JP6019973B2 - 電源装置及び電源制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置及び電源制御方法に関し、特に、バイアス電圧を制御することにより矩形波の上限及び下限を調整する場合の電圧の安定化に関する。
DC(Direct Current)高圧電源の出力をスイッチングすることにより、矩形波で疑似的にAC(Alternating Current)高電圧を供給する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなDC高圧電源は、例えば、画像形成装置の現像器等に置いて用いられる。
特許文献1に開示されたような矩形波を出力する回路において、システムグランド側に他のDC高圧電源をバイアス電圧として接続し、このバイアス電圧を調整することにより矩形波の振幅の上限及び下限を調整することが可能となる。このようなバイアス方式においては、矩形波を出力するDC高圧電源がフローティング出力となるため、従来の出力モニタ方法を用いることができず、電圧を安定させることが困難となる。フローティング出力をモニタするための技術としてフォトカプラを用いる方法があるが、DC高圧電源では必要な電流を供給することができず、そのまま適用することは困難である。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、DC高電圧フローティング出力を安定化させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、パルス電圧を昇圧及び整流してフローティング高電圧を生成する昇圧トランスと、前記フローティング高電圧に応じた電圧によって流れる電流を安定化させる安定化回路と、前記安定化回路が前記フローティング高電圧に応じた電圧によって流れる電流を安定化させるための電源を供給する安定化用電源と、前記安定化用電源から前記安定化回路に流れる電流に応じて発光する発光部と、前記発光部から照射された光の強度に応じた信号を出力する受光部と、前記受光部が出力する信号に応じて、前記パルス電圧のデューティー比を制御するパルス制御部と、前記フローティング高電圧の出力を切り替えることにより矩形波を出力する出力切替部と、前記出力切替部を駆動して前記フローティング高電圧の出力切り替えを制御する切替駆動部と、前記切替駆動部を動作させるための電源を供給する切替駆動用電源とを含み、前記安定化用電源が、前記フローティング高電圧とは異なる電源として設けられることを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、パルス電圧を昇圧及び整流してフローティング高電圧を生成し、前記フローティング高電圧に応じた電圧によって所定の回路に流れる電流を、前記フローティング高電圧とは異なる他の電源によって安定化し、前記所定の回路に対して、前記フローティング高電圧とは異なる他の電源から前記所定の回路に対して、電流に応じた強度で発光する発光部を介して電流を流し、前記発光部から照射された光の強度に応じた信号を出力する受光部により前記信号を出力し、前記受光部が出力する信号に応じて、前記パルス電圧のデューティー比を制御し、前記フローティング高電圧の出力を切り替えることにより矩形波を出力し、前記フローティング高電圧の出力を切り替える出力切替部を駆動して前記フローティング高電圧の出力切り替えを制御し、前記フローティング高電圧の出力切り替えを制御する切替駆動部を動作させるための電源を供給することを特徴とする。
本発明によれば、DC高電圧フローティング出力を安定化させることができる。
本発明の実施形態に係る電源装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る高圧電源部の回路構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る高圧電源部によって出力される矩形波の例を示す図である。 本発明の比較例に係る考案電源部の構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る高圧電源部の回路構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る高圧電源部を含む電源装置を適用する画像形成装置の構成を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態に係る電源装置は、矩形波を出力するDC(Direct Current)高圧電源の一端をバイアスに接続することにより、バイアス電圧の調整によって矩形波の振幅の上限及び下限を調整可能とする高圧電源装置である。そして、一次側と二次側とが絶縁された検知回路によってDC高圧電源の両端のうちバイアスに接続された側の電圧を他の電源から供給される電流に基づいて検知すると共に、DC高圧電源側には安定化回路を設けて出力を安定されることを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る電源装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る電源装置は、PSU(Power Supply Unit)1、制御装置2及び高圧電源部3を含む。PSU1は、商用電源等に基づき、高圧電源部3に対してDC24Vを供給する。制御装置2は、高圧電源部3の動作を制御するコントローラであり、CPU(Central Processing Unit)のような演算装置が、RAM(Random Access Memory)に展開されたプログラムや、ROM(Read Only Memory)に格納されたプログラムに従って動作することにより構成される。
