗91を接続して所定の電圧と所定の電流を出力したときの差分電圧Vd、及び前記所定の電圧を前記差分電圧Vdによって補正して出力したときの差分電流Idを予め記憶しているメモリ82を有している。制御部60は、メモリ82から差分電圧Vd又は差分電流Idを読み出す機能を備えている。制御部60は、所定の電圧と差分電圧Vdの和に対応した第1の制御値を高圧電源70に出力し、所定の電圧と差分電圧Vdの和を、所定の電流と差分電流Idの和で割って、外部負荷である転写ローラ21の抵抗値を求める。転写ローラ21の抵抗値と動作モードによって転写ローラ21に印加する印加電圧を算出し、印加電圧と差分電圧Vdの和に対応した第2の制御値を高圧電源70に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧電源の調整回路、制御回路及び画像形成装置、特に像担持体上に形成されたトナー等の現像剤像を印刷媒体に転写する転写装置を備え、電子写真方式や静電記録方式によって画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に搭載される高圧電源の調整回路及び制御回路に関するものである。
従来、画像形成装置に搭載される高圧電源の調整回路、制御回路及び画像形成装置では、画像形成装置の内部に高圧電源及び転写ローラ等の負荷を有し、該高圧電源は外部負荷としての該転写ローラ等の負荷を接続し、通紙時(転写動作時)に高圧電源から転写ローラ等の負荷へ流れる電流を推定するため、転写動作以前に所定の電圧を転写ローラ等の負荷に印加し、流れた電流を検出することによって転写に必要な転写電圧等の負荷に印加する電圧を推測し、係数倍や定数加算等で補正した電圧を印加するバイアス制御方式という技術が知られている。
特許文献1には、電源回路の出力電圧をモニタして、フィードバック制御する技術が記載されている。
特開2003−324954号公報
しかしながら、従来の高圧電源の調整回路、制御回路及び画像形成装置では、高圧電源の製造ばらつきによって生ずる検出電流の誤差により、昨今の印刷速度の増加、広い範囲の印刷環境条件、又は複数種類の印刷媒体等への対応に応じた高精度な転写ローラの抵抗値推定ができない課題があった。
本発明の高圧電源の制御回路は、既知の抵抗値を有する第1の外部負荷を接続して所定の電圧と所定の電流を出力したときの差分電圧、及び前記所定の電圧を前記差分電圧によって補正して出力したときの差分電流を予め記憶している記憶部を有する高圧電源であって、前記所定の電圧と前記所定の電流とを第2の外部負荷に出力するよう、前記高圧電源に制御値を出力する電圧出力手段と、前記高圧電源の出力電圧を検出する電圧検出手段と、前記高圧電源の出力電流を検出する電流検出手段と、前記高圧電源の前記記憶部から前記差分電圧又は前記差分電流を読み出す読出手段とを備え、前記所定の電圧と前記差分電圧の和に対応した第1の制御値を前記高圧電源に出力し、前記所定の電圧と前記差分電圧の和を、前記所定の電流と前記差分電流の和で割って、前記第2の外部負荷の抵抗値を求め、前記第2の外部負荷の抵抗値と動作モードによって前記第2の外部負荷に印加する印加電圧を算出し、前記印加電圧と前記差分電圧の和に対応した第2の制御値を前記高圧電源に出力することを特徴とする。
本発明の高圧電源の調整回路、制御回路及び画像形成装置によれば、高圧電源の漏れ電流や電流検出手段の検出誤差を補正できるため、負荷の抵抗値を高精度で検出可能である。よって、高圧電源の出力電圧を正確に制御できる。
図1は、本発明の実施例1の高圧電源と制御部を示す概略の構成図である。 図2は、本発明の実施例1の高圧電源が搭載されている画像形成装置の概略の構成図である。 図3は、図2の画像形成部を示す概略の構成図である。 図4は、本発明の実施例1の高圧電源と試験機制御部を示す概略の構成図である。 図5は、本発明の実施例1の転写電圧パラメータを示す図である。 図6は、図4の試験機制御部の動作を示すフローチャートである。 図7は、図1の制御部の動作を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施例2の高圧電源と試験機制御部を示す概略の構成図である。 図9は、本発明の実施例2の高圧電源と制御部を示す概略の構成図である。 図10は、図8の試験機制御部の動作を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図2は、本発明の実施例1の高圧電源が搭載されている画像形成装置の概略の構成図である。