高圧電源部3は、本実施形態の用紙に係る構成であり、制御装置2から入力される制御信号に従い、PSU1から供給されるDC24V電源を増幅して高電圧矩形波として出力する。図2を参照して、本実施形態に係る高圧電源部3の構成について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係る高圧電源部3は、バイアス部310及び矩形波出力部320を含む。バイアス部310は、一次制御部311、昇圧トランス312、整流回路313、分圧抵抗314及び分圧抵抗315を含む。矩形波出力部320は、一次制御部321、昇圧トランス322、整流回路323、分圧抵抗324、分圧抵抗325、安定化回路326、SW回路327、モニタ用電源328、抵抗329及びフォトカプラ330を含み、フォトカプラ330は、O/E変換部331及びE/O変換部332を含む。
バイアス部310は、制御装置2から入力される制御信号に従ってPSU1から入力されるDC24Vを増幅し、矩形波の振幅の下限の電圧を生成する。そのため、一次制御部311は、制御装置2から入力される制御信号に従い、DC24Vを所定のデューティー比で昇圧トランス312の一次側に印加する。昇圧トランス312は、一次制御部311によって印加されたDC24Vを、コイルの巻数に応じて昇圧して二次側に出力する。
昇圧トランス312の二次側に出力された電圧は整流回路313によって整流され、整流回路313によってバイアス電圧DCが生成される。分圧抵抗314及び分圧抵抗315は互いに直列に接続されており、分圧抵抗314が整流回路313の高電位側に、分圧抵抗315がシステムグランドに夫々接続されている。これにより、整流回路313が生成したバイアス電圧DCが分圧抵抗314及び分圧抵抗315によって分圧された電圧が一次制御部311にリファレンス電圧として入力される。
一次制御部311は、制御装置2から入力される制御信号に応じたリファレンス電圧が得られるように、昇圧トランス312に印加するDC24Vのデューティー比を制御する。これにより、制御装置2の制御に応じたバイアス電圧DCが生成され、矩形波出力部320側に出力される。
矩形波出力部320においても、一次制御部321、昇圧トランス322及び整流回路323は、バイアス部310の一次制御部311、昇圧トランス312及び整流回路313と略同様に動作し、それによって整流回路323が矩形波出力電圧DCを生成する。整流回路323の低電位側はバイアス部310の出力に接続されており、昇圧トランス322及び整流回路323による出力はフローティング出力となっているため、整流回路323の出力である矩形波出力電圧DCはバイアス電圧DCに重畳され、DC+DCの値の電圧がSW回路327から出力される。
分圧抵抗324及び分圧抵抗325は互いに直列に接続されており、分圧抵抗324が整流回路323の高電位側に、分圧抵抗325がバイアス部310からの入力側に夫々接続されている。これにより、整流回路323が生成した矩形波出力電圧DCが分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧が安定化回路326に入力される。
モニタ用電源328は、フォトカプラ330のE/O変換部332及び安定化回路326が動作するための電源を供給する補助電源であり、その低電位側がバイアス部310からの入力側に接続され、他端がフォトカプラ330のE/O変換部332に接続されている。また、フォトカプラ330のE/O変換部332の他端は安定化回路326に接続され、安定化回路の一端はバイアス部310からの入力側に接続されている。
安定化回路326は、分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧によって内部を流れる電流が所望の値となるように動作する。そのため、分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧が変動した場合、モニタ用電源328からE/O変換部332を通って供給される電流を変動させることによって、内部を流れる電流が所望の値となるように制御する。尚、安定化回路326としては、公知のシャントレギュレータ等を用いることが可能であり、詳細な説明を省略する。
E/O変換部332は、モニタ用電源328の高電位側から安定化回路326に流れる電流量に応じて発行する発光部である。上述したように、安定化回路326は、分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧の変動に応じて、モニタ用電源328からE/O変換部332を経て供給される電流を変動させる。結果的に、E/O変換部332の発光強度は、分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧が既定値よりも低ければ強くなり、既定値よりも高ければ弱くなる。
E/O変換部332とO/E変換部331とはパッケージングされており、E/O変換部332の発光によって生じた光のほとんどがO/E変換部331に入射するように構成されている。O/E変換部331は、E/O変換部332から照射された光の強度に応じた値の抵抗として動作する可変抵抗であり、受光強度が高いほどその抵抗値は低くなる。