画像形成装置10は、印刷媒体100を供給する給紙部11と、印刷媒体100にイエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの4色それぞれのトナー像を形成する画像形成部20(=20−1〜20−4)と、印刷媒体100にトナー像を定着させる定着器40と、印刷媒体100を排紙する排紙機構と、排紙された印刷媒体100を収納する図示しないスタッカ部とを有している。更に画像形成装置10は、各ローラ類を回すための図示しないモータや、搬送路101のローラへの動力伝達のオン/オフするクラッチや、画像形成部20の帯電ローラ24や転写ローラ21等に200〔V〕〜5000〔V〕の高電圧を供給する高圧電源70や、回路やモータに5〔V〕直流や24〔V〕直流を供給する低圧電源を有している。
カセットトレイ110は、印刷媒体100を格納する格納手段である。定着器40は、印刷媒体100に熱を供給する定着手段である。給紙機構は、印刷媒体100を定着手段まで搬送する媒体搬送手段である。
給紙部11は、この画像形成装置10の下部に装着されたカセットトレイ110と、カセットトレイ110に格納されている印刷媒体100と、カセットトレイ110内から分離用舌辺等を併用して1枚ずつ印刷媒体100を分離して取り出すためのホッピングローラ12とを有している。
カセットトレイ110は、複数の印刷媒体100を格納するカセットであり、画像形成装置10の下部に装抜可能に取り付けられている。印刷媒体100は、モノクロ又はカラーの画像を記録するための所定の大きさの上質紙、再生紙、光沢紙、マット紙、又はOHP(OverHead Projector)フィルム等である。
ホッピングローラ12は、印刷媒体100に圧接して回転し、搬送路101の下流側には、画像形成部20と転写ベルト30とが配設されている。
画像形成部20は、印刷媒体100の搬送方向順にイエロー用画像形成部20−4、マゼンタ用画像形成部20−3、シアン用画像形成部20−2、ブラック用画像形成部20−1が配置されている。画像形成部20には、静電潜像を形成する露光器25(=25−1〜25―4)を有している。画像形成部20(=20−1〜20−4)の下側には、転写ベルト30がローラ32,33に回転可能に張架されている。転写ベルト30は、画像形成部20(=20−1〜20−4)の下側に対向する位置に転写ローラ21(=21−1〜21−4)を備えている。転写ベルト30は、印刷媒体100を保持して搬送し、同時に画像形成部20−1〜20−4で作像されたトナー像を印刷媒体100へ転写する。
画像形成部20の印刷媒体100の搬送方向下流側には、定着器40が配設されている。定着器40は、加熱ローラ41と圧接ローラ42とを備えている。定着器40は、印刷媒体100を加圧加熱することによって、トナー画像を定着させる定着手段である。
図示しない低圧電源は、商用電源より電力供給を受けて、定着器40内の加熱ローラ41内のハロゲンランプ熱源と、高圧電源70と、画像形成部20−1〜20−4、駆動ローラ22、ホッピングローラ12等を駆動させるための図示しないモータと、各ユニットの制御に必要な図示しないセンサ等へ所定の電力を供給する。
高圧電源70は、制御部60へ制御可能に接続され、各画像形成部20−1〜20−4及び各転写ローラ21−1〜21−4に対し、各々独立に高圧電力を供給するよう構成されている。高圧電源70は、各トナーの色及び画像形成部20の装着位置に応じたバイアス電圧を印加する。
図3は、図2の画像形成部を示す概略の構成図である。
画像形成部20は、アルミニウム等からなる導電性基層と有機感光体からなる表層により構成された駆動ローラ22と,導電性の金属シャフトにエピクロルヒドリンゴム等の半導電性のゴムをロール状に形成した帯電ローラ24と,制御部60から信号を受信して駆動ローラ22上に静電潜像を形成する露光器25と、導電性の金属シャフトにシリコーン等の半導電性ゴムを形成した現像ローラ26と,導電性の金属シャフトにトナーの搬送性を向上させるためゴム混練時に発泡剤を添加し形成された供給ローラ27と、トナーを蓄え供給ローラ27上にトナーを供給する図示しないトナーカートリッジと、画像形成部20内部のトナー残量を検出する図示しないトナー残量検出手段と、現像ローラ26上にトナー薄層を均一規制するための現像ブレード28と,転写後に残ったトナーをクリーニングするクリーニング装置29とを有している。
帯電ローラ24と現像ブレード28とクリーニング装置29とトナー残量検出手段とは、駆動ローラ22の軸方向から左右に配置されており、これらを側面から支持する図示しないサイドカバーフレーム部材によって支持されている。サイドカバーフレーム部材は、現像ローラ26と、供給ローラ27と、帯電ローラ24にそれぞれバイアス電圧を供給するため、バイアス入力端子を有している。
帯電ローラ24と現像ローラ26とクリーニング装置29とは、駆動ローラ22に接触して配置されている。現像ブレード28と供給ローラ27とは、現像ローラ26に接触して配置されている。現像ローラ26と供給ローラ27とは、同方向(図3では反時計回り)に図示しない回転駆動部材によって回転駆動するよう構成されている。
図4は、本発明の実施例1の高圧電源と試験機制御部を示す概略の構成図である。
試験機制御部90は、高圧電源70の補正値を決定し、製造不良を検出する為に製造時に接続される。試験機制御部90は、高圧電源70が所定の出力電圧を維持するように制御し、算出した誤差情報をメモリ82へ書き込む。
高圧電源70は、DC24Vを供給する直流電源84と、スイッチング制御回路71と、スイッチング素子72と、トランス73と、ダイオード77と平滑コンデンサ78とを有する整流回路と、出力電圧Vo検出用の分圧抵抗79と、電圧検出回路80と、電流検出抵抗74と、平滑コンデンサ75と、電流検出回路76と、転写電圧出力端子81と、メモリ82とを備えている。更に、高圧電源70は、図示しない現像電圧出力端子と供給電圧出力端子と帯電電圧出力端子とを備えている。
試験機制御部90は、スイッチング出力端子85と電流検出端子86とメモリ入出力端子87とを介して高圧電源70に接続され、電圧計92の出力端子が接続されている。スイッチング出力端子85は、高圧電源70に所定の電圧を出力させる電圧出力手段である。
電圧計92は、転写電圧出力端子81を介して試験機制御部90と接続され、この転写電圧出力端子81とグランドの間には既知の抵抗値をもつ負荷抵抗91が接続されている。電圧計92は、転写電圧出力端子81の電圧を検出する電圧検出手段である。
スイッチング出力端子85は、スイッチング制御回路71に接続されている。スイッチング制御回路71は、スイッチング素子72のオン/オフを制御可能に接続されている。DC24Vを供給する直流電源84は、トランス73の一次側とスイッチング素子72を介してグランドに接続されている。
トランス73の二次側の一方の端子には、昇圧されたAC出力電圧をDC出力電流に整流するため、ダイオード77と平滑コンデンサ78を有する整流回路が接続されている。この整流回路は、転写電圧出力端子81に接続されると共に、出力電圧Vo検出用の分圧抵抗79と平滑コンデンサ78とを介してグランドに並列接続されている。分圧抵抗79の1/1500の分圧端子は、電圧検出回路80に接続されている。電圧検出回路80の出力端子は、スイッチング制御回路71へ接続されている。
トランス73の二次側のもう一方の端子は、並列接続された電流検出抵抗74と平滑コンデンサ75とを介してグランドに接続されると共に、電流検出回路76に接続されている。電流検出回路76の出力端子は、電流検出端子86を介して試験機制御部90に接続されている。電流検出抵抗74と電流検出回路76とは、出力される電流を検出する電流検出手段である。
記憶部であるメモリ82は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等で構成され、メモリ入出力端子87を介して試験機制御部90に読み書き可能に接続されている。
図1は、本発明の実施例1の高圧電源と制御部を示す概略の構成図であり、図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
高圧電源70は、図4に示す試験機制御部90とは異なる制御部60に接続され、転写電圧出力端子81は、図4に示す電圧計92とは異なる転写ローラ21(例えば転写ローラ21−1)に接続されている。
図示しない現像電圧出力端子は、画像形成部20の現像ローラ26に接続されている。図示しない供給電圧出力端子は、画像形成部20の供給ローラ27に接続されている。図示しない帯電電圧出力端子は、画像形成部20の帯電ローラ24に接続されている。