5V電源、O/E変換部331及び抵抗329は直列に接続されており、O/E変換部331は、供給される5V電源を抵抗329との間で分圧する。O/E変換部331と抵抗329とで分圧された電圧は一次制御部321に入力される。換言すると、O/E変換部331は、E/O変換部332が発光する光の強度に応じた信号を出力する受光部として機能する。上述したように、O/E変換部331は受光強度が強い程抵抗値が低くなり、O/E変換部331と抵抗329との間の電圧が高くなる。
上述したように、O/E変換部331が受光するE/O変換部332の発光強度は、分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧の値によって変動する。即ち、一次制御部321に入力されるリファレンス電圧の値は、分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧の値によって変動する。
一次制御部321は、このようにして入力されたリファレンス電圧の値が、制御装置2から入力される制御信号に応じた値の電圧となるように、昇圧トランス322に印加するDC24Vのディーティー比を制御するパルス制御部である。これにより、制御装置2の制御に応じた矩形波出力電圧DCが生成され、SW回路327から出力される。
SW回路327は、制御装置2から入力される信号に応じて、バイアス電圧DCへの矩形波出力電圧DCの重畳状態を切り替える。その結果、SW回路327は、バイアス電圧DCの電圧値と、バイアス電圧DCに矩形波出力電圧DCが重畳された電圧値とを出力する。
図3は、本実施形態に係る高圧電源部3から出力される矩形波の例を示す図である。図3に示すように、矩形波の下限はバイアス部310によって生成されるバイアス電圧DCである。このバイアス電圧DCに矩形波出力部320において生成される矩形波出力電圧DCが重畳されることにより、矩形波の上限はDC+DCの値となる。上述したように、DC及びDCの値は、制御装置2がバイアス部310、矩形波出力部320夫々の一次制御部311、一次制御部321に入力する制御信号によって調整可能である。
次に、本実施形態の比較例として、フォトカプラによるフローティング電圧の検知方法を、そのまま矩形波出力部320に適用した場合の構成について、図4を参照して説明する。図4に示すように、フォトカプラによるフローティング電圧の検知方法を、そのまま矩形波出力部320に適用した場合、E/O変換部332の安定化回路326とは反対側の端が整流回路323の高電位側に接続される。
図4の場合、分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧が変動すると、安定化回路326は、E/O変換部332を介して接続された整流回路323の高電位側、即ち、矩形波出力電圧DCから、不足する電流を補おうと動作する。しかしながら、昇圧トランス322及び整流回路323によって生成される矩形波出力電圧DCでは、E/O変換部332を発光させることが可能な量の電流を供給できないため、図4に示す回路では矩形波出力電圧DCの変動を一次制御部321に正確に伝えることができない。
これに対して、図2において説明した本実施形態に係る回路であれば、昇圧トランス322及び整流回路323とは別に設けられたモニタ用電源328によってE/O変換部332を発光させるための電流を供給する。モニタ用電源328としては、E/O変換部332を発光させることが可能な量の電流を供給可能な電源が選択されるため、安定化回路326の動作に応じた電流がE/O変換部332を介してモニタ用電源328から供給され、E/O変換部332は安定化回路326の動作状態に応じた強度で発光する。
そして、安定化回路326の動作状態は、分圧抵抗324及び分圧抵抗325によって分圧された電圧の変動、即ち、矩形波出力電圧DCの変動に応じて定まるため、本実施形態に係る高圧電源部3によれば、矩形波出力電圧DCの変動を一次制御部321に正確に伝えることができる。その結果、一次制御部321による昇圧トランス322に印加する電圧パルスのデューティー比を制御することにより、矩形波出力電圧DCを所望の値に制御することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態においては、昇圧トランスによって昇圧されたフローティング電圧の変動を検知するため、フローティング電圧に応じた電圧によって流れる電流を他の電源から供給される電流に基づいて安定化させる安定化回路を設け、他の電源から安定化回路への電流供給は、フォトカプラを介して行う。そのため、フォトカプラはフローティング電圧の変動量に応じて動作し、そのO/E変換側には、フローティング電圧が低下する程多くの電流が流れる。そのようなフォトカプラの動作を検知することにより、フローティング電圧の変動を間接的に検知することが可能であり、その検知結果に従って昇圧トランスに与える電圧パルスのデューティー比を制御することによってフローティング電圧を所望の値に安定させることが可能となる。
尚、図2の例においては、SW回路327が、制御装置2から入力されるトリガ信号に従って動作する場合を例として説明したが、図5に示すように、SW回路327を駆動するためのSW駆動回路341及びSW駆動回路341に電力を供給するためのSW駆動用電源342が設けられる場合もあり得る。