制御部60は、高圧電源70の現像電圧出力端子と供給電圧出力端子と帯電電圧出力端子と転写電圧出力端子81とに所定のバイアス電圧を出力するよう制御することによって、現像ローラ26と供給ローラ27と帯電ローラ24と転写ローラ21を帯電させる。
(実施例1の動作)
図2を元に、画像形成装置10の印刷動作を説明する。
印刷媒体100は、搬送路101に沿って上流側から下流側に搬送される。カセットトレイ110が最も上流側で、図示しないスタッカ部が最も下流側である。
画像形成装置10は、ケーブル或いは無線を通じて上位装置に接続されている。この上位装置から印刷データの転送を受け印刷の指示を受けると、図示しないモータがホッピングローラ12を回転させ、複数の印刷媒体100を1枚ずつ分離して、搬送路101の下流側に送る。それぞれの色の画像形成部20は、給紙開始とほぼ同時にローラ類の回転を開始し,それぞれの駆動ローラ22に印刷媒体100が到達するまでに、駆動ローラ22を1周以上回転させる。
印刷媒体100は、更に図示しないローラ類によって搬送路101の下流側の画像形成部20に搬送される。印刷媒体100は、それぞれの色の画像形成部20(=20−1〜20−4)によって各色のトナー像が転写される。
各色のトナー像が転写された印刷媒体100は、定着器40において加熱ローラ41と圧接ローラ42によって形成されたニップ領域を挟持搬送される。印刷媒体100は、ニップ領域において加熱ローラ41の熱と、圧接ローラ42の付勢力による圧力が加えられ、トナーが溶融することによってトナー像が定着する。トナー像が定着した印刷媒体100は、図示しない排出ローラの回転によって搬送される。搬送された印刷媒体100は、図示しないスタッカ部に排出される。
図3を元に、画像形成部20の印刷動作を説明する。
画像形成部20の駆動ローラ22は、図3において時計回り方向に回転すると共に、最初に帯電ローラ24によって表面が一様に帯電する。一様に帯電した駆動ローラ22は、露光器25によって上位装置から受信した画像情報に基づく光を照射され、静電潜像を形成する。静電潜像を形成した駆動ローラ22は、供給ローラ27と現像ローラ26によってトナー像を現像する。トナー像を現像した駆動ローラ22は、転写ローラ21と転写ベルト30と共に印刷媒体100を挟持搬送すると共に、転写ローラ21に印加されたバイアス電圧により、駆動ローラ22上のトナーを印刷媒体100側に引き寄せ、トナー像を印刷媒体100へ転写する。トナー像が転写された印刷媒体100は、定着器40に送られてトナー像を定着する。駆動ローラ22上に残留したトナーは、クリーニング装置29によって掻き取られ、新たなトナー像の形成に備えられる。
制御部60は、画像形成部20内部に備えられたトナー残量検出手段によって検出されたトナー残量情報や、制御部60で蓄積された情報や、画像形成部20内部に備えられたメモリ82が保持する画像形成部20の寿命情報や、図示しない環境条件検出手段によって検出された画像形成装置10が設置されている環境条件等によってバイアス電圧が決定される。
スイッチング制御回路71は、制御部60の指示信号によって所定の出力端子へ所定のバイアス電圧を出力するよう動作する。
一般的な環境下で、トナーに負帯電トナーを用いる画像形成部20は、帯電ローラ24へ−1000〔V〕程度のバイアス電圧を印加し、現像ローラ26へ−200〔V〕程度のバイアス電圧を印加し、供給ローラ27へ−300〔V〕程度のバイアス電圧を印加する。
ただし、印刷媒体100にトナー像を転写する転写ローラ21は、印刷媒体100の特性、印刷速度、環境条件によって必要とされるバイアス電圧が大きく異なる。転写ローラ21への出力電圧は、+1000〔V〕〜+5000〔V〕程度の広い電圧範囲において±100〔V〕程度の精度が要求される。
図4を元に、高圧電源70及び試験機制御部90の動作について説明する。
スイッチング制御回路71は、制御部60と電圧検出回路80の制御信号によって動作する。スイッチング制御回路71の出力端子は、トランス73の一次側の一部を介してスイッチング素子72のオン/オフを制御し、トランス73の一次側にAC電圧を入力する。トランス73の一次側のAC電圧の入力によって、トランス73の二次側には昇圧されたAC電圧が発生する。
昇圧されたAC電圧は、ダイオード77と平滑コンデンサ78からなる整流回路によってDC電圧に整流され、転写電圧出力端子81を介して出力されると共に、分圧抵抗79によって1/1500に分圧される。1/1500に分圧された電圧は、電圧検出回路80によって検出される。検出された電圧は、スイッチング制御回路71へ入力される。スイッチング制御回路71は、制御部60からのスイッチング出力端子85の電圧と、電圧検出回路80によって検出された電圧とを比較して、スイッチング素子72のオン/オフを制御し、トランス73へ投入するエネルギーを調節する。
スイッチング素子72で発生したAC電圧によって、トランス73の二次側で電圧が発生する。トランス73の二次側で発生した電圧に伴ってトランス73に流れる電流は、電流検出抵抗74から供給される。このとき、電流検出抵抗74に発生している電圧は、並列接続された平滑コンデンサ75で平滑化され、電流検出回路76に入力される。電流検出回路76は、反転増幅回路を備えており、トランス73へ供給された電流を電圧変換して検出し、電流検出端子86を介して制御部60へ出力する。
メモリ82には、高圧電源70の製造時に検出された電流検出値の差分情報である差分電流Id、及び出力電圧Voの差分情報である差分電圧Vdが個体差情報として記録されている。
図5は、本発明の実施例1の転写電圧パラメータを示す図である。
転写電圧パラメータは、印刷媒体100の種類と、印刷媒体100の厚さと、気温及び湿度とによって転写電圧が決定されるように構成されている。転写電圧パラメータは、外部負荷である転写ローラ21の動作モードに対応して、転写ローラ21への印加電圧を算出するために用いられる。
図6は、図4の試験機制御部の動作を示すフローチャートである。
通常、高圧電源70の製造において、それぞれの出力端子からの出力電圧が所定の仕様を満たしているか否かを検査している。この検査は、図4に示すように試験機制御部90を備えた試験機に検査対象となる高圧電源70を接続して行なう。
ステップS1において、高圧電源70へ駆動電力を供給することによって、高圧電源70は、初期化を行う。ステップS2において、高圧電源70に備えられた図示しない検査回路は、試験機制御部90より入力される駆動電圧が適切か否か、及び、出力電圧Voが所定値に達しているか否かを判断し、初期化OKであるか否かを試験機制御部90に通知する。試験機制御部90は、初期化OKでなかったならば異常終了する。
ステップS3において、試験機制御部90は、高圧電源70が転写電圧出力端子81から基準検査電圧Vt(1800〔V〕)を出力するように、スイッチング出力端子85にアナログ電圧の制御信号を印加し、スイッチング制御回路71へ出力する。高圧電源70は、この制御信号の1500倍の電圧が転写電圧出力端子81に出力されるよう動作する。
例えば、転写電圧出力端子81から基準検査電圧Vtである1800〔V〕を出力するように制御するならば、試験機制御部90は、基準検査電圧Vtである1800〔V〕の1/1500に相当する1.2〔V〕をスイッチング出力端子85に印加し、スイッチング制御回路71へ出力する。しかし、高圧電源70内部で発生するリーク電流、及び電圧検出回路80の検出誤差によって、電圧計92によって検出される出力電圧Voと、基準検査電圧Vtとの間には差が生じる。また、微小ではあってもトランス73で発生する損失、電流検出用の平滑コンデンサ75によって消費される電力、ダイオード77及び平滑コンデンサ78で発生する損失も転写電圧出力端子81の出力に影響する。電流検出回路76で検出される電流と、負荷抵抗91で消費される電流との間には差が生じる。よって、試験機制御部90が転写電圧出力端子81に発生させたい電圧と、実際に転写電圧出力端子81に発生している出力電圧Voとには差が生じる。
試験機制御部90は、ステップS4において電圧計92を介して出力電圧Voを検出し、ステップS5において出力電圧Voと基準検査電圧Vtとの差を算出し、差分電圧Vdとする。
Vd = Vt − Vo
試験機制御部90は、ステップS6において差分電圧Vdをメモリ82に保存し、ステップS7において、メモリ82から差分電圧Vdの値を参照してスイッチング出力端子85に((Vt+Vd)/1500)〔V〕で算出されるアナログ電圧の制御信号を印加し、スイッチング制御回路71に出力する。この制御信号によって、出力電圧Voは基準検査電圧Vtと等しくなる。