図5に示すSW駆動回路341は、所定の信号でSW回路327による矩形波出力電圧DCの出力状態、即ちバイアス電圧DCへの重畳有無を切り替える切替駆動部である。このSW駆動回路341としては、例えばブートストラップ回路等が用いられる。また、SW駆動用電源342は、切替駆動部であるSW駆動回路341を動作させるための電源を供給する切替駆動用電源である。
従って、E/O変換部332を介して安定化回路326に電流を供給するための電源として、このSW駆動用電源342を用いることも可能である。これにより、上記と同様の効果を得ることが可能であると共に、図2のモニタ用電源328のような新たな電源を追加で設ける必要がなくなり、装置構成を効率化することが可能となる。
上記実施形態において説明した電源装置は、例えば、電子写真方式の画像形成装置において感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像するための電圧を生成するために用いられる。以下、上記実施形態に係る電源装置が適用される画像形成の例について説明する。
図6は、本実施形態に係る電源装置を適用する画像形成装置の機械的な構成例を示す図である。図6に示すように、本実施形態に係る電源装置が適用される画像形成装置は、無端状移動手段である搬送ベルト105に沿って各色の画像形成部106が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ101から給紙ローラ102と分離ローラ103とにより分離給紙される用紙(記録媒体の一例)104に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト105に沿って、この搬送ベルト105の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)106BK、106M、106C、106Yが配列されている。
これら複数の画像形成部106BK、106M、106C、106Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部106BKはブラックの画像を、画像形成部106Mはマゼンタの画像を、画像形成部106Cはシアンの画像を、画像形成部106Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。尚、以下の説明においては、画像形成部106BKについて具体的に説明するが、他の画像形成部106M、106C、106Yは画像形成部106BKと同様であるので、その画像形成部106M、106C、106Yの各構成要素については、画像形成部106BKの各構成要素に付したBKに替えて、M、C、Yによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト105は、回転駆動される駆動ローラ107と従動ローラ108とに架け渡されたエンドレスのベルト、即ち無端状ベルトである。この駆動ローラ107は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ107と、従動ローラ108とが、無端状移動手段である搬送ベルト105を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成に際しては、回転駆動される搬送ベルト105に対して、最初の画像形成部106BKが、ブラックのトナー画像を転写する。画像形成部106BKは、感光体としての感光体ドラム109BK、この感光体ドラム109BKの周囲に配置された帯電器110BK、光書き込み装置111、現像器112BK、感光体クリーナ(図示せず)、除電器113BK等から構成されている。光書き込み装置200は、夫々の感光体ドラム109BK、109M、109C、109Y(以降、総じて「感光体ドラム109」という)に対して光を照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム109BKの外周面は、暗中にて帯電器110BKにより一様に帯電された後、光書き込み装置100からのブラック画像に対応した光源からの光により書き込みが行われ、静電潜像が形成される。現像器112BKは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、このことにより感光体ドラム109BK上にブラックのトナー画像が形成される。この現像器112BKにおける電圧を生成するために、上記実施形態に係る高圧電源部3を含む電源装置が用いられる。
このトナー画像は、感光体ドラム109BKと搬送ベルト105とが当接若しくは最も接近する位置(転写位置)で、転写器115BKの働きにより搬送ベルト105上に転写される。この転写により、搬送ベルト105上にブラックのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム109BKは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナにより払拭された後、除電器113BKにより除電され、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部106BKにより搬送ベルト105上に転写されたブラックのトナー画像は、搬送ベルト105のローラ駆動により次の画像形成部106Mに搬送される。画像形成部106Mでは、画像形成部106BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム109M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が既に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