試験機制御部90は、ステップS8において出力電流Ioを電流検出回路76で検出する。転写電圧出力端子81には既知の抵抗値(100〔MΩ〕)の負荷抵抗91が接続されているため、転写電圧出力端子81に1800〔V〕が出力されている状態では、電流検出回路76で電流It=18〔μA〕が検出されるはずである。しかし、高圧電源70内部で発生するリーク電流や、電流検出回路76の検出誤差によって、検出される出力電流Ioには誤差が発生する。
試験機制御部90は、ステップS9において、電流検出回路76によって検出された出力電流Ioと、制御信号によって設定した基準検査電圧Vtと既知の抵抗値(100〔MΩ〕)の負荷抵抗91から想定される差分電流Idを算出する。
Id = It − Io
試験機制御部90は、ステップS10において、差分電流Idを高圧電源70に備えられたメモリ82に記憶させ、図6の処理を終了する。これらの処理によって、高圧電源70のメモリ82に、差分電圧Vdと差分電流Idが記憶される。高圧電源70は、その後に画像形成装置10に組み込まれ、制御部60によって制御される。
図7は、図1の制御部の動作を示すフローチャートである。
転写ローラ21に印加する転写電圧は、大きすぎると塵が発生し、低すぎるとかすれが発生する。また、印刷スピードが速くなると、単位時間当たりの転写電圧の印加時間が短くなるため、転写ローラ21に高電圧を印加することが必要になり、同時に転写電圧の誤差範囲の要求は厳しくなる。本実施例1では、制御部60が転写電圧を調整することによって誤差を最小化し、不具合が起きないようにしている。
画像形成装置10の全体を制御する制御部60には、高圧電源70が接続されている。画像形成装置10が起動すると、ステップS21において、制御部60は高圧電源70に駆動電力を供給し、高圧電源70は出力可能であるか確認するため初期化を行う。ステップS22において、図6のステップS2の場合と同様に、高圧電源70に備えられた図示しない検査回路は、制御部60より入力される駆動電圧が適切か否か、及び出力電圧Voが所定値に達しているか否かを判断して初期化OKか否かを制御部60に通知し、制御部60は、初期化OKでなかったならば異常終了する。
制御部60は、高圧電源70が初期化OKであったならば、ステップS23において、メモリ82から基準検査電圧Vt(1800〔V〕)に対する差分電圧Vdを読み込む。
制御部60は、ステップS24において、スイッチング出力端子85に((Vt+Vd)/1500)〔V〕を出力し、高圧電源70が基準検査電圧Vt(1800〔V〕)を出力するようにする。例えば、Vd=+100〔V〕ならば、制御部60は、スイッチング出力端子85に(1800+100)/1500〔V〕=1.267〔V〕を出力する。差分電圧Vdは、スイッチング出力端子85の電圧に対して出力される電圧の誤差をあらかじめ記憶したものである。転写電圧出力端子81の出力電圧Voは補正され、基準検査電圧Vtと同等の1800〔V〕が出力される。
制御部60は、ステップS25において電流検出回路76によって出力電流Ioを検出し、ステップS26においてメモリ82から差分電流Idを読み込む。差分電流Idは、検査工程で確認された誤差である。実際の出力電流Irは、出力電流Ioと差分電流Idの和である。
Ir = Io + Id
制御部60は、ステップS28において、転写ローラ21の実際の抵抗値Rdを、基準検査電圧Vtを実際の出力電流Irで除算して算出する。
制御部60は、ステップS29において、図5に示す転写電圧パラメータによって、転写ローラ21の想定抵抗値Riの場合の想定転写電圧Viを得る。この想定転写電圧Viを、転写ローラ21の実際の抵抗値Rdと想定抵抗値Riとの比で割って、実際の転写電圧Vnを得る。
Vn = Vi×(Rd/Ri)
ステップS30において、所定のタイミングでスイッチング出力端子85に((Vn+Vd)/1500)〔V〕を出力する。
(実施例1の効果)
本実施例1の高圧電源の調整回路、制御回路及び画像形成装置によれば、次の(A)のような効果がある。
(A) 電源回路の漏れ電流や電流検出回路の検出誤差を補正できるため、転写ローラ21の抵抗値を高精度で検出可能である。よって、転写ローラ21に印加する転写電圧を正確に出力できると共に、対応可能な印刷媒体100の種類の増加及び印刷速度向上に貢献できる。
(実施例2の構成)
図8は、本発明の実施例2の高圧電源と試験機制御部を示す概略の構成図であり、実施例1を示す図4中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の高圧電源70Aは、実施例1の高圧電源70に加えて出力抵抗83を有しており、ダイオード77のカソード端子と転写電圧出力端子81との間に接続されている他は、実施例1の高圧電源70と同様である。出力抵抗83は、出力電圧リップルの抑制の目的や、急激な負荷変動に対するスイッチング動作のフィードバックを緩やかに安定させる目的で接続されている。
本実施例2の試験機制御部90Aは、実施例1の試験機制御部90に加えてスイッチ制御端子94を有しており、負荷抵抗91とグランド間に接続されているスイッチ93をオン/オフ制御する機能を有している他は、実施例1の試験機制御部90と同様である。スイッチ93は、高耐圧リレー等で構成されている。スイッチ93がオフ制御されている時には、負荷抵抗91の一端はグランドに接続されなくなる。スイッチ93がオン制御されている時には、負荷抵抗91の一端はグランドに接続される。スイッチ93は、高圧電源70と外部負荷である負荷抵抗91とを接続する接続手段である。
実施例1では出力抵抗83を備えていない場合を示したが、出力抵抗83を備えた高圧電源70Aの場合、電圧計92で測定される電圧は、負荷抵抗91と出力抵抗83で分圧された電圧となる。よって、負荷抵抗91の誤差の影響によって、差分電圧Vdが正しく検出できない問題があった。
図9は、本発明の実施例2の高圧電源と制御部を示す概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の高圧電源70Aは、実施例1の高圧電源70に加えて出力抵抗83を有しており、ダイオード77のカソード端子と転写電圧出力端子81との間に接続されている他は、実施例1の高圧電源70と同様である。本実施例2の制御部60は、実施例1の制御部60と同様である。
(実施例2の動作)
図10は、図8の試験機制御部の動作を示すフローチャートであり、実施例1を示す図6中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
処理が開始したのち、ステップS1,S2の動作は実施例1と同様である。ステップS2において初期化OKであったならば、試験機制御部90Aは、ステップS30において、負荷抵抗91のスイッチ93を解放する。その後、ステップS3〜S6の動作は実施例1と同様である。
ステップS6の処理が終了すると、試験機制御部90Aは、ステップS31において、負荷抵抗91のスイッチ93を接続する。その後、ステップS7〜S10の動作は実施例1と同様である。
(実施例2の効果)
本実施例2の高圧電源の調整回路、制御回路及び画像形成装置によれば、実施例1の効果に加えて、次の(B)のような効果がある。
(B) 出力抵抗83を備えた高圧電源70Aであっても、転写ローラ21の抵抗値を高精度で検出可能である。よって、転写電圧を正確に出力できるため、対応印刷媒体100の種類の増加及び印刷速度向上に貢献できる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
(a) 実施例1,2では、電圧計92を用いたが、既知の抵抗値を備える分圧抵抗によって分圧した出力電圧を検出し、差分の電流を差し引いてもよい。
(b) 実施例2では、負荷抵抗91とグランドの間にスイッチ93を備えたが、出力端子とグランド間を絶縁させる回路、例えば出力端子と出力抵抗の間にスイッチを備えた回路でもよい。
(c) 実施例1では、気温及び湿度の環境条件と、印刷媒体100の種類と、印刷媒体100の厚さによって転写電圧パラメータを決定したが、気温や湿度以外の環境条件や、印刷スピードや、経年劣化等の様々な条件によって転写電圧パラメータを決定してもよい。
(d) 実施例1,2では、転写ローラ22に印加するバイアス電圧を調整したが、像担持体を帯電させる帯電ローラ24、トナー像を現像する現像ローラ26、現像ローラ26にトナーを供給する供給ローラ27に印加するバイアス電圧を調整してもよい。
10 画像形成装置
20 画像形成部
21−1〜21−4 転写ローラ
30 転写ベルト
60 制御部
70,70A 高圧電源
76 電流検出回路
80 電圧検出回路
81 転写電圧出力端子
82 メモリ
83 出力抵抗
90,90A 試験機制御部
92 電圧計
91 負荷抵抗
93 スイッチ

Claims (5)