搬送ベルト105上に転写されたブラック、マゼンタのトナー画像は、さらに次の画像形成部106C、106Yに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム109C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム109Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、既に転写されている画像上に重畳されて転写される。こうして、搬送ベルト105上にフルカラーの中間転写画像が形成される。
給紙トレイ101に収納された用紙104は最も上のものから順に送り出され、その搬送経路が搬送ベルト105と接触する位置若しくは最も接近する位置において、搬送ベルト105上に形成された中間転写画像がその紙面上に転写される。これにより、用紙104の紙面上に画像が形成される。紙面上に画像が形成された用紙104は更に搬送され、定着器116にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
1 PSU
2 制御装置
3 高圧電源部
100 画像形成装置
101 給紙トレイ
102 給紙ローラ
103 分離ローラ
104 用紙
105 搬送ベルト
106BK、106C、106M、106Y 画像形成部
107 駆動ローラ
108 従動ローラ
109BK、109C、109M、109Y 感光体ドラム
110BK 帯電器
111光書き込み装置
112BK、112C、112M、112Y 現像器
113BK、113C、113M、113Y 除電器
115BK、115C、115M、115Y 転写器
116 定着器
310 バイアス部
311 一次制御部
312 昇圧トランス
313 整流回路
314、315 分圧抵抗
320 矩形波出力部
321 一次制御部
322 昇圧トランス
323 整流回路
324、325 分圧抵抗
326 安定化回路
327 SW回路
328 モニタ用電源
329 抵抗
330 フォトカプラ
331 O/E変換部
332 E/O変換部
341 SW駆動回路
342 SW駆動用電源
特開2005−185048号公報 特開2011−114574号公報

Claims (3)

  1. パルス電圧を昇圧及び整流してフローティング高電圧を生成する昇圧トランスと、
    前記フローティング高電圧に応じた電圧によって流れる電流を安定化させる安定化回路と、
    前記安定化回路が前記フローティング高電圧に応じた電圧によって流れる電流を安定化させるための電源を供給する安定化用電源と、
    前記安定化用電源から前記安定化回路に流れる電流に応じて発光する発光部と、
    前記発光部から照射された光の強度に応じた信号を出力する受光部と、
    前記受光部が出力する信号に応じて、前記パルス電圧のデューティー比を制御するパルス制御部と、
    前記フローティング高電圧の出力を切り替えることにより矩形波を出力する出力切替部と、
    前記出力切替部を駆動して前記フローティング高電圧の出力切り替えを制御する切替駆動部と、
    前記切替駆動部を動作させるための電源を供給する切替駆動用電源とを含み、
    前記安定化用電源が、前記フローティング高電圧とは異なる電源として設けられ、前記切替駆動用電源が前記安定化用電源として用いられることを特徴とする電源装置。
  2. 前記受光部は、前記発光部から照射された光の強度に応じた抵抗として動作し、
    前記パルス制御部は、所定の電圧が前記受光部及び前記受光部と直列に接続された抵抗によって分圧された電圧に応じて、前記パルス電圧のデューティー比を制御することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. パルス電圧を昇圧及び整流してフローティング高電圧を生成し、
    前記フローティング高電圧に応じた電圧によって所定の回路に流れる電流を、前記フローティング高電圧とは異なる他の電源によって安定化し、
    前記所定の回路に対して、前記フローティング高電圧とは異なる他の電源から前記所定の回路に対して、電流に応じた強度で発光する発光部を介して電流を流し、
    前記発光部から照射された光の強度に応じた信号を出力する受光部により前記信号を出力し、
    前記受光部が出力する信号に応じて、前記パルス電圧のデューティー比を制御し、
    前記フローティング高電圧の出力を切り替えることにより矩形波を出力し、
    前記フローティング高電圧の出力を切り替える出力切替部を駆動して前記フローティング高電圧の出力切り替えを制御し、
    前記フローティング高電圧の出力切り替えを制御する切替駆動部を動作させるための電源を供給することを特徴とする電源制御方法。
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