  1. 既知の抵抗値を有する第1の外部負荷を接続して所定の電圧と所定の電流を出力したときの差分電圧、及び前記所定の電圧を前記差分電圧によって補正して出力したときの差分電流を予め記憶している記憶部を有する高圧電源であって、
    前記所定の電圧と前記所定の電流とを第2の外部負荷に出力するよう、前記高圧電源に制御値を出力する電圧出力手段と、
    前記高圧電源の出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記高圧電源の出力電流を検出する電流検出手段と、
    前記高圧電源の前記記憶部から前記差分電圧又は前記差分電流を読み出す読出手段とを備え、
    前記所定の電圧と前記差分電圧の和に対応した第1の制御値を前記高圧電源に出力し、
    前記所定の電圧と前記差分電圧の和を、前記所定の電流と前記差分電流の和で割って、前記第2の外部負荷の抵抗値を求め、
    前記第2の外部負荷の抵抗値と動作モードによって前記第2の外部負荷に印加する印加電圧を算出し、
    前記印加電圧と前記差分電圧の和に対応した第2の制御値を前記高圧電源に出力することを特徴とする高圧電源の制御回路。
  2. 前記第2の外部負荷は、画像形成装置においてトナーを転写する転写ローラ、像担持体を帯電させる帯電ローラ、トナー像を現像する現像ローラ、前記現像ローラにトナーを供給するトナー供給ローラのいずれか1つであって、
    前記第2の外部負荷の前記動作モードは、画像形成する印刷媒体の種類、画像形成の速度、前記画像形成装置の経年劣化のいずれか1つであることを特徴とする請求項3記載の高圧電源の制御回路。
  3. 請求項1又は2記載の高圧電源の制御回路と、
    トナーを転写する転写ローラと、
    像担持体を帯電する帯電ローラと、
    トナー像を現像する現像ローラと、
    トナーを供給するトナー供給ローラとを有し、
    前記高圧電源の前記第2の外部負荷として、前記転写ローラ、前記帯電ローラ、前記現像ローラ、前記トナー供給ローラのうち少なくとも1つを接続することを特徴とする画像形成装置。
  4. 所定の電圧と所定の電流とを前記第1の外部負荷に出力するよう、高圧電源に制御値を出力する電圧出力手段と、
    前記高圧電源の出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記高圧電源の出力電流を検出する電流検出手段と、
    前記高圧電源の記憶部に、値を記憶するよう指示する記憶指示手段とを備え、
    前記所定の電圧に対応した第3の制御値を前記高圧電源に出力したのち、前記所定の電圧と前記電圧検出手段によって検出した前記出力電圧との差を、前記差分電圧として記憶するよう指示し、
    前記所定の電圧と前記差分電圧の和に対応した第4の制御値を出力したのち、前記所定の電流と前記電流検出手段によって検出した前記出力電流との差を、前記差分電流として記憶するよう指示することを特徴とする高圧電源の調整回路。
  5. 請求項4記載の高圧電源の調整回路は更に、前記高圧電源と前記第1の外部負荷とを接続する接続手段を備え、
    前記高圧電源は更に、出力端子の前段に出力抵抗を備え、
    前記接続手段によって前記高圧電源と前記第1の外部負荷とを接続せず、前記所定の電圧に対応した第5の制御値を前記高圧電源に出力したのち、前記所定の電圧と前記電圧検出手段によって検出した前記出力電圧との差を、前記差分電圧として記憶するよう指示し、
    前記接続手段によって前記高圧電源と前記第1の外部負荷とを接続し、前記所定の電圧と前記差分電圧の和に対応した第6の制御値を出力したのち、前記所定の電流と前記電流検出手段によって検出した前記出力電流との差を、前記差分電流として記憶するよう指示することを特徴とする高圧電源の調整回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014119717A (ja) * 2012-12-19 2014-06-30 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2014197922A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 株式会社沖データ 高圧電源装置及び画像形成装置
